JP3244105U

JP3244105U - 石炭を篩い分け可能な石炭搬送装置

Info

Publication number: JP3244105U
Application number: JP2023002922U
Authority: JP
Inventors: 大竜胡
Original assignee: North Weijiamao Coal Power Co Ltd
Current assignee: North Weijiamao Coal Power Co Ltd
Priority date: 2023-08-12
Filing date: 2023-08-12
Publication date: 2023-10-11
Anticipated expiration: 2033-08-12

Abstract

【課題】体積が適切な石炭と体積が不適切な石炭とを篩い分けて分級し、生産加工が異なる２組の搬送ラインに排出することができ、手動でメッシュをクリーニングする必要がない、石炭を篩い分け可能な石炭搬送装置を提供する。【解決手段】石炭を篩い分け可能な石炭搬送装置は、筐体１と、石炭押し板５と、押し機構６と、クリーニングアセンブリとを含み、筐体の後側にハウジング２が固定して取り付けられ、筐体及びハウジングにメッシュ３が設けられ、筐体の前側にカムが設けられ、筐体に石炭排出管１４が設けられ、石炭押し板が筐体の内部に設けられ、押し機構が筐体及び石炭押し板に設けられ、クリーニングアセンブリが石炭押し板に設けられる。当該石炭を篩い分け可能な石炭搬送装置は、石炭押し板を移動させてメッシュにおける石炭を排出することもでき、石炭押し板の移動中に石炭押しロッドを間欠的に下向きに移動させることを容易にできる。【選択図】図１

Description

本考案は、石炭の技術分野に関し、特に石炭を篩い分け可能な石炭搬送装置に関する。

公開番号ＣＮ２１４８１２４８２Ｕの篩い分け機能を有する石炭用石炭搬送装置は、搬送ベルトの頂端下側に設けられた２つの装置ラックを含み、２つの前記装置ラックの間に石炭篩い分けフレームがスライド可能に取り付けられ、前記石炭篩い分けフレームの底壁に複数の石炭篩い分け孔が均一に形成され、前記石炭篩い分けフレームの両端にいずれも下向きに傾斜した石炭落としフレームが接続され、前記石炭篩い分けフレームの底壁に２つの当接板が対称的に取り付けられ、１つの前記装置ラックには、２つの当接板の間に位置する振動器が移動可能に取り付けられる。本考案では、搬送ベルトの下方に石炭を篩い分ける機構が設けられることにより、石炭が次のステップに入る前に、石炭のうちの、サイズ要件を満たさない粒子を篩い分けて除去し、石炭篩い分けフレームを振動させることにより、篩い分け効率を高め、作業効率を高めるとともに生産品質を保証する。

上記の篩い分け機能を有する石炭用石炭搬送装置は、石炭を篩い分ける過程において、一部の顆粒状の石炭が石炭篩い分け孔に詰まることが避けられず、時間の経過とともに選別の効率が低下し、その後に石炭篩い分けフレームを取り外して清掃する必要があり、使用上の不便を招くため、その改善処理を行う必要がある。

本考案の目的は、石炭を選別する過程において、一部の顆粒状の材料が石炭篩い分け孔に詰まることが避けられないため、時間の経過とともに選別の効率が低下し、石炭篩い分けフレームを取り外してクリーニングする必要があるという問題を解決するために、石炭を篩い分け可能な石炭搬送装置を提供することである。

上記目的を達成するために、本考案は、筐体と、石炭押し板と、押し機構と、クリーニングアセンブリとを含み、筐体の後側にハウジングが固定して取り付けられ、筐体及びハウジングにメッシュが設けられ、筐体の前側にカムが設けられ、筐体に石炭排出管が設けられ、石炭押し板が筐体の内部に設けられ、押し機構が筐体及び石炭押し板に設けられ、押し機構が石炭押し板を左右に移動させ、クリーニングアセンブリが石炭押し板に設けられ、クリーニングアセンブリがメッシュにおける石炭雑物をクリーニングする、石炭を篩い分け可能な石炭搬送装置の技術手段を提供する。

好ましくは、前記筐体の内側底部に傾斜板が固定して取り付けられ、石炭排出管は、２組であり、それぞれ筐体の両側に固定して取り付けられる。

好ましくは、前記筐体の頂部にホッパーが固定して取り付けられ、ホッパーに密封カバーがねじ山により嵌設され、ホッパーの密封処理を容易にする。

好ましくは、前記筐体の前側にメッシュの外形に合わせた開口が形成され、メッシュの頂部及び底部にいずれもストッパが固定して取り付けられ、筐体の前側に電機が固定して取り付けられ、電機の回転軸がカムに固定接続される。

好ましくは、前記ハウジングの内側頂部及び内側底部にいずれも溝口が形成され、メッシュの頂部及び底部にいずれも位置制限ブロックが固定して取り付けられ、位置制限ブロックが溝口内にスライド可能に取り付けられ、メッシュとハウジングとの間にばねＡが固定して取り付けられることにより、メッシュが復帰効果を有する。

好ましくは、前記押し機構は、ねじロッドと、モータと、ガイドロッドとを含み、ねじロッドは、筐体の内部に回転可能に取り付けられ、モータは、筐体の外壁に固定して取り付けられ、モータの回転軸は、筐体を貫通してねじロッドに固定接続され、縦ブロックは、筐体の内部に固定して取り付けられ、石炭押し板の頂部に前後に分布する２組の縦ブロックが固定して取り付けられ、１組の縦ブロックは、ねじロッドの外壁にねじ山により嵌設され、もう１組の縦ブロックは、ガイドロッドの外壁にスライド可能に嵌設される。

好ましくは、前記クリーニングアセンブリは、スライダと、石炭押しロッドと、ばねＢと、電動押しロッドとを含み、石炭押し板にキャビティ、貫通孔及び溝が形成され、スライダは、キャビティ内にスライド可能に取り付けられ、石炭押しロッドは、貫通孔内に位置し、その一端がスライダに固定接続され、ばねＢは、スライダとキャビティとの間に固定接続され、電動押しロッドは、溝内に固定接続され、電動押しロッドの自由端は、スライダに固定接続される。

従来技術に比べて、本考案の有益な効果は、以下のとおりである。

（１）当該石炭を篩い分け可能な石炭搬送装置は、ハウジング、メッシュ、傾斜板、位置制限ブロック、ばねＡ、電機及びカムを設けることにより、体積が適切な石炭と体積が不適切な石炭を篩い分けて分級し、それぞれ両側に排出して、２組の異なる生産加工搬送ラインに排出することを容易にする。

（２）当該石炭を篩い分け可能な石炭搬送装置は、ねじロッド、モータ、縦ブロック、ガイドロッド、スライダ、石炭押しロッド、ばねＢ及び電動押しロッドの協働により、篩い分けた後にメッシュに残った石炭を右側へ押して排出することができ、石炭押し板の移動中に石炭押しロッドを間欠的に下向きに移動させることを容易にし、メッシュの網目に引っ掛かった雑物を除去し、メッシュの選別効果を確保することができ、手動でメッシュをクリーニングする必要がなく、当該装置の使用便利性及び実用性を向上させる。

以下、図面及び実施例を参照しながら、本考案をさらに説明する。

本考案の断面図である。本考案の右視図である。本考案のＡ部の拡大図である。本考案のＢ部の拡大図である。

ここで、本考案の具体的な実施例を詳細に説明し、本考案の好ましい実施例を図面に示し、図面は、図で明細書の文字部分の説明を補足することにより、人々が本考案の各技術的特徴と全体的な技術手段を直感的かつ視覚的に理解することを容易にするように機能するが、本考案の保護範囲を限定するものとして理解すべきではない。

図１～図４に示すように、本考案は、筐体１と、石炭押し板５と、押し機構６と、クリーニングアセンブリ７とを含み、筐体１の後側にハウジング２が固定して取り付けられ、筐体１及びハウジング２にメッシュ３が設けられ、筐体１の前側にカム１２が設けられ、筐体１に石炭排出管１４が設けられ、石炭押し板５が筐体１の内部に設けられ、押し機構６が筐体１及び石炭押し板５に設けられ、押し機構６が石炭押し板５を左右に移動させ、クリーニングアセンブリ７が石炭押し板５に設けられ、クリーニングアセンブリ７がメッシュ３における石炭雑物をクリーニングする、石炭を篩い分け可能な石炭搬送装置の技術手段を提供する。

筐体１の内側底部に傾斜板４が固定して取り付けられ、石炭排出管１４は、２組であり、それぞれ筐体１の両側に固定して取り付けられ、筐体１の頂部にホッパー８が固定して取り付けられ、ホッパー８に密封カバーがねじ山により嵌設され、筐体１の前側にメッシュ３の外形に合わせた開口が形成され、メッシュ３の頂部及び底部にいずれもストッパ１３が固定して取り付けられ、筐体１の前側に電機１１が固定して取り付けられ、電機１１の回転軸がカム１２に固定接続され、ハウジング２の内側頂部及び内側底部にいずれも溝口が形成され、メッシュ３の頂部及び底部にいずれも位置制限ブロック９が固定して取り付けられ、位置制限ブロック９が溝口内にスライド可能に取り付けられ、メッシュ３とハウジング２との間にばねＡ１０が固定して取り付けられ、当該装置を２組の搬送ベルトの間に置き、その後、石炭をホッパー８によって筐体１内に入れ、電機１１を起動するように制御し、電機１１がカム１２によってメッシュ３を間欠的に右へ移動するように動かし、ばねＡ１０がメッシュ３を左へ押すことにより、体積が適切な石炭と体積が不適切な石炭とを篩い分けて分級し、それぞれ両側に排出して、生産加工が異なる２組の搬送ラインに排出することを容易にする。

押し機構６は、ねじロッド６１と、モータ６２と、ガイドロッド６４とを含み、ねじロッド６１は、筐体１の内部に回転可能に取り付けられ、モータ６２は、筐体１の外壁に固定して取り付けられ、モータ６２の回転軸は、筐体１を貫通してねじロッド６１に固定接続され、縦ブロック６３は、筐体１の内部に固定して取り付けられ、石炭押し板５の頂部に前後に分布する２組の縦ブロック６３が固定して取り付けられ、１組の縦ブロック６３は、ねじロッド６１の外壁にねじ山により嵌設され、もう１組の縦ブロック６３は、ガイドロッド６４の外壁にスライド可能に嵌設され、クリーニングアセンブリ７は、スライダ７１と、石炭押しロッド７２と、ばねＢ７３と、電動押しロッド７４とを含み、石炭押し板５にキャビティ、貫通孔及び溝が形成され、スライダ７１は、キャビティ内にスライド可能に取り付けられ、石炭押しロッド７２は、貫通孔内に位置し、その一端がスライダ７１に固定接続され、ばねＢ７３は、スライダ７１とキャビティとの間に固定接続され、電動押しロッド７４は、溝内に固定接続され、電動押しロッド７４の自由端は、スライダ７１に固定接続され、メッシュ３に一定の石炭が収集されると、電機１１を制御して運転を停止し、次に、モータ６２を制御してねじロッド６１を時計回りに回転するように駆動して、石炭押し板５を右へ移動させてメッシュ３における石炭を押すと同時に、電動押しロッド７４の自由端を間欠的に下へ移動するように制御して、スライダ７１及び石炭押しロッド７２を間欠的に下へ移動させ、石炭押しロッド７２は、自動的にメッシュ３の網目内に挿入されてクリーニングすることにより、篩い分けた後にメッシュ３に残った石炭を右側へ押して排出することができ、石炭押し板５の移動中に石炭押しロッド７２を間欠的に下へ移動させることを容易にし、メッシュ３の網目に引っ掛かった雑物を除去し、メッシュ３の選別効果を確保することができ、手動でメッシュ３をクリーニングする必要がない。

動作原理は以下のとおりである。当該装置を２組の搬送ベルトの間に置き、その後、石炭をホッパー８によって筐体１内に入れ、電機１１を起動するように制御し、電機１１がカム１２によってメッシュ３を間欠的に右へ移動するように動かし、ばねＡ１０がメッシュ３を左へ押し、メッシュ３に一定の石炭が収集されると、電機１１を制御して運転を停止し、次に、モータ６２を制御してねじロッド６１を時計回りに回転するように駆動して、石炭押し板５を右へ移動させてメッシュ３における石炭を押すと同時に、電動押しロッド７４の自由端を間欠的に下へ移動するように制御して、スライダ７１及び石炭押しロッド７２を間欠的に下へ移動させ、石炭押しロッド７２は、自動的にメッシュ３の網目内に挿入されてクリーニングする。

以上、図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明したが、本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、当業者の知識範囲内で、本考案の趣旨を逸脱することなく様々な変更を行うことができる。

１筐体
２ハウジング
３メッシュ
４傾斜板
５石炭押し板
６押し機構
６１ねじロッド
６２モータ
６３縦ブロック
６４ガイドロッド
７クリーニングアセンブリ
７１スライダ
７２石炭押しロッド
７３ばねＢ
７４電動押しロッド
８ホッパー
９位置制限ブロック
１０ばねＡ
１１電機
１２カム
１３ストッパ
１４石炭排出管

Claims

後側にハウジング（２）が固定して取り付けられた筐体（１）であって、
筐体（１）及びハウジング（２）にメッシュ（３）が設けられ、筐体（１）の前側にカム（１２）が設けられ、筐体（１）に石炭排出管（１４）が設けられた筐体（１）と、
筐体（１）の内部に設けられた石炭押し板（５）と、
筐体（１）及び石炭押し板（５）に設けられ、石炭押し板（５）を左右に移動させる押し機構（６）と、
石炭押し板（５）に設けられ、メッシュ（３）における石炭雑物をクリーニングするクリーニングアセンブリ（７）とを含む、
ことを特徴とする石炭を篩い分け可能な石炭搬送装置。
前記筐体（１）の内側底部に傾斜板（４）が固定して取り付けられ、石炭排出管（１４）は、２組であり、それぞれ筐体（１）の両側に固定して取り付けられる、
ことを特徴とする請求項１に記載の石炭を篩い分け可能な石炭搬送装置。
前記筐体（１）の頂部にホッパー（８）が固定して取り付けられ、ホッパー（８）に密封カバーがねじ山により嵌設される、
ことを特徴とする請求項２に記載の石炭を篩い分け可能な石炭搬送装置。
前記筐体（１）の前側にメッシュ（３）の外形に合わせた開口が形成され、メッシュ（３）の頂部及び底部にいずれもストッパ（１３）が固定して取り付けられ、筐体（１）の前側に電機（１１）が固定して取り付けられ、電機（１１）の回転軸がカム（１２）に固定接続される、
ことを特徴とする請求項３に記載の石炭を篩い分け可能な石炭搬送装置。
前記ハウジング（２）の内側頂部及び内側底部にいずれも溝口が形成され、メッシュ（３）の頂部及び底部にいずれも位置制限ブロック（９）が固定して取り付けられ、位置制限ブロック（９）が溝口内にスライド可能に取り付けられ、メッシュ（３）とハウジング（２）との間にばねＡ（１０）が固定して取り付けられる、
ことを特徴とする請求項１に記載の石炭を篩い分け可能な石炭搬送装置。
前記押し機構（６）は、ねじロッド（６１）と、モータ（６２）と、ガイドロッド（６４）とを含み、ねじロッド（６１）は、筐体（１）の内部に回転可能に取り付けられ、モータ（６２）は、筐体（１）の外壁に固定して取り付けられ、モータ（６２）の回転軸は、筐体（１）を貫通してねじロッド（６１）に固定接続され、縦ブロック（６３）は、筐体（１）の内部に固定して取り付けられ、石炭押し板（５）の頂部に前後に分布する２組の縦ブロック（６３）が固定して取り付けられ、１組の縦ブロック（６３）は、ねじロッド（６１）の外壁にねじ山により嵌設され、もう１組の縦ブロック（６３）は、ガイドロッド（６４）の外壁にスライド可能に嵌設される、
ことを特徴とする請求項１に記載の石炭を篩い分け可能な石炭搬送装置。
前記クリーニングアセンブリ（７）は、スライダ（７１）と、石炭押しロッド（７２）と、ばねＢ（７３）と、電動押しロッド（７４）とを含み、石炭押し板（５）にキャビティ、貫通孔及び溝が形成され、スライダ（７１）は、キャビティ内にスライド可能に取り付けられ、石炭押しロッド（７２）は、貫通孔内に位置し、その一端がスライダ（７１）に固定接続され、ばねＢ（７３）は、スライダ（７１）とキャビティとの間に固定接続され、電動押しロッド（７４）は、溝内に固定接続され、電動押しロッド（７４）の自由端は、スライダ（７１）に固定接続される、
ことを特徴とする請求項１に記載の石炭を篩い分け可能な石炭搬送装置。