JP3218251U - ベッドボード - Google Patents
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Abstract
【課題】剛性を損なうことなく組立工数を低減させたベッドボードを提供する。【解決手段】ベッドの頭部側又は足元側に取り付けられるベッドボードであって、平板状のパネル材で構成され、ベッド側に位置する本体部4と、本体部の両側側辺と上辺とが第1折り曲げ部によって後側に折り曲げられて、それぞれ右側第1側辺面部6、左側第1側辺面部7、上側第1上辺面部8とが形成され、これらからさらに第2折り曲げ部によって折り曲げられて、本体部と平行となる右側後面部10、左側後面部11、上側後面部12が設けられ、さらにこれらから本体部側に向けて第3折り曲げ部によって折り曲げられて右側第2側辺面部14、左側第2側辺面部15、上側第2上辺面部16が形成されている。本体部と右側第1側辺面部、左側第1側辺面部、上側第1上辺面部との間の第1折り曲げ部には所定幅の溝が形成され、この溝には三角状の突部が形成されている。【選択図】図2
Description
本考案は、ベッドの頭部側又は足元側に設けられるベッドボードに関する。
従来ベッドに設けられているベッドボードは、フラッシュパネル同士の組立にダボ接合するなどしていた。このため、組立工数が増加し、生産コストが高くなるという問題があった。
本考案は、上記したような事情に鑑みてなされたものであり、その目的はベッドボードの剛性を損なうことなく組立工数を低減させたベッドボードを提供することにある。
本考案は、上記した課題を解決するために、ベッドの頭部側又は足元側に取り付けられるベッドボードであって、該ベッドボードは、平板状のパネル材で構成され、ベッド側に位置する本体部と、該本体部の両側側辺と上辺とが第1折り曲げ部によって後側に折り曲げられて、それぞれ右側第1側辺面部、左側第1側辺面部、上側第1上辺面部とが形成されており、これら右側第1側辺面部、左側第1側辺面部、上側第1上辺面部からさらに第2折り曲げ部によって折り曲げられて、前記本体部と平行となる右側後面部、左側後面部、上側後面部が設けられるとともに、該右側後面部と、前記左側後面部、及び前記上側後面部から前記本体部側に向けて第3折り曲げ部によって折り曲げられた右側第2側辺面部、左側第2側辺面部、上側第2上辺面部とが形成されていることを特徴とするベッドボード。
また、本考案においては、前記第1折り曲げ部は、前記本体部と前記右側第1側辺面部、前記左側第1側辺面部、前記上側第1上辺面部との間に所定幅の溝が形成されており、この溝には三角状の突部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のベッドボード。
本考案においては、ベッドボードを平板状のパネル材を折り曲げて形成するのみであるため、従来のようなパネルにダボを取り付け、そして互いのパネルを接合するような多数の工程を必要としないため、その工数が大幅に削減でき、ヘッドボード1台の生産に係る時間が大幅に短縮されるとともに、各工程に必要な機械と人員も省力化することが出来る。
また、両側側辺と上側側辺を第3折り曲げ部まで折り曲げて本体部と接合することで形状を安定させるため、変形を抑え、従来のようなダボ接合による組立と遜色のない剛性を保つことが出来る。
更に、従来のヘッドボードのパネルはダボを打つ穴をあける必要があるため所定以上の厚さ、例えば20ミリが必要であったが、4ミリ程度の平板パネル材を使用するため、森林資源の省力化になるとともに、軽量化も図ることが出来る。
本考案の実施例について、図面に基づいて説明する。
ベッド1は、人が横たわるボトム部2と、このボトム部2の頭部側に設けられるベッドボード3とから構成される。このベッドボード3は平板状の合板などで構成されるパネル材で成形されている。そして、このベッドボード3は四角状の本体部4と、この本体部4の両側側辺及び上辺から第1折り曲げ部5a、5b、5cによって後側に折り曲げられて、それぞれ長方形状の右側第1側辺面部6と、左側第1側辺面部7と、上側第1上辺面部8とを備えている。
ベッド1は、人が横たわるボトム部2と、このボトム部2の頭部側に設けられるベッドボード3とから構成される。このベッドボード3は平板状の合板などで構成されるパネル材で成形されている。そして、このベッドボード3は四角状の本体部4と、この本体部4の両側側辺及び上辺から第1折り曲げ部5a、5b、5cによって後側に折り曲げられて、それぞれ長方形状の右側第1側辺面部6と、左側第1側辺面部7と、上側第1上辺面部8とを備えている。
そして、この右側第1側辺面部6と、左側第1側辺面部7と、上側第1上辺面部8から第2折り曲げ部9a、9b、9cによってさらに折り曲げられて、前記本体部4と平行となる右側後面部10、左側後面部11、上側後面部12が設けられている。さらに、この右側後面部10と、左側後面部11、及び上側後面部12から第3折り曲げ部13a、13b、13cを介して前記本体部4側に向けて折り曲げられた右側第2側辺面部14、左側第2側辺面部15、上側第2上辺面部16とを備えている。
前記した右側後面部10、左側後面部11とは、本体部4の上辺側に位置する部分が斜めにカットされたカット部10a、11aがそれぞれ形成されている。また、上側後面部12にもその両側に斜めにカットしたカット部12a、12bが形成されている。
前記した第1折り曲げ部5aは、前記本体部4と、前記右側第1側辺面部6との間に所定幅Yの溝17が形成されている。この溝17は、例えば3mm程度の幅とするのが良い。そして、この溝17には折り曲げられた際に内側となる方向に向けて突出する直角三角形状の突部18が形成されている。一方、前記本体部4と前記右側第1側辺面部6には、この溝17に面する側の角部がカットされて斜面部4a、6aとがそれぞれ形成されている。
第1折り曲げ部5bの前記本体部4と前記左側第1側辺部7との間も、第1折り曲げ部5aと同様に所定幅Yの溝17が形成されており、この溝17にも折り曲げられた際に内側となる方向に向けて突出する直角三角形状の突部18が形成されている。さらに、第1折り曲げ部5cの前記本体部4と前記上側第1上辺面部8との間も、第1折り曲げ部5aと同様に所定幅Yの溝17が形成されており、この溝17にも折り曲げられた際に内側となる方向に向けて突出する直角三角形状の突部18が形成されている。
なお、第2折り曲げ部9a、9b、9c、及び第3折り曲げ部13a、13b、13cも第1折り曲げ部5a、5b、5cと同様の溝17の構成となっており、説明は省略する。
上記のように構成されたベッドボードの製造について以下説明する。まず、図2に示すようにベッドボード3を成形するために1枚のパネル材から所定形状に切断する。そしてこの切断した状態のパネル材に対して、本体部4と右側第1側辺面部6との間に第1折り曲げ部5aを形成する。この第1折り曲げ部5aは専用の特殊な鋸を取り付けたNCマシンを用いて所定幅Yの溝17と直角三角形状の突部18を加工する(図3(A)参照)。
この第1折り曲げ部5aは、所定幅Yの溝17と突部18を形成することによって、折り曲げた際に突部18の両側斜面に本体部4の壁面4bと右側第1側辺面部6の壁面6bとが面接触すると共に、前記本体部4の斜面部4aと前記右側第1側辺面部6の斜面部6aとが面接触することで両者を折り曲げた際に表面の角に平面部分19が成形される(図3(A)、(B)、(C)参照)。このように本体部4と右側第1側辺面部6とを折り曲げた際に表面の角部分に平面部分19が形成されることで一辺の角度を135度の鈍角になる。
なお、本体部4と左側第1側辺面部7との間の第1折り曲げ部5b、本体部4と上側第1上辺面部8との間の第1折り曲げ部5cの溝の加工も前記と同様の加工方法となる。また、第2折り曲げ部9a、9b、9c、及び第3折り曲げ部13a、13b、13cの溝の加工も同様の加工方法となるため説明は省略する。また、上記実施例では、ボトム部2の頭部側2aに設けられるベッドボード3で説明したが、ボトム部2の足元側2bに設けられるベッドボードとしても良いものである。
上記した構成とすることで、本体部4を中心にして右側第1側辺面部6、左側第1側辺面部7、上側第1上辺面部8、右側後面部10、左側後面部11、上側後面部12、右側第2側辺面部14、左側第2側辺面部15、上側第2上辺面部16と順番に折り曲げていくことでヘッドボード3が完成する(図4(A)、(B)参照)。
このとき、溝17に接着剤(図示せず)を塗布しておくことで、本体部4の斜面部4aと右側第1側辺面部6の斜面部6aとが接着される。
また、本体部4の壁面4bと前記突部18の斜面とが接着されるとともに、前記右側第1側辺面部6の壁面6bと前記突部18の反対側斜面とが接着されることで第1折り曲げ部5a、5b、5cが強固に固定される。
なお、第2折り曲げ部9a、9b、9c、第3折り曲げ部13a、13b、13cも同様に接着固定される。
また、本体部4の壁面4bと前記突部18の斜面とが接着されるとともに、前記右側第1側辺面部6の壁面6bと前記突部18の反対側斜面とが接着されることで第1折り曲げ部5a、5b、5cが強固に固定される。
なお、第2折り曲げ部9a、9b、9c、第3折り曲げ部13a、13b、13cも同様に接着固定される。
また、上側後面部12の左右のカット部12a、12bの端面に接着剤(図示せず)を塗布することで、前記右側後面部10のカット部10aと前記左側後面部11のカット部11aとが突き合わせた状態で接着固定される。
このような組み立て方によれば、折り曲げた部分の角度が135度の鈍角となり、これによって、表面の亀裂が防止でき、折り曲げた際のへこみ・たわみ・ねじれに対する強度が増し、薄いパネル材でもベッドボードとしての剛性を満たすことが出来る。
3 ベッドボード
4 本体部
6 右側第1側辺面部
7 左側第1側辺面部
8 第1上辺面部
12 第2上辺面部
14 右側後面部
15 左側後面部
16 上側後面部
4 本体部
6 右側第1側辺面部
7 左側第1側辺面部
8 第1上辺面部
12 第2上辺面部
14 右側後面部
15 左側後面部
16 上側後面部
Claims (2)
- ベッドの頭部側又は足元側に取り付けられるベッドボードであって、該ベッドボードは、平板状のパネル材で構成され、ベッド側に位置する本体部と、該本体部の両側側辺と上辺とが第1折り曲げ部によって後側に折り曲げられて、右側第1側辺面部と、左側第1側辺面部、及び上側第1上辺面部とがそれぞれ形成されており、これら右側第1側辺面部、左側第1側辺面部、上側第1上辺面部からさらに第2折り曲げ部によって折り曲げられて、前記本体部と平行となる右側後面部と、左側後面部、及び上側後面部とがそれぞれ設けられるとともに、該右側後面部と、前記左側後面部、及び前記上側後面部から前記本体部側に向けて第3折り曲げ部によって折り曲げられた右側第2側辺面部と、左側第2側辺面部、及び上側第2上辺面部とがそれぞれ形成されていることを特徴とするベッドボード。
- 前記第1折り曲げ部と、前記第2折り曲げ部と、前記第3折り曲げ部には、所定幅の溝が形成されており、この溝には三角状の突部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のベッドボード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018002451U JP3218251U (ja) | 2018-06-01 | 2018-06-01 | ベッドボード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018002451U JP3218251U (ja) | 2018-06-01 | 2018-06-01 | ベッドボード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3218251U true JP3218251U (ja) | 2018-10-04 |
Family
ID=63708582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018002451U Active JP3218251U (ja) | 2018-06-01 | 2018-06-01 | ベッドボード |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3218251U (ja) |
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2018
- 2018-06-01 JP JP2018002451U patent/JP3218251U/ja active Active
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