JP3221754B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置のデータの読
み出しに関する。特に読み出しの正確化に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、トラップ型半導体メモリのトラ
ップ膜としては、ONO膜(Oxide−Nitrid
e−Oxide)膜が用いられている。このONO膜の
O膜は酸化膜であり絶縁膜である。一方、N膜は窒化膜
であり導電膜である。なお、導電膜であるN膜は酸化膜
であるO層に挟まれている。書込みの際には、電子がこ
のN膜に導かれる。
【0003】図9A,9BにONO膜を用いたトラップ
型メモリの断面図を掲げてデータの書込み及び消去を示
す説明する。トラップ型メモリ200には基板1内にソ
ース2、ドレイン4が形成されている。このソース2、
ドレイン4間にONO膜(第一O膜8、N(窒化)膜1
0及び第二O膜12)が形成されており、その上方に制
御ゲート14が形成されている。
【0004】このトラップ型メモリ200の書込原理の
概要を図9Aを用いて説明する。書込み時は、ソース2
からドレイン4に電子が放出されることでチャネルが形
成される。この放出された電子の一部はホットエレクト
ロンとしてドレイン近傍のN(窒化)膜10にトラップ
される。N(窒化)膜10に電子がトラップされている
と、チャネルを形成するために必要な制御ゲート電圧の
しきい値電圧が大きくなる。このように、しきい値が大
きくなった状態を”1”が書込まれた状態という。これ
に対し、電子がトラップされず、しきい値が小さいまま
の状態を”0”が書込まれている状態という。
【0005】一方、消去の場合は、制御ゲート14に負
の電圧を印加し、ドレインに正の電圧を印加すること
で、N膜に正孔を導いて注入された負の電子を中和する
(図9B参照)。なお、読み出しは、制御ゲートにセン
ス電圧(電子がトラップされている場合のしきい値電圧
とトラップされていない場合の中間値)を印加し、チャ
ネルが形成されなければ、”1”が書込まれていること
を読み出すことが出来る。また、チャネルが形成されれ
ば、”1”が書込まれていない(”0”である)ことを
読み出すことが出来る。このようにして、トラップ型メ
モリにおいて”1”の書込み、消去及び読み出しを自在
に行なうことが出来る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のトラッ
プ型メモリには以下のような問題があった。従来の装置
では図9Aを用いて説明したように、書込みの際にN
(窒化)膜10のドレイン4側に電子をホットエレクト
ロン注入によってトラップさせていた。また、読み出し
の際は、ドレイン4に比較的高い電圧を印加してトラッ
プされた電子の読み出しを行なっていた。しかし、ドレ
イン4に高電圧を印加すると、図9Bに示すようにドレ
イン4周辺の基板1内に空乏層100が形成されてしま
う。
【0007】この空乏層100が広がってしまい、電子
がトラップされている箇所にまで達すると、実際にはチ
ャネルが形成されていないにもかかわらず、チャネルが
形成された場合と同じ状態になってしまう。すなわち、
N(窒化)膜10に電子がトラップされており本来チャ
ネルが形成されない場合でも、チャネルが形成されてし
まうので、”1”が書込まれていないと検出されてしま
う。このように、従来の装置を用いると、読み出し時に
空乏層100が広がり、正確な読み出しを行なうことが
できなくなっていた。
【0008】そこで、本発明は正確な読み出しを行なう
ことが可能な半導体装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る半導体装
置は、基板内に設けられたソース領域、基板内に設けら
れ、ソ−ス領域と間に電路形成可能領域を形成するよ
うに設けられたドレイン領域電路形成可能領域上に設
けられたトラップ膜、トラップ膜上に設けられた制御電
極、ソース側の電路形成可能領域上に電路形成可能領域
と絶縁して設けられており、制御電極の側面に制御電極
と絶縁して設けられた側導電層、を備えた半導体装置で
あって、情報の書き込み時、電子をホットエレクトロン
として前記トラップ膜のソース側にトラップさせること
を特徴としている。
【0010】本発明に係る半導体装置においては、情報
の書き込み時、電子をホットエレクトロンとして前記ト
ラップ膜のソース側にトラップさせている。
【0011】したがって、ソース側で書込みを行なって
いるので、ドレイン側に高電圧が印加され空乏層が広が
ってもソース側に達することがない。
【0012】
【実施例】本発明に係るトラップ型半導体メモリの一実
施例を図2Bに掲げて、その構造を説明する。P型基板
1内にはソース領域であるソース2及びドレイン領域と
してのドレイン4が形成されており、基板1上にはトラ
ップ膜としての第一酸化膜8、N(窒化)膜10及び第
二酸化膜12が形成されている(この第一酸化膜8、N
(窒化)膜10及び第二酸化膜12の三層膜を以下ON
O膜30とする)。このONO膜30上には制御電極で
ある制御ゲート14が形成され、また、制御ゲート14
と基板1を覆うように酸化膜16が形成されている。制
御ゲート14の側面には側導電層としての選択ゲート2
0が設けられており、制御ゲート14と基板1を覆うよ
うに層間膜18も形成されている。さらに、層間膜18
上にはビットライン(ドレイン線)25が形成されてい
る。
【0013】次に、図2Bに示したトラップ型半導体メ
モリの動作概要を図1を用いて説明する。図1Aに書込
み時の動作状態を掲げる。本実施例に係るトラップ型半
導体メモリにおいては、ドレイン4側及び制御ゲート1
4に高電圧を印加し、ソース2に0Vを印加すること
で、ソース2からドレイン4に電子が飛出し、ソース
2、ドレイン4間に電路形成可能領域としてのチャネル
80を形成する。ここで、ソース2側に設けられた選択
ゲート20に基板1がちょうどON状態になる程度の電
圧を印加する。このような電圧を印加することで、基板
1、選択ゲート20間に電界が集中する。ソース2から
飛出した電子は集中している電界によりホットエレクト
ロンとなる。この時、制御ゲートには高電圧が印加され
ているので、ホットエレクトロンの一部はONO膜内の
N(窒化)膜10のソース側にトラップされる。この電
子がN(窒化)膜10にトラップされた状態が”1”が
書込まれた状態である。
【0014】N(窒化)膜10にトラップされた電子を
読み出す場合を図1Bを掲げて説明する。上述のよう
に、電子はN(窒化)膜10のソース2側にトラップさ
れている。したがって、読み出しの際に、ドレイン4に
高い電圧を印加しても、空乏層は電子がトラップされて
いる箇所に達することがない。すなわち、図1Bに示す
ように、ドレイン4の近傍に空乏層100が広がって
も、N(窒化)膜10のソース側にまで広がる事がな
く、N(窒化)膜10に電子がトラップされている(”
1”が書込まれている)か否かを正確に検出する事が可
能となる。なお、消去はトラップされた電子を基板1に
放出することによって行なわれる。
【0015】次に、本実施例のトラップ型半導体メモリ
の動作詳細を図8に示す等価回路を用いて説明する。こ
こでは、セルC10を情報を書込み、消去及び読み出し
を行なう選択セルとし、その他のセル(セルC20、C
30及びC40)を非選択セルとする(図8A)。図8
Bに各動作時点での各々の行、列及び部分に印加される
電圧を示す。
【0016】まず、情報の書込みの際には、制御ゲート
線CG1に10V、ビットラインBL1に9V、さら
に、選択ゲート線SG1に1.5Vを印加し、その他に
は0Vを印加する。このとき、選択セルC10において
は、ビットラインBL1に9Vが与えられる事で、前述
のようにソース2からドレイン4間に電子が飛出し、チ
ャネル80が形成される(図1A参照)。また、選択ゲ
ートには1.5Vという基板がちょうどONになる電圧
が印加されることで基板1、選択ゲート20間に電界が
集中する。この集中した電界によりソース2から飛出し
た電子はホットエレクトロンとなる。さらに、制御ゲー
ト14チャネルが制御ゲート14に10Vという高電圧
が与えられているので、ホットエレクトロンの一部はO
NO膜内のN(窒化)膜10のソース側にトラップされ
る。こうして、N(窒化)膜10にホットエレクトロン
の一部がトラップ(”1”が書込まれる)される。
【0017】こうして、”1”が書込まれると、図1A
に示すチャネル80を形成させるのに必要な電圧のしき
い値が上昇する。このしきい値の上昇を検出すること
で、”1”が書込まれたことを検出する。すなわち、前
述のように制御ゲート14にセンス電圧を印加し、ソー
ス2とゲート4間にチャネルが形成されず電流が流れな
ければ”1”が書込まれたと検出するのである。
【0018】ここで、非選択セルC20を観ると、制御
ゲート線SG1を通じて10V、選択ゲート線CG1を
通じて1.5Vが与えられている。しかし、ビットライ
ンBL2にはソース2と同電位である0Vが与えられて
おり、チャネルが形成されないので、誤書込みが生じる
虞がない。また、他の非選択セルC30及びC40に関
しても、選択ゲート線SG2、制御ゲート線CG2には
各々0Vが与えられているので、選択セルC10以外の
セルに誤書込が生じる虞がない。
【0019】次に、N(窒化)膜10にトラップされた
電子を消去する場合について説明する。この場合、制御
ゲート線CG1及びCG2にそれぞれー15Vを印加
し、ビットラインBL1及びBL2の両方をオープンに
し、その他には0Vを与える。制御ゲートに負の電圧を
印加することで、上述した書込と逆の電界が生じる。し
たがって、トラップされている電子はFN(Fowler-Nor
heim)トンネリングによって基板1に引出され、放出さ
れる。こうして、トラップされた電子が引出されると、
図1Aに示すチャネル80を形成させるのに必要な電圧
のしきい値が下降する。このしきい値の下降を検出する
ことで、N(窒化)膜10から情報”1”が書込まれて
いないことが検出される。すなわち、上記のように、セ
ンス電圧を印加して、ソース2とドレイン4間にチャネ
ル80が形成され、電流が流れると、N(窒化)膜10
から情報”1”が書込まれていないことが検出されるの
である。
【0020】さらに、選択セルC10からの情報の読み
出しについて説明する。選択セルC10に記憶された情
報を読み出す場合、制御ゲート線CG1にセンス電圧と
して3Vを与え、選択ゲートをONさせるために選択ゲ
ート線SG1に5V、ビットラインBL1に2Vを印加
する。ここで、センス電圧とは、N(窒化)膜10に電
子がトラップされている場合のしきい値と、トラップさ
れていない場合のしきい値の中間値である。また、上記
以外には0Vを印加する。
【0021】選択セルC10が書込状態であれば、チャ
ネル80(図1A参照)は形成されず、ソース、ドレイ
ン間に電流が流れない。したがって、ビットラインBL
1に接続したセンスアンプ(図示せず)では、電流を検
出することができず、選択セルC10は書込み状態であ
ることを読み取る。一方、選択セルC10が非書込み状
態であれば、ソースドレイン間に前述のチャネル80が
形成される。したがって、ソース、ドレイン間に電流が
流れ、この電圧を前記センスアンプによって検出するこ
とで、選択セルC10が非書込み状態であることを読み
取る。
【0022】次に選択セルC20について観ると、制御
ゲート線CG1にはセンス電圧である3Vが印加され、
選択ゲート線SG1には5Vが印加されている。しか
し、ビットラインBL2には0Vが印加されており、セ
ンスアンプビットラインBL1に接続されているので、
非選択セルC20で読み出しが行なわれることはない。
さらに、他の非選択セルC30及びC40においては、
制御ゲート線CG2及び選択ゲート線SG2にそれぞれ
0Vが与えられているので、読み出しが行なわれること
はない。
【0023】こうして、情報の書込みをホットエレクト
ロン注入方式によるソース側のN(窒化)膜10に行な
い、消去をFNトンネリングにより行なうことで、正確
な読み出しを行なうことが可能となる。
【0024】本実施例に係るトラップ型メモリの構造及
び製造方法を図に基づいて以下に説明する。まず、図2
Bに示すトラップ型メモリの製造方法を説明する。基板
1(Pウェル)上に熱酸化により第一O膜8を形成す
る。次に第一O膜8上にLPCVDを用いてN(窒化)
膜10膜を形成する。次に、N(窒化)膜10上にウェ
ット酸化によって第二O膜12を形成する(図3A)。
こうして形成したONO膜30上に第一ポリシリコン膜
13を形成する(図3A)。次に、第一ポリシリコン膜
13を図3Bのようにエッチングすることで制御ゲート
14を形成する。この制御ゲート14を形成する為に第
一ポリシリコン膜13をエッチングする際に、制御ゲー
ト14下以外のONO膜30を除去する(図3C)こう
して基板1上に形成されたONO膜30と制御ゲート1
に対し、これらを覆うように酸化膜16を熱酸化によっ
て形成する(図3D)。次に、酸化膜16上に第二ポリ
シリコン膜28を形成する(図4A)。この第二ポリシ
リコン膜28を、異方性エッチングであるリアクティブ
エッチング(RIE)によってエッチバックし、サイド
ウォール20及び22を形成する(図4B)。次に、サ
イドウォール20、22及び制御ゲート14をマスクと
して、基板1に対しAs(ひ素)をイオン注入する(図
4B)。As(ひ素)注入後、サイドウォール22だけ
をエッチングによって除去し、今度はサイドウォール2
0及び制御ゲートをマスクとして、基板に対し燐をイオ
ン注入する(図4C)。
【0025】この時、既に基板に打込まれているAs
(ひ素)と燐とは殆どの箇所で重複して存在することに
なる。しかし、サイドウォール22のあった部分の基板
部分BS1には燐しか存在しない(図5A)。燐が注入
された後、層間膜18としてBPSG膜を形成する(図
5B)。このBPSGとはボロンを添加したPSG(Ph
osoho-Silicate-Glass)のことである。次に、層間膜1
8をリフローさせる。このリフローの際に、基板1内に
打込まれたAs(ひ素)及び燐は熱拡散し、図5Bに示
すように、ソース2とLDD(Lightly-Doped-Drain)
構造のドレイン4が形成される。すなわち、ドレイン側
の燐のみが打込まれている基板部分BS1はAs(ひ
素)と燐が打込まれた部分と比べて濃度が薄く、n−と
なり、他の部分はn+となり、LDD構造となる。この
LDD構造とは、ドレイン4近傍の電界を緩和する構造
である。
【0026】上記のように、ソース2及びドレイン4を
形成した後、層間層18上にAl(アルミニウム)をデ
ポシションし、パターニングしてビットライン(ドレイ
ン線)25を形成するとともに、パッシベーション膜
(図示せず)もビットライン25上に形成する(図2
B)。このようにして、図2Bに示すトラップ型半導体
メモリが製造される。
【0027】次に、本発明に係るトラップ型半導体メモ
リの他の実施例の構造を図2Aに掲げる。前述の図2B
のものと比べると図2Aのメモリは基板1上の全面にO
NO膜30が形成されている点で異なる。しかし、両者
は同様の動作を行なうことでメモリとして動作する。以
下に図2Aの製造方法を説明する。
【0028】基板1上にONO膜30を生成し、ONO
膜30上に第一ポリシリコン膜13を形成してエッチン
グにより制御ゲート14を形成するまでは前述の工程と
同様である(図3A参照、図6A)。ただし、前述の製
造方法と異なり、ONO膜30をエッチングせず、酸化
膜16を熱酸化によりONO膜30上及び基板1上に形
成する(図6A)。その後の工程は、前述の図2Bのト
ラップ型半導体メモリの製造方法と同じであるので簡単
に説明する。
【0029】形成した酸化膜16の上に第二ポリシリコ
ン膜28を形成する(図6B)。この第二ポリシリコン
膜28を、異方性エッチングであるリアクティブエッチ
ング(RIE)によってエッチバックし、サイドウォー
ル20及び22を形成する(図6C)。次に、サイドウ
ォール20、22及び制御ゲート14をマスクとして、
基板1に対しAs(ひ素)を打込む(図6C)。
【0030】As(ひ素)を打込んだ後、サイドウォー
ル22だけをエッチングによって除去する(図7A)。
さらに、サイドウォール20及び制御ゲート14をマス
クとして、基板1に対し燐を打込む(図7B)。燐を打
込んだ後、層間膜18としてBPSG膜を形成する(図
7B)。このBPSG膜のリフロー時に、打込まれたA
s(ひ素)及び燐は熱拡散し、ソース2及びドレイン4
が形成される(図7C)。この拡散の際にも、ドレイン
4側は燐のみの部分と燐とひ素とが打込まれた部分の濃
度差によって、前述のようにLDD構造となる。
【0031】ソース2及びドレイン4形成後、層間膜1
8上にAl(アルミニウム)をデポシションし、パター
ニングしてビットライン(ドレイン線)25を形成する
とともに、パッシベーション膜(図示せず)をビットラ
イン25上に形成する(図2A)。このようにして図2
Aに示す、トラップ型半導体メモリが製造される。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る半導体装置においては、
報の書き込み時、電子をホットエレクトロンとして前記
トラップ膜のソース側にトラップさせている。すなわ
ち、ソース側で書き込みを行なっているので、ドレイン
側に高電圧が印加され空乏層が広がってもソース側に達
することがない。
【0033】したがって、正確な読み取りを行なうこと
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置(トラップ型半導体メ
モリ)の動作概要を示す図である。
【図2】本発明に係る半導体装置(トラップ型半導体メ
モリ)の構造を示す断面図である。
【図3】図2Bに示す半導体装置の製造工程を示す図で
ある。
【図4】図2Bに示す半導体装置の製造工程を示す図で
ある。
【図5】図2Bに示す半導体装置の製造工程を示す図で
ある。
【図6】図2Aに示す半導体装置の製造工程を示す図で
ある。
【図7】図2Aに示す半導体装置の製造工程を示す図で
ある。
【図8】図2に示す半導体装置(トラップ型半導体メモ
リ)のセルを組合せた状態を示す図である。Aはセルを
組合せた等価回路であり、Bは書込、消去及び読み出し
時の各部での電圧の一例を示す図である。
【図9】従来の半導体装置の書込み及び読み出しの動作
概要を示す図である。
【符号の説明】
1・・・・・基板 2・・・・・ソース 4・・・・・ドレイン 10・・・・・N(窒化)膜 14・・・・・制御ゲート 20・・・・・選択ゲート 80・・・・・チャネル 100・・・・・空乏層
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8247 H01L 27/115 H01L 29/788 H01L 29/792

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板内に設けられたソース領域、 基板内に設けられ、ソ−ス領域と間に電路形成可能領
    域を形成するように設けられたドレイン領域、 電路形成可能領域上に設けられたトラップ膜、 トラップ膜上に設けられた制御電極、 ソース側の電路形成可能領域上に電路形成可能領域と絶
    縁して設けられており、制御電極の側面に制御電極と絶
    縁して設けられた側導電層、 を備えた半導体装置であって、 情報の書き込み時、電子をホットエレクトロンとして前
    記トラップ膜のソース側にトラップさせること、 を特徴とする半導体装置。
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