JP3224156U - 電気自動車充電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】移動して自動的に充電できる給電台車の設置により、充電ステーションに係る設置コストを抑えながら、充電の利便性を高めた電気自動車充電システムを提供する。【解決手段】電気自動車が駐車可能な複数の駐車スペースを備える駐車場に設置される電気自動車充電システムであって、充電ステーションと、充電ステーションと連結される給電台車とを備え、充電ステーションは充電指示信号及び測位信号を受信することができ、給電台車はナンバープレート認識モジュールを含むと共に充電ステーションから受け取った電力を電気自動車に給電し、充電ステーションは充電指示信号及び測位信号を受信した後まず給電台車を制御して電気自動車が駐車している駐車スペースへ移動させ、次に給電台車に搭載されたナンバープレート認識モジュールを利用して電気自動車のナンバープレートを識別し、識別完了後、給電台車が電気自動車を自動的に充電する。【選択図】図2

Description

本考案は、充電システムに関し、特に電気自動車充電システムに関するものである。
環境保護に関する社会意識が徐々に高まるにつれて、化石燃料を利用する車両など、環境汚染を招く多くの製品が段々に淘汰され、それに対し、電気をエネルギー源として利用する電気車両は、二酸化炭素の排出量や大気汚染の程度が低いので、未来の主要な車両となりつつある。
電気自動車において、現在の充電手段は、自宅に設置される充電設備を利用し、又は、外出先で充電が必要となった時は、充電スタンドを有する充電ステーションにおいて充電を行う。現在の電気自動車用充電ステーションには、複数台の電気自動車を充電するために、複数の充電スタンドが設置されている。
しかしながら、複数の充電スタンドを設置するとなると、設置コストの増大を招き、また、充電スタンドは、特定の場所にしか設置できなく、任意の位置に移動させることができないことから、利用者はわざわざ、電気自動車を充電スタンドの横まで移動させる必要があるので、非常に不便であった。
さらに、既存の、全ての駐車スペースの横に充電スタンドが設置される駐車場の場合、複数の駐車スペースの何れかの一つに駐車すれば電気自動車を充電できることから、充電の利便性が向上しているが、駐車スペースごとに充電スタンドを設置する必要があるので、設置コストが非常に高かった。
さらに、使用者が電気自動車を駐車した後、当該電気自動車への充電を忘れてしまった場合、次回運転する際にバッテリー切れにより運転できなくなってしまうので、支障が生じることがあった。
本考案は、前記の従来技術の欠点に鑑みてなされたものであり、電気自動車が駐車している駐車スペースへ移動させて、当該電気自動車を自動的に充電できる給電台車が設置することにより、充電ステーションに係る設置コストを抑えながら、充電の利便性を高めた電気自動車充電システムを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本考案は複数の駐車スペースを備えた、電気自動車が駐車可能な駐車場に設置される、電気自動車充電システムであって、充電ステーションと、該充電ステーションと連結される給電台車とを含み、前記充電ステーションは、充電指示信号及び測位信号を受信することができ、前記給電台車は、ナンバープレート認識モジュールを含むと共に、前記充電ステーションから受け取った電力を電気自動車に給電し、前記充電ステーションは、充電指示信号及び測位信号を受信した後、まず、前記給電台車を制御して、電気自動車が駐車している駐車スペースへ移動させ、次に、該給電台車に搭載されたナンバープレート認識モジュールを利用して、該電気自動車のナンバープレートを識別し、識別完了後、該給電台車が該電気自動車を自動的に充電することを特徴とする。
上記の技術手段によって、本考案の電気自動車充電システムは、少なくとも以下の優れた点と効果を有している。
1、本考案の給電台車によると、自動的に電気自動車を充電することができるので、使用者が電気自動車を駐車した後、当該電気自動車への充電のし忘れを回避できる。
2、本考案の給電台車は、急速充電機能を持つ蓄電池設備を採用することで、効率よく充電することができる。
3、本考案の充電ステーションは、給電台車を充電する時に使用する電源の種類を、一般発電施設(ピーク時期電力とオフピーク時期電力を含み)や再生可能エネルギー発電施設から適切に選択することができるので、エネルギーの節約、二酸化炭素排出量の削減、電気代の削減といった利点が得られる。
4、本考案に係る電気自動車は、電力消費速度、電力消費量、及び残存電力量の情報を、リアルタイムで充電ステーションに送信できるので、充電ステーションは、これらの情報に基づいて、供給される電源の種類を調整することで、給電台車に対して最も効率的な方式での充電を指示することができる。
5、本考案の電気自動車充電システムを利用する駐車場では、数台の給電台車のみ配置すれば、当該駐車場に駐車されている複数の電気自動車を充電することが可能であり、電気自動車ごとに一台の給電台車を配置する必要はないので、設置コストを抑えられると同時に、充電スタンドと充電場所不足の問題も改善することができる。
6、充電ステーションでは、有線、無線、または接触式の方法で給電台車を充電できることから、本考案の電気自動車充電システムを設置する時、駐車スペースの配置や車両の車間距離などを考慮した上で、有線充電式、無線充電式、または接触充電式の給電台車を選択することができるので、設置の自由度が高い。さらに、駐車場には、充電タイプの異なる電気自動車に対応させるため、充電タイプの異なる給電台車を交互に配置することもできる。
本考案の電気自動車充電システムの構成を示す模式図である。 本考案の電気自動車充電システムの第1好適な実施例における構成を示すブロック図である。 本考案の電気自動車充電システムの給電台車を示す平面図である。 本考案の電気自動車充電システムにおいて、無線で給電台車を充電する様子を示す模式図である。 本考案の電気自動車充電システムにおいて、有線で給電台車を充電する様子を示す模式図である。 本考案の電気自動車充電システムの第2好適な実施例における構成を示すブロック図である。
図1及び図2に示すように、本考案は、駐車場80に適用できる電気自動車充電システムであって、充電ステーション20と給電台車30を備え、電気自動車90が該駐車場80の駐車スペース81に駐車されると、移動自在の給電台車30が、電気自動車90が止まっている場所へ移動して該電気自動車90を充電する。
駐車場80に設置される前記充電ステーション20は、充電指示信号及び測位信号を受信することができ、且つ有線、無線、または接触式で前記給電台車30を充電することもできる。図4は、該充電ステーション20が無線で該給電台車30を充電する態様であって、該充電ステーション20は、一つ以上の充電スタンド21と、該一つ以上の充電スタンド21に設置される第1充電探知端末23をさらに含み、図5は、該充電ステーション20が有線で該給電台車30を充電する態様である。
前記給電台車30は、前記充電ステーション20に連結されることにより電力を供給し、その供給された電力を電気自動車90に供給するものである。前記給電台車30は、有線、無線、または接触式など、異なる連結方式を介して、該充電ステーション20と連結され、また、該給電台車30は、電気自動車90に電力を供給するため、送電端末33を有する。本考案における、該給電台車30が無線で該充電ステーション20と連結される実施例では、該給電台車30が、前記第1充電探知端末23から無線で電力を受け取る第2充電探知端末35をさらに含み、本考案における、該給電台車30が接触式で該充電ステーション20と連結される実施例では、該第1充電探知端末23が、該第2充電探知端末35と接触式で連結されて電力を転送する方法で、該給電台車30を充電する。また、本考案の他の好適な実施例では、該給電台車30が、有線で該充電ステーション20と連結され、該給電台車30が、該充電ステーション20から供給された電力を、直接に電気自動車90へ供給する。
前記給電台車30は、ナンバープレート認識モジュール37をさらに含み、該ナンバープレート認識モジュール37は、該給電台車30に設置され、電気自動車90のナンバープレートを識別するために使用され、それにより、該給電台車30が正確に所定の電気自動車90を充電することができる。
前記給電台車30は、電気自動車90を充電するために、電気自動車90のシャーシの下部に移動する必要があるので、該給電台車30の高さが通常の電気自動車90のシャーシの高さより低く設定されている。尚、前記給電台車30から有線、無線、または接触式で電気自動車90を充電するために、電気自動車90のシャーシには、有線、無線、または接触式で前記送電端末33と連結できるシャーシ充電端末91が設置される。例えば、前記シャーシ充電端末91が有線で該送電端末33と連結される態様では、該送電端末33を給電プラグ、該シャーシ充電端末91を充電口とすることで、該給電プラグを該充電口に差し込むことにより充電作業を行う。また、前記シャーシ充電端末91が無線で該送電端末33と連結される態様では、該送電端末33を給電プレート、該シャーシ充電端末91を充電プレートとすることで、該給電プレートから該充電プレートへエネルギーを転送することにより充電作業を行う。また、該シャーシ充電端末91が接触式で該送電端末33と連結される態様では、該送電端末33を該シャーシ充電端末91に接近させることにより、該送電端末33から該シャーシ充電端末91へエネルギーを転送して充電作業を行なう。尚、前記シャーシ充電端末91の近くには、RFIDチップや、一次元バーコードまたは二次元バーコード(例えば、QR code、Barcode)がさらに配置されると共に、前記給電台車30には、充電認識モジュール39がさらに設置され、該充電認識モジュール39は、RFIDチップを感知する感知器や、一次元バーコードあるいは二次元バーコードを読み取るスキャンナー、又は被写体認識機能付きカメラであってもよい。このような構成によれば、該給電台車30を正確な角度に微調整して、該シャーシ充電端末91と位置合わせすることができる。
次に、本考案の充電指示信号及び測位信号を生成する技術手段について説明する。
本考案の第1実施例では、充電指示信号及び測位信号は、制御設備10によって生成される。
前記制御設備10は、充電指示信号及び測位信号を生成するために、電気自動車90に設置される。具体的に述べると、該制御設備10は、制御ユニット11と、該制御ユニット11と電気的に連結される測位モジュール13及び無線通信モジュール15を含み、該制御ユニット11によって該充電指示信号が生成され、該測位モジュール13は、電気自動車90の位置を測定すると共に、生成された測位信号を該制御ユニット11に転送し、該無線通信モジュール15は、該充電指示信号及び測位信号を前記充電ステーション20に送信する。尚、前記測位モジュール13は、Wi−Fi測位モジュールや、GPS測位モジュール、又はブルートゥース、Zigbee、IEEE測位など他の測位方法を用いる測位モジュールであってもよく、該無線通信モジュール15は、3G、4G、5G通信プロトコルを備えた長距離無線通信モジュールや、Wi−Fi無線通信モジュール、ブルートゥース無線通信モジュール、またはZigbee無線通信モジュールであってもよく、 制御設備10は、車載コンピューター(車載電子機器)であってもよい。
図6に示すように、本考案の第2実施例では、前記測位信号は、前記制御設備10によって生成されると共に、前記充電指示信号は、操作モジュール41によって生成され、該操作モジュール41は移動装置40に配置される。尚、該移動装置40は、スマートフォンまたはタブレットであってもよく、第1実施例との相違点は、該充電指示信号が該操作モジュール41によって送信されることであり、使用者が該電気自動車90を駐車後、前記移動装置40を介して、該操作モジュール41を操作することで、該充電指示信号を前記充電ステーション20に送信し、同時に前記制御設備10から該充電ステーション20に測位信号を送信することで、前記給電台車30が該電気自動車90へ充電をしにいく。
本考案の第3実施例では、前記測位信号は、各駐車スペース81に配置される測位用撮影モジュール83によって生成され、前記充電指示信号は、前記操作モジュール41によって生成される。電気自動車90が駐車した後、該測位用撮影モジュール83が該電気自動車90のナンバープレートを識別して測位信号を生成して、前記充電ステーション20に送信し、該充電ステーション20は、該充電指示信号及び測位信号を受け取った後、前記給電台車30を駆動して、駐車スペース81に駐車している電気自動車90を充電しに行く。
本考案の第4実施例では、前記測位信号は、前記測位用撮影モジュール83によって生成され、前記充電指示信号は、前記制御設備10によって生成される。
次に、上記した構成要素により、本考案の使用方法について説明する。
S11:まず、充電指示信号及び測位信号を生成する。
本考案の第1実施例では、使用者が電気自動車90を駐車スペース81に駐車した後、前記制御設備10が、前記測位モジュール13を介して、該電気自動車90の位置情報を測定して測位信号を生成すると同時に、前記制御ユニット11を介して充電指示信号を生成し、さらに、前記無線通信モジュール15を介して、該測位信号及び充電指示信号を前記充電ステーション20に送信する。
S12:次に、前記充電ステーション20が前記給電台車30を制御して、電気自動車90を充電する。
前記充電ステーション20は、前記測位信号及び充電指示信号を受信した後、該測位信号に従って前記給電台車30を制御し、当該電気自動車90の場所へ移動させて、該電気自動車90を充電する。該電気自動車90が完全に充電された後、該充電ステーション20が該給電台車30を制御して、該充電ステーション20に戻して待機させる。詳しく述べると、前記制御設備10は、該電気自動車90の車載バッテリーの電力量が100%に達したことを検出すると、無線通信モジュール15を介して、該充電ステーション20に信号を送信し、該充電ステーション20が該給電台車30を制御して、該充電ステーション20に戻って充電する。
さらに、前記給電台車30は、使用者の制御により、手動または自動で該電気自動車90を充電することが可能である。手動の場合、使用者は、該電気自動車90を駐車した後、前記制御設備10を手動で操作して、測位信号及び充電指示信号を、前記充電ステーション20に送信し、該充電ステーション20がこれらの情報に基づいて、該給電台車30を制御し、該電気自動車90を充電する。一方、自動の場合は、使用者が、該制御設備10において自動充電モードを予め設定し、該制御設備10が、充電条件を受信した後、自動的に該充電ステーション20に測位信号及び充電指示信号を送信し、該充電ステーション20がこれらの情報に基づいて、該給電台車30を制御し、該電気自動車90を充電する。また、その充電条件とは、該電気自動車90の電源が切れた(パワースイッチオフ)状態であり、つまり、該制御設備10が該電気自動車90の電源が切れた状態を検出すると、測位信号及び充電指示信号を該充電ステーション20に自動的に送信する。
本考案の第5実施例では、前記給電台車30に前記充電ステーション20から提供される電力を蓄えるために、蓄電池設備31がさらに設置され、該蓄電池設備31は、電気自動車90の車載バッテリーの蓄電容量よりも大きい蓄電池であり、より詳しく述べると、該蓄電池設備31は、リチウム鉄蓄電池や、リチウムイオン電池、鉛蓄電池、燃料電池のいずれか一つであってもよい。また、前記蓄電池設備31は、耐火性および防爆性を持つ材料で構成されてもよく、必要に応じて、火事や爆発などの事故を防ぐために、無酸素状態を保つことができる貯蔵容器に収納されてもよい。この構成によれば、電気自動車90が駐車スペース81に駐車する前に、該蓄電池設備31を、前記充電ステーション20で事前に完全に充電した状態で待機し、電気自動車90が駐車スペース81に駐車した後、該蓄電池設備31内に蓄えられた電力で該電気自動車90を充電する。尚、本考案によれば、該電気自動車90への充電に急速充電技術を採用することにより、充電速度を数倍に向上させることができる。
例えば、自宅で充電する場合、電力が限られているため、220V/20A(4400VA)の電力で電気自動車90を充電した場合、充電容量=220Vx20Ax0.92(充電器効率/力率)=4.048KWであり、100KW−hrの電気自動車90を、二日間の運転した後、自宅の一般発電施設から供給される電力で充電する場合、完全充電するまで、ほぼ24時間の時間がかかってしまう(4.048KWx24.7hr≒100KW−hr)。
それに対し、本考案のように、急速充電技術を採用した給電台車30により前記電気自動車90を充電する例としては、仮に該電気自動車90が一日以上自宅にない場合、上述したように、自宅で、一日かけて給電台車30に4.048KWx24.7hr≒100KW―hrの電力を充電し、該電気自動車90を一日運転した後、急速充電技術を採用した、充電済みの給電台車30によって、100KW―hrの電力を2〜5時間のみで該電気自動車90に迅速に充電することができる。
本考案の第6実施例では、前記充電ステーション20への電力の供給を、一般発電施設または再生可能エネルギー発電施設から受けることができ、また、該一般発電施設から供給される電力は、電力需要ピーク時に供給されるピーク時期電力と、電力需要非ピーク時に供給されるオフピーク時期電力に区分される。具体例を挙げると、太陽光発電所から電力の供給を受ける場合、太陽光発電には、発電効率が低いという欠点を有するので、本考案では、しばらく使わない待機中の給電台車30を長時間かけて充電することにより、上記欠点を克服することができる上、省エネかつ炭素削減効果も達成でき、更に、本考案では、前記給電台車30を充電する時間帯を調整することができることから、例えば、電力需要非ピーク時に該給電台車30にオフピーク時期電力を供給することで、電気代を大幅に削減できる。
上述のように、本考案の第7実施例では、再生可能エネルギーによる蓄電池設備31への充電速度が遅すぎるので、このような充電時間が長すぎるとの状況を想定して、本考案の充電ステーション20ではさらに、一般発電施設から供給される電力を利用して、再生可能エネルギーによる充電を補助することができる。詳しく述べると、前記制御設備10は、長距離通信機能を持つ無線通信モジュール15を介して、該電気自動車90の電力消費状況を前記充電ステーション20に送信することで、該充電ステーション20が再生可能エネルギー発電施設及び一般発電施設から供給される電力の割合を調整することにより、より一層省エネかつ炭素の削減及び電気代の削減を向上させると共に、再生可能エネルギーでの充電速度が遅すぎるといった問題を回避できる。具体的に述べると、前記制御設備10は、前記蓄電池設備31のリアルタイム消費電力Pd及び既消費電力Edを計算して、前記充電ステーション20に送信し、該充電ステーション20がこれらの情報に基づいて、以下に示す計算式により、該電気自動車90の充電要求電力量Pcを算出する。
Pc=Pd+(Ed-Ec)/t
前記Ecは、前記蓄電池設備31が充電した電力を表し、前記tは、既消費電力の期待時間の係数を表す。尚、実際の状況に応じて、例えば、t=2(hr)に調整することもできる。
最後に、必要な総電力を、以下に示す計算式により算出する。
N+Pp=Pc*k―Pr
前記PNは、電力需要非ピーク時に供給されるオフピーク時期電力を表し、前記Ppは、電力需要ピーク時に供給されるピーク時期電力を表し、前記Prは、再生可能エネルギー発電施設から該蓄電池設備31に供給される電力を表す。尚、前記kは、該蓄電池設備31の蓄積電力が該既消費電力Edよりk倍大きくすべきである係数を表し、この設定により、前記給電台車30による該車載バッテリーへの完全充電を確実に行う。また、本考案の電気自動車充電システムの管理者は、前記係数kを、実際の状況に応じて調整することができ、例えば、該係数kを、1.1や、1.2、1.3に調整してもよく、これは、前記蓄電池設備31の蓄積電力が、該既消費電力Edより1.1倍や、1.2倍、1.3倍大きくすべきであることを表す。
本考案の第8実施例では、前記給電台車30が、屋内で測位作業を正確に行えるようにするために、慣性測定ユニット(INERTIAL MEASUREMENT UNIT)をさらに備える。詳しく述べると、屋内駐車場ではGPSによって測位情報を得られないので、該給電台車30は、前記ナンバープレート認識モジュール37及び慣性測定ユニットを利用することにより、屋内測位を行って電気自動車90を正確に捜し出して充電を行う。充電完了後は、該給電台車30が、この屋内測位情報を利用して、該充電ステーション20に戻って再び蓄電し、さらに、該給電台車30は、該ナンバープレート認識モジュール37を介して、電気自動車90のナンバープレートを識別することで、どの電気自動車90が充電待ち状態であるかを正確に判断する。また、予め各駐車スペース上には識別番号を設定されており、使用者が前記制御設備10または操作モジュール41を介して、当該駐車スペースの識別番号を入力すると、その情報が該充電ステーション20に送信され、該充電ステーション20が当該識別番号に対応する駐車スペースに該給電台車30を移動し、該ナンバープレート認識モジュール37を介して、電気自動車90のナンバープレートを識別して、充電待ちの電気自動車90に対して正確に充電を行う。
さらに、新規の屋内駐車場または駐車エリアに対応できるように、前記給電台車30に走行パターンを予め記憶させておくことで、異なる駐車エリアにおいても迅速に解析できる能力を持たせている。また、前記ナンバープレート認識モジュール37及び慣性測定ユニットを利用し、入手した測位情報及び画像を利用して、機械学習(Machine Learning)方法を用いて、該屋内駐車場をマッピングすることにより、あらゆる駐車場に適用させるので、駐車場のマップを人力で作成する手間を省くことができる。
本考案の給電台車30のサービス利用方法について説明する。前記各給電台車30は、インターネットに接続する機能をさらに備えることから、該電気自動車90の電力量や、位置、状態、モデルなど、さらに利用者の情報を中央サーバに送信することができ、該中央サーバは、これらの情報を記録して認証を経た後、サービスを利用し始める。利用者は、該中央サーバにオンラインでアクセスして、アカウントの申請及びクレジットカード決済の設定をすることができ、また、該中央サーバは、本考案を利用する度に、消費電力量及び使用モードに基づいて使用料金を計算する。さらに、本考案は、意図的な破壊や盗難を防ぐため、当該駐車スペース81の利用認証が確認された場合にのみ、該給電台車30が、前記充電ステーション20から移動する。また、Mesh WiFiシステムを利用して、全ての駐車スペース81の充電サービス利用状況をモニタリングするネット環境を作り出すことで、セキュリティ上の安全性を確保しており、充電完了後、利用者は、該充電ステーション20の支払いシステムを利用して、クレジットカードまたは仮想口座で支払うことができる。
以上の説明は、本考案の好ましい実施形態に過ぎず、本考案に対して何ら限定を行うものではない。本考案について、比較的好ましい実施形態をもって上記のとおり開示したが、これは本考案を限定するものではなく、すべての当業者が、本考案の技術構想を逸脱しない範囲において、本考案の技術の本質に基づいて上記の実施形態に対して行ういかなる簡単な修正、変更及び修飾も、依然としてすべて本考案の技術構想の範囲内にある。
10 制御設備
11 制御ユニット
13 測位モジュール
15 無線通信モジュール
20 充電ステーション
21 充電スタンド
23 第1充電探知端末
30 給電台車
31 蓄電池設備
33 送電端末
35 第2充電探知端末
37 ナンバープレート認識モジュール
39 充電認識モジュール
40 移動装置
41 操作モジュール
80 駐車場
81 駐車スペース
83 測位用撮影モジュール
90 電気自動車
91 シャーシ充電端末

Claims (12)

  1. 電気自動車が駐車可能な複数の駐車スペースを備える駐車場に設置される、電気自動車充電システムであって、充電ステーションと、該充電ステーションと連結される給電台車とを備え、
    前記充電ステーションは、充電指示信号及び測位信号を受信することができ、
    前記給電台車は、ナンバープレート認識モジュールを含むと共に、前記充電ステーションから受け取った電力を電気自動車に給電し、
    前記充電ステーションは、充電指示信号及び測位信号を受信した後、まず、前記給電台車を制御して、電気自動車が駐車している駐車スペースへ移動させ、次に、該給電台車に搭載されたナンバープレート認識モジュールを利用して、該電気自動車のナンバープレートを識別し、識別完了後、該給電台車が該電気自動車を自動的に充電することを特徴とする電気自動車充電システム。
  2. 電気自動車に設置され、充電指示信号及び測位信号を発生する制御設備をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の電気自動車充電システム。
  3. 電気自動車に設置され、測位信号を発生する制御設備と、移動装置に設置され、充電指示信号を発生する操作モジュールとをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の電気自動車充電システム。
  4. 駐車スペースごとに設置され、電気自動車が駐車スペースに駐車する際に該電動自動車のナンバープレートを識別して測位信号を発生する測位用撮影モジュールと、移動装置に設置され、充電指示信号を発生する操作モジュールとをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の電気自動車充電システム。
  5. 少なくとも一つの駐車スペースに設置され、電気自動車が当該駐車スペースに駐車する際に該電動自動車のナンバープレートを識別して測位信号を発生する測位用撮影モジュールと、電気自動車に設置され、充電指示信号を発生する操作モジュールとをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の電気自動車充電システム。
  6. 前記充電ステーションは、再生可能エネルギー発電施設及び一般発電施設から電力供給を受け、一般発電施設から供給される電力が、電力需要のピーク時に供給されるピーク時期電力と、電力需要の非ピーク時に供給されるオフピーク時期電力に区分され、
    また、該充電ステーションは、受け取った電気自動車の車載バッテリーの電力消費状況の情報に基づいて、再生可能エネルギー発電施設及び一般発電施設から供給される電力の割合を調整することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電気自動車充電システム。
  7. 前記給電台車は、車載バッテリーよりも大きな蓄電容量を有する蓄電池設備と、電気自動車のシャーシに設置されるシャーシ充電端末に対して有線、無線または接触方式で自動的に接続される送電端末とを含むことを特徴とする請求項6に記載の電気自動車充電システム。
  8. 前記充電ステーションは、車載バッテリーのリアルタイム消費電力及び既消費電力の情報を受け取った後、Pc=Pd+(Ed−Ec)/tの計算式にて、まず前記給電台車の必要な充電要求電力量を算出し、Pcは、充電要求電力量を表し、Pdは、リアルタイム消費電力を表し、Edは、既消費電力を表し、Ecは、該給電台車に搭載される前記蓄電池設備に充電された電力を表し、tは、既消費電力の期待時間を表し、
    次に、一般発電施設から供給される電力は、PN+Pp=Pc*k―Prの計算式により計算され、PNは、電力需要非ピーク時に供給されるオフピーク時期電力を表し、Ppは、電力需要ピーク時に供給されるピーク時期電力を表し、Prは、再生可能エネルギー発電施設から該蓄電池設備に供給する電力を表し、kは、該蓄電池設備の蓄積電力が該既消費電力Edよりk倍大きくすべきである係数を表すことを特徴とする請求項7に記載の電気自動車充電システム。
  9. 前記車載バッテリーのリアルタイム消費電力及び既消費電力は、当該電気自動車に搭載される車載コンプーターによって計算されることを特徴とする請求項8に記載の電気自動車充電システム。
  10. 前記充電ステーションは、無線で前記給電台車を充電することを特徴とする請求項9に記載の電気自動車充電システム。
  11. 前記充電ステーションは、有線で前記給電台車を充電することを特徴とする請求項9に記載の電気自動車充電システム。
  12. 前記充電ステーションは、接触式で前記給電台車を充電することを特徴とする請求項9に記載の電気自動車充電システム。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111231705A (zh) * 2020-02-20 2020-06-05 重庆国翰能源发展有限公司 一种车位无线充电装置
CN115179781A (zh) * 2022-07-25 2022-10-14 山东中科创智能源科技有限公司 一种无线充电引导系统
WO2024038912A1 (ja) * 2022-08-18 2024-02-22 ユビ電株式会社 情報処理装置
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