JP3230445U - 人員輸送用単軌条運搬台車 - Google Patents

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輝士 成廣
輝士 成廣
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株式会社サンキョウ
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Abstract

【課題】座席の着脱が容易に可能で、乗車する人員数に応じてスペースを有効に活用可能な人員輸送用単軌条運搬台車を提供する。【解決手段】運搬台車1は、単軌条上を自走可能なモノレールに牽引される人員輸送用単軌条運搬台車であって、床部2に、側面方向に延びて上方に向けて開口するレール3が、前後方向に沿って一定の間隔を設けて複数設置され、2つのレール3,3に、人員輸送用の椅子4の脚部4a,4bが着脱自在に嵌入される。【選択図】図1

Description

本考案は、単軌条上を自走可能なモノレールに牽引される人員輸送用単軌条運搬台車に関する。
山岳地における送電鉄塔建設工事等においては、作業現場までの道が整備されてないことが多く、工事資機材等の貨物及び工事作業員等の人員の輸送には、建設経費が安く、樹木の伐採も比較的少なく、気象条件にも左右されることが少なく、ルートの選択が比較的自由且つ急傾斜にも対応できる単軌条運搬機(以下、モノレールとも言う)を用いられることが多い。人員輸送用の単軌条運搬台車として、特許文献1には、シャーシ部から上方へ向けて突出させた脚に座席を設けて乗用部とした構成が開示されている。
実開平6−42510号公報
しかし、特許文献1で開示された単軌条運搬台車は、乗車人数が乗用部の数よりも少ない等して空いた乗用部に貨物を積載しようとする場合、座席が車体と一体になっているため、貨物を積載することができず、空いた乗用部がデッドスペースとなってしまうことがある。また、座席が車体と一体になっているため、座席の取り外そうとした場合、多くの時間を要する。
そこで本考案では、座席の着脱が容易に可能で、乗車する人員数に応じてスペースを有効に活用可能な人員輸送用単軌条運搬台車の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の考案は、単軌条上を自走可能なモノレールに牽引される人員輸送用単軌条運搬台車であって、床部に、モノレールの進行方向に対して直角方向に延びて上方に向けて開口するレールが、モノレールの進行方向に沿って一定の間隔を設けて複数設置され、レールに、人員輸送用の椅子の脚部が着脱自在に嵌入されることを特徴とする。
請求項2に記載の考案は、上記構成において、床部のモノレールの進行方向における両端部には、椅子を収納可能な収納箱が設置されることを特徴とする。
請求項3に記載の考案は、上記構成において、椅子は、折り畳み式の椅子であることを特徴とする。
請求項1に記載の考案によれば、乗車人数に合わせて座席を設置できるため、空いたスペースに貨物を積載可能となる。また、容易に座席の着脱を行えるため、短時間で乗車人数に合わせた座席を設置できる。
請求項2に記載の考案によれば、上記効果に加え、使用しない椅子を積載できるため、乗車人数の変化に柔軟に対応して座席を設置可能となる。また、人員輸送用単軌条運搬台車の前後両端に箱を設けた事で、乗車中の人員や積載した貨物の落下を防止し、安全を確保できる。
請求項3に記載の考案によれば、折り畳めない椅子を収納しようとする場合と比べ、椅子を収納する箱をより省スペースで設置可能となるため、人員や貨物の積載可能スペースを広くできる。
本考案の人員輸送用単軌条運搬台車を示す説明図である。 椅子を設置していない状態の人員輸送用単軌条運搬台車を示す平面図である。
以下、本考案の実施例の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本考案の人員輸送用単軌条運搬台車を示す説明図である。図2は、椅子を設置していない状態の人員輸送用単軌条運搬台車を示す平面図である。
人員輸送用単軌条運搬台車(以下、「運搬台車」という)1は、運搬台車1の前方に連結された駆動機構を備えたモノレール(図示せず)によって牽引されるものである。運搬台車1は、図1に示すように、前後に延びる長尺の床部2と、床部2上で前後方向に並設され、運搬台車1の左右に延びる複数のレール3と、2つのレール3にその脚部4a,4bを着脱自在に嵌入された人員輸送用の座席としての椅子4と、床部2の前端部及び後端部に設けられた収納箱5a,5bとを備える。
なお、図1には示していないが、実際の運搬台車1には、車輪及び落下防止手段等、単軌条上を移動し、人員や貨物を運搬する上で、安全を確保するために必要な設備を適宜備えている。また、図1では、収納箱5bの図面手前側の側面を透明化して示している。
レール3は、上方に向けて開口するコ字形状の鉄板によって形成される。レール3は、上方に向けて倒立する一方の壁3aは、他方の壁3bと比べ、左右方向で短く形成されている。
レール3は、2つのレール3,3を一組のレール群Rとして、図2に示すように、それぞれ椅子4の脚部4a,4bが嵌入可能な間隔で床部2上に設置される。この時、レール群Rでは、それぞれのレール3,3の他方の壁3b,3bが向かい合う向きで設置される。なお、レール群R,R間の間隔は任意に設定可能であるが、人員の乗車が可能な間隔が設けられることが望ましい。レール3の設置には、ボルトナット及び溶接等の公知の固定手段が用いられる。
収納箱5a,5bは、上面が開放した箱体である。床部2の前端部に設けられる収納箱5aは、前面及び両側面がメッシュ状に形成された金属板で形成され、後面が金属板で形成されている。床部2の後端部に設けられる収納箱5bは、後面及び両側面がメッシュ状に形成された金属板で形成され、前面が金属板で形成されている。収納箱5a,5bの設置には、ボルトナット及び溶接等の公知の固定手段が用いられる。
椅子4は、折り畳み式の椅子であって、肘掛け7と身体固定ベルト8とを備える。肘掛け7は、基端が椅子4の側面4cに回転可能に接続され、使用状態では、ストッパSによって下方から支持されている。肘掛け7は、椅子4との接続部を中心に上方へ向けて回転させることで折り畳み可能となっている。身体固定ベルト8は、椅子4の背もたれ部分4dの背面に設けられたベルト固定部9に挿通されることで椅子4に取り付けられている。なお、肘掛け7及び身体固定ベルト8は、材質、構造共に限定されない。また、椅子4は、肘掛け7及び身体固定ベルト8以外に乗車した人員の安全を確保するための設備を具備していても良く、当該安全を確保するための設備の何れかを少なくとも1つ備えていれば良い。
運搬台車1に、椅子4を設置する際は、折り畳み状態から使用状態とした椅子4の脚部4a,4bをレール群Rのレール3,3に嵌入する。これにより、前後方向への椅子4の移動が規制されるため、人員の乗用が可能となる。
一方、使用しない椅子4は、収納箱5a,5bに折り畳み状態で収納することで、使用しない椅子4を積載したまま、人員を輸送できる。
従って、乗車人数が増加した場合は、収納箱5a,5bから必要数の椅子4を取り出し、上記の方法で運搬台車1に設置することで、増加した人数分の座席を用意できる。一方、乗車人数が減少した場合は、必要のなくなった椅子4を収納箱5a,5bに収納すれば良い。
また、乗車人数分だけ椅子4を設置すれば良いため、乗車人数によっては、不必要な椅子4を収納箱5a,5bに収納することでスペースが生じ、図1に示すように、生じたスペースに貨物Fを積載可能となる。
上記形態の運搬台車1は、単軌条上を自走可能なモノレールに牽引される人員輸送用単軌条運搬台車であって、床部2に、側面方向に延びて上方に向けて開口するレール3が、前後方向に沿って一定の間隔を設けて複数設置され、2つのレール3,3に、人員輸送用の椅子4の脚部4a,4bが着脱自在に嵌入される。
このように構成された運搬台車1によれば、乗車人数に合わせて椅子4を設けることができるため、空いたスペースに貨物Fを積載可能となる。また、容易に椅子4の着脱を行えるため、短時間で乗車人数に合わせた椅子4を設置できる。
また、床部2の前端部及び後端部には、椅子4を収納可能な収納箱5a,5bが設置される。
よって、使用しない椅子4を積載できるため、乗車人数の変化に柔軟に対応して椅子4を設置可能となる。また、運搬台車1の前後両端に収納箱5a,5bを設けた事で、乗車中の人員や積載した貨物Fの落下を防止し、安全を確保できる。
また、椅子4は、折り畳み式である。
よって、折り畳めない椅子を収納しようとする場合と比べ、収納箱5a,5bをより省スペースで設置可能となるため、人員や貨物Fの積載可能スペースを広くできる。
以上は、本発明を図示例に基づいて説明したものであり、その技術範囲はこれに限定されるものではない。例えば、レールは、椅子の設置が可能であれば良く、床部に溝を設けることで形成される等しても良い。また、その設置数も任意に設定可能である。
また、レール群は、設置された椅子が運搬台車の側方を向くように設置されても良い。
また、収納箱は、椅子の収納と、人員及び貨物の落下防止とが可能であれば、その形状や大きさ、材質は限定されず、例えば、全面を鉄板で形成し、蓋が付く等しても良い。さらに、その設置数は、少なくとも運搬台車の前端部及び後端部に設けられていれば良く、任意に設定可能である。
また、椅子は、折り畳み式でなくてもよい。その場合、収納箱のサイズの変更、又は収納箱に収まるサイズの椅子の選定が必要となる。さらに、乗車した人員の安全を確保できるものであれば、椅子の構造は限定されない。
1・・運搬台車(人員輸送用単軌条運搬台車)、2・・床部、3・・レール、4・・椅子、4a,4b・・脚部、5a,5b・・収納箱。

Claims (3)

  1. 単軌条上を自走可能なモノレールに牽引される人員輸送用単軌条運搬台車であって、
    床部に、前記モノレールの進行方向に対して直角方向に延びて上方に向けて開口するレールが、前記モノレールの進行方向に沿って一定の間隔を設けて複数設置され、
    前記レールに、人員輸送用の椅子の脚部が着脱自在に嵌入されることを特徴とする人員輸送用単軌条運搬台車。
  2. 前記床部の前記モノレールの進行方向における両端部には、前記椅子を収納可能な収納箱が設置されることを特徴とする請求項1に記載の人員輸送用単軌条運搬台車。
  3. 前記椅子は、折り畳み式であることを特徴とする請求項1又は2に記載の人員輸送用単軌条運搬台車。
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