JP3219891U - 保護マスク装着用アタッチメント及び保護マスク付ヘルメット - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易に装着することができるとともに外観上優れた保護マスク装着用アタッチメント及び保護マスク付ヘルメットの提供。【解決手段】保護マスク装着用アタッチメント1は、保護マスク10に固定される第1マスク装着部2と、保護マスク10に対して第1マスク装着部2が固定されている位置とは反対側に固定される第2マスク装着部3と、ヘルメット100の内側に位置するバンド部101に固定される固定部41と、第1マスク装着部2が着脱可能に装着される第1ベルト部42と、第2マスク装着部3が着脱可能に装着される第2ベルト部43と、を有するヘルメット装着部4と、を有している。第1ベルト部42及び第2ベルト部43は、固定部41に対して回動可能に接続されている。【選択図】図5
Description
本考案は、保護マスク装着用アタッチメント及び保護マスク付ヘルメットに関する。
工事現場等の粉塵が舞う作業場では、作業員は自身の健康被害防止のために保護マスクを装着する。従来の作業マスク装着具及びこれを用いたヘルメットは、ヘルメットにマスクを装着するための第1のプレート及び第2のプレートを有していて、第2のプレートに設けられた可動プレート部は、第1のプレートに対して開状態だけでなく閉状態においても回動可能となっている(例えば、特許文献1)。これにより、簡易な操作で作業用マスクの取外しを行うことができる。
特許文献2に記載の防塵マスク取付紐は、4本の紐が防塵マスクから延びていて、ヘルメットを周回させるストッパ紐に接続されている。これにより、防塵マスク取付紐によって首の動きが制限されることなく首を自由に動かすことができる。
しかし、特許文献1に記載の作業マスク装着具では、常に作業マスクを装着して作業を行うことが前提となっているため、例えばマスクを使用しない場合であっても、第1のプレート及び第2のプレートがヘルメットから外部に露出している状態となっていた。耳の周囲にこれらの部材が位置することにより、作業の妨げになるとともに外観上も好ましくなかった。さらに、作業マスク装着具は、ヘルメットの周縁に固定する構造となっているため、ヘルメットへの固定部分が外部に露出している状態となっており、ヘルメットが周囲の突起等と衝突することにより作業用マスク装着具がヘルメットから外れる可能性があった。
また、特許文献2に記載の防塵マスク取付紐では、防塵マスクの装着及び取外しの度に紐を緩める又は締める作業が必要となるため、防塵マスクの装着に手間がかかっていた。
そこで、本考案では、簡易に装着することができるとともに外観上優れた保護マスク装着用アタッチメント及び保護マスク付ヘルメットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本考案は、保護マスクに固定される第1マスク装着部と、前記保護マスクに対して前記第1マスク装着部が固定されている位置とは反対側に固定される第2マスク装着部と、ヘルメットの内側に位置するバンド部に固定される固定部と、前記第1マスク装着部が着脱可能に装着される第1ベルト部と、前記第2マスク装着部が着脱可能に装着される第2ベルト部と、を有するヘルメット装着部と、を有し、前記第1マスク装着部は、任意の位置で第1ベルト部に対して固定可能であって、前記第2マスク装着部は、任意の位置で第2ベルト部に対して固定可能であって、前記第1ベルト部及び第2ベルト部は、前記固定部に対して回動可能に接続されていることを特徴とする保護マスク装着用アタッチメントを提供している。
第2の考案では、第1の考案の保護マスク装着用アタッチメントであって、前記固定部には、先端が拡径している複数の突起部が設けられ、前記固定部には、先端が拡径している複数の突起部が設けられ、前記複数の突起部が前記バンド部に形成された複数の固定孔に挿入されることによって、前記固定部が前記ヘルメットに固定されることを特徴としている。
第3の考案では、第1の考案又は第2の考案に記載の保護マスク装着用アタッチメントであって、前記ヘルメット装着部は、リング状の第1ワイヤ部と、リング状の第2ワイヤ部と、をさらに有し、前記第1ベルト部と前記固定部との接続部分、及び前記第2ベルト部と前記固定部との接続部分には、複数の回動孔が形成され、前記複数の回動孔に前記第1ワイヤ部を挿通させることにより前記第1ベルト部は前記固定部に対して回動可能であって、前記複数の回動孔に前記第2ワイヤ部を挿通させることにより前記第2ベルト部は前記固定部に対して回動可能であることを特徴としている。
第4の考案では、保護マスクと、頭に当接し内部に位置するバンド部を有するヘルメットと、前記保護マスクに固定される第1マスク装着部と、前記保護マスクに対して前記第1マスク装着部が固定されている位置とは反対側に固定される第2マスク装着部と、前記バンド部に固定される固定部と、前記第1マスク装着部が着脱可能に装着される第1ベルト部と、前記第2マスク装着部が着脱可能に装着される第2ベルト部と、を有するヘルメット装着部と、を有し、前記第1マスク装着部は、任意の位置で第1ベルト部に対して固定可能であって、前記第2マスク装着部は、任意の位置で第2ベルト部に対して固定可能であって、前記第1ベルト部及び第2ベルト部は、前記固定部に対して回動可能に接続され、前記第1ベルト部及び前記第2ベルト部を回動させることにより、前記第1ベルト部及び前記第2ベルト部が前記ヘルメットの内部に収納された収納状態と、前記第1ベルト部及び前記第2ベルト部を前記ヘルメットから露出させ前記第1マスク装着部を前記第1ベルト部に装着可能にするとともに前記第2マスク装着部を前記第2ベルト部に装着可能とした使用状態と、を切替可能であることを特徴とする保護マスク付ヘルメットを提供している。
第1の考案によると、第1ベルト部及び第2ベルト部が固定部に対して回動可能に接続されているため、ヘルメット装着部をヘルメットに装着した状態で保護マスクを使用しないときは、第1ベルト部及び第2ベルト部を回動させてヘルメット内部に収納することができる。これにより、第1ベルト部及び第2ベルト部が作業の邪魔になることない。また、第1ベルト部及び第2ベルト部が外部に露出しないため、外観上も優れたヘルメットとなる。保護マスクを装着するときは第1マスク装着部を第1ベルト部に固定するとともに第2マスク装着部を第2ベルト部に固定することで完了するため、簡易な操作で保護マスクを装着することができる。
作業現場の作業者は、広く一般に普及している使い捨てタイプの紐でヘルメットに固定する保護マスクを使用していると、マスク着脱に手間がかかるため一度保護マスクを取り外すと再び取り付けるということに抵抗を感じることが多い。しかし、本件考案の保護マスク装着用アタッチメントを使用することにより簡単な操作で保護マスクを装着することができるため、作業員に負担を感じさせることなく保護マスクを装着させることができる。
また、固定部がヘルメットの内側に位置するバンド部に固定されるため、保護マスク装着用アタッチメントとヘルメットとの固定部分が外部に露出しない。これにより、ヘルメットが外部部材に激突したとしても、保護マスク装着用アタッチメントがヘルメットから外れ難くなる。さらに、保護マスクは第1マスク装着部及び第2マスク装着部によって独立にヘルメット装着部に固定されているため、一方のマスク装着部のみを取り外すことも可能である。これにより、保護マスクをヘルメットから完全に離脱させることなく、一時的に保護マスクを口から取り外すことができる。
第2の考案によると、バンド部の固定孔には先端が拡径している突起部が挿入されるため、ヘルメット装着部とバンド部とを確実に固定することができる。また、複数の突起部が複数の固定孔に挿入されるため、複数の位置でヘルメット装着部をバンド部に固定することができる。
第3の考案によると、複数の回動孔に第1ワイヤ部を挿通させることにより第1ベルト部を固定部に対して回動可能とするとともに複数の回動孔に第2ワイヤ部を挿通させることにより第2ベルト部を固定部に対して回動可能としているため、ヘルメット装着部をヘルメットに装着した状態で保護マスクを使用しないときは、第1ベルト部及び第2ベルト部を回動させてヘルメット内部に収納することができる。これにより、第1ベルト部及び第2ベルト部が作業の邪魔になることない。
第4の考案によると、第1ベルト部及び第2ベルト部がヘルメット内部に収納された収納状態と、第1ベルト部及び第2ベルト部をヘルメットから露出させ第1マスク装着部を第1ベルト部に装着可能にするとともに第2マスク装着部を第2ベルト部に装着可能とした使用状態とを切替可能であるため、保護マスクを使用しないときは第1ベルト部及び第2ベルト部を回動させてヘルメット内部に収納することができる。これにより、第1ベルト部及び第2ベルト部が作業の邪魔になることない。また、第1ベルト部及び第2ベルト部が外部に露出しないため、外観上も優れたヘルメットとなる。
さらに、固定部がヘルメットの内側に位置するバンド部に固定されるため、ヘルメット装着部とヘルメットとの固定部分が外部に露出しない。これにより、ヘルメットが外部部材に激突したとしても、ヘルメット装着部がヘルメットから外れ難くなる。また、保護マスクは第1マスク装着部及び第2マスク装着部によって独立にヘルメット装着部に固定されているため、一方のマスク装着部のみを取り外すことも可能である。これにより、保護マスクをヘルメットから完全に離脱させることなく、一時的に保護マスクを口から取り外すことができる。
本考案によると、簡易に装着することができるとともに外観上優れた保護マスク装着用アタッチメント及び保護マスク付ヘルメットを提供することができる。
本考案の実施の形態による保護マスク装着用アタッチメント1、保護マスク10、及びヘルメット100を図1から図8に基づいて説明する。図中に示すように、前後上下左右方向を定義する。保護マスク10とは、防じん、防ガス、防毒を目的とするものであるが、これに限定されず作業現場において使用されるものであればよい。
図1及び図2に示すように、保護マスク装着用アタッチメント1は、第1マスク装着部2と、第2マスク装着部3と、ヘルメット装着部4と、から構成される。第1マスク装着部2は、第1解除ボタン21と、第1取付部22と、第1挿入部23と、第1バンド保持部24と、第1バンド支持部25と、を有している。
第1解除ボタン21は、ヘルメット装着部4に対する第1マスク装着部2の位置決めを解除するためのボタンであって、第1マスク装着部2の中央部に配置されている。第1解除ボタン21には図示せぬ爪部が設けられていて、ヘルメット装着部4の第1歯部42Aと係合することによりラチェット機構を構成する。図1に示す状態で第1解除ボタン21を押下したまま第1マスク装着部2をヘルメット装着部4に対して移動させることにより、図2に示すように第1マスク装着部2をヘルメット装着部4から離脱させることができる。第1解除ボタン21を離すことにより図示せぬ爪部と第1歯部42Aとが係合し、任意の位置で第1マスク装着部2を固定することができる。
第1取付部22は、先端部分が拡大して抜け止めとなっており、内側に窪んだ溝22aが形成されている。図5に示すように、第1取付部22が保護マスク10のフィルタ部11の右側に設けられた第1係止部12に挿入されることにより、第1マスク装着部2が保護マスク10に固定される。第1取付部22の保護マスク10への取付方法は、上記に限定されず任意の方法を選択することができる。また、第1取付部22の形状は、一般に市販されている保護マスク10の第1係止部12に固定可能に構成される。
第1挿入部23には後述の第1ベルト部42が挿入され、第1挿入部23に挿入された当該第1ベルト部42の先端部分は第1バンド保持部24によって第1マスク装着部2から離間しないように保持される。第1ベルト部42の背面は、第1バンド支持部25によって支持される。
第2マスク装着部3には、第2解除ボタン31と、第2取付部32と、第2挿入部33と、第2バンド保持部34と、第2バンド支持部35と、を有している。
第2解除ボタン31は、ヘルメット装着部4に対する第2マスク装着部3の位置決めを解除するためのボタンであって、第2マスク装着部3の中央部に配置されている。第2解除ボタン31には、図示せぬ爪部が設けられていて、ヘルメット装着部4の第2歯部43Aと係合することによりラチェット機構を構成する。図1に示す状態で第2解除ボタン31を押下したまま第2マスク装着部3をヘルメット装着部4に対して移動させることにより、図2に示すように第2マスク装着部3をヘルメット装着部4から離脱させることができる。第2解除ボタン31を離すことにより図示せぬ爪部と第2歯部43Aとが係合し、任意の位置で第2マスク装着部3を固定することができる。
図5に示すように、第2取付部32は、保護マスク10に対して第1取付部22が固定されている位置とは反対側の位置、つまり、保護マスク10の左側に固定される。第2取付部32は、先端部分が拡大して抜け止めとなっており、内側に窪んだ溝32aが形成されている。図5に示すように、第2取付部32が保護マスク10のフィルタ部11の左側に設けられた第2係止部13に挿入されることにより、第2マスク装着部3が保護マスク10に固定される。第2取付部32の保護マスク10への取付方法は、上記に限定されず任意の方法を選択することができる。また、第2取付部32の形状は、一般に市販されている保護マスク10の第2係止部13に固定可能に構成される。
第2挿入部33には後述の第2ベルト部43が挿入され、第2挿入部33に挿入された当該第2ベルト部43の先端部分は第2バンド保持部34によって第2マスク装着部3から離間しないように保持される。第2ベルト部43の背面は、第2バンド支持部35によって支持される。
ヘルメット装着部4は、固定部41と、第1ベルト部42と、第2ベルト部43と、第1ワイヤ部44と、第2ワイヤ部45と、を有している。固定部41には、図1及び図6に示すような突起部41Aが複数設けられている。突起部41Aには貫通孔41aが形成され、先端に拡径した拡径部41Bが設けられている。
図7に示すように、バンド部101はヘルメット100を装着したときに頭全体に当接する部分であって、ヘルメット100の内側空間の周囲から中央部分に亘って設けられている。図6に示すように、バンド部101には、複数の固定孔101aが形成されていて、ヘルメット装着部4は突起部41Aを固定孔101aに挿通させることよってヘルメット100の内側に設けられたバンド部101に固定される。
固定部41をヘルメット100に固定するときは、突起部41Aを対応する固定孔101aに挿入する。これにより、拡径部41Bが抜け止めとなって、固定部41がヘルメット100から離脱することを防止できる。
第1ベルト部42は、固定部41から斜め方向に延出しており、第1マスク装着部2の爪部と係合する第1歯部42Aが設けられている。第2ベルト部43は、図1の中心線Cに対して第1ベルト部42と線対称となるように固定部41から斜め方向に延出している。第2ベルト部43には、第2マスク装着部3の爪部と係合する第2歯部43Aが設けられている。
固定部41、第1ベルト部42、及び第2ベルト部43には、複数の回動孔41bが形成されている。固定部41と第1ベルト部42とは、リング状の第1ワイヤ部44が回動孔41bに挿通されることによって、互いに回動可能に接続されている。同様に、固定部41と第2ベルト部43とは、リング状の第2ワイヤ部45が回動孔41bに挿通されることによって、互いに回動可能に接続されている。第1ワイヤ部44及び第2ワイヤ部45は、金属製であってもよく樹脂製であってもよい。
次に、保護マスク装着用アタッチメント1をヘルメット100に装着したときの使用方法について説明する。
固定部41の突起部41Aを対応する固定孔101aに挿入することにより、ヘルメット装着部4をヘルメット100に固定する。このとき、図7に示すように、第1ベルト部42及び第2ベルト部43をヘルメット100から露出させた使用状態とする。ヘルメット100を頭に被り、図4に示すように第1ベルト部42及び第2ベルト部43を前方に傾ける。図3に示すように第1歯部42Aと第1マスク装着部2の爪部を係合させるとともに、第2歯部43Aと第2マスク装着部3の爪部とを係合させて保護マスク10を装着する。このとき、第1解除ボタン21及び第2解除ボタン31を押下しながら保護マスク10の位置を微調整する。これにより、保護マスク装着用アタッチメント1を用いた保護マスク10のヘルメット100への装着が完了する。
保護マスク10を使用しなくなったときは、第1解除ボタン21及び第2解除ボタン31を押下して、図4に示すようにヘルメット100から保護マスク10を外す。ヘルメット100を頭から外し、図8に示すように、第1ベルト部42及び第2ベルト部43をヘルメット100内部に収納した収納状態とする。このとき、第1ベルト部42及び第2ベルト部43は、バンド部101に沿うように湾曲した状態でヘルメット100の内部に収納される。この状態で、ヘルメット100を再び装着する。
このような構成によると、第1ベルト部42及び第2ベルト部43が固定部41に対して回動可能に接続されているため、ヘルメット装着部4をヘルメット100に装着した状態で保護マスク10を使用しないときは、第1ベルト部42及び第2ベルト部43を回動させてヘルメット100内部に収納することができる。これにより、第1ベルト部42及び第2ベルト部43が作業の邪魔になることない。また、第1ベルト部42及び第2ベルト部43が外部に露出しないため、外観上も優れたヘルメット100となる。保護マスク10を装着するときは第1マスク装着部2を第1ベルト部42に固定するとともに第2マスク装着部3を第2ベルト部43に固定することで完了するため、簡易な操作で保護マスク10を装着することができる。
作業現場の作業者は、広く一般に普及している使い捨てタイプの紐でヘルメットに固定する保護マスクを使用していると、マスク着脱に手間がかかるため一度保護マスクを取り外すと再び取り付けるということに抵抗を感じることが多い。しかし、本件考案の保護マスク装着用アタッチメント1を使用することにより簡単な操作で保護マスク10を装着することができるため、作業員に負担を感じさせることなく保護マスク10を装着させることができる。
また、固定部41がヘルメット100の内側に位置するバンド部101に固定されるため、保護マスク装着用アタッチメント1とヘルメット100との固定部分が外部に露出しない。これにより、ヘルメット100が外部部材に激突したとしても、保護マスク装着用アタッチメント1がヘルメット100から外れ難くなる。さらに、保護マスク10は第1マスク装着部2及び第2マスク装着部3によって独立にヘルメット装着部4に固定されているため、一方のマスク装着部のみを取り外すことも可能である。これにより、保護マスク10をヘルメット100から完全に離脱させることなく、一時的に保護マスク10を口から取り外すことができる。
このような構成によると、バンド部101の固定孔101aに先端が拡径している突起部41Aが挿入されるため、ヘルメット装着部4とバンド部101とを確実に固定することができる。また、複数の突起部41Aが複数の固定孔101aに挿入されるため、複数の位置でヘルメット装着部4をバンド部101に固定することができる。
このような構成によると、複数の回動孔41bに第1ワイヤ部44を挿通させることにより第1ベルト部42を固定部41に対して回動可能とするとともに複数の回動孔41bに第2ワイヤ部45を挿通させることにより第2ベルト部43を固定部41に対して回動可能としているため、ヘルメット装着部4をヘルメット100に装着した状態で保護マスク10を使用しないときは、第1ベルト部42及び第2ベルト部43を回動させてヘルメット100内部に収納することができる。これにより、第1ベルト42部及び第2ベルト部43が作業の邪魔になることない。
このような構成によると、図8に示す第1ベルト部42及び第2ベルト部43がヘルメット100内部に収納された収納状態と、図7に示す第1ベルト部42及び第2ベルト部43をヘルメット100から露出させ第1マスク装着部2を第1ベルト部42に装着可能にするとともに第2マスク装着部3を第2ベルト部43に装着可能とした使用状態とを切替可能であるため、保護マスク10を使用しないときは第1ベルト42部及び第2ベルト部43を回動させてヘルメット100内部に収納することができる。これにより、第1ベルト部42及び第2ベルト部43が作業の邪魔になることない。
本考案の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されず、実用新案登録請求の範囲に記載された考案の要旨の範囲内で種々の変更が可能である。
上記の実施の形態では、第1取付部22及び第2取付部32は、一般に市販されている保護マスク10に固定可能であったが、これに限定されない。例えば、第1取付部及び第2取付部として複数のアタッチメントを第1マスク装着部及び第2マスク装着部に対して着脱可能に設け、保護マスクの形式によって任意のアタッチメントを選択してもよい。
上述の実施の形態では、固定部41と第1ベルト部42とを第1ワイヤ部44で回動可能に接続するとともに、固定部41と第2ベルト部43とを第2ワイヤ部45とで回動可能に接続していたが、これに限定されず、互いに回動可能な構成であればよい。
1 保護マスク装着用アタッチメント
2 第1マスク装着部
3 第2マスク装着部
4 ヘルメット装着部
10 保護マスク
41 固定部
41a 固定孔
42 第1ベルト部
43 第2ベルト部
44 第1ワイヤ部
45 第2ワイヤ部
100 ヘルメット
101 バンド部
102 突起部
2 第1マスク装着部
3 第2マスク装着部
4 ヘルメット装着部
10 保護マスク
41 固定部
41a 固定孔
42 第1ベルト部
43 第2ベルト部
44 第1ワイヤ部
45 第2ワイヤ部
100 ヘルメット
101 バンド部
102 突起部
Claims (4)
- 保護マスクに固定される第1マスク装着部と、
前記保護マスクに対して前記第1マスク装着部が固定されている位置とは反対側に固定される第2マスク装着部と、
ヘルメットの内側に位置するバンド部に固定される固定部と、前記第1マスク装着部が着脱可能に装着される第1ベルト部と、前記第2マスク装着部が着脱可能に装着される第2ベルト部と、を有するヘルメット装着部と、を有し、
前記第1マスク装着部は、任意の位置で第1ベルト部に対して固定可能であって、
前記第2マスク装着部は、任意の位置で第2ベルト部に対して固定可能であって、
前記第1ベルト部及び第2ベルト部は、前記固定部に対して回動可能に接続されていることを特徴とする保護マスク装着用アタッチメント。 - 前記固定部には、先端が拡径している複数の突起部が設けられ、
前記複数の突起部が前記バンド部に形成された複数の固定孔に挿入されることによって、前記固定部が前記ヘルメットに固定されることを特徴とする請求項1に記載の保護マスク装着用アタッチメント。 - 前記ヘルメット装着部は、リング状の第1ワイヤ部と、リング状の第2ワイヤ部と、をさらに有し、
前記第1ベルト部と前記固定部との接続部分、及び前記第2ベルト部と前記固定部との接続部分には、複数の回動孔が形成され、
前記複数の回動孔に前記第1ワイヤ部を挿通させることにより前記第1ベルト部は前記固定部に対して回動可能であって、
前記複数の回動孔に前記第2ワイヤ部を挿通させることにより前記第2ベルト部は前記固定部に対して回動可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の保護マスク装着用アタッチメント。 - 保護マスクと、
頭に当接し内部に位置するバンド部を有するヘルメットと、
前記保護マスクに固定される第1マスク装着部と、
前記保護マスクに対して前記第1マスク装着部が固定されている位置とは反対側に固定される第2マスク装着部と、
前記バンド部に固定される固定部と、前記第1マスク装着部が着脱可能に装着される第1ベルト部と、前記第2マスク装着部が着脱可能に装着される第2ベルト部と、を有するヘルメット装着部と、を有し、
前記第1マスク装着部は、任意の位置で第1ベルト部に対して固定可能であって、
前記第2マスク装着部は、任意の位置で第2ベルト部に対して固定可能であって、
前記第1ベルト部及び第2ベルト部は、前記固定部に対して回動可能に接続され、
前記第1ベルト部及び前記第2ベルト部を回動させることにより、前記第1ベルト部及び前記第2ベルト部が前記ヘルメットの内部に収納された収納状態と、前記第1ベルト部及び前記第2ベルト部を前記ヘルメットから露出させ前記第1マスク装着部を前記第1ベルト部に装着可能にするとともに前記第2マスク装着部を前記第2ベルト部に装着可能とした使用状態と、を切替可能であることを特徴とする保護マスク付ヘルメット。
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Cited By (1)
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CN111330180A (zh) * | 2020-03-31 | 2020-06-26 | 广州钛敌科装备科技发展有限责任公司 | 防护面具 |
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2018
- 2018-11-13 JP JP2018004388U patent/JP3219891U/ja active Active
Cited By (1)
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CN111330180A (zh) * | 2020-03-31 | 2020-06-26 | 广州钛敌科装备科技发展有限责任公司 | 防护面具 |
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