JP3239470U - 治療ローラ - Google Patents

Abstract

【課題】交換が容易で、さまざまな種類のマッサージおよび感覚を提供できる治療ローラを提供する。【解決手段】基部２を含む治療ローラ１であって、基部２は、長手方向に垂直に延在する中空円筒形シャフト４を支持する平坦な端板３を有する。シャフト４は、外面５および内面６を有する。概ね中空円筒形のマッサージドラム８は、使用時にシャフト４に対して配置可能である。ドラム８は、外面９および内面１０を有する。平坦なロックプレート１２は、ドラム８を基部２に固定するように適合される。【選択図】図３

Description

本考案は、治療ローラ、詳細には、フットマッサージローラに関する。

マッサージは、他の有利な性質の中でも、筋緊張の緩和、循環の改善、リンパ系の刺激、ストレスホルモンの低減、リラックス効果、関節の可動性および柔軟性の向上、肌色の改善、軟組織損傷の回復の改善に有益であることが知られている。

マッサージにおけるローラの使用は、治療、フィットネス、スポーツ、および／またはレジャーにおいても知られている。既存のマッサージローラの例としては、特定の円筒形状に刻まれたある長さの木材、木製ハンドルの端部上の材料の自由回転ビード、固体固定円筒形状長さのプラスチック、円筒形状のゴム部分を分離する一対のハンドルなどが挙げられる。しかしながら、既存のローラは、１つのマッサージ面しか備えておらず、したがってマッサージオプションの変化が少なく、その有効性が低減されていた。

交換可能なマッサージスキン面を含む、不快感を軽減するためのマッサージソリューションが必要とされている。マッサージスキン面を変えることで、ユーザはマッサージの圧力および感覚を変えて、有益な効果を生み出すことができる。例えば、足の組織を弛緩させることによって、マッサージは、足首、膝、腰、骨盤および脊椎に関連する足に対してプラスの影響を与えることができる。これは、アスリート、ランナー、登山家、ヨガ愛好者および／または足の痛みまたは不快感を有する者に有益であろう。

したがって、上述の課題の組合せに対処することができる治療ローラが必要とされている。

したがって、本考案の目的は、上記欠点の１つまたは複数を実質的に克服するか、または少なくとも改善するか、あるいは少なくとも有用な代替物を提供することである。

長手方向に垂直に延在する中空円筒形シャフトを支持する平坦な端板を有する基部であって、このシャフトが外面および内面を有する基部と、
使用時に当該シャフト上に配置可能である概ね中空円筒形のマッサージドラムであって、外面および内面を有する当該ドラムと、
当該ドラムを当該基部に固定するように適合された平坦なロックプレートと、を含む、治療ローラ。

好ましくは、シャフトは、シャフトの外面から離れるように延在する複数の長手方向に延在するリブを有し、ドラムは、ドラムの内面内に延在する、長手方向に延在する相補的な複数のガイドを有し、リブは、使用時に、当該ドラムを当該シャフト上に支持するために当該ガイド内に配置可能である。

好ましくは、ドラムの外面は、複数のマッサージ突起を含む。

好ましくは、ロックプレートは、当該シャフトの内面から延在する対応するキーに対して配置可能な一対のキー溝を含み、当該基部とドラムとを共にロックする。

好ましくは、当該ローラは、２つ以上の交換可能なドラムを含む。

ここで、本考案の好ましい実施形態を、添付の図面を参照して、単なる例として説明する。

取付け状態の本考案の治療ローラの等角図を示す。 ロックプレートが分離された図１のローラを示す。 ロックプレートと基部とが分離された図１のローラを示す。 マッサージドラムのない取付け状態における本考案の治療ローラの等角図を示す。 本考案の一実施形態のロックプレートの端面図を示す。 本考案の一実施形態の基部の端面図を示す。 第１の実施形態のドラムを有する取付け状態の本考案の治療ローラの等角図を示す。 第２の実施形態のドラムを有する取付け状態の本考案の治療ローラの等角図を示す。 第３の実施形態のドラムを有する取付け状態の本考案の治療ローラの等角図を示す。

図面を参照すると、基部２を含む治療ローラ１が開示されており、基部２は、長手方向に垂直に延在する中空円筒形シャフト４を支持する平坦な端板３を有する。シャフト４は、外面５および内面６を有する。概ね中空円筒形のマッサージドラム８は、使用時にシャフト４に対して配置可能である。ドラム８は、外面９および内面１０を有する。平坦なロックプレート１２（リングまたはディスク）は、ドラム８を基部２に固定するように適合される。

図３および図６に最もよく示されているように、シャフト４は、シャフト４の外面５から離れるように延在する複数の長手方向に延在するリブを有する。ドラム８は、ドラム８の内面１０内に延在する、長手方向に延在する相補的な複数のガイド１６を有する。リブ１５は、使用時に、図６に示すように、ドラム８をシャフト４に対して支持するためにガイド１６内に配置可能である。

図面で最もよく分かるように、ドラム８の外面５は、複数のマッサージ突起２０を含む。突起２０は、隆起、塊、ノブ、こぶ、ふくらみ、膨張、ピラミッド、切頭体、スパイクなどの任意の形状、サイズまたはパターンとすることができる。

ローラ１は、図７、図８、図９に最もよく見られるように、２つ以上の交換可能なドラム８をさらに含む。ドラム８をシャフト４に固定するために、ロックプレート１２は、シャフト４の内面６から延在する対応するキー２６に対して配置可能な一対のキー溝２５を含み、基部２とドラム８とを共にロックする。好ましい形態では、図５に最もよく見られるように、ロックプレート１２は、平坦な基部部分３０と、垂直に延在するシャフト３１と、を含む。キー溝２５は、シャフト３１の外面に配置されている。材料バンド３２はまた、平坦な基部部分３０の周りに提供され得る。材料バンドは摩擦を増加させ、ローラを滑らないようにする。好ましい形態では、平坦な基部部分３０および平坦な端板３は円形であり、本体部分がドラム８に係合した状態でローラ１が表面上で回転することを可能にする。

使用時には、ローラ１は、非限定的なステップ、すなわち、基部２上でドラム８を摺動させるステップ、キー溝２５をキー２６と位置合わせしてロックプレート１２を基部２上に挿入するステップ、所定位置にしっかりとロックされるまでロックプレート１２をねじるステップにおいて使用されることになる。

したがって、本考案は、少なくとも好ましい実施形態では、（突起２０による）さまざまなトリガーパターンを有する交換可能なローラドラム８（スキン）を有するローラ１を提供し、ユーザが１つの製品でさまざまな製品およびさまざまなマッサージを体験することを可能にする。好ましい形態のドラム８（またはスキン）は、ＴＰＲ、シリコーン、ゴム、ＡＢＳなどから作製される。

ローラ１は、例えば足底筋膜炎および足の疲労に伴う痛みを緩和するのに使用することができる便利なセルフマッサージツールである。足の組織を弛緩させることによって、ローラ１は、足首、膝、腰、骨盤および脊椎に関連する足に対してプラスの影響を与えることができる。しかしながら、ローラ１は他の身体部位にも使用できることを理解されたい。

有利には、ドラムスキン８は、例えば足底のさまざまな領域に対処するように人間工学的に設計されている。強いコアと柔らかい滑らない質感とを組み合わせることにより、ローラは、深部組織マッサージおよび強いグリップを提供することができ、これにより、トリガーポイントへの圧力を維持し、容易にかつ制御して転がすことができる。各スキン８は、交換が容易であり、さまざまな種類のマッサージおよび感覚を提供する。

本考案を特定の実施例を参照して説明してきたが、本考案が多くの他の形態で具現化され得ることが当業者によって理解されるであろう。

Claims (5)

1. 長手方向に垂直に延在する中空円筒形シャフトを支持する平坦な端板を有する基部であって、前記シャフトが外面および内面を有する前記基部と、
   使用時に前記シャフト上に配置可能である概ね中空円筒形のマッサージドラムであって、外面および内面を有する前記ドラムと、
   前記ドラムを前記基部に固定するように適合された平坦なロックプレートと、を含む、治療ローラ。
2. 前記シャフトが、前記シャフトの前記外面から離れるように延在する複数の長手方向に延在するリブを有し、前記ドラムが、前記ドラムの前記内面内に延在する、長手方向に延在する相補的な複数のガイドを有し、前記リブが、使用時に、前記ドラムを前記シャフト上に支持するために前記ガイド内に配置可能である、請求項１に記載の治療ローラ。
3. 前記ドラムの前記外面が複数のマッサージ突起を含む、請求項１または２に記載の治療ローラ。
4. 前記ロックプレートが、前記シャフトの前記内面から延在する対応するキーに対して配置可能な一対のキー溝を含み、前記基部および前記ドラムを共にロックする、請求項１～３のいずれか一項に記載の治療ローラ。
5. 前記ローラが、２つ以上の交換可能な前記ドラムを含む、請求項１～４のいずれか一項に記載の治療ローラ。

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