(実施例1)
図1~図8に示すように、電動モップクリーナーの洗浄装置であって、貯水可能なバケツ1を備え、前記バケツ1内に水切り部材4及び水をバケツ1から電動モップクリーナーのモップクロスに送る送水機構44が設けられる。
洗浄時、送水機構4が作動して水をモップクロスに送り、水切り時、送水機構44が作動を停止し、電動モップクリーナーのモップクロスが水切り部材4と互いにこすり洗う。
電動モップクリーナー101をバケツ1内に挿入し、電動モップクリーナー101の底部に円周方向に回転できるモップクロス102が接続され、モップクロス102は、スクイジーワイパー21に対応する。
本実施例において、本装置は、送水機構の動力を利用して水を汲み上げて、モップクロスを自動洗浄し、洗浄した後他の操作なしでモップクロスの水気をとることができ、かつ構造が単純で使い勝手が良く、損傷し難く、次に、本装置は洗浄と水切りの2つのモードを自由に切り替えられるため、操作に便利で作業効率を向上できる。
送水機構44は、ウォーターポンプである。
送水機構44は、バケツ1に回転可能に連結される回転ローラー103を備え、回転ローラー103が回転すると、洗浄用水を被洗浄物に運ぶことができる。本実施例は、円周方向に回転できる電動モップクリーナーのモップクロスを利用して回転ローラーを回転させて水を汲み上げることからモップクロスを自動洗浄し、洗浄した後他の操作なしでモップクロスの水気をとることができる。
本実施例において、図1~図8に示すように、回転ローラーが回転すると、洗浄用水を被洗浄物に運んで洗浄することができ、回転ローラーが静止している時被洗浄物の水気をとることができる。
水切り部材4は、スクイジーワイパー、スクイージーブラシ、回転ローラーのうちいずれかの1種又はこれらの組み合わせである。
水切り部材4は、バケツ1に固設された複数のスクイジーワイパー21又はスクイージーブラシを備える。
(実施例2)
本実施例の構造及び動作原理は、基本的に実施例1と同じである。好ましくは、水切り部材4は回転ローラー103で、前記バケツ1に係着溝105が設けられ、前記回転ローラー103の端部は係着溝105内に挿入され、回転ローラー103が正回転すると、係着溝105と係着することから回転ローラー103の回転を停止させて水気をとり、回転ローラー103が逆回転すると、洗浄用水を被洗浄物に運ぶことができる。
本実施例において、図1及び図2に示すように、電動モップクリーナーをバケツ1に挿入し、モップクロス102をスクイジーワイパー21に対応させ、回転ローラー103が正回転すると、係着溝105と係着することから回転ローラー103の回転を停止させて水気をとり、回転ローラー103が逆回転すると、洗浄用水を被洗浄物に運ぶことができる。
係着溝105のバケツ1の中央部に近い側に規制ステップ106が設けられ、前記回転ローラー103の端部に複数の係着ブロック107が設けられる。
本実施例において、図1及び図2に示すように、モップクロス102が正回転すると、規制ステップ106は係着ブロック107と嵌合してスクイジーローラー103の回転を妨害でき、モップクロスは回転し続けてスクイジーローラー103上の静止しているスクイジーワイパー21と協働して水気をとる。
規制ステップ106の頂部は、係着ブロック107と係着を形成でき、規制ステップ106の底部に傾斜ステップ108が設けられ、回転ローラー103が逆回転すると、係着ブロック107は傾斜ステップ108と嵌合することで回転ローラー103を規制ステップ106から離反する側に運動させることができる。
本実施例において、図1及び図2に示すように、モップクロス102がスクイジーローラー103を正回転させる時スクイジーローラー103に規制ステップ106の一側へ水平運動する力を加えることで、係着ブロックと規制ステップ106を嵌合させることができる。モップクロス102がスクイジーローラー103を逆回転させる時スクイジーローラー103に規制ステップ106の一側から離反する水平運動する力を加えて、係着ブロックと傾斜ステップ108を分離させ、水を汲み上げる時係着ブロックが傾斜ステップと衝突して音を立てるのを防ぐ。
実施例2の動作原理:モップクロス102がスクイジーローラー103を正回転させる時スクイジーローラー103に規制ステップ106の一側へ水平運動する力を加えることで、係着ブロックと規制ステップ106を嵌合させることができる。モップクロス102がスクイジーローラー103を逆回転させる時スクイジーローラー103に規制ステップ106の一側から離反する水平運動する力を加えて、係着ブロックと傾斜ステップ108を分離させ、水を汲み上げる時係着ブロックが傾斜ステップと衝突して音を立てるのを防ぎ、かつスクイジーローラー103を回転させることからスクイジーワイパー21を介しバケツ1の底部にある洗浄用水をモップクロス上に運んでモップクロスを洗浄することができる。モップクロス102がスクイジーローラー103を正回転させる時スクイジーローラー103に規制ステップ106の一側へ水平運動する力を加えることで、係着ブロックと規制ステップ106を嵌合させることができ、スクイジーローラー103の回転を妨害することから水の汲み上げを停止でき、モップクロスが回転し続けてスクイジーローラー103上のスクイジーワイパー21と協働して水気をとる。
(実施例3)
実施例3の構造及び動作原理は、基本的に実施例1と同じである。好ましくは、水切り部材4は回転ローラー103で、回転ローラー103には、牽引ワイヤ109が巻回され、牽引ワイヤ109の他端はバケツ1の内壁に固定され、回転ローラー103が数周正回転した後、牽引ワイヤ109が締められることから回転ローラー103の回転を停止させて被洗浄物の水気をとる。
本実施例において、図3及び図4に示すように、電動モップクリーナーをバケツ1に挿入し、モップクロス102をスクイジーワイパー21に対応させ、回転ローラー103回転ローラー103が数周正回転した後、牽引ワイヤ109が締められることから回転ローラー103の回転を停止させて被洗浄物の水気をとる。
牽引ワイヤ109は、コイルばねで、回転ローラー103が正回転を停止した後、コイルばねが回転ローラー103を逆回転させて元の位置に戻ることができる。
本実施例において、図3及び図4に示すように、コイルばねは、洗浄後に回転ローラーを元の位置に自動的に戻らせて、次回の使用に便利である。
実施例3の動作原理:電動モップクリーナーをバケツ1に挿入し、モップクロス102をスクイジーワイパー21に対応させ、モップクロスが円周方向に時計回りに回転すると、スクイジーローラー10を3回転させることができるため、スクイジーワイパー21を介してバケツ1の底部にある洗浄用水をモップクロス上に運んでモップクロスを洗浄し、スクイジーローラー103が数周正回転した後、牽引ワイヤ109はスクイジーローラー103の回転を妨害することで、水の汲み上げを停止し、モップクロスが回転し続けスクイジーローラー103上のスクイジーワイパー21と協働して水気をとる。モップクロスの回転が停止した後、手動で元の位置に戻る必要がなく、牽引ワイヤ109はスクイジーローラー103を元の位置に戻らせ、次回の使用に便利である。
(実施例4)
実施例4の構造及び動作原理は、基本的に実施例1と同じである。好ましくは、水切り部材4は、回転ローラー103で、バケツ1内には垂直方向に沿って昇降できる昇降係止座310がさらに設けられ、昇降係止座310は最も高い位置に運動した時、昇降係止座310の端部が回転ローラー103と係合することから回転ローラー103の回転を停止させ、被洗浄物の水気をとる。
水切り部材4は、昇降係止座310を係止又は解放するデッドロック機構をさらに備え、前記スクイジーローラー103にスクイジーワイパー21が設けられ、デッドロック機構はバケツ1の底部に設けられた制限ポスト601を備え、制限ポスト601内に制限溝602が設けられ、前記昇降係止座310の底部が制限溝602内に挿入され、制限溝602内で垂直方向に沿って往復運動することができる。
本実施例において、図5、図6及び図7に示すように、制限溝602は、昇降係止座310の位置を制限し、昇降係止座310が運動する時に偏位することを防ぐことができる。
昇降係止座310の底部に復帰ばね603が連結され、復帰ばね603の昇降係止座310から離れた端は、制限溝602の底部に固定されている。
本実施例において、図5、図6及び図7に示すように、復帰ばね603は、昇降係止座310を復帰させることができる。
制限溝602の底部にも回転可能な係止フック604が設けられ、前記係止フック604は、傾斜に配置され、端部が昇降係止座310内に挿入され、前記昇降係止座310内にも係止フック604に合わせるロックキャッチ組立体605が設けられる。
本実施例において、図5、図6及び図7に示すように、係止フック604は、ロックキャッチ組立体605と協働して昇降係止座310がスクイジーローラーから分離する時昇降係止座310をロックし、モップクロスの洗浄時復帰ばね603が昇降係止座310を復帰させることにより、水を汲み上げることができなくなることを防止する。
ロックキャッチ組立体605は、昇降係止座310内に設けられたロックキャッチ用溝606を備え、係止フック604がロックキャッチ用溝606内に挿入され、ロックキャッチ用溝606の側壁に当接する。ロックキャッチ用溝606内にロックシリンダー607が設けられ、前記ロックシリンダー607左側に係入溝608が設けられ、ロックシリンダー607の頂部に係止溝610が設けられ、前記係止フック604の端部が係入溝608に向く。
本実施例において、図5、図6及び図7に示すように、昇降係止座310がスクイジーローラーを係止する時、昇降係止座310を下向きに押し付けると、係止フック604はロックキャッチ用溝606の側壁に沿って係入溝608内に滑り込むことができ、昇降係止座310を解放した後、ばねは昇降係止座310を上向きに動かせて係止フック604を係止溝610内に滑り込むようにさせることができ、係止フック604が係止溝610と協働して昇降係止座310の復帰を防止させると共に昇降係止座310がスクイジーローラーから分離された状態に保たれる。
ロックシリンダー607の右側に分離溝609が設けられ、ロックシリンダー607の頂部に分離ブロック611が設けられ、前記分離ブロック611の底部に分離ステップ612が設けられる。
本実施例において、図5、図6及び図7に示すように、係止フック604が係止溝610内にある時、昇降係止座310を下向きに押し付けると、分離ブロック611を下向きに動かせることができ、分離ブロック611の底部にある分離ステップ612は、係止フック604を分離溝609内に滑り込ませることができ、昇降係止座310を解放し、復帰ばねは昇降係止座310を上向きに動かせることができ、係止フック604が分離溝609から滑り出される。
バケツ1内にも架台403が設けられ、係着溝105は、架台403に位置し、架台403にスクイジーローラー103に1対1で対応し、架台403を貫通する複数の水汲み上げ溝405が設けられ、前記スクイジーローラー103が水汲み上げ溝405内に位置する。
本実施例において、図5、図6及び図7に示すように、架台403は電動モップクリーナーを支持することができるので、モップクロスをスクイジーローラー103とより便利に協働させ、スクイジーローラー103が回転した時、水汲み上げ溝405を介して洗浄用水をモップクロスに運んで洗浄することができる。
架台403は、バケツ1の底部にある洗浄用水の液面より高く、スクイジーローラー103の底部が洗浄用水内に浸されている。
本実施例において、図5、図6及び図7に示すように、架台403は、バケツ1の底部にある洗浄用水の液面より高くなることでモップクロスが洗浄された後にバケツ内の汚水がモップクロスを汚すことを防止できる。
スクイジーワイパー21は、スクイジーローラー103上に斜めに配置されている。スクイジーワイパー21は、スクイジーローラー103の中心点に沿って環状に配列され、スクイジーローラー103の底部にあるスクイジーワイパー21が洗浄用水中に挿入される。
本実施例において、図5、図6及び図7に示すように、スクイジーワイパー21は、スクイジーローラー103上に斜めに配置され、水を汲み上げる時に運ばれる水の量を増やし、洗浄効率を向上させることができ、スクイジーローラー103の底部にあるスクイジーワイパー21が洗浄用水中に挿入されることで、水を汲み上げて洗浄する過程中にスクイジーローラー103の下にある洗浄用水をモップクロス上に確実に運ばれる。
昇降係止座310の側壁にスクイジーワイパー21に合わせる係止アーム613が連結され、前記制限ポスト601の側壁に係止アーム613に対応する係止アーム用溝614が設けられ、前記係止アーム613は、係止アーム用溝614を挿通し、係止アーム用溝614内で直線に沿って往復運動することができる。
本実施例において、図5、図6及び図7に示すように、係止アーム613は、スクイジーワイパー21と協働してスクイジーローラー103を係止することができる。
実施例4の動作原理:昇降係止座310がスクイジーローラーを係止する時、昇降係止座310を下向きに押し付けると、係止フック604はロックキャッチ用溝606の側壁に沿って係入溝608内に滑り込むことができ、昇降係止座310を解放した後、ばねは昇降係止座310を上向きに動かせて係止フック604を係止溝610内に滑り込むようにさせることができ、係止フック604が係止溝610と協働して昇降係止座310の復帰を防止させると共に昇降係止座310がスクイジーローラーから分離された状態に保たれ、モップクロス102の回転によりスクイジーローラー103を回転させてモップクロスを洗浄することができ、係止フック604が係止溝610内にある時、昇降係止座310を下向きに押し付けると、分離ブロック611を下向きに動かせることができ、分離ブロック611の底部にある分離ステップ612は、係止フック604を分離溝609内に滑り込ませることができ、昇降係止座310を解放し、復帰ばねは昇降係止座310を上向きに動かせることができ、係止フック604が分離溝609から滑り出され、昇降係止座310は、スクイジーローラー103を係止し、モップクロス102の回転によりスクイジーローラー103上の静止しているスクイジーワイパー21と協働して水気をとる。
バケツ1は、汚水室と、浄水室とを備え、送水機構44が浄水室から取水して電動モップクリーナーのモップクロスに送り、水切り部材で切った汚水が汚水室に流れる。
(実施例5)
図8に示すように、本実施例のバケツ1に往復並進運動する水切り部材4が設けられ、水切り部材4は、駆動機構3に連結され、駆動機構3によって水切り部材4を動かせ、水切り部材4又は電動モップクリーナーのモップクロスに水を送る送水機構44も備え、洗浄時、送水機構44は送水し、水切り時、送水機構44が送水を停止し、電動モップクリーナーのモップクロスが水切り部材4とこすり洗いする。
電動モップクリーナーの洗浄装置は、水切り部材4と、水切り部材4に水を送るための送水機構44とを備え、洗浄装置が使用されている時、送水機構44は洗浄用水を水切り部材4に送り、水切り部材4が往復並進運動して洗浄を行い、モップクロス表面の汚れをきれいにこすり落とす。送水機構44が送水作業を完了し、給水を停止した後、水切り部材4の往復運動がモップクロスの水切りをする作用になり、モップクロスの水気をとり、洗浄及び水切りが便利になるという利点がある。本実施例におけるモップクロスは、マイクロファイバークロス又はコロジオン又はスポンジであり得る。
好ましくは、送水機構44は、ポンプ5b又は水タンクであり得る。ポンプ5bを送水機構44とする場合、洗浄時、ポンプ5bは揚水して水切り部材4又は電動モップクリーナーのモップクロスに送る。水タンクを送水機構44とする場合、水タンク内の水はホースで水切り部材4又は電動モップクリーナーのモップクロスに誘導され、ホースに止水弁が接続され、止水弁が開かれると、水タンク内の水が水切り部材4又は電動モップクリーナーのモップクロスに流れる。
好ましくは、図9に示すように、バケツ1と水切り部材4の対応する位置に水切り部材4が往復並進運動するための摺動溝9が穿設され、水切り部材4の側縁が摺動溝9内に移動自在に連結され、水切り部材4が往復並進運動する時、摺動溝9を通じて安定性を維持し、摺動のスムーズ性を確保するため、水切り部材4の摺動溝9と接触する部位に滑車が設けられる。
水切り部材4は、スクイジーワイパー、スクイージーブラシ、回転ローラーのうちいずれかの1種又はこれらの組み合わせである。
水切り部材4の内部にモップクロスに向かって噴水する放水管11が設けられ、放水管11の下端がポンプ5bに接続されている。図8に示すように、水切り部材4の内部に水切り部材4と協働し、モップクロスに向かって噴水する放水管11が設けられ、放水管11の下端がポンプ5bに接続され、放水管11とスクイジーワイパー10が間隔をあけて配置される。水切り部材4に噴水するため放水管11を設けることで、噴水をより均一にさせ、洗浄効果をより良好にさせる。
本実施例において、前記駆動機構3は、駆動装置7を備える。
好ましくは、駆動装置7の駆動軸12は、駆動軸12と同軸に設けられた正転スクリュー13及び逆転スクリュー14に連結され、正転スクリュー13及び逆転スクリュー14上に水切り部材4を運動させるための連杆15が連結され、駆動装置7が駆動軸12を回転駆動する時、正転スクリュー13及び逆転スクリュー14は同時回転し、正転スクリュー13及び逆転スクリュー14の一端にある連杆15は近接的運動又は離反的運動をし、近接的運動の時、連杆15は水切り部材4を押して駆動装置7から離れる側に向かって運動し、離反的運動の時、連杆15は水切り部材4を押して駆動装置7に近接する側に向かって運動する。
(実施例6)
図10に示すように、駆動機構3は、駆動機構3に接続された吸着組立体a17を備え、水切り部材4に吸着組立体a17に合わせる電磁誘導部材a18が設けられている。
吸着組立体a17は、駆動装置7に設けられた磁石を備え、駆動装置7に磁石に巻かれたコイルと電気的に接続されている。
本実施例において、外部電源が磁石に電力を供給し、磁石にコイルを有し、磁石は磁化され、電磁誘導部材a18に対し吸着機能を有し、水切り部材4を磁石の一側に運動させ、電流方向を変えると、磁石の電磁誘導部材a18に近い端の磁極が電磁誘導部材a18 の磁極と反対になり、反発運動が発生することで、磁石から離れる側に運動することから往復運動を実現する。
好ましくは、ポンプ5bは、バケツ1から揚水する。又はバケツ1は、汚水室と、浄水室とを備え、ポンプ5bは、浄水室から取水して水切り部材4或いは電動モップクリーナーのモップクロスに送り、水切り部材4で切った汚水が汚水室に流れる。
(実施例7)
図11に示すように、本実施例において、電動モップクリーナー101には床拭き用のモップクロス102が設けられ、バケツ1と、バケツ1内に設けられた内槽201とを備え、内槽201に水切り部材4が設けられ、モップクロス102が水切り部材4と協働し、内槽201内に水を水切り部材4に送るための回転インペラ204が設けられる。
電動モップクリーナー101がバケツ1内に挿入され、電動モップクリーナー101の底部に円周方向に回転できるモップクロス102が接続され、内槽201内に洗浄用水を有する。
本実施例において、電動モップクリーナー101をバケツ1に挿入し、モップクロス102を水切り部材4に対応させ、モップクロス102が正回転すると、連結機構206によって回転インペラ204を回転させて、内槽内の水をモップクロス102に揚水して、モップクロスを洗浄する。モップクロス102が逆回転すると、回転インペラ204が水の汲み上げを停止し、モップクロスはバケツ1の頂部の水切り部材4と協働して水気をとることができる。
本装置は、モップクロスを円周方向に回転させることができる電動モップクリーナーの動力を利用して、モップクロスを自動的に洗浄及び水気をとることができ、かつ内槽及びバケツを介してきれいな洗浄用水と汚れた水を分離させることで、洗浄用水の交換頻度を減らすことができる。
連結機構206が回転油圧シリンダ或いはモータに直接接続することもできることは、当業者によって理解されるであろう。
水切り部材4は、スクイジーワイパー、スクイージーブラシ、回転ローラーのうちいずれかの1種又はこれらの組み合わせである。
電動モップクリーナーの洗浄装置は、連結機構206をさらに備える。連結機構206は、内槽201内に設けられたスリーブ208を備え、前記スリーブ208の頂部にスリーブ208内に挿入された連結軸209が設けられ、連結軸209の頂部が電動モップクリーナー101と係合でき、前記スリーブ208の底部が回転インペラ204に接続されている。
本実施例において、図11に示すように、連結軸209の頂部は、モップクロス102内に挿入され、モップクロス102と係合し、モップクロス102が回転すると、連結軸209を回転させ、連結軸209の回転により、スリーブ208を回転させ、スリーブ208の回転により回転インペラ204を回転させて水を汲み上げることができる。
スリーブ208内に六角形のボルト溝217が設けられ、前記連結軸209の底部が六角形のボルト溝217内に挿入されている。
本実施例において、図11に示すように、連結軸209の底部が六角形のボルト溝217内に挿入され、連結軸209が回転するとき回転インペラ204を回転させて水を汲み上げることができる。
前記スリーブ208と回転インペラ204との間に伝動組立体210がさらに設けられる。伝動組立体210は、回転インペラ204内に挿入された伝動軸211を備え、伝動軸211は回転インペラ204の中央軸205と連結し、前記スリーブ208の底部に係着部材212が設けられ、前記伝動軸211の頂部が係着部材212内に挿入されている。
本実施例において、図11に示すように、スリーブ208の回転は、係着部材212により伝動軸211を回転させ、伝動軸211が回転インペラ204を回転させて水を汲み上げることができる。
伝動軸211を伝動スリーブ213で外嵌し、伝動スリーブ213に回転インペラ204の中央軸205内に挿入された伝動係止塊214が設けられ、前記伝動係止塊214に分離部221が設けられる。
本実施例において、図11に示すように、伝動軸211の回転により伝動スリーブ213を回転させ、伝動スリーブ213の回転により、伝動係止塊214を介して回転インペラ204を回転させて水を汲み上げることができる。
次に、分離部221は、伝動係止塊214の頂部に設けられた傾斜ステップである。連結軸209が下向きに押されると伝動係止塊214を回転インペラ204の中央軸上の係止溝内に係入することができるため、伝動スリーブ213が回転インペラ204の中央軸と係着を形成する。
連結軸209の底部に圧縮ばね215が設けられ、前記圧縮ばね215の底部は、回転インペラ204の中央軸内に固定される。
本実施例において、図11に示すように、伝動軸の頂部が圧迫されていない時、圧縮ばね215は連結軸209、スリーブ208、伝動軸211及び伝動係止塊214を上向きに運動させることができ、分離部221を介して伝動係止塊214を回転インペラ204の中央軸上の係止溝から分離させ、この時モップクロスを逆回転させずに水の汲み上げを停止することができ、人が使いやすい。
内槽201内に外室203及び内室202が設けられ、内室202の頂部が内槽201を貫通し、前記内室202の底部に連結流路216が設けられ、前記連結流路216の内室202から離れる端が外室203の底部に連結される。
本実施例において、図11に示すように、回転インペラ204が正回転すると、連結流路216を介して外室203内の洗浄用水を内室202に吸引することができ、最後に洗浄用水を内室202の頂部から引き出し、水をモップクロス102に送ることができる。
内槽201に環状を呈する傾斜ステップ220が設けられ、前記水切り部材4は傾斜ステップ220に設けられ、傾斜ステップ220と固結され、円周方向に沿って傾斜ステップ220に均等に配置される。
本実施例において、図11に示すように、内槽の頂部にある傾斜ステップは、内室202の頂部から流出する水を自然にモップクロスに流れ落ち、モップクロス上の汚水が内槽に逆流しないようにする。
次に、水切り部材4は、円周方向に沿って傾斜ステップ220に均等に配置され、回転できるモップクロスと協働して洗浄及び水切りをすることができ、かつ洗浄及び水切りの効率を向上させることができる。
本考案の動作原理:電動モップクリーナー101をバケツ1に挿入し、連結軸209の頂部は、モップクロス102内に挿入され、モップクロス102と係合し、モップクロスが下向きに押されると伝動係止塊214を回転インペラ204の中央軸上の係止溝内に係入することができるため、伝動スリーブ213が回転インペラ204の中央軸と係着を形成する。モップクロス102が回転すると、連結軸209を回転させ、連結軸209の回転により、スリーブ208を回転させ、スリーブ208の回転は係着部材212により伝動軸211を回転させ、伝動軸211の回転により伝動スリーブ213を回転させ、伝動スリーブ213の回転により、伝動係止塊214を介して回転インペラ204を回転させて水を汲み上げることができる。この時モップクロスが回転すると、水切り部材4と協働してモップクロスを洗浄でき、電動モップクリーナー101への押し付けを停止し圧縮ばね215は連結軸209、スリーブ208、伝動軸211及び伝動係止塊214を上向きに運動させることができ、分離部221を介して伝動係止塊214を回転インペラ204の中央軸上の係止溝から分離させ、この時モップクロスが回転すると、水切り部材4と協働して水気をとることができる。本装置は、円周方向に回転できる電動モップクリーナー101のモップクロスの動力を利用して、モップクロスを自動的に洗浄及び水気をとることができ、かつ内槽及びバケツを介してきれいな洗浄用水と汚れた水を分離させることで、洗浄用水の交換頻度を減らすことができ、水資源を節約する。
(実施例8)
図12に示すように、本実施例のバケツ1に自体の中心軸線に沿って回転できる水切り部材4が設けられ、水切り部材4は、電動モップクリーナーのモップクロスとこすり洗いすることができる。前記バケツ1に電動モップクリーナーのモップクロスに水を送る送水機構44が連結され、モップクロスを水洗する時、送水機構は電動モップクリーナーのモップクロスに水を送る。好ましくは、送水機構は、電動モップクリーナーのモップクロスに水を送って水洗する時、水切り部材4は電動モップクリーナーのモップクロスとこす合うことで清掃効果を向上する。
本考案において、バケツ1は、きれいな水を貯めるために用いられ、モップクロスを洗う時、送水機構44を通じて水をバケツ1の底部からバケツ1に流され、好ましくは、送水機構44は、ウォーターポンプであり、ウォーターポンプが汲み上げられた水を噴射してモップクロスを洗い流し、モップクロスを水切り部材4に押し付け、この時水切り部材4は外力によって駆動されて回転する、或いはモップクロスが動かせ、水切り部材4でこすり合うことでモップクロスを洗い、モップクロスがきれいに洗浄されると、送水機構44は送水を停止し、モップクロスが水で洗い流さないようにし、モップクロスを水切り部材4に押し付ける。この時水切り部材4は、外力により回転され、水切り部材4がモップクロスをこすりながら押し付けられ、押し付けられたモップクロスはモップクロス内の残留水分を絞り出し、最後にモップクロスの水切りを完了させる。
前記水切り部材4は、スクイジーワイパー、スクイージーブラシ、回転ローラーのうちいずれかの1種又はこれらの組み合わせであるため、多様性を高める。
好ましくは、水切り時、送水機構44は、モップクロスへの送水を停止し、前記水切り部材4が静止したままであり、電動モップクリーナーのモップクロスが動かせて水切り部材4とこすり合うことで、モップクロスの水切りを実現する。別の好ましい実施形態は、水切り部材4は、モータw40によって駆動され、電動モップクリーナーのモップクロスとこすり合う。この実施形態内の水切り部材4は、動力を有し、水切り部材の動きを介してモップクロスの水切りを実現する。
送水機構44の別の実施形態は、前記送水機構44はバケツ1を備え、前記バケツ1が洗浄用水をモップクロスに送るための流入管w16に接続され、前記バケツ1の底部が流入管w16の吐水口より高い。前記送水機構44は、自己流動方式でモップクロスに水を送る。
送水機構44のさらなる実施形態は、送水機構44はバケツ1の底部に設けられた流入管w16を備え、前記流入管w16が洗浄室w11に接続され、水をバケツ1の底部から上に向けて洗浄室w11内に送ることができる。
前記送水機構44は、バケツ1の底部に設けられた流入管w16を備え、前記流入管w16のバケツ1の底部に近い端部に接続管w57が接続され、前記接続管w57の流入管w16から離れる端部にバケツ1内に配置された噴水筒w61が接続されている。
本実施例において、洗浄過程で洗浄に使用される外部の水は、流入管w16を介して水をバケツ1の底部から上に向けてバケツ1内に入り、水が流入管w16を介して噴水筒w61に流入し、噴水筒w61から噴射してモップクロスを洗い流す。
前記流入管w16は、接続管w57に回転自在に接続され、前記接続管w57がバケツ1に回転自在に接続される。
噴水過程で、噴水筒w61から噴射してモップクロスを洗い流すため、水に大きな水圧を持たせ、流入管w16は接続管w57とヒンジ結合し、接続管w57がバケツ1とヒンジ接合するため、水がモップクロスに衝撃して発生する反作用力は、噴水筒w61に加えられて、噴水筒w61を回転させ、噴水筒w61から噴射された水は、流入管w16に沿って回転しながらモップクロスに向かって噴射されモップクロスを洗い流すことができる。
前記噴水筒w61に上下2層の噴射ノズル層w59が接続され、上下2層の噴射ノズル層w59の高さは、複数の水切り部材4の頂部及び底部と同じ水平面上にある。
各層の噴射ノズル層w59は、複数の噴射ノズルw60を備え、各噴射ノズル層w59上の複数の噴射ノズルw60は噴水筒w61の半径方向に沿って等間隔で配置されている。
洗浄過程で、水は2層の噴射ノズル層w59上の複数の噴射ノズルw60から噴射され、噴射ノズルw60は上下2層に分かられ、上下2層の噴射ノズル層w59の高さがそれぞれ複数の水切り部材4の頂部及び底部と同じ水平面上にあり、上層の噴射ノズル層w59から噴射された水がモップクロスを洗い流し、下層の噴射ノズル層w59から噴射された水が水切り部材4を洗い流し、水切り部材4上のゴミをきれいに洗い流す。各層の噴射ノズル層w59上の複数の噴射ノズルw60は、噴水筒w61徑の半径方向に沿って等間隔で配置されるため、水をモップクロスに均一に噴射させることができる。
前記バケツ1内に水切りフレームw17が枢着され、前記水切りフレームw17に自体の中心軸線の円周方向に回転できる複数の水切り部材4がヒンジ結合され、前記噴水筒w61は水切りフレームw17を貫通して水切りフレームw17に回転可能に連結される。
図13に示すように、水切りフレームの一実施形態:前記水切りフレームw17に複数のモータw40が設けられ、複数モータw40は複数の水切り部材4に1対1で対応し、前記モータw40の出力軸が対応する水切り部材4に連結される。
モータw40が動作すると、水切り部材4を回転駆動するため、モップクロスの洗浄及び水切りを実施する。
図14に示すように、水切りフレームの別の実施形態:各水切り部材4の端部に従動歯車w19が設けられ、前記水切りフレームw17に複数の駆動歯車w20が設けられ、各駆動歯車w20は、少なくとも2つの水切り部材4に対応し、かつ各駆動歯車w20は少なくとも2つの従動歯車w19と噛み合い、各駆動歯車w20に回転モータw21が接続されている。
本実施例において、各駆動歯車w20上に1対1で対応する2つの従動歯車w19が噛み合われ、1つの駆動歯車w20の回転により、同時に2つの水切り部材4を回転させて、モップクロスを水切りフレームw17に置かれて、水切り部材4でモップクロスを押し付けることができる。モップクロスを洗浄する時、噴水筒w61が水を噴射してモップクロスを洗い流し、各動作歯車ギア12の回転により、2つの水切り部材4を回転させることで、水切り部材4を回転させてモップクロスを押し付けて洗浄し、モップクロスをきれいに洗浄した後、この時動作歯車12が回転し、水がない場合において、水切り部材4を回転させてモップクロスを押し付けて水気をとる。
(実施例9)
図15~図20に示すように、本実施例のバケツ1内に洗浄室11が設けられ、前記洗浄室11の底部に底部から上向きに水を噴射することができる少なくとも1つの送水機構44が設けられ、前記送水機構44の上側に洗浄室11内に設けられた水切り部材4を有する。
本考案において、送水機構44は、底部から上向きに水を噴射することができるため、モップクロスに噴射してモップクロスを濡らし、モップクロスを洗い流すことができる。濡れたモップクロスは、水切り部材4に当接され、水切り部材4の回転又はモップクロスの回転を介して水切り部材4がモップクロスを押し付けることで、モップクロス上の水分を絞り出しモップクロスの水分を切る。
前記送水機構44は、ポンプ5bを備え、前記ポンプ5bの吐出口が洗浄室11の底部に位置し、かつ前記ポンプ5bの吐出口が放水管14に接続され、前記放水管14は上に向けて水切り部材4まで延びる。
本考案において、ポンプ5bの回転方向を逆にすると、ポンプ5bの吸込口・吐出口が逆になる。モップクロスを洗浄する時、放水管14の吐水口がモップクロスの下側にあり、ポンプ5bが動作し、洗浄室11内の水を放水管14によって上向きに噴射し、モップクロスにシャワーし、かつこの時モップクロスを回転させて、モップクロスの全ての場所が洗い流される。
前記ポンプ5bは、ギアポンプ、インペラポンプ及び電動ポンプのうちの1種である。
図19に示すように、ポンプ5bは、ギアポンプで、ギアポンプにギアポンプ動作チャンバー30が設けられ、前記ギアポンプ動作チャンバー30に互いに噛み合う2つのギア31が回転可能に連結され、前記ギアポンプの吸込口・吐出口は、それぞれ2つのギア31の噛み合い箇所の両側に位置する。ギア31の高速回転につれ、水は吸込口を通じてギアポンプに吸込まれ、吐水口から押し出される。
図20に示すように、ポンプ5bは、インペラポンプで、インペラポンプにインペラポンプ動作チャンバー40が設けられ、前記インペラポンプ動作チャンバー40にインペラ41が回転可能に連結され、前記インペラポンプ吸込口・吐出口は、それぞれインペラ41の両側に位置する。インペラ41の高速回転につれ、水は吸込口を通じてインペラポンプに吸込まれ、吐水口から押し出される。前記インペラ41に加速ギアボックス42が連結され、加速ギアボックス42は、回転速度を加速するための機構で、ギアとギア間の動力伝達を介してインペラ41の回転速度を加速する。
ポンプ5bは、電子ポンプで、電子ポンプは圧電材料を動力装置として使用し、制御から駆動まで徹底的に電子化を実現し、電子統合システムで液体の輸送を完全に制御することから液体の輸送の調整可能性、精度を実現する新型ウォーターポンプである。駆動モードは、圧電材料を動力装置として使用し、従来のモータ駆動を覆し、正確に液体を輸送することができ、液体の定量輸送、定量制御等の分野に使用されている。
前記水切り部材4は、洗浄室11の頂部に設けられた洗浄フレーム12で、スキージ、スクイジーワイパー又は凸状の点を有する円盤のうち1種又は任意の組み合わせである。
本考案において、モップクロスを洗浄フレーム12に置き、水切り部材4に当接させ、モップクロスを正回転し、正回転する時、放水管14は水を上向きに噴射し、モップクロスを濡らし、濡れたモップクロスが正回転の下で先に水切り部材4を通過し、水切り部材4がモップクロスと相対的に摺動し、モップクロス上のゴミが水切り部材のブロッキング下で取り除かれるため、モップクロスを洗浄でき、洗浄後のモップクロスを回転させて水切り部材4と接触させ、水切り部材4が濡れたモップクロスを押し付け、モップクロスの回転の下で、水切り部材4でモップクロス上の水分を絞り出して水を切り、繰り返してモップクロスを洗浄する。
電動モップクリーナー101をさらに備え、前記電動モップクリーナー101の底部に電動モップクリーナー101に回転可能に連結され、かつ送水機構44に対応するモップトレイ20が設けられ、前記ポンプ5bに入力軸19が連結され、前記入力軸19は上向きに延び、対応するモップトレイ20に着脱可能に連結される。
本考案において、モップクロスは、モップトレイ20に設けられ、モップクロスを洗浄する必要がある場合、電動モップクリーナー101を洗浄フレーム12上に置き、モップトレイ20を入力軸19に係着され、モップトレイ20が正回転する時、入力軸19と係着するため、入力軸19を正回転させ、入力軸19の回転により、ポンプ5bを正転させることで、洗浄室11内の水を汲み上げて放水管14を通じて上向きに噴射してモップクロスを濡らす。モップトレイ20が逆回転する時、入力軸19によりポンプ5bを逆転させ、ポンプの逆転により空気を洗浄室11に導入し水を噴射させないようにする。モップトレイ20に電動モップクリーナー101内に設けられた回転モータが接続され、回転モータが動作すると、モップトレイ20を回転させる。
前記入力軸19の頂部に環状アレイに配置された複数の係止溝21が設けられ、前記モップトレイ20に係止溝21に1対1で対応する複数の変形可能な係止部22が設けられ、前記係止部22は、対応する係止溝21に挿入して、係着を形成することができる。
本考案において、電動モップクリーナー101が洗浄フレーム12に置かれると、係止部22は入力軸19の端部によって押されて変形される。係止部22が係止溝21に挿入された時、反発して元の状態に戻り、係止溝21内に係止することができる。
前記係止溝21の垂直方向における横断面は、等脚台形を呈し、前記係止溝21の上下の2つの内壁は互いに向かい合って斜めに配置されており、前記係止部22が係止溝21に適合する。
本考案において、係止部22の上下端面は、係止溝21の上下の2つの内壁と同じように斜めに配置され、係止部22が係止溝21に押し込まれる過程で、止部22が係止溝21に挿入されるまで入力軸19の端部が係止部22上の傾斜面を押して変形させる。モップクロスの洗浄後で電動モップクリーナー101を引き上げる過程で、係止部22が係止溝21から抜け出されるまで係止溝21の傾斜面の作用下で係止部22を変形させ、かつ係止部22の他の端面は均しく垂直に配置される。
前記電動モップクリーナー101の底部に互いに独立した2つのモップトレイ20が設けられている。
本考案において、電動モップクリーナー101の下に対向する2つのモップトレイ20が設けられ、モップクロスの洗浄又は床拭きの時、2つのモップトレイ20は互いに独立して回転する。
前記送水機構44の上側にフィルタ24が設けられ、前記フィルタ24は洗浄室11の内壁に沿って配置され、前記放水管14がフィルタ24を上向きに貫通している。
本考案において、洗浄過程でゴミが洗浄室11に入り、ポンプ5bの揚水過程でゴミがフィルタ24で遮断され、ゴミがポンプ5bに入ってポンプを損傷しないようにする。
前記電動モップクリーナー101の底部に下向きに延びる当接塊25が設けられ、前記モップトレイ20は、当接塊25の側辺に位置し、前記当接塊25が洗浄フレーム12に当接する時、前記モップトレイ20と入力軸19が係着を形成し、かつ前記モップトレイ20と洗浄フレーム12との間に隙間がある。
本考案において、モップクロスは、洗浄過程で、水切り部材4とのみに接触する。
前記洗浄フレーム12に当接塊25に合わせる位置決め溝26が設けられている。
本考案において電動モップクリーナー101上の当接塊25を正確に位置決め溝26内に入れることで、電動モップクリーナー101を入力軸19に位置合わせて係着を形成し、かつ回転過程で、位置決め溝26は電動モップクリーナー101の移動を制限できるため、安定性を向上する。
本考案の動作原理:電動モップクリーナー101上の当接塊25を正確に位置決め溝26内に入れることで、電動モップクリーナー101を入力軸19に位置合わせて係着を形成して、モップトレイ20が正回転する時、入力軸19と係着するため、入力軸19を正回転させ、入力軸19の回転により、ポンプ5bを正転させることで、洗浄室11内の水を汲み上げて放水管14を通じて上向きに噴射してモップクロスを濡らす。濡れたモップクロスが正回転の下で先に水切り部材4を通過し、水切り部材4がモップクロスと相対的に摺動し、モップクロス上のゴミが水切り部材のブロッキング下で取り除かれるため、モップクロスを洗浄でき、洗浄後のモップクロスを回転させて水切り部材4と接触させ、水切り部材4が濡れたモップクロスを押し付け、モップクロスの回転の下で、水切り部材4でモップクロス上の水分を絞り出して水を切り、繰り返してモップクロスを洗浄する。
本明細書に記載の具体的実施例は、本考案の精神を単に例示するものである。本考案の当業者は、描写された具体的実施例に多種多様な修正又は補足を行うか、或いは類似の方法で置き換えることができるが、本考案の精神から逸脱する又は添付の実用新案登録請求の範囲で特定する範囲を超えることはない。