JP3213694U - 液体収納袋体 - Google Patents

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陽市郎 山上
陽市郎 山上
彩 壁谷
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Abstract

【課題】内容物を充填する際の作業性や、液体取り出し装置の容器内にセットする際の作業性を改善した液体収納袋体を提供する。【解決手段】表面シート10、裏面シート20、上面シート30及び下面シート40からなり、内容物が充填された状態で略円柱状に膨らんで、液体取り出し装置の略円筒状の容器内にセットされる液体収納袋体であって、表面シート及び裏面シートはそれぞれ、矩形状の本体部と本体部の一方の長辺の中央から突出する矩形状の突出部とからなり、突出部の先端に内容物の充填口が形成されており、上面シートは、内容物が充填された状態で上面となる略円形部分を残して表面シートと裏面シートとの間に貼り付けられており、下面シートは、内容物が充填された状態で下面となる略円形部分を残して表面シートと裏面シートとの間に貼り付けられている。【選択図】図2

Description

本考案は、シャンプー、リンス、洗剤等の液体を収納する液体収納袋体に関するものである。
従来、シャンプー、リンス、洗剤等の液体を収納するための液体収納袋体が用いられている。例えば、特許文献1には、容器内にセットされ容器の上端口部に装着される液体取り出しポンプの突き刺しチューブが上から突き刺さり、液体取り出しポンプの動作により内部の液体が液体取り出しポンプのノズルより取り出される液体取り出し装置に使用される液体収納袋体に関する発明が記載されている。
特許文献1に記載された液体収納袋体7は、袋本体8が合成樹脂フィルムを材料に用いて筒状となるように作られ、その胴部9の長さ方向両端である上下両端にスタンドパックの形態の下端の底部の形を呈する底部10を備え、胴部9の長さ方向に沿う一側部に内容物の充填口11を備えたものである。そして、内容物である液体が充填され、充填口11の入口部が閉じられた状態の袋本体8の胴部9を紐やリング14などの締め付け手段で締め付け両端の底部10が張った状態となるようにしたものである。
特開2010−95277号公報
しかしながら、特許文献1に記載された液体収納袋体の場合、内容物を充填する際の作業性や、液体取り出し装置の容器内にセットする際の作業性に改善の余地がある。
本考案は、上記従来の課題を解決するものであり、内容物を充填する際の作業性や、液体取り出し装置の容器内にセットする際の作業性を改善した液体収納袋体を提供するものである。
上記課題を解決するため、本考案の液体収納袋体は、表面シート、裏面シート、上面シート及び下面シートからなり、内容物が充填された状態で略円柱状に膨らんで、液体取り出し装置の略円筒状の容器内にセットされる液体収納袋体であって、前記表面シート及び前記裏面シートはそれぞれ、矩形状の本体部と前記本体部の一方の長辺の中央から突出する矩形状の突出部とからなり、前記突出部の先端に内容物の充填口が形成されており、前記上面シートは、内容物が充填された状態で上面となる略円形部分を残して前記表面シートと前記裏面シートとの間に貼り付けられており、前記下面シートは、内容物が充填された状態で下面となる略円形部分を残して前記表面シートと前記裏面シートとの間に貼り付けられていることを特徴とする。
また好ましくは、前記本体部の短辺の長さに対する長辺の長さの比率が1.30〜1.36であり、前記本体部の長辺の長さに対する前記突出部の長辺の長さの比率が0.55〜0.61であることを特徴とする。
また好ましくは、前記本体部の短辺の長さに対する長辺の長さの比率が1.30〜1.36であり、前記本体部の短辺の長さに対する前記突出部の長辺の長さの比率が0.75〜0.81であることを特徴とする。
また好ましくは、前記本体部の短辺の長さに対する長辺の長さの比率が1.05〜1.11であり、前記本体部の長辺の長さに対する前記突出部の長辺の長さの比率が0.49〜0.55であることを特徴とする。
また好ましくは、前記本体部の短辺の長さに対する長辺の長さの比率が1.05〜1.11であり、前記本体部の短辺の長さに対する前記突出部の長辺の長さの比率が0.53〜0.59であることを特徴とする。
本考案の液体収納袋体は、表面シート、裏面シート、上面シート及び下面シートからなり、内容物が充填された状態で略円柱状に膨らむようになっているので、液体取り出し装置の略円筒状の容器内に容易にセットすることができる。また、表面シート及び裏面シートはそれぞれ、矩形状の本体部と本体部の一方の長辺の中央から突出する矩形状の突出部とからなり、突出部の先端に内容物の充填口が形成されているので、内容物を充填口から容易に充填することができる。また、上面シートは、内容物が充填された状態で上面となる略円形部分を残して表面シートと裏面シートとの間に貼り付けられており、下面シートは、内容物が充填された状態で下面となる略円形部分を残して表面シートと裏面シートとの間に貼り付けられているので、内容物が充填された状態で略円柱状に膨らみやすい。
また、本体部の短辺の長さに対する長辺の長さの比率、本体部の長辺の長さに対する突出部の長辺の長さの比率、本体部の短辺の長さに対する突出部の長辺の長さの比率を調整することで、内容物を充填する際の作業性と液体取り出し装置の容器内にセットする際の作業性を両立することができる。
以上、本考案によれば、内容物を充填する際の作業性や、液体取り出し装置の容器内にセットする際の作業性を改善した液体収納袋体を提供することができる。
本考案の実施形態に係る液体収納袋体の表面シート(裏面シート)の平面図である。 液体収納袋体の組立図である。 液体収納袋体の貼り付け位置を示す図である。 内容物充填前の液体収納袋体を示す斜視図である。 液体収納袋体の使用方法を示す図である。
次に、図1乃至図5を参照して、本考案の実施形態に係る液体収納袋体について説明する。本実施形態に係る液体収納袋体100は、シャンプー、リンス、洗剤等の液体を収納し、後述する液体取り出し装置の容器内にセットされて使用されるものである。図1は、液体収納袋体100の表面シート10(裏面シート20)の平面図であり、図2は、液体収納袋体100の組立図である。
図2に示すように、液体収納袋体100は、表面シート10、裏面シート20、上面シート30及び下面シート40から構成されている。各シートには、例えば合成樹脂フィルムが材料として用いられ、ヒートシールにより所要の部位を貼り合わせることにより製造される。
図1に示すように、表面シート10及び裏面シート20はそれぞれ、矩形状の本体部11,21と、本体部11,21の一方の長辺の中央から突出する矩形状の突出部12,22とから構成されており、略凸字状に形成されている。本体部11,21の短辺(図1における左右方向)の長さはEであり、長辺(図1における上下方向)の長さはCである。また、突出部12,22の短辺(図1における左右方向)の長さはDであり、長辺(図1における上下方向)の長さはAである。また、符号FはD+Eを示し、符号Bは(C−A)/2を示している。また、符号13,23は、突出部12,22の先端を示している。
一方、上面シート30及び下面シート40はそれぞれ矩形状であり、図2に示すように、中央部分を折り曲げた状態で、表面シート10及び裏面シート20の間に挟み込まれるようにして貼り付けられる。
図3は、液体収納袋体100の貼付位置(ヒートシール位置)を示す図であり、斜線で表示した部分が貼付位置である。斜線が交差した部分は、貼付位置が重なる部分である。このうち貼付位置6は、表面シート10と裏面シート20とが貼り付けられる位置である。表面シート10と裏面シート20とは、本体部11,21の長辺部分及び突出部12,22の短辺部分において貼り付けられている。なお、突出部の先端13,23は貼り付けられていない(閉じられていない。)。
一方、貼付位置7は、上面シート30及び下面シート40がそれぞれ中央部分を折り曲げた状態で、表面シート10及び裏面シート20の間に挟み込まれて貼り付けられる位置である。ここで、上面シート30は、内容物が充填された状態で上面となる略円形部分を残して、表面シート10と裏面シート20との間に貼り付けられている。また、下面シート40は、内容物が充填された状態で下面となる略円形部分を残して、表面シート10と裏面シート20との間に貼り付けられている。これにより、内容物が充填された状態で略円柱状に膨らみやすくなっている。
図4は、内容物充填前の液体収納袋体100を示す斜視図である。表面シート10及び裏面シート20の突出部の先端13,23は貼り付けられておらず(閉じられておらず)、内容物の充填口5が形成されている。また、内容物充填前であるため、略円柱状に膨らんでおらず、上面シート30及び下面シート40は、表面シート10と裏面シート20との間に折り畳まれて、全体として平面状である。
次に、図5を参照して、液体収納袋体100の使用方法について説明する。図5は、液体収納袋体100の使用方法を示す図である。液体収納袋体100は、シャンプー、リンス、洗剤等の液体を収納し、液体取り出し装置200の容器内にセットされて使用されるものである。液体取り出し装置200は、容器1と蓋体2から構成されている。容器1は底部を有する略円筒状であり、蓋体2は容器1に被せられて固定されるようになっている。蓋体2の上部には、液体取り出しポンプ3が設けられており、下部に設けられた突き刺しチューブ4を容器1内にセットされた液体収納袋体100の上面に突き刺して、液体取り出しポンプ3の動作により内部の液体が取り出されるようになっている。なお、液体収納袋体100は上下どちらの方向からセットしても使用できるものである。
液体収納袋体100を使用するには、まず、図4に示す状態の液体収納袋体100の充填口5から、内容物である液体を充填する。充填するときは、充填口5を上に向けた状態で、図示しない充填用機器等により充填する。所要量の充填が完了すると、液体収納袋体100は略円柱状に膨らむので、充填口5をヒートシール等により貼り付けて閉じる。余った突出部12,22は、図5に示すように側面に巻き付けてテープ等で固定する。そして、液体取り出し装置200の容器1内に挿入してセットする。容器1は略円筒状であり、液体収納袋体100は略円柱状であるので、引っ掛かることなく容易にセットすることができる。
ここで、表面シート10及び裏面シート20の形状と作業性の関係について検討する。まず、内容物を充填する際の作業性を考えると、充填口5は広い方が好ましい。一方、液体取り出し装置200の容器1内にセットする際の作業性を考えると、容器1の入口に引っ掛からないように、内容物が充填された状態でなるべく上面及び下面が真円に近い方が好ましい。しかしながら、充填口5を広くするためには突出部12,22の長さAを長くする必要があり、そうすると上面シート30及び下面シート40の貼付位置7の境界線が直線に近くなってしまい、上面シート30及び下面シート40に残す略円形部分が、楕円状になってしまう。従って、両方の作業性を両立させる工夫が必要である。
そこで、本考案者らは、内容物を充填する際の作業性と、液体取り出し装置200の容器1内にセットする際の作業性とを両立させるべく、表面シート10及び裏面シート20の形状について、突出部12,22の長辺の長さAと、本体部11,21の各辺の長さC,Eとの関係について試行錯誤し、有効範囲として表1に示す結果を得た。
Figure 0003213694
表1に示す有効範囲において、内容物を充填する際の作業性と、液体取り出し装置200の容器1内にセットする際の作業性とを両立することができた。なお、表1は、容量600ml及び容量375mlの液体収納袋体について検討したものであるが、有効範囲は比率であるため、他の容量の液体収納袋体についても適用することができる。
本実施形態に係る液体収納袋体100は、表面シート10、裏面シート20、上面シート30及び下面シート40からなり、内容物が充填された状態で略円柱状に膨らむようになっているので、液体取り出し装置200の略円筒状の容器1内に容易にセットすることができる。また、表面シート10及び裏面シート20はそれぞれ、矩形状の本体部11,21と本体部11,21の一方の長辺の中央から突出する矩形状の突出部12,22とからなり、突出部の先端13,23に内容物の充填口5が形成されているので、内容物を充填口5から容易に充填することができる。また、上面シート30は、内容物が充填された状態で上面となる略円形部分を残して表面シート10と裏面シート20との間に貼り付けられており、下面シート40は、内容物が充填された状態で下面となる略円形部分を残して表面シート10と裏面シート20との間に貼り付けられているので、内容物が充填された状態で略円柱状に膨らみやすい。
また、本体部11,21の短辺の長さEに対する長辺の長さCの比率、本体部11,21の長辺の長さCに対する突出部12,22の長辺の長さAの比率、本体部11,21の短辺の長さEに対する突出部の長辺の長さAの比率を調整することで、内容物を充填する際の作業性と液体取り出し装置200の容器1内にセットする際の作業性を両立することができる。
以上、本実施形態に係る液体収納袋体100によれば、内容物を充填する際の作業性や、液体取り出し装置の容器内にセットする際の作業性を改善することができる。
1 容器
2 蓋体
3 液体取り出しポンプ
4 突き刺しチューブ
5 充填口
6 貼付位置
7 貼付位置
10 表面シート
11 本体部
12 突出部
13 突出部の先端
20 裏面シート
21 本体部
22 突出部
23 突出部の先端
30 上面シート
40 下面シート
100 液体収納袋体
200 液体取り出し装置

Claims (5)

  1. 表面シート、裏面シート、上面シート及び下面シートからなり、内容物が充填された状態で略円柱状に膨らんで、液体取り出し装置の略円筒状の容器内にセットされる液体収納袋体であって、
    前記表面シート及び前記裏面シートはそれぞれ、矩形状の本体部と前記本体部の一方の長辺の中央から突出する矩形状の突出部とからなり、前記突出部の先端に内容物の充填口が形成されており、
    前記上面シートは、内容物が充填された状態で上面となる略円形部分を残して前記表面シートと前記裏面シートとの間に貼り付けられており、
    前記下面シートは、内容物が充填された状態で下面となる略円形部分を残して前記表面シートと前記裏面シートとの間に貼り付けられていることを特徴とする液体収納袋体。
  2. 前記本体部の短辺の長さに対する長辺の長さの比率が1.30〜1.36であり、前記本体部の長辺の長さに対する前記突出部の長辺の長さの比率が0.55〜0.61であることを特徴とする請求項1に記載の液体収納袋体。
  3. 前記本体部の短辺の長さに対する長辺の長さの比率が1.30〜1.36であり、前記本体部の短辺の長さに対する前記突出部の長辺の長さの比率が0.75〜0.81であることを特徴とする請求項1に記載の液体収納袋体。
  4. 前記本体部の短辺の長さに対する長辺の長さの比率が1.05〜1.11であり、前記本体部の長辺の長さに対する前記突出部の長辺の長さの比率が0.49〜0.55であることを特徴とする請求項1に記載の液体収納袋体。
  5. 前記本体部の短辺の長さに対する長辺の長さの比率が1.05〜1.11であり、前記本体部の短辺の長さに対する前記突出部の長辺の長さの比率が0.53〜0.59であることを特徴とする請求項1に記載の液体収納袋体。
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