JP3237263B2 - 冷凍装置 - Google Patents
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Description
動車用空調装置に用いて好適である。
行用エンジンからの駆動力を受けて回転するため、圧縮
機も自動車走行用エンジンと同一の振動系におかれるこ
とになる。一方自動車用空調装置を構成する他の機器、
例えば凝縮器や蒸発器等は自動車車体に固定されるた
め、圧縮機とは振動系が異なることになる。そのため、
自動車用空調装置では、通常圧縮機の吸入側および圧縮
機の吐出側にゴムホースを配し、ゴムホースを冷媒配管
として用いている。
不可避的にゴムホースを介して空気中の水分が冷凍装置
に流入することになる。ここで、冷凍装置中に流入した
水分は冷凍装置の膨張手段通過時に減圧膨張に伴う冷却
により氷結し、水分量が多くなった場合には、その氷結
により膨張手段の絞り部が塞がれてしまうという恐れが
ある。
中に混入した水分を除去すべくドライヤを用いていた。
通常ドライヤはシリカゲル等の乾燥剤を通気性のある袋
体に収納して、冷凍装置のレシーバ内に配置され、レシ
ーバ内に流入した冷媒より水分を吸収するようにしてい
る。
うにドライヤを用いると、ドライヤ自体の価格分コスト
が上昇することになるばかりでなく、レシーバにもドラ
イヤを設置すべく余分な空間が必要となり、省スペース
に反することになる。
るに有効であるものの、無制限に水分に除去ができるわ
けではないので、所定値以上の水分を吸収したドライヤ
は交換する必要があった。このことは冷凍装置のメイン
テナンス上きわめて不利であった。
で、自動車用空調装置のように冷媒配管の一部にゴムホ
ースのごとくを用いて、水分の混入が避けられないもの
であっても、ドライヤを用いることなく冷凍装置の運転
が達成できるようにすることを目的とする。
行った。まず冷凍装置中への水分の混入を防ぐことであ
るが、これは自動車用空調装置のようにゴムホースを用
いるものにあっては、水分の透過は避けられないことと
の結論に至った。すなわち本質的に水分の透過が避けら
れないものにあっては、ゴムホースを水分が透過しにく
い材質で作ったとしても、ゴムホース内側の冷媒中水分
濃度に比例した水蒸気分圧と大気中水蒸気分圧が均圧す
るまでの時間に差があるのみであり、長時間の経過を前
提とした場合には、やはり水分の混入が避けられないの
である。換言すれば、ゴムホースの材質の変更によって
は、水分が混入するまでの時間に差を持たすことはでき
ても、いずれは飽和水分濃度までの水分の混入を避けら
れないこととなる。
が混入することを前提としつつ、水分が混入した状態で
あっても上述した氷結のような不具合が生じない冷凍装
置の提供に着目した。
の冷媒に混入しうる水分濃度につきまず実験検討を行っ
た。図1は実験に用いた冷凍装置の概要を示すもので、
この冷凍装置は圧縮機1、冷媒配管2、凝縮器3、レシ
ーバ4、膨張弁5、および蒸発器6とを備えている。
説明図で、縦軸に実験に用いた図1の冷凍装置の膨張手
段5下流の気相冷媒中に含まれる水分濃度を示す(これ
は図5に示されるように冷凍装置全体の水分の総量に比
例する。)。また横軸には時間をとり、この冷媒中水分
濃度の経時的な変化を示す。ここで、冷媒中水分濃度と
は水分のみの重量の、水分を含む冷媒の重量に対する割
合を示している。図中破線Aはあらかじめ過剰な水分を
装置内に意図的に混入しておき、その後の冷媒中水分濃
度の変化を示す。一方図中実線Bは、当初水分濃度の少
なかった冷媒の冷媒中水分濃度がその後外部からの水分
浸入によりどのように変化したかを示す。
状態にかかわらず時間の経過とともに冷凍装置中の冷媒
の水分濃度はほぼ一定に近づくことが確かめられる。こ
れは、冷媒中の水分濃度によって決定されるゴムホース
内側の水蒸気分圧が外気の水蒸気分圧に比べて高けれ
ば、冷媒中よりゴムホースを介して水分が外気側へ透過
することとなり、逆に冷媒中の水分濃度が低くてゴムホ
ース内側の水蒸気分圧が外気の水蒸気分圧より低い時に
は空気中より水分がゴムホースを透過して冷媒側に混入
することになるからと考えられる。
ホースを用いた場合には、大気とバランスする冷凍装置
内の冷媒中水分濃度は温度、湿度等の大気の条件によっ
て定まる一定値(図2の破線の値)に収束することにな
る。以下、このように十分時間が経過した後に冷媒中水
分濃度が一定値に収束することを水分がバランスすると
いい、その一定値に収束した冷媒中水分濃度のことを、
その条件下における冷媒のバランス水分濃度ということ
にする。
ける水蒸気分圧につき検討した。図3はこの検討結果を
示すもので、横軸に大気中の水蒸気分圧を示し、縦軸に
は冷凍装置全体の水分の総量を示す。なおこの冷凍装置
は、図1に示すような冷凍装置を用い、圧縮機1の吐出
容量は170cc、冷凍装置に封入される冷媒量は70
0g、また冷媒とともに冷凍装置を循環すべく封入され
る潤滑油の量は120gとしている。冷媒としてはHF
C134aを用い、潤滑油はポリアルキレングリコール
系の合成油を用いている。
℃、湿度81%の際の水蒸気分圧を示す。このCの状態
は沖縄県那覇市の夏期の平均状態を示す。また図3中D
で示す点は空気温度26.8℃、湿度76%の状態にお
ける水蒸気分圧を示し、このDの状態は夏期における名
古屋市の平均空気状態が相当する。また図3中Eで示す
点は、空気温度28.0℃、湿度70%の状態における
水蒸気分圧を示し、この状態は夏期における大阪市の平
均空気状態に相当する。さらに図3中Fで示す点は、空
気温度26.7℃、湿度75%の状態における水蒸気分
圧を示し、この状態は東京都の夏期の平均空気状態が相
当する。図3中Gで示す点は、空気温度17.6℃、湿
度88%の状態を示し、この状態は北海道釧路市の夏期
の平均空気状態が相当する。
件と同一の条件で、空気温度25℃、湿度50%の状態
を示す。図3において縦軸を冷凍装置全体の水分の総量
で示していたが、これを冷媒中水分濃度に換算したのを
図4に示す。
5下流側での水分のバランスを示す。このとき水分の出
入りは圧縮機吐出側のゴムホース2aおよび吸入側のゴ
ムホース2bで行われている。圧縮機吐出側圧力は1メ
ガパスカルから1.8メガパスカル程度に変動するが、
この圧縮機吐出圧力も冷房負荷によって変動するもので
あるため、各点CないしGはそれぞれの空気状態より計
算される冷房負荷時の圧縮機吐出圧相当位置にプロット
してある。
冷媒中の水分濃度が200ppmとなり、図2の実験結
果によく符合する。さらに図4より通常の使用地域にお
いて、膨張弁5下流側での気相冷媒中の水分濃度が35
0ppm程度でバランスすることが認められる。
は、図5に示す冷凍装置全体の水分の総量と水分濃度の
関係に基づいて整理されている。すなわち、本発明者ら
の用いた実験装置では、冷凍装置内総水量と冷媒中の水
分濃度との関係は図5に示すようなほぼ直線的な対応を
持つことになる。
置の運転時の膨張弁5下流側における水分バランスに着
目していたが、本発明者らは次に冷凍装置の運転停止時
の水分バランスにつき検討を行った。
1の吐出側も流入側も均圧し冷媒の過熱、過冷却がなく
なり主に液相冷媒となる。この際の均圧した冷媒圧力
は、主に冷凍装置の置かれた周囲の空気温度に応じて変
化するものの、5ないし6気圧程度となっている。図6
はこの冷凍装置運転停止時での膨張弁5下流における液
相冷媒中バランス水分濃度を示す。各点CないしGは図
3と同一の空気条件を示す。すなわちC点は温度28.
1℃、湿度81%の空気状態を示し、D点は温度26.
8℃、湿度76%の空気状態を示し、E点は温度28.
0℃、湿度70%の空気状態を示し、F点は温度26.
7℃、湿度75%の空気状態を示し、G点は温度17.
6℃、湿度88%の空気状態を示す。さらに図6の直線
はそれぞれ空気温度が20℃,25℃,30℃の外側水
蒸気圧と冷凍装置内の液相冷媒中バランス水分濃度を示
す。このとき、例えば空気温度20℃程度では、冷凍装
置内の均圧した冷媒の圧力は5気圧程度となっている。
であらわしたものである。冷凍装置の運転状態、停止状
態それぞれの場合の図3と図7、および図4と図6の比
較より明らかなように、両状態の冷凍装置総水分量に大
差がないにもかかわらず、圧縮機が作動している空調装
置の運転状態では、膨張弁5下流側でのバランス水分濃
度は350ppm程度であったのに対し、圧縮機が停止
している状態での冷凍装置の冷媒中のバランス水分濃度
は1500ppm程度となっている。
バランス水分濃度が350ppm程度と低かったのに対
し、運転停止に伴い冷媒中のバランス水分濃度が150
0ppm程度まで上昇することにつき、本発明者らが考
察を行ったところ、主にこれは冷媒とともに冷凍装置を
循環する潤滑油の飽和水分濃度に起因するものであると
推測される。すなわち、本発明者らの行った実験では、
空調装置をHFC134aの冷媒とともにポリアルキレ
ングリコール系の合成油からなる潤滑油が循環するよう
にしていた。そしてこの合成油は冷媒より多くの水分を
溶かすことができるものである。換言すれば、潤滑油中
に分離することなく溶ける水分濃度の方が、冷媒中に溶
ける水分濃度より大となっている。
液状の潤滑油が溶け込むことができず、潤滑油が気相冷
媒から分離することが確かめられている。そのため、こ
の状態の潤滑油が独自に多量の水分を溶解するため、結
果として気相冷媒に溶ける水分の濃度が減少するものと
推測される。ところが、冷凍装置停止時は装置内冷媒の
ほとんどの重量分が過熱、過冷却をもたない液相冷媒と
なり、この液相冷媒に多量の潤滑油が溶け込むため、装
置内水分量、水分濃度は全体が図8に示すHFC134
aの液相水分特性のみで支配される均一な系とみなして
考えることができる。
の液相冷媒および潤滑油が多量に水分を溶解するので気
相冷媒中の水分濃度は低くなる。一方、冷凍装置停止時
は装置内冷媒のほとんどが多量の潤滑油を溶かしている
液相冷媒となり、冷凍装置のどの部位でも同一条件下で
一様に水分を溶解するため運転時に比較して液相冷媒中
の水分濃度が高くなると考えられる。
も、その水分の混入ゆえに冷凍装置の作動に悪影響を及
ぼすのは、冷凍装置が運転している状態である。すなわ
ち、冷凍装置運転時に膨張手段5通過の際の減圧膨張に
よる冷却で膨張手段を氷結することが問題となるのであ
る。換言すれば、冷凍装置が停止している時には、仮に
冷媒より水分が分離して析出していたとしてもそのこと
自体により直ちに問題が生ずるものではない。
通常の使用域においては350ppm以上の飽和水分濃
度を持つ冷媒を使用すれば、水分の析出に伴う氷結が防
止でき、実際の作動には悪影響を及ぼさないことを確か
めた。
ホース2a、2bにて水分がバランスしたあとの膨張弁
5下流のバランス水分濃度が350ppm程度であり、
これよりも多くの水分が冷媒中に混入することはない。
そして冷媒が350ppm以上の飽和水分濃度を有する
ものであれば、冷媒中に混入した水分はすべて冷媒と溶
解し、冷媒より析出することはない。その結果水分の析
出に伴う不具合、すなわち析出した水分の氷結による膨
張手段の詰まり等は生じない。
域が高温多湿の場合、膨張弁5下流のバランス水分濃度
が350ppm以上となることがあるが、このことが直
ちに膨張手段の詰まり等を引き起こす程のものではな
い。
使用域において350ppm以上の冷媒の検討を行っ
た。図8はフロンHFC134aとフロンCFC12の
飽和水分濃度特性を示す。横軸は冷媒の温度を示し、縦
軸にその温度における冷媒中の飽和水分濃度を示す。
起きないように、冷媒の蒸発温度は2ないし3℃程度に
制御されている。従って、冷媒の温度は0℃より大きく
下回ることはない。そのため、この水分のもっとも分離
しやすい冷媒状態においてなおかつ上述の350ppm
以上の飽和水分濃度を冷媒が有しておれば、すべての状
態において冷媒より水が析出しないことになる。
その冷媒温度が低下すると、飽和水分濃度が液相冷媒よ
りも低い気相冷媒から先に水が分離しはじめるが、フロ
ンHFC134aの気相線は冷媒温度が0℃であっても
350ppm以上であるので、冷凍装置の通常の使用域
においてこの気相冷媒より水が分離して析出されること
はない。そのため、析出した水が膨張手段通過時に凍結
してしまうという恐れもない。これに対してフロンCF
C12は気相冷媒よりも液相冷媒の方が飽和水分濃度が
低く、0℃における液相冷媒の飽和水分濃度はわずか2
5ppm程度であり、膨張手段通過後の気液2相冷媒の
液相冷媒より水分が析出し凍結してしまう。
装置を一つの系ととらえ、この系への水分透過およびバ
ランス状態を検討したが、つぎに詳細を示す。運転時の
冷凍装置内各所の冷媒温度、圧力は一様ではなく、冷媒
が高温高圧の状態におかれる圧縮機吐出側ゴムホース部
2aと、低温低圧の状態におかれる圧縮機吸入側ゴムホ
ース部2bとではバランス水分濃度が当然異なり、両ホ
ース部での装置内外への水分透過速度が一致したのちバ
ランス状態となる。
において吐出側ゴムホース部より吸入側ゴムホース部の
方がバランス水分濃度は高くなる。特に圧縮機吸入側の
ゴムホース2bは冷媒の温度を受けて低温に保持される
ので、大気中の水分がゴムホース2bの表面に露結し
て、ゴムホース2b表面の水蒸気分圧が高くなることに
なる。従って、冷凍装置全体の水分バランスは、圧縮機
吸入側のゴムホース2bを介して水分が冷凍装置内に透
過し、圧縮機吐出側のゴムホース2aを介して水分が大
気中に放出されることになる。
に、装置内に少量の水分が誤って浸入してしまうことが
あるが、圧縮機吸入側のゴムホース2bでは水分の透過
を抑え、圧縮機吐出側のゴムホース2aでは水分の透過
を許すようにすることにより、この浸入した水分をすば
やく大気中に放出し、短時間でバランス水分濃度に収束
させることができ、またこのバランス水分濃度を低く抑
えることができる。そこで、圧縮機吸入側のゴムホース
2bと圧縮機吐出側のゴムホース2aとで素材を変え、
圧縮機吐出側のゴムホース2aのほうが水分の透過性の
よいものとする。
置を循環する冷媒をこのバランス水分濃度より冷凍装置
作動域全域において高くなるようなものを用いたため、
たとえゴムホースを介して水分が冷媒中に透過したとし
ても透過した水分が冷媒より析出することがなく、析出
した水分の氷結に起因する膨張手段の閉塞等の不具合を
除去することができる。
装置を循環する潤滑油を用い、この潤滑油がその飽和水
分濃度が冷媒の飽和水分濃度より高いものを用いたた
め、冷凍装置の作動中にあっては、冷媒より分離した潤
滑油に更に多量の水分が溶解することができ、冷凍装置
運転中の冷媒の水分濃度を引き下げることができる。
は、膨張手段通過時の氷結が主であるため、この氷結は
冷凍装置が作動しているとき、すなわち膨張手段通過に
より断熱膨張が生じる時に限り生じることに鑑みれば、
冷凍装置の作動中において冷媒の水分濃度を引き下げる
効果は実用的に極めて高いものとなる。
に水分が冷媒より析出したとしても、冷凍装置が作動し
ていない故その析出した水分が冷凍装置の運転に不具合
を生じることはあり得ない。
て、水分が主として圧縮機吸入側のゴムホースより冷媒
中に透過し、圧縮機吐出側のゴムホースより大気中に放
出されるという本発明者らの実験検討結果に基づき、圧
縮機吸入側のゴムホースの素材と圧縮機吐出側のゴムホ
ースの素材とを異ならせ、圧縮機吐出側のゴムホースの
ほうが水分透過性の高いものとしたため、工場内で冷凍
装置内に浸入した水分をすばやく大気中に放出し、短時
間でバランス水分濃度に収束させることができ、またこ
のバランス水分濃度を低く抑えることができる。
来の冷凍装置で用いていたドライヤを用いることなく冷
凍装置の運転が達成でき、ドライヤ自体の価格分コスト
が低減され、ドライヤを設置すべきスペースが不要とな
り、またドライヤの交換の手間が省ける等の効果を得る
ことができる。
る。図1は本発明に用いられる冷凍装置を示す説明図で
ある。図中1は冷媒の圧縮吐出を行う圧縮機で、自動車
走行用エンジンにマウントされ、自動車走行用エンジン
より駆動力を図示しないベルトおよび電磁クラッチ1a
を介して受ける。すなわち、電磁クラッチ1aが励磁し
た状態で図示しないベルトを介し回転駆動力が圧縮機1
に伝達され、それにより冷媒の圧縮吐出を行う。冷媒の
吐出側および吸入側はゴムホース2a,2bが配設され
る。これは圧縮機1が自動車走行用エンジンにマウント
されるため、自動車走行用エンジンの振動を受けて振動
するのに対し、凝縮器3や蒸発器6等他の機器は自動車
の車体に固定されるので、その振動系が異なるからであ
る。
管よりなり、ゴムホース2a,2bとこの冷媒配管2と
はジョイント2cを介して結合している。本例では、ゴ
ムホース2aおよび2bはともに同一のナイロン製樹脂
材料よりなり、冷媒通路の内径はそれぞれ10mm、1
3mmとし,長さはともに500mmである。
の材質がゴム材料に限られるものではなく、透水性があ
る可撓材料を広く含むものとする。凝縮器は自動車の前
方の車速風を受ける位置に配置され、冷媒と外気との熱
交換が良好に行えるようにしている。凝縮器の側方には
受液器4が配置されている。この受液器4は冷凍装置を
循環する冷媒流量の変動を吸収するもので、凝縮器で凝
縮した液冷媒を受け、気液分離したのち液冷媒のみを膨
張手段5へ導出するものである。
内に配設され、蒸発器6出口側の冷媒状態を感温筒5a
にて感知し、蒸発器6出口側の冷媒が常に所定の過熱度
を有するように通路の絞り量を可変する膨張弁である。
すなわち、冷房負荷が大きく蒸発器6出口側の冷媒の過
熱度が高くなった時には、その状態を感温筒5aよりフ
ィードバックし、膨張手段5は冷媒通路を開きより多量
の冷媒が循環できるようにする。
機能が低下し蒸発器6出口側の冷媒の過熱度が低くなっ
た時には、その状態を感温筒5aを用いて膨張手段5の
絞り量にフィードバックする。そして、膨張手段5は冷
媒通路をより絞るように作動し、冷凍装置を循環する冷
媒流量を減少する。前述したように、膨張手段5の可変
による循環冷媒流量の変動は、受液器4によって吸収さ
れる。すなわち、循環する冷媒流量が少ない時には多量
の冷媒が液冷媒として受液器4に保持され、逆に循環冷
媒流量が多い時には、この受液器4より冷媒が供給され
る。
温,高圧の液冷媒より低温,低圧の霧状の冷媒に状態変
化させるものであり、その結果膨張手段5通過後は冷媒
温度が急激に低下することになる。この冷媒温度は蒸発
器6の表面温度に影響を与えるものであるため、蒸発器
6での氷結が生じないように通常0℃程度としている。
しかしながら、例えば冷凍車の冷凍庫のように特に低温
が必要とされるものにあっては、この冷媒の蒸発温度は
より低く設定される。
0℃程度まで温度低下するものであるため、もし冷媒よ
り水分が析出するようであればその析出した水分が氷結
する恐れがある。ここで膨張手段5は冷媒を減圧膨張さ
せる上でもその絞り計は小さく設定されており、水分が
氷結した場合には、その氷により膨張手段5の絞りが詰
まる恐れもある。
ンHFC134aを用い、このフロンHFC134aで
はこの低温状態においても気相中飽和水分濃度が350
ppm以上としている。そして、冷凍装置の通常の使用
域においては作動中の冷媒のバランス水分濃度は、膨張
手段下流の気相冷媒では、350ppm程度であるの
で、この膨張手段を通過時にも水分が析出することはな
い。よって、上述したように水分の氷結にともなう不具
合は生じない。
気もしくは車外の空気と熱交換し、冷却した空気を車室
に向けて導出する。なお上述の例では、圧縮機1吸入側
のゴムホース2bと圧縮機1吐出側ゴムホース2aとを
同質の素材で形成した。しかし、冷凍装置は工場内にお
いてその組付け時に、装置内に少量の水分が誤って浸入
してしまうことがある。このような場合、冷媒が冷凍装
置内の全ての水分を含むことができずに、冷媒から水分
が析出してしまい、上述したような膨張手段の絞り部の
閉塞等の問題を引き起こすおそれがある。
ースの素材を変えることにより変動するものであること
を利用して上記の問題を解決する。つまり、冷凍装置内
に大気中の水分が透過してくる圧縮機1吸入側のゴムホ
ース2bより、冷凍装置内の水分が大気中に透過して放
出される圧縮機1吐出側のゴムホース2aのほうを水分
透過性が高い素材で形成し、図2の一点鎖線Zが示すよ
うにすばやく装置内の水分を大気中に放出し、バランス
水分濃度に収束するのに要する時間を短縮するととも
に、冷凍装置全体としてのバランス水分濃度を低く抑え
るようにする。
して図9に示すようなゴムホースにおいて、水分透過性
の高いニトリルブタジエンラバー(NBR)を外側内管
層32の材質とするゴムホースBを用い、一方,圧縮機
吸入側のゴムホース2aとして水分透過性の低い塩素化
ブチルゴム(Cl−IIR)を外側内管層32の材質と
するゴムホースAを用いる。いずれのホースも内側内管
層31の材質として水分は透過させるが冷媒の透過を防
ぐ6−12ナイロンを用い、補強層33の材質としてポ
リエチレンテレフタレート等の合成繊維を用い、外管層
34の材質として耐熱性の良好なエチレンプロピレンゴ
ム(EPDM)を用いる。
材質として水分透過性の高いクロロスルホン化ポリエチ
レンゴム(CSM)を用いてもよい。図10はこれら二
つのホースの水分透過性を示す図であり、ホースを湿度
100%の恒温槽内へ入れ、ホース外表面からホース内
側へ透過する水分量を各温度において測定したものであ
る。図10に示されるように圧縮機吐出側ホース2aは
圧縮機吸入側ホース2bよりも水分透過性は3倍近く大
きいことがわかる。また、各ホースとも温度が高くなる
ほど水分透過性が大きくなる傾向がある。運転時、冷凍
装置内において圧縮機吸入側の冷媒は低温であり、圧縮
機吐出側の冷媒は高温であるので圧縮機吐出側ホース2
aと圧縮機吸入側ホース2bとの水分透過量の差はさら
に拡がるので、前述の目的を達成するのに効果的であ
る。以下にその詳細を図11にしたがって説明する。
である。 T1 :圧縮機吸入側温度 T2 :圧縮機吐出側温度 a(T):温度TにおけるゴムホースAの水分透過率 b(T):温度TにおけるゴムホースBの水分透過率 P0 :大気中水蒸気分圧 P1 :圧縮機吸入側ゴムホース2b内における水分バラ
ンス時の水蒸気分圧 P2 :圧縮機吐出側ゴムホース2a内における水分バラ
ンス時の水蒸気分圧 ΔP1 :大気中水蒸気分圧と圧縮機吸入側のホース内水
蒸気分圧との差圧 P0 −P1 ΔP2 :圧縮機吐出側のホース内水蒸気分圧と大気中水
蒸気分圧との差圧 P2 −P0 C1 :圧縮機吸入側ゴムホース2bを透過して冷凍装置
内に入ってくる水分の透過速度 C2 :圧縮機吐出側ゴムホース2aを透過して大気中に
出ていく水分の透過速度 圧縮機吐出側と圧縮機吸入側とで同じゴムホースAを使
ったとき、ゴムホースは温度が高い圧縮機吐出側ほど水
分の透過率が高くなるので、数式1の関係がある。
圧の積で表され、数式2、数式3のようになっている。
は、水分が装置内に入ってくる透過速度と大気中に出て
いく透過速度が等しくなるということなので、このとき
数式4が成り立つ。
Aよりも水分透過性の高いゴムホースBを使った場合、
数式1で示した水分透過率の大小関係はさらに広がり数
式7のようになる。ここで、さきほどとの区別をつける
ためP1 およびP2 にはダッシュ(’)を付しておく。
率と差圧の積で表され、数式8、数式9のようになって
いる。
は、さきほども述べたように水分が装置内に入ってくる
透過速度と大気中に出ていく透過速度が等しくなるとい
うことなので、数式4が成り立つ。
(T1 ) ここで、ゴムホースAよりもゴムホースBのほうが水分
透過性が高いので、
3が成り立つ。
なるにつれて飽和水蒸気圧は急激に上昇するので、圧縮
機吸入側の大気中水蒸気分圧との差圧ΔP1 、ΔP1'よ
り圧縮機吐出側の大気中水蒸気分圧との差圧ΔP2 、Δ
P2'の方が数式13の不等式に対して支配的であるの
で、
時のゴムホース内水蒸気分圧P2 、P2'は、
高いゴムホースBを使ったときは圧縮機吐出側、吸入側
ともに同じゴムホースAを使ったときに比べて、水分バ
ランス時の圧縮機吐出側の水蒸気分圧は小さくなる。そ
してそれに伴い圧縮機吐出側のバランス水分濃度は低下
し、ひいては冷凍装置全体のバランス水分濃度が低下す
る。例えば図12に示すように、図4のC点におけるよ
うな非常な高温多湿の地域でも、運転時のバランス水分
濃度を350ppm以下に低下させることができる。
媒としてフロンHFC134aを用いたが、要は、低温
状態での飽和水分濃度が350ppmより上回っている
冷媒であればよく、例えばフロンHFC22もこの低温
時の飽和水分濃度が350ppm以上であるので、使用
可能である。
機1の吸入側と吐出側とのみに用いたが、冷凍装置の他
の部位例えばレシーバ4と膨張弁5との間、もしくはコ
ンデンサ3とレシーバ4との間にも用いてもよい。特
に、この場合は、コンデンサ3,レシーバ4,膨張弁5
側の位置が多少ずれても配管接続を容易に行うことがで
きる。更に、ゴムホースに代えて金属性配管の一部に水
分透過性の素材を用いても良い。この場合、取り付けの
自由度は失われることになるが、ゴムホース(水分透過
性素材)を介して冷凍装置中の水分を外界とバランスさ
せるという本発明の機能は達成できる。
aを冷媒として用いた場合、ポリアルキレングリコール
系の合成油を冷媒とともに冷凍装置を循環させている。
このポリアルキレングリコール系合成油は潤滑油として
作動し、冷媒とともに圧縮機1に吸入され圧縮機摺動部
の潤滑を行う。さらに、このポリアルキレングリコール
系合成油はフロンHFC134aよりさらに高い飽和水
分濃度を有するものであるので、冷凍装置の作動中潤滑
油が冷媒より分離した際には、その分離した潤滑油によ
り冷凍装置中に混入した水分を補足することができる。
示す説明図。
関係を示す説明図。
量を示す説明図。
の飽和水分濃度を示す説明図。
ースの断面図。
ゴムホースの水分透過特性。
Claims (4)
- 【請求項1】 冷媒の圧縮吐出を行う圧縮機と、 前記圧縮機より吐出された冷媒の凝縮を行う凝縮器と、 前記凝縮器により凝縮された液冷媒を減圧膨張する膨張
手段と、 前記膨張手段により減圧された低圧冷媒の蒸発を行う蒸
発器と、 これら各機器を接続して閉回路を構成する冷媒配管とを
備え、冷媒として前記膨張手段下流側の低温,低圧の状態で飽
和水分濃度が350ppm以上のものを用い、 前記冷媒配管のうち前記圧縮機の吐出側および前記圧縮
機の吸入側に水分の透過可能な素材よりなる冷媒配管を
用い、 さらに前記冷媒配管のうち前記圧縮機吐出側の冷媒配管
の水分透過量の方が、前記圧縮機吸入側の冷媒配管の水
分透過量より大きなものとし、 前記冷媒配管の経路内において水分を吸収するドライヤ
の非存在下で、前記冷媒および潤滑油を循環させること
を特徴とする冷凍装置。 - 【請求項2】 前記冷媒はフロンHFC134aおよび
フロンHFC22のいずれかであることを特徴とする請
求項1記載の冷凍装置。 - 【請求項3】 前記潤滑油はその飽和水分濃度が前記冷
媒の飽和水分濃度よりも大きなものであることを特徴と
する請求項1もしくは2記載の冷凍装置。 - 【請求項4】 前記潤滑油はポリアルキレングリコール
系の合成油であることを特徴とする請求項1ないし3の
いずれかひとつに記載の冷凍装置。
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