JP3240606U - 防護服 - Google Patents

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嘉成 祖父江
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そぶえ産業 株式会社
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Abstract

【課題】高い耐切創性を有すると共に、着用した際の動き易さを向上できる防護服を提供する。【解決手段】防護服11は、防護が必要な部位のみがスーパー繊維を含む糸によって横編みされた編み物によって形成されている。【選択図】図1

Description

新規性喪失の例外適用申請有り
本考案は、例えば鋭利なものなどから防護する防護服に関する。
一般に、高い耐切創性を有する防護服は、例えばアラミド繊維などのスーパー繊維を含む糸で織ったり編んだりすることによって形成された生地で全体が形成される。スーパー繊維は、極めて高い強度と極めて高い弾性率を持つ繊維である。
ところで、上述のような防護服は、全体がほとんど伸縮性を持たないスーパー繊維製の生地で形成されている。このため、上述のような防護服は、全体的に生地が硬くなるので、全体的に曲げ難くなる。したがって、防護服を着用した際に動き難くなるという問題がある。
以下、上記課題を解決するための防護服の各態様を記載する。
[態様1]一部がスーパー繊維を含む糸で横編みされた編み物によって形成されていることを特徴とする防護服。
上記構成によれば、防護服における防護が必要な部位(一部)のみの生地を、スーパー繊維を含む糸で横編みされた編み物によって形成することができる。このため、防護服全体の生地がスーパー繊維を含む糸で構成される場合に比べて、防護服を着用した際の動き易さを向上できる。
[態様2]前記糸は、前記スーパー繊維によって構成された第1糸と、伸縮性を有した第2糸とを含み、前記編み物は、表面に前記第1糸が前記第2糸よりも多く出現するとともに、裏面に前記第2糸が前記第1糸よりも多く出現するように、前記第1糸と前記第2糸とをプレーティング編みで編んでなることを特徴とする[態様1]に記載の防護服。
一般に第1糸を構成するスーパー繊維は、耐切創性を有しているが、伸縮性がほとんどない。この点、この構成によれば、伸縮性のほとんどない第1糸と伸縮性を有した第2糸とをプレーティング編みによって生地を編む際に、当該生地に第2糸によって伸縮性を付与できるので、編み立てを円滑に行うことができる。プレーティング編みとは、2本の糸を引き揃えて一緒に編む編み方である。加えて、プレーティング編みで編み上げられた編み物においては、表面のスーパー繊維によって構成された第1糸によって裏面の伸縮性を有した第2糸を保護することができる。
[態様3]胴体を覆う身頃部と、腕を覆う袖部とを備え、前記袖部が前記編み物によって構成されていることを特徴とする[態様1]または[態様2]に記載の防護服。
上記構成によれば、腕を覆う袖部のみがスーパー繊維を含む糸によって横編みされた編み物によって構成されているため、手作業を行う際に袖部によって腕を防護することができる。また、胴体を覆う身頃部は、手作業を行う際に防護する必要がないので、防護機能がない伸縮性を有した生地によって構成することができる。このため、防護服を着用した際に、腕を防護しつつ、動き易さを確保することができる。
本考案は、防護服を着用した際の動き易さを向上できるという効果がある。
一実施形態における防護服の平面図である。 袖部分が切除された状態のポロシャツの平面図である。 図2のポロシャツに袖部を縫い付けるときの状態を示す平面図である。 袖部を構成する編み物の一部を示す拡大模式図である。
以下、防護服の一実施形態について図面に基づいて説明する。
<防護服11>
図1及び図4に示すように、防護服11は、胴体を覆う身頃部12と、腕を覆う一対の袖部13とを備えている。袖部13は、スーパー繊維を含む糸14で横編みされた編み物によって形成されている。すなわち、防護服11は、その一部を構成する袖部13がスーパー繊維を含む糸14で横編みされた編み物によって形成されている。
横編みとしては、例えば、平編み、ゴム編み、シングルジャカード編み、及びダブルジャカード編みなどが挙げられる。身頃部12は、例えばポリエステル製の糸で鹿の子編みされた編み物によって形成される。身頃部12は、首を覆う襟部15を有している。一対の袖部13は、身頃部12に対して縫い付けられている。
<糸14>
図1及び図4に示すように、糸14は、スーパー繊維によって構成された第1糸16と、伸縮性を有した第2糸17とを含む。スーパー繊維とは、極めて高い強度と極めて高い弾性率を併せ持つ繊維である。したがって、スーパー繊維には、ほとんど伸縮性がない。スーパー繊維としては、例えば、アラミド繊維、超高分子量ポリエチレン繊維、ポリベンズオキサゾール繊維、ポリアリレート繊維などが挙げられる。
本例における第1糸16は、一例として、超高分子量ポリエチレン繊維によって構成される。超高分子量ポリエチレン繊維は、耐切創性を有する。袖部13を構成する編み物は、表面に第1糸16が第2糸17よりも多く出現するとともに、裏面に第2糸17が第1糸16よりも多く出現するように、第1糸16と第2糸17とをプレーティング編みで編んでなる。この場合、袖部13を構成する編み物は、欧州のEN規格(EN388;2016)の耐切創性(指数)の性能レベル3以上を満足するように編まれる。なお、本例における第2糸17は、一例として、ポリウレタン製の弾性糸によって構成される。
<防護服11の製造方法>
図1に示す防護服11を製造する場合には、まず、一対の袖部13を形成する。袖部13を形成する場合には、まず、表面に第1糸16が第2糸17よりも多く出現するとともに、裏面に第2糸17が第1糸16よりも多く出現するように、第1糸16と第2糸17とを横編みのプレーティング編みで平面状の編み物を形成する。
この平面状の編み物は、欧州のEN規格(EN388;2016)の耐切創性(指数)の性能レベルが3以上となるように、編まれる。その後、この平面状の編み物を裏面側が内側になるように丸めて両端同士を縫い合わせる(リンキングする)ことによって筒状にする。これにより、筒状の編み物によって構成された袖部13が得られる。袖部13は、一対分形成する。
引き続き、図2に示すように、例えばポリエステル製の糸で鹿の子編みされた編み物によって形成された半袖のポロシャツ18を用意した後、当該ポロシャツ18の一対の袖部分19を切除する。これにより、襟部15を有した身頃部12が得られる。引き続き、図3示すように、身頃部12における一対の袖部分19を切除することによって形成された一対のアームホール20に、上述のようにして得られた一対の袖部13を例えばロックミシンによってそれぞれ縫い付ける。これにより、一対の袖部13に耐切創性が付与された長袖のポロシャツからなる図1に示す防護服11が得られる。
<実施形態の効果>
以上詳述した実施形態によれば、次のような効果が発揮される。
(1)防護服11は、一部がスーパー繊維を含む糸14で横編みされた編み物によって形成されている。
上記構成によれば、防護服11における防護が必要な部位(一部)のみの生地を、スーパー繊維を含む糸14で横編みされた編み物によって形成することができる。このため、防護服11全体の生地がスーパー繊維を含む糸14で構成される場合に比べて、防護服11を着用した際の動き易さを向上できる。
(2)防護服11において、糸14は、スーパー繊維によって構成された第1糸16と、伸縮性を有した第2糸17とを含む糸14を用いた上記編み物は、表面に第1糸16が第2糸17よりも多く出現するとともに、裏面に第2糸17が第1糸16よりも多く出現するように、第1糸16と第2糸17とをプレーティング編みで編んでなる。
一般に第1糸16を構成するスーパー繊維は、耐切創性を有しているが、伸縮性がほとんどない。この点、この構成によれば、伸縮性のほとんどない第1糸16と伸縮性を有した第2糸17とをプレーティング編みによって生地を編む際に、当該生地に第2糸17によって伸縮性を付与できるので、編み立てを円滑に行うことができる。プレーティング編みとは、2本の糸を引き揃えて一緒に編む編み方である。加えて、プレーティング編みで編み上げられた編み物においては、表面のスーパー繊維によって構成された第1糸16によって裏面の伸縮性を有した第2糸17を保護することができる。
(3)防護服11は、胴体を覆う身頃部12と、腕を覆う袖部13とを備える。袖部13は、糸14を用いた上記編み物によって構成されている。
上記構成によれば、腕を覆う袖部13のみがスーパー繊維を含む糸14によって横編みされた編み物によって構成されているため、手作業を行う際に袖部13によって腕を防護することができる。また、胴体を覆う身頃部12は、手作業を行う際に防護する必要がないので、防護機能がない伸縮性を有した生地によって構成することができる。このため、防護服11を着用した際に、腕を防護しつつ、動き易さを確保することができる。
(変更例)
上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。また、上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・袖部13を構成する編み物は、第1糸16及び第2糸17により、表面に第2糸17が第1糸16よりも多く出現するとともに、裏面に第1糸16が第2糸17よりも多く出現するように編まれていてもよい。
・身頃部12を、スーパー繊維を含む糸14で横編みされた編み物によって形成してもよい。この場合、袖部13は、スーパー繊維を含まない例えばポリエステル製の糸で編まれた編み物によって形成される。
・糸14は、スーパー繊維のみで構成してもよい。すなわち、糸14は、第1糸16のみによって構成してもよい。
・身頃部12は、ポロシャツ18の一対の袖部分19を切除したものに限らず、襟部15を有さないベスト(チョッキ)によって構成してもよい。
・身頃部12の一部または袖部13の一部を、スーパー繊維を含む糸14で横編みされた編み物によって形成してもよい。
11…防護服
12…身頃部
13…袖部
14…糸
15…襟部
16…第1糸
17…第2糸
18…ポロシャツ
19…袖部分
20…アームホール

Claims (3)

  1. 一部がスーパー繊維を含む糸で横編みされた編み物によって形成されていることを特徴とする防護服。
  2. 前記糸は、前記スーパー繊維によって構成された第1糸と、伸縮性を有した第2糸とを含み、
    前記編み物は、表面に前記第1糸が前記第2糸よりも多く出現するとともに、裏面に前記第2糸が前記第1糸よりも多く出現するように、前記第1糸と前記第2糸とをプレーティング編みで編んでなることを特徴とする請求項1に記載の防護服。
  3. 胴体を覆う身頃部と、腕を覆う袖部とを備え、
    前記袖部が前記編み物によって構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の防護服。
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