JP3249929U - 木造建築物の補強構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成で部分的な補強を容易にでき、外観の見劣りも抑制できる木造建築物の補強構造を提供する。
【解決手段】木造建築物の補強構造26Aは、通し柱6と胴差し8の交差部位を含んでその前後に延びる長さを有し、通し柱6に複数のコーチスクリューボルト28で固定される平板状の第1プレート30と、交差部位を挟んで第1プレート30の両側に該第1プレート30と直交するように配置され、胴差し8に複数のコーチスクリューボルト28で固定される平板状の一対の第2プレート32L、32Rと、を備え、第1プレートはプレート挿通部34を有し、一対の第2プレート32L、32Rのうち一方はプレート挿通部34に挿通される平板状の連結プレート36を有し、他方はプレート挿通部34に挿通された連結プレート36の先端部を収容するプレート収容部37を有している。
【選択図】図3
【解決手段】木造建築物の補強構造26Aは、通し柱6と胴差し8の交差部位を含んでその前後に延びる長さを有し、通し柱6に複数のコーチスクリューボルト28で固定される平板状の第1プレート30と、交差部位を挟んで第1プレート30の両側に該第1プレート30と直交するように配置され、胴差し8に複数のコーチスクリューボルト28で固定される平板状の一対の第2プレート32L、32Rと、を備え、第1プレートはプレート挿通部34を有し、一対の第2プレート32L、32Rのうち一方はプレート挿通部34に挿通される平板状の連結プレート36を有し、他方はプレート挿通部34に挿通された連結プレート36の先端部を収容するプレート収容部37を有している。
【選択図】図3
Description
本考案は、木造軸組家屋等の木造建築物における通し柱などの柱材と胴差しなどの横架材との交差部位を補強する木造建築物の補強構造に関する。
木造建築物、特に二階建てや三階建ての木造家屋においては、通し柱や管柱などの柱材が使用されており、該柱材は梁や桁、胴差しなどの横架材と交差状態に連結されている。このような連結部位では、ほぞ穴にほぞを挿入して相互に嵌め合う組付構造が採用されており、それ故に必然的に強度が低下することを避けられない。通し柱が胴差しを挟んで上下に分離している構造では特に強度が低下する。このため、大きな地震や強風(台風)に見舞われると、強度的に弱い連結部位(交差部位)が損壊し、これが起点となって軸組全体に歪みが発生し、家屋自体が傾いたり倒壊したりしてしまうという懸念があった。
この問題に対処すべく、特許文献1には、木造軸組家屋の外周に胴差しの上から複数本の溝形鋼からなる横長フレームを直列に連結して胴差しに止めネジで固定するとともに、仕口部では胴差しを貫通する固定ネジで梁に固定する木造軸組家屋の補強装置が開示されている。角部に対応した箇所には柱の長手方向に沿って延びる縦長フレーム部材が該柱に止めネジで固定されているとともに横長フレームに補助部材を介してボルトで連結されている。
特許文献1に記載の補強装置のように、木造軸組家屋の外周全体に亘って溝形鋼を胴差しにボルトで固定する構成では、補強構成が大掛かりになるとともに、溝形形状が外面に露出するため外観の見劣りを避けられない。
本考案は上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡易な構成で部分的な補強を容易にでき、外観の見劣りも抑制できる木造建築物の補強構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、本考案の木造建築物の補強構造(26A)は、柱材(6)と横架材(8)の交差部位(24)を補強する木造建築物の補強構造であって、交差部位(24)を含んでその前後に延びる長さを有し、柱材(6)または横架材(8)に複数のボルト(28)で固定される平板状の第1プレート(30)と、交差部位(24)を挟んで第1プレート(30)の両側に該第1プレート(30)と直交するように配置され、柱材(6)または横架材(8)に複数のボルト(28)で固定される平板状の一対の第2プレート(32L、32R)と、を備え、第1プレート(30)はプレート挿通部(34)を有し、一対の第2プレート(32L、32R)のうち少なくとも一方はプレート挿通部(34)に挿通される平板状の連結プレート(36)を有していることを特徴とする。
本考案に係る木造建築物の補強構造によれば、簡単な構成で容易に部分的な補強をすることができる。
また、上記の木造建築物の補強構造(26A)では、交差部位(24)が平面交差としてなり、一対の第2のプレート(32L、32R)のうち一方は連結プレート(36)を有し、他方はプレート挿通部(34)に挿通された連結プレート(36)の先端部を収容するプレート収容部(37)を有している構成としてもよい。これによれば、取り付けが容易で第1プレートと一対の第2プレートとの機械的連結を容易に行うことができる。
また、上記の木造建築物の補強構造(26B)では、交差部位(48)が角部交差としてなり、第1プレート(50)は直角に折り曲げられているとともに各面(50a、50b)は柱材(6)の隣り合う面(6a、6b)にそれぞれ複数のボルト(28)で固定され且つそれぞれプレート挿通部(52)を有し、一対の第2プレート(32L、32R)はそれぞれ横架材(8)に固定されているとともに連結プレート(36)を有している構成としてもよい。これによれば、角部においても簡単な構成で容易に部分的な補強をすることができる。
また、上記の木造建築物の補強構造(26A、26B)では、横架材が胴差し(8)である構成としてもよい。これによれば、強度的に弱くなる部分を簡単な構成で容易に補強することができる。
また、上記の木造建築物の補強構造(26A、26B)では、第1プレート(30)と柱材(6)または横架材(8)との間に挟持される第1フック部材(38)と、該第1フック部材(38)を介して取り付けられ、第1プレートを(30)覆う第1カバー部材(40)と、一対の第2プレート(32L、32R)と柱材(6)または横架材(8)との間に挟持される第2フック部材(42)と、該第2フック部材(42)を介して取り付けられ、一対の第2プレート(32L、32R)をそれぞれ覆う一対の第2カバー部材(44L、44R)と、を有している構成としてもよい。これによれば、施工後の外観の見劣りを抑制することができる。
また、上記の木造建築物の補強構造(26A、26B)では、第1フック部材(38)と第2フック部材(42)が、第1カバー部材(40、54)と第2カバー部材(44L、44R)の取り付け時に弾性変形して第1カバー部材(40、54)と第2カバー部材(44L、44R)の内面に当接する係合片(38b、42b、42c)を有している構成としてもよい。これによれば簡単な押し込み操作でカバー部材を取り付けることができるとともに弾性力で保持することができる。
本考案によれば、簡単な構成で補強すべき部分を容易に補強することができるとともに、施工後の外観の見劣りを抑制することができる。
以下、添付図面を参照して本考案の実施形態を詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は2階建ての木造軸組家屋2の一部を示している。図1において、符号F1は1階を、F2は2階を示しており、木造軸組家屋2は、基礎4、通し柱6、胴差し8、管柱10、軒桁12、筋交い14、間柱16、窓台18、方杖20等から構成されている。仮想円22で示すように、柱材としての通し柱6と横架材としての胴差し8の平面交差としてなる交差部位24(ハッチングで表示)には、本実施形態に係る木造建築物の補強構造26Aが施工されて補強されている。木造軸組家屋2の外面は実際にはモルタル壁46(図5参照)で覆われており、柱材や横架材は見えない。図1において、矢印X方向を水平方向又は左右方向、矢印Y方向を上下方向とする。また、以下では木造建築物の補強構造26Aを単に補強構造26Aと略す。
図1は2階建ての木造軸組家屋2の一部を示している。図1において、符号F1は1階を、F2は2階を示しており、木造軸組家屋2は、基礎4、通し柱6、胴差し8、管柱10、軒桁12、筋交い14、間柱16、窓台18、方杖20等から構成されている。仮想円22で示すように、柱材としての通し柱6と横架材としての胴差し8の平面交差としてなる交差部位24(ハッチングで表示)には、本実施形態に係る木造建築物の補強構造26Aが施工されて補強されている。木造軸組家屋2の外面は実際にはモルタル壁46(図5参照)で覆われており、柱材や横架材は見えない。図1において、矢印X方向を水平方向又は左右方向、矢印Y方向を上下方向とする。また、以下では木造建築物の補強構造26Aを単に補強構造26Aと略す。
図2に示すように、補強構造26Aは、交差部位24を含んでその前後(ここでは上下方向)に延びる長さを有し、通し柱6に複数のボルト28で固定される金属製で平板状の第1プレート30と、交差部位24を挟んで第1プレート30の両側(ここでは左右)に該第1プレート30と直交するように配置され、胴差し8に複数のボルト28で固定される金属製で平板状の一対の第2プレート32L,32Rと、を備えている。第1プレート30は交差部位24に対応する部位の表面にプレート挿通部34を有し、一対の第2プレート32L,32Rのうち少なくとも一方、ここでは図中左側の第2プレート32Lはプレート挿通部34に挿通される金属製で平板状の連結プレート36を有している。一対の第2プレート32L,32Rのうち他方となる右側の第2プレート32Rは、プレート挿通部34に挿通された連結プレート36の先端部を収容するプレート収容部37を左側端部に有している。
第1プレート30、第2プレート32L,32R、連結プレート36はそれぞれ同じ厚みを有している。第1プレート30には、左右に交互に位置をずらしながら上下方向に亘って複数のボルト挿通孔30aが形成されている。符号30bは仮固定用ビス孔を示している。ボルト挿通孔30aに挿通され、モルタル壁46を貫通して通し柱6にねじ込まれるボルト28はコーチスクリューボルトである。プレート挿通部34は金属板を断面コ字状に曲げて形成され、左右が開口された状態で第1プレート30に溶接で固定されている。一対の第2プレート32L,32Rには、上下に交互に位置をずらしながら左右方向に亘って複数のボルト挿通孔32aが形成されている。符号32bは仮固定用ビス孔を示している。連結プレート36は左側の第2プレート32Lの右側端部に交差部位24に向けて突出するように固定されている。プレート収容部37はプレート挿通部34と同様に金属板を断面コ字状に曲げて形成され、左右が開口された状態で第2プレート32Rに溶接で固定されている。プレート挿通部34とプレート収容部37の内部空間は、連結プレート36が円滑且つガタツキなく挿入できる大きさに設定されている。連結プレート36の第2プレート32Lから突出する長さmは、第1プレート30と第2プレート32L,32Rを組付けて固定したときにプレート収容部37から右側に若干飛び出る大きさに設定されている。
また、補強構造26Aは、第1プレート30と通し柱6との間、厳密には第1プレート30の上端部とモルタル壁46との間に、第1プレート30の幅方向(左右方向)に間隔をおいて配置されて挟持される2つの第1フック部材38と、該第1フック部材38を介して取り付けられ、第1プレート30を覆う第1カバー部材40と、一対の第2プレート32L,32Rと胴差し8との間、厳密には第2プレート32L,32Rのそれぞれの左右端部とモルタル壁46との間に配置されて挟持される第2フック部材42と、該第2フック部材42を介して取り付けられ、第2プレート32L,32Rをそれぞれ覆う一対の第2カバー部材44L、44Rと、を有している。
第1カバー部材40は薄肉の金属板で断面コ字状に形成されているとともに、上端は第1フック部材38が係合する側面40aで閉塞され、下端は開口されている。また、第1カバー部材40の上下方向における中央部の両側面には、第2プレート32L,32Rとの干渉を避けるための切欠凹部40bが形成されている。左側の第2カバー部材44Lは第1カバー部材40と同様に薄肉の金属板で断面コ字状に形成されているとともに、左端は側面44Laで閉塞され、右端は連結プレート36との干渉を避けるために開口されている。第2カバー部材44Rも同様に薄肉の金属板で断面コ字状に形成されているとともに、右端は側面44Raで閉塞され、左端は連結プレート36との干渉を避けるために開口されている。第2カバー部材44L、44Rではそれぞれの上下側面44Lb,44Lc、44Rb,44Rcが第2フック部材42と係合する。
図3は、第1プレート30をモルタル壁46を介して通し柱6に、一対の第2プレート32L,32Rをモルタル壁46を介して胴差し8にボルト28で固定した状態を示している。まず最初に第1プレート30を仮固定用ビス孔30bを介して不図示の固定用ビスで通し柱6に仮固定して位置決めした後、ボルト28で固定する。その後、第2プレート32Lを連結プレート36をプレート挿通部34に通した状態で仮固定用ビス孔32bを介して不図示の固定用ビスで胴差し8に仮固定して位置決めした後、ボルト28で固定する。次に右側の第2プレート32Rをそのプレート収容部37に連結プレート36の先端部を収容した状態で仮固定用ビス孔32bを介して不図示の固定用ビスで胴差し8に仮固定して位置決めした後、ボルト28で固定する。この場合、第2プレート32Rを先に固定した後に第2プレート32Lを固定してもよい。
上記のように、第1プレート30と第2プレート32L,32R及び連結プレート36は同じ厚みであるので、第2プレート32Lを配置するときに第1プレート30との間で段差がないため連結プレート36をプレート挿通部34に円滑に挿入することができる。また、第2プレート32Rを配置するときも連結プレート36をプレート収容部37に円滑に収容することができる。第2プレート32L,32Rは個別に固定できるので取付作業が容易であり、左右方向における多少の配置誤差があってもプレート挿通部34及びプレート収容部37に対する連結プレート36の非固定のスライド構成で吸収することができる。このような簡単な組付によって第1プレート30と第2プレート32L,32Rとを機械的に連結することができ、曲げ等に強い補強構造26Aを容易且つ簡単に施工することができる。
補強構造26Aは、機能的な面からは図3に示す状態で実質的に完成しているが、本実施形態では外観の見劣りを抑制するために、第1プレート30と第2プレート32L,32Rの外面を第1カバー部材40と第2カバー部材44L,44Rで覆うようにしている。図4は第1カバー部材40と第2カバー部材44L,44Rを嵌め込んだ後の外観を示している。第1カバー部材40と第2カバー部材44L,44Rは、それぞれ対応する第1プレート30、第2プレート32L,32Rの前面側から押し込むだけで取り付けることができるようになっている。いわゆるスナップ嵌合である。
図5(a)に示すように、第1フック部材38は、第1プレート30とモルタル壁46との間に挟持される上下方向に延びる挟持片38aと、挟持片38aの上端から外側に屈曲して延び、第1カバー部材40の取り付け時に弾性変形して第1カバー部材40の内面、具体的には側面40aの内面に当接する係合片38bと、から構成されている。図5(b)に示すように、第1プレート30の前方から第1カバー部材40を押し込むと係合片38bが下方に弾性変形して側面40aの内面に当接する。第1カバー部材40の下方は切欠凹部40bが第2プレート32L,32Rに係合して位置決めされているため、第1カバー部材40は第1フック部材38の弾性力で保持される。
図6(a)に示すように、第2フック部材42は、第2プレート32L,32Rとモルタル壁46との間に挟持される上下方向に延びる挟持片42aと、挟持片42aの上下端から外側に屈曲して延び、第2カバー部材44L,44Rの取り付け時に弾性変形して第2カバー部材44L,44Rの内面、具体的には上下側面44Lb,44Lc、44Rb,44Rcの内面に当接する係合片42b、42cと、から構成されている。図6(b)に示すように、第2カバー部材44L、44Rを押し込むと係合片42bが下方に係合片42bが上方に弾性変形して上下側面44Lb,44Lc、44Rb,44Rcの内面に当接する。これにより第2カバー部材44L,44Rは両端部を第2フック部材42の弾性力で安定に保持される。
第1カバー部材40と第2カバー部材44L,44Rを嵌め込んだ後は、これらを養生テープでマスキングして、これらのカバー部材とモルタル壁46との境界及び第1カバー部材40と第2カバー部材44L,44Rとの境界にコーキング材を充填して防水処理等を行う。モルタル壁46との色彩上の違和感がある場合には第1カバー部材40と第2カバー部材44L,44Rにモルタル壁46と同色系の塗料を塗装すればよい。第1カバー部材40と第2カバー部材44L,44Rの素材色がモルタル壁46の色と同等の場合には色調整(塗装)は必要ない。
[第2実施形態]
図7乃至図9を参照して第2実施形態を説明する。第1実施形態と同一部分は同一符号で示し、特に必要がない限り既にした構成上及び機能上の説明は適宜省略する。
図7乃至図9を参照して第2実施形態を説明する。第1実施形態と同一部分は同一符号で示し、特に必要がない限り既にした構成上及び機能上の説明は適宜省略する。
図7に示すように、本実施形態に係る補強構造26Bでは、交差部位48が通し柱6に対して2本の胴差し8が交差する角部交差としてなる。第1プレート50は直角に折り曲げられているとともに各面50a、50bは通し柱6の隣り合う面6a、6bにそれぞれ複数のボルト28で固定され且つそれぞれ交差部位48に対応する部位の表面にプレート挿通部52を有している。一対の第2プレート32L,32Rはそれぞれ胴差し8に複数のボルト28で固定されているとともに交差部位48側に連結プレート36を有している。
図8に示すように、第1プレート50を覆う第1カバー部材54も第1プレート50に対応した屈曲形状を有し、その上端は第1フック部材38が係合する屈曲した側面54aで閉塞されている。第1カバー部材54の上下方向における中央部の両側面には、第2プレート32L,32Rとの干渉を回避する切欠凹部54bが形成されている。図8において、符号50cはボルト挿通孔を、50dは仮固定用ビス孔を示している。
第1プレート50を通し柱6に固定した後、各第2プレート32L,32Rを連結プレート36をプレート挿通部52に挿通して固定する。これにより角部交差における補強構造26Bが実質的に完成する。本実施形態においても、簡単な組付によって第1プレート50と第2プレート32L,32Rとを機械的に連結することができ、曲げ等に強い補強構造26Bを容易且つ簡単に施工することができる。
図9は第1カバー部材54と第2カバー部材44L,44Rを嵌め込んだ後の外観を示している。第1カバー部材54と第2カバー部材44L,44Rの取り付けは第1実施形態と同様に押し込むだけの操作で済み、嵌合後の防水処理等や色調整も同様である。
以上、本考案の実施形態を説明したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変更が可能である。例えば、第1実施形態では第1プレート30を柱材としての通し柱6に固定する構成としたが、胴差し8に固定して一対の第2プレート32L、32Rを通し柱6に固定するようにしてもよい。また、モルタル壁46の表面から施工する構成としたが、サイディング壁の場合には内方に断熱材があるため、サイディング壁を切り取って内方の柱材や横架材に直接固定する。上記では既存の木造建築物への施工を例示したが、新築時柱材の横架材の交差部位に直接施工しても同様の補強機能を得ることができる。
また、上記各実施形態では、通し柱6と胴差し8との交差部位24、48に施工する例を示したが、これに限定されず、管柱10等の柱材と胴差し8以外の横架材との種々の交差部位(平面交差、角部交差を含む)において実施することができる。また、三階建ての木造住宅では本来は長さ6mの通し柱を使用するのが良いが、コストダウンのために3mの通し柱を胴差しの上下に固定しているものもある。このような構成では強度が低下するため、このような例では本考案に係る補強構造26A、26Bの施工は特に好適である。また、第1プレート30等の材質は金属に限らず、金属と同様の機械的強度を有するものであればよい。
2 木造軸組家屋(木造建築物)
6 通し柱(柱材)
8 胴差し(横架材)
10 管柱
16 間柱
24、48 交差部位
26A、26B 木造建築物の補強構造
28 ボルト(コーチスクリューボルト)
30、50 第1プレート
32L、32R 第2プレート
34、52 プレート挿通部
36 連結プレート
37 プレート収容部
38 第1フック部材
38a 挟持片
38b 係合片
42 第2フック部材
42a 挟持片
42b、42c 係合片
46 モルタル壁
6 通し柱(柱材)
8 胴差し(横架材)
10 管柱
16 間柱
24、48 交差部位
26A、26B 木造建築物の補強構造
28 ボルト(コーチスクリューボルト)
30、50 第1プレート
32L、32R 第2プレート
34、52 プレート挿通部
36 連結プレート
37 プレート収容部
38 第1フック部材
38a 挟持片
38b 係合片
42 第2フック部材
42a 挟持片
42b、42c 係合片
46 モルタル壁
Claims (6)
- 柱材と横架材の交差部位を補強する木造建築物の補強構造であって、
前記交差部位を含んでその前後に延びる長さを有し、前記柱材または前記横架材に複数のボルトで固定される平板状の第1プレートと、
前記交差部位を挟んで前記第1プレートの両側に該第1プレートと直交するように配置され、前記柱材または前記横架材に複数のボルトで固定される平板状の一対の第2プレートと、
を備え、
前記第1プレートはプレート挿通部を有し、前記一対の第2プレートのうち少なくとも一方は前記プレート挿通部に挿通される平板状の連結プレートを有していることを特徴とする木造建築物の補強構造。 - 前記交差部位が平面交差としてなり、前記一対の第2のプレートのうち一方は前記連結プレートを有し、他方は前記プレート挿通部に挿通された前記連結プレートの先端部を収容するプレート収容部を有していることを特徴とする請求項1に記載の木造建築物の補強構造。
- 前記交差部位が角部交差としてなり、前記第1プレートは直角に折り曲げられているとともに各面は前記柱材の隣り合う面にそれぞれ複数のボルトで固定され且つそれぞれ前記プレート挿通部を有し、前記一対の第2プレートはそれぞれ前記横架材に固定されているとともに前記連結プレートを有していることを特徴とする請求項1に記載の木造建築物の補強構造。
- 前記横架材が胴差しであることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の木造建築物の補強構造。
- 前記第1プレートと前記柱材または前記横架材との間に挟持される第1フック部材と、該第1フック部材を介して取り付けられ、前記第1プレートを覆う第1カバー部材と、前記一対の第2プレートと前記柱材または前記横架材との間に挟持される第2フック部材と、該第2フック部材を介して取り付けられ、前記一対の第2プレートをそれぞれ覆う一対の第2カバー部材と、を有していることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の木造建築物の補強構造。
- 前記第1フック部材と前記第2フック部材が、前記第1カバー部材と前記第2カバー部材の取り付け時に弾性変形して前記第1カバー部材と前記第2カバー部材の内面に当接する係合片を有していることを特徴とする請求項5に記載の木造建築物の補強構造。
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