JP3221894B2 - 分岐オルガノポリシロキサンの製造方法 - Google Patents

分岐オルガノポリシロキサンの製造方法

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    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/06Preparatory processes

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な分岐オルガノポリ
シロキサンの製造方法に関する。詳しくは、式SiO2
で示されるポリシロキサン単位を分岐の中心部分とし、
ジオルガノポリシロキサン単位を枝とする新規分岐オル
ガノポリシロキサンの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】分子内に分岐を有するオルガノポリシロ
キサンは数多く提案されており、また上市されている。
しかし、式SiO2 で示されるポリシロキサン単位を分
岐の中心とするオルガノポリシロキサンはあまり報告さ
れていない。また、これまでに報告されているそれらの
分岐オルガノポリシロキサンの大多数は単にSiO2
分とジオルガノポリシロキサン成分とを混合、反応させ
ただけのものにすぎず、構造が明確といえるものではな
い。例えば、H.Huang らによるPolymer Bulletin, 14
巻、557−564ページ(1985年)には、両末端
水酸基含有ポリジメチルシロキサンとテトラエチルシリ
ケートとをゾルーゲル法により反応させた重合物の記載
があるが、この重合物はジオルガノポリシロキサンの両
端が分岐中心と結合してしまっており、明確な構造を持
つとは言えない。これまでに、式SiO2 で示されるポ
リシロキサンを分岐の中心とし、しかもジオルガノポリ
シロキサン成分の片方のみが正確にその分岐中心に結合
した、いわゆるスター型オルガノポリシロキサンは報告
されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、式SiO2 で示されるポリシロキサンを分岐の中心
とし、ジオルガノポリシロキサンの片方の末端のみが正
確に中心に結合した分岐オルガノポリシロキサンの製造
方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、式(I):〔SiO4/2 X 〔R1 2(O
H)SiO1/2 y 〔R1 3SiO1/2 z 〔RO1/2
u (式中、R1 は1分子中同一であるか又は独立に炭素数
1〜8のアルキル基、ハロゲン化アルキル基もしくはア
ルケニル基、又はアリール基であり、Rは水素原子又は
炭素数1〜8のアルキル基であり、2≦x≦500,2
≦y+z+u≦150,2≦y,0≦z,0.3≦(y
+z+u)/x≦3,0≦u/(x+y+z)≦0.1
である。)で表わされるポリシロキサンと、アルカリ金
属化合物とを反応させた後、〔SiR2 3 O〕m (式
中、R2 ,R3 はR1 と同じに定義され、3≦m≦8で
ある。)で表わされる環状オルガノポリシロキサンと
反応させ、次にトリオルガノモノハロシランあるいはプ
ロトン酸で末端封止することを特徴とする分岐ポリオル
ガノシロキサンの製造方法を提供する。
【0005】この製造方法の原料となる、式(I)で示
されるシラノール基含有オルガノポリシロキサンは、従
来公知の方法によって製造され得るが、例えば、〔Si
2 X 〔R1 2HSiO1/2 y 〔R1 3SiO1/2 z
で示されるSiH基含有オルガノポリシロキサンを、適
当な溶媒中塩基性触媒あるいは遷移金属触媒存在下加水
分解することによって得られる。具体的には、アルカリ
金属の水酸化物、炭酸水素塩、即ち水酸化ナトリウム、
炭酸水素ナトリウム等の塩基性化合物あるいはパラジウ
ムカーボン、酢酸パラジウム、プラチナカーボン等の遷
移金属化合物が推奨される。
【0006】こうして得られるシラノール基含有オルガ
ノポリシロキサンは出発原料の合成条件により〔RO
1/2 〕基を〔SiO4/2 〕単位以外の構成単位の合計単
位数に対して10%以内で含むことがある。このような
シラノール基含有オルガノポリシロキサンを適当な溶媒
中あるいは溶媒の不存在下、アルカリ金属化合物と反応
させ、シラノールのアルカリ金属塩とした後、環状ジオ
ルガノポリシロキサンと反応させる訳であるが、この溶
媒にはとくに限定はない。ただし、この溶媒は出発物質
と生成するアルカリ金属塩、および最終生成物である分
岐オルガノポリシロキサンを良好に溶解することが好ま
しいことから、適度の極性を有することが好ましい。ま
た、非極性溶媒と極性溶媒とを混合して用いると良好な
結果が得られる場合がある。これらの条件を満たす溶媒
としてはペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタンなど
の脂肪族炭化水素;ベンゼン、トルエン、キシレンなど
の芳香族炭化水素;ジエチルエーテル、ジブチルエーテ
ル、ジフェニルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフ
ランなどのエーテル系溶媒;酢酸エチル、酢酸ブチルな
どのエステル系溶媒;アセトン、メチルエチルケトン、
メチルブチルケトンなどのケトン系溶媒;四塩化炭素、
クロロフォルム、トリクロロエタン、トリクロロエチレ
ン、テトラクロレチレンなどのハロゲン化溶媒;アセト
ニトリル;ジメチルフォルムアミド;ジメチルスルフォ
キシド;燐酸ヘキサメチルトリアミドが反応溶媒として
例示されるが、もちろんこれに限定されるものではな
い。
【0007】シラノール基をアルカリ金属塩に変換する
ために用いられるアルカリ金属化合物としては、リチウ
ム、ナトリウム、カリウム、セシウムなどのアルカリ金
属のアルキル、アリール化合物、該金属のアミド化合物
が例示される。一般的にはそれらアルカリ金属のメチ
ル、エチル、プロピル、ブチル化合物が入手も容易であ
り好ましい。メチルリチウム、ブチルリチウムが好まし
いアルカリ金属化合物として例示される。
【0008】こうして得られたシラノールのアルカリ金
属塩と環状ジオルガノポリシロキサンとを反応させ、枝
部分を生長させるわけであるが、この反応はポリシロキ
サンの開環重合として公知である。用いられる環状ジオ
ルガノポリシロキサンに特に限定はないが、反応性と構
造制御の容易さを考慮すると、環状トリシロキサン、テ
トラシロキサン、ペンタシロキサンが好ましく、トリシ
ロキサンが特に好ましい。
【0009】この開環重合反応は、トリオルガノモノハ
ロシランまたはプロトン酸の添加により停止され、枝部
分のそれぞれの末端には添加されたトリオルガノモノハ
ロシランからハロゲンを除いたトリオルガノシリル基ま
たは水酸基が結合される。このトリオルガノモノハロシ
ランにも何等限定はなく、塩素、臭素、沃素、フッ素原
子から選ばれた原子をひとつ有するシラン化合物であれ
ばよい。実質的には経済性、入手の容易さからクロロシ
ラン類が好ましい。ハロゲン原子以外の、ケイ素原子に
結合する有機基としては、上記のR1 に例示された基が
例示される。また、枝の末端に水酸基を結合するために
用いられるプロトン酸としては、アルカリ金属シラノレ
ートを中和して水酸基を与えるものであれば何でもよ
く、塩酸、硫酸、硝酸、燐酸、炭酸などの無機酸;酢
酸、プロピオン酸、安息香酸などの有機酸が例示され
る。
【0010】上記で述べてきた一連の反応は室温、冷却
下あるいは加温下どの条件で行ってもよく、用いるアル
カリ金属化合物および環状ジオルガノポリシロキサンの
種類によって全く異なるが、通常−80〜+200℃の
範囲で行うのが適切である。さらに適切な温度範囲は−
25〜+160℃の範囲である。こうして、本発明の方
法で構造されるオルガノポリシロキサンは式(II):
〔SiO4/2 X 〔R1 2ASiO1/2 y 〔R1 3SiO
1/2 z〔RO1/2 u (式中、R1 は1分子中同一又
は独立に炭素数1〜8のアルキル基、ハロゲン化アルキ
ル基もしくはアルケニル基、又はアリール基であり、A
は−(OSiR2 3 n −R4 〔式中、R2 ,R3
1 と同じに定義され、R4 は炭素数1〜8のアルキル
基、ハロゲン化アルキル基、アルケニル基、水素原子又
は水酸基であり、1≦n≦1000である〕で表わされ
る基であり、Rは水素原子又は炭素数1〜8のアルキル
基であり、2≦x≦500,2≦y+z+u≦150,
2≦y,0≦z,0≦u≦15,0.3≦(y+z+
u)/x≦3.0,0≦u/(y+z+u)≦0.1で
ある。)で表される。
【0011】以下、詳しく説明する。このオルガノポリ
シロキサンは1分子中にx個のSiO2 単位を有するも
のであり、この部分が分岐オルガノポリシロキサンの中
心すなわち核になるものである。xは2以上、特に4以
上の数であり、その大きさに特に限定はないが、一般的
にxが500以上となると、結果として得られる分岐オ
ルガノポリシロキサンが溶媒に溶解しなくなるので、取
扱いが非常に困難となる。作業性を考慮に入れると、x
は100以下であることが好ましい。
【0012】本発明によるオルガノポリシロキサンのも
うひとつの重要な部分であるR1 2ASiO1/2 単位は、
1分子中にy個含まれている。yについても2以上であ
ればその大きさに制限はないが、「分岐状」の観点から
はyは3以上であることが好ましい。yの上限は150
であり、これより大きい分子は合成が困難である。置換
基R1 はアルキル基、アリール基、アルケニル基、ハロ
ゲン化アルキル基から選ばれる基であるが、経済性の観
点からはメチル基、フェニル基、ビニル基から選ばれた
基であることが好ましい。
【0013】Aは式−(OSiR2 3 n −R4 で示
されるジオルガノポリシロキサンであるが、その重合度
nは1以上の数であり、これにも特に制限はない。nの
大きさが分岐の「枝」部分の長さを決定するわけである
が、あまり大きすぎるとオルガノポリシロキサン全体の
分子量が大きくなりすぎ、粘度が著しく高くなって作業
性が悪化する。実際に好ましいnの大きさは1から10
00の間の数である。ジオルガノポリシロキサンの置換
基R2 ,R3 ,R4 は1分子中同一でも異なってもよ
い。R2 ,R3 は上記R1 に例示した基から選ばれる基
であるが、経済性の観点からはメチル基、フェニル基、
ビニル基から選ばれた基であることが好ましい。R4
水素原子、水酸基もしくはメチル基、ビニル基が好まし
く用いられる。
【0014】R1 3SiO1/2 単位は本発明によるオルガ
ノポリシロキサンに必須の構成要素ではない。従ってz
の値は0でもよい。この単位の存在により、本発明によ
るオルガノポリシロキサンの枝の本数、核の大きさなど
がコントロールされる。すなわち、y+zとxとの比率
により核の大きさが決まり、比率が小さければ小さいほ
ど核は大きくなる。また、同じ核の大きさであれば、z
が小さければ小さいほど枝の本数は多くなる。zの上限
は(y+z+u)≦150を超える大きい分子の合成が
困難であることから制約される。
【0015】また、出発原料の純度の関係で、RO1/2
基が残存しうる。その割合は〔SiO4/2 〕単位以外の
構成単位の合計数に対して10%以内である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の方法で製
造されるオルガノポリシロキサンは新規な化合物であ
り、シリコーンエラストマーの出発原料あるいは補強成
分として有用なものである。また、シリコーン流体の流
動特性を改良するための添加剤としても有用である。
【0017】そして、本発明の製造方法によれば式(I
I)で示される新規なオルガノポリシロキサンが構造が
よく制御された状態で製造される。
【0018】
【実施例】本発明をさらに具体的に説明するために、以
下に実施例を挙げて説明するが、これら実施例は本発明
を限定するものではない。 実施例1:平均式〔Me2(OH)SiO1/2 6.4 〔S
iO2 4.0 (重量平均分子量900)で表されるポリ
シロキサン23gを150mlのテトラヒドロフランに溶
解し、氷浴中で0℃に保った。この溶液に1.69モル
のノルマルブチルリチウムヘキサン溶液107mlを1時
間かけて添加した。得られた反応溶液にヘキサメチルシ
クロトリシロキサンのテトラヒドロフラン溶液(ヘキサ
メチルシクロトリシロキサン換算で160g)を加え攪
拌を続けた。ヘキサメチルシクロトリシロキサンの減少
をガスクロマトグラフィを用いて追跡し、仕込量の95
%以上が反応したことを確認した。ジメチルビニルクロ
ロシラン22gを添加し、さらに1時間攪拌し反応を終
了した。
【0019】生成した固体を濾別により除いた後、水
洗、乾燥の操作により、〔Me2 ASiO1/2
6.4 〔SiO2 4.0 (ただしA:(OSiMe2)13
i)に相当するポリマーが170g(収率86%)得ら
れた。ゲルパーミエイションクロマトグラフィにより測
定した重量平均分子量は6900、分散度は1.5であ
った。また、分岐鎖末端のビニル基の定量分析を行った
結果、2.7%(計算値2.5%)であった。
【0020】 1H−NMR(ppm、重クロロホルム中、C
HCl3 〔7.24ppm 〕基準)により 0〜0.2(84H,multi) 5.7〜5.8(1H,q) 5.9〜6.0(1H,q) 6.1〜6.2(1H,q) 又、29Si−NMR(ppm、重クロロホルム中、TMS基
準)により −4.1(Si−Vi) −18〜−23(Si−Me2) −105〜−112(SiO2) のデータを得た。
【0021】実施例2:ジメチルビニルクロロシランの
代わりにトリメチルクロロシラン20gを用いた以外
は、実施例1と同様な反応により〔Me2 ASi
1/2 6.4 〔SiO2 4.0 (ただしA:(OSiM
2)13Me)を合成した。収率89%。平均分子量68
00。
【0022】実施例3:ジメチルビニルクロロシランの
代わりに酢酸11gを用いた以外は、実施例1と同様な
反応により〔Me2 ASiO1/2 6.4 〔SiO2
4.0 (ただしA:(OSiMe2)12OH)を合成した。
収率81%。平均分子量6500。
【0023】実施例4:ヘキサメチルシクロトリシロキ
サンのテトラヒドロフラン溶液の添加量を320g(ヘ
キサメチルシクロトリシロキサン換算)に変更した以外
は、実施例1と同様な反応により〔Me2 ASi
1/2 6.4 〔SiO2 4.0 (ただしA:(OSiM
2)25Vi)を合成した。収率90%。平均分子量12
500。
【0024】実施例5:式〔Me2(OH)SiO1/2
12〔SiO2 10(重量平均分子量1600)25gを
出発物質として用いた以外は、実施例1と同様な反応に
より〔Me2 ASiO1/2 12〔SiO2 10(ただし
A:(OSiMe2)13Vi)を合成した。収率88%。
平均分子量13000。
【0025】実施例6:式〔Me2(OH)SiO1/2
6.4 〔SiO2 4.0 〔Me3 SiO1/2 0. 4 (重量
平均分子量800)23gを出発物質として用いた以外
は、実施例1と同様な反応により〔Me2 ASi
1/2 6.4 〔SiO2 4.0 〔Me3 SiO 1/2
0.4 (ただしA:(OSiMe2)13Vi)を合成した。
収率88%。平均分子量5900。
【0026】実施例7:ヘキサメチルシクロトリシロキ
サンのテトラヒドロフラン溶液の代わりにヘキサフェニ
ルシクロトリシロキサンのジフェニルエーテル溶液(ヘ
キサフェニルシクロトリシロキサン換算で428g)を
用い、反応温度を160℃、反応時間を15時間とした
以外は、実施例1と同様な反応により〔Me2 ASiO
1/2 6. 4 〔SiO2 4.0 (ただしA:O(SiPh
2 O)12SiMe2 Vi)を合成した。収率61%。平
均分子量16500。
【0027】実施例8:ヘキサメチルシクロトリシロキ
サンのテトラヒドロフラン溶液の代わりに1,3,5−
トリメチル−1,3,5−トリス(3,3,3−トリフ
ルオロプロピル)シクロトリシロキサン337gを用い
た以外は、実施例1と同様な反応により〔Me2 ASi
1/2 6.4 〔SiO2 4.0 (ただしA:O(SiM
e(C2 4 CF3 )O)12SiMe2 Vi)を合成し
た。収率80%。平均分子量9900。
【0028】 1H−NMR(ppm、重アセトン中、CH3
CDCH3 〔2.04ppm 〕基準)により 0.2〜0.3(48H,multi) 0.8〜0.9(24H,multi) 2.1〜2.3(24H,multi) 5.4〜6.2(3H,multi) 又、29Si−NMR(ppm、重アセトン中、TMS基準)
により −2.2(Si−Vi) −20.0(Si−Me) −22.1(Si−C2 4 CF3) −106〜−112(Si 2) のデータを得た。
【0029】実施例9:式〔Me2(OH)SiO1/2
6.4 〔Si 2)4.0 〔MeO〕0.3(重量平均分子量90
0)23gを出発物質として用いた以外は、実施例1と
同様な反応により、〔Me2 ASiO1/2 6.4 〔Si
2)4.0 〔MeO〕0.3(ただし、A:(OSiMe2)13
Vi)を合成した。収率90%、平均分子量7000で
あった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 77/06 C08G 77/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 〔SiO4/2 X 〔R1 2(OH)SiO1/2 y 〔R1 3
    SiO1/2 z 〔RO1/2 u (式中、R1 は1分子中同一であるか又は独立に炭素数
    1〜8のアルキル基、ハロゲン化アルキル基もしくはア
    ルケニル基、又はアリール基であり、Rは水素原子又は
    炭素数1〜8のアルキル基であり、2≦x≦500,2
    ≦y+z+u≦150,2≦y,0≦z,0≦u≦1
    5,0.3≦(y+z+u)/x≦3,0≦u/(x+
    y+z)≦0.1である。)で表わされるポリシロキサ
    ンと、アルカリ金属化合物とを反応させた後、 〔SiR2 3 O〕m (式中、R2 ,R3 はR1 と同じ
    に定義され、3≦m≦8である。)で表わされる環状
    オルガノポリシロキサンと反応させ、 次にトリオルガノモノハロシランあるいはプロトン酸で
    末端封止することを特徴とする分岐ポリオルガノシロキ
    サンの製造方法。
  2. 【請求項2】 アルカリ金属化合物がアルキルリチウム
    である請求項1記載のオルガノポリシロキサンの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 環状ジオルガノポリシロキサンがヘキサ
    メチルシクロトリシロキサン、ヘキサフェニルシクロト
    リシロキサン、又はトリス(3,3,3−トリフルオロ
    プロピル)トリメチルシクロトリシロキサンである請求
    項1又は2に記載のオルガノポリシロキサンの製造方
    法。
  4. 【請求項4】 トリオルガノモノハロシランがトリメチ
    ルクロロシラン、ジメチルビニルクロロシランから選ば
    れたシランである請求項1,2又は3に記載のオルガノ
    ポリシロキサンの製造方法。
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