JP3251063U - 仮想体感を有するセンシングローラー装置 - Google Patents

仮想体感を有するセンシングローラー装置 Download PDF

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Abstract

【課題】仮想体感を有するセンシングローラー装置を提供する。
【解決手段】仮想体感を有するセンシングローラー装置は、コンピュータ装置との接続に適用され、胴体ユニット3、ローラーユニット4、検知ユニット及び体感ユニット6を含む。胴体ユニットはベース31を含み、ローラーユニットはベースとピボットされてベースに対して回転可能なホイールボディ42を含み、体感ユニットは回転検知モジュールと接続されて回転検知モジュールの検知データに応じてサウンドを発生させるサウンド出力モジュール61、及び回転検知モジュールと接続されて回転検知モジュールの検知データに応じて振動を発生させる振動出力モジュールを含み、これにより、サウンド出力モジュールと振動出力モジュールはラチェット構造をシミュレーションしたサウンドと振動を出力することができる。
【選択図】図1

Description

本考案はローラー装置に関し、特にタッチを検知することができる仮想体感を有するセンシングローラー装置に関する。
マウスはコンピュータを操作する重要な入力機器であり、通常、文書の操作、ウェブページの操作、コンピュータの作図、シングルプレイヤー型ゲーム、オンラインゲームの操作……などに全てマウスを使用しなければならず、マウスは現代人の日常でなくてはならない製品といえる。
上記マウスはマウス本体、ローラー、及びエンコーダーを含み、上記ローラーは上記マウス本体に取り付けられ、上記エンコーダーは上記ローラーに連結されて上記ローラーが回転する際に上記ローラーのローリング角度をセンシングしてコンピューターを操作する効果を達成するようになる。
その他に、上記マウスにはラチェット構造も設けられるが、上記ラチェット構造はローラーと連結される歯面及び上記歯面と接触する弾性部材を含み、上記弾性部材は上記歯面に当接して上記ローラーが回動する際に上記歯面からバウンスして段階的な触感及びサウンドを発生させる。ところが、従来のラチェット構造は体積が大きくて重いため、マウスの効果的な軽量化が困難であった。
しかし、従来のローラーモジュールは以下の欠点を有する。
イ.検知精度が向上できない。
従来のローラー装置ではエンコーダーでローラーの回転速度及び角度を検知するが、上記エンコーダーに設けられたラスタが構造的な限界により非常に精密にできず、光の透過に散乱誤差が存在するため、従来のローラー回転角度の検知精度を制限する。
ロ.装置を軽量化できない。
従来のローラー装置はラチェット構造を設置してユーザーがローラーの回転を正確に制御できるようにしながらコンピュータを制御できるようにしたが、従来のラチェット構造は必ず歯面及び歯面と当接する弾性部材を設けなければならず、上記ラチェット構造はマウスの体積を占め、重いため、マウスの設計においてより軽量化できなくする。
ハ.多様な操作を提供できない。
従来のローラー装置はローラーを回動する方式でコンピュータを制御しなければならず、ローラーの回動を停止すると、コンピュータもスクロールを停止して、ユーザーが必ずローラーを操作し続けなければならないため、ユーザーに煩わしさがあり、またラチェット構造の歯面間隔が固定されており、ユーザーが調整できないようにする。
従って、ローラー回転角度の検知精度を改善し、ラチェット構造の設置を除去するとともにローリング時の段階的な触感及びサウンドを保持することは通常の知識を有する者が至急努力すべき目標である。
この点に鑑みて、本考案の目的は仮想体感を有するセンシングローラー装置を提供することであり、上記仮想体感を有するセンシングローラー装置はコンピュータ装置との接続に適用され、上記仮想体感を有するセンシングローラー装置は胴体ユニット、ローラーユニット、検知ユニット、及び体感ユニットを含む。
上記胴体ユニットはベースを含む。
上記ローラーユニットは上記ベースとピボットされて上記ベースに対して回転するホイールボディ、及び上記ホイールボディの周りに設けられる第1伝導性電極を含む。
上記検知ユニットは上記コンピュータ装置と接続され、上記ベースと接続される回転検知モジュール及び上記ベースと接続されるタッチ検知モジュールを含み、上記回転検知モジュールは上記ホイールボディの回転変化を検知して上記コンピュータ装置が上記ホイールボディの回転角度を取得するようにし、上記タッチ検知モジュールは上記第1伝導性電極の静電容量の変化を検知して上記コンピュータ装置が上記ホイールボディに対するユーザーのタッチを取得するようにする。
本考案の他の技術的解決手段は、上述の上記仮想体感を有するセンシングローラー装置が体感ユニットをさらに含み、上記体感ユニットは上記ベースと接続されるサウンド出力モジュールを含み、上記サウンド出力モジュールは上記回転検知モジュール及び上記タッチ検知モジュールと接続されて上記回転検知モジュール及び上記タッチ検知モジュールの検知データに応じてサウンドを発生させる。
本考案のさらに他の技術的解決手段は、上述の上記仮想体感を有するセンシングローラー装置が体感ユニットをさらに含み、上記体感ユニットは上記ベースと接続される振動出力モジュールを含み、上記振動出力モジュールは上記回転検知モジュール及び上記タッチ検知モジュールと接続されて上記回転検知モジュール及び上記タッチ検知モジュールの検知データに応じて振動を発生させる。
本考案のさらに他の技術的解決手段は、上述の上記検知ユニットが上記回転検知モジュールと接続されるラチェットモード駆動モジュールをさらに含み、上記ラチェットモード駆動モジュールにはトリガー角度が保存され、上記ラチェットモード駆動モジュールは上記ホイールボディが上記トリガー角度を回転する際に上記サウンド出力モジュール及び上記振動出力モジュールが運行するように制御する。
本考案のさらに他の技術的解決手段は、上述の上記検知ユニットが上記回転検知モジュールと接続されるフリーホイールモード駆動モジュールをさらに含み、上記フリーホイールモード駆動モジュールにはスクロール時間データが保存され、上記コンピュータ装置は上記スクロール時間データを取得する。
本考案のさらに他の技術的解決手段は、上述の上記フリーホイールモード駆動モジュールに上記スクロール時間データに対応する回転速度データが保存され、上記フリーホイールモード駆動モジュールは上記ホイールボディの回転速度に応じて対応するスクロール時間データを上記コンピュータ装置に伝送する。
本考案のさらに他の技術的解決手段は、上述の上記胴体ユニットが上記ベースと接続される切替スイッチをさらに含む。
本考案のさらに他の技術的解決手段は、上述の上記胴体ユニットが上記ベースと接続される第1板体、上記第1板体に設けられるホイールウェル、及び上記第1板体に設けられる第2伝導性電極をさらに含み、上記第1板体は上記ホイールボディの底部に位置し、上記第2伝導性電極は上記ホイールウェルの枠に位置し、上記ホイールボディは上記ホイールウェルを貫通し、上記第2伝導性電極は上記タッチ検知モジュールと接続され、上記第1伝導性電極は上記第2伝導性電極と離隔して設けられ、上記第2伝導性電極は上記第1伝導性電極の静電容量の変化をセンシングする。
本考案のさらに他の技術的解決手段は、上述の上記胴体ユニットが上記ベースと接続される第2板体をさらに含み、上記ローラーユニットは上記ホイールボディに設けられる磁性回転軸をさらに含み、上記ホイールボディは上記磁性回転軸を回転させ、上記磁性回転軸は直径が磁化されたバイポーラ磁石であり、上記回転検知モジュールが上記第2板体に設けられ、上記回転検知モジュールは上記磁性回転軸と離隔して設けられて上記磁性回転軸が回転する際の磁性変化をセンシングする。
本考案のさらに他の技術的解決手段は、上述の胴体ユニットが上記ホイールボディの側辺に設けられる第3伝導性電極をさらに含み、上記第3伝導性電極は上記タッチ検知モジュールと接続され、上記第1伝導性電極は上記第3伝導性電極と離隔して設けられ、上記第3伝導性電極は上記第1伝導性電極の静電容量の変化をセンシングする。
本考案の有利な効果は以下の通りである。
上記サウンド出力モジュールはラチェットモードのサウンドをシミュレーションすることができ、上記振動出力モジュールはラチェットモードの振動をシミュレーションすることができ、上記ラチェットモード駆動モジュールは上記ホイールボディが設定角度で回転する際に様々な体感フィードバックをシミュレーションするように設定することができ、上記タッチ検知モジュールは電荷をセンシングする静電容量センサであって、上記第1伝導性電極と上記第2伝導性電極の電荷の変化を検知することができる。これにより、上記ホイールボディに対するユーザーのタッチ有無を判定することができ、上記コンピュータ装置は上記タッチ検知モジュールの検知データを取得してユーザーが上記ホイールボディにタッチする際に振動フィードバックを単独で発生させることもでき、サウンドフィードバックを単独で発生させるか、または振動フィードバックとサウンドフィードバックを同時に発生させることもできる。また、体感フィードバックが全く存在しないように設定することもできる。上記フリーホイールモード駆動モジュールは上記ホイールボディが安定して回転するように設定して上記ホイールボディの回転状態または上記コンピュータ装置でプログラムがスクロールする時間として使用し、また、上記フリーホイールモード駆動モジュールは最初にホイールが回転するとき、上記磁性回転軸の回転初期速度または加速度を設定して上記ホイールボディの回転状態または上記コンピュータ装置でプログラムがスクロールする時間として利用することもできる。
立体模式図であり、本考案の仮想体感を有するセンシングローラー装置の好ましい実施例であり、上記センシングローラー装置の立体構造を示す。 立体模式図であり、上記好ましい実施例による上記センシングローラー装置の構造分解状態を示す。 機能モジュール設置模式図であり、上記好ましい実施例による上記センシングローラー装置に設けられた様々な機能モジュールの設置態様を示す。 立体模式図であり、上記好ましい実施例による複数の板体の構成の立体状態を示す。 立体模式図であり、上記好ましい実施例による上記複数の板体の他の構成の立体状態を示す。 立体模式図であり、上記好ましい実施例によるローラーユニットの立体構造を示す。 分解模式図であり、上記好ましい実施例による上記ローラーユニットの分解構造を示す。 立体分解模式図であり、上記好ましい実施例によるサウンド出力モジュールと振動出力モジュールの構成の立体分解図を示す。 立体模式図であり、上記好ましい実施例による支持構造と上記振動出力モジュールの立体的な様態を示す。 分解模式図であり、上記好ましい実施例による上記支持構造と上記振動出力モジュールの分解様態を示す。 平面模式図であり、上記好ましい実施例による上記ローラーユニットの平面状態を示す。 局部平面拡大模式図であり、上記好ましい実施例による上記ローラーユニットの局部拡大図である。
本考案に関する関連出願特許の特色及び技術的内容は以下の添付の図面を参照した好ましい実施例による詳細な説明により明らかになるであろう。
図1、図2及び図3を参照すると、本考案の仮想体感を有するセンシングローラー装置の好ましい実施例であり、上記センシングローラー装置は胴体ユニット3、ローラーユニット4、検知ユニット5、及び体感ユニット6を含み、好ましくは、上記センシングローラー装置はマウス装置に設けられるが、これに限定されない。上記センシングローラー装置はコンピュータ装置2との接続に適用されて上記コンピュータ装置2のプログラムがローリングまたはスクロールされるように制御するが、ローラーでコンピュータを制御する技術は既知の技術であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
上記胴体ユニット3は、ベース31と、上記ベース31と接続される第1板体32と、上記第1板体32に設けられるホイールウェル33と、上記第1板体32に設けられる第2伝導性電極34と、上記ベース31と接続される第2板体35と、上記ベース31と接続される第3板体36と、上記ベース31と接続される第4板体37と、上記第2板体35に設けられる第3伝導性電極38と、上記ベース31と接続される切替スイッチ39と、を含む。上記ベース31はマウスの台座であるが、これに限定されず、上記ベース31にはケース(不図示)が設けられる。
図2、図4及び図5を参照すると、上記第1板体32、上記第2板体35、上記第3板体36及び上記第4板体37は上記ベース31に設けられる回路基板であり、上記第1板体32、上記第2板体35、上記第3板体36及び上記第4板体37は互いに電気的な接続をなすようにフラットケーブル及びコネクタを設け、実際に実施する場合、上記ベース31に設けられた回路基板は他の構成を使用してもよく、これに限定されない。
図1、図6及び図7を参照すると、上記ローラーユニット4は上記ベース31と接続される支持構造41と、上記ベース31と接続されるとともに上記支持構造41に設けられるホイールボディ42と、上記ホイールボディ42の周りに設けられる第1伝導性電極43と、上記ホイールボディ42の外側に設けられるテクスチャー表面44と、上記ホイールボディ42に設けられる磁性回転軸45と、を含む。
図3、図5及び図8を参照すると、上記検知ユニット5は上記コンピュータ装置2と接続され、上記検知ユニット5は上記ベース31と接続される回転検知モジュール51と、上記ベース31と接続されるタッチ検知モジュール52と、上記回転検知モジュール51と接続されるラチェットモード駆動モジュール53と、上記回転検知モジュール51と接続されるフリーホイールモード駆動モジュール54と、を含む。
上記回転検知モジュール51は磁気力を検知するホールセンシングチップで、上記タッチ検知モジュール52は電荷を検知する静電容量センシングチップであり、上記タッチ検知モジュール52は上記第1伝導性電極43の静電容量の変化を検知して上記コンピュータ装置2にユーザーの上記ホイールボディ42へのタッチ状態を取得させ、好ましくは、上記回転検知モジュール51と上記タッチ検知モジュール52は上記第2板体35に設けられるが、これに限定されない。
上記検知ユニット5はマイクロコントローラー(不図示)をさらに含み、上記マイクロコントローラーは上記コンピュータ装置2、上記回転検知モジュール51、上記タッチ検知モジュール52、上記ラチェットモード駆動モジュール53、上記フリーホイールモード駆動モジュール54、サウンド出力モジュール61、振動出力モジュール62、及びその他の回路と電気的に接続され、上記マイクロコントローラーは上記コンピュータ装置2とデータを伝送して上記コンピュータ装置2が上記マイクロコントローラーを設定できるようにし、さらに上記マイクロコントローラーが上記仮想体感を有するセンシングローラー装置における電子アセンブリを制御できるようにし、好ましくは、上記マイクロコントローラーが上記第1板体32に設けられるが、これに限定されない。ここで、上記ラチェットモード駆動モジュール53と上記フリーホイールモード駆動モジュール54は上記コンピュータ装置2に設けられてもよく、上記センシングローラー装置のマイクロコントローラーに設けられてもよく、また、回路基板に直接設けられてもよいが、これに限定されない。上記コンピュータ装置2は上記マイクロコントローラーによって上記サウンド出力モジュール61にサウンドの大きさ及び種類を設定することができ、アナログ及びデジタル音響効果までユーザー定義することができ、上記コンピュータ装置2は上記マイクロコントローラーによって上記振動出力モジュール62の振動強度及び種類を設定することができ、振動する感覚までユーザー定義することができる。
ラチェットモードにおいて、上記ラチェットモード駆動モジュール53にはトリガー角度が保存され、上記コンピュータ装置2は上記トリガー角度を設定することができ、好ましくは、上記トリガー角度を5度回転するように設定することができるが、これに限定されない。上記ホイールボディ42がラチェットモードの回転を行う場合、上記ラチェットモード駆動モジュール53は上記ホイールボディ42が上記トリガー角度を回転する際に上記サウンド出力モジュール61及び上記振動出力モジュール62が運行するように制御して、ユーザー定義されたアナログサウンド及び/またはユーザー定義された触感を再生し、上記コンピュータ装置2のプログラムが一定の距離をスクロールするように制御するが、ここで、実際にユーザーがローラーユニット4のホイールボディ42を回転させるときのみ定義されたアナログサウンドとユーザー定義された触感を再生する。実際に実施する場合、上記コンピュータ装置2の設定を経て上記サウンド出力モジュール61がサウンドを発生するように単独で制御するか、または上記振動出力モジュール62が振動を発生するように単独で制御することができる。また、上記サウンド出力モジュール61と上記振動出力モジュール62がサウンドも振動も発生しないように制御することができる。
フリーホイールモードにおいて、上記コンピュータ装置2は上記マイクロコントローラーを設定することができ、上記マイクロコントローラーは上記ホイールボディ42の回転速度を検知してから上記サウンド出力モジュール61を介してユーザー定義されたアナログサウンドを再生するか、及び/または上記振動出力モジュール62を介してユーザー定義された触感を提供することができる。その他に、上記コンピュータ装置2はシミュレーション回転の長さ(ユーザー定義されたアナログサウンド及びユーザー定義された触感を含む)を設定することができ、ユーザーは上記テクスチャー表面44を素早く一度フリックして上記ホイールボディ42を回転させ、上記仮想体感を有するセンシングローラー装置は上記コンピュータ装置2の構成に応じて上記ホイールボディ42の回転をシミュレーションするとともに長時間保持させることができる。最後に、ユーザーは上記ホイールボディ42を回転(前方または後方に)させて上記ホイールボディ42のフリーホイールモードのシミュレーション回転を停止させることができる。好ましくは、上記フリーホイールモード駆動モジュール54にスクロール時間データが保存され、上記コンピュータ装置2は上記スクロール時間データを設定することができ、上記ホイールボディ42がフリーホイールモードの回転を行う場合、上記ホイールボディ42はラチェットの干渉なしに素早く回転することができ、サウンド及び振動体感が必要な場合には上記サウンド出力モジュール61及び上記振動出力モジュール62を設定して上記センシングローラー装置がサウンド及び/または振動を発生するようにすることができ、上記ホイールボディ42はフリー回動感を提供し、上記コンピュータ装置2は上記スクロール時間データを取得することができる。例えば、上記コンピュータ装置2がフリーホイールモードに設定され、「ソフトウェアが定義した回転」に設定される場合、ユーザーは上記ホイールボディ42を回転させ、上記コンピュータ装置2のプログラムは上記スクロール時間データ(例えば、上記スクロール時間データは10秒)でスクロールするが、上記ホイールボディ42が回転を停止しても上記コンピュータ装置2のプログラムのスクロールは継続的に進行して上記スクロール時間データに設定された時間に達すると停止し、強制的に停止する場合は、上記ホイールボディ42をタッチする方式、上記ホイールボディ42を回転させる方式などの他の方式で命令をトリガーすることができる。
その他に、上記フリーホイールモード駆動モジュール54には上記スクロール時間データと対応する回転速度データがさらに保存され、上記フリーホイールモード駆動モジュール54は上記ホイールボディ42の回転速度に応じて対応するスクロール時間データを上記コンピュータ装置2に伝送する。例えば、上記コンピュータ装置2がフリーホイールモードと定義され、「加速度が定義した回転」に設定される場合、ユーザーは上記ホイールボディ42を回転させ、上記コンピュータ装置2のプログラムは上記ホイールボディ42の回転速度を取得してから上記回転速度データで上記スクロール時間データに対応し、上記コンピュータ装置2のプログラムは上記スクロール時間データでスクロールすることにより、上記ホイールボディ42が既に回転を停止しても上記コンピュータ装置2のプログラムのスクロールは継続的に進行し、上記スクロール時間データに設定された時間に停止し、上記ホイールボディ42の異なる回転初期速度または加速度は異なるスクロール時間データに対応する。
図5及び図8を参照すると、上記体感ユニット6は上記ベース31と接続されるサウンド出力モジュール61を含み、上記サウンド出力モジュール61は上記回転検知モジュール51及び上記タッチ検知モジュール52と接続されて上記回転検知モジュール51及び上記タッチ検知モジュール52の検知データに応じてサウンドを発生させ、上記サウンド出力モジュール61の設置位置はマウスの頂部に近くなるようにして、ラチェット回転サウンドをシミュレーションしたサウンドを外に出力する。好ましくは、上記サウンド出力モジュール61は上記第3板体36に設けられ、フラットケーブル及びコネクタによって上記第2板体35と接続され、上記サウンド出力モジュール61は上記回転検知モジュール51のみに接続されてもよく、実際に実施する場合、上記サウンド出力モジュール61は他の設定で使用することもでき、これに限定されない。
図5、図9及び図10を参照すると、上記体感ユニット6は上記ベース31と接続される振動出力モジュール62を含んでラチェットが回転する振動をシミュレーションし、上記振動出力モジュール62は上記回転検知モジュール51及び上記タッチ検知モジュール52と接続されて上記回転検知モジュール51及び上記タッチ検知モジュール52の検知データに応じて振動を発生させる。上記好ましい実施例では、上記振動出力モジュール62は上記支持構造41に設けられるが、これに限定されず、上記振動出力モジュール62は振動を発生させて上記支持構造41及び上記ホイールボディ42に振動が発生するようにし、上記振動出力モジュール62は電線を介して上記第2板体35と接続され、上記振動出力モジュール62は上記回転検知モジュール51のみに接続されることもできる。
図5、図6及び図7を参照すると、上記磁性回転軸45は上記ホイールボディ42の回転軸に設けられ、上記ホイールボディ42は上記磁性回転軸45を回転させ、上記ホイールボディ42は上記支持構造41に設けられ、上記第1伝導性電極43は上記ホイールボディ42の外部の縁に設けられ、上記テクスチャー表面44は上記第1伝導性電極43の外部の縁に設けられ、上記ホイールボディ42は上記支持構造41に対して回転して上記ホイールボディ42が上記ベース31に対して回転できるようにする。
図6、図11及び図12を参照すると、ここで、図12は図11の点線枠の拡大図であり、上記磁性回転軸45は直径が磁化されたバイポーラ磁石であり、上記回転検知モジュール51は上記第2板体35に設けられ、上記回転検知モジュール51は上記磁性回転軸45と離隔して設けられて上記磁性回転軸45が回転する際の磁性変化をセンシングし、上記回転検知モジュール51は上記ホイールボディ42の回転変化を検知して上記コンピュータ装置2が上記ホイールボディ42の回転角度を取得するようにする。
図1、図2及び図4を合わせて参照すると、上記切替スイッチ39は上記第3板体36に設けられ、上記切替スイッチ39は上記検知ユニット5と接続されて上記センシングローラー装置の動作モードを切り替えることができ、ラチェットモードとフリーホイールモードから切替わることができ、また、上記サウンド出力モジュール61及び上記振動出力モジュール62を設定することもでき、好ましくはマウスの頂部から上記切替スイッチ39を操作することができるが、これに限定されない。
図2及び図5を参照すると、上記ホイールウェル33は上記第1板体32のオープンホールであり、上記ホイールボディ42の底部は上記ホイールウェル33を貫通して設けられ、上記ホイールボディ42は上記ホイールウェル33で回転することができ、上記第2伝導性電極34は上記ホイールウェル33の縁に位置し、上記第2伝導性電極34は上記タッチ検知モジュール52と接続され、上記第1伝導性電極43は上記第2伝導性電極34と離隔して設けられ、上記第2伝導性電極34は上記第1伝導性電極43の静電容量の変化をセンシングして上記タッチ検知モジュール52が上記第1伝導性電極43の静電容量の変化を取得するようにする。
図5及び図8を参照すると、上記第3伝導性電極38は上記ホイールボディ42の底部の側辺に設けられ、好ましくは、上記第3伝導性電極38は上記第2板体35に少し突出して設けられ、上記第3伝導性電極38は上記タッチ検知モジュール52と接続され、上記第1伝導性電極43は上記第3伝導性電極38と離隔して設けられ、上記第3伝導性電極38は上記第1伝導性電極43の静電容量の変化をセンシングする。
注目すべき点は、通常のマウスと同様に上記ホイールボディ42の頂部はマウスから突出し、ユーザーは接触してこれをローリングすることができ、ユーザーが上記ホイールボディ42のテクスチャー表面44と接触すると、上記第1伝導性電極43の頂部及び底部は静電容量の変化をセンシングし、上記第1伝導性電極43の底部に設けられた第2伝導性電極34と第3伝導性電極38は静電容量の変化をセンシングすることにより、上記タッチ検知モジュール52は上記ホイールボディ42に対するユーザーのタッチを判定することができ、上記好ましい実施例では、上記第1伝導性電極43、上記第2伝導性電極34及び上記第3伝導性電極38の材質は銅であるが、実際に実施する場合はこれに限定されない。
上記説明から分かるように、本考案の仮想体感を有するセンシングローラー装置は確かに以下の効果を有する。
イ.回転検知精度を向上させる。
本考案の回転検知モジュール51は磁気力の変化をセンシングするホール検知回路またはホールセンシングチップであり、従来の光学検知技術を用いるラスターに比べて、本考案の磁気力のセンシングはラスター構造による光散乱の影響を受けず、上記回転検知モジュール51と上記磁性回転軸45とが互いに近接して上記磁性回転軸45が回転する際の磁性変化を正確にセンシングすることができる。
ロ.装置の重さを軽減する。
上記サウンド出力モジュール61と上記振動出力モジュール62はラチェットがローリングするサウンド及び段階的な体感をシミュレーションすることができ、ラチェットモジュールまたはフリーホイールモードにおいて両方のモジュールは全てサウンドとフリー回動感を発生させ、マウスにラチェット構造を設ける必要がなくなるため、マウスのアセンブリをさらに減らしてマウスの全体的な重さをより軽くすることができる。
ハ.多機能操作を提供する。
上記切替スイッチ39はラチェットモード及びフリーホイールモードを含むが、これに限定されない様々な動作モードの間で切り替わるように許容する。ラチェットモードにおいて、上記ラチェットモード駆動モジュール53はラチェットの回転角度をトリガーしてラチェットが回動する際のサウンド及び体感をシミュレーションすることができる。フリーホイールモードにおいて、上記フリーホイールモード駆動モジュール54はフリーホイールモードで上記コンピュータ装置2のプログラムのスクロール時間を制御してユーザーが様々な操作を進められるようにする。
要するに、上記サウンド出力モジュール61はラチェット構造が回転するサウンドをシミュレーションすることができ、上記振動出力モジュール62はラチェット構造が回転する振動をシミュレーションすることができ、上記ラチェットモード駆動モジュール53は上記ホイールボディ42が設定角度で回転する際に様々なラチェット体感フィードバックをシミュレーションして上記ローラーユニット4に通常のラチェット構造を設ける必要がないようにする。上記タッチ検知モジュール52は電荷をセンシングする静電容量センサであり、上記第1伝導性電極43、上記第2伝導性電極34、及び上記第3伝導性電極38の電荷の変化を検知することができる。これにより、上記ホイールボディ42の外側のテクスチャー表面44に対するユーザーのタッチを判定し、上記コンピュータ装置2が上記タッチ検知モジュール52の検知データを取得し、上記タッチ検知モジュール52が上記ホイールボディ42を介してユーザーの上記テクスチャー表面44のタッチを検知すると、上記振動出力モジュール62が単独で振動フィードバックを発生させるように制御することができ、上記サウンド出力モジュール61が単独でサウンドフィードバックを発生させるように制御するかまたは上記振動出力モジュール62及び上記サウンド出力モジュール61が振動フィードバック及びサウンドフィードバックを発生させるように同時に制御することもでき、また、体感フィードバックが全く存在しないように設定することもできる。上記フリーホイールモード駆動モジュール54は上記ホイールボディ42が安定して回転するように設定して上記ホイールボディ42の回転状態で上記コンピュータ装置2のプログラムのスクロール時間を制御することができ、上記フリーホイールモード駆動モジュール54は上記磁性回転軸45の回転初期速度または加速度を取得して、それを上記コンピュータ装置2でプログラムがスクロールする時間として使用することによって本考案の目的を達成することができる。
上述の内容は本考案の好ましい実施例に過ぎず、これにより本考案の実施範囲を限定することができず、本考案の特許出願範囲及び考案の説明内容により実施される簡単な等価の変化と修正は依然として本考案の特許範囲内に属する。
2 コンピュータ装置
3 胴体ユニット
31 ベース
32 第1板体
33 ホイールウェル
34 第2伝導性電極
35 第2板体
36 第3板体
37 第4板体
38 第3伝導性電極
39 切替スイッチ
4 ローラーユニット
41 支持構造
42 ホイールボディ
43 第1伝導性電極
44 テクスチャー表面
45 磁性回転軸
5 検知ユニット
51 回転検知モジュール
52 タッチ検知モジュール
53 ラチェットモード駆動モジュール
54 フリーホイールモード駆動モジュール
6 体感ユニット
61 サウンド出力モジュール
62 振動出力モジュール

Claims (10)

  1. コンピュータ装置との接続に適用される仮想体感を有するセンシングローラー装置において、
    ベースを含む胴体ユニットと、
    上記ベースとピボットされて上記ベースに対して回転可能なホイールボディを含むローラーユニットと、
    上記コンピュータ装置と接続され、上記ベースと接続されて上記ホイールボディの回転変化を検知して上記コンピュータ装置に上記ホイールボディの回転角度の検知データを取得させる回転検知モジュールを含む検知ユニットと、
    上記回転検知モジュールと接続されて上記回転検知モジュールの検知データに応じてサウンドを発生させるサウンド出力モジュール、及び上記回転検知モジュールと接続されて上記回転検知モジュールの検知データに応じて振動を発生させる振動出力モジュールを含む体感ユニットと、を含むことを特徴とする、仮想体感を有するセンシングローラー装置。
  2. 上記検知ユニットは上記回転検知モジュールと接続されるラチェットモード駆動モジュールをさらに含み、上記ラチェットモード駆動モジュールにはトリガー角度が保存され、上記ラチェットモード駆動モジュールは上記ホイールボディが上記トリガー角度を回転する際に上記サウンド出力モジュール及び上記振動出力モジュールが運行するように制御することを特徴とする、請求項1に記載の仮想体感を有するセンシングローラー装置。
  3. 上記検知ユニットは上記回転検知モジュールと接続されるフリーホイールモード駆動モジュールをさらに含み、上記フリーホイールモード駆動モジュールにはスクロール時間データが保存され、上記コンピュータ装置は上記スクロール時間データを取得することを特徴とする、請求項1に記載の仮想体感を有するセンシングローラー装置。
  4. 上記フリーホイールモード駆動モジュールには上記スクロール時間データに対応する回転速度データが保存され、上記フリーホイールモード駆動モジュールは上記ホイールボディの回転速度に応じて対応するスクロール時間データを上記コンピュータ装置に伝送することを特徴とする、請求項3に記載の仮想体感を有するセンシングローラー装置。
  5. 上記胴体ユニットは上記ベースと接続される切替スイッチをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の仮想体感を有するセンシングローラー装置。
  6. 上記胴体ユニットは上記ベースと接続される第2板体をさらに含み、上記回転検知モジュールが上記第2板体に設けられることを特徴とする、請求項1に記載の仮想体感を有するセンシングローラー装置。
  7. 上記ローラーユニットは上記ホイールボディに設けられる磁性回転軸をさらに含み、上記ホイールボディは上記磁性回転軸を回転させ、上記磁性回転軸は直径が磁化されたバイポーラ磁石であり、上記回転検知モジュールは上記磁性回転軸と離隔して設けられて上記磁性回転軸が回転する際の磁性変化をセンシングすることを特徴とする、請求項6に記載の仮想体感を有するセンシングローラー装置。
  8. 上記ローラーユニットは上記ホイールボディの周りに設けられる第1伝導性電極をさらに含み、上記検知ユニットは上記ベースと接続されるタッチ検知モジュールをさらに含み、上記タッチ検知モジュールは上記第1伝導性電極の静電容量の変化を検知して上記コンピュータ装置に上記ホイールボディに対するユーザーのタッチを取得させることを特徴とする、請求項1に記載の仮想体感を有するセンシングローラー装置。
  9. 上記胴体ユニットは上記ベースと接続される第1板体、上記第1板体に設けられるホイールウェル、及び上記第1板体に設けられる第2伝導性電極をさらに含み、上記第1板体は上記ホイールボディの底部に位置し、上記第2伝導性電極は上記ホイールウェルの枠に位置し、上記ホイールボディは上記ホイールウェルを貫通し、上記第2伝導性電極は上記タッチ検知モジュールと接続され、上記第1伝導性電極は上記第2伝導性電極と離隔して設けられ、上記第2伝導性電極は上記第1伝導性電極の静電容量の変化をセンシングすることを特徴とする、請求項8に記載の仮想体感を有するセンシングローラー装置。
  10. 上記胴体ユニットは上記ホイールボディの側辺に設けられる第3伝導性電極をさらに含み、上記第3伝導性電極は上記タッチ検知モジュールと接続され、上記第1伝導性電極は上記第3伝導性電極と離隔して設けられ、上記第3伝導性電極は上記第1伝導性電極の静電容量の変化をセンシングすることを特徴とする、請求項8に記載の仮想体感を有するセンシングローラー装置。
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