JP3251262U - スリッパ - Google Patents
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Abstract
【課題】多層構造の中材を内包したインソールを有し、着用時に快適な触感を得られると共に、歩行時に適度な反発力を得られ、快適な履き心地と歩き心地を得ることができるスリッパを提供する。
【解決手段】足裏を支えるソール部2とソール部の両端から立設すると共に足の甲を覆うアッパー部1からなるスリッパ100であって、ソール部は、床に接する面に設けられた底面23と、足裏が接する面を有するソール表面層21と、底面とソール表面層に囲まれたクッション層22と、を有し、クッション層は、EVA素材からなるEVA層22cと、EVA層の上に積層された第二ウレタン層22bと、第二ウレタン層の上に積層され、第二ウレタン層より硬度が低い第一ウレタン層22aと、を備える。
【選択図】図3
【解決手段】足裏を支えるソール部2とソール部の両端から立設すると共に足の甲を覆うアッパー部1からなるスリッパ100であって、ソール部は、床に接する面に設けられた底面23と、足裏が接する面を有するソール表面層21と、底面とソール表面層に囲まれたクッション層22と、を有し、クッション層は、EVA素材からなるEVA層22cと、EVA層の上に積層された第二ウレタン層22bと、第二ウレタン層の上に積層され、第二ウレタン層より硬度が低い第一ウレタン層22aと、を備える。
【選択図】図3
Description
新規性喪失の例外適用申請有り
本考案は、多層構造の中材を内包したインソールを有し、着用時に快適な触感を得られると共に、歩行時に、足裏に適度な反発力を得られ、快適に歩行することができるスリッパに関する。
スリッパは、足裏を支えるソール部と、足の甲を覆うアッパーとからなる簡易的な履物であり、室内やベランダ等で、気軽に着用できる履物である。スリッパは、足の甲のみを多い、かかと部分は解放されている形が多く、気軽に履ける半面、履き心地があまり良くなかったり、歩きにくかったりする等の問題があった。
特許文献1のスリッパは、アッパー部の側面や前面近傍に複数の通気孔を設け、通気性を高め、快適な履き心地を実現したスリッパである。特許文献1のスリッパは、複数の通気孔がソール部に設けられていることで、アッパー部とソール部に囲まれた空間の湿気を排出し換気性能が高くなっている。しかし、ソール部に密着する足裏から発せられた湿気はソール部の内部に籠るため、完全に快適な履き心地であるとまではいえない。また、足裏がソール部に密着することで、ソール部に湿気が沁みていき、徐々に、ソール部のクッション性が失われ、歩行時の衝撃が足裏に直接かかり、足を痛めやすかったり、疲れやすいという問題もあった。
本考案では、多層構造の中材を内包したインソールを有し、通気性に優れると共に、エアホールが設けられた中材や、硬度の異なるシート層を複数設けたことで、ソール部のクッション層が、歩行時の衝撃を緩衝し、足裏にかかる負荷を権限し、足を柔らかく包み込んで、快適に歩くことができるスリッパを提供する。
本考案のスリッパは、足裏を支えるソール部と前記ソール部の両端から立設すると共に足の甲を覆うアッパー部からなるスリッパであって、前記ソール部は、床に接する面に設けられた底面と、足裏が接する面を有するソール上面と、前記底面と前記ソール上面に囲まれたクッション層と、を有し、前記クッション層は、EVA素材からなるEVA層と、前記EVA層の上に積層された第二ウレタン層と、前記第二ウレタン層の上に積層され、前記第二ウレタン層より硬度が低い第一ウレタン層と、を備えたことを特徴とする。
この考案によれば、EVA素材からなるEVA層と、前記EVA層の上に積層された第二ウレタン層と、前記第二ウレタン層の上に積層され、前記第二ウレタン層より硬度が低い第一ウレタン層とを備えたクッション層があることで、適度なクッション性を備えたソール部とすることができる。スリッパを着用した際に、足、ソール部のクッション層が、歩行時に足裏にかかる衝撃を緩衝し、足に負荷がかからず、足を柔らかく包み込むので、歩行しやすく、履き心地のよいスリッパとすることができる。
また、本考案のスリッパの前記第一ウレタン層は、エアホールを有することを特徴とする。
この考案によれば、エアホールを有する第一ウレタン層が、ソール部に内包されていることで、スリッパを着用し歩行した際に、足裏にかかる衝撃を軽減させることができる。すなわち、エアホールに空気が出入し、その空気摩擦により、足裏が、沈み込む速度が緩められ、足裏にかかる衝撃が軽減される。また、ソール部にクッション層があることで、足を柔らかく包み込むので、歩行時に、足が疲れず、リズミカルに、快適に歩くことができるスリッパとすることができる。
以下、考案を実施するための最良の形態について、添付図面を参照して説明
(実施の形態1)
図1は、本考案の実施の形態1のスリッパ100を示す平面図であり、図2は、右側面図である。図3は、本考案の実施の形態1のスリッパ100のソール部の内部構造を説明するための模式図であり、図4は、説明図である。図5は、本考案の実施の形態1のスリッパ100の使用状態を示す参考図である。
図1は、本考案の実施の形態1のスリッパ100を示す平面図であり、図2は、右側面図である。図3は、本考案の実施の形態1のスリッパ100のソール部の内部構造を説明するための模式図であり、図4は、説明図である。図5は、本考案の実施の形態1のスリッパ100の使用状態を示す参考図である。
本考案の実施の形態1のスリッパ100は、図1に示すように、足裏を支持するソール部2と、ソール部2の両端から立設し、足の甲部を覆うアッパー部1を主に有する。また、本考案の実施の形態1のスリッパ100は、アッパー部のつま先側先端が開口したタイプだが、つま先側先端が開口しておらず袋状のアッパー部1を有するスリッパとしても良い。本考案の実施の形態1のスリッパ100は、図2に示すように、ソール部2が厚めであり、クッション性に富んだスリッパ100となっている。スリッパ100の着用時、足裏はソール部2に密着するので、ソール部2に厚みがあると、ソール2が湿気を溜め込みやすく、ソール部2とアッパー部1とで囲まれた空間に湿気がこもって蒸れやすくなる。しかし、本考案のスリッパ100は、図3に示すように、ソール部2の内部が、多層構造となっており、通気性が高く、湿気を排出しやすい構造となっている。
図3に示すように、ソール2は、多層構造となっていて、床面に接する最下層に設けられた底面23、足裏が接する最上層に設けられたソール表面層21、底面23とソール表面層21の間に設けられたクッション層22という3つの層からなる。底面23は、EVA素材からなるアウトソールである。ソール表面層21は、実施の形態1では、ファブリック21a、ウレタンシート21b、ガーゼ21cの3つのシートからなり、足裏が接する面に近い側から、ファブリック21a、ウレタンシート21b、ガーゼ21cの順番で設けられている。ソール表面層21の最上部層であるファブリック21aは、足裏に接する部分の触感を決定する部分であるので、肌触りの良い布生地等を用いることが望ましい。布生地以外にも、不織布やレザー生地、樹脂シートその他の素材のシートを用いても良い。また、実施の形態1では、ファブリック21a、ウレタンシート21b、ガーゼ21cと、素材の異なる3つのシートを用いているが、単一素材のシートを1枚または複数枚用いて作成しても良い。
図4に示すように、ソール表面層21と、底面23に挟まれた内部には、クッション層22が設けられている。クッション層22は、第一ウレタン層22a、第二ウレタン層22b、EVA22cからなる。これらの層は、足裏が接する面に近い側から、第一ウレタン層22a、第二ウレタン層22b、EVA層22cの順番で重ねられ設けられている。第一ウレタン層22aと第二ウレタン層22bは、ウレタンフォームからなる。ウレタンフォームは、伸縮性に優れ、強度が高く、また、硬度のバリエーションが広い。第一ウレタン層22aと、第二ウレタン層22bは、硬度の異なるウレタンフォームが用いられている。第一ウレタン層22aの硬度は、第二ウレタン層22bの硬度よりも低い。
第一ウレタン層22a及び第二ウレタン層22bに用いられるウレタンフォームは、気泡を含むフォーム体(スポンジ)であり、気泡が連続した連続気泡構造となっている。連続気泡構造のウレタンフォームは、通気性が高い。また、空気が気泡を通過する際に、通気抵抗が生ずるので、ウレタンフォームにかかった負荷を軽減し、衝撃を緩衝して、柔らかい感触と履き心地を実現することができる。第一ウレタン層22a及び第二ウレタン層22bの下部に設けられたEVA層22cは、第一ウレタン層22a及び第二ウレタン層22bよりも硬度が高いEVA素材からなるため、かかる負荷や衝撃をしっかりと受け止める役目を担う。第一ウレタン層22a、第二ウレタン層22b及びEVA層22cからなるクッション層22が設けられていることで、スリッパ100は、着用時に、快適な触感を得られると共に、歩行時に、足裏にかかる衝撃が緩衝され、足裏に負荷がかからず、疲れにくく、快適な歩き心地を得るスリッパ100となる。
クッション層22には、EVA材とウレタン材という2つの異なる素材の層を有し、かつ、ウレタン材からなる層は硬度の異なる2種類の層を備えている。EVA素材からなる層、硬度の高い発泡ウレタン素材からなる層、硬度の低い発泡ウレタン素材からなる層という少なくとも3つの層を有することで、クッション性が高く、柔らかい履き心地のスリッパ100とすることができる。図4に示すように、クッション層22は、空気Kが出入りしやすい発泡ウレタン層を複数有し、空気Kが出入りしやすい。空気Kが、クッション層22を出入りする際に、通気抵抗が生じて、クッション層22は、ゆっくりと沈み込む。図5に示すように、クッション層22に足裏の負荷がかかると、クッション層22がその負荷を軽減し、衝撃を緩和するので、足にかかる負担が少ないスリッパ100とすることができる。
本考案の実施の形態1のスリッパ100のクッション層22は、最上部に設けられた第一ウレタン層22a、その下に設けられた第二ウレタン層22b、一番下に設けられたEVA層22cからなる。足裏に一番近い側に設けられた第一ウレタン層22aは、下側に設けられた第二ウレタン22bよりも硬度が低く、やわらかい構造であり、複数のエアホール(孔)が設けられている。
第一ウレタン層22aは、複数のエアホールと、柔らかく弾力性のある発泡ウレタン素材により、空気の出入りが多いが、さらに、第一ウレタン層22aには、空気の通り道となるエアホール(孔)が複数設けられており、空気との接触面積が広い。第一ウレタン層22aは、空気が出入りする際の通気抵抗により、負荷がかかった際に、ゆっくりと沈み込み、衝撃を緩和する効果が高い。第二ウレタン層22bは、第一ウレタン層22aよりも硬度が高く、硬めの発泡ウレタン素材からなる素材である。第二ウレタン層22bは、第一ウレタン層22aよりも、硬めであるので空気の通り道となる気泡が少ない。第一ウレタン層22aを通った空気が、第二ウレタン層22bを通過する際、空気の通り道が狭くなり、通気抵抗が大きくなるので、足裏の重量がかかった際に、その衝撃を効果的に緩和することができる。第一ウレタン層22bの下に設けられたEVA層22cは、ウレタン素材より硬質な素材であるEVA材が用いられていることにより、第一ウレタン層22aと第二ウレタン層22bを通過した空気が留まるか又は極少量ずつ通過するので通気抵抗が更に大きくなり、衝撃を緩和する効果を最大にすることができる。
第一ウレタン層22aと、第二ウレタン層22bの硬度の差は、JIS K7312に基づいてタイプC試験機(デュロメーター)で測定した際の硬度の差が10度から30度あれば良い。望ましくは、第一ウレタン層22aの上記測定で得た硬度は、第二ウレタン層22bの硬度よりも18度から22度程度低いことが望ましい。第一ウレタン層22aと、第二ウレタン層22bに、硬度の異なる素材、すなわち、気泡の量が異なる二種類の発泡ウレタン素材の層を用いることで、ソール部2の内部に、歩行に最適なクッション層22を形成する。
本実施の形態1では、クッション層22を有するソール部2を持つスリッパ100としたが、スリッパ以外に、サンダルやルームシューズ、外履き用のシューズに本考案の構成を用いても良い。
100 スリッパ
1 アッパー部
2 ソール部
21 ソール表面層
21a ファブリック
21b ウレタンシート
21c ガーゼ
22 クッション層
22a 第一ウレタン層
22b 第二ウレタン層
22c EVA層
23 底面
F 足
K 空気
1 アッパー部
2 ソール部
21 ソール表面層
21a ファブリック
21b ウレタンシート
21c ガーゼ
22 クッション層
22a 第一ウレタン層
22b 第二ウレタン層
22c EVA層
23 底面
F 足
K 空気
Claims (2)
- 足裏を支えるソール部と前記ソール部の両端から立設すると共に足の甲を覆うアッパー部からなるスリッパであって、
前記ソール部は、床に接する面に設けられた底面と、足裏が接する面を有するソール表面層と、前記底面と前記ソール表面層に囲まれたクッション層と、を有し、
前記クッション層は、EVA素材からなるEVA層と、前記EVA層の上に積層された第二ウレタン層と、前記第二ウレタン層の上に積層され、前記第二ウレタン層より硬度が低い第一ウレタン層と、を備えたことを特徴とするスリッパ。 - 前記第一ウレタン層は、エアホールを有することを特徴とする請求項1に記載のスリッパ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2025000812U JP3251262U (ja) | 2025-03-14 | 2025-03-14 | スリッパ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2025000812U JP3251262U (ja) | 2025-03-14 | 2025-03-14 | スリッパ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3251262U true JP3251262U (ja) | 2025-05-14 |
Family
ID=95693672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2025000812U Active JP3251262U (ja) | 2025-03-14 | 2025-03-14 | スリッパ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3251262U (ja) |
-
2025
- 2025-03-14 JP JP2025000812U patent/JP3251262U/ja active Active
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
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