JP3227239U - マスク - Google Patents

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Abstract

【課題】眼鏡のくもりを回避し、二層の濾過効果を達成すると同時に、良好な通気性と捕集性を保持する、マスクを提供する。【解決手段】マスクは、第1通気層2と、第1通気層の一側に連接された第1静電層3と、第1通気層と第1静電層の間に定義された第1収容空間11と、第1静電層の一側に連接された第2静電層4と、第1静電層と第2静電層の間に定義された第2収容空間12と、第2静電層の一側に連接された第2通気層5と、第2静電層と第2通気層の間に定義された第3収容空間13を含み、マスクを装着したとき、口の中から吐き出される気体が順に第1収容空間、第2収容空間、第3収容空間を通過することで、気体が漂い広がる速度を緩慢にし、かつ第2収容空間が気体を堆積して吸収することで、眼鏡のくもりを防止し、二層の濾過効果を達成すると同時に、通気性と捕集性を保持する。【選択図】図3

Description

本考案はマスクに関し、特に、眼鏡によるくもりを防止し、二層の濾過効果を達成すると同時に、通気性と捕集性を兼ね備えたマスクに関する。
マスクは一般に口と鼻の部位に装着する用具を指し、主な用途は口と鼻を出入りする空気の濾過で、それにより細菌や粉塵、飛沫の装着者体内への出入りを遮断するものであり、現在のマスクは多くが布または紙材で製造され、かつほとんどが使い捨て製品に属する。
マスクは種類が多く、例えば、布マスク、紙マスク、医療用マスク、活性炭マスク、防塵(煙)マスク、平面マスク、立体マスクなどがあり、使用者が普段環境の清掃を行うときは、防塵マスクの装用が適しており、使用者に風邪や発熱、咳等の呼吸器系症状がある、または病院や映画館等の換気がよくない場所へ行くときは医療用マスクの装用が適している。多くのマスクの種類により、使用者は異なる場面でその場面に適したマスクを装着し、空気中の細菌や粉塵を濾過して疾病の伝播を減少することができ、同時に、自分の健康を保障することもできる。
現在市販されているマスクには二層式、三層式、四層式等が含まれ、そのうち最も一般的なのが三層式マスクであり、その構造は外側から内側に順に、撥(疎)水層、濾過層、親水層となっており、主な用途は撥水層が飛沫の付着防止、濾過層が空気中の細菌と塵埃の濾過、吸水層がその名から分かるように装着者の発生する口沫の吸収である。
しかしながら、使用者が眼鏡と従来の三層式マスクを同時に装着すると、呼吸によって眼鏡がくもりやすく、口の中から吐き出される気体が従来の三層式マスクを迅速に通過して眼鏡のレンズ上に到達する。後に貼付片を備えたマスクが生み出され、これは貼付片をマスクの鼻翼に対応する位置に設置することで、使用者が吐き出す気体を遮断し、気体が上に放出されないようにしてレンズがくもる状況を回避することができる。しかし、上述の貼付片を備えたマスクは使用時に貼付片が呼吸器を遮蔽し、呼吸が困難になる問題が生じやすく、同時にぴったり貼付できないために、くもり防止効果が不足することがある。
このほか、さらに四層式マスクがあるが、これは三層の不織布と一層の静電濾過層で構成される。このような四層式マスクは一層の不織布が多く設置されているが、材料自体の繊維の径が太く、気体に対して緩衝の効果を達成することができないため、やはりレンズのくもりを防止することはできない。
本考案の主な目的は、第1静電層、第2静電層、及び相互の連接で形成される第2収容空間を通じて、吐出される気体に対して堆積と吸収を行い、それにより眼鏡のくもりを回避し、二層の濾過効果を達成すると同時に、良好な通気性と捕集性を保持する、マスクを提供することにある。
以下この考案について説明する。請求項1に記載するマスクは主に、第1通気層と、第1静電層と、第2静電層と、第2通気層と、複数のストラップ部材と、を含み、該第1静電層が該第1通気層の一側に連接され、かつ該第1通気層と該第1静電層の間に第1収容空間が定義され、該第2静電層が該第1静電層の一側に連接され、かつ該第1静電層と該第2静電層の間に第2収容空間が定義され、該第1静電層と該第2静電層の密度及び繊維の径がいずれも異なり、該第2通気層が該第2静電層の一側に連接され、かつ該第2静電層と該第2通気層の間に第3収容空間が定義され、各該ストラップ部材が該マスク上に設置される。
請求項2に記載するマスクは、請求項1におけるマスク上に少なくとも1つの結合部が設けられ、かつ各該ストラップ部材の両端が該結合部に連接される。
請求項3に記載するマスクは、請求項1におけるマスク上に定型片が設置される。
請求項4に記載するマスクは、請求項1における第1静電層がメルトブロー式不織布である。
請求項5に記載するマスクは、請求項1における第2静電層がメルトブロー式不織布である。
請求項6に記載するマスクは、請求項1における第1静電層と該第2静電層の坪量が10g/m〜30g/mである。
請求項7に記載するマスクは、請求項1における第1通気層の坪量が17g/m〜30g/mである。
請求項8に記載するマスクは、請求項1における第2通気層の坪量が15g/m〜50g/mである。
上述の構造を通じて、眼鏡とマスクを同時に装着したとき、口の中から吐出される気体が順に、第1通気層、第1収容空間、第1静電層、第2収容空間、第2静電層、第3収容空間を通過し、最後に第2通気層を通過してマスクから離脱する。気体が第1静電層を通過して第2収容空間に入ると、第1静電層と第2静電層の構造により、気体が漂う速度が低下し、同時に第2収容空間により気体に対して堆積と吸収を行うことができる。このほか、該気体の漂う速度が低下することで、気体が緩慢な速度で順に第2静電層、第3収容空間、第2通気層を通過して、最後にマスクの外へ放出される。
気体が上述のように緩慢な速度でマスクの外へ放出されれば、一度に大量の気体が使用者のレンズ上に直接接触することがなく、これにより、レンズに大量の気体が接触し、気体が凝縮して小さな水滴となり、レンズに付着してくもりを発生する問題を回避でき、同時に第1静電層と第2静電層の密度及び繊維の径が異なる構造を通じて、マスクの捕集性及び通気性を維持し、細菌、粉塵を遮断するだけでなく、同時に使用者に円滑な呼吸をさせることもできる。
上述の技術により、従来の三層式マスク及び貼付片を備えたマスクに存在する眼鏡がくもりやすい、呼吸しにくい、という問題点を打破し、上述の利点の実用的な進歩性を達成することができる。
本考案の最良の実施例の立体図である。 本考案の最良の実施例の分解図である。 本考案の最良の実施例の図1のA−A線での断面図である。 本考案の最良の実施例の装着した状態を示す概略図である。 本考案の最良の実施例の息を吐く動作を示す概略図である。 本考案の最良の実施例の堆積を示す概略図である。 本考案の最良の実施例の放出を示す概略図である。 本考案の別の最良の実施例の立体図である。 本考案のさらに別の最良の実施例の立体図である。
図1から図3に示す本考案の最良の実施例の立体図から図1のA−A線断面図に示すように、本考案は、マスク1と、第1通気層2と、第1収容空間11と、第1静電層3と、第2収容空間12と、第2静電層4と、第3収容空間13と、第2通気層5と、複数のストラップ部材6を含み、そのうち、第1通気層2が第1静電層3の一側に連接され、第1静電層3が第2静電層4の一側に連接され、第2静電層4が第2通気層5の一側に連接され、かつ第1収容空間11が第1通気層2と第1静電層3の間に定義され、第2収容空間12が第1静電層3と第2静電層4の間に定義され、第3収容空間13が第2静電層4と第2通気層5の間に定義され、ストラップ部材6がマスク1上に設置される。
本実施例において、第1通気層2はマスク1を装着したとき、顔と口に接触する内側の材料であり、第2通気層5は外側の材料であり、第1静電層3と第2静電層4の密度及び繊維の径はいずれも異なる。このほか、ストラップ部材6は数量が2つであり、かつ弾性を備え、マスク1の耳ひもとなる。
上述の説明から分かるように、本技術の構造は、この構造の対応した組み合わせにより、眼鏡のくもりを回避でき、二層の濾過機能を達成すると同時に、マスク1の捕集性と通気性を保持する。詳細な解説は以下の説明のとおりである。
図1から図7に示す本考案の最良の実施例の立体図から気体の放出を示す概略図までを同時に参照する。上述の構造部材で構成したとき、図からはっきりと分かるように、使用者がマスク1と眼鏡を同時に装着したいときは、通常まずマスク1上のストラップ部材6を両耳に掛けてから眼鏡をかけるが、このときマスク1の構造により、使用者が息を吐くとき、口の中から吐出される気体7が順に第1通気層2、第1収容空間11、第1静電層3、第2収容空間12、第2静電層4、第3収容空間13、第2通気層5を通過してマスク1の外部に放出される。本実施例において、第1通気層2は水分の吸収に用いられ、第2通気層5は飛沫の防止に用いられる。
気体7が第1通気層2を通過するとき、第1通気層2が気体7中の水分の吸収を開始し、水分の第1通気層2通過を遮断し、一部の気体7が漂い第1通気層2を通過して、第1収容空間11に到達すると、第1通気層2に連接された第1静電層3に接触し、第1静電層3がその静電荷を持つ構造により、気体7内の粉塵及び細菌に対して濾過効果を発生し、粉塵及び細菌を第1収容空間11中に遮断する。
このとき、濾過された気体7は第1静電層3を通過して第2収容空間12に到達する。第2収容空間12に到達した後、気体7は第1静電層3に連接された第2静電層4に接触し、第2静電層4の静電荷を持つ構造を通じて、再度粉塵及び細菌を濾過し、気体7が漂う速度を緩慢にする効果を達成する。同時に、気体7を堆積して気体7を第2収容空間12中に貯蔵することができ、第2静電層4により遮断された気体7が緩慢な速度で漂い第2静電層4を通過し、かつ第3収容空間13中へ移動する。
第2静電層4に連接された第2通気層5の主な機能は飛沫を防止するとともに、空気中の粉塵及び細菌が人体の呼吸系に進入しないよう予防することであるが、第2通気層5は第2静電層4を補助して、気体7に対する緩和の効果を達成することもでき、第2収容空間12から出る気体7を再度緩和し、かつ第2通気層5を通過させた後、マスク1の外部に放出させることができる。
眼鏡がくもるのは、眼鏡の温度が吐出される気体7より低いため、吐出される気体7が眼鏡上のレンズに接触したとき、小さい水滴に凝縮してレンズ上に付着し、くもりの問題が発生する。しかし、くもりの消散速度も非常に速いため、一度に大量の気体7がレンズ上に接触した場合のみ、くもる状況が発生し、気体7が持続的にゆっくりと放出される場合は、くもりの生成速度が低下するため、くもり等の状況が発生しない。
このため、口の中から吐出される気体7が第2収容空間12の堆積と吸収、及び第3収容空間13の補助的遮断効果を経た後、緩慢な放出速度でマスク1中から放出されることで、レンズに一度に大量の気体7が接触することを回避し、気体7が凝縮して小さい水滴となり、レンズ上でくもりを発生することを防止する。
同様の原理で、使用者が吸気するときは、気体7が順に第2通気層5、第3収容空間13、第2静電層4、第2収容空間12、第1静電層3、第1収容空間11、第1通気層2を通過して最後に人体内に進入する。吸気と同時に、第1静電層3と第2静電層4の構造を通じて、繰り返しの濾過効果を達成することができ、空気中の粉塵と細菌が第2静電層4により遮断されず、第2静電層4を通過したときは、第1静電層3を利用して、再度粉塵と細菌に対して捕捉を行い、細菌濾過の効果を高め、二層濾過の機能を達成することができる。
このほか、上述の第1静電層3と第2静電層4の密度及び繊維の径が異なる構造を通じ、気体7に対して緩衝の効果を達成でき、上述の第2収容空間12は可動式の空隙であるため、第1静電層3と第2静電層4の緩衝效果を利用し、第2収容空間12の堆積吸収効果を組み合わせ、上述の気体7をゆっくり漂わせるという目的を達成することができる。
データによると、医療用マスクは細菌濾過効率が95%以上、かつ呼吸抵抗が5mmHO/cm以下の性能を備えていなければ、国の医療用マスクに対する規定を満たすことができない。第1静電層3と第2静電層4の密度及び繊維の径が異なる構造を利用して、上述の2項目の条件を同時に満たすことができ、細菌濾過効率と呼吸抵抗の間で適したバランスをとることで、本考案は空気中の粉塵と細菌を効果的に濾過することができるだけでなく、良好な通気効果を保つこともできる。
そのうち、第1静電層3と第2静電層4の坪量は10g/m〜30g/mである。上述の第1静電層3と第2静電層4の坪量10g/m〜30g/mの構造を通じて、気体7の堆積、粉塵及び細菌の濾過と同時に、全体の通気効果を高め、使用者が第1静電層3、第2静電層4、または第2収容空間12の構造によって呼吸が困難になる等の問題が発生することがない。気体7は第2収容空間12中に堆積されるものの、気体7が第2静電層4を通過して放出されないわけではなく、上述の第1静電層3と第2静電層4は気体7を第2収容空間12中に一時的に保存し、その構造を利用して継続的にゆっくりと第2収容空間12中の気体7を放出するだけであるため、第1静電層3と第2静電層4の坪量が上述の範囲内であれば、くもりを回避すると同時に、全体の通気性及び捕集性を保つことができる。
そのうち、第1通気層2の坪量は17g/m〜30g/mであり、本実施例において、第1通気層2の坪量は20g/mを例とするが、これに限定されない。第1通気層2の坪量20g/mの構造を通じ、使用者が呼吸または話をするときに発生する水気を効果的に吸収でき、同時にその坪量が20g/mであることは即ちその密度が低く、呼吸抵抗性が低いことを意味するため、第1通気層2は良好な通気性を備えている。これにより、第1静電層3と第2静電層4を補助し、全体に良好な通気効果を達成させることができる。
そのうち、第2通気層5の坪量は15g/m〜50g/mであり、本実施例において、第2通気層5の坪量は30g/mを例とするが、これに限定されない。第2通気層5の坪量30g/mの構造を通じ、外部から飛散する水気を効果的に防止でき、同時にその坪量が30g/mであることは即ち第2通気層5が良好な飛沫遮断性を備えていることを意味するため、第1静電層3と第2静電層4を補助して気体7の流速を緩慢にすることができ、第2収容空間12中にある気体7が第2静電層4を通過して第3収容空間13に移動し、かつ第2通気層5を通過しようとすると、第2通気層5の構造により、再度その漂う速度が低下するため、レンズ上にくもりが形成される確率が低下する。
そのうち、第1静電層3と第2静電層4はメルトブロー式不織布である。メルトブロー式不織布は、溶融したポリマーをスピナレットから噴出させ、加熱空気と冷却気流の相互の組み合わせで、噴出されたポリマーを切断して繊維にし、最後にスクリーンで捕集する方法により製造される不織布である。このため、メルトブロー式不織布を濾過材料とし、静電荷処理を施すと、メルトブロー式不織布の濾過効果を効果的に増進することができる。メルトブロー式不織布は繊維の径が小さいため、大きな表面積、小さな空隙、高い孔隙率という材質の特色を備えており、その材質の特色を通じて、それ自体が良好な濾過性と遮蔽性を具備している。これにより、空気中で発生する粉塵及び細菌に対して確実な濾過の効果を達成できるだけでなく、その遮蔽性を通じ、気体7が第1静電層3と第2静電層4の連接により生じる第2収容空間12中に堆積される。このため、第1静電層3と第2静電層4はメルトブロー式不織布の構造とすることで、全体の細菌濾過効果を強化するとともに、気体7の堆積効果も高め、レンズ上のくもりの発生を防止することができる。
上述では第1静電層3と第2静電層4の坪量が10g/m〜30g/mであると言及しており、本実施例においては、第1静電層3と第2静電層4の坪量が15g/mを例とするが、これに限定されない。これに基づき、第1静電層3と第2静電層4が同じ坪量の構造を通じて、追加コストを抑制することができ、1つの金型またはその他製造方法を必要とするのみで第1静電層3と第2静電層4を同時に生産できるため、余計な支出を減少することができる。また、第1静電層3と第2静電層4の坪量がいずれも15g/mであるとき、気体7の堆積効率と通気性が平衡を達成し、気体7をマスク1から排出する速度が低下してレンズ上にくもりを生じることができないようにし、同時に使用者の呼吸時に良好な通気効果を保つことができる。
同時に図8に示す本考案の別の最良の実施例の立体図を参照する。上述の構造部材で構成したとき、図からはっきりと分かるように、本実施例は上述の実施例とほぼ同じであるが、マスク1a上に別途少なくとも1つの結合部14aを設け、ストラップ部材6aの両端が該結合部14aに連接される。本実施例において、結合部14aは薄い布材を例とし、かつその数量は2つで、マスク1aの左右両側に位置する。結合部14aは該ストラップ部材6aの固定に用いられ、これによりストラップ部材6aをマスク1a上にしっかりと固定し、ストラップ部材6aが脱落しにくくすることができる。
さらに同時に図9に示す本考案のさらに別の最良の実施例の立体図を参照する。上述の構造部材で構成したとき、図からはっきりと分かるように、本実施例は上述の実施例とほぼ同じであるが、マスク1b上に別途定型片8bが設置され、定型片8bは可撓性の鼻梁ストリップを備えており、本実施例の定型片8bは鼻梁に対応する位置に設置される。これにより、使用者は定型片8bを通じて、マスク1bを使用者の鼻翼上に緊密に貼付させ、細菌がマスク1bの上側から放出される可能性を低下させると同時に、空気がマスク1bの上側から放出されてレンズに接触し、くもりを発生することを回避でき、全体の効果を高めることができる。
このように、本考案のマスクは次を重点として従来の技術を改善することができる。
第一に、第1収容空間11、第2収容空間12、第3収容空間13の構造を通じて、気体7がマスク1の通過に必要な時間を増加する。
第二に、第2収容空間12により使用者の口の中から吐出される気体7を堆積し、気体7の放出速度を緩慢にして、一度に大量の気体7がレンズ上に付着できないようにすることで、レンズのくもりが発生する可能性を回避する。
第三に、第1静電層3と第2静電層4の密度及び繊維の径が異なる構造を通じて、マスク1が細菌の濾過効率と呼吸抵抗の間でバランスを取ることを可能にし、同時に濾過と通気の効果を具備させる。
第四に、第1静電層3と第2静電層4の坪量が10g/m〜30g/mである構造を通じて、レンズにくもりが発生しないようにすると同時に、マスク1の通気性を保つことができる。
1、1a、1b マスク
11 第1収容空間
12 第2収容空間
13 第3収容空間
14a 結合部
2 第1通気層
3 第1静電層
4 第2静電層
5 第2通気層
6、6a ストラップ部材
7 気体
8b 定型片

Claims (8)

  1. マスクであって、主に、第1通気層と、第1静電層と、第2静電層と、第2通気層と、複数のストラップ部材と、を含み、
    該第1静電層が該第1通気層の一側に連接され、かつ該第1通気層と該第1静電層の間に第1収容空間が定義され、
    該第2静電層が該第1静電層の一側に連接され、かつ該第1静電層と該第2静電層の間に第2収容空間が定義され、該第1静電層と該第2静電層の密度及び繊維の径がいずれも異なり、
    該第2通気層が該第2静電層の一側に連接され、かつ該第2静電層と該第2通気層の間に第3収容空間が定義され、
    各該ストラップ部材が該マスク上に設置される、
    ことを特徴とする、マスク。
  2. 前記マスク上に少なくとも1つの結合部が設けられ、かつ各該ストラップ部材の両端が該結合部に連接されることを特徴とする、請求項1に記載のマスク。
  3. 前記マスク上に定型片が設置されたことを特徴とする、請求項1に記載のマスク。
  4. 前記第1静電層がメルトブロー式不織布である、ことを特徴とする、請求項1に記載のマスク。
  5. 前記第2静電層がメルトブロー式不織布である、ことを特徴とする、請求項1に記載のマスク。
  6. 前記第1静電層と該第2静電層の坪量が10g/m〜30g/mである、ことを特徴とする、請求項1に記載のマスク。
  7. 前記第1通気層の坪量が17g/m〜30g/mである、ことを特徴とする、請求項1に記載のマスク。
  8. 前記第2通気層の坪量が15g/m〜50g/mである、ことを特徴とする、請求項1に記載のマスク。
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