JP3240846U - 卓上紙皿セット - Google Patents

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Abstract

【課題】紙皿が整然と収容され、必要な枚数のみを取り出して残りを衛生的に収容でき、食卓の美観を損なわない卓上紙皿セットを提供する。【解決手段】卓上紙皿セット1は、一枚の本体用紙製シートが折られて箱型に形成された容器本体2が、連接部11を介して連接されると共に開口境界部12を境界に上下に二分された受け側収容部9と蓋側収容部10とを有するものであって、蓋側収容部10が、連接部11を支点として、開口境界部12を境界に開閉し、内側に、立てられた姿勢の紙皿Pが収容されている。【選択図】図2

Description

実用新案法第11条において準用する特許法第30条第2項適用申請有り 令和4年10月12日から14日に開催された「TOKYO PACK 2022 2022東京国際包装展」に出展
本考案は、紙製食器と、この紙製食器が収容された収容箱とで構成された卓上紙皿セットに関するものである。
従来、使い捨ての紙製食器として、下記特許文献1に記載された紙皿等がある。一般的に、紙皿は、複数枚が積層されて梱包された状態で取り引きされ、梱包には、ポリエチレン(PE:Polyethylene)製の袋や、二軸延伸ポリプロピレン(OPP:Oriented Polypropylene)によるシュリンクパック等が用いられる。
登録実用新案第3238766号公報
しかし、上記した梱包は、破かれることで開封されるため、一度開封されると元には戻らないし、破かれた梱包には、余った紙皿を再び収容することもできない。仮に、余った紙皿を、破かれた梱包に再び戻すことができたとしても、既に開封されていることから、衛生的ではないし、見栄えも悪い。
近年、デリバリーや時短料理等による食事の簡素化が進み、食卓でも、洗い物が不要な使い捨ての紙皿が用いられることが増えているが、使い捨て故に安価で低級な印象のある紙皿は、家庭の食卓には不向きである。
本考案は、上記の実情に鑑みて提案されたものである。すなわち、紙皿が整然と収容され、必要な枚数のみを取り出して残りを衛生的に収容でき、食卓の美観を損なわない紙製食器入り収容箱の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係る卓上紙皿セットは、一枚の本体用紙製シートが折られて箱型に形成された容器本体に、立てられた姿勢で紙皿が収容され、前記容器本体が、連接部を介して連接されると共に開口境界部を境界に上下に二分されたことで、受け側収容部と蓋側収容部とを有し、前記蓋側収容部が、前記連接部を支点として、前記開口境界部を境界に開閉する、ことを特徴とする。
本考案に係る卓上紙皿セットは、前記連接部が、前記容器本体の後面部に形成され、前記開口境界部が、前記容器本体の前面部に形成された前面境界部と、前記容器本体の一方の側面である一方側面部において、前記連接部から前記前面境界部に至って形成された一方側境界部と、前記容器本体の他方の側面である他方側面部において、前記連接部から前記前面境界部に至って形成された他方側境界部と、を有する、ことを特徴とする。
本考案に係る卓上紙皿セットは、前記連接部が、前記後面部における上部に形成され、前記前面境界部が、前記前面部における下部に形成され、前記一方側境界部が、前記連接部から前記前面境界部に至って斜め直線状に形成され、前記他方側境界部が、前記連接部から前記前面境界部に至って斜め直線状に形成された、ことを特徴とする。
本考案に係る卓上紙皿セットは、前記本体用紙製シートが、前記後面部となる後面片と、前記後面片に連接されて前記後面片に対して折られることで前記一方側面部となる一方側面片と、前記一方側面片と連接されて前記一方側面片に対して折られることで前記後面片と対向して前記前面部となる前面片と、前記前面片に連接されて前記前面片に対して折られることで前記一方側面片と対向して前記他方側面部となる他方側面片と、前記他方側面片に連接されて前記他方側面片に対して折られて前記後面片に重ねられる糊代片と、前記後面片の上に連接されて前記後面片に対して折られることで前記容器本体の上面部となる後面上面片と、前記一方側面片の上に連接されて前記一方側面片に対して折られることで前記上面部となる一方側上面片と、前記前面片の上に連接されて前記前面片に対して折られることで前記上面部となる前面上面片と、前記他方側面片の上に連接されて前記他方側面片に対して折られることで前記上面部となる他方側上面片と、前記後面片の下に連接されて前記後面片に対して折られることで前記容器本体の下面部となる後面下面片と、前記一方側面片の下に連接されて前記一方側面片に対して折られることで前記下面部となる一方側下面片と、前記前面片の下に連接されて前記前面片に対して折られることで前記下面部となる前面下面片と、前記他方側面片の下に連接されて前記他方側面片に対して折られることで前記下面部となる他方側下面片と、から構成され、前記受け側収容部が、前記後面片のうち、前記連接部から下側である下側後面片と、前記一方側面片のうち、前記一方側境界部から下側である下側一方側面片と、前記前面片のうち、前記前面境界部から下側である下側前面片と、前記他方側面片のうち、前記他方側境界部から下側である下側他方側面片と、前記糊代片のうち、前記連接部と対向する糊代境界部から下側である下側糊代片と、前記後面下面片と、前記一方側下面片と、前記前面下面片と、前記他方側下面片と、から構成され、前記蓋側収容部が、前記後面片のうち、前記連接部から上側である上側後面片と、前記一方側面片のうち、前記一方側境界部から上側である上側一方側面片と、前記前面片のうち、前記前面境界部から上側である上側前面片と、前記他方側面片のうち、前記他方側境界部から上側である上側他方側面片と、前記糊代片のうち、前記糊代境界部から上側である上側糊代片と、前記後面上面片と、前記一方側上面片と、前記前面上面片と、前記他方側上面片と、から構成された、ことを特徴とする。
本考案に係る卓上紙皿セットは、一枚の内側体用紙製シートが折られて筒型に形成された内側体が、前記受け側収容部に収容され、前記受け側収容部の内面に沿って前記開口境界部よりも高く伸びた、ことを特徴とする。
本考案に係る卓上紙皿セットは、一枚の本体用紙製シートが折られて箱型に形成された容器本体に、立てられた姿勢で紙皿が収容され、容器本体が、連接部を介して連接されると共に開口境界部を境界に上下に二分されたことで、受け側収容部と蓋側収容部とを有し、蓋側収容部が、連接部を支点として、開口境界部を境界に開閉するものである。この構成により、蓋側収容部が閉じた状態では、紙皿が容器本体の内側に整然と収容されるため、食卓の美観を損なわない。また、必要な場合にのみ、蓋側収容部が開けられて紙皿が取り出されるため、未使用の紙皿を衛生的に収容することができる。
図1は、本考案の実施形態に係る卓上紙皿セットが閉じた状態の外観斜視図である。 図2は、本考案の実施形態に係る卓上紙皿セットが開いた状態の外観斜視図である。 図3は、本考案の実施形態に係る卓上紙皿セットの分解斜視図である。 図4は、本考案の実施形態に係る卓上紙皿セットの容器本体の展開図である。 図5は、本考案の実施形態に係る卓上紙皿セットの容器本体が組み立てられる手順を説明するための第一組立過程図である。 図6は、本考案の実施形態に係る卓上紙皿セットの容器本体が組み立てられる手順を説明するための第二組立過程図である。 図7は、本考案の実施形態に係る卓上紙皿セットの容器本体が組み立てられる手順を説明するための第三組立過程図である。 図8は、本考案の実施形態に係る卓上紙皿セットの内側体の展開図である。
以下、本考案の実施形態に係る卓上紙皿セットを図面に基づいて説明する。図1及び2には、本実施形態に係る卓上紙皿セット1が示され、図3には、分解された卓上紙皿セット1が示されている。なお、以下では、図1において、高さ方向を上方又は下方とし(Up、Down)、厚み方向を右方又は左方とし(Right、Left)、前後方向を前方又は後方とする(Front、Back)。
図1及び2に示されているとおり、卓上紙皿セット1は、直方体の箱型に形成された容器本体2に、内側体49と共に、紙皿Pが立てられた姿勢で収容されたものである。容器本体2は、前側である前面部3と、後ろ側である後面部4と、右側である一方側面部としての右面部5と、左側である他方側面部としての左面部6と、上側である上面部7と、下側である下面部8とを有している。容器本体2は、受け側収容部9と蓋側収容部10とに、上下に二分されている。受け側収容部9と蓋側収容部10とは、後面部4において連接部11によって連接され、前面部3、右面部5及び左面部6に形成された開口境界部12を境界に分断されているため、蓋側収容部10は、連接部11を支点として開口境界部12を境界に開閉する。連接部11は、折り目又はミシン目である。
連接部11は、後面部4における上部に形成されている。後面部4の上部は、上下方向における中央よりも上側である。開口境界部12は、前面部3に形成された前面境界部13と、右面部5に形成された一方側境界部としての右側境界部14と、左面部6に形成された他方側境界部としての左側境界部15とから構成されている。前面境界部13は、前面部3における下部に形成されている。前面部3の下部は、上下方向における中央よりも下側である。右側境界部14は、右面部5において、連接部11から前面境界部13に至って、上方から下方に斜め直線状に形成されている。左側境界部15は、左面部6において、連接部11から前面境界部13に至って、上方から下方に斜め直線状に形成されている。
図3に示されているとおり、紙皿Pは、円盤状であり、複数枚が積層され、立てられた姿勢(厚み方向が左右に向けられ、周縁が上下に向けられた姿勢)で、容器本体2の受け側収容部9に収容される。なお、紙皿Pの形状、厚み、枚数は、任意である。内側体49は、筒型に形成されて受け側収容部9に収容されている。受け側収容部9に収容された状態の内側体49は、受け側収容部9の内面に沿って開口境界部12よりも高く伸びている(図2参照)。
次に、容器本体2及び内側体49の組立手順を説明する。図4には、展開された容器本体2が示され、図5ないし7には、容器本体2が組み立てられる過程が示されている。図8には、展開された内側体49が示されている。
図4ないし7に示されているとおり、容器本体2は、一枚の本体用紙製シート16が折られて組み立てられることで完成し、図8に示されているとおり、内側体49も容器本体2と同様に、元々は一枚の内側体用紙製シート50であり、この内側体用紙製シート50が折られて組み立てられることで完成する。各紙製シート16,50は、容器として耐え得る程度の強度を有し、例えば、段ボール等のフルート紙等である。なお、図4ないし8に基づいた説明では、各図を平面視したときの方位を上下左右とし、図1で規定された方位をカッコ書きで付記する。
図4に示されているとおり、本体用紙製シート16は、後面片17と、この後面片17の右端に連接された一方側面片としての右側面片18と、この右側面片18の右端(前方端)に連接された前面片19と、前面片19の右端(左方端)に連接された他方側面片としての左側面片20と、左側面片20の右端(後方端)に連接された糊代片21と、後面片17の上端に連接された後面上面片22と、右側面片18の上端に連接された一方側上面片としての右側上面片23と、前面片19の上端に連接された前面上面片24と、左側面片20の上端に連接された他方側上面片としての左側上面片25と、後面片17の下端に連接された後面下面片26と、右側面片18の下端に連接された一方側下面片としての右側下面片27と、前面片19の下端に連接された前面下面片28と、左側面片20の下端に連接された他方側下面片としての左側下面片29とから構成されている。
後面片17は、上下に長手の長方形であり、上下方向における中央よりも上側に連接部11を有している。連接部11によって、後面片17は、連接部11から上側である上側後面片38と、連接部11から下側である下側後面片39とに区分されている。後面上面片22は、ほぼ四角形であり、左上(左前)の角に切り欠き部30が形成されている。後面片17と後面上面片22との境界には、折り目が形成されている。後面下面片26は、四角形の右端の一部が切り欠かれたことで係止片31が形成されている。後面片17と後面下面片26との境界には、折り目が形成されている。後面片17と右側面片18との境界には、折り目が形成されている。
右側面片18は、ほぼ四角形であり、連接部11から前面片19の前面境界部13に至って、上方から下方(後方から前方)に斜め直線状に形成された右側境界部14を有している。右側境界部14によって、右側面片18は、右側境界部14から上側である上側一方側面片としての上側右側面片40と、右側境界部14から下側である下側一方側面片としての下側右側面片41とに二分されている。右側上面片23は、左右(前後)に長手の長方形であり、上端に第一差込片32が連接されている。右側上面片23と第一差込片32との境界には、折り目が形成され、本体スリット33が形成されている。右側面片18と右側上面片23との境界には、折り目が形成されている。右側下面片27は、ほぼ四角形であり、下端に(左端)に二つの凹部34が形成されている。右側面片18と右側下面片27との境界には、折り目が形成されている。右側面片18と前面片19との境界には、折り目が形成されている。
前面片19は、上下に長手の長方形であり、上下方向における中央よりも下側に前面境界部13を有している。前面境界部13によって、前面片19は、前面境界部13から上側である上側前面片42と、前面境界部13から下側である下側前面片43とに二分されている。上側前面片42は、前面境界部13に取っ手部35が形成されている。前面上面片24は、ほぼ四角形であり、右上(左前)の角に切り欠き部30が形成されている。前面片19と前面上面片24との境界には、折り目が形成されている。前面下面片28は、四角形の左端(右端)の一部が切り欠かれたことで係止片31が形成されている。前面片19と前面下面片28との境界には、折り目が形成されている。前面片19と左側面片20との境界には、折り目が形成されている。
左側面片20は、ほぼ四角形であり、前面片19の前面境界部13から糊代片21に至って、下方から上方(前方から後方)に斜め直線状に形成された左側境界部15を有している。左側境界部15によって、左側面片20は、左側境界部15から上側である上側他方側面片としての上側左側面片44と、左側境界部15から下側である下側他方側面片としての下側左側面片45とに二分されている。左側上面片25は、右側上面片23よりも小さな四角形の第二差込片36である。左側下面片29は、ほぼ逆三角形であり、下端に(右端)に二つの凸部37が形成されている。左側面片20と左側下面片29との境界には、折り目が形成されている。
糊代片21は、上下に長手の長方形であり、上下方向における中央よりも上側に糊代境界部48を有している。糊代境界部48によって、糊代片21は、糊代境界部48から上側である上側糊代片46と、糊代境界部48から下側である下側糊代片47とに二分されている。左側面片20と糊代片21との境界には、折り目が形成されている。
上記のとおり構成された本体用紙製シート16が折られることで、容器本体2が組み立てられる。容器本体2の受け側収容部9は、後面片17の下側後面片39と、右側面片18の下側右側面片41と、前面片19の下側前面片43と、左側面片20の下側左側面片45と、糊代片21の下側糊代片47と、後面下面片26と、右側下面片27と、前面下面片28と、左側下面片29が組み合わさって構成される。
一方で、容器本体2の蓋側収容部10は、後面片17の上側後面片38と、右側面片18の上側右側面片40と、前面片19の上側前面片42と、左側面片20の上側左側面片44と、糊代片21の上側糊代片46と、後面上面片22と、右側上面片23と、前面上面片24と、左側上面片25とが組み合わさって構成される。
以下、各部各片の折り方を説明する。なお、折り方の順番は任意である。
図4において、糊代片21が、左側面片20に対して折られ、左側面片20が、前面片19に対して折られ、前面片19が、右側面片18に対して折られ、左側面片20と右側面片18とが対向すると、図5のとおりとなる。後面片17は、右側面片18に対して折られて糊代片21と重ねられ、糊付けされる。
後面上面片22が、後面片17に対して折られ、前面上面片24が、前面片19に対して折られ、右側上面片23が、右側面片18に対して折られて後面上面片22及び前面上面片24を上から覆い、第一差込片32が、右側上面片23に対して折られて左側面片20の内側に入れられる。第二差込片36(左側上面片25)が、左側面片20に対して折られると共に、右側上面片23の本体スリット33に挿入される。このようにして、容器本体2の上面部7が形成される(図1参照)。
図6に示されているとおり、右側下面片27が、右側面片18に対して折られ、後面下面片26が、後面片17に対して折られ、前面下面片28が、前面片19に対して折られる。後面下面片26は、右側下面片27の手前側(下方)にあるが、係止片31が凹部34を超えて奥側(上方)に押し込まれているため、係止片31は、右側下面片27に係止されている。同様に、前面下面片28は、右側下面片27の手前側(下方)にあるが、係止片31が凹部34を超えて奥側(上方)に押し込まれると、係止片31は、凹部34に係止される。左側下面片29が、左側面片20に対して折られると、左側下面片29は、後面下面片26及び前面下面片28の手前側(下方)にあるが、凸部37が凹部34を超えて奥側(上方)に押し込まれると、凸部37は、凹部34に係止される。このようにして、容器本体2の下面部8が形成される(図7参照)。
次に、内側体49の組立手順を図8に基づいて説明する。
図8に示されているとおり、内側体用紙製シート50は、後面内側片51と、この後面内側片51の右端に連接された右面内側片52と、この右面内側片52の右端(前方端)に連接された前面内側片53と、この前面内側片53の右端(左方端)に連接された左面内側片54と、この左面内側片54の右端(後方端)に連接された連結代片55とから構成されている。
後面内側片51は、上下に長手の長方形であり、長さは、本体用紙製シート16の後面片17に対して、連接部11の位置よりも高い。後面内側片51の左端には、二つの挿入凸部56が形成されている。後面内側片51と右面内側片52との境界には、折り目が形成されている。右面内側片52の上端縁である右面上端縁部57は、後面内側片51から前面内側片53に至って、上方から下方(後方から前方)に斜めに直線状に形成されている。右面内側片52と前面内側片53との境界には、折り目が形成されている。前面内側片53は、ほぼ四角形であり、本体用紙製シート16の取っ手部35が押し込まれる押込部58が、中央近傍に形成されている。前面内側片53と左面内側片54との境界には、折り目が形成されている。左面内側片54の上端縁である左面上端縁部59は、前面内側片53から連結代片55に至って、下方から上方(前方から後方)に斜めに直線状に形成されている。左面内側片54と連結代片55との境界には、折り目が形成され、内側体スリット60が形成されている。連結代片55は、上下に長手の長方形である。
連結代片55が、左面内側片54に対して折られ、左面内側片54が、前面内側片53に対して折られ、前面内側片53が、右面内側片52に対して折られ、右面内側片52が、後面内側片51に対して折られて、左面内側片54と右面内側片52とが対向し、後面内側片51と前面内側片53とが対向した状態で、後面内側片51の挿入凸部56が、内側体スリット60に挿入されると、筒状の内側体49となる(図3参照)。
上記した卓上紙皿セット1によれば、蓋側収容部10が閉じた状態では、紙皿Pが容器本体2の内側に整然と収容されるため、食卓の美観を損なわない。また、必要な場合にのみ、蓋側収容部10が開けられて紙皿Pが取り出されるため、未使用の紙皿Pを衛生的に収容することができる。
蓋側収容部10が開けられる際、容器本体2の取っ手部35が、内側体49の押込部58に押し込まれることで、利用者の指が引っかけられる窪みが形成される。したがって、蓋側収容部10が開きやすい。
内側体49は、受け側収容部9に収容された状態において、受け側収容部9の内面に沿って開口境界部12よりも高く伸びているため、蓋側収容部10が閉じられる際、蓋側収容部10が内側体49に篏合する。したがって、蓋側収容部10が不本意に開くことがない。
なお、本考案の他の実施形態では、紙皿が、四角形、多角形、楕円形等である。
他の実施形態では、開口境界部の形状は任意であり、例えば、下面部に対して平行である(すなわち、斜めではなく水平である。)。
他の実施形態では、開口境界部の形状は曲線状である。
他の実施形態では、連接部は、後面部の中央又は下部に形成されている。
他の実施形態では、前面境界部は、前面部中央又は上部に形成されている。
他の実施形態は、内側体を有していない。
他の実施形態では、各紙製シートの素材は任意である。収容される紙皿の枚数が少ない場合には、多層構造の板紙や単層の厚紙でもよい。
他の実施形態では、卓上紙皿セットは、紙製食器入り収容箱、収容箱付き紙製食器とも言える。
以上、本考案の実施形態を詳述したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではない。そして本考案は、実用新案登録請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。
1 卓上紙皿セット
2 容器本体
3 前面部
4 後面部
5 右面部(一方側面部)
6 左面部(他方側面部)
7 上面部
8 下面部
9 受け側収容部
10 蓋側収容部
11 連接部
12 開口境界部
13 前面境界部
14 右側境界部(一方側境界部)
15 左側境界部(他方側境界部)
16 本体用紙製シート
17 後面片
18 右側面片(一方側面片)
19 前面片
20 左側面片(他方側面片)
21 糊代片
22 後面上面片
23 右側上面片(一方側上面片)
24 前面上面片
25 左側上面片(他方側上面片)
26 後面下面片
27 右側下面片(一方側下面片)
28 前面下面片
29 左側下面片(他方側下面片)
30 切り欠き部
31 係止片
32 第一差込片
33 本体スリット
34 凹部
35 取っ手部
36 第二差込片
37 凸部
38 上側後面片
39 下側後面片
40 上側右側面片(上側一方側面片)
41 下側右側面片(下側一方側面片)
42 上側前面片
43 下側前面片
44 上側左側面片(上側他方側面片)
45 下側左側面片(下側他方側面片)
46 上側糊代片
47 下側糊代片
48 糊代境界部
49 内側体
50 内側体用紙製シート
51 後面内側片
52 右面内側片
53 前面内側片
54 左面内側片
55 連結代片
56 挿入凸部
57 右面上端縁部
58 押込部
59 左面上端縁部
60 内側体スリット
P 紙皿

Claims (5)

  1. 一枚の本体用紙製シートが折られて箱型に形成された容器本体に、立てられた姿勢で紙皿が収容され、
    前記容器本体が、連接部を介して連接されると共に開口境界部を境界に上下に二分されたことで、受け側収容部と蓋側収容部とを有し、
    前記蓋側収容部が、前記連接部を支点として、前記開口境界部を境界に開閉する、
    ことを特徴とする卓上紙皿セット。
  2. 前記連接部が、前記容器本体の後面部に形成され、
    前記開口境界部が、
    前記容器本体の前面部に形成された前面境界部と、
    前記容器本体の一方の側面である一方側面部において、前記連接部から前記前面境界部に至って形成された一方側境界部と、
    前記容器本体の他方の側面である他方側面部において、前記連接部から前記前面境界部に至って形成された他方側境界部と、を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載された卓上紙皿セット。
  3. 前記連接部が、前記後面部における上部に形成され、
    前記前面境界部が、前記前面部における下部に形成され、
    前記一方側境界部が、前記連接部から前記前面境界部に至って斜め直線状に形成され、
    前記他方側境界部が、前記連接部から前記前面境界部に至って斜め直線状に形成された、
    ことを特徴とする請求項2に記載された卓上紙皿セット。
  4. 前記本体用紙製シートが、
    前記後面部となる後面片と、
    前記後面片に連接されて前記後面片に対して折られることで前記一方側面部となる一方側面片と、
    前記一方側面片と連接されて前記一方側面片に対して折られることで前記後面片と対向して前記前面部となる前面片と、
    前記前面片に連接されて前記前面片に対して折られることで前記一方側面片と対向して前記他方側面部となる他方側面片と、
    前記他方側面片に連接されて前記他方側面片に対して折られて前記後面片に重ねられる糊代片と、
    前記後面片の上に連接されて前記後面片に対して折られることで前記容器本体の上面部となる後面上面片と、
    前記一方側面片の上に連接されて前記一方側面片に対して折られることで前記上面部となる一方側上面片と、
    前記前面片の上に連接されて前記前面片に対して折られることで前記上面部となる前面上面片と、
    前記他方側面片の上に連接されて前記他方側面片に対して折られることで前記上面部となる他方側上面片と、
    前記後面片の下に連接されて前記後面片に対して折られることで前記容器本体の下面部となる後面下面片と、
    前記一方側面片の下に連接されて前記一方側面片に対して折られることで前記下面部となる一方側下面片と、
    前記前面片の下に連接されて前記前面片に対して折られることで前記下面部となる前面下面片と、
    前記他方側面片の下に連接されて前記他方側面片に対して折られることで前記下面部となる他方側下面片と、から構成され、
    前記受け側収容部が、
    前記後面片のうち、前記連接部から下側である下側後面片と、
    前記一方側面片のうち、前記一方側境界部から下側である下側一方側面片と、
    前記前面片のうち、前記前面境界部から下側である下側前面片と、
    前記他方側面片のうち、前記他方側境界部から下側である下側他方側面片と、
    前記糊代片のうち、前記連接部と対向する糊代境界部から下側である下側糊代片と、
    前記後面下面片と、
    前記一方側下面片と、
    前記前面下面片と、
    前記他方側下面片と、から構成され、
    前記蓋側収容部が、
    前記後面片のうち、前記連接部から上側である上側後面片と、
    前記一方側面片のうち、前記一方側境界部から上側である上側一方側面片と、
    前記前面片のうち、前記前面境界部から上側である上側前面片と、
    前記他方側面片のうち、前記他方側境界部から上側である上側他方側面片と、
    前記糊代片のうち、前記糊代境界部から上側である上側糊代片と、
    前記後面上面片と、
    前記一方側上面片と、
    前記前面上面片と、
    前記他方側上面片と、から構成された、
    ことを特徴とする請求項3に記載された卓上紙皿セット。
  5. 一枚の内側体用紙製シートが折られて筒型に形成された内側体が、前記受け側収容部に収容され、前記受け側収容部の内面に沿って前記開口境界部よりも高く伸びた、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載された卓上紙皿セット。
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