JP3238313U - 巻き爪矯正具 - Google Patents

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Abstract

【課題】日常生活に不便を来すことや苦痛を伴わず且つ簡易な方法にて、巻き爪の先端部内方の幅方向両端部を持続的に外方に拡開させることにより、巻き爪の矯正が可能な巻き爪矯正具を提供する。【解決手段】巻き爪矯正具10は、足指T1の爪甲NP1の幅方向両側縁が足指内方に巻き込むように正面視円弧状に変形した巻き爪を外方に拡開させて矯正するものであって、全体細長棒状に形成され、巻き爪と巻き爪の裏面R側の皮膚Sとの間に形成された空隙V内において、その両端部が巻き爪の先端部内方の幅方向両端部に圧接係止した状態で配置され、配置された場合には、両端部が幅方向両端部を外方に拡開可能な状態で係止する長さ寸法を有する。【選択図】図4

Description

本考案は、巻き爪に装着し巻き爪を矯正するための巻き爪矯正具に関する。
一般に、爪甲の幅方向両側縁が足指(足趾)内方に巻き込むように正面視円弧状に変形した状態を「巻き爪」と呼んでおり、この巻き爪は、足指、特に、足の親指(拇趾)に比較的多く発生するものである。
このような巻き爪は、爪の先端部における幅方向両端が足指に食い込んで、疼痛や炎症を生じ、放置すると、食い込んだ爪の刺激により、側爪部皮膚に肉芽が形成されることがあった。
上記巻き爪を治療する手段として、外科的手術が広く知られている。しかしながら、外科的手術は、痛みや恐怖心が伴い、場合によっては後遺症が残るという懸念があった。また、施術費用が嵩むと共に、治療に時間を要し、施術後の日常生活に不便があった。
そこで、外科的手術によらず、巻き爪等の変形爪を矯正することが可能な各種技術(例えば、特許文献1-3)が提案されている。
特許文献1に開示された嵌入爪矯正具(以下、本明細書において「従来技術1」と言う)は、一対の爪取付部と、直線状に復帰する性質を有する素材(形状記憶合金)をワイヤ状に形成し、爪取付部間接続する接続材と、を備えている(特許文献1の図1参照)。
従来技術1は、一対の爪取付部を足指の嵌入爪先端部に取り付け、接続材が直線状に復帰する性質を利用して、嵌入爪を矯正しようとするものである(特許文献1の図6参照)。
特許文献2に開示された巻き爪矯正具(以下、本明細書において「従来技術2」と言う)は、復元力を有するワイヤが上面長手方向に沿って載置されるシートと、粘着剤層、スポンジ層、粘着剤層を積層させてなり、下側の粘着剤層がシートの上に貼付される両面テープと、を備えている(特許文献2の図1参照)。
従来技術2は、上側の粘着剤層を、巻き爪の先端部内面に貼り付けて、ワイヤの復元力を利用して、巻き爪を矯正しようとするものである(特許文献2の図2参照)。
特許文献3に開示された巻き爪矯正具(以下、本明細書において「従来技術3」と言う)は、それぞれ長手方向一端に係合部を有する2本の針状部材と、この2本の針状部材を束ねる摺動部材と、を備えており、爪の左右の外縁部に設けられた開孔部に係合部を挿入し、爪甲上において一対の針状部材を交差するように束ねられている(特許文献3の図1、図5及び図6参照)。
従来技術3は、巻き爪に沿って湾曲している針状部材が直線状に復帰しようとする力を利用して、巻き爪を整復しようとするものである(特許文献3の図6参照)。
特開2017-127729号公報 特開2006-239376号公報 特許第5382835号公報
ところで、上記従来技術1-3には、それぞれ、以下のような問題点があった。
すなわち、従来技術1は、爪取付部を備えることから、従来技術1の使用時において、靴等を履き難く、日常生活に不便を来すという問題点があった。
また、従来技術2では、ワイヤの復元力に比べ、巻き爪の幅方向両側縁が足指内方に巻き込もうとする力が勝る場合、巻き爪を持続的に矯正し難いという問題点があった。その他、従来技術2は、粘着剤層が爪から剥がれてしまう虞があるため、この点からも、巻き爪を持続的に矯正し難かった。
また、従来技術3では、爪に開孔部を設ける際や、開孔部に針状部材を挿入する際、苦痛を伴うという問題点があった。その他、従来技術3では、施術により爪割れが発生する虞や、巻き爪の湾曲が大きい場合、施術を行い難いという問題点があった。
本考案は、上記した事情に鑑みてなされたもので、日常生活に不便を来すことや苦痛を伴わず且つ簡易な方法にて、巻き爪の先端部内方の幅方向両端部を持続的に外方に拡開させることにより、巻き爪の矯正が可能な巻き爪矯正具を提供することを課題とする。
請求項1記載の考案にあっては、足指の爪甲の幅方向両側縁が前記足指内方に巻き込むように正面視円弧状に変形した巻き爪を外方に拡開させて矯正する巻き爪矯正具であって、全体細長棒状に形成され、前記巻き爪と前記巻き爪の裏面側の皮膚との間に形成された空隙内において、その両端部が前記巻き爪の先端部内方の幅方向両端部に圧接係止した状態で配置され、配置された場合には、前記両端部が前記幅方向両端部を外方に拡開可能な状態で係止する長さ寸法を有することを特徴とする。
請求項2記載の考案にあっては、所定の剛性を有する紙により断面円形棒状に形成されていることを特徴とする。
請求項3記載の考案にあっては、棒状部本体と、前記棒状部本体の両端部に形成され、前記巻き爪の先端部内方の幅方向両端部に圧接係止した状態で接着される接着部と、を有することを特徴とする。
請求項4記載の考案にあっては、足の各指の爪甲の幅寸法に合致するように、複数の長さ寸法の棒状部本体を有することを特徴とする。
請求項1に記載の考案によれば、全体細長棒状に形成され、巻き爪と巻き爪の裏面側の皮膚との間に形成された空隙内において、その両端部が巻き爪の先端部内方の幅方向両端部に圧接係止した状態で配置され、配置された場合には、両端部が幅方向両端部を外方に拡開可能な状態で係止する長さ寸法を有することから、巻き爪矯正具の両端部が巻き爪の先端部内方の幅方向両端部に圧接係止した状態で配置されることにより、両端部にて、幅方向両端部を幅方向に突っ張ることが可能となる。その結果、巻き爪の先端部内方の幅方向両端部を外方に拡開させることが可能となる。
したがって、従来技術1-3に比べ、日常生活に不便を来すことや苦痛を伴わず且つ簡易な方法にて、巻き爪の先端部内方の幅方向両端部を持続的に外方に拡開させることにより、巻き爪の矯正が可能となる。
請求項2に記載の考案によれば、所定の剛性を有する紙により断面円形棒状に形成されていることから、巻き爪の足指内方に巻き込もうとする力に劣ることなく、巻き爪の先端部内方の幅方向両端部を幅方向に突っ張った状態を持続的に維持することが可能となると共に、上記幅方向長さに合わせて、巻き爪矯正具の余長部分を、ヤスリで削る、鋏で切除する等により、巻き爪矯正具の長さを容易に調整することが可能となる。
したがって、従来技術1-3に比べ、日常生活に不便を来すことや苦痛を伴わず且つ簡易な方法にて、巻き爪の先端部内方の幅方向両端部を持続的に外方に拡開させることにより、巻き爪の矯正が、より一層可能となる。
また、本考案によれば、紙により形成されており、金属にて形成されるものではないため、使用者が、金属アレルギーを有している場合であっても、安全に使用することが可能となる。
また、本考案によれば、断面円形棒状に形成されていることから、外面に角部が形成されていないため、巻き爪矯正具の両端部が巻き爪の先端部内方の幅方向両端部に圧接係止した状態で配置された場合、上記角部が、足指の皮膚に当接することが無くなる。その結果、使用者は、苦痛や違和感が無く、巻き爪矯正具を装着した状態を維持することが可能となる。
したがって、以上の点からも、従来技術1-3に比べ、日常生活に不便を来すことや苦痛を伴わず且つ簡易な方法にて、巻き爪の先端部内方の幅方向両端部を持続的に外方に拡開させることにより、巻き爪の矯正が、より一層可能となる。
請求項3に記載の考案によれば、棒状部本体と、棒状部本体の両端部に形成され、巻き爪の先端部内方の幅方向両端部に圧接係止した状態で接着される接着部と、を有することから、巻き爪の先端部内方に配置された巻き爪矯正具が脱落することなく、上記幅方向両端部を幅方向に突っ張った状態を持続的に維持することが、より一層可能となる。
したがって、従来技術1-3に比べ、日常生活に不便を来すことや苦痛を伴わず且つ簡易な方法にて、巻き爪の先端部内方の幅方向両端部を持続的に外方に拡開させることにより、巻き爪の矯正が、より一層可能となる。
請求項4に記載の考案によれば、足の各指の爪甲の幅寸法に合致するように、複数の長さ寸法の棒状部本体を有することから、巻き爪矯正具の両端部が巻き爪の先端部内方の幅方向両端部に圧接係止した状態において、両端部にて、上記幅方向両端部を幅方向に突っ張ることが、より一層可能となる。その結果、巻き爪の先端部内方の幅方向両端部を外方に拡開させることが、より一層可能となる。
したがって、従来技術1-3に比べ、日常生活に不便を来すことや苦痛を伴わず且つ簡易な方法にて、巻き爪の先端部内方の幅方向両端部を持続的に外方に拡開させることにより、巻き爪の矯正が、より一層可能となる。
また、複数の長さ寸法の棒状部本体を有し、様々な足の各指の幅寸法に合致するように構成されているため、多数のユーザーの大きさの足にフィットでき、広く使用してもらうことが可能となる。
本考案の一実施形態に係る巻き爪矯正具の構成を示す図であり、(a)は巻き爪矯正具の側面図、(b)は(a)における巻き爪矯正具のA-A間断面図である。 巻き爪矯正具の使用者の足を上方から視た状態を示す図である。 巻き爪矯正具の使用者の足を先端側から視た状態を示す図であり、巻き爪矯正具の使用状態を示す図である。 図3における足の親指の部分を拡大した図である。
以下、図面を参照しながら本考案の実施の形態について説明する。
図1は本考案の一実施形態に係る巻き爪矯正具の構成を示す図であり、(a)は巻き爪矯正具の側面図、(b)は(a)における巻き爪矯正具のA-A間断面図、図2は巻き爪矯正具の使用者の足を上方から視た状態を示す図、図3は巻き爪矯正具の使用者の足を先端側から視た状態を示す図であり、巻き爪矯正具の使用状態を示す図、図4は図3における足の親指の部分を拡大した図である。
図1に図示する本実施形態に係る巻き爪矯正具10は、巻き爪を外方に拡開させて矯正する器具である。本実施形態において「巻き爪」は、図2及び図3に図示する足指T1~T5の爪甲NP1~NP5の幅W1~W5方向両側縁が足指内方に巻き込むように正面視円弧状に変形した状態の爪N1~N5である。
本実施形態において、爪N1~N5が「巻き爪」に相当する。
図1に図示する巻き爪矯正具10は、全体細長棒状に形成された器具であり、棒状部本体11と、一対の接着部12とを備えている。
図4に示すように、巻き爪矯正具10は、爪N1~N5と、爪N1~N5の裏面側の皮膚との間に形成された空隙内において、棒状部本体11の一端13と他端14とが、それぞれ、爪N1~N5の先端部内方の幅W1~W5方向一端21と他端22とに圧接係止した状態で配置可能に形成されている。
図4を参照しつつ説明すると、巻き爪矯正具10は、親指T1の爪N1と、爪N1の裏面R側の皮膚Sとの間に形成された空隙V内において、上記圧接係止した状態で配置可能に形成されている。
また、巻き爪矯正具10は、上記圧接係止した状態で配置された場合には、この両端部が、上記幅W1~W5方向両端部(一端21及び他端22)を外方に拡開可能な状態で係止する長さ寸法を有している。
なお、本実施形態において、棒状部本体11の一端13と他端14が「巻き爪矯正具の両端部」に相当し、爪N1~N5の先端部内方の幅方向一端21と他端22が「巻き爪の先端部内方の幅方向両端部」に相当する。
以下、図1を参照しつつ、本実施形態に係る巻き爪矯正具10の各構成について説明する。
まず、棒状部本体11について説明する。
図1に図示する棒状部本体11は、所定の剛性を有する紙により棒状に形成されている。
ここで、上記「所定の剛性」とは、棒状部本体11の一端13及び他端14が、それぞれ、爪N1~N5の一端21及び他端22に圧接係止した状態で配置されることにより、一端13及び他端14にて、一端21及び他端22を幅W1~W5方向に突っ張ることが可能な(すなわち、爪N1~N5の一端21及び他端22を外方に拡開可能な)剛性である。
棒状部本体11は、この棒状部本体11を直交するように切断したときの断面形状が円形(図1(b)参照)となるように形成されている。
ここで、特に図示しないが、棒状部本体11の断面形状が四角形であった場合、この断面形状は、角部を有することになる。これに対し、本実施形態では、上記の通り、棒状部本体11の断面形状が円形であるため、この断面形状は、角部が存在しない形状である。したがって、本実施形態における棒状部本体11の外面15には、角部が形成されていない。
棒状部本体11は、足の各指T1~T5の爪甲NP1~NP5の各幅W1~W5寸法に合致するように、複数の長さ寸法を有している(図3参照)。すなわち、棒状部本体11は、爪甲NP1~NP5の各幅W1~W5寸法に合致するような長さ寸法に形成されている。本実施の形態にあっては、様々な体格、足の指、爪の大きさの使用者に適合するように、3mm~15mmの長さ寸法の棒状部本体11が用意されている。
ここで、棒状部本体11が上記長さ寸法に形成されていることから、棒状部本体11は、棒状部本体11の一端13及び他端14にて、爪N1~N5の一端21及び他端22を幅W1~W5方向に突っ張ることが可能な(すなわち、爪N1~N5の一端21及び他端22を外方に拡開可能な)長さ寸法に形成される。
つぎに、接着部12について説明する。
図1に図示する接着部12は、接着剤(例えば、瞬間接着剤等)からなり、棒状部本体11の一端13と他端14それぞれに形成されている(図1(a)参照)。
接着部12は、棒状部本体11の一端13と他端14が、それぞれ、爪N1~N5の先端部内方の幅W1~W5方向一端21と他端22とに圧接係止した状態で接着される部分である(図3参照)。
本実施形態において、接着部12は、図1(a)に図示するように、棒状部本体11の一端13と他端14それぞれに、予め形成されている(一例であるものとする)。
つぎに、図2-図4を参照しつつ、本実施形態に係る巻き爪矯正具10の使用方法(爪N1~N5への巻き爪矯正具10の装着方法)について説明する。
まず、予め、複数の巻き爪矯正具10を用意する。各巻き爪矯正具10は、爪甲NP1~NP5の各幅W1~W5寸法に合致するような長さ寸法に形成された棒状部本体11と、棒状部本体11の一端13と他端14それぞれに形成された接着部12と、を備えている。
しかる後、棒状部本体11の一端13と他端14とを、それぞれ、爪N1~N5の先端部内方の幅W1~W5方向一端21と他端22とに圧接係止させる(図3及び図4参照)。
図4を参照しつつ説明すると、爪N1と、爪N1の裏面R側の皮膚Sとの間に形成された空隙V内において、棒状部本体11の一端13と他端14とを、それぞれ、爪N1の先端部内方の幅W1~W5方向一端21と他端22とに圧接係止した状態で巻き爪矯正具10を配置する。
上記圧接係止させた状態において、棒状部本体11の一端13と他端14それぞれに形成された接着部12が、爪N1~N5の先端部内方の幅W1~W5方向一端21と他端22とに接着される。すなわち、接着部12を介して、棒状部本体11の一端13と他端14とが、それぞれ、爪N1~N5の一端21と他端22とに接着され固定される。
以上により、爪N1~N5への巻き爪矯正具10の装着が完了する。
本実施形態に係る巻き爪矯正具10は、以上の構成を有し、以下に、本実施形態により得られる効果について説明する。
本実施形態によれば、全体細長棒状に形成され、爪N1~N5と、爪N1~NPの裏面R側の皮膚Sとの間に形成された空隙V内において、棒状部本体11の一端13、他端14(以下、「一端13、他端14」と言う)が、それぞれ、爪N1~N5の先端部内方の幅W1~W5方向一端21、他端22(以下、「一端21、他端22」と言う)に圧接係止した状態で配置され、配置された場合には、一端13、他端14が、一端21、他端22を外方に拡開可能な状態で係止する長さ寸法を有することから、一端13、他端14が、それぞれ、一端21、他端22に圧接係止した状態で配置されることにより、一端13、他端14にて、一端21、他端22を幅W1~W5方向に突っ張ることが可能となる。その結果、一端21、他端22を外方に拡開させることが可能となる。
したがって、従来技術1-3に比べ、日常生活に不便を来すことや苦痛を伴わず且つ簡易な方法にて、一端21、他端22を持続的に外方に拡開させることにより、爪N1~N5の矯正が可能となる。
また、本実施形態によれば、所定の剛性を有する紙により断面円形棒状に形成されていることから、爪甲NP1~NP5の足指T1~T5内方に巻き込もうとする力に劣ることなく、一端21、他端22を幅W1~W5方向に突っ張った状態を持続的に維持することが可能となると共に、幅W1~W5寸法に合わせて、巻き爪矯正具10の余長部分を、ヤスリで削る、鋏で切除する等により、巻き爪矯正具10の長さを容易に調整することが可能となる。
したがって、従来技術1-3に比べ、日常生活に不便を来すことや苦痛を伴わず且つ簡易な方法にて、一端21、他端22を持続的に外方に拡開させることにより、爪N1~N5の矯正が、より一層可能となる。
また、本実施形態によれば、紙により形成されており、金属にて形成されるものではないため、使用者が、金属アレルギーを有している場合であっても、安全に使用することが可能となる。
また、本実施形態によれば、断面円形棒状に形成されていることから、外面15に角部が形成されていないため、一端13、他端14が、一端21、他端22に圧接係止した状態で配置された場合、上記角部が、足指T1~T5の皮膚に当接することが無くなる。その結果、使用者は、苦痛や違和感が無く、巻き爪矯正具10を装着した状態を維持することが可能となる。
したがって、以上の点からも、従来技術1-3に比べ、日常生活に不便を来すことや苦痛を伴わず且つ簡易な方法にて、一端21、他端22を持続的に外方に拡開させることにより、爪N1~N5の矯正が、より一層可能となる。
また、本実施形態によれば、棒状部本体11と、この一端13、他端14に形成され、一端21、他端22に圧接係止した状態で接着される接着部12と、を有することから、爪N1~N5の先端部内方に配置された巻き爪矯正具10が脱落することなく、一端21、他端22を幅W1~W5方向に突っ張った状態を持続的に維持することが、より一層可能となる。
したがって、従来技術1-3に比べ、日常生活に不便を来すことや苦痛を伴わず且つ簡易な方法にて、一端21、他端22を持続的に外方に拡開させることにより、爪N1~N5の矯正が、より一層可能となる。
また、本実施形態によれば、爪甲NP1~NP5の幅W1~W5寸法に合致するように、複数の長さ寸法の棒状部本体11を有することから、一端13、他端14が、一端21、他端22に圧接係止した状態において、一端13、他端14にて、一端21、他端22を幅W1~W5方向に突っ張ることが、より一層可能となる。その結果、一端21、他端22を外方に拡開させることが、より一層可能となる。
したがって、従来技術1-3に比べ、日常生活に不便を来すことや苦痛を伴わず且つ簡易な方法にて、一端21、他端22を持続的に外方に拡開させることにより、爪N1~N5の矯正が、より一層可能となる。
なお、上記実施形態に記載した構成に関しては、本考案の範囲内において適宜の変更が可能であり、上記実施形態の構成には限定されない。
上記実施形態では、接着部12は、棒状部本体11の一端13と他端14それぞれに、予め形成されているような構成(図1参照)を備えているが、これに限らず、下記のような構成であってもよいものとする。
すなわち、図4を参照しつつ説明すると、接着部12は、一端13、他端14を、それぞれ、爪N1の一端21、他端22に圧接係止させた後、一端13、他端14を、それぞれ、一端21、他端22と接着し固定するように、上記圧接係止箇所に形成されるものであってもよいものとする。
この場合、上記接着部12の形成方法として、例えば、上記圧接係止箇所に瞬間接着剤を塗布することにより形成する方法が挙げられる。
10…巻き爪矯正具
11…棒状部本体
12…接着部
13、21…一端
14、22…他端
15…外面
F…足
T1~T5…足指
N1~N5…爪
NP1~NP5…爪甲
R…裏面
S…皮膚
V…空隙

Claims (4)

  1. 足指の爪甲の幅方向両側縁が前記足指内方に巻き込むように正面視円弧状に変形した巻き爪を外方に拡開させて矯正する巻き爪矯正具であって、
    全体細長棒状に形成され、前記巻き爪と前記巻き爪の裏面側の皮膚との間に形成された空隙内において、その両端部が前記巻き爪の先端部内方の幅方向両端部に圧接係止した状態で配置され、配置された場合には、前記両端部が前記幅方向両端部を外方に拡開可能な状態で係止する長さ寸法を有することを特徴とする巻き爪矯正具。
  2. 所定の剛性を有する紙により断面円形棒状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の巻き爪矯正具。
  3. 棒状部本体と、前記棒状部本体の両端部に形成され、前記巻き爪の先端部内方の幅方向両端部に圧接係止した状態で接着される接着部と、を有することを特徴とする請求項2記載の巻き爪矯正具。
  4. 足の各指の爪甲の幅寸法に合致するように、複数の長さ寸法の棒状部本体を有することを特徴とする請求項3記載の巻き爪矯正具。
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