JP3218014U - 連続的線材を編込んで湾曲した形状を形成する両面編地 - Google Patents

連続的線材を編込んで湾曲した形状を形成する両面編地 Download PDF

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Abstract

【課題】連続的線材としてケーブルを加工して製造された導電糸といった特殊な材料を幅広く活用した両面編地を提供する。【解決手段】両面編地は、前記複数の右向き編織押圧片aA−cC及び/或いは複数の左向き編織押圧片により押圧されて両面編地に編込む連続的線材100を有し、連続的線材100は、両面編地に編込まれて複数のループセット4A−4Cを形成し、ループセット4A−4Cは、一つの編織工程における前編針A−C及び前編針A−C両側にある後編針a−dと、次の編織工程における前編針A−C及び二つの後編針a−dとがフックしてループ41a−44dを形成したものより構成し、且つ複数のループセット4A−4Cのうち、少なくとも二つは異なる編織工程に位置し、連続的線材100に落差を発生させて少なくとも一つの湾曲部を形成している。【選択図】図3

Description

本考案は、両面編地、特に連続的線材を編込む両面編地に関するものである。
健康、環境保護及びファッションを重視する現代社会において、消費者もまた、衣類の生地の触り心地やデザイン性に対して日に日に厳しくなっているが、当該業者はそのニーズに応えるために、異なる色彩或いは絵柄を変化させることが可能な編地を編織するということに重点を置いていない。このため、連続的線材を編織過程にある両面ベース糸に編込むと共に編織することができれば、より厚さ或いは絵柄の変化がある両面編地を形成することが可能なだけでなく、両面編地の嵩高性方面又は形状維持性方面においてもより優れた効果が期待できることから、アウターウェアや靴のバンプ、ハンドバッグ等の消費生活用製品を縫製するために用いることに非常に適している。現在、横編機(Flat Bed Knitting Machine)において、連続的線材を編込むという技術が存在するものの、周知技術ではいずれも編針によって編込みたい連続的線材をフック動作で実施しなければならない。このため、編込みたい連続的線材の長さが1インチを超える場合、給糸口が前記連続的線材を給糸する際に必ず一定の傾斜角を発生させるため、編針がフック動作をする際に前記連続的線材をフックすることができないという状況が度々発生し、不具合を有する編地が発生し易くなってしまう。つまり、周知技術では、1インチを超える長さの前記連続的線材を編込むことができないことから、この周知技術で編織した編地の発展は、上述したことから大きな制限を受けている。さらに言及すると、上述したような横編機は、いずれも前針床(Front Needle Bed)及び後針床(Rear Needle Bed)を有しており、編織する際、これ等針床のうちの一つで単独で編織して片面編地を形成するだけでなく、前後の針床で同時に編織して両面編地を形成することもできる。
特許文献1にある「インレイ編地編成方法およびインレイ編地」を参照すると、周知技術において上述した課題を解決するため、インレイ(本考案に係る「連続的線材を編込む」ことに相当)編地編成方法を掲示しており、この編成方法に用いる横編機は、左右に延び、かつ歯口を挟んで対向する少なくとも前後一対の針床を有し、前記一対の針床はそれぞれ多数の編針を有し、前記針床間でループの目移しが可能で、且つ、一方または双方の針床が左右にラッキングすることができ、また、ベース編地部(本考案に係る「ベース糸」に相当)と、インレイ糸(本考案に係る「連続的線材」に相当)とから構成されるインレイ編地を編成する編成方法である。その特徴は、ベース編地部を編成する工程、割り増やし編成により第1の針床上の編針に係止されるベース編地部のループを対向する第2の針床の編針に係止させてインレイ糸保持用ループを形成し、これにより前後両針床の編針にループを係止する工程、第1、第2の針床の編針に係止されるループ上にインレイ糸を掛け渡す工程、第2の針床の編針に係止されているインレイ糸保持用ループを第1の針床の編針に目移ししてベース編地部のループと重ねる工程、第1の針床の編針に給糸して次コースのループを形成する工程、からなることにある。また、この周知技術は、インレイ編地を更に掲示しており、前記インレイ編地は、上述したインレイ編地編成方法により編成され、その特徴は、ベース編地部に弾性糸を、インレイ糸として非弾性糸を使用し、編成時に弾性糸を伸張状態で編成することで、インレイ糸をパイル状に形成することにある。しかし、この周知技術から分かるとおり、インレイ糸として非弾性糸を使用した主要な目的は、インレイ編地の最終的な形状を維持するためであることから、この周知技術の編成工程が完了してからでないと、弾性糸を使用したベース編地部が収縮してパイル状を形成することができない。このことから、この周知技術に係る編成方法は、主に、横編機の一方の針床にある編針を利用してベース糸を編織し、もう一方の針床にある編針でループ
の目移しを行い、目移ししたループは前記インレイ糸の位置に保持することができる。つまり、この編成方法で編織したインレイ編地は必ず片面編地であって、この編成方法で両面編地を編成することは、確実に不可能である。また、この周知技術に係るインレイ糸は、異なる編織工程においてベース編地部に連続的に編込まれて編成することもできないため、ベース編地部に編込まれたこの周知技術に係るインレイ糸は、湾曲した形状に形成することができず、消費者のニーズに応えることができない。従って、上述した周知技術にある課題及び制限を解決することが急務となっている。
アメリカ特許公開第6151922号
本考案の主要な目的は、上述した周知技術にある課題、即ち、連続的線材を異なる編織工程において両面編地に編込んで湾曲した形状に形成することで、前記連続的線材としてケーブルを加工して製造された導電糸といった特殊な材料を幅広く活用して前記両面編地に編込み、急速に変化する消費者のニーズに応えることにある。
上述した目的に達成するため、本考案は、前針床、後針床及びループプレッサーベッドを有する横編機によって編織される、連続的線材を編込んで湾曲した形状を形成する両面編地を提供し、前記前針床は、複数の前編針を設け、前記後針床は、前記複数の前編針と交錯するように、対応する箇所に複数の後編針を設け、前記ループプレッサーベッドは、前記前針床或いは前記後針床の上方に設け、且つ前記ループプレッサーベッドは、前記複数の前編針と前記複数の後編針との間隙に対応する箇所に右向き編織押圧片及び左向き編織押圧片をそれぞれ交互に設け、そのうち、前記両面編地は、前記複数の右向き編織押圧片及び/或いは前記複数の左向き編織押圧片により押圧されて前記両面編地に編込む連続的線材を有し、前記連続的線材は、前記両面編地に編込まれて複数のループセットを形成し、前記ループセットは、一つの編織工程における前記前編針及び前記前編針両側にある前記後編針と、次の編織工程における前記前編針及び二つの前記後編針とがフックしてループを形成したものより構成し、且つ前記複数のループセットのうち、少なくとも二つは異なる編織工程に位置し、前記連続的線材に落差を発生させて少なくとも一つの湾曲部を形成している。
また、上述した連続的線材を編込んで湾曲した形状を形成する両面編地において、前記連続的線材は、前記前針床から前記両面編地の方向に向かって編込み、前記両面編地から前記前針床方向に向かって抜け出している。
また、上述した連続的線材を編込んで湾曲した形状を形成する両面編地において、前記連続的線材は、前記前針床から前記両面編地の方向に向かって編込み、前記両面編地から前記後針床方向に向かって抜け出している。
また、上述した連続的線材を編込んで湾曲した形状を形成する両面編地において、前記連続的線材は、前記後針床から前記両面編地の方向に向かって編込み、前記両面編地から前記後針床方向に向かって抜け出している。
また、上述した連続的線材を編込んで湾曲した形状を形成する両面編地において、前記連続的線材は、前記後針床から前記両面編地の方向に向かって編込み、前記両面編地から前記前針床方向に向かって抜け出している。
また、上述した連続的線材を編込んで湾曲した形状を形成する両面編地において、前記連続的線材は、導電線材、非導電線材或いはこれ等の組合せのいずれかとしている。
以上のことから、本考案は、周知技術と比較して以下のような効果を達することができる。
第一に、本考案は、前記両面編地に前記連続的線材を編込むことができ、前記両面編地に好ましい厚さ及び嵩高効果を維持することができることで、消費者のニーズに応えている。
第二に、本考案は、前記連続的線材を前記両面編地に編込む際に湾曲した形状を更に形成することができ、より異なる色彩或いはより絵柄を変化させることが可能な編地を編織することができる。
第三に、本考案に係る前記両面編地に前記連続的線材を編込む際、前記前編針と前記後編針とのいずれもが前記連続的線材に引っ掛かることもないため、編込む前記連続的線材に傷が発生するという問題も比較的発生せず、且つ前記連続的線材が前記両面編地に編込む際に湾曲した形状を形成することができることから、ケーブルを加工して製造された導電糸といった特殊な材料をさらに活用して前記両面編地に編込むことができ、より変化を有した編地を生産して急速に変化する市場のニーズに応えている。
本考案に係る第一実施例の編織工程の一部分を示す模式図である。 本考案に係る図1によって編織された両面編地の平面構造を示す模式図である。 本考案に係る図2の局部を示す拡大斜視図である。 本考案に係る第二実施例の編織工程の一部分を示す模式図である。 本考案に係る図4によって編織された両面編地の平面構造を示す模式図である。 本考案に係る第三実施例の編織工程の一部分を示す模式図である。 本考案に係る図6によって編織された両面編地の平面構造を示す模式図である。 本考案に係る第四実施例の編織工程の一部分を示す模式図である。 本考案に係る図8によって編織された両面編地の平面構造を示す模式図である。 本考案に係る第五実施例の編織工程の一部分を示す模式図である。 本考案に係る図10によって編織された両面編地の平面構造を示す模式図である。 本考案に係る第六実施例の編織工程の一部分を示す模式図である。 本考案に係る図12によって編織された両面編地の平面構造を示す模式図である。 本考案に係る第七実施例の編織工程の一部分を示す模式図である。 本考案に係る図14によって編織された両面編地の平面構造を示す模式図である。
はじめに、本考案に係る発明を実施するための形態を説明する前に、本考案で述べている横編機(Flat Bed Knitting Machine)は、日本の株式会社島精機製作所が製造し且つすでに周知となっている型番SVR093SPの機種を主に使用していることを言及するが、本考案はこの機種の使用に限定するものではなく、また、上述した横編機はすでに周知となっている技術である上、当該業者も熟知した技術である
ことから、本文において、前記横編機の構成に関する部分は、簡略した形で述べるため、符号をあえて付せずに説明すると、
前記横編機は、前針床と、後針床と、ループプレッサーベッド(Loop Presser Bed)と、前記前針床、前記後針床及び前記ループプレッサーベッドの上方に設けるキャリッジ(Carriage)と、前記キャリッジの下方に設ける複数の給糸口(Yarn Feeder)とを少なくとも有し、前記前針床は、複数の前編針を設け、前記後針床は、前記複数の前編針と交錯するように、対応する箇所に複数の後編針を設け、前記ループプレッサーベッドは、前記前針床或いは前記後針床の上方に設け、且つ前記ループプレッサーベッドは、前記複数の前編針と前記後編針との間隙に対応する箇所に右向き編織押圧片及び左向き編織押圧片をそれぞれ交互に設けている。
本考案に係る連続的線材を編込んで湾曲した形状を形成する両面編地に関する好ましい実施例及びその詳細な技術的内容は、図面を参照しつつ以下のとおりに説明する。
まず、本考案に係る第一実施例の編織工程の一部分を示す模式図である図1と、この図1によって編織された両面編地の平面構造を示す模式図である図2と、この図2の局部を示す拡大斜視図である図3を参照されたい。図2及び図3から分かるとおり、本考案は、連続的線材を編込んで湾曲した形状を形成する両面編地を提供するものであって、前記両面編地は、前記横編機によって編織されており、前記前針床は、複数の前編針A〜Fを設け、前記後針床は、前記複数の前編針A〜Fと交錯するように、対応する箇所に複数の後編針a〜gを設け、前記ループプレッサーベッドは、前記前針床或いは前記後針床の上方に設け、且つ前記ループプレッサーベッドは、前記複数の前編針A〜Fと前記複数の後編針a〜gとの間隙に対応する箇所に右向き編織押圧片aA,bB,cC,dD,eE,fF及び左向き編織押圧片Fg,Ef,De,Cd,Bc,Abをそれぞれ交互に設け、そのうち、前記両面編地は、前記複数の右向き編織押圧片aA,bB,cC,dD,eEにより押圧されて前記両面編地に編込む連続的線材100を有し、前記連続的線材100は、導電糸、銅電繊維或いはエナメル線等といった導電線材、木綿糸、麻糸、羊毛糸或いは化学繊維等といった非導電線材、又はこれ等の組合せのいずれかとし、且つ前記連続的線材100は、前記両面編地に編込まれて複数のループセット4A,4B,4Cを形成してい。ここでは、図3を例として説明しており、さらに図1を参照すると分かるとおり、前記ループセット4Aは、一つの編織工程1における前記前編針A及び前記前編針A両側にある前記後編針a,bと、次の編織工程2における前記前編針A及び二つの前記後編針a,bとがフックしてループ41A,41a,41b,42A,42a,42bを形成したものより構成し、前記ループセット4Bは、一つの編織工程1における前記前編針B及び前記前編針B両側にある前記後編針b,cと、次の編織工程2における前記前編針B及び二つの前記後編針b,cとがフックしてループ41B,41b,41c,42B,42b,42cを形成したものより構成し、前記ループセット4Cは、一つの編織工程3における前記前編針C及び前記前編針C両側にある前記後編針c,dと、次の編織工程4における前記前編針C及び二つの前記後編針c,dとがフックしてループ43C,43c,43d,44C,44c,44dを形成したものより構成し、このうち、前記ループセット4Bは前記編織工程1,2に位置し、前記編織工程3,4に位置する前記ループセット4Cと異なることで、前記連続的線材100は落差を発生させて湾曲部101を形成することができる。そのうち、前記連続的線材100は、前記前針床から前記両面編地の方向に向かって編込み、前記両面編地から前記前針床方向に向かって抜け出したり、前記前針床から前記両面編地の方向に向かって編込み、前記両面編地から前記後針床方向に向かって抜け出したりすることができ、同じように、前記後針床から前記両面編地の方向に向かって編込み、前記両面編地から前記後針床方向に向かって抜け出したり、前記後針床から前記両面編地の方向に向かって編込み、前記両面編地から前記前針床方向に向かって抜け出したりすることもできる。
本考案をより分かり易く説明するため、再度、図1を参照すると、本考案で述べている横編機が図面にあるキャリッジ運動方向30のように左側に向かって編織し始めると、前記前編針A〜Fと前記後編針a〜gとは、編織工程1にあるように、フックしてループを形成している。さらに、図3を併せて参照すると、前記キャリッジ運動方向30が右側に向かって編織工程2の動作を行うと、給糸口10が前記前編針Aの手前まで前進した時、前記右向き編織押圧片aAは、前記連続的線材100の第一押圧点11を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針bまで前進した時、前記連続的線材100を前記ループ41Aが前記編織工程2において形成する前記ループ42A,42a,42bに固定することができるようにし、前記連続的線材100を前記ループセット4Aに編込ませ、前記給糸口10が前記前編針Bの手前まで継続的に前進すると、前記右向き編織押圧片bBは、前記連続的線材100の第二押圧点12を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針cまで前進した時、前記連続的線材100を前記ループ41Bが前記編織工程2において形成する前記ループ42B,42b,42cに固定することができるようにし、前記連続的線材100を前記ループセット4Bに編込ませ、前記キャリッジ運動方向30が再度左側に向かって動くと、このとき、前記給糸口10は前記後編針cの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定し、前記前編針A〜Fと前記後編針a〜gとは、編織工程3にあるように、フックしてループを形成している。前記キャリッジ運動方向30が右側に向かって編織工程4の動作を行うと、前記給糸口10が前記前編針Cの手前まで前進した時、前記右向き編織押圧片cCは、前記連続的線材100の第三押圧点13を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針dまで前進した時、前記ループ43Cが前記編織工程4において形成する前記ループ44C,44c,44dに固定することができるようにし、前記連続的線材100を前記ループセット4Cに編込ませ、このとき、前記ループセット4Bは前記編織工程1,2に位置し、前記編織工程3,4に位置する前記ループセット4Cと異なることから、前記連続的線材100は落差を発生させて湾曲部101を形成することができる。
同じように、前記キャリッジ運動方向30が再度左側に向かって動くと、このとき、前記給糸口10は前記後編針dの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定し、前記前編針A〜Fと前記後編針a〜gとは、編織工程5にあるように、フックしてループを形成している。前記キャリッジ運動方向30が右側に向かって編織工程6の動作を行うと、前記給糸口10が前記前編針Dの手前まで前進した時、前記右向き編織押圧片dDは、前記連続的線材100の第四押圧点14を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針eまで前進した時に前記連続的線材100を前記両面編地に編込ませ、前記キャリッジ運動方向30が再度左側に向かって動くと、このとき、前記給糸口10は前記後編針eの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定し、前記前編針A〜Fと前記後編針a〜gとは、編織工程7にあるように、フックしてループを形成している。前記キャリッジ運動方向30が右側に向かって編織工程8の動作を行うと、前記給糸口10が前記前編針Eの手前まで前進した時、前記右向き編織押圧片eEは、前記連続的線材100の第五押圧点15を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針fまで前進した時に前記連続的線材100を前記両面編地に編込ませてループセットを形成している。
なお、上述した内容中でループセットの形成及び組合せを詳細に述べていることから、図面上の符号及びその説明を簡略化するため、下記において述べるループセットは、符合を付して説明することはない。
次に、本考案に係る第二実施例の編織工程の一部分を示す模式図である図4と、この図4によって編織された両面編地の平面構造を示す模式図である図5とを同時に参照されたい。図面から分かるとおり、前記前針床は、複数の前編針A〜Fを設け、前記後針床は、前記複数の前編針A〜Fと交錯するように、対応する箇所に複数の後編針a〜gを設け、前記ループプレッサーベッドは、前記前針床或いは前記後針床の上方に設け、且つ前記ループプレッサーベッドは、前記複数の前編針A〜Fと前記複数の後編針a〜gとの間隙に
対応する箇所に右向き編織押圧片aA,bB,cC,dD,eE,fF及び左向き編織押圧片Fg,Ef,De,Cd,Bc,Abをそれぞれ交互に設け、そのうち、前記両面編地は、前記複数の右向き編織押圧片aA,bB,cC,dD,eE,fFにより押圧されて前記両面編地に編込む連続的線材100を有している。本考案に係る好ましい第二実施例をより分かり易く説明するため、図4を参照すると、本考案で述べている横編機が図面にあるキャリッジ運動方向30のように左側に向かって編織し始めると、前記前編針A〜Fと前記後編針a〜gとは、編織工程1にあるように、フックしてループを形成している。前記キャリッジ運動方向30が右側に向かって編織工程2の動作を行うと、前記給糸口10が前記前編針Aの手前まで前進した時、前記右向き編織押圧片aAは、前記連続的線材100の第一押圧点11を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針bまで前進した時、前記連続的線材100を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、前記給糸口10が前記前編針Bの手前まで継続的に前進すると、前記右向き編織押圧片bBは、前記連続的線材100の第二押圧点12を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針cまで前進した時、前記連続的線材100を再度前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、前記キャリッジ運動方向30が再度左側に向かって動くと、このとき、前記給糸口10は前記後編針cの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定し、前記前編針A〜Fと前記後編針a〜gとは、編織工程3にあるように、フックしてループを形成している。前記キャリッジ運動方向30が右側に向かって編織工程4の動作を行うと、前記給糸口10が前記前編針Cの手前まで前進した時、前記右向き編織押圧片cCは、前記連続的線材100の第三押圧点13を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針dまで前進した時、前記連続的線材100を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、このとき、前記連続的線材100は落差を発生させて湾曲部101を形成している。
同じように、前記キャリッジ運動方向30が再度左側に向かって動くと、このとき、前記給糸口10は前記後編針dの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定し、前記前編針A〜Fと前記後編針a〜gとは、編織工程5にあるように、フックしてループを形成している。前記キャリッジ運動方向30が右側に向かって編織工程6の動作を行うと、前記給糸口10が前記前編針Dの手前まで前進した時、前記右向き編織押圧片dDは、前記連続的線材100の第四押圧点14を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針eまで前進した時に前記連続的線材100を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、また、前記キャリッジ運動方向30が再度左側に向かって動くと、このとき、前記給糸口10は前記後編針eの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定し、前記前編針A〜Fと前記後編針a〜gとは、編織工程7にあるように、フックしてループを形成している。前記キャリッジ運動方向30が右側に向かって編織工程8の動作を行うと、前記給糸口10が前記前編針Eの手前まで前進した時、前記右向き編織押圧片eEは、前記連続的線材100の第五押圧点15を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針fまで前進した時、前記連続的線材100を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、このとき、前記連続的線材100に落差を発生させてもう一つの湾曲部101を形成している。前記給糸口10が前記前編針Fの手前まで継続的に前進すると、前記右向き編織押圧片fFは、前記連続的線材100の第六押圧点16を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針gまで前進した時前記連続的線材100を再度前記両面編地に編込ませてループセットを形成している。最後に、前記キャリッジ運動方向30が再度左側に向かって動くと、このとき、前記給糸口10は前記後編針gの上方に位置して上昇し、前記前編針A〜Fと前記後編針a〜gとは、編織工程9にあるように、フックしてループを形成し、図5のような、連続的線材を編込んで湾曲した形状を形成する両面編地を編織している。
次に、本考案に係る第三実施例の編織工程の一部分を示す模式図である図6と、この図6によって編織された両面編地の平面構造を示す模式図である図7とを同時に参照されたい。図面から分かるとおり、前記前針床は、複数の前編針A〜Fを設け、前記後針床は、
前記複数の前編針A〜Fと交錯するように、対応する箇所に複数の後編針a〜gを設け、前記ループプレッサーベッドは、前記前針床或いは前記後針床の上方に設け、且つ前記ループプレッサーベッドは、前記複数の前編針A〜Fと前記複数の後編針a〜gとの間隙に対応する箇所に右向き編織押圧片aA,bB,cC,dD,eE,fF及び左向き編織押圧片Fg,Ef,De,Cd,Bc,Abをそれぞれ交互に設け、そのうち、前記両面編地は、前記複数の右向き編織押圧片aA,bB,cC,dD,eE,fFにより押圧されて前記両面編地に編込む連続的線材100と、前記左向き編織押圧片Fg,Ef,De,Cd,Bc,Abにより押圧されて前記両面編地に編込む連続的線材200とを有している。本考案に係る好ましい第三実施例をより分かり易く説明するため、図6を参照すると、本考案で述べている横編機が図面にあるキャリッジ運動方向30のように左側に向かって編織し始めると、前記前編針A〜Fと前記後編針a〜gとは、編織工程1にあるように、フックしてループを形成している。前記キャリッジ運動方向30が右側に向かって編織工程2の動作を行うと、前記給糸口10が前記前編針Aの手前まで前進した時、前記右向き編織押圧片aAは、前記連続的線材100の第一押圧点11を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針bまで前進した時、前記連続的線材100を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、前記給糸口10が前記前編針Bの手前まで継続的に前進すると、前記右向き編織押圧片bBは、前記連続的線材100の第二押圧点12を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針cまで前進した時、前記連続的線材100を再度前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、前記キャリッジ運動方向30が再度左側に向かって動くと、このとき、前記給糸口10は前記後編針cの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定すると同時に、もう一つの給糸口20を提供して前記後編針gより右から左に前記連続的線材200を給糸し、前記給糸口20が前記前編針Fの手前まで前進すると、前記左向き編織押圧片Fgは、前記連続的線材200の第一押圧点21を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口20が前記後編針fまで前進した時、前記連続的線材200を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、前記給糸口20が前記前編針Eの手前まで継続的に前進すると、前記左向き編織押圧片Efは、前記連続的線材200の第二押圧点22を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口20が前記後編針eまで前進した時、前記連続的線材200を再度前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、前記給糸口20が左に向かって継続的に前進すると、前記前編針A〜Fと前記後編針a〜gとは、編織工程3にあるように、フックしてループを形成している。前記キャリッジ運動方向30が右側に向かって編織工程4の動作を行うと、前記給糸口10が前記前編針Cの手前まで前進した時、前記右向き編織押圧片cCは、前記連続的線材100の第三押圧点13を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針dまで前進した時、前記連続的線材100を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、このとき、前記連続的線材100は落差を発生させて湾曲部101を形成し、前記給糸口20は前記後編針eの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定している。
同じように、前記キャリッジ運動方向30が再度左側に向かって動くと、このとき、前記給糸口10は前記後編針dの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定し、前記給糸口20が前記前編針Dの手前まで前進した時、前記左向き編織押圧片Deは、前記連続的線材200の第三押圧点23を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口20が前記後編針dまで前進した時、前記連続的線材200を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、このとき、前記連続的線材200は落差を発生させて湾曲部201を形成し、前記給糸口20が左に向かって継続的に前進すると、前記前編針A〜Fと前記後編針a〜gとは、編織工程5にあるように、フックしてループを形成している。前記キャリッジ運動方向30が右側に向かって編織工程6の動作を行うと、前記給糸口10が前記前編針Dの手前まで前進した時、前記右向き編織押圧片dDは、前記連続的線材100の第四押圧点14を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針eまで前進した時、前記連続的線材100を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、このとき、前記給糸口20は前記後編針dの上方に位置して上昇し、この箇所を次に
給糸する開始位置として設定し、また、前記キャリッジ運動方向30が再度左側に向かって動くと、このとき、前記給糸口10は前記後編針eの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定し、前記給糸口20が前記前編針Cの手前まで前進した時、前記左向き編織押圧片Cdは、前記連続的線材200の第四押圧点24を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口20が前記後編針cまで前進した時、前記連続的線材200を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、前記前編針A〜Fと前記後編針a〜gとは、編織工程7にあるように、フックしてループを形成している。前記キャリッジ運動方向30が右側に向かって編織工程8の動作を行うと、前記給糸口10が前記前編針Eの手前まで前進した時、前記右向き編織押圧片eEは、前記連続的線材100の第五押圧点15を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針fまで前進した時、前記連続的線材100を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、このとき、前記連続的線材100に落差を発生させてもう一つの湾曲部101を形成している。前記給糸口10が前記前編針Fの手前まで継続的に前進すると、前記右向き編織押圧片fFは、前記連続的線材100の第六押圧点16を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針gまで前進した時前記連続的線材100を再度前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、このとき、前記給糸口20は前記後編針cの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定している。最後に、前記キャリッジ運動方向30が再度左側に向かって動くと、このとき、前記給糸口10は前記後編針gの上方に位置して上昇し、前記給糸口20が前記前編針Bの手前まで前進した時、前記左向き編織押圧片Bcは、前記連続的線材200の第五押圧点25を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口20が前記後編針bまで前進した時、前記連続的線材200を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、このとき、前記連続的線材200は落差を発生させてもう一つの湾曲部201を形成している。前記給糸口20が前記前編針Aの手前まで前進した時、前記左向き編織押圧片Abは、前記連続的線材200の第六押圧点26を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口20が前記後編針aまで前進した時、前記連続的線材200を再度前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、前記前編針A〜Fと前記後編針a〜gとは、編織工程9にあるように、フックしてループを形成し、図7のような、連続的線材を編込んで湾曲した形状を形成する両面編地を編織している。
次に、本考案に係る第四実施例の編織工程の一部分を示す模式図である図8と、この図8によって編織された両面編地の平面構造を示す模式図である図9とを同時に参照されたい。図面から分かるとおり、前記前針床は、複数の前編針A〜Eを設け、前記後針床は、前記複数の前編針A〜Eと交錯するように、対応する箇所に複数の後編針a〜fを設け、前記ループプレッサーベッドは、前記前針床或いは前記後針床の上方に設け、且つ前記ループプレッサーベッドは、前記複数の前編針A〜Eと前記複数の後編針a〜fとの間隙に対応する箇所に右向き編織押圧片aA,bB,cC,dD,eE及び左向き編織押圧片Ef,De,Cd,Bc,Abをそれぞれ交互に設け、そのうち、前記両面編地は、前記複数の右向き編織押圧片aA,bB,cC,dD,eEにより押圧されて前記両面編地に編込む連続的線材100を有している。本考案に係る好ましい第四実施例をより分かり易く説明するため、図8を参照すると、本考案で述べている横編機が図面にあるキャリッジ運動方向30のように左側に向かって編織し始めると、前記前編針A〜Eと前記後編針a〜fとは、編織工程1にあるように、フックしてループを形成している。前記キャリッジ運動方向30が右側に向かって編織工程2の動作を行うと、前記給糸口10が前記前編針Aの手前まで前進した時、前記右向き編織押圧片aAは、前記連続的線材100の第一押圧点11を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針bまで前進した時、前記連続的線材100を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、前記給糸口10が前記前編針Bの手前まで継続的に前進すると、前記右向き編織押圧片bBは、前記連続的線材100の第二押圧点12を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針cまで前進した時、前記連続的線材100を再度前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、前記キャリッジ運動方向30が再度左側に向かって動くと、このとき、前記
給糸口10は前記後編針cの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定し、前記前編針A〜Eと前記後編針a〜fとは、編織工程3にあるように、フックしてループを形成している。前記キャリッジ運動方向30が再度右側に向かって動くと、このとき、前記給糸口10は前記後編針cの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定し、前記前編針A〜Eと前記後編針a〜fとは、編織工程4にあるように、フックしてループを形成している。前記キャリッジ運動方向30が再度左側に向かって動くと、このときも、前記給糸口10は前記後編針cの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定し、前記前編針A〜Eと前記後編針a〜fとは、編織工程5にあるように、フックしてループを形成している。前記キャリッジ運動方向30がまた再度右側に向かって動くと、このときも先程と同じように、前記給糸口10は前記後編針cの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定し、前記前編針A〜Eと前記後編針a〜fとは、編織工程6にあるように、フックしてループを形成している。前記キャリッジ運動方向30がまた再度左側に向かって動くと、このときも依然、前記給糸口10は前記後編針cの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定し、前記前編針A〜Eと前記後編針a〜fとは、編織工程7にあるように、フックしてループを形成している。前記キャリッジ運動方向30がさらに再度右側に向かって編織工程8の動作を行うと、前記給糸口10が前記前編針Cの手前まで前進した時、前記右向き編織押圧片cCは、前記連続的線材100の第三押圧点13を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針dまで前進した時、前記連続的線材100を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、このとき、前記連続的線材100は落差を発生させて湾曲部101を形成している。
同じように、前記キャリッジ運動方向30が継続的に右に向かって動くと、前記給糸口10が前記前編針Dの手前まで前進した時、前記右向き編織押圧片dDは、前記連続的線材100の第四押圧点14を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針eまで前進した時に前記連続的線材100を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、また、前記キャリッジ運動方向30が再度継続的に右に向かって動くと、前記給糸口10が前記前編針Eの手前まで前進した時、前記右向き編織押圧片eEは、前記連続的線材100の第五押圧点15を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針fまで前進した時、前記連続的線材100を前記両面編地に編込ませてループセットを形成している。最後に、前記キャリッジ運動方向30が再度左側に向かって動くと、このとき、前記給糸口10は前記後編針fの上方に位置して上昇し、前記前編針A〜Eと前記後編針a〜fとは、編織工程9にあるように、フックしてループを形成し、図9のような、連続的線材を編込んで湾曲した形状を形成する両面編地を編織している。
次に、本考案に係る第五実施例の編織工程の一部分を示す模式図である図10と、この図10によって編織された両面編地の平面構造を示す模式図である図11とを同時に参照されたい。図面から分かるとおり、前記前針床は、複数の前編針A〜Eを設け、前記後針床は、前記複数の前編針A〜Eと交錯するように、対応する箇所に複数の後編針a〜fを設け、前記ループプレッサーベッドは、前記前針床或いは前記後針床の上方に設け、且つ前記ループプレッサーベッドは、前記複数の前編針A〜Eと前記複数の後編針a〜fとの間隙に対応する箇所に右向き編織押圧片aA,bB,cC,dD,eE及び左向き編織押圧片Ef,De,Cd,Bc,Abをそれぞれ交互に設け、そのうち、前記両面編地は、前記複数の右向き編織押圧片aA,bB,cC,dD及び前記左向き編織押圧片Deにより押圧されて前記両面編地に編込む連続的線材100を有している。本考案に係る好ましい第五実施例をより分かり易く説明するため、図10を参照すると、本考案で述べている横編機が図面にあるキャリッジ運動方向30のように左側に向かって編織し始めると、前記前編針A〜Eと前記後編針a〜fとは、編織工程1にあるように、フックしてループを形成している。前記キャリッジ運動方向30が右側に向かって編織工程2の動作を行うと、前記給糸口10が前記前編針Aの手前まで前進した時、前記右向き編織押圧片aAは、前記連続的線材100の第一押圧点11を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が
前記後編針bまで前進した時、前記連続的線材100を前記両面編地に編込ませてループセットを形成している。前記給糸口10が前記前編針Bの手前まで継続的に前進すると、前記右向き編織押圧片bBは、前記連続的線材100の第二押圧点12を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針cまで前進した時、前記連続的線材100を再度前記両面編地に編込ませてループセットを形成している。前記給糸口10が前記前編針Cの手前までなおも継続的に前進すると、前記右向き編織押圧片cCは、前記連続的線材100の第三押圧点13を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針dまで前進した時、前記連続的線材100を再度前記両面編地に編込ませてループセットを形成している。前記給糸口10が前記前編針Dの手前までさらに継続的に前進すると、前記右向き編織押圧片dDは、前記連続的線材100の第四押圧点14を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針eまで前進した時、前記連続的線材100を再度前記両面編地に編込ませてループセットを形成している。前記キャリッジ運動方向30が再度左側に向かって動くと、このとき、前記給糸口10は前記後編針eの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定することから、前記キャリッジ運動方向30が継続的に左側に向かって動き且つ前記給糸口10が前記連続的線材100を給糸するようにすると、前記給糸口10が前記前編針Dの手前まで左側に向かって前進した時、前記左向き編織押圧片Deは、前記連続的線材100の第五押圧点15を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針dまで前進した時、前記連続的線材100を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、このとき、編織工程3にあるように、前記連続的線材100は落差を発生させて湾曲部101を形成している。前記キャリッジ運動方向30が再度右側に向かって動くと、このとき、前記給糸口10は前記後編針dの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定することから、前記キャリッジ運動方向30が継続的に右側に向かって動き且つ前記給糸口10が前記連続的線材100を給糸するようにすると、前記給糸口10が前記前編針Dの手前まで右側に向かって前進した時、前記右向き編織押圧片dDは、前記連続的線材100の第六押圧点16を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針eまで前進した時、前記連続的線材100を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、このとき、編織工程4にあるように、前記連続的線材100は落差を再度発生させてもう一つの湾曲部101を形成している。前記キャリッジ運動方向30がさらにまた左側に向かって動くと、このとき、前記給糸口10は前記後編針eの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定することから、前記キャリッジ運動方向30が継続的に左側に向かって動き且つ前記給糸口10が前記連続的線材100を給糸するようにすると、前記給糸口10が前記前編針Dの手前まで左側に向かって前進した時、前記左向き編織押圧片Deは、前記連続的線材100の第七押圧点17を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針dまで前進した時、前記連続的線材100を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、このとき、編織工程5にあるように、前記連続的線材100は落差をさらに発生させてさらにもう一つの湾曲部101を形成している。前記キャリッジ運動方向30がさらにまた右側に向かって動くと、このとき、前記給糸口10は前記後編針dの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定することから、前記キャリッジ運動方向30が継続的に右側に向かって動き且つ前記給糸口10が前記連続的線材100を給糸するようにすると、前記給糸口10が前記前編針Dの手前まで右側に向かって前進した時、前記右向き編織押圧片dDは、前記連続的線材100の第八押圧点18を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針eまで前進した時、前記連続的線材100を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、このとき、編織工程6にあるように、前記連続的線材100は落差をさらに発生させてさらにもう一つの湾曲部101を形成している。前記キャリッジ運動方向30がなおもまた左側に向かって動くと、このとき、前記給糸口10は前記後編針eの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定することから、前記キャリッジ運動方向30が継続的に左側に向かって動き且つ前記給糸口10が前記連続的線材100を給糸するようにすると、前記給糸口10が前記前編針Dの手前まで左側に向かって前進した時、前記左向き編織押圧
片Deは、前記連続的線材100の第九押圧点19を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針dまで前進した時、前記連続的線材100を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、このとき、編織工程7にあるように、前記連続的線材100は落差をさらにまた発生させてさらにまたもう一つの湾曲部101を形成し、図11のような、連続的線材を編込んで湾曲した形状を形成する両面編地を編織している。
次に、本考案に係る第六実施例の編織工程の一部分を示す模式図である図12と、この図12によって編織された両面編地の平面構造を示す模式図である図13とを同時に参照されたい。図面から分かるとおり、前記前針床は、複数の前編針A〜Dを設け、前記後針床は、前記複数の前編針A〜Dと交錯するように、対応する箇所に複数の後編針a〜eを設け、前記ループプレッサーベッドは、前記前針床或いは前記後針床の上方に設け、且つ前記ループプレッサーベッドは、前記複数の前編針A〜Dと前記複数の後編針a〜eとの間隙に対応する箇所に右向き編織押圧片aA,bB,cC,dD及び左向き編織押圧片De,Cd,Bc,Abをそれぞれ交互に設け、そのうち、前記両面編地は、前記複数の右向き編織押圧片aA,bB,cC,dD及び前記左向き編織押圧片De,Bc,Abにより押圧されて前記両面編地に編込む連続的線材100を有している。本考案に係る好ましい第六実施例をより分かり易く説明するため、図12を参照すると、本考案で述べている横編機が図面にあるキャリッジ運動方向30のように左側に向かって編織し始めると、前記前編針A〜Dと前記後編針a〜eとは、編織工程1にあるように、フックしてループを形成している。前記キャリッジ運動方向30が右側に向かって編織工程2の動作を行うと、前記給糸口10が前記前編針Aの手前まで前進した時、前記右向き編織押圧片aAは、前記連続的線材100の第一押圧点11を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針bまで前進した時、前記連続的線材100を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、前記給糸口10が前記前編針Bの手前まで継続的に前進すると、前記右向き編織押圧片bBは、前記連続的線材100の第二押圧点12を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針cまで前進した時、前記連続的線材100を再度前記両面編地に編込ませてループセットを形成している。前記キャリッジ運動方向30が再度左側に向かって動くと、このとき、前記給糸口10は前記後編針cの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定し、前記前編針A〜Dと前記後編針a〜eとは、編織工程3にあるように、フックしてループを形成している。前記キャリッジ運動方向30が右側に向かって編織工程4の動作を行うと、前記給糸口10が前記前編針Cの手前まで前進した時、前記右向き編織押圧片cCは、前記連続的線材100の第三押圧点13を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針dまで前進した時、前記連続的線材100を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、このとき、前記連続的線材100は落差を発生させて湾曲部101を形成している。
同じように、前記キャリッジ運動方向30が再度左側に向かって動くと、このとき、前記給糸口10は前記後編針dの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定し、前記前編針A〜Dと前記後編針a〜eとは、編織工程5にあるように、フックしてループを形成している。前記キャリッジ運動方向30が右側に向かって編織工程6の動作を行うと、前記給糸口10が前記前編針Dの手前まで前進した時、前記右向き編織押圧片dDは、前記連続的線材100の第四押圧点14を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針eまで前進した時に前記連続的線材100を前記両面編地に編込ませてループセットを形成している。また、前記キャリッジ運動方向30が再度左側に向かって動くと、このとき、前記給糸口10は前記後編針eの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定し、このことから、前記キャリッジ運動方向30が継続的に左側に向かって動き且つ前記給糸口10が前記連続的線材100を給糸するようにすると、前記給糸口10が前記前編針Dの手前まで左側に向かって前進した時、前記左向き編織押圧片Deは、前記連続的線材100の第五押圧点15を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針dまで前進した時、前記連続的線材100を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、このとき、編織工程7にあるように、前
記連続的線材100は落差を発生させて湾曲部101を形成している。前記キャリッジ運動方向30が再度右側に向かって動くと、このとき、前記給糸口10は前記後編針dの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定すると同時に、前記給糸口10が前記連続的線材100を給糸し、前記給糸口10の開始位置を前記後編針cの上方に移動することから、前記前編針A〜Dと前記後編針a〜eとは、編織工程8にあるように、フックしてループを形成している。前記キャリッジ運動方向30がまた左側に向かって動き且つ前記給糸口10が前記連続的線材100を給糸するようにすると、前記給糸口10が前記前編針Bの手前まで左側に向かって前進した時、前記左向き編織押圧片Bcは、前記連続的線材100の第六押圧点16を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針bまで前進した時、前記連続的線材100を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、このとき、編織工程9にあるように、前記連続的線材100は落差を即座に再度発生させてもう一つの湾曲部101を形成している。前記キャリッジ運動方向30がさらにまた左側に向かって動き且つ前記給糸口10が前記連続的線材100を給糸するようにすると、前記給糸口10が前記前編針Aの手前まで左側に向かって前進した時、前記左向き編織押圧片Abは、前記連続的線材100の第七押圧点17を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針aまで前進した時、前記連続的線材100を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、図13のような、連続的線材を編込んで湾曲した形状を形成する両面編地を編織している。
次に、本考案に係る第七実施例の編織工程の一部分を示す模式図である図14と、この図14によって編織された両面編地の平面構造を示す模式図である図15とを同時に参照されたい。図面から分かるとおり、前記前針床は、複数の前編針A〜Fを設け、前記後針床は、前記複数の前編針A〜Fと交錯するように、対応する箇所に複数の後編針a〜gを設け、前記ループプレッサーベッドは、前記前針床或いは前記後針床の上方に設け、且つ前記ループプレッサーベッドは、前記複数の前編針A〜Fと前記複数の後編針a〜gとの間隙に対応する箇所に右向き編織押圧片aA,bB,cC,dD,eE,fF及び左向き編織押圧片Fg,Ef,De,Cd,Bc,Abをそれぞれ交互に設け、そのうち、前記両面編地は、前記複数の右向き編織押圧片aA,bB,cC,dD及び前記左向き編織押圧片De,Bcにより押圧されて前記両面編地に編込む連続的線材100と、前記左向き編織押圧片Fg,Ef,De及び前記複数の右向き編織押圧片dD,fFにより押圧されて前記両面編地に編込む連続的線材200とを有している。本考案に係る好ましい第七実施例をより分かり易く説明するため、図14を参照すると、本考案で述べている横編機が図面にあるキャリッジ運動方向30のように左側に向かって編織し始めると、前記前編針A〜Fと前記後編針a〜gとは、編織工程1にあるように、フックしてループを形成している。前記キャリッジ運動方向30が右側に向かって編織工程2の動作を行うと、前記給糸口10が前記前編針Aの手前まで前進した時、前記右向き編織押圧片aAは、前記連続的線材100の第一押圧点11を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針bまで前進した時、前記連続的線材100を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、前記給糸口10が前記前編針Bの手前まで継続的に前進すると、前記右向き編織押圧片bBは、前記連続的線材100の第二押圧点12を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針cまで前進した時、前記連続的線材100を再度前記両面編地に編込ませてループセットを形成している。前記キャリッジ運動方向30が再度左側に向かって動くと、このとき、前記給糸口10は前記後編針cの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定し、前記前編針A〜Fと前記後編針a〜gとは、編織工程3にあるように、フックしてループを形成し、これと同時に、もう一つの給糸口20を提供して前記後編針gより右から左に前記連続的線材200を給糸し、前記給糸口20が前記前編針Fの手前まで前進すると、前記左向き編織押圧片Fgは、前記連続的線材200の第一押圧点21を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口20が前記後編針fまで前進した時、前記連続的線材200を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、前記給糸口20が前記前編針Eの手前まで継続的に前進すると、前記左向き編織押圧
片Efは、前記連続的線材200の第二押圧点22を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口20が前記後編針eまで前進した時、前記連続的線材200を再度前記両面編地に編込ませてループセットを形成している。前記キャリッジ運動方向30が右側に向かって編織工程4の動作を行うと、前記給糸口10が前記前編針Cの手前まで前進した時、前記右向き編織押圧片cCは、前記連続的線材100の第三押圧点13を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針dまで前進した時、前記連続的線材100を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、このとき、前記連続的線材100は落差を発生させて湾曲部101を形成し、前記給糸口20は前記後編針eの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定している。
同じように、前記キャリッジ運動方向30が再度左側に向かって動くと、このとき、前記給糸口10は前記後編針dの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定し、前記前編針A〜Fと前記後編針a〜gとは、編織工程5にあるように、フックしてループを形成し、前記給糸口20が前記前編針Dの手前まで前進した時、前記左向き編織押圧片Deは、前記連続的線材200の第三押圧点23を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口20が前記後編針dまで前進した時、前記連続的線材200を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、このとき、前記連続的線材200は落差を発生させて湾曲部201を形成している。前記キャリッジ運動方向30が右側に向かって編織工程6の動作を行うと、前記給糸口10が前記前編針Dの手前まで前進した時、前記右向き編織押圧片dDは、前記連続的線材100の第四押圧点14を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針eまで前進した時に前記連続的線材100を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、このとき、前記給糸口20は前記後編針dの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定し、前記給糸口20が再度前記連続的線材200を給糸し始めて前記前編針Cの手前まで前進した時、前記右向き編織押圧片dDは、同時に前記連続的線材200の第四押圧点24を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口20が前記後編針eまで前進した時に前記連続的線材200を前記両面編地に編込ませてループセットを形成している。また、前記キャリッジ運動方向30がまた左側に向かって動くと、このとき、前記給糸口10は前記後編針eの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定し、このことから、前記キャリッジ運動方向30が継続的に左側に向かって動き且つ前記給糸口10が前記連続的線材100を給糸するようにすると、前記給糸口10が前記前編針Dの手前まで左側に向かって前進した時、前記左向き編織押圧片Deは、前記連続的線材100の第五押圧点15を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針dまで前進した時、前記連続的線材100を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、このとき、編織工程7にあるように、前記連続的線材100は落差を発生させて湾曲部101を形成し、このとき、前記給糸口20は前記後編針eの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定している。前記キャリッジ運動方向30が再度右側に向かって動くと、このとき、前記給糸口10は前記後編針dの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定すると同時に、前記給糸口10が前記連続的線材100を給糸し、前記給糸口10の開始位置を前記後編針cの上方に移動することから、前記前編針A〜Fと前記後編針a〜gとは、編織工程8にあるように、フックしてループを形成し、またこのとき、前記給糸口20が前記後編針eの上方に位置して上昇し、この箇所を次に給糸する開始位置として設定することから、前記キャリッジ運動方向30がまた右側に向かって動き且つ前記給糸口20が前記連続的線材200を給糸するようにすると、前記給糸口20が前記前編針Fの手前まで右側に向かって前進した時、前記右向き編織押圧片fFは、前記連続的線材200の第五押圧点25を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口20が前記後編針gまで前進した時、前記連続的線材200を再度前記両面編地に編込ませてループセットを形成している。前記キャリッジ運動方向30がさらにまた左側に向かって動き且つ前記給糸口10が前記連続的線材100を給糸するようにすると、前記給糸口10が前記前編針Bの手前まで左側に向かって前進した時、前記左向き編織押圧片Bcは、前記連続的線材100の第六押圧点16を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編
針bまで前進した時、前記連続的線材100を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、このとき、編織工程9にあるように、前記連続的線材100は落差を即座に再度発生させてもう一つの湾曲部101を形成している。前記キャリッジ運動方向30がなおもまた左側に向かって動き且つ前記給糸口10が前記連続的線材100を給糸するようにすると、前記給糸口10が前記前編針Aの手前まで左側に向かって前進した時、前記左向き編織押圧片Abは、前記連続的線材100の第七押圧点17を下に向かって即座に押圧し、前記給糸口10が前記後編針aまで前進した時、前記連続的線材100を前記両面編地に編込ませてループセットを形成し、図15のような、連続的線材を編込んで湾曲した形状を形成する両面編地を編織している。
1 編織工程
2 編織工程
3 編織工程
4 編織工程
5 編織工程
6 編織工程
7 編織工程
8 編織工程
9 編織工程
10 給糸口
100 連続的線材
11 第一押圧点
12 第二押圧点
13 第三押圧点
14 第四押圧点
15 第五押圧点
16 第六押圧点
17 第七押圧点
18 第八押圧点
19 第九押圧点
20 給糸口
200 連続的線材
21 第一押圧点
22 第二押圧点
23 第三押圧点
24 第四押圧点
25 第五押圧点
26 第六押圧点
30 キャリッジ運動方向
4A ループセット
4B ループセット
4C ループセット
41a ループ
41A ループ
41b ループ
41B ループ
41c ループ
42a ループ
42A ループ
42b ループ
42B ループ
42c ループ
43c ループ
43C ループ
43d ループ
44c ループ
44C ループ
44d ループ
A 前編針
B 前編針
C 前編針
D 前編針
E 前編針
F 前編針
a 後編針
b 後編針
c 後編針
d 後編針
e 後編針
f 後編針
g 後編針
aA 右向き編織押圧片
bB 右向き編織押圧片
cC 右向き編織押圧片
dD 右向き編織押圧片
eE 右向き編織押圧片
fF 右向き編織押圧片
Ab 左向き編織押圧片
Bc 左向き編織押圧片
Cd 左向き編織押圧片
De 左向き編織押圧片
Ef 左向き編織押圧片
Fg 左向き編織押圧片

Claims (6)

  1. 複数の前編針を設ける前針床と、前記複数の前編針と交錯するように、対応する箇所に複数の後編針を設ける後針床と、前記前針床或いは前記後針床の上方に設け且つ前記複数の前編針と前記複数の後編針との間隙に対応する箇所に右向き編織押圧片及び左向き編織押圧片をそれぞれ交互に設けるループプレッサーベッドとを有する横編機によって編織される、連続的線材を編込んで湾曲した形状を形成する両面編地であって、
    そのうち、前記両面編地は、前記複数の右向き編織押圧片及び/或いは前記複数の左向き編織押圧片により押圧されて前記両面編地に編込む連続的線材を有し、前記連続的線材は、前記両面編地に編込まれて複数のループセットを形成し、前記ループセットは、一つの編織工程における前記前編針及び前記前編針両側にある前記後編針と、次の編織工程における前記前編針及び二つの前記後編針とがフックしてループを形成したものより構成し、且つ前記複数のループセットのうち、少なくとも二つは異なる編織工程に位置し、前記連続的線材に落差を発生させて少なくとも一つの湾曲部を形成することを特徴とする、連続的線材を編込んで湾曲した形状を形成する両面編地。
  2. 前記連続的線材は、前記前針床から前記両面編地の方向に向かって編込み、前記両面編地から前記前針床方向に向かって抜け出すことを特徴とする請求項1に記載の、連続的線材を編込んで湾曲した形状を形成する両面編地。
  3. 前記連続的線材は、前記前針床から前記両面編地の方向に向かって編込み、前記両面編地から前記後針床方向に向かって抜け出すことを特徴とする請求項1に記載の、連続的線材を編込んで湾曲した形状を形成する両面編地。
  4. 前記連続的線材は、前記後針床から前記両面編地の方向に向かって編込み、前記両面編地から前記後針床方向に向かって抜け出すことを特徴とする請求項1に記載の、連続的線材を編込んで湾曲した形状を形成する両面編地。
  5. 前記連続的線材は、前記後針床から前記両面編地の方向に向かって編込み、前記両面編地から前記前針床方向に向かって抜け出すことを特徴とする請求項1に記載の、連続的線材を編込んで湾曲した形状を形成する両面編地。
  6. 前記連続的線材は、導電線材、非導電線材或いはこれ等の組合せのいずれかとすることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の、連続的線材を編込んで湾曲した形状を形成する両面編地。
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