JP3241764U - フープ材切断装置 - Google Patents

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賢治 徳勝
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エムエスシー製造株式会社
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Abstract

Figure 0003241764000001
【課題】簡便な構成でありながら、切断片の減容を図り、更に作業効率の向上を図るフープ材切断装置を提供する。
【解決手段】フープ材切断装置は、切断刃160の切断方向に対して、フープ材310の移送方向が傾いているために、切断線QAで示すように、隣接する抜き穴312の両方に跨る方向に沿ってフープ材310が同調切断される。すると、二つの切断片314、316に分かれるようになる。なお、切断片316は、ほぼ切断片314を裏返した形状となる。従来のフープ材310の長手方向に直交する方向に切断した場合と比較すると、切断片314、316の幅が1/2となる。このため、切断片314、316が投入される収容袋内で切断片間の隙間が小さくなり、全体として容積が低減するようになって、収容袋の交換回数を減らすことができ、作業効率が改善される。
【選択図】図3

Description

本考案は、自動プレス装置等に併設してスクラップフープ材を切断するフープ材切断装置に関し、更に具体的には、切断後の減容に関するものである。
従来、フープ材をプレスした後のスクラップを、併設されたフープ材切断装置(フープ材カッター)で、ストリップのまま切断処理することが行われている。このようなフープ材切断装置では、モータの軸にキーを介して偏芯カムを固定し、この偏芯カムの回転によりラムを搖動しつつ往復動させる。そして、ラムに取り付けた動刃を、ベース側に固定した固定刃に対して揺動させることで、フープ材の切断が行われる。
既に各種のフープ材切断装置が公知であるが、例えば、下記特許文献1には、ラムの摺動を円滑にして高精度な加工が行えるようにしたフープ材カッターが開示されている。下記特許文献2には、動刃をガイドするガイドローラーに自動的に給油を行うようにしたフープ材カッターが開示されている。下記特許文献3には、切断刃間の開口量を自由に設定可能とした切断装置が開示されている。下記特許文献4には、表面に凹凸のあるフープ材を切断することができる両刃ウエイビングカッターが開示されている。下記特許文献5には、固定刃と動刃による対象物の切断位置を確認しながら切断を行うことができるようにした切断装置が開示されている。
実用新案登録第3167926号公報 特開平7-60531号公報 特開2004-82251号公報 特開2012-183598号公報 特開平2017-87397号公報
ところで、フープ材の切断の様子を示すと、例えば、図6に示すようになる。同図(A)は、丸一列抜きを行ったスクラップフープの例で、フープ材900には、抜き穴902が並んでほぼ等間隔に形成されている。これを、最も抜き穴902の径の大きな切断線PAで同調カットすると、同図(B)に示すような切断片904のようになる。同図(C)は、丸二列抜きを行ったスクラップフープの例で、フープ材910には、抜き穴912が図の上下で交互の位置となるように二列に形成されている。すなわち、図の上段における抜き穴912の中心と、下段における抜き穴912の中心とが、ほぼ半径分ずれている。これは、材料の無駄をなくすためである。これを、最も切断長が短くなる切断線PBで同調カットすると、同図(D),(E)に示すような切断片914のようになる。これらの切断片904,914は、収容袋(図示せず)に落下・収容される。
この場合において、切断片をより細かく切断できれば、収容したときにかさばらなくなり、容積の低減(減容)を図ることができ、収容袋の取り換え頻度が低下したり、あるいは収容袋を小さくすることで、作業効率の向上を図ることができる。
本考案は、以上のような点に着目したもので、簡便な構成でありながら、切断片の減容を図り、更に作業効率の向上を図ることを、その目的とする。
本考案のフープ材切断装置は、長手方向に抜き穴が形成されているフープ材を、入口ガイドに沿って順次送り、切断刃にて切断するフープ材切断装置であって、前記切断刃の切断方向が、前記フープ材の長手方向に直交する幅方向に対して斜め方向となるように、前記フープ材の入口ガイドを設けたことを特徴とする。
主要な形態の一つによれば、前記抜き穴が、前記フープ材の長手方向にわたって、並列かつ交互の配置となるように形成されている場合に、前記切断刃による切断方向が、前記フープ材の幅方向に隣接する抜き穴のいずれにも跨るように、前記フープ材を前記切断刃に対して順次送るようにしたことを特徴とする。他の形態によれば、前記切断刃によって切断された切断片を排出する出口ガイドを、前記入口ガイドと同じ方向に設置したことを特徴とする。本考案の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
本考案によれば、フープ材を斜め方向から切断することとしたので、切断片が小さくなる。このため、切断片が投入される収容袋内で切断片間の隙間が小さくなり、全体として容積が低減するようになり、収容袋の交換回数を減らしたり、袋の容積を小さくすることができ、作業効率が改善される。
本考案の一実施例のフープ材切断装置を示す斜視図である。 (A)は前記実施例を平面から見た図であり、(B)は側面から見た主要部を示す図である。 スクラップフープ材が丸一列抜きの場合の切断線と切断片を示す図である。 スクラップフープ材が丸二列抜きの場合の切断線と切断片を示す図である。 スクラップフープ材が丸三列抜きの場合の切断線と切断片を示す図である。 従来装置におけるスクラップフープ材の切断線と切断片を示す図である。
以下、本考案を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて詳細に説明する。
最初に、図1~図3を参照しながら本考案の実施例1を説明する。図1(A)には、本実施例にかかるフープ材切断装置の外観が示されており、同図(B)には、フープ材切断装置の背面側が示されている。これらの図において、フープ材切断装置100は、一般的な構成となっており、上段に揺動駆動されるラム(図示せず)が収納されており、このラムの下端に、切断刃160のうちの動刃162が設けられている。フープ材切断装置100の下段には固定刃164が設けられており、この固定刃164に対して前記動刃162を揺動駆動することで、動刃162と固定刃164に挟まれたフープ材が切断されるようになっている。
また、フープ材切断装置100の外側には、その側面,上面,及び底面を覆うように設置フレーム200が設けられている。この設置フレーム200によって、フープ材切断装置100が起立した姿勢で設置面に保持・固定されている。設置フレーム200の底面202は幅広に形成されており、左右側面204,206に支持された上面208には、ほぼ中央付近に動刃駆動用モータ110が設けられている。この動刃駆動用モータ110の回転軸と、上述したフープ材切断装置100のラムを揺動駆動するための回転軸120との間には、ベルト112が掛けられており、動刃駆動用モータ110が回転すると、ラムが揺動駆動され、更には動刃が揺動駆動されるようになっている。以上の各部は、公知の一般的な構成である。
ところで、本実施例では、フープ材切断装置100のフープ材の入口側に入口ガイド140が設けられており、フープ材の出口側には出口ガイド150が設けられている。図2(A)には、平面から見た様子が示されており、フープ材切断装置100の入口ガイド140は、同図の右下方向からフープ材300が順次移送される方向となっており、出口ガイド150は、入口ガイド140を延長する方向となっている。すなわち、フープ材切断装置100の切断刃(動刃及び固定刃)160の切断方向に対して、フープ材300の移送方向が、角度θ=30°傾いた斜めの方向(矢印FA参照)となっている。
図2(B)には、側面から見た様子が示されている。図示の例では、入口ガイド140は、ほぼ水平方向となっているが、出口ガイド150は、フープ材の切断片が自然落下するように、下方に傾斜した方向となっている。入口ガイド140の入口端142は、ハ字状に開いており、フープ材300の投入が容易にできるようになっている。他方、出口ガイド150には側板152が設けられており、切断片が排出方向に向かうようにガイドされている。
次に、上記実施例の作用を説明する。図3(A)には、丸一列抜きのスクラップフープ材310の場合の切断例が示されている。フープ材310には、抜き穴312が長手方向に並んで形成されている。例えば、ケイ素鋼板の板材から円形のモーターコアやステーターコアを打ち抜いたような場合が該当する。このようなフープ材310の場合、本実施例では、切断刃160が傾いているために、切断線QAで示すように、隣接する抜き穴312の両方に跨る方向に沿ってフープ材310を同調切断することができる。すると、同図(B)に示すように、二つの切断片314,316に分かれるようになる。なお、切断片316は、ほぼ切断片314を裏返した形状となる。
上述した背景技術では、図6(B)に示したような形状の切断片904となるが、これと本実施例の切断片314を比較すると、
a,長さ:LQ≒LP
b,幅:WQ≒WP/2
となり、幅が1/2となる。切断片316についても同様である。切断線QAをQA1~QA2の範囲で移動させても、ほぼ同様となる。このため、切断片314,316が投入される収容袋内で切断片間の隙間が小さくなり、全体として容積が低減するようになる。よって、収容袋の交換回数を減らすことができ、作業効率が改善される。
次に、図4を参照しながら、実施例2について説明する。この実施例は、丸二列抜きのスクラップフープの例である。フープ材320には、長手方向に二列であって、図の上下で交互の配置となるように、抜き穴322が形成されている。これが、本実施例では、切断刃160が傾いているために、切断線QBで示すように、隣接する抜き穴322の両方に跨る方向に沿ってフープ材320が同調切断される。すると、同図(B)に示すように、三つの切断片324,326,328に分かれるようになる。なお、切断片328は、ほぼ切断片324を裏返した形状となる。
上述した背景技術では、図6(C)に示したような形状の切断片914となるが、これと本実施例の切断片324,326,328を比較すると、幅が1/3程度となることから、同様に減容を図ることができる。切断線QBをQB1~QB2の範囲で移動させても、ほぼ同様となる。
次に、図5を参照しながら、実施例3について説明する。この実施例は、丸三列抜きのスクラップフープの例である。フープ材330には、長手方向に三列であって、図の上下で交互の配置となるように、抜き穴332が形成されている。これが、本実施例では、切断刃160が傾いているために、切断線QCで示すように、隣接する抜き穴332に跨る方向に沿ってフープ材330が同調切断される。すると、同図(B)に示すように、四つの切断片334,336,338,340に分かれるようになる。なお、切断片336,338はほぼ同じ形状であり、切断片340はほぼ切断片334を裏返した形状である。本実施例によっても、同様に減容を図ることができる。
なお、本考案は、上述した実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることができる。例えば、以下のものも含まれる。
(1)前記実施例で示した形状,寸法は一例であり、必要に応じて適宜変更してよい。特に、フープ材の抜き穴の形状も上記実施例で示したものに限定されるわけではなく、楕円,四角など、各種の形状であってよい。
(2)前記実施例では、入口ガイド140の方向に合わせて、その延長となるように出口ガイド150を配置したが、出口ガイド150は、切断片を排出するのみであるので、その方向は適宜としてよい。
(3)フープ材切断装置における動刃の揺動構造は、上述した背景技術の公報に示された構造のみならず、その他、公知の各種の構造としてよい。
(4)前記実施例では、フープ材に対する抜き穴が同一形状の場合を示したが、もちろん異なる形状であってもよい。例えば、
a,複数列の抜き穴がいずれも円形であるが、径が異なる,
b,複数列の抜き穴のうち、いずれかの列は円形で他の列は四角形,
といった具合である。
本考案によれば、フープ材を斜め方向から切断することとしたので、切断片が小さくなる。このため、切断片が投入される収容袋内で切断片間の隙間が小さくなり、全体として容積が低減するようになり、収容袋の交換回数を減らしたり、袋の容積を小さくすることができ、作業効率が改善され、フープ材の切断に好適である。
100:フープ材切断装置
110:動刃駆動用モータ
112:ベルト
120:回転軸
140:入口ガイド
142:入口端
150:出口ガイド
152:側板
160:切断刃
162:動刃
164:固定刃
200:設置フレーム
202:底面
204,206:左右側面
208:上面
300:フープ材
310:フープ材
312:抜き穴
314,316:切断片
320:フープ材
322:抜き穴
324,326,328:切断片
330:フープ材
332:抜き穴
334,336,338,340:切断片
900:フープ材
902:抜き穴
904,914:切断片
910:フープ材
912:抜き穴
PA,PB,QA~QC:切断線

Claims (3)

  1. 長手方向に抜き穴が形成されているフープ材を、入口ガイドに沿って順次送り、切断刃にて切断するフープ材切断装置であって、
    前記切断刃の切断方向が、前記フープ材の長手方向に直交する幅方向に対して斜め方向となるように、前記フープ材の入口ガイドを設けたことを特徴とするフープ材切断装置。
  2. 前記抜き穴が、前記フープ材の長手方向にわたって、並列かつ交互の配置となるようにに形成されている場合に、前記切断刃による切断方向が、前記フープ材の幅方向に隣接する抜き穴のいずれにも跨るように、前記フープ材を前記切断刃に対して順次送るようにしたことを特徴とする請求項1記載のフープ材切断装置。
  3. 前記切断刃によって切断された切断片を排出する出口ガイドを、前記入口ガイドと同じ方向に設置したことを特徴とする請求項1又は2記載のフープ材切断装置。
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