JP3252082B2 - コンピュータ・システムにスペクトルを表示する方法 - Google Patents

コンピュータ・システムにスペクトルを表示する方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的にはスペク
トル・データのグラフィック表示に関し、より詳しくは
このようなデータの検査および操作を容易にするユーザ
ー・インタフェースの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】サンプルの定性あるいは定量組成を決定
するにはしばしばスペクトル分析が使用される。代表的
なスペクトル・データとしては、光の種々の波長あるい
は周波数でのサンプルまたは試料の吸光度がある。吸光
度データは、普通、逆波長(波数と呼ばれる周波数尺
度)に対してプロットされ、こうして作ったグラフをス
ペクトルと呼ぶ。また、代表的な使用法を波数対吸光度
に関して説明するならば、多数の同じ操作を多数の他の
y単位(たとえば、透過率、反射率、ボルト)やx単位
(たとえば、干渉写真の光学的遅れ、ミクロン、電子ボ
ルト)に適用できるということにも注目されたい。
【0003】スペクトルを解釈するには、サンプルから
集めた生データが付加的な操作を必要とする可能性があ
る。 (1)特殊なサンプリング技術は既知の予想できる方法
で生スペクトル・データに影響を与え、操作がデータを
サンプリング独立標準形態に変換することができる。 (2)サンプル作成・サンプリング技術は人為結果を導
入する可能性があり、データ操作はこれらを補正するた
めに適用する。 (3)多くのサンプルが混合物であり、その中の個々の
成分のスペクトルおよび濃度を決定するのに操作が必要
となる。
【0004】既知の人為結果を排除し、サンプル化合物
からの既知の成分の排除するために、通常はサンプル・
スペクトルのデータポイントを変更する。或る方法で
は、サンプル・スペクトルSにおける各スペクトル・デ
ータポイントを既知のサンプル成分を表す対応するデー
タポイントによって変更して基準スペクトルRの形とす
る。こうして得た変更済みのスペクトルZは数1に示す
ようにS、Rと関係する。
【0005】
【数1】Z=S−(a×R)+b ここで、a、bはスカラー値である。
【0006】代表的には、ユーザーが「a」、「b」の
値を入力し、プロセッサが変更済みのスペクトルZを計
算する。この変更スペクトルZの結果を見た後、ユーザ
ーは再び「a」、「b」の値を変更し、新しいスペクト
ルZを検討する。このプロセスは、ユーザーが変更スペ
クトルZの様相に満足するまで繰り返される。サンプル
・スペクトルの同じ変更プロセスは、サンプルの組成を
決定したり、スペクトルのべースライン・オフセット量
を調節するのに用いられる。
【0007】分析に集中するためにユーザーがサンプル
・スペクトルの一部を拡大することが多い。現行のシス
テムでは、ユーザーが表示されるスペクトル量、すなわ
ち、波数の範囲を増減することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】計算機化スペクトル分
析装置におけるユーザー・インタフェースであって、ユ
ーザーが高度の直感的・対話式方法でディスプレイ上で
スペクトル表示を直接操作できるように改良したユーザ
ー・インタフェースを提供すること。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、計算機化スペ
クトル分析装置におけるユーザー・インターフェースで
あって、ユーザーが高度の直感的・対話式方法でディス
プレイ上でスペクトル表示を直接操作できるように改良
したユーザー・インターフェースを提供する。ユーザー
は、ポインティング装置によって、表示するためのスペ
クトルの一部を直接選択でき、また、スペクトルのグラ
フィック操作、たとえば、スペクトル減算を直接実行す
ることができる。
【0010】本発明によれば、ディスプレイと、プロセ
ッサと、メモリと、相対ポインティング装置とを包含す
るコンピュータ・システムにおいて、サンプル・スペク
トルと基準スペクトルの差スペクトルを画像操作によっ
て形成する方法は、サンプル・スペクトルに比例した初
期差スペクトルの少なくとも一部をディスプレイ上に表
示する段階と、ディスプレイ上の前記初期差スペクトル
上の1つの点を相対ポインティング装置で選択する段階
と、前記初期差スペクトル上の1つの点は第1の波数に
対する差の程度を表すデータを示すものであり、前記差
スペクトル上の1つの点をディスプレイ上で、カーソル
を使って、適宜量だけ相対ポインティング装置で移動さ
せる段階と、前記適宜な移動量ならびに前記第1の波数
における前記基準スペクトル上の対応する点の数値とに
応答してプロセッサでけた移動子を決定する段階と、基
準スペクトル上のデータを表すポイントである各点を
記けた移動子の値によってけた移動することによって、
けた移動基準スペクトルを形成する段階と、前記サンプ
ル・スペクトルと前記けた移動基準スペクトルの間で差
スペクトルをプロセッサで決定する段階と、ディスプレ
イ上に前記差スペクトルの少なくとも一部を表示する段
階とを包含する。
【0011】本発明によれば、コンピュータ・システム
上でサンプル・スペクトルをディスプレイ上で操作する
方法は、サンプル・スペクトルとけた移動基準スペクト
の数学的な差である差スペクトルの少なくとも一部を
ディスプレイ上に表示する段階と、けた移動基準スペク
トルが、けた移動子の値によってけた移動された、けた
移動基準スペクトルであり、マウスのような入力装置に
よる差スペクトルの生成操作によってけた移動基準スペ
クトルを更新する段階を包含する。
【0012】本発明の特徴および効果をさらに理解する
には、本明細書の残りの部分と図面を参照されたい。図
面において、同様の符号を付けた部分は同じかあるいは
機能的に均等な構造を表している。
【0013】
【発明の実施の形態】システム概観 図1は本発明の好ましい実施例によるシステム1のブロ
ック図である。システム1は、モニタ2と、コンピュー
タ3と、キーボード4と、マウス5と、スペクトロメー
タ6とを包含する。コンピュータ3は、プロセッサ7の
ようなありふれたコンピュータ構成部分と、ランダムア
クセスメモリ(RAM)8のような記憶装置と、ディス
ク・ドライブ9と、上記の構成要素を相互接続するシス
テムバス11とを包含する。マウス5はポインティング
装置としても知られるグラフィカル入力装置の一例であ
り、別にトラックボールもある。
【0014】好ましい実施例においては、システム1
は、マイクロソフト・コーポレーションによるWindows
−NTオペレーティングシステムを走らせるIBM P
C互換パーソナルコンピュータと、Bio-Rad Laboratori
es, Inc.製造の赤外線スペクトロメータ、モデル番号FT
S 60A と、現在Bio-Rad Laboratories, Inc.が開発中の
Win-IR Pro software とを包含する。
【0015】図1は本発明を具体化したシステムの一例
を示しているにすぎない。多くのシステムタイプ、形態
が本発明と一緒に使用するに適していることは当業者で
あれば容易に理解できよう。
【0016】画面概観 図2は、モニタ2上に現れているように、本発明の一実
施例の画面を示している。代表的な画面は、オーバーレ
イ・ウィンドウ20を有する「レーダ」ウィンドウ10
と詳細ウィンドウ30とを包含する。レーダ・ウィンド
ウ10はスペクトル40をフルレンジで表示しており、
オーバーレイ・ウィンドウ20はスペクトル40の一部
50を境しており、詳細ウィンドウ30はこの部分50
(便宜上51が付けてある)を表示している。スペクト
ル40はサンプル・スペクトル用データ画面であり、ユ
ーザーの選択したカラーで表示することができる。
【0017】標準のユーザー・インタフェースによれ
ば、画面上にはメニューバー60とコマンドボタン70
−79、61−63が含まれていてユーザーにファンク
ション能力を与えている。コマンドボタン70はスキャ
ンボタンであり、コマンドボタン71は自動垂直方向け
た移動ボタンであり、コマンドボタン72は新規ドキュ
メントボタンであり、コマンドボタン73はオープンフ
ォルダであり、コマンドボタン74はディスク選択ボタ
ンであり、コマンドボタン75はクリップボードボタン
であり、コマンドボタン76は自動範囲指定ボタンであ
り、コマンドボタン77はオーバーレイ・ウィンドウボ
タンであり、コマンドボタン78はスペクトルマスクボ
タンであり、コマンドボタン79はピークモードボタン
であり、コマンドボタン61はグラフィック減算モード
ボタンであり、コマンドボタン62はべースライン訂正
ボタンであり、コマンドボタン63は基準定義ボタンで
ある。
【0018】好ましい実施例では、ユーザーは、まず、
コマンドボタン70またはスキャンボタンまたはメニュ
ーバー60内のコマンドの1つを選んでスペクトロメー
タ6内のサンプルの走査を開始する。スペクトロメータ
6がサンプル(図示せず)を走査し、プロセッサ7がメ
モリ8に種々の波数でのサンプルの吸光度データを格納
する。吸光度データ対波数が集合的にサンプル・スペク
トルを形成する。コマンドボタン73〜74の組み合わ
せを選ぶことによってサンプル・スペクトルをディスク
・ドライブ9から読み込んでメモリ8にロードしてもよ
い。
【0019】ひとたび走査から得た、あるいは、ディス
ク・ドライブ9から得たデータをメモリ8に格納したな
らば、プロセッサが、予め定めた範囲の波数または関連
した吸光度データを有する範囲の波数にわたるスペクト
ルを計算する。このスペクトルを次に画面上のレーダ・
ウィンドウ10内に表示する。これがスペクトル40で
ある。
【0020】好ましい実施例では、吸光度データを縦軸
にプロットし、波数データを横軸にプロットしている。
【0021】次に、プロセッサはオーバーレイ・ウィン
ドウ20をレーダ・ウィンドウ10の上に重ねる。オー
バーレイ・ウィンドウ20によって境されているスペク
トル部分40は部分50を定めている。プロセッサは部
分50のためのスペクトル・データを検索し、画面上の
詳細ウィンドウ30内にこのデータラベル付き部分51
を表示する。或る実施例では、レーダ・ウィンドウ10
が画面の詳細ウィンドウよりも小さい部分を占有してい
るので、スペクトル40はスペクトルの縮小画面とも呼
ばれる。
【0022】レーダ・ウィンドウ操作 図3(A)はレーダ・ウィンドウでオーバーレイ・ウィ
ンドウを利用するプロセスおよび結果の一実施例を示す
フローダイアグラムである。スペクトル縮小画面が画面
上のレーダ・ウィンドウ内に表示される(ステップ8
0)。プロセッサがレーダ・ウィンドウ内の、スペクト
ルの第1部分を境し、定める初期オーバーレイ・ウィン
ドウを生成する(ステップ82)。次に、この第1スペ
クトル部分を詳細ウィンドウ内に表示する(ステップ8
4)。グラフィカル入力装置、たとえば、マウス5を使
って、ユーザーはレーダ・ウィンドウ内のオーバーレイ
・ウィンドウを垂直方向にリサイズし、その結果、この
オーバーレイ・ウィンドウがスペクトルの第2部分を境
し、定める(ステップ86)。この第2スペクトル部分
を次に詳細ウィンドウ内に表示する(ステップ88)。
【0023】図3(B)はレーダ・ウィンドウにおいて
オーバーレイ・ウィンドウを利用するプロセスの別の実
施例のフローダイアグラムである。図3(A)のステッ
プ80〜88に加えて、ユーザーはグラフィカル入力装
置を用いてレーダ・ウィンドウ内のオーバーレイ・ウィ
ンドウを水平方向にリサイズし、その結果、オーバーレ
イ・ウィンドウがスペクトルの第3部分を境し、定める
ことになる(ステップ99)。この場合、第3スペクト
ル部分は詳細ウィンドウに表示される(ステップ9
2)。
【0024】図3(C)はレーダ・ウィンドウ内でオー
バーレイ・ウィンドウを利用するプロセスのまた別の実
施例のフローダイアグラムである。図3(A)のステッ
プ80〜88に加えて、ユーザーはグラフィカル入力装
置を用いて、レーダ・ウィンドウ内で水平方向または垂
直方向あるいはこれら両方向にオーバーレイ・ウィンド
ウをけた移動し、その結果、このオーバーレイ・ウィン
ドウがスペクトルの第4部分を境し、定めることになる
(ステップ94)。この場合、第4スペクトル部分は詳
細ウィンドウ内に表示される(ステップ96)。
【0025】図4(A)はスペクトルのユーザー選択部
分を表示するプロセスの一実施例のフローダイアグラム
である。まず、スペクトルがディスプレイ上に表示され
る(ステップ98)。ユーザーはディスプレイ上の或る
範囲の波数をグラフィカル入力装置で選択し(ステップ
100)、同様に或る範囲の吸光度値も選択する(ステ
ップ102)。ユーザーは、グラフィカル入力装置、た
とえば、マウス5でべース値をクリックし、所望範囲を
得るまでマウス5をドラッグするというような周知の技
術を用いてそれぞれの範囲を選択する。それぞれの範囲
がユーザーによってひとたび定められたならば、それぞ
れの範囲に対応するスペクトル部分が表示される(ステ
ップ104)。
【0026】図4(B)はスペクトルのユーザー選択部
分を表示するプロセスのまた別の実施例のフローダイア
グラムである。図4(A)のステップ98〜104に加
えて、ここで再びべース値をクリックし、所望範囲を得
るまでドラッグするというような周知の技術を用いてユ
ーザーはディスプレイ上で第2の波数範囲を選択する
(ステップ106)と共に第2の吸光度値範囲を選択す
る(ステップ108)。それぞれの第2範囲がユーザー
によって定められたならば、それらの対応するスペクト
ル部分が表示される(ステップ110)。
【0027】好ましい実施例において、ユーザーは、オ
ーバーレイ・ウィンドウ20と同じ要領でグラフィカル
入力装置によって詳細ウィンドウ30内においてスペク
トル51の範囲を直接定めることによってスペクトル5
1の一部に「ズームイン」することができる。それに応
じて、オーバーレイ・ウィンドウ20が更新されて詳細
ウィンドウ30内に表示されたスペクトルの範囲を反映
する。
【0028】図5(A)はレーダ・ウィンドウ10にお
いてオーバーレイ・ウィンドウ20を第1位置から第2
位置へ移動させ、引き伸ばす状態を概略的に示す。第2
位置でのオーバーレイ・ウィンドウは20″で示してあ
る。オーバーレイ・ウィンドウ20は水平辺22と垂直
辺24を有し、オーバーレイ・ウィンドウ20″は水平
辺22″と垂直辺24″を有する。オーバーレイ・ウィ
ンドウ20は部分50を境しており、オーバーレイ・ウ
ィンドウ20″はスペクトル40の部分50″を境して
いる。
【0029】好ましい実施例では、ユーザーはマウスの
ようなグラフィカル入力装置を用いてディスプレイ上の
ポインタをクリックしてドラッグするというような周知
の方法を用いてオーバーレイ・ウィンドウ20を操作す
る。特に、マウス5の場合、ユーザーはレーダ・ウィン
ドウ10内で、オーバーレイ・ウィンドウ20の水平位
置、垂直位置およびサイズを個別に変えることができ
る。
【0030】ユーザーは、オーバーレイ・ウィンドウ2
0内でポインタをクリックし、レーダ・ウィンドウ10
内でポインタを水平、垂直方向にドラッグして、レーダ
・ウィンドウ10内のオーバーレイ・ウィンドウ20の
位置を移動させる。オーバーレイ・ウィンドウ20にお
ける移動は種々の波数データおよび吸光度データを表示
するプロセッサによって詳細ウィンドウ30に反映され
るが、プロセッサは波数範囲(水平方向範囲)と吸光度
値範囲(垂直方向範囲)を維持する。
【0031】ユーザーは、垂直辺24上でポインタをク
リックし、このポインタをレーダ・ウィンドウ10内で
水平方向にドラッグして、レーダ・ウィンドウ10内の
オーバーレイ・ウィンドウ20の水平辺22のサイズを
増減することができる。水平辺22のサイズの変更も、
詳細ウィンドウ30に表示されている波数範囲を増減す
るプロセッサによって詳細ウィンドウ30に反映され
る。同様に、ユーザーは、水平辺22上でポインタをク
リックし、このポインタをレーダ・ウィンドウ10内で
垂直方向にドラッグすることによって、レーダ・ウィン
ドウ10内のオーバーレイ・ウィンドウ20の垂直辺2
4のサイズを増減することができる。垂直辺24のこの
サイズ変更は、詳細ウィンドウ30に表示されている吸
光度値範囲を増減するプロセッサによって詳細ウィンド
ウ30に反映される。
【0032】図5(B)は図5(A)のオーバーレイ・
ウィンドウ20に対応する詳細ウィンドウ30を概略的
に示している。詳細ウィンドウ30は波数範囲を表す水
平スケール102と、吸光度値範囲を表す垂直スケール
104と、スペクトル40の部分51とを含んでいる。
【0033】操作にあたって、スペクトル40について
のオーバーレイ・ウィンドウ20はスペクトル40の部
分50を定めている。図5(A)の水平辺22のサイズ
および垂直辺24のサイズに基づいて、プロセッサは詳
細ウィンドウ30に対してそれぞれ水平スケール102
と垂直スケール104を決定する。プロセッサは、次
に、詳細ウィンドウ30に便宜上51という符号を付け
た部分50を表示する。図5(C)は図5(A)のオー
バーレイ・ウィンドウ20″に対応する詳細ウィンドウ
30″を概略的に示している。この詳細ウィンドウ3
0″は波数範囲を表す水平スケール102″と、吸光度
値範囲を表す垂直スケール104″と、スペクトル40
の部分51″とを含んでいる。
【0034】好ましい実施例においては、ユーザーはマ
ウス5を用いて図5(A)のオーバーレイ・ウィンドウ
20″を選び、それを水平方向、垂直方向へ移動させ、
水平辺102、垂直辺104をリサイズしてオーバーレ
イ・ウィンドウ20″とする。スペクトル40について
のオーバーレイ・ウィンドウ20″はスペクトル40の
部分50″を定める。図5(A)の水平辺22″のサイ
ズ、垂直辺24″のサイズに基づいて、プロセッサは詳
細ウィンドウ30についてそれぞれ水平スケール10
2″、垂直スケール104″を決定する。次に、プロセ
ッサは詳細ウィンドウ30″に部分51″を表示する。
【0035】初期改良のレーダ・ウィンドウ 図6は本発明の別の実施例のディスプレイ画面を示して
いる。図2および図5(A)〜(B)の実施例では、デ
ィスプレイ上の1つの詳細ウィンドウ30と一緒に1つ
のレーダ・ウィンドウ10を用いている。しかしなが
ら、好ましい実施例では、ディスプレイ上に同時に2つ
以上の詳細ウィンドウ、たとえば、詳細ウィンドウ30
と第2の詳細ウィンドウ31を表示する。この場合、代
表的なモニタ画面は1つのオーバーレイ・ウィンドウ2
0を有するレーダ・ウィンドウ10と詳細ウィンドウ3
0、31とを含む。レーダ・ウィンドウ10はスペクト
ル40を表示し、オーバーレイ・ウィンドウ20はスペ
クトル40の部分50を境し、詳細ウィンドウ30は5
1という符号を付けたスペクトル40の一部を表示し、
詳細ウィンドウ31は第2スペクトル(図示せず)の一
部52を表示する。スペクトル40および第2スペクト
ルはスペクトルデータの表示である。
【0036】30、31のような多重詳細ウィンドウ
は、たとえば、ユーザーが2つ以上の異なったスペクト
ルを同時に視覚的に比較したときに用いられる。複数の
詳細ウィンドウがあるレーダ・ウィンドウを多数画面上
に表示することは可能ではあるが、モニタ2の表示面積
に限りがあるので、好ましい実施例では、レーダ・ウィ
ンドウ10は1つだけである。
【0037】好ましい実施例では、レーダ・ウィンドウ
10は「アクティブ」詳細ウィンドウと「アクティブ」
スペクトルと組み合わせたスペクトルを表示する。「ア
クティブ」スペクトルというのは、プロセッサが操作、
たとえば、保存、変更等を実施できるスペクトルのこと
である。スペクトルを「アクティブ化」したり、詳細ウ
ィンドウを「アクティブ化」するには、ユーザーはマウ
スのようなグラフィカル入力装置を用い、画面上の詳細
ウィンドウの1つにあるポインタをクリックする。図6
においては、「アクティブ」スペクトルはスペクトル4
0であり、「アクティブ」詳細ウィンドウはウィンドウ
30である。
【0038】ユーザーは、図2に示すコマンドボタン7
1または76を選ぶことによってオーバーレイ・ウィン
ドウ20の上記の機能をオーバーライドすることができ
る。コマンドボタン71を選択すると、自動的に垂直ス
ケール104がリスケールされ、部分51の垂直範囲が
改善されるが、水平スケール102は相対的に固定され
たままである。この改善には、垂直スケール104での
吸光度値範囲の増減が含まれる。
【0039】コマンドボタン76を選択すると、垂直ス
ケール104、水平スケール102が自動的にリスケー
ルされ、詳細ウィンドウ30にフルレンジのスペクトル
40が表示される。これは、垂直スケール104におけ
る吸光度値範囲の増減、水平スケール102における波
数範囲の増減を含む。レーダ・ウィンドウ10において
オーバーレイ・ウィンドウ20を利用、操作することに
戻るには、ユーザーはコマンドボタン77を選択する。
【0040】グラフィック操作−減算 基準スペクトルをサンプル・スペクトルから引くことに
よって、ユーザーはサンプル・スペクトルからスペクト
ル人為結果を排除したり、サンプル・スペクトルの組成
を決定したりすることができる。スペクトル減算の結果
は差スペクトルである。
【0041】図7は詳細ウィンドウ30上の同じ波数範
囲にわたる、サンプル・スペクトルの部分120と基準
スペクトルの部分130の画面を示している。これらの
部分120、130はスペクトル間の混乱を避けるため
に2つの異なったユーザー選択色で表示してもよい。2
つのスペクトルの波数範囲はレーダ・ボックス10内の
オーバーレイ・ウィンドウ20によって決定される。部
分120はポイント122、124、126を包含し、
部分130はポイント132、134、136を包含す
る。基準スペクトルは純粋な化合物、混合物のような既
知の基準材料からのスペクトル・データを包含する。
【0042】好ましい実施例では、ユーザーは、スペク
トロメータ6を用いてサンプル・スペクトルを走査し
(あるいは、ディスク・ドライブ9から予め走査された
スペクトルを引出し)、次にコマンドボタン61を選択
してグラフィック減算モードに入る。ひとたびグラフィ
ック減算モードに入ったならば、ユーザーはディスク・
ドライブ9から基準スペクトルを引き出すことができ
る。
【0043】レーダ・ウィンドウ10内のオーバーレイ
・ウィンドウ20を用いてサンプル・スペクトルおよび
基準スペクトルを検査することにより、ユーザーは、代
表的には、サンプル・スペクトル、基準スペクトルのど
の部分が形状類似しているように思えるかを決定する。
もしサンプル・スペクトルが基準スペクトルに類似した
波形特性を持っていない場合には、ユーザーはこの基準
スペクトルをスキップすることを決定し、ディスク・ド
ライブ9から新しい基準スペクトルをロードすることが
できる。もしサンプル・スペクトルが基準スペクトルに
類似した特性を持っているならば、ユーザーはグラフィ
ック減算を実施することを決定できる。図7の実施例で
は、サンプル・スペクトルは基準スペクトルのポイント
132、134を取り囲む領域の形状にそれぞれ類似す
るポイント122、124を取り囲む領域を包含する。
【0044】ユーザーがひとたびグラフィック減算に使
用する基準スペクトルを決定したならば、プロセッサは
2つのスペクトル間の差スペクトルを生成する。この差
スペクトルはユーザーの選択した第3の色で表示して他
のスペクトルから視覚的に区別することができる。
【0045】図8は差スペクトルを形成するプロセスの
一実施例のフローダイアグラムである。初期差スペクト
ルの少なくとも一部がディスプレイ上にまず表示される
(ステップ140)。好ましい実施例では、初期差スペ
クトルはサンプル・スペクトルに等しい。すなわち、数
1の「a」、「b」の値はゼロ(0)である。あるい
は、初期差スペクトルはサンプル・スペクトルに比例す
る、すなわち、直線関係を持っていてもよい。ユーザー
はポインティング装置、たとえば、マウス5によって初
期差スペクトル上のポイントを選択する(ステップ14
2)。選択されたポイントは初期差スペクトルの、或る
関連した波数での吸光度値を有するデータポイントを表
す。ユーザーは、再びマウス5を周知の方法で用いてポ
イントを原位置から新しい位置へ移動させる(ステップ
144)。次に、プロセッサは原位置とこの新しい位置
の間の垂直方向オフセット量を決定する(ステップ14
6)。好ましい実施例では、原位置と新位置の間の吸光
度値の差は垂直方向オフセット量で表される。
【0046】基準スペクトルのけた移動子が、垂直方向
オフセット量の値と選択ポイントでの波数における基準
スペクトルの値とに基づいて決定される(ステップ14
8)。好ましい実施例では、けた移動子は、吸光度値の
差をこの波数での基準スペクトルの吸光度値で割った値
である。次に基準スペクトルをけた移動子に均一にけた
移動させて、けた移動基準スペクトルを形成する(ステ
ップ150)。好ましい実施例では、基準スペクトルの
各データポイントについての吸光度値にけた移動子の値
を掛けてけた移動基準スペクトルを形成する(ステップ
152)。好ましい実施例では、波数毎に、サンプル・
スペクトルの吸光度値をけた移動基準スペクトルの吸光
度値分ずつ減算して差スペクトルを形成する。次にこう
して得られた差スペクトルの少なくとも一部が表示され
(ステップ154)、これが選択した点に対するその新
しい位置を通して展開することになる。好ましい実施例
では、この差スペクトルの表示は減算プロセスの結果を
直ちにユーザーにフィードバックするのに役立つ。ユー
ザーは、サンプル・スペクトルの代わりに差スペクトル
を用いてステップ140〜154を繰り返して差スペク
トルから基準スペクトルをさらに引き、新しい差スペク
トルを形成することができる。
【0047】図9は初期差スペクトル(全体的には示し
ていない)の一部160と3つの代表的な差スペクトル
(全体的には示していない)の部分160、160′、
160″を詳細ウィンドウ31′上に表示している画面
を示す。部分160はポイント162、164、166
を含み、部分160′はポイント162′、164′、
166′を包含し、部分160″はポイント162″、
164″、166″を含む。
【0048】好ましい実施例においては、初期差スペク
トルはサンプル・スペクトルに等しいように設定する。
初期差スペクトルはまだ基準スペクトルを減算していな
いので、サンプル・スペクトルに等しい。新しい差スペ
クトルを計算するために、ユーザーはマウス5を用いて
初期差スペクトル上の点を選択する。次にユーザーはこ
の点を画面の垂直方向に移動させる。これはサンプル・
スペクトルからあるけた移動パーセントだけ基準スペク
トルを減算することと同等である。
【0049】部分160は初期差スペクトルを示してい
る。たとえば、ユーザーがポイント162を選択してポ
イント162′までドラッグした場合、部分160は消
去され、部分160′が表示される。もちろん、ユーザ
ーが162から162′まで移動させているときに多重
中間差スペクトルも表示される。これは煩雑さを避ける
ために図示していない。ユーザーは差スペクトルを満足
できるまでデータポイントを、たとえば、ポイント16
0″までドラッグし続ける。
【0050】図9はユーザーが部分160のポイント1
62をポイント162′、そしてポイント162″にド
ラッグした結果を示している。好ましい実施例では、差
スペクトルを一度に1つだけ、たとえば、160、16
0′あるいは160″を表示している。ポイント162
から162′と162″の間の垂直方向オフセット量に
応じて、プロセッサは、部分160′、160″によっ
て示すように、差スペクトルの残りのポイントを計算す
る。好ましい実施例では、数1の補正ファクタ「b」を
ゼロに設定することにより、数1を数2に簡略化する。
【0051】
【数2】 Z=S−(a×R) 数2においては、Zは差スペクトルを表し、Sはサンプ
ル・スペクトルを表し、Rは基準スペクトルを表し、
「a」は基準スペクトルのけた移動子である。図7、9
において、所与の波数に対して、ポイント162´の値
はZに対応し、ポイント162はSに対応し、ポイント
132はRに対応する。プロセッサはZ、S、Rの値を
知っているので、プロセッサはポイント122´に基づ
いて「a」の対応する値を計算する。「a」についての
この値を用いて残りの波数に対するサンプル・スペクト
ルS、基準スペクトルRの値を知ることによって、プロ
セッサは残りの全ての波数についての差スペクトルZの
残りの値を計算する。
【0052】図7において、例えば、ポイント122は
約0.132の吸光度を有し、ポイント132は約0.
137の吸光度を有し、図9においては、ポイント16
2´は約0.102の吸光度を有する。Z=0.10
2、S=0.132、R=0.137の場合、数2を用
いて、けた移動子「a」の計算結果は約0.219であ
る。
【0053】数2で「a」に0.219を代入すると、
プロセッサはサンプル・スペクトルから残りのポイント
の各々について差スペクトルを計算する。たとえば、図
7において、ポイント124は約0.119の吸光度を
有し、ポイント134は約0.125の吸光度を有す
る。先に計算したようにS=0.119、「a」=0.
219であり、R=0.125の場合、数2を用いる
と、ポイント164′の値は約0.916となる。図9
のポイント164′はこうして0.916に設定され
る。好ましい実施例において、上述の逐次演算は連続的
に見える。
【0054】ユーザーは、グラフィック減算の代わり
に、ダイアログボックスにテキストを入力したり、ディ
スプレイ上で上下の矢印で「a」の値のリストを通して
スクロールする等の普通に用いられる技術によって
「a」の値を直接選択してもよい。好ましい実施例で
は、ユーザーは、差スペクトルが基準スペクトルからの
影響をなんら受けていないということを確信するまで差
スペクトル上のポインタをグラフィック操作する。図9
でわかるように、ひとたび差スペクトルの吸光度が比較
的一定した値に達したならば、ユーザーはポイント16
6″のような残りのポイントを識別する。ポイント16
6″は、たとえば、サンプル・スペクトル内の別の化学
成分を表す可能性がある。
【0055】差スペクトルをそれ自体のウィンドウ内に
表示し、操作し、サンプル・スペクトルおよび基準スペ
クトルを別のウィンドウにというように、図6に示すよ
うに、たとえば、ウィンドウ31、30のそれぞれに表
示してもよい。あるいは、3つすべてのスペクトルを単
一のウィンドウに表示してもよい。
【0056】ユーザーは上記のグラフィック減算作業を
基準スペクトルのライブラリからの新しい基準スペクト
ルで繰り返し、任意の残りの成分を識別したり、差スペ
クトルへの他の人為結果を除いたりする。
【0057】スペクトル検索 図10は既知スペクトルのライブラリについて図2のサ
ンプル・スペクトルを検索した結果を示している。成分
ボックス170に格納された結果が表示され、メモリに
保存され得る。成分ボックス170は名称欄172、ス
ペクトル欄174、構造欄176を有する。
【0058】好ましい実施例においては、プロセッサは
自動的にサンプル・スペクトルをディスク・ドライブ9
に記憶された基準スペクトル・ライブラリと比較してサ
ンプル・スペクトルの組成を決定する。プロセッサは当
業者には周知であるアルゴリズムに従って成分を決定す
る。
【0059】好ましい実施例において、サンプル・スペ
クトルの組成を決定した後、プロセッサは合致した基準
スペクトルの名称、その基準スペクトルのフルスケール
像および化学構造を表示する。図10において、サンプ
ルは名称欄172に記憶され、化学物質の基準スペクト
ルがスペクトル欄174に示され、化学物質の構造が構
造欄176に示される。
【0060】グラフィック操作−べースライン・オフセ
ット補正 サンプル・スペクトルの補正中の人為結果あるいは基準
スペクトルを減算した際の人為結果による吸光度値のオ
フセット量を補正するのにべースライン・オフセット量
を使用する。もし或るオフセット量がサンプル・スペク
トルの波数範囲を通じて比較的一定であるならば、数1
の「b」の値をオフセット量を訂正するように常数に設
定してもよい。しかしながら、サンプル・スペクトルの
波数範囲を通じてオフセット量が一定でないならば、ユ
ーザーはオフセット量を訂正する波数の関数としてべー
スライン・オフセット量を定義してもよい。べースライ
ン・オフセットのみを訂正する場合、数1における
「a」の値をゼロに設定し、「b」の値を変更すると好
ましい。
【0061】好ましい実施例においては、ユーザーは数
1における「b」の値を2つの方法で直接設定する。ま
ず、グラフィック減算モードでは、ユーザーは、ダイア
ログボックス内にテキストを入力するか、あるいは、デ
ィスプレイ上の上下矢印で「b」の値のリストをスクロ
ールする(「a」を一定に保持しながら)か、普通に使
用される技術によって「b」の値を直接選択することが
できる。次に、ベースライン補正モードでは、ユーザー
は「b」の値をグラフィック的に常数に設定することが
できる。ユーザーはコマンドボタン62を選択すること
によってベースライン補正モードに入る。
【0062】図11、12は波数および得られたスペク
トルの関数としてべースライン・オフセット量(図示せ
ず)の一部の定義を示している。べースライン・オフセ
ット量は直線セグメント180、182と曲線セグメン
ト184とを包含する。
【0063】好ましい実施例において、ユーザーはべー
スライン補正モードにある間に波数の関数として数1の
「b」の値を直接設定する。操作にあたって、ユーザー
はマウス5によって波数に関連するべースライン・オフ
セット量の形をグラフィック的に定義する。コンピュー
タ描画プログラムからの周知のグラフィック操作技術を
用いて、ユーザーは直線セグメント180、182およ
び曲線セグメント184として示すような適切なパラメ
ータを定義することによって直線セグメントあるいは曲
線セグメントを定義することができる。好ましい実施例
において、グラフィック・べースライン・オフセット量
を編集した直後、サンプル・スペクトルは更新されて新
しいべースライン・オフセット量を反映する。これは図
2のサンプル・スペクトルの図11のべースライン補正
と共に図12に示してある。
【0064】関心領域に基づくグラフィック・べースラ
イン・オフセット量 関心領域(ROI)とはプロセッサが操作のためにスペ
クトル・データを利用するスペクトルの領域のことであ
る。
【0065】図13(A)は詳細ウィンドウ30上への
スペクトルの一部190の表示を示している。この部分
190は関心領域(ROI)200を含む差スペクトル
の部分である。
【0066】操作にあたって、図2のコマンドボタン7
8を選ぶと、ユーザーはROIを定義することができ
る。ユーザーは、まずスペクトルの波数範囲を線引き
し、線引きされた範囲がROIであるか、あるいは、線
引きした領域の外側のスペクトルがROIであるかどう
かを選ぶことによってROIを定義する。
【0067】好ましい実施例において、ROI200が
ない場合、サンプル・スペクトル、基準スペクトルのス
ペクトル検索が図11に示すような全波数範囲に基づい
て計算される。好ましい実施例において、ROI200
がある場合には、定義されたROI200内の波数範囲
にのみ基づいてスペクトル検索が計算される。ROIを
使用する用途は、サンプル・スペクトルのほんの或る部
分のみの組成のみに関心がある場合である。
【0068】図13(B)はROI200に基づくスペ
クトル検索の結果を示している。図10のスペクトル検
索の結果と対照的に、図13(B)のスペクトル検索は
或る特定の物質のみを位置決めするにすぎない。
【0069】他の特徴 図14はディスク・ドライブ9から予め走査したサンプ
ル・スペクトルを読み込む状態を示している。ダイアロ
グボックス200は、ファイルボックス210、テキス
ト入力ボックス220、プレビューボックス230、読
み込みボタン240を含んでいる。
【0070】好ましい実施例において、ユーザーはボタ
ン73または74を選択してディスプレイ2上にダイア
ログボックス200を開く。ファイルボックス210に
は、ローカルあるいはネットワーク上のアクセス可能な
マシンのファイル、ディレクトリ、ドライブのリストが
表示される。ユーザーはマウス5のようなグラフィカル
入力装置を用いてファイルボックス210内のファイル
のリストから或るファイルを選択し、ファイル名を指し
示してからクリックする。あるいは、ユーザーは最初に
マウス5でテキスト入力ボックス220を選んだ後にキ
ーボード4にファイル名をタイプすることによってファ
イルを選び、読み込んでもよい。ユーザーがファイル名
をクリックするか、あるいは、テキスト入力ボックス2
20にファイル名を入力したとき、ユーザーの選択した
ファイルのプレビューがプレビューボックスに表示され
る。ファイルの選択に満足したならば、ユーザーはマウ
ス5でファイル名を指し示してダブルクリックするか、
あるいは、読み込みボタン240をクリックするかする
ことによってスペクトル・データを読み込む。
【0071】好ましい実施例において、ファイル(また
はドキュメント)は、サンプル・スペクトルまたは基準
スペクトルまたは一連のスペクトルまたは種々のサンプ
ルからのスペクトルまたは種々の方法で処理したスペク
トルのデータに加えてそのスペクトルに関する他の情報
を含む。これは、代表的には、実験データ、個々の作業
データ、一連の関連した実験からのデータ、一日分の作
業データ、プロジェクト・データ等を含む。
【0072】ソフトウェアによるドキュメントのプレゼ
ンテーションは1つのウィンドウ内で行われる。可動
「ウィンドウ・シェード」ラインがこのウィンドウを2
つの部分に分離している。すなわち、スペクトルのプレ
ゼンテーション用の大きな面積を含む部分と、スプレッ
ドシートを含む部分とに分けている。スプレッドシート
の各行は、スペクトルの名称、スペクトル・トレース自
体、サンプルまたはスペクトルについてのテキスト情
報、材料の化学構造等の特性を含む(といって、これに
限らない)可能性のある単一のスペクトルに対応するセ
ル表示値を含んでいる。スプレッドシートの各桁は特定
のスペクトル特性に与えられている。スプレッドシート
桁の選択はコンフィギュラブルである。
【0073】ドキュメントを変更あるいは閲覧するため
に、ユーザーはスプレッドシートに類似した要領でデー
タを操作することができる。ドキュメントの代表的な画
面は、ドキュメントの1つの桁にスペクトル・トレース
の名前を表示し、ドキュメントの別の桁に実際のスペク
トル・トレースを表示し、ドキュメントのまた別の桁に
下線サンプルの特性を表示し、ドキュメントのさらに別
の桁に他のグラフィック情報を表示する。ドキュメント
の閲覧の一例が図10に示してある。グラフィック情報
は図10の桁176に示すような化学構造を含む。
【0074】このインタフェースによれば、ユーザーは
或るドキュメント内あるいはドキュメント間の個々のス
ペクトル・トレース、特定のスペクトル・トレースの範
囲あるいはスペクトル・トレースのグループにアクセス
することができ、種々の範囲にわたるスペクトル・トレ
ースを整列または登録することができる。このインタフ
ェースによれば、また、ユーザーは任意の時点で表示す
べき或るドキュメントのいずれの桁をも選ぶことができ
る。このような選択はドキュメント毎、アプリケーショ
ン毎に変わる。
【0075】スペクトル・トレースを整列させることが
可能であるということは、一連のトレースをスペクトル
が共通の範囲を持っているかどうかに応じて類似したデ
ータポイント(たとえば、波数)を有するスプレッドシ
ート桁に表示する場合に重要である。或る実施例では、
共通のX軸単位を持つスプレッドシート内のすべてのス
ペクトルがフルレンジで表示される。別の実施例では、
スペクトル・トレース表示セル内でクリックを行うこと
によってスペクトルを選び、それをデータ領域の全範囲
に示し、他のすべてのスペクトル・トレースに同じ領域
内からのデータを表示させる。たとえば、第1のスペク
トルが3300〜1800の波数範囲を持つ場合、第2
スペクトルがたとえ3600〜1600の波数範囲を持
っていたとしても、3300〜1800の波数範囲のみ
が表示される。あるいは、別の実施例では、選ばれたス
ペクトルと同じX軸単位間隔比を用いてスペクトルの表
示画面がリスケールされ、それぞれのスペクトルのフル
レンジを示す。たとえば、上記の例を用いて、第1スペ
クトルがディスプレイ上で3インチあたり1500波数
の比率で表示されている場合、第2スペクトルはディス
プレイ上で4インチを占有する。すなわち、1インチあ
たり500波数の比率で表示される。
【0076】ドキュメントに格納されている情報の例と
しては以下のものがある。
【0077】1)スペクトルの名称およびインデックス
情報、実際のスペクトル、化合物の特性、構造を含むス
ペクトル・ライブラリを含むドキュメント。これは図1
6に示してある。
【0078】2)定量分析をセットアップし、較正する
のに用いられるスペクトル・コレクションを含むドキュ
メント。たとえば、試料の実際のスペクトル、各試料に
存在する成分の名称、各試料内の成分の濃度、較正、分
析で用いられることになっているスペクトルの部分(単
数または複数)、分析スタイル(たとえば、バンドハイ
ト測定、部分最小二乗法分析)およびそれで得た較正デ
ータを含むドキュメント。これは図17、18に示して
ある。
【0079】3)分析しようとしているスペクトルのコ
レクションを含むドキュメント。たとえば、分析しよう
としているスペクトル、得られた成分、各スペクトルに
存在する成分濃度、分析に用いる方法および処理履歴を
含むドキュメント。これは図19に示してある。
【0080】4)赤外線マッピング実験から得た一組の
スペクトルを含むドキュメント。たとえば、スペクトル
を得た座標に関連したスペクトルおよび試料の赤外線べ
ースのマップを生成するスペクトルセットから得たデー
タを含むドキュメント。
【0081】5)種々の条件の下で集めたスペクトルセ
ットを含むドキュメント。たとえば、種々の実験条件お
よび関連データを含むドキュメント。条件としては、ス
ペクトロメータ内部の条件(たとえば、解像度や走査回
数)とスペクトロメータ外部の条件(たとえば、試料の
温度、圧力)とがある。あるいは、ソフトウェア自体が
これらの条件を制御してもよい。
【0082】図20はスペクトル検索の結果を含むドキ
ュメントを示している。
【0083】図15はピークモードとクリップボード・
ウィンドウを示している。以下に説明する用に、ピーク
モードにおいては、ユーザーが選択したピークの特性を
迅速に得ることができると共に、クリップボード・ウィ
ンドウによって、スペクトルの選択部分をコピーするこ
とができる。
【0084】好ましい実施例において、図2のコマンド
ボタン79を選ぶと、システムが「ピーク」モードに入
る。ピークモードでは、ユーザーはマウス5を用いて部
分スペクトル51上のポイント、たとえば、53を選択
する。この選択に応答して、プロセッサが自動的に最も
近いピーク、たとえば、ピーク54の特性を決定する。
これらの特性には、ピークの最大、最小吸光度、ピーク
の波数、ピークの面積、ピークのための波数範囲を含み
得る。
【0085】図2のコマンドボタン75を選ぶと、クリ
ップボード・ウィンドウ250が開く。マウス5を用い
て、ユーザーは詳細ウィンドウ30上でクリップボード
・ウィンドウ250のサイズ、位置を定義する。これら
の操作はレーダ・ウィンドウ内でオーバーレイ・ウィン
ドウを寸法決めし、位置決めする操作と同様である。ク
リップボード250は他のコンピュータ・プログラムが
アクセスできる「クリップボード」にプロセッサがコピ
ーする部分260を境する。
【0086】上記の説明では、本発明の特殊な実施例に
関連しているが、多くの変更、修正が可能である。たと
えば、数1とはグラフィック操作を変えること、移動方
向に基づいてグラフィック操作の効果を変えること、デ
ィスプレイにさらに機能ボタンを設けることなどが本発
明の他の実施例に含まれる。
【0087】したがって、本明細書および図面は限定の
意味ではなくてほんの例示である。特許請求の範囲に記
載した発明のより広い精神および範囲から逸脱すること
なく種々の修正、変更をなし得ることは明らかであろ
う。
【0088】
【発明の効果】本発明は、計算機化スペクタクル分析装
置におけるユーザー・インタフェースであって、ユーザ
ーが高度の直感的・対話式方法でディスプレイ上でスペ
クトル表示を直接操作できるように改良したユーザー・
インタフェースを提供するので、ユーザーは、ポインテ
ィング装置によって、表示するためにスペクトルの一部
を直接選物質の混合物とができ、また、スペクトルのグ
ラフィック操作、たとえば、スペクトル減算を直接実行
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実行するのに用いられるコンピュータ
・システムのブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示す。
【図3】(A)はレーダ・ウィンドウにおいてオーバー
レイ・ウィンドウを利用するプロセスおよび結果の一実
施例のフローダイアグラムであり、(B)はレーダ・ウ
ィンドウにおいてオーバーレイ・ウィンドウを利用する
プロセスの別の実施例のフローダイアグラムであり、
(C)はレーダ・ウィンドウにおいてオーバーレイ・ウ
ィンドウを利用するプロセスのまた別の実施例のフロー
ダイアグラムである。
【図4】(A)はスペクトルのユーザー選択部分を表示
するプロセスの一実施例のフローダイアグラムであり、
(B)はスペクトルのユーザー選択部分を表示するプロ
セスの別の実施例のフローダイアグラムである。
【図5】(A)はフルスペクトルでオーバーレイ・ウィ
ンドウを移動、引き伸ばす状態を概略的に示し、(B)
は(A)の第1部分でのオーバーレイ・ウィンドウに対
応する詳細ウィンドウを概略的に示し、(C)は(A)
における第2部分のところでのオーバーレイ・ウィンド
ウに対応する詳細ウィンドウを概略的に示す。
【図6】本発明のまたさらに別の実施例の画面を示す。
【図7】サンプル・スペクトルの一部と基準スペクトル
の一部を詳細ウィンドウに表示した画面を示す。
【図8】異なったスペクトルを形成するプロセスの一実
施例のフローダイアグラムである。
【図9】初期差スペクトルの一部と2つの代表的な異な
ったスペクトルの部分の表示画面を示す。
【図10】既知スペクトルのライブラリから図2のサン
プル・スペクトルを検索した結果を示す。
【図11】波数の関数としてべースライン・オフセット
量の一部おおびそれから得たスペクトルの定義を示す。
【図12】波数の関数としてべースライン・オフセット
量の一部おおびそれから得たスペクトルの定義を示す。
【図13】(A)は詳細ウィンドウ上でのスペクトルの
一部の表示画面を示し、(B)は関心領域に基づく自動
減算の結果を示す。
【図14】ディスク・ドライブからの予め走査したサン
プル・スペクトルの読み込みを示す。
【図15】ピークモードとクリップボード・ウィンドウ
を示す。
【図16】スペクトルの名称、インデックス情報、実ス
ペクトルおよび成分の性質、構造を含むスペクトル・ラ
イブラリを含むドキュメントを示す。
【図17】定量分析をセットアップし、較正するのに用
いられるスペクトル・コレクションを含むドキュメント
を示す。
【図18】定量分析をセットアップし、較正するのに用
いられるスペクトル・コレクションを含むドキュメント
を示す。
【図19】処理履歴を含むドキュメントを示す。
【図20】スペクトル検索の結果を含むドキュメントを
示す。
【符号の説明】
1 システム 2 モニタ 3 コンピュータ 4 キーボード 5 マウス 6 スペクトロメータ 7 プロセッサ 8 RAM 9 ディスク・ドライブ 11 システムバス 20 オーバーレイ・ウィンドウ 30 詳細ウィンドウ 40 スペクトル 50 スペクトル部分 51 スペクトル部分 60 メニューバー 61 コマンドボタン 62 コマンドボタン 63 コマンドボタン 70 コマンドボタン 71 コマンドボタン 72 コマンドボタン 73 コマンドボタン 74 コマンドボタン 75 コマンドボタン 76 コマンドボタン 77 コマンドボタン 78 コマンドボタン 79 コマンドボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーク エル オルソン アメリカ合衆国 マサチュセッツ 01701 フラミンガム シャウマット テラス 10 (72)発明者 ポール ヴイ カーター アメリカ合衆国 マサチュセッツ 02135 ブライトン ナンバー15 コモ ンウェルス コート 11 (56)参考文献 特開 平1−232649(JP,A) 特開 平4−337880(JP,A) 特開 平3−100698(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01J 3/00 - 3/52 G01N 21/00 - 21/01 G01N 21/17 - 21/61 G01J 3/02 G06F 15/00 G09G 5/36 実用ファイル(PATOLIS) 特許ファイル(PATOLIS)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイと、プロセッサと、メモリ
    と、相対ポインティング装置とを包含するコンピュータ
    ・システムにおいて、サンプル・スペクトルと基準スペ
    クトルの差スペクトルを画像操作により形成する方法で
    あって、 サンプル・スペクトルに比例した初期差スペクトルの少
    なくとも一部をディスプレイ上に表示する段階と、 ディスプレイ上の前記初期差スペクトル上の1つの点を
    相対ポインティング装置で選択する段階と、前記初期差
    スペクトル上の1つの点は第1の波数に対する差の程度
    を表すデータを示すものであって、 前記差スペクトル上の1つの点をディスプレイ上で、カ
    ーソルを使って、適宜量だけ相対ポインティング装置で
    移動させる段階と、 前記適宜な移動量ならびに前記基準スペクトル上の前記
    第1の波数に対応する点の数値とによってけた移動子を
    プロセッサで決定する段階と、 基準スペクトル上の各点のデータを前記けた移動子によ
    り、けた移動することによって、けた移動基準スペクト
    を形成する段階と、 前記サンプル・スペクトルと前記けた移動基準スペクト
    の間で差スペクトルをプロセッサで決定する段階と、 ディスプレイ上に前記差スペクトルの少なくとも一部を
    表示する段階とを包含することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記差スペクトル上の1点であるデータ
    ポイントを移動させる前記段階が、前記差スペクトル上
    の1点を相対ポインティング装置によってディスプレイ
    上で第1の位置からディスプレイ上で第2の位置まで移
    動させるようにカーソルを動かす段階とディスプレイ上
    で前記第1の位置からディスプレイ上の前記第2の位置
    の間のオフセット量を決定する段階からなることを特徴
    とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記オフセット量がディスプレイ上の垂
    直方向オフセット量を含むことを特徴とする請求項2に
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 ディスプレイと、プロセッサと、メモリ
    と、相対ポインティング装置とを包含するコンピュータ
    ・システムにおいて、サンプル・スペクトルと基準スペ
    クトルの差スペクトルを画像操作により形成する方法で
    あって、 ディスプレイ上にサンプル・スペクトルと直線関係にあ
    る初期差スペクトルの少なくとも一部を表示する段階
    と、 ディスプレイ上の前記初期差スペクトル上の1つの点を
    相対ポインティング装置で選択する段階と、前記初期差
    スペクトル上の1つの点は第1の波数に対する差の程度
    を表すデータであって、 ディスプレイ上で、カーソルを使って、前記初期差スペ
    クトル上の1つの点を第1の位置から第2の位置へ相対
    ポインティング装置によって移動させる段階と、 前記第2の位置の点のデータを前記第1の位置の点のデ
    ータから減算して垂直オフセット量を決定する段階と、 基準スペクトル上の前記第1の波数に対する点のデータ
    で前記垂直オフセット量を除算して基準スペクトルのた
    めのけた移動子を決定する段階と、 基準スペクトル上の各点のデータを前記けた移動子の値
    によりけた移動して、けた移動基準スペクトルを形成す
    る段階と、 このけた移動基準スペクトルをサンプル・スペクトルか
    ら減算して差スペクトルを形成する段階と、 ディスプレイ上に前記差スペクトルの少なくとも一部を
    表示する段階とを包含することを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 前記初期差スペクトルがサンプル・スペ
    クトルに等しいことを特徴とする請求項4に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 ディスプレイと、グラフィカル入力装置
    とを包含するコンピュータ・システムにおいて、コンピ
    ュータ上で、サンプル・スペクトルを目で見ながら画像
    操作を行なうことによってスペクトルを表示する方法で
    あって、 サンプル・スペクトルに等しい初期スペクトルの少なく
    とも一部をディスプレイ上に表示する段階と、 サンプル・スペクトルとけた移動基準スペクトルの数学
    的な組合せであるスペクトルの少なくとも一部をディス
    プレイに表示する段階とからなり、 前記けた移動基準スペクトルが、あるけた移動子の値に
    よってけた移動された、けた移動基準スペクトルであ
    り、該けた移動子の値はグラフィカル入力装置によって
    ディスプレイ上の前記初期スペクトル上の点を移動させ
    た距離を測定して生成されたものであることを特徴とす
    る方法。
  7. 【請求項7】 前記数学的な組み合せが引き算であるこ
    とを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 ディスプレイとグラフィカル入力装置を
    包含するコンピュータ・システムにおいて、差スペクト
    ルを目で見ながら画像操作して表示する方法であって、 サンプル・スペクトルとけた移動基準スペクトルとの数
    学的な差である差スペクトルの少なくとも一部をディス
    プレイ上に表示する段階と、前記けた移動基準スペクトルは、けた移動子の値によっ
    てけた移動されたけた移動基準スペクトルであり、 グラフィカル入力装置によって、ディスプレイ上におい
    て、差スペクトル上の1点を移動させた距離を測定して
    生成する更新けた移動子の値を決定する段階と、 この更新けた移動子の値によって基準スペクトルから
    新けた移動基準スペクトルを生成する段階と、 前記サンプル・スペクトルと前記更新けた移動基準スペ
    クトルの間の数学的な差である更新差スペクトルの少な
    くとも一部をディスプレイ上に表示する段階とを包含す
    ることを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 スペクトルが赤外線スペクトル・データ
    を含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
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