JP3247197U - 安全ブロック - Google Patents

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JP3247197U
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belt
rope
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safety
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博隆 福井
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POLYMER GEAR CO., LTD.
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Abstract

【課題】従来よりも軽量で安価な安全ブロックを提供する。【解決手段】安全ブロックは、ベルト2を引き出し自在に収容し、かつ引き出されたベルトを自動的に巻き取るとともに、ベルトが一定程度以上の速度で引き出された時はその引き出しを阻止するように構成された巻取り器1と、巻取り器にショックアブソーバ3を介して取り付けられ、高所作業現場の固定物と係合し得る連結具4と、ベルトの先端に取り付けられ、作業者が装着した安全帯の連結環と係合し得るフック5とを備える。【選択図】図1

Description

本考案は、高所作業現場の固定物に予め取り付けられ、作業者が装着した安全帯を当該固定物に連結することにより、作業者の墜落を防止する安全ブロックに関する。
従来の安全ブロックとして、例えば、特開平8-332241号公報に記載されたものがある。
特開平8-332241号公報に記載の安全ブロックは、ベルト式ロープを引き出し自在に収容し、かつ引き出されたベルト式ロープを自動的に巻き取るとともに、ベルト式ロープが急激に引き出された時はその引出しを阻止するように構成された巻取り器と、巻取り器に取り付けられ、高所作業現場の固定物と係合し得るフックと、ベルト式ロープの先端にショックアブソーバを介して取り付けられ、作業者が装着した安全帯の連結環と係合し得るフックとを備えている。
そして、作業に先立ち、安全ブロックのフックが高所作業現場の固定物に係合せしめれて、安全ブロックが高所作業現場に配置される。
このとき、ベルト式ロープは巻取り器に完全に巻き取られて、ベルト式ロープ先端のフックおよびショックアブソーバのみが巻取り器の外側に垂れ下がり、フックには引寄せロープの一端が取り付けられ、引寄せロープはフックから地上に垂れ下がっている。
そして、作業時、地上において、作業者により引寄せロープを介してベルト式ロープが巻取り器から引き出され、フックが作業者の手に取られて引寄せロープが外され、作業者が装着した安全帯の連結環にフックが係合せしめられて、安全帯が安全ブロックと連結される。
こうして、作業者が地上と高所作業現場の間で昇り降りする間および高所作業現場での作業中、巻取り器に内蔵された渦巻きバネの作用によってベルト式ロープの巻取りが自動的に行われ、ベルト式ロープは常時張られた状態に維持される。
作業終了後は、地上において、作業者によって安全帯の連結環からフックが取り外されるとともに、フックに再び引寄せロープの一端が取り付けられ、作業者の手がフックから離れると、フックおよびショックアブソーバはベルト式ロープとともに巻取り器に自動的に巻き取られる。
この構成によれば、安全ブロックの使用の有無にかかわらず、巻取り器の渦巻きバネには、ベルト式ロープ、ショックアブソーバおよびフックを合わせた分の荷重がかかる。
そのため、渦巻きバネは、この荷重の下に伸縮を繰り返すのに十分な強度を有するべく、一定程度の板厚および/または幅を有している必要があり、よって、安全ブロックの重量および製造コストに占める割合も大きく、これが安全ブロックの軽量化および低コスト化を妨げる1つの要因となっていた。
特開平8-332241号公報
本考案の課題は、従来よりも軽量で安価な安全ブロックを提供することにある。
上記課題を解決するため、本考案は、ベルトまたはロープを引き出し自在に収容し、かつ引き出された前記ベルトまたは前記ロープを自動的に巻き取るとともに、前記ベルトまたは前記ロープが一定程度以上の速度で引き出された時はその引き出しを阻止するように構成された巻取り器と、前記巻取り器にショックアブソーバを介して取り付けられ、高所作業現場の固定物と係合し得る連結具と、前記ベルトまたは前記ロープの先端に取り付けられ、作業者が装着した安全帯の連結環と係合し得るフックと、を備えたものであることを特徴とする安全ブロックを構成したものである。
本考案によれば、ショックアブソーバを、ベルトまたはロープではなく、巻取り器に取り付けたことで、巻取り器の渦巻きバネにかかる荷重が大きく(ショックアブソーバが寄与する分)減少し、それによって、従来よりも板厚が薄く、幅が小さい渦巻きバネを使用することができ、その結果、より軽量で安価な安全ブロックを提供することができる。
本考案の1実施例による安全ブロックを示す図であり、(A)は巻取り器の正面側から見た図であり、(B)は巻取り器の側面側から見た図である。 図1の安全ブロックの連結具の変形例を示す図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本考案の構成を好ましい実施例に基づいて説明する。
図1は、本考案の1実施例による安全ブロックを示す図であり、図1(A)は巻取り器の正面側から見た図であり、図1(B)は巻取り器の側面側から見た図である。
図1(A)および(B)に示すように、本考案による安全ブロックは、ベルトまたはロープ(この実施例では、ベルト2)を引き出し自在に収容し、かつ引き出されたベルト2を自動的に巻き取るとともに、ベルト2が一定程度以上の速度で引き出された時はその引き出しを阻止するように構成された巻取り器1を備えている。
巻取り器1は、公知の安全ブロックの巻取り器と同様の構成を有している。
本考案による安全ブロックは、さらに、巻取り器1にショックアブソーバ3を介して取り付けられ、高所作業現場の固定物と係合し得る連結具(この実施例では、フック)4と、ベルト2の先端に取り付けられ、作業者が装着した安全帯の連結環(例えば、D環)と係合し得るフック5を備えている。
なお、連結具4は固定物との係合に適した任意のものでよく、例えば、図2に示すように、連結具4´として、フックの代わりに、カラビナ6とカラビナ6に両端7a、7bが固定されてループ状になったベルト7との組み合わせを用いてもよい(この連結具4´の場合、ベルト7が高所作業現場の鉄骨やパイプ等に嵌められる)。
また、本考案による安全ブロックは、ハーネス型安全帯およびベルト型安全帯のいずれの安全帯にも適用できる。
次に、この安全ブロックの使用方法を説明する。
まず、作業に先立って、安全ブロックの連結具4が高所作業現場の固定物に係合せしめれて、安全ブロックが高所作業現場に配置される。
このとき、ベルト2は巻取り器1に完全に巻き取られて、ベルト2の先端のフック5のみが巻取り器1の外側に垂れ下がり、フック5には引寄せロープの一端が取り付けられて、引寄せロープはフック5から地上に垂れ下がった状態となっている。
作業時、地上において、作業者により引寄せロープを介してベルト2が巻取り器1から引き出され、フック5が作業者の手に取られて引寄せロープが外され、作業者が装着した安全帯の連結環にフック5が係合せしめられて、安全帯が安全ブロックと連結される。
そして、作業者が地上と高所作業現場の間で昇り降りする間および高所作業現場での作業中、巻取り器1に内蔵された渦巻きバネの作用によってベルト2の巻取りが自動的に行われ、ベルト2は常時張られた状態に維持される。
作業終了後は、地上において、作業者によって安全帯の連結環からフック5が取り外されるとともに、フック5に再び引寄せロープの一端が取り付けられ、作業者の手がフック5から離れると、フック5はベルト2とともに巻取り器1に自動的に巻き取られる。
万一作業者が墜落した場合には、ベルト2が急激に(一定程度以上の速度で)巻取り器1から引き出されることで、巻取り器1からのベルト2の引き出しが阻止(ロック)され、次いでショックアブソーバ3が機能して作業者に及ぼされる衝撃荷重が緩和されつつ、作業者が固定物から宙づりの状態となり、作業者の安全が確保される。
本考案によれば、ショックアブソーバ3を、ベルト2(ベルト2の先端およびフック5間)ではなく、巻取り器1(巻取り器1および連結具4間)に取り付けたことで、巻取り器1の渦巻きバネにかかる荷重が大きく(ショックアブソーバ3の寄与する分)減少し、それによって、従来よりも板厚が薄く、幅が小さい渦巻きバネを使用することができ、その結果、より軽量で安価な安全ブロックを提供することができる。
1 巻取り器
2 ベルト
3 ショックアブソーバ
4、4´ 連結具
5 フック
6 カラビナ
7 ベルト
7a、7b 端

Claims (1)

  1. ベルトまたはロープを引き出し自在に収容し、かつ引き出された前記ベルトまたは前記ロープを自動的に巻き取るとともに、前記ベルトまたは前記ロープが一定程度以上の速度で引き出された時はその引き出しを阻止するように構成された巻取り器と、
    前記巻取り器にショックアブソーバを介して取り付けられ、高所作業現場の固定物と係合し得る連結具と、
    前記ベルトまたは前記ロープの先端に取り付けられ、作業者が装着した安全帯の連結環と係合し得るフックと、を備えたものであることを特徴とする安全ブロック。
JP2024001312U 2024-04-25 2024-04-25 安全ブロック Active JP3247197U (ja)

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