JP3255786B2 - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JP3255786B2
JP3255786B2 JP2696994A JP2696994A JP3255786B2 JP 3255786 B2 JP3255786 B2 JP 3255786B2 JP 2696994 A JP2696994 A JP 2696994A JP 2696994 A JP2696994 A JP 2696994A JP 3255786 B2 JP3255786 B2 JP 3255786B2
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勝久 北野
儀美 木之下
和夫 吉田
智幸 神田
亨 高浜
健一郎 山西
寛 大西
嘉彦 草壁
晃一郎 蔦原
良信 河田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、反応室の中でウェハ
を加熱し、反応ガスを分解することによりウェハ表面に
薄膜を形成する半導体製造装置に係り、特にウェハの保
持に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ウェハの表面に薄膜を生成する
にはウェハ加熱源の上にウェハを載置してウェハ保持部
材で保持し、ウェハ表面に反応ガスを供給することによ
り、化学気相を成長させるようにしている。ウェハは、
加熱した状態で反応ガスで処理されるので、ウェハ加熱
源に保持された状態では全く歪が生じないように保持さ
れることが望ましい。つまり、ウェハをソフトに保持す
る必要がある。なぜならば、歪がウェハに存在すると、
ウェハと加熱源との接触熱抵抗が変化してウェハの温度
分布が一定とならない。しかもウェハ保持部材による保
持部に応力が集中したまま、加熱されかつ化学気相が成
長されると、ウェハ保持部材をウェハより離したとき
に、ウェハの上記応力が解除される結果、ウェハが元の
形状に戻るので、この戻るときの応力が化学気相にあら
われてしまい、電気的特性を損ってしまう。この点を配
慮して従来ウェハの保持機構として種々のものが提案さ
れている。
【0003】図に特開平2−222526号の化学気
相成長装置に記載されている従来装置の断面図を示す。
図において、1はウェハ、2はウェハ1を加熱するウェ
ハ加熱源である。3はウェハ1に反応ガスを供給する反
応ガス供給部、4はウェハ1を収容する反応室であり、
後述の予備室114に接続されている。5は反応後の反
応ガスを排気する反応ガス排気部である。また、8aは
ウェハ1を保持するツメであり、ウェハ加熱源2方向に
弾性が与えられた弾性片より成る。
【0004】このような構成において、薄膜を形成する
には、先ず、搬送装置(図示せず)によってウェハ1を
保持して搬送しウェハ加熱源2の下面に位置決め載置す
る。次に、ウェハ加熱源2に設置されているツメ8aの
弾性力により、ウェハ1の両面をウェハ加熱源2に押え
つける。ついで、反応ガス供給部3から反応ガスを反応
室4内に供給する。このとき、ウェハ加熱源2によって
ウェハ1が加熱されているため、反応ガスはウェハ1上
で熱化学反応を起こし、ウェハ1上に薄膜が形成され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は図
示すように、ウェハ1をツメ8aにより挟んでウェハ加
熱源2に押し付けているので、押し付け力の調整を精度
良く行うことができなかった。また、ツメ8aでウェハ
1を挟んで、ウェハ加熱源2にウェハ1を押し付けると
きに挟んだ所に応力が集中し、ウェハ1の面内に押し付
け圧の分布が生じ、それに伴いウェハ1とウェハ加熱源
2間の接触熱抵抗が変化し、ウェハ1の温度分布を均一
化することができなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ウェハ保
持部材40として、反応室4の内,外を連通する連通孔
41に挿通されて、ウェハ1の表面方向に進退自在とな
り、先端に押圧子8を有するロッド10と、一端が上記
連通孔41の周縁に接続され、他端が上記ロッド10の
外周に接続されて、ウェハ1方向に伸縮自在となった筒
状のベローズ9とから構成し、さらに、上記ロッド10
をウェハ1から離れる方向に引いた後ウェハ保持時に解
放する制御部材50(軸受14,カップリング15,モ
ータ16,上板17,下板18)と、上記反応室4内を
排気する反応ガス排気部5と、反応室4内の圧力を調整
する圧力制御器6とから構成する。
【0007】 第2の発明は、ウェハ1をウェハ加熱源2
の下面に位置させ、ウェハ1を押圧子8で下から押圧し
て保持するようロッド10の先端を上向きとし、ロッド
10の自重が、ウェハ1の押圧力を低減するように構成
する。
【0008】 第3の発明は、ロッド10に、ウエイト2
1を取付ける。
【0009】 第4の発明は、ロッド10に取付けられた
ウエイト21aに、微調整用ウエイト21bを取付け
る。
【0010】 第5の発明は、ウェハ1の押圧力を調整す
るばねをロッド10の外周に設ける。
【0011】 第6の発明は、連通孔41の外側に隔壁2
6で形成される圧力室53を設け、この圧力室53にガ
ス供給器24aと、圧力調整器6aとを接続して、圧力
室53内の圧力でウェハ1の押圧力を調整可能とした。
【0012】 第7の発明は、連通孔41の外側の周縁と
ロッド10の後端との間に筒状のベローズ9aを設ける
ことにより、連通孔41の外側に圧力室55を設け、こ
の圧力室55にガス供給器24bと、圧力調整器6bと
を接続して、圧力室55内の圧力でウェハ1の押圧力を
調整可能とした。
【0013】
【作用】第1の発明は、反応室4内の負圧力にもとづき
ベローズ9が伸長し、ロッド10がウェハ1方向に移動
してウェハ1をソフトに支持し、これによりウェハ1の
一箇所に押圧力が集中してかかることがなく、押し付け
分布が生じるおそれがなくなる。また、上記負圧力を圧
力制御器6で調整することにより、ウェハ1の押圧力を
自在に調整できる。
【0014】 第2の発明は、ロッド10が上向きとなっ
てウェハ1を下から押す構造であるので、ロッド10の
自重が、ウェハ1の押圧力を低減するように作用し、ロ
ッド10に下方向の体勢力を与えることができ、ウェハ
1にロッド10の荷重が直接かかるのを防止でき、より
ソフトに保持できる。
【0015】 第3の発明は、ウエイト21の重さの調整
により、ウェハ1に作用する押圧力を自由に調整でき
る。
【0016】 第4の発明は、ウエイト21aに取付けら
れる微調整用ウエイト21bの重さの微調整により、押
圧力の微調整ができる。粗調整は、上記ウエイト21a
で行えば良い。
【0017】 第5の発明は、ロッド10のウェハ1にか
かる圧力を調整するためのばねがロッド10の外周に設
けられるので、ロッド10にウエイト21を外付けする
ものと異なり装置全体の小型化が図れる。
【0018】 第6の発明は、圧力室53内の圧力が一定
であり、これがロッド10の後端に作用するので、ロッ
ド10のウェハ1に対する押圧力を一定にでき、押圧力
が気象の気圧の高,低の影響を受けるおそれがなくな
る。
【0019】 第7の発明は、各ロッド10毎に設けた圧
力室55の圧力をそれぞれ調整することにより、各ロッ
ド10毎の押圧力の調整が可能となる。
【0020】
【実施例】実施例1. この発明の半導体製造装置の一実施例の断面図を図1に
示す。図1において、ウェハ1は図示しないヒータを内
蔵するウェハ加熱源2の下面に保持されるもので、上記
ウェハ1の下表面には、下側に位置された反応ガス供給
部3からの反応ガスが吹付けられて化学気相処理され
る。上記ウェハ加熱源2は、両サイドに通口4a,4b
を有する箱体より成る反応室4の天部4cの内面に取付
けられ、上記反応ガス供給部3はこのウェハ加熱源2に
対向するように上記反応室4の床部4d上に取付けられ
る。上記通口4aには圧力制御器6を介して反応ガス排
気部5が、また上記通口4bには圧力測定器7が接続さ
れる。上記ウェハ加熱源2の上の所定箇所に、図示しな
いウェハ搬送装置により上記ウェハ1が位置決めされ
る。このウェハ1の外周に対向して、上記床部4dに開
口部4eが設けられ、この開口部4eに、連通孔41を
有する封止板42が固定される。上記連通孔41には、
先端に押圧子8を有するロッド10が、上記ウェハ1の
外周方向に進退自在に挿通される。上記ロッド10は、
上向きであり、その外周には、ウェハ1方向に伸縮自在
となったベローズ9が位置される。上記ベローズ9の先
端は、上記ロッド10の先端側に固着され、上記ベロー
ズ9の後端は上記連通孔41の周縁に固着される。この
ベローズ9は上記ロッド10を持ち上げる方向のばね力
を有する。上記ロッド10の後端は上記連通孔41から
下方外側に一部突出し、キー10aを介してピストン部
10bが接続される。このピストン部10bはロッド1
0の一部として機能し、上,下方向に作動するもので、
ロッド10と一体なものでもよく、シリンダとしてのガ
イド11で支承されている。上記ピストン部10bの最
下端に、水平方向に延長される上,下小板19,20が
上下端に取付けられたスライド軸10cがねじ10dで
固定されている。上記床部4dの下面に、固定子4fが
固定され、この固定子4fの下端には、ねじ4gで水平
枠4hが固定され、この水平枠4hの先端に、上記ガイ
ド11が取付けられている。上記水平枠4hにはステー
4iが植設され、このステー4iの下端に固定板4jが
取付けられ、この固定板4jに設けられた軸受14に、
回転軸12aが支承され、この回転軸12aの上端側に
送りねじ12が取付けられ、その下端側に、上記固定板
4jに固定されたモータ16の回転軸12aに連結され
るカップリング15が接続される。送りねじ12の外周
に、送りナット13が螺着され、この送りナット13
は、水平な下板18に固定され、この下板18は軸18
aを介して、上記下板18と平行な上板17に連結され
る。この上板17はガイド11aを介して上記ステー4
iに取付けられ、その先端の孔17aに上記スライド軸
10cが挿通される。
【0021】 モータ16は、その一定方向の回転により
上記送りねじ12を回転して、上記送りナット13を下
方向に移送し、これに伴い上記下板18を下方向に移動
させて、上記上板17を同様に下方向に送る。これによ
り、上記上板17の先端が上記下小板20を下に押すこ
とにより、上記ロッド10を下方向に移送するものであ
る。上記上板17はウェハ1の押圧保持に際して、上記
下小板20に先立って上記モータ16で上方向に送られ
て、上記下小板20より離れて、上記ロッド10の下方
向への押圧を解放する。
【0022】 上記反応室4内は上記反応ガス排気部5で
排気されることにより負圧に設定されるので、この負圧
で上記ベローズ9には、上記ウェハ1方向に伸びる方向
(伸長方向)の力が大気圧より与えられる。つまり、上
記ロッド10は上記負圧、上記ベローズ9のばね力で上
記ウェハ1方向に伸びようとする。上記ロッド10後端
に、下方向の力が作用していないとすれば、上記ロッド
10が上記の負圧,ベローズ9のばね力の作用で上方向
に伸びるので、その先端の上記押圧子8が上記ウェハ1
の外周の表面を上記ウェハ加熱源2方向に押圧する。
【0023】 ここで、上記ベローズ9,上記ロッド1
0,上記連通孔41等の機構で、上記ウェハ1を保持す
るウェハ保持部材40が構成される。これは、例えば図
8に示すように、120度間隔で上記ウェハ1の外周に
対向する如く位置される。また、上記軸受14,上記カ
ップリング15,上記モータ16,上記上板17,上記
下板18等の機構で上記ロッド10を下方向に移動した
後、このロッド10を解放する制御部材50が構成され
る。
【0024】 上記ウェハ1を上記ウェハ加熱源2にセッ
トする前は上記反応ガス供給部3のガスはリーク状態又
は、全く放出されない状態にある。また、反応室4内の
圧力は、反応ガス排気部5の動作により負圧に設定され
ている。上記ウェハ1を上記ウェハ加熱源2にセットす
るときは、上記モータ16が一定方向に回転し、上記カ
ップリング15を介して上記送りねじ12が回転し、そ
れにともない上記送りナット13が取り付けられている
上記下板18が下がる。これにより、上記下板18と連
結されている上記上板17が下がり、上記上板17が上
記下小板20にあたる。これに連結されているロッド1
0が引き下げられ、上記ロッド10に取り付けられてい
る上記押圧子8が下がる。この状態でウェハ搬送装置
(図示せず)により上記ウェハ1が上記予備室114を
経由してから上記ウェハ加熱源2に搬送され、位置決め
される。その後、上記モータ16が反転し、上記カップ
リング15を介して上記送りねじ12が反転し、それに
ともない上記送りナット13が取り付けられている上記
下板18が上がる。これにより、上記下板18と連結さ
れている上記上板17が下小板20に先立って上がり、
上記上板17が上記下小板20から離れ、上記上小板1
9と上記下小板20の両板と非接触の状態に設置され
る。これにより、上記ロッド10は解放される。また、
上記反応室4の圧力は反応ガス排気部5の動作によって
負圧に設定され、また上記圧力測定器7により計測さ
れ、上記圧力制御器6により負圧制御されている。
【0025】 したがって、上記ロッド10は上記反応室
4内の負の圧力と大気圧と上記ベローズ9のばね力と構
造部材の自重と摺動部の摩擦力との差により、上方向に
徐々移動して行き,その先端の上記押圧子8により、上
記ウェハ1の外周側の下面が上記ウェハ加熱源2方向に
押えつけられる。上記反応室4圧力を制御することによ
り上記押圧子8の押え圧を調整できる。また、上記押圧
子8が少なくとも2本以上ある場合に、上記ベローズ9
のばね定数または長さまたは両方を変えることにより上
記押圧子8毎に押え圧を制御できる。
【0026】 上記押圧子8としては石英ガラス、単結晶
サファイアガラス、窒化シリコン、炭化シリコン、窒化
アルミニウム、カーボングラファイト、カーボングラフ
ァイトに炭化シリコン膜をコーティングしたもの、窒化
シリコンに窒化シリコン膜をコーティングしたもの、炭
化シリコンに窒化シリコン膜をコーティングしたもの、
窒化アルミニウムに窒化シリコン膜をコーティングした
もの、カーボングラファイトに窒化シリコン膜をコーテ
ィングしたもの、炭素繊維強化炭素材料などがある。
【0027】 薄膜の形成方法について説明すると、上記
ウェハ1の処理面に対向する上記反応ガス供給部3によ
り反応ガスが上記ウェハ1表面に供給される。このと
き、上記ウェハ加熱源2により上記ウェハ1が加熱され
ているため、反応ガスは上記ウェハ1上で熱化学反応を
起こして、気相薄膜が形成される。不要な反応ガスは上
記反応ガス排気部5により上記反応室4から排気され
る。この反応ガス排気部5は常時動作状態となっている
ので、圧力室4内の圧力は負圧に設定されるので、ウェ
ハ1はロッド10で保持されたままとなる。
【0028】 実施例2. この一実施例の断面図を図2に示す。図2において2は
ウェハ加熱源であり、この場合ヒータである。5は反応
ガス排気部、6は圧力制御器、7は圧力測定器、3は反
応ガス供給部、1はウェハである。8は押圧子であり、
9はベローズである。10は押圧子を支えるロッド、1
1はガイド、12は送りねじ、13は送りナット、14
は軸受、15はカップリング、16はモータである。1
7は上板、18は下板である。また、19は上小板、2
0は下小板である。21はねじ60で取付けられるバラ
ンスウエイトである。
【0029】 上記ウェハ1を上記ウェハ加熱源2に押し
当てるときの動作を説明すると、上記モータ16が回転
し、上記カップリング15を介して上記送りねじ12が
回転し、それにともない上記送りナット13が取り付け
られている上記下板18が下がる。これにより、上記下
板18と連結されている上記上板17が下がり、上記上
板17が上記下小板20にあたる。これに連結されてい
る上記ロッド10が引き下げられ、上記ロッド10に取
り付けられている上記押圧子8が下がる。この状態でウ
ェハ搬送装置(図示せず)により上記ウェハ1が上記ウ
ェハ加熱源2に搬送される。その後、上記モータ16が
反転し、上記カップリング15を介して上記送りねじ1
2が反転し、それにともない上記送りナット13が取り
付けられている上記下板18が上がる。これにより、上
記下板18と連結されている上記上板17が上がり、上
記上板17が上記下小板20から離れ、上記上小板19
と上記下小板20の両板と非接触の状態に設置される。
また、上記反応室4の圧力は上記圧力測定器7により計
測され、上記圧力制御器6により負圧に制御されてい
る。
【0030】 したがって、上記押圧子8は上記反応室4
内の負の圧力と大気圧と上記ベローズ9のばね力と構造
部材の自重と上記バランスウエイト21と摺動部の摩擦
力との差により、上記ウェハ1を上記ウェハ加熱源2に
押えつける。上記バランスウエイト21の重量を調整す
ることにより上記押圧子8の押え圧を制御することがで
きる。また、上記押圧子8が少なくとも2本以上ある場
合には各々の上記押圧子8毎に上記バランスウエイト2
1を調整することにより、上記押圧子8毎に押え圧を制
御できる。
【0031】 上記押圧子8としては石英ガラス、単結晶
サファイアガラス、窒化シリコン、炭化シリコン、窒化
アルミニウム、カーボングラファイト、カーボングラフ
ァイトに炭化シリコン膜をコーティングしたもの、窒化
シリコンに窒化シリコン膜をコーティングしたもの、炭
化シリコンに窒化シリコン膜をコーティングしたもの、
窒化アルミニウムに窒化シリコン膜をコーティングした
もの、カーボングラファイトに窒化シリコン膜をコーテ
ィングしたもの、炭素繊維強化炭素材料などがある。
【0032】 薄膜の形成方法について説明すると、上記
ウェハ1の処理面に対向する上記反応ガス供給部3によ
り反応ガスが上記ウェハ1表面に供給される。このと
き、上記ウェハ加熱源2により上記ウェハ1が加熱され
ているため、反応ガスは上記ウェハ1上で熱化学反応を
起こし薄膜が形成される。不要な反応ガスは上記反応ガ
ス排気部5により上記反応室4から排気される。
【0033】 実施例3. この一実施例の断面図を図3に示し、図1と同じものは
同一符号を用いている。2はウェハ加熱源であり、この
場合ヒータである。5は反応ガス排気部、6は圧力制御
器、7は圧力測定器、3は反応ガス供給部、1はウェハ
である。8は押圧子であり、9はベローズである。10
は押圧子8を支えるロッド、11はガイド、12は送り
ねじ、13は送りナット、14は軸受、15はカップリ
ング、16はモータである。17は上板、18は下板で
ある。また、19は上小板、20は下小板である。21
aは粗調整用バランスウエイト、21bは微調整用バラ
ンスウエイトである。
【0034】 上記ウェハ1を上記ウェハ加熱源2に押し
当てるときの動作を説明すると、上記モータ16が回転
し、上記カップリング15を介して上記送りねじ12が
回転し、それにともない上記送りナット13が取り付け
られている上記下板18が下がる。これにより、上記下
板18と連結されている上記上板17が下がり、上記上
板17が上記下小板20にあたる。これに連結されてい
る上記ロッド10が引き下げられ、上記ロッド10に取
り付けられている上記押圧子8が下がる。この状態でウ
ェハ搬送装置(図示せず)により上記ウェハ1が上記ウ
ェハ加熱源2に搬送される。その後、上記モータ16が
反転し、上記カップリング15を介して上記送りねじ1
2が反転し、それにともない上記送りナット13が取り
付けられている上記下板18が上がる。これにより、上
記下板18と連結されている上記上板17が上がり、上
記上板17が上記下小板20から離れ、上記上小板19
と上記下小板20の両板と非接触の状態に設置される。
また、上記反応室4の圧力は上記圧力測定器7により計
測され、上記圧力制御器6により制御されている。
【0035】 したがって、上記押圧子8は上記反応室4
内の負の圧力と大気圧と上記ベローズ9のばね力と構造
部材の自重と上記バランスウエイト21a, 21bと
摺動部の摩擦力との差により、上記ウェハ1を上記ウェ
ハ加熱源2に押えつける。上記粗調整用バランスウエイ
ト21aによりおおまかな押え圧を調整し、微小な調整
を微調整用バランスウエイト21bにより行う。押え圧
を微小に変更する場合には、微調整用バランスウエイト
21bのみの変更で行うことができるため、取り扱いが
簡便となり、低コストとなる。また、上記押圧子8が少
なくとも2本以上ある場合には各々の上記押圧子8毎に
上記微調整用バランスウエイト21bを調整することに
より、上記押圧子8毎に押え圧を制御できる。
【0036】 上記押圧子8としては石英ガラス、単結晶
サファイアガラス、窒化シリコン、炭化シリコン、窒化
アルミニウム、カーボングラファイト、カーボングラフ
ァイトに炭化シリコン膜をコーティングしたもの、窒化
シリコンに窒化シリコン膜をコーティングしたもの、炭
化シリコンに窒化シリコン膜をコーティングしたもの、
窒化アルミニウムに窒化シリコン膜をコーティングした
もの、カーボングラファイトに窒化シリコン膜をコーテ
ィングしたもの、炭素繊維強化炭素材料などがある。
【0037】 薄膜の形成方法について説明すると、上記
ウェハ1の処理面に対向する上記反応ガス供給部3によ
り反応ガスが上記ウェハ1表面に供給される。このと
き、上記ウェハ加熱源2により上記ウェハ1が加熱され
ているため、反応ガスは上記ウェハ1上で熱化学反応を
起し、薄膜が形成される。不要な反応ガスは上記反応ガ
ス排気部5により上記反応室4から排気される。
【0038】 実施例4. この一実施例の断面図を図4に示し、図1と同じものは
同一符号を用いている。図4において、ウェハ1は図示
しないヒータを内蔵するウェハ加熱源2の上面に保持さ
れるもので、上記ウェハ1の上表面には、上に位置され
た反応ガス供給部3からの反応ガスが吹付けられて処理
される。上記ウェハ加熱源2は、両サイドに通口4a,
4bを有する箱体より成る反応室4の床部4dの内面に
取付けられ、上記反応ガス供給部3はこのウェハ加熱源
2に対向するように上記反応室4の天部4cに取付けら
れる。上記通口4aに圧力制御器6を介して反応ガス排
気部5が、上記通口4bに圧力測定器7が接続される。
上記ウェハ加熱源2の上の所定箇所に図示しないウェハ
搬送装置で上記ウェハ1が位置決めされ、このウェハ1
の外周に対向して、上記天部4cに開口部4eが設けら
れ、この開口部4eに、連通孔41を有する封止板42
が固定される。上記連通孔41には、先端に押圧子8を
有するロッド10が、上記ウェハ1の外周方向に進退自
在に挿通される。上記ロッド10は、下向きであり、そ
の外周には、ウェハ1方向に伸縮自在となったベローズ
9が位置される。上記ベローズ9の先端は、上記ロッド
10の先端側に固着され、上記ベローズ9の後端は上記
連通孔41の周縁に固着される。このベローズ9は上記
ロッド10を下げる方向のばね力を有する。上記ロッド
10の後端は上記連通孔41から上方に一部突出し、キ
ー10aを介してピストン部10bが接続される。この
ピストン部10bはロッド10の一部として上,下方向
に作動するもので、ロッド10と一体なものでもよく、
シリンダとしてのガイド11で支承されている。上記ピ
ストン部10bの最上端に、水平方向に延長される上,
下小板220,219が上下端に取付けられたスライド
軸10cがねじ10dで固定されている。上記天部4c
の上面に、固定子4fが固定され、この固定子4fの上
端には、ねじ4gで水平枠4hが固定され、この水平枠
4hの先端に、上記ガイド11が取付けられている。上
記水平枠4hにはステー4iが植設され、このステー4
iの上端に固定板4jが取付けられ、この固定板4jに
設けられた軸受14に、回転軸12aが支承され、この
回転軸12aの下端側に送りねじ12が取付けられ、そ
の上端側に、上記固定板4jに固定されたモータ16の
回転軸12aに連結されるカップリング15が接続され
る。送りねじ12の外周に、送りナット13が螺着さ
れ、この送りナット13は、水平な上板218に固定さ
れ、この上板218は軸18aを介して、上記上板21
8と平行な下板217に連結される。この下板217は
ガイド11aを介して上記ステー4iに取付けられ、そ
の先端の孔17aに上記スライド軸10cが挿通され
る。
【0039】 モータ16は、その一定方向の回転により
上記送りねじ12を回転して、上記送りナット13を上
方向に移送し、これに伴い上記上板218を上方向に移
動させて、上記下板217を同様に上方向に送る。これ
により、上記下板217の先端が上記上小板220を上
に押すことにより、上記ロッド10を上方向に移送する
ものである。上記下板217はウェハ1の押圧保持に際
して、上記上小板220に先立って、上記モータ16で
下方向に送られて、上記上小板220より離れて、上記
ロッド10の上方向への押圧を解放する。
【0040】 上記反応室4内は上記反応ガス排気部5で
排気されることにより負圧に設定されるので、この負圧
で上記ベローズ9には、上記ウェハ1方向に伸びる方向
の力が大気圧より与えられる。つまり、上記ロッド10
は上記負圧、上記ベローズ9のばね力で上記ウェハ1方
向に伸びようとする。上記ロッド10の後端に、下板2
17による上方向の押圧力が作用していないとすれば、
上記ロッド10が上記の負圧,ベローズ9のばね力の作
用で下方向に伸びるので、その先端の上記押圧子8が上
記ウェハ1の外周の表面を上記ウェハ加熱源2方向に押
圧する。
【0041】 ここで、上記ベローズ9,上記ロッド1
0,上記連通孔41等の機構で、上記ウェハ1を保持す
るウェハ保持部材40が構成され、これは、例えば図8
に示すように、120度間隔で上記ウェハ1の外周に対
向する如く位置される。また、上記軸受14,上記カッ
プリング15,上記モータ16,上記下板217,上記
上板218等の機構で上記ロッド10を上方向に移動し
た後、このロッド10を解放する制御部材50が構成さ
れる。
【0042】 上記ウェハ1を上記ウェハ加熱源2にセッ
トする前は上記反応ガス供給部3のガスはリーク状態又
は、全く放出されない状態にある。上記ウェハ1を上記
ウェハ加熱源2にセットするときは、上記モータ16が
一定方向に回転し、上記カップリング15を介して上記
送りねじ12が回転し、それにともない上記送りナット
13が取り付けられている上記上板218が上がる。こ
れにより、上記上板218と連結されている上記下板2
17が上がり、上記下板217が上記上小板220にあ
たる。これに連結されているロッド10が引き上げら
れ、上記ロッド10に取り付けられている上記押圧子8
が上がる。この状態でウェハ搬送装置(図示せず)によ
り上記ウェハ1が上記予備室114を経由してから上記
ウェハ加熱源2に搬送され、位置決めされる。その後、
上記モータ16が反転し、上記カップリング15を介し
て上記送りねじ12が反転し、それにともない上記送り
ナット13が取り付けられている上記上板218が下が
る。これにより、上記上板218と連結されている上記
下板217が下小板220に先立って下がり、上記下板
217が上記上小板220から離れ、上記下小板219
と上記上小板220の両板と非接触の状態に設置され
る。これにより、上記ロッド10は解放される。また、
上記反応室4の圧力は上記圧力測定器7により計測さ
れ、上記圧力制御器6により負圧制御されている。
【0043】 したがって、上記ロッド10は上記反応室
4内の負の圧力と大気圧と上記ベローズ9のばね力と構
造部材の自重と摺動部の摩擦力との差により、下方向に
徐々移動して行き,その先端の上記押圧子8により、上
記ウェハ1の外周側の下面が上記ウェハ加熱源2方向に
押えつけられる。上記反応室4圧力を制御することによ
り上記押圧子8の押え圧を調整できる。また、上記押圧
子8が少なくとも2本以上ある場合に、上記ベローズ9
のばね定数または長さまたは両方を変えることにより上
記押圧子8毎に押え圧を制御できる。
【0044】 21cは粗調整用バランスウエイトであ
り、滑車22を介して上記上小板220に連結されてい
る。
【0045】 したがって、上記粗調整用バランスウエイ
ト21cの重量を調整することにより上記押圧子8の押
え圧を制御することができる。また、押圧子8が少なく
とも2本以上ある場合には各々の押圧子8毎に上記粗調
整用バランスウエイト21cを調整することにより、上
記押圧子8毎に押え圧を制御できる。
【0046】 上記押圧子8としては石英ガラス、単結晶
サファイアガラス、窒化シリコン、炭化シリコン、窒化
アルミニウム、カーボングラファイト、カーボングラフ
ァイトに炭化シリコン膜をコーティングしたもの、窒化
シリコンに窒化シリコン膜をコーティングしたもの、炭
化シリコンに窒化シリコン膜をコーティングしたもの、
窒化アルミニウムに窒化シリコン膜をコーティングした
もの、カーボングラファイトに窒化シリコン膜をコーテ
ィングしたもの、炭素繊維強化炭素材料などがある。
【0047】 薄膜の形成方法について説明すると、上記
ウェハ1の処理面に対向する上記反応ガス供給部3によ
り反応ガスが上記ウェハ1表面に供給される。このと
き、上記ウェハ加熱源2により上記ウェハ1が加熱され
ているため、反応ガスは上記ウェハ1上で熱化学反応を
起こし薄膜が形成される。不要な反応ガスは上記反応ガ
ス排気部5により上記反応室4から排気される。
【0048】 実施例5.この一実施例の断面図を図5に
示し、図1と同じものは同一符号を用いている。2はウ
ェハ加熱源であり、この場合ヒータである。5は反応ガ
ス排気部、6は圧力制御器、7は圧力測定器、3は反応
ガス供給部、1はウェハである。8は押圧子であり、9
はベローズである。10は上記押圧子8を支えるロッ
ド、11はガイド、12は送りねじ、13は送りナッ
ト、14は軸受、15はカップリング、16はモータで
ある。17は上板、18は下板である。また、19は上
小板、20は下小板である。23は反応室4に固定され
ている固定板である。21fはばねであり、上記ロッド
10の一部としてのピストン部10bの外周に巻装さ
れ、封止板42と水平枠4hとの間に介在される。この
ばね21fが上記バランスウエイト21の役割であり、
このばね21fでロッド10を常に下方向に付勢する。
【0049】 上記ウェハ1を上記ウェハ加熱源2に押し
当てるときの動作を説明すると、上記モータ16が回転
し、上記カップリング15を介して上記送りねじ12が
回転し、それにともない上記送りナット13が取り付け
られている上記下板18が下がる。これにより、上記下
板18と連結されている上記上板17が下がり、上記上
板17が上記下小板20にあたる。これに連結されてい
る上記ロッド10が引き下げられ、上記ロッド10に取
り付けられている上記押圧子8が下がる。この状態でウ
ェハ搬送装置(図示せず)により上記ウェハ1が上記ウ
ェハ加熱源2に搬送される。その後、上記モータ16が
反転し、上記カップリング15を介して上記送りねじ1
2が反転し、それにともない上記送りナット13が取り
付けられている上記下板18が上がる。これにより、上
記下板18と連結されている上記上板17が上がり、上
記上板17が上記下小板20から離れ、上記上小板19
と上記下小板20の両板と非接触の状態に設置される。
また、上記反応室4の圧力は上記圧力測定器7により計
測され、上記圧力制御器6により制御されている。
【0050】 したがって、上記押圧子8は上記反応室4
の負の圧力と大気圧と上記ベローズ9のばね力と構造部
材の自重と上記バランスウエイト21である上記ばね2
1fのばね力と摺動部の摩擦力との差により、上記ウェ
ハ1を上記ウェハ加熱源2に押えつける。上記バランス
ウエイト21である上記ばね21fのばね定数やばねの
長さを調整することにより上記押圧子8の押え圧を制御
することができる。また、上記押圧子8が少なくとも2
本以上ある場合には各々の上記押圧子8毎に上記バラン
スウエイト21である上記ばね21fを調整することに
より、上記押圧子8毎に押え圧を制御できる。
【0051】 上記押圧子8としては石英ガラス、単結晶
サファイアガラス、窒化シリコン、炭化シリコン、窒化
アルミニウム、カーボングラファイト、カーボングラフ
ァイトに炭化シリコン膜をコーティングしたもの、窒化
シリコンに窒化シリコン膜をコーティングしたもの、炭
化シリコンに窒化シリコン膜をコーティングしたもの、
窒化アルミニウムに窒化シリコン膜をコーティングした
もの、カーボングラファイトに窒化シリコン膜をコーテ
ィングしたもの、炭素繊維強化炭素材料などがある。
【0052】 薄膜の形成方法について説明すると、上記
ウェハ1の処理面に対向する上記反応ガス供給部3によ
り反応ガスが上記ウェハ1表面に供給される。このと
き、上記ウェハ加熱源2により上記ウェハ1が加熱され
ているため、反応ガスは上記ウェハ1上で熱化学反応を
起こし薄膜が形成される。不要な反応ガスは上記反応ガ
ス排気部5により上記反応室4から排気される。
【0053】 実施例6. この一実施例の断面図を図6に示し、図1と同じものは
同一符号を用いている。2はウェハ加熱源でありこの場
合ヒータである。5は反応ガス排気部、6は圧力制御
器、7は圧力測定器、3は反応ガス供給部、1はウェハ
である。8は押圧子であり、9はベローズである。10
は押圧子8を支えるロッド、11はガイド、12は送り
ねじ、13は送りナット、14は軸受、15はカップリ
ング、16はモータである。17は上板、18は下板で
ある。また、19は上小板、20は下小板である。
【0054】 ウェハ保持部材40の大気側は隔壁26に
より被われている。すなわち、隔壁26は、上側が開口
して、床部4dの下面全体を下から、制御部材50とと
もに被っている。この隔壁26で圧力室53が形成さ
れ、その内部の圧力は、ロッド10,ベローズ9をウェ
ハ1方向に付勢するように働く。この隔壁26に、ガス
供給器24a、圧力測定器7a、圧力調整器6a、ガス
排気部25が設けられている。ガス供給器24aはマス
フローコントローラ、流量計、流量調整バルブなどであ
る。また、上記圧力測定器7aとしては液柱差真空計、
マクレオド真空計、ブルドン管真空計、ダイアフラム真
空計、ピラニ真空計などである。圧力調整器6aとして
はバタフライバルブ、オートプレッシャーコントロール
装置などである。ガス排気部25は油回転ポンプ、メカ
ニカルブースターポンプ、油拡散ポンプ、ドライポン
プ、またこれらの組み合わせなどである。
【0055】 上記ウェハ1を上記ウェハ加熱源2に押し
当てるときの動作を説明すると、上記モータ16が回転
し、上記カップリング15を介して上記送りねじ12が
回転し、それにともない上記送りナット13が取り付け
られている上記下板18が下がる。これにより、上記下
板18と連結されている上記上板17が下がり、上記上
板17が上記下小板20にあたる。これに連結されてい
る上記ロッド10が引き下げられ、上記ロッド10に取
り付けられている上記押圧子8が下がる。この状態でウ
ェハ搬送装置(図示せず)により上記ウェハ1が上記ウ
ェハ加熱源2に搬送される。その後、上記モータ16が
反転し、上記カップリング15を介して上記送りねじ1
2が反転し、それにともない上記送りナット13が取り
付けられている上記下板18が上がる。これにより、上
記下板18と連結されている上記上板17が上がり、上
記上板17が上記下小板20から離れ、上記上小板19
と上記下小板20の両板と非接触の状態に設置される。
また、上記反応室4の圧力は上記圧力測定器7により計
測され、上記圧力制御器6により制御されている。
【0056】 ウェハ保持部材40の後部に作用する隔壁
26による圧力室53内の圧力制御方法としては、例え
ば上記ガス供給器24aからのガスの供給量を一定とし
上記圧力測定器7aにより圧力を測定しつつ上記ガス供
給器24aからのガスの供給量を上記圧力調整器6aに
より、排気コンダクタンスを変化させて圧力を制御する
方法、上記圧力調整器6aの排気コンダクタンスを一定
とし上記圧力測定器7aにより圧力を測定しつつ上記ガ
ス供給器24aからのガス供給量を変化させて圧力を制
御する方法、上記ガス供給器24aからのガスの供給量
と上記圧力調整器6aの排気コンダクタンスを両方可変
とし上記圧力測定器7aにより圧力を測定しつつ上記隔
壁26内の圧力を制御する方法などがある。
【0057】 したがって、上記押圧子8は反応室4の負
の圧力と圧力室53内の圧力と上記ベローズ9のばね力
と構造部材の自重と摺動部の摩擦力との差により、上記
ウェハ1を上記ウェハ加熱源2に押えつける。反応室4
内の圧力と圧力室53内の圧力を制御することにより、
装置外部の大気圧の影響を全く受けない。このため大気
圧が変動しても上記反応室4との差圧を精度良く調整で
き、上記ウェハ1の押し付け圧力の精度が向上する。そ
して、この実施例では、上記ロッド10の後方に作用す
る圧力が、上記隔壁26内の圧力(正圧)であり、常に
一定であるので、上記ウェハ1に常に一定の圧力を与え
得る。つまり、上記隔壁26が存在しないと、上記ロッ
ド10の後方には大気圧が作用するが、この大気圧は、
気象が低気圧か高気圧かで変動するので押圧力を変動さ
せてしまうが、本実施例では、これを防止できる。
【0058】 上記押圧子8としては石英ガラス、単結晶
サファイアガラス、窒化シリコン、炭化シリコン、窒化
アルミニウム、カーボングラファイト、カーボングラフ
ァイトに炭化シリコン膜をコーティングしたもの、窒化
シリコンに窒化シリコン膜をコーティングしたもの、炭
化シリコンに窒化シリコン膜をコーティングしたもの、
窒化アルミニウムに窒化シリコン膜をコーティングした
もの、カーボングラファイトに窒化シリコン膜をコーテ
ィングしたもの、炭素繊維強化炭素材料などがある。
【0059】 薄膜の形成方法について説明すると、上記
ウェハ1の処理面に対向する上記反応ガス供給部3によ
り反応ガスが上記ウェハ1表面に供給される。このと
き、上記ウェハ加熱源2により上記ウェハ1が加熱され
ているため、反応ガスは上記ウェハ1上で熱化学反応を
起して薄膜が形成される。不要な反応ガスは上記反応ガ
ス排気部5により上記反応室4から排気される。
【0060】 実施例7. この発明による一実施例の断面図を図7、平面図を図8
に示す。押圧子8は多数本例えばこの場合3本設置され
ているが、図7においては1本のみを表示している。2
はウェハ加熱源であり、この場合ヒータである。5は反
応ガス排気部、6は圧力制御器、7は圧力測定器、3は
反応ガス供給部、1はウェハである。8は押圧子であ
り、9はベローズである。10は押圧子8を支えるロッ
ド、11はガイド、12は送りねじ、13は送りナッ
ト、14は軸受、15はカップリング、16はモータで
ある。17は上板、18は下板である。また、19は上
小板、20は下小板である。
【0061】 ウェハ保持部材40の下端側はベローズ9
aにより被われている。すなわち、ロッド10の一部で
あるピストン10aの外周を被うとともに、一端が床部
4dに、他端が上小板19に接続されて圧力室55を形
成するベローズ9aが設けられ、このベローズ9aに、
ガス供給器24bと圧力測定器7bと、圧力調整器6b
と、ガス排気部25とが設けられている。上記ガス供給
器24bはマスフローコントローラ、流量計、流量調整
バルブなどである。また、上記圧力測定器7bとしては
液柱差真空計、マクレオド真空計、ブルドン管真空計、
ダイアフラム真空計、ピラニ真空計などである。上記圧
力調整器6bとしてはバタフライバルブ、オートプレッ
シャーコントロール装置などである。ガス排気部25は
油回転ポンプ、メカニカルブースターポンプ、油拡散ポ
ンプ、ドライポンプ、またはこれらの組み合わせなどで
ある。この場合、上記圧力室55は、ロッド10,ベロ
ーズ9より成る3本のウェハ保持部材40を図8に示す
如く3本設けた場合には、各ウェハ保持部材40毎に設
けられる。
【0062】 上記ウェハ1を上記ウェハ加熱源2に押し
当てるときの動作を説明すると、上記モータ16が回転
し、上記カップリング15を介して上記送りねじ12が
回転し、それにともない上記送りナット13が取り付け
られている上記下板18が下がる。これにより、上記下
板18と連結されている上記上板17が下がり、上記上
板17が上記下小板20にあたる。これに連結されてい
る上記ロッド10が引き下げられ、上記ロッド10に取
り付けられている上記押圧子8が下がる。この状態でウ
ェハ搬送装置(図示せず)により上記ウェハ1が上記ウ
ェハ加熱源2に搬送される。その後、上記モータ16が
反転し、上記カップリング15を介して上記送りねじ1
2が反転し、それにともない上記送りナット13が取り
付けられている上記下板18が上がる。これにより、上
記下板18と連結されている上記上板17が上がり、上
記上板17が上記下小板20から離れ、上記上小板19
と上記下小板20の両板と非接触の状態に設置される。
また、上記反応室4の負の圧力は上記圧力測定器7によ
り計測され、上記圧力制御器6により制御されている。
【0063】 ウェハ保持部材40の下端に作用するベロ
ーズ9a内の圧力制御方法としては、例えばガス供給器
24bからのガスの供給量を一定とし圧力測定器7bに
より圧力を測定しつつガス供給器24bからのガスの供
給量を、圧力調整器6bにより、排気コンダクタンスを
変化させて圧力を制御する方法、圧力調整器6bの排気
コンダクタンスを一定とし圧力測定器7bにより圧力を
測定しつつガス供給器24bからのガス供給量を変化さ
せて圧力を制御する方法、ガス供給器24bからのガス
の供給量と圧力調整器6bの排気コンダクタンスを両方
可変とし圧力測定器7bにより圧力を測定しつつベロー
ズ9a内の圧力を制御する方法などがある。
【0064】 したがって、上記押圧子8は反応室4内の
負の圧力とベローズ9a内の圧力室55の圧力と上記ベ
ローズ9のばね力と構造部材の自重と摺動部の摩擦力と
の差により、上記ウェハ1を上記ウェハ加熱源2に押え
つける。反応室4内の圧力と圧力室55内の圧力を制御
することにより、大気圧が変動しても上記反応室4内の
圧力との差圧を精度よく調整でき、上記ウェハ1の押し
付け圧力の精度が向上する。
【0065】 また、各ウェハ保持部材40毎に上記ベロ
ーズ9a内の圧力室55の圧力を制御するので各押圧子
8の押し付け力を独立に精度良く調整できる。つまり、
上記ベローズ9及びロッド10を例えば3組取付けた場
合、この各ベローズ9が市販のものでは、ばね力にバラ
ツキが生じることがあるが、本実施例のように、各上記
ベローズ9毎にベローズ9aによる上記圧力室55を設
けて圧力を調整することにより、上記ベローズ9毎のば
ね力のバラツキを吸収でき、上記ウェハ1の押圧力を各
上記押圧子8相互間で一定にできる。
【0066】 上記押圧子8としては石英ガラス、単結晶
サファイアガラス、窒化シリコン、炭化シリコン、窒化
アルミニウム、カーボングラファイト、カーボングラフ
ァイトに炭化シリコン膜をコーティングしたもの、窒化
シリコンに窒化シリコン膜をコーティングしたもの、炭
化シリコンに窒化シリコン膜をコーティングしたもの、
窒化アルミニウムに窒化シリコン膜をコーティングした
もの、カーボングラファイトに窒化シリコン膜をコーテ
ィングしたもの、炭素繊維強化炭素材料などがある。
【0067】 薄膜の形成方法について説明すると、上記
ウェハ1の処理面に対向する上記反応ガス供給部3によ
り反応ガスが上記ウェハ1表面に供給される。このと
き、上記ウェハ加熱源2により上記ウェハ1が加熱され
ているため、反応ガスは上記ウェハ1上で熱化学反応を
起こし薄膜が形成される。不要な反応ガスは上記反応ガ
ス排気部5により上記反応室4から排気される。
【0068】 尚、本発明の 半導体製造装置の種類として
はホットウォール型の枚葉式減圧CVD装置への適用が
最も有効であるが、その他の薄膜形成、加工等の半導体
製造装置にも利用可能である。
【0069】
【発明の効果】以上のように第1の発明によれば、ウェ
ハ保持部材として、反応室4の内,外を連通する連通孔
に挿通されて、ウェハの表面方向に進退自在となり、先
端に押圧子を有するロッドと、一端が上記連通孔の周縁
に接続され、他端が上記ロッドの外周に接続されて、ウ
ェハ方向に伸縮自在となった筒状のベローズとから構成
し、さらに、上記ロッドを、ウェハから離れる方向に引
いた後、ウェハ保持時に解放する制御部材と、上記反応
室内を排気する反応ガス排気部と、反応室内の圧力を調
整する圧力制御器とから構成したので、反応室内の負圧
力にもとづきベローズを伸長させることができ、これに
よりロッドが ウェハ方向に移動してウェハをソフトに
支持できるので、ウェハの一箇所に押圧力が集中してか
かることがなく、押し付け分布生じるおそれがなくな
る。また、圧力を圧力制御器で調整することにより、ウ
ェハの押圧力を自在に調整できるという効果が得られ
る。
【0070】 第2の発明によれば、ウェハをウェハ加熱
源の下面に位置させ、ウェハを押圧子で下から押圧して
保持するようロッドの先端を上向きとし、ロッドの自重
が、ウェハの押圧力を低減するように構成したので、ロ
ッドの自重にもとずき、ロッドに下方向の付勢力を与え
ることができ、その分、ロッドを下方向に不勢するため
の部材を取付ける必要がなくなり、全体として小型化が
図れるという効果が得られる。
【0071】 第3の発明によれば、ロッドにはウエイト
を取付けたので、このウエイトの重さ調整により、ウェ
ハに作用する押圧力を自由に調整できるという効果が得
られる。
【0072】 第4の発明によれば、ロッドに取付けられ
たウエイトに、微調整用ウエイトを取付けたので、微調
整ウエイトの重さ調整により、ウェハに作用する押圧力
を微調整できる。
【0073】 第5の発明によれば、ばねがロッドの一部
の外周に設けられるので、余分なスペースを専有するこ
となく、ロッドによる押圧力を調整でき、全体として小
型化が図れるという効果が得られる。
【0074】 第6の発明によれば、圧力室内の圧力でウ
ェハの押圧力を調整可能としたので、圧力室内の圧力を
一定にすることにより、ロッドの後端に一定の圧力が作
用するので、ロッドのウェハに対する押圧力を一定にで
き、押圧力が気象の気圧の高,低の影響を受けるおそれ
がなくなるという効果が得られる。
【0075】 第7の発明によれば、連通孔の外周縁と各
ロッドの後端との間に筒状のベローズを設けて圧力室を
形成したので、この圧力室内の圧力を一定とすることに
よりロッドのウェハに対する押圧力一定にでき、押圧力
が気象の気圧の高,低の影響を受けるおそれがなくな
り、しかも圧力室の圧力をそれぞれ調整することによ
り、各ロッド毎の押圧力の調整が可能となるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる半導体製造装置の実施例1を
示す断面図である。
【図2】この発明に係わる半導体製造装置の実施例2を
示す断面図である。
【図3】この発明に係わる半導体製造装置の実施例3を
示す断面図である。
【図4】この発明に係わる半導体製造装置の実施例4を
示す断面図である。
【図5】この発明に係わる半導体製造装置の実施例5を
示す断面図である。
【図6】この発明に係わる半導体製造装置の実施例6を
示す断面図である。
【図7】この発明に係わる半導体製造装置の実施例7を
示す断面図である。
【図8】この発明に係わる半導体製造装置の実施例7を
示す平面図である。
【図9】 従来の半導体製造装置の一例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ウェハ 2 ウェハ加熱源 3 反応ガス供給部 4 反応室 5 反応ガス排気部 6 圧力制御器 7 圧力測定器 8 押圧子 9 ベローズ 10 ロッド 11 ガイド 12 送りねじ 13 送りナット 14 軸受 15 カップリング 16 モータ 17 上板 18 下板 19 上小板 20 下小板 21 バランスウエイト 22 滑車 23 固定板 24 ガス供給器 25 ガス排気部 26 隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神田 智幸 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電 機株式会社 生産技術研究所内 (72)発明者 高浜 亨 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電 機株式会社 生産技術研究所内 (72)発明者 山西 健一郎 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電 機株式会社 生産技術研究所内 (72)発明者 大西 寛 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電 機株式会社 生産技術研究所内 (72)発明者 草壁 嘉彦 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電 機株式会社 生産技術研究所内 (72)発明者 蔦原 晃一郎 伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機株式 会社 北伊丹製作所内 (72)発明者 河田 良信 福岡市西区今宿東一丁目1番1号 三菱 電機株式会社福岡製作所内 (56)参考文献 特開 平1−136329(JP,A) 特開 平2−106036(JP,A) 特開 平3−174719(JP,A) 実開 平4−15230(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/31 C23C 14/50 C23C 16/458 H01L 21/205 H01L 21/68

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反応室と、この反応室内に位置されるウ
    ェハ加熱源と、このウェハ加熱源の上に位置決めされる
    ウェハを保持するウェハ保持部材と、上記反応室内に収
    納され、かつ上記ウェハに反応ガスを供給する反応ガス
    供給部とを備えた半導体製造装置において、 上記ウェハ保持部材として、上記反応室の内,外を連通
    する連通孔に挿通されて、上記ウェハの表面方向に進退
    自在となり、先端に押圧子を有するロッドと、一端が上
    記連通孔の周縁に接続され、他端が上記ロッドの外周に
    接続されて、上記ウェハ方向に伸縮自在となった筒状の
    ベローズとから構成し、 上記ロッドをウェハから離れる方向に引いてから、上記
    ウェハを保持する時にこのロッドを解放する制御部材
    と、上記反応室内を排気する反応ガス排気部と、反応室
    内の圧力を調整する圧力制御器とを備えることを特徴と
    する半導体製造装置。
  2. 【請求項2】 反応室と、この反応室内に位置されるウ
    ェハ加熱源と、このウェハ加熱源の上に位置決めされる
    ウェハを保持するウェハ保持部材と、上記反応室内に収
    納され、かつ上記ウェハに反応ガスを供給する反応ガス
    供給部とを備えた半導体製造装置において、 上記ウェハ保持部材として、上記反応室の内,外を連通
    する連通孔に挿通されて、上記ウェハの表面方向に進退
    自在となり、先端に押圧子を有するロッドと、一端が上
    記連通孔の周縁に接続され、他端が上記ロッドの外周に
    接続されて、上記ウェハ方向に伸縮自在となった筒状の
    ベローズとから構成し、上記ウェハをウェハ加熱源の下
    面に位置させ、このウェハを押圧子で下から押圧して保
    持するようロッドの先端を上向きとし、ロッドの自重
    が、ウェハの押圧力を低減するように構成し、 上記ロッドをウェハから離れる方向に引いてから、上記
    ウェハを保持する時にこのロッドを解放する制御部材
    と、上記反応室内を排気する反応ガス排気部と、反応室
    内の圧力を調整する圧力制御器とを備えたことを特徴と
    する半導体製造装置。
  3. 【請求項3】 ロッドにはウエイトを取付けたことを特
    徴とする請求項2記載の半導体製造装置。
  4. 【請求項4】 ロッドに取付けられたウエイトに、この
    ウエイトより軽量の微調整用ウエイトを取付けるように
    したことを特徴とする請求項3記載の半導体製造装置。
  5. 【請求項5】 ウェハの押圧力を調整するばねをロッド
    の外周に設けたことを特徴とする請求項2記載の半導体
    製造装置。
  6. 【請求項6】 連通孔の外側に、隔壁で形成される圧力
    室を設け、この圧力室にガス供給器と、圧力調整器とを
    接続して、圧力室内の圧力でウェハの押圧力を調整可能
    としたことを特徴とする請求項2記載の半導体製造装
    置。
  7. 【請求項7】 連通孔の外側の周縁と上記連通孔より外
    側に突出したロッドの後端との間に筒状のベローズを設
    けることにより、連通孔の外側に圧力室を設け、この圧
    力室に、ガス供給器と、圧力調整器とを接続して、この
    圧力室内の圧力でウェハの押圧力を調整可能としたこと
    を特徴とする請求項2記載の半導体製造装置
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