JP3211956U - 発光ダイオード照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】良好な防水性能と放熱性能を有する発光ダイオード照明器具を提供する。【解決手段】発光ダイオード照明器具は、取り付け面211を有する台座210と、台座の取り付け面に設置される発光ダイオード素子220と、台座の取り付け面の一側に設置されるレンズ部品230と、台座とレンズ部品の間に設置される座金240と、電源アセンブリと、を有し、さらに、固定部品250を有し固定部品はレンズ部品の台座と反対の一側に設置され、かつレンズ部品の一部分と面する第一部分251と、第一部分から延伸し、かつ台座と接続される第二部分252とを有し、固定部品の第一部分がレンズ部品に対して台座方向に向かう圧力を加える。【選択図】図2a

Description

本開示は発光ダイオード照明器具に関わるものである。
発光ダイオード(Light Emitting Diode, LED)照明装置は省エネ、長寿命、良好な適用性、迅速な応答時間、環境保護等の優位性を有し、極めて良好な利用可能性を有する。
発光ダイオードの性能が、湿度、温度及び機械的振動の影響を極めて受け易いことから、発光ダイオードを使用寿命中に正常に稼働させるためには、発光ダイオード照明装置が良好な防水性能、放熱性能及び防機械的振動性能を有することが要求される。
本考案の実施例は、良好な防水性能と放熱性能を有する、発光ダイオード照明器具について提示する。
本開示の少なくとも一つの実施例は、
取り付け面を有する台座と、
前記台座の取り付け面に設置される発光ダイオード素子と、
前記台座の前記取り付け面の一側に設置されるレンズ部品と、
前記台座と前記レンズ部品の間に設置される座金であって、前記発光ダイオード素子が前記座金によって包囲される領域内に位置するようにし、前記レンズ部品と前記台座の間の前記座金によって囲まれる領域が収容スペースを構成し、前記発光ダイオード素子が前記収容スペース内に位置する座金と、
前記台座上に設置され、前記LED発光素子と電気的に接続される電源アセンブリと、
を有し、
更に固定部品を有し、前記固定部品は前記レンズ部品の前記台座と反対の一側に設置され、かつ前記レンズ部品の一部分と面する第一部分と、前記第一部分から延伸し、かつ前記台座と接続される第二部分とを有し、前記固定部品の第一部分が前記レンズ部品に対して前記台座方向に向かう圧力を加える、
ことを特徴とする発光ダイオード照明器具を提示する。
一部の例において、前記固定部品の第一部分と前記レンズ部品の相互に面する領域には、前記固定部品の第一部分が前記レンズ部品に面する表面と、前記レンズ部品が前記固定部品に面する第一部分の表面の内、一つの表面上に突起部が設置され、もう一つの表面上に第一の凹溝が設置され、前記突起部が前記第一凹溝中に嵌入し、前記突起部又は前記第一凹溝と前記固定部品の第二部分の間において、前記固定部品の第一部分と前記レンズ部品の間に間隙を有する。
一部の例において、前記突起部又は前記第一凹溝は前記座金の内側、又は前記座金の真上、又は前記座金の外側に設置される。
一部の例において、前記発光ダイオード照明器具は、前記第二部分が前記レンズ部品の側面から前記台座の側面に延伸し、前記固定部品の第二部分と前記台座がねじで固定的に接続され、前記第二部分を前記台座に接続させることを特徴とする。
一部の例において、前記発光ダイオード照明器具は、前記収容スペースが密閉スペースである、ことを特徴とする。
一部の例において、前記台座上の発光ダイオード素子が設置される取り付け面上にボスが設置され、前記レンズ部品上に前記ボスを収容する凹溝が設置され、前記凹溝が前記座金の内側に位置する。
一部の例において、前記台座は前記発光ダイオード素子を支持する光源取り付け部と、前記台座の前記取り付け面と反対の一側に設置され、前記電源アセンブリを支持するための電源取り付け部とを有し、かつ前記電源取り付け部と前記光源取り付け部が前記台座の取り付け面の両端にそれぞれ設置される。
一部の例において、前記電源取り付け部と前記光源取り付け部の間に少なくとも一つのスルーホールが設置される。
一部の例において、前記電源取り付け部に設置され、前記電源アセンブリを収容するためのランプハウジングカバーが更に含まれる。
一部の例において、前記ランプハウジングカバーと前記台座の間に密封と絶縁のための第一充填コロイドが充填され、前記電源アセンブリが全て前記第一充填コロイド内に没入する。
本考案に基づく実施例において、密封された導電性リード構造の設置によって、密封された収容スペース内の発光ダイオードに電源を提供すると同時に、収容スペースの密閉性を保証し、水蒸気等が収容スペースに侵入し、発光ダイオードに悪影響を及ぼすことを防止できる。
本開示の実施例における技術的解決手段を更に明確に説明するため、以下、実施例の図面について、簡単に説明する。以下の説明中の図面は本開示の一部実施例に関わるものに過ぎず、本開示に制限を加えるものでないことは言うまでもない。
は発光ダイオード照明装置の断面の概要を示す図である。 は発光ダイオード照明装置の断面の概要を示す図である。 は発光ダイオード照明装置の平面の概要を示す図である。 は発光ダイオード照明装置の一部断面の概要を示す図である。 は発光ダイオード照明装置の断面の概要を示す図である。 は発光ダイオード照明装置の断面の概要を示す図である。 は発光ダイオード照明装置の断面の概要を示す図である。 は発光ダイオード照明装置の立面の概要を示す図である。 は発光ダイオード照明装置の立面の概要を示す図である。 は発光ダイオード照明装置の分解概要図である。 は発光ダイオード照明装置の正面図である。 は発光ダイオード照明装置の正面図のA−A断面図である。 は図11の発光ダイオード照明装置の一部拡大図Bである。
本開示の実施例の目的、技術的解決手段及び優位性を更に明確にするため、以下、本開示の実施例の図面を参照して、本開示の実施例の技術的解決手段について、明確かつ不備無く説明する。説明する実施例は本開示の一部の実施例であって、全ての実施例でないことは言うまでもない。説明する本開示の実施例に基づき、本分野の通常の技術者が創造的な作業を必要とせずに獲得したその他の実施例は全て本開示の保護の範囲内に該当する。
特に定義しない限り、ここで使用する技術用語又は科学用語は本開示が属する分野内において一般の技能者が理解する通常の意味を有する。本開示の明細書及び請求の範囲において使用する「第一」、「第二」及び類似の文言は何等かの順序、数量又は重要性を示すものではなく、異なる構成部分を区別するものであるにすぎない。
発光ダイオード照明装置100であって、図1に示す通り、発光ダイオード照明装置100は、
少なくとも一つの発光ダイオード素子120と、
発光ダイオード素子120を取り付けるための台座110と、
発光ダイオード素子120の上方に設置されるレンズ部品130であって、レンズ部品130上に少なくとも一つのレンズ131が設置され、各レンズ131と一つの発光ダイオード素子120が相対応し、かつ各レンズ131がこれと相対応する発光ダイオード素子120の配光のために用いられるレンズ部品130と、
レンズ部品130と台座110の間に圧着される密封のための座金140と、
を有する。
発光ダイオード素子120はレンズ部品130と、台座110と、座金140から形成される密閉空間内に位置する。座金140はレンズ部品130、台座110の間に圧着され、弾性変形するものでなければならず、かつレンズ部品130、台座110の表面に密着するものでなければならない。レンズ部品130はスナップ構造171を介して台座110上に固定される。
上述の構造において、レンズ部品130とスナップ構造171は一体成型される。レンズ部品130の材料選定では材料の光透過性能、機械的性能、屋外性能を考慮する必要があり、一方、スナップ構造は、通常、変形が生じることから、比較的良好な硬度、強度、弾性性能が必要である。以上より、レンズ部品130とスナップ構造171が一体成型である場合は、レンズ部品とスナップ構造の製造に使用できる材料の種類はかなり少ない。また、スナップ構造171とレンズ部品130が一体成型であれば、製品毎に複数セットのスナップ構造とレンズ部品を一体成型するための金型が必要であり、かつ一体成型用金型のコストはやや高く、金型補修のコストもかなり高い。更に、密封性能を保証するため、座金140が圧着され、レンズ部品130の中央がスナップ構造171と座金140の作用下において発光ダイオード素子120から離れる方向に向かって膨らみ易い。またレンズ部品130中のレンズ131は主に発光ダイオード素子120の配光のために用いられ、レンズ部品130の変形は配光の正確性に直接影響を及ぼし、これにより発光ダイオード照明装置100の性能に影響を及ぼすおそれがある。
本開示の実施例は、以下の発光ダイオード照明装置を提供する。
取り付け面を有する台座と、
台座の取り付け面に設置される発光ダイオード素子と、
台座の取り付け面の一側に設置されるレンズ部品と、
台座とレンズ部品の間に設置される座金であって、発光ダイオード素子を前記座金によって包囲される領域内に位置させる座金と、
レンズ部品の台座と反対の一側に設置され、かつレンズ部品の一部分と面する第一部分と、第一部分から延伸し、かつ台座と接続される第二部分とを有し、前記第一部分がレンズ部品に対して台座方向に向かう圧力を加える固定部品と、
を有する。
本考案の実施例において、固定部品とレンズ部品は分離する部品であって、固定部品のみが比較的良好な弾性性能と比較的高い強度を有すれば足り、これにより、レンズ部品の弾性性能と強度性能に対する要求は低いものとなる。以上より、レンズ部品の製造に際して選択可能な材料の範囲は広くなる。この他、固定部品とレンズ部品が分離する部品であるため、固定部品とレンズ部品を別々に成型することができ、固定部品の金型は一セットのみで足り、異なる製品に対応するレンズ部品の金型を単独で設計製造するだけでよく、このように固定部品とレンズ部品の金型の製造を簡素化することで、金型製造と金型補修のコストを引き下げることができる。
本考案の一部実施例において、座金を支点として、固定部品の第一部分が座金の内側でレンズ部品に対して加えるトルクの絶対値は、固定部品の第一部分が座金の外側でレンズ部品に対して加えるトルクの絶対値以上である。
本考案の一部実施例において、放熱器を台座の取り付け面の反対側に設置することによって、発光ダイオードの動作中に発生する熱量を放散させ易くする。
本考案の一部実施例において、密封された導電性リード構造の設置によって、密封された収容スペース内の発光ダイオードに電源を提供すると同時に、収容スペースの密閉性を保証し、水蒸気等が収容スペースに侵入し、発光ダイオードに悪影響を及ぼすことを防止できる。
第一の実施例
図2aと図2bは本考案の一つの実施例に基づく発光ダイオード照明装置の概要を示す図であり、図2bは平面図であり、図2aは図2b中の線AA’に沿って切り取った断面図である。図2aと2bに示すように、発光ダイオード照明装置200は、
取り付け面211を有する台座210と、
台座210の取り付け面211上に設置される発光ダイオード素子220と、
台座210の取り付け面211の一側に設置されるレンズ部品230と、
台座210とレンズ部品230の間に設置される座金240であって、発光ダイオード素子220を座金240によって包囲された領域内に位置させる座金240と、
レンズ部品230の台座210と反対の一側に設置され、かつレンズ部品230の一部分と面する第一部分251と、第一部分251から延伸し、かつ台座210と接続される第二部分252とを有する固定部品250であって、固定部品250の第一部分251がレンズ部品230に対して台座210の方向に向かって圧力を加える固定部品250と、
を有する。
例えば、座金240を支点として、固定部品250の第一部分251が座金240の内側でレンズ部品230に対して加えるトルクの絶対値は、固定部品250の第一部分251が座金240の外側でレンズ部品230に対して加えるトルクの絶対値以上である。
図2a及び図2bに示す通り、固定部品250はレンズ部品230を台座210上に押圧し、かつ座金の密封作用を借りて、レンズ部品230と台座210の間の座金240によって囲まれる領域に密閉された収容スペースを構成する。言い変えれば、前記レンズ部品、前記台座、前記座金が該収容スペースを包囲する。発光ダイオード素子220は収容スペース内に位置する。本考案に基づく実施例において、固定部品250を上述の第一部分251と第二部分252に区分するが、このように区分することは説明を簡潔にするために過ぎない。固定部品250の第一部分251と第二部分252は固定的に接続されていても、また一体形成されていてもよく、本考案に基づく実施例はこれを特に限定するものではない。上述の第一部分251はレンズ部品230に面する台座と反対の一側の部分であることから、第一部分251はレンズ部品230に対して直接圧力を加える部分である。
上述の図1に示す構造において、レンズ部品と台座に固定するための部分が一体構造であることから、固定を行う手順において、座金140は支点を形成し、レンズ部品の中央(座金内側の部分)に膨らみを形成させることによって、発光ダイオード素子とこれに対応するレンズの間の光路の組合せに影響を及ぼすおそれがある。本考案に基づく実施例において、レンズ部品230と固定部品250は相互に分離する構造である。レンズ部品230と座金240を一つのアームとみなし、固定部品250の第一部分251がレンズ部品230に対して台座210の方向に向かう圧力を加え、座金240を支点として、固定部品250の第一部分251が座金240の内側でレンズ部品230に対して加えるトルクの絶対値は、固定部品250の第一部分251が座金240の外側でレンズ部品230に対して加えるトルクの絶対値以上である。このようなトルク設定状況の下、レンズ部品230の座金内側に位置する部分は台座方向に向かって押圧される傾向を有し、これにより、レンズ部品230の中央が発光ダイオード素子220から遠ざかる方向に膨らむことを防止し、延いてはレンズ部品230と発光ダイオード素子220の相対位置の変化を防止し、レンズ部品230と発光ダイオード素子220の良好な配光性能を保証することができる。
固定部品250の第一部分251が座金240の内側でレンズ部品230に対して加えるトルクの絶対値は固定部品250の第一部分251が座金240の外側でレンズ部品230に対して加えるトルクの絶対値以上であるため、第一部分251は座金の内側又は座金の真上のみでレンズ部品230と相互に接触すれば足り、言い変えれば、座金内側でレンズ部品230に対して下向きに押圧する力(この時、第一部分251が座金外側で加えるトルクは0とみなすことができる)を加えさえすればよい。また第一部分251が座金の外側と内側で等しくレンズ部品230と接触しても良いが、加えるトルクが上述の関係を満たせば、本考案に基づく実施例はこれを特に限定するものではない。別の角度から言えば、第一部分251がレンズ部品230に対して加える力を一つの力に合成する場合、該合力の作用点が座金の内側又は座金の真上に位置し、このようにすれば、固定部品250の押圧を介してレンズ部品230の中央を上方に向かって膨らませないことを保証できる。
図3は座金の延伸方向に垂直に切り取った部分の断面の概要を示す図であり、座金付近の一部断面のみを示す。図3に示すように、座金の外側と内側で、第一部分がレンズ部品に対して下向き(台座に向かう方向)の圧力のみを加えることが分かる。固定部品250の第一部分251のレンズ部品230に対する圧力には座金240外側での力F1と座金内側での力F2を含めることができる。座金240を支点とし、力F1と力F2は二つのトルクを形成する。この二つのトルクはレンズ部品230に座金240の周りで異なる回転傾向を持たせることができる。力F1の形成するトルクの絶対値がF2の形成するトルクの絶対値より大きい場合は、レンズ部品230の座金外側での部分を下方に押圧させ、かつレンズ部品230の中央を上方に膨らませる。力F2の形成するトルクの絶対値がF1の形成するトルクの絶対値以上である場合は、レンズ部品230の中央は膨らまないことから、レンズ部品中のレンズと発光ダイオード素子の間の係合関係を保証することができる。図3では簡単な二つの力F1とF2を例に挙げて説明を行ったに過ぎないが、F1とF2はそれぞれ分散して座金外側と内側に加える複数の力であってもよい。一部の実施例において、F1は0でもよく、この時、第一部分251がレンズ部品230の外側の部分に加えるトルクは0とみなすことができる。
本考案に基づく一部実施例において、固定部品250はレンズ部品230の座金240に垂直な各断面部において等しく上述のトルク関係を満たす。このようにすることでレンズ部品230の中央が上方に膨らまないことをより一層保証することができる。
本明細書において、「座金の真上に位置する」とは台座の取り付け面に垂直な方向において座金の位置と重なり、かつレンズ部品230の台座と反対の側に位置することを言う。
本明細書において、座金の内側と外側とは台座210の取り付け面と平行する平面内の方向で、座金によって包囲された領域を座金の内側と呼び、座金の外の領域を座金の外側と呼ぶことができるものとした。
例えば、発光ダイオード素子220は、例えば独立して封止された発光ダイオード電球、集積発光ダイオード光源又は発光ダイオードチップである。
例えば、台座210はランプハウジング又は放熱器であって、台座210の取り付け面211は発光ダイオード素子220の取り付けに用いられる。発光ダイオード素子220は台座210上に直接設置しても、又は発光ダイオード素子をPCB板(Printed Circuit Board,プリント基板)上に設置してもよく、これにより、発光ダイオード素子が設置されるPCBA(Printed Circuit Board Assembly,プリント板ユニット)を形成し、更にプリント板ユニットを台座210上に設置する。本考案に基づく実施例は台座210を具体的に限定するものではなく、例えば、発光ダイオード素子220がその上の硬質基板に直接設置される構造としてもよいし、PCB板と放熱器構造を含む積層構造としてもよい。
例えば、レンズ部品230上に補強リブを設置し、又はレンズ部品230の一部の厚みを増して、レンズ部品230の変形を防止することができる。レンズ部品230の材料は、例えばPC(ポリカーボネート)又はPMMA(ポリメタクリル酸メチル、別名アクリル)である。
例えば、固定部品250は、例えばグランドブッシュ、放熱器又はランプハウジングとすることができる。固定部品250は、例えば光透過性材料、又は製造し易く、コストが比較的低く、機械性能が比較的良好な金属材料で製造することができる。
例えば、固定部品250とレンズ部品230は分離する部品である。固定部品250とレンズ部品230が一体成型される場合は、それらと台座210が係着する時に、弾性変形が生じる必要があり、そうすると比較的良好な弾性性能を有し、かつ比較的高い強度を有する必要がある。このように、固定部品250とレンズ部品230を製造するための材料の種類はかなり少ない。固定部品250とレンズ部品230が分離する部品である場合は、固定部品250が比較的良好な弾性性能と比較的高い強度を有すれば足り、レンズ部品230の弾性性能と強度性能に対する要求を引き下げることができる。以上より、レンズ部品230の製造に際して選択可能な材料の範囲は広がり、こうすることで、異なる性能要求に応じて異なる材料を用いてレンズ部品230を製造することができ、例えば難燃性の要求が高い場合は、良好な難燃性を有するものの弾性性能に劣るガラス等を使用し、例えば強度要求が高い場合は、高い強度を有するものの弾性性能に劣る有機ガラス材料又は無機ガラス材料を使用することができる。また例えば光透過率の要求が高い場合は、光透過率が高いものの強度に劣るPMMA(アクリル)材料を使用することが可能である。
例えば、固定部品250とレンズ部品230が一体成型される場合は、異なる製品毎に複数セットの固定部品250とレンズ部品230を一体成型するための金型が必要となり、かつ固定部品250とレンズ部品230を一体成型する金型のコストはやや高く、金型補修のコストもかなり高い。固定部品250とレンズ部品230が分離する部品である場合は、固定部品250とレンズ部品230を別々に成型できることから、固定部品250の金型は一セットのみで足り、異なる製品に対応するレンズ部品230の金型を単独で設計製造するだけでよく、このように固定部品250とレンズ部品230の金型の製造を簡易化することで、金型製造と金型補修のコストを引き下げることができる。
例えば、座金240は、例えば閉鎖したリング状であり、その断面は例えば円形、T型又は7字型等のその他形状である。座金240の材料は、例えばシリコンゴム、ゴム又はその他弾性材料である。
例えば、座金240とレンズ部品230と台座210の間は等しく締りばめであって、座金240に変形を生じさせ、かつレンズ部品230と台座210の間に圧着される。言い変えれば、レンズ部品230と座金240の接触位置の表面と、台座210と座金240の接触位置の表面の間の距離は座金240が台座210の取り付け面211に垂直な方向上において圧力を受けていない場合の元のサイズより小さい。即ち、座金240がレンズ部品230と台座210の間に圧着され、弾性変形が生じ、かつレンズ部品230と台座210の表面に密着する。このような締りばめを介して、上述の密封された収容スペースの形成に寄与する。
例えば、本開示の一つの実施例において提供する発光ダイオード照明装置200では、固定部品250の第一部分251はリング状構造であり、レンズ部品230の周辺部分と対応するように設置され、言い変えれば、固定部品250の第一部分251が前記台座の取り付け面に垂直な方向上において前記レンズ部品の周辺部分と重なり合うように設置される。このような構造はレンズ部品230が受ける力を比較的均等にし、収容スペースの良好な密閉性を保証することに寄与する。
例えば、本開示の一つの実施例において提供する発光ダイオード照明装置200では、固定部品250の第一部分251とレンズ部品230の相互に面する領域において、固定部品250の第一部分251がレンズ部品230に面する表面と、レンズ部品230が固定部品250の第一部分251に面する表面の内、一つの表面上に突起部261が設置され、もう一つの表面上に第一の凹溝262が設置され、突起部261が第一凹溝262中に嵌入する。例えば、図2aに示す実施例において、固定部品250上にレンズ部品の方向に向かって突起部261が設置され、レンズ部品230上に突起部261と係合する凹溝262が設置される。突起部261が凹溝262中に陥入する。
例えば、突起部261と第一凹溝262が座金240の内側に設置されるか、又は座金240の真上に設置される。突起部261と第一凹溝262が設置される実施例において、突起部261と第一凹溝262を設置することで、固定部品250とレンズ部品230の間の相互の位置関係の安定に寄与する。
例えば、突起部261はリング状構造とすることができ、又は突起部261の数を複数とすることができ、複数の突起部261は間隔を空けて設置され、かつ固定部品のリング状構造の延伸方向に沿って配置される。第一凹溝262は突起部261と係合するリング状凹溝か、又は複数の突起部261と対応する複数の間隔を空けて設置された凹溝である。例えば、リング状構造の突起部261とリング状凹溝262は組み立て易い。
例えば、本開示の一つの実施例において提供する発光ダイオード照明装置200では、突起部261又は第一凹溝262と固定部品250の第二部分252の間において、固定部品250の第一部分251とレンズ部品230の間に間隙を有する。図2aを参照されたい。上述の如く、突起部の高さと第一凹溝の深さを合理的に設置することで、突起部261と第一凹溝262の位置を固定部品250とレンズ部品230の間の着力点に変えることができ、固定部品250の第一部分251とレンズ部品230の間に間隙を有することで、固定部品250の該部分がレンズ部品230上に力を加えることをなくし、このように設置することで、レンズ部品230上に加えられる力の状態を更に制御し易くし、上述のトルク関係を更に実現し易くすることで、座金内側のレンズ部品の膨らみを防止し、これによりレンズ部品230が発光ダイオード素子220から遠ざかる方向に向かって膨らむことを防止し、レンズ部品230と発光ダイオード素子220の良好な配光性能を保証することができる。
例えば、本開示の一つの実施例において提供する発光ダイオード照明装置200では、突起部261が固定部品250の第一部分251上に設置され、第一凹溝262がレンズ部品230上に設置される。
例えば、第一凹溝262が固定部品250の第一部分251上に設置されてもよく、突起部261がレンズ部品230上に設置されてもよい。
例えば、突起部261は、例えばステップ状の突起部であり、第一凹溝262は、例えばステップ状の突起部に係合するステップ状の凹溝である。
例えば、本開示の一つの実施例において提供する発光ダイオード照明装置200では、第二部分252はレンズ部品230の側面から台座210の側面に延伸する。図2を参照されたい。
例えば、本開示の一つの実施例において提供する発光ダイオード照明装置200では、固定部品250の第二部分252と台座210が相互に係合するスナップ構造271を形成し、第二部分252を台座210に接続させる。本考案に基づく実施例はスナップ構造271の具体的な形式を特に限定するものではなく、例えば、図2に示す通り、第二部分252の末端が内側に向かって突出する突出部を有し、該突出部が台座上の陥入構造と相互に係合できる。本考案に基づく実施例ではその他任意の適切なスナップ構造を採用することができる。
例えば、固定部品250の第二部分251を調節し、照明装置の周辺に配置される第二部分251の各部分のサイズが一致するようにし、これにより固定部品250が各部分においてレンズ部品に対して均等な作用力を加えることができるようにする。また、スナップ構造271は座金240が各部分で受ける作用力の不均等によって引き起こされる座金240とレンズ部品230と台座210との間の微小な間隙の発生を防止でき、更にレンズ部品230と、台座210と、座金240から形成される密閉空間内への水蒸気の侵入による発光ダイオード素子220の性能と使用寿命への影響を防止する。
例えば、本開示の一つの実施例において提供する発光ダイオード照明装置200では、レンズ部品230と台座210が相互に面する表面の少なくとも一つの表面上に第二凹溝280が設置され、座金240が第二凹溝280内に設置される。
例えば、本開示の一つの実施例において提供する発光ダイオード照明装置200では、台座210とレンズ部品230の間の座金240部分にシーリング材が設置される。シーリング材と座金240相互に接合する二重密封は更に密封性能を高めることができる。
例えば、本開示の一つの実施例において提供する発光ダイオード照明装置200では、シーリング材が座金240の外側に設置される。シーリング材が座金240の外側に設置されることで、シーリング材による発光ダイオード素子220の汚染を防止でき、かつ更に良好な密封作用を実現できる。
例えば、座金240に対応する第二凹溝280を設置することで密封性能を更に高めることができ、かつシーリング材の塗布、シーリング材の溢れ出しによるレンズ部品230又は発光ダイオード素子220の汚染防止に寄与する。
例えば、第二凹溝280は、例えばステップ状凹溝であり、座金240は、例えばステップ状の第二凹溝に係合するステップ状の断面を有する。
例えば、本開示の一つの実施例において提供する発光ダイオード照明装置200では、発光ダイオード素子220が少なくとも一つの発光ダイオード素子220を有し、レンズ部品230上に少なくとも一つのレンズ231を有し、少なくとも一つの発光ダイオード素子220と少なくとも一つのレンズ231が一対一で対応する。
例えば、各レンズ231がそれに対応する発光ダイオード素子220の配光に用いられる。
例えば、本開示の一つの実施例において提供する発光ダイオード照明装置200では、座金240によって包囲された領域内において、レンズ部品230の少なくとも一部分が台座210と接触する。
例えば、レンズ部品230と台座210は面接着(例えばレンズ部品230のレンズ位置を除く大部分の底面と台座を接着する)してもよいし、点接着してもよい。両者を面接着する場合は、レンズ部品230の変形をほぼ無視することができるが、大量生産時にはその製造精度に対する要求は高く、製造コストが上昇するおそれがある。両者を点接着する場合は、レンズ部品230に局所的な変形が生じやすいものの、製造精度に対する要求は低くなり、生産コストも低くなる。実際の生産においては、製品の具体的な要求に応じて、面接着又は点接着の方式を採用することができ、また一部分ずつ面接着と点接着を相互に組み合わせる方式を採用することもできる。
例えば、本開示の一つの実施例において提供する発光ダイオード照明装置200では、レンズ部品230はレンズ231が設置される透明板状部材である。
第二部分252は一体的リング状構造であって、座金240の受ける力を均等にすることができ、比較的良好な密封效果が得られる。
図2bに示す実施例において、固定部品250の第二部分252は分離する複数の第二サブパーツを有する。これら第二サブパーツはレンズ部品230又は第一部分251の周辺に設置される。図2bを参照されたい。第二部分252が複数の第二サブパーツである場合は、製品重量の軽量化、材料の節約、更にはコスト削減を図ることができる。
例えば、本開示の一つの実施例において提供する発光ダイオード照明装置200では、複数の第二サブパーツがレンズ部品230の周辺に均等に配置される。複数の第二サブパーツが均等に配置されることで、座金240の受ける力が均等になり、比較的良好な密封效果が得られる。
しかしながら、本考案に基づく実施例は図2bに示す固定部品250を分離する形式のみに限定するものではない。例えば、本開示の一つの実施例において提供する発光ダイオード照明装置200では、固定部品250の第二部分252は一体的なリング状構造である。又は、固定部品250の第二部分252は第一部分251と相互に接続されるリング状構造及びリング状構造から延出して台座と接続される複数の接続部分を有してもよい。該複数の接続部分はレンズ部品230の周辺に均等に配置することができる。
固定部品250の第二部分が分離する複数の開口構造を有するか、一体的リング状構造(スナップ構造)を有するかを問わず、固定部品250と台座210を相互に係合させる場合は、台座周辺の各位置において同時に係合させることができ、このようにすることで、固定部品250がレンズ部品230の周辺に対して均等な圧力を加えることができ、圧力の不均等に起因する座金の不均等な変形等による座金とレンズ部品と台座との間の微小な間隙の発生を防止することができる。
例えば、本開示の一つの実施例において提供する発光ダイオード照明装置200では、発光ダイオード照明装置が発光ダイオードモジュール又は発光ダイオード照明器具である。発光ダイオード照明装置が発光ダイオードモジュールである場合には、それが照明器具のハウジング内に取り付けられ、発光ダイオード照明器具を形成する。
図2bが示す平面の概要図において、本考案に基づく実施例の照明装置が示すのは、ほぼ長方形を有する平面構造である。しかしながら、本考案に基づく実施例の照明装置の平面形状は長方形のみに限定されるものではなく、正方形、円形、楕円形、又はその他任意の規則的又は不規則的形状であってもよい。
第二の実施例
本開示の一つの実施例が更に提供する発光ダイオード照明装置200では、図4に示す通り、固定部品250の第二部分252が台座210に面する内側面と台座210が第二部分252に面する側面は相互に係合するねじ山構造272を形成し、第二部分252を台座210に接続させる。
例えば、該発光ダイオード照明装置の平面構造は円形構造である。固定部品250と台座210の間の接続には、ねじ山による接続の方式を採用し、円形構造の照明装置の組み立てに適するようにする。
例えば、ねじ山構造272は内側ねじ山と外側ねじ山を有する。固定部品の第二部分が台座に面する内側面に内側ねじ山が設置され、台座が第二部分に面する側面に外側ねじ山が設置され、外側ねじ山は第二部分の台座に面する内側面に設置される内側ねじ山と相互に係合するために用いられる。
例えば、取り付け手順において、ねじ山構造272の接続方式を利用して固定部品のレンズ部品に対する圧力を均等にし、座金が各部分で受ける作用力の不均等によって引き起こされるシールリング240(座金240)とレンズ部品230と台座210との間の微小な間隙の発生を防止でき、更にレンズ部品230と、台座210と、座金240から形成される密閉空間内への水蒸気の侵入による発光ダイオード素子220の性能と使用寿命への影響を防止することができる。また、ねじ山構造272の設計と製造の難易度はそれほど高くなく、レンズ部品230は台座210上に直接配置することができ、固定部品250と台座210をねじ締めて固定する場合に、レンズ部品230と台座210の間の相対位置に影響を及ぼさず、レンズ部品230中のレンズ231と発光ダイオード素子220の良好な配光性能を保証することができる。
第二の実施例が提供する発光ダイオード照明装置のその他構造は第一の実施例が提供する発光ダイオード照明装置と類似するため、第一の実施例の説明を参照できることから、ここでは説明しない。
第三の実施例
例えば、本開示の一つの実施例が更に提供する発光ダイオード照明装置200では、図5、図6に示す通り、固定部品250の第二部分252が固定具273を介して台座210に接続される。
例えば、図5に示す通り、固定具273Aは取り付け面211に垂直な方向に設置され、固定部品250の第二部分252と台座210を固定する。
例えば、図6に示す通り、固定具273Bは取り付け面211に平行の方向(即ち、台座210の側面)に設置され、固定部品250の第二部分252と台座210を固定してもよい。該実施例において、固定部品250の第二部分は台座方向に向かって延伸し、かつ台座側面に延伸する部分を有し、また固定具273Bは第二部分の台座側面に延伸する部分が台座の側面に固定される。
例えば、固定具273Aと固定具273Bはねじであって、台座内の内側ねじ山を有する孔内にねじ込まれて固定されてもよい。しかしながら、本考案に基づく実施例はこれに限定されるものではなく、固定具273Aと固定具273Bには任意の適切な固定具の形式を採用できる。
例えば、固定部品250の第二部分252と台座210上には事前固定装置(図には未表示)を設置できる。事前固定装置は、例えばピンとピンホールを有する。一部の実施例において、固定部品250の第二部分252中にピンを通過させるためのピンホールを設置し、台座内にもピンを挿入し、かつ固定するためのピンホールを設置する。固定具273Aが取り付け面211に垂直に設置される図5に示す実施例において、ピンもまた取り付け面211に垂直に設置することができる。固定具273Bが取り付け面211に平行に設置される図6に示す実施例において、ピンもまた取り付け面211に平行に設置することができ、言い変えれば、ピンの設置方式は固定具の設置方式に準ずることができるものとし、ただ、取り付け面に平行な平面上におけるピンと固定具の位置が異なるだけである。しかし、本考案に基づく実施例はこれに限定されるものではない。組み立てる際に、まずレンズ部品230と台座210を圧着し、座金240に変形を生じさせ、規定の位置まで圧着した後、固定部品250の第二部分252と台座210上にピンを挿入し、位置が動かないように保ち、更に固定具273Bを介して固定部品250の第二部分252と台座210を固定する。固定具を介して固定する前にまずピンを挿入し、固定部品250と台座210の相対位置を固定させ、固定部品250がレンズ部品230に加える力が均等になることを保証し、かつ異なる固定具でそれぞれ固定する時に生じる圧力の不均等を防止する。
例えば、固定具273Bを利用して台座210の側面に固定する場合は、座金240の位置と形状に対して及ぼす影響が少なく、かつ固定具273Bの締め付け力の大きさの違いによってシールリング240に作用する力の不均等が生じ得ず、シールリング240の密封性能に及ぼす影響を防止できる。また、固定部品273の構造は比較的簡易で、コストも低い。
第三の実施例が提供する発光ダイオード照明装置のその他構造と第一の実施例が提供する発光ダイオード照明装置は類似するため、第一の実施例の説明を参照できることから、ここでは説明しない。
上述の第一から第三の実施例において、固定部品の第二部分がスナップ構造、ねじ山構造、固定具の方式を介して台座と接続されることをそれぞれ例示したが、本考案に基づく実施例はこれらのみに限定されるものではなく、その他の接続方式を採用してもよい。
第四の実施例
本開示の実施例は、以下の発光ダイオード照明器具を提供する。第一から第三の実施例の発光ダイオード照明器具をベースとし、本実施例に基づく発光ダイオード照明器具の台座210上の発光ダイオード素子220が設置される取り付け面211上にボス311が設置され、レンズ部品上にボス311を収容する凹溝331が設置され、凹溝331が座金240の内側に位置する。
該実施例中の発光ダイオード照明器具の主要な構造については、上述のいずれか一つの実施例の構造を採用できることから、前述の実施例と同一の部分については、ここでは説明しない。
例えば、図9、図11、図12に示す通り、該実施例において、発光ダイオード照明器具は台座210と、台座210上に設置される発光ダイオード素子220と、レンズ部品230と、固定部品250を有することができる。これら部品の位置関係及び取り付け関係は、上述の各実施例に準ずることができる。
本実施例において、例えば、照明器具は台座210上に設置される電源アセンブリ410を更に有し、電源アセンブリ410は発光ダイオード素子220と電気的に接続される。具体的には電源アセンブリ410は雷保護装置、駆動電源等を有する。駆動電源はLEDモジュールと電気的に接続され、LED発光素子に電力を供給する。雷保護装置は駆動電源と接続され、落雷が照明器具に及ぼす被害を防止するために用いられる。
例えば、台座210上の発光ダイオード素子220が設置される取り付け面211上にボス311が設置され、レンズ部品230上にボス311を収容する凹溝331が設置され、凹溝331が座金240の内側に位置する。
例えば、台座210は発光ダイオード素子220を支持する光源取り付け部312と、台座210の取り付け面211と反対の一側に設置され、電源アセンブリ410を支持するための電源取り付け部313とを更に有し、かつ電源取り付け部と光源取り付け部が台座の取り付け面の両端にそれぞれ設置される。電源取り付け部313と光源取り付け部312の間に少なくとも一つのスルーホール314が設置される。具体的には、これらスルーホールが電源取り付け部と光源取り付け部の間に帯状に配置される。これらスルーホールは浸水の速やかな排除に寄与するのみならず、照明器具内部への浸水による照明器具の内部部品の損傷を防止し、例えば駆動電源と雷保護装置を保護し、また本実施例におけるLED照明器具の放熱通気孔となり、照明器具全体の放熱性能を向上させる。
発光ダイオード素子と電源アセンブリを分離して設置することで、電源アセンブリが発生した熱量とLED発光素子が発生した熱量の相互伝達が照明器具の性能に及ぼす影響が減少する。台座の電源取り付け部と光源取り付け部の間に遮熱孔を設置することで、電源アセンブリとLED発光素子の間の熱量の相互伝達と影響をより一層遮断し、照明器具の安定性が向上する。
例えば、台座210上の台座取り付け面211と相対する一側の電源取り付け部上にランプハウジングカバー315を設置し、ランプハウジングカバー315と台座210の間に第一充填コロイド510を充填し、電源アセンブリを第一充填コロイド510内に設置することで、電源アセンブリの使用性能を向上させ、照明器具が比較的良好な安定性を有するようにする。
例えば、台座210上の光源取り付け部312に相対する一側上に複数の発光ダイオードの動作時間に発生する熱量を空気中に放散させるためのフィン状又は円弧状の膨らみが延在するように設置される。
例えば、ランプハウジングカバー上に取り付け部316が更に延在するように設置される。図に示す通り、本実施例におけるランプハウジングカバー315が延伸する照明器具を取り付けるための照明器具取り付け部は二種の形式を有し、一つ目の形式は引留型の取り付け部(図7)、二つ目の形式は円筒型の取り付け部(図8)である。
例えば、引留型の取り付け部はランプハウジングカバー部分が延伸する二枚の取り付け板317を有し、二枚の取り付け板は相互に平行かつランプハウジングカバー315上に垂直に設置される。二枚の取り付け板上には短冊状の取り付け孔がそれぞれ設置され、短冊状の取り付け孔は、具体的には長方形等とすることができ、ここでは限定しないものとする。短冊状の取り付け孔は台座の取り付け面に向かい合って傾斜し、かつ短冊状の取り付け孔は灯柱に近づく方向又は取り付け目標位置に近づく一側に向かって傾斜する。図中に示す通り、取り付け部は引留イヤーを介して灯柱に接続され、一本又は複数本の引留イヤーが二枚の取り付け板上の短冊状の取り付け孔を通過した後、更に灯柱上にしっかりと締め付けられて固定され、短冊状の取り付け孔が傾斜状を呈することから、LED照明装置照明器具全体の傾斜取り付けが実現される。
例えば、円筒型取り付け部はランプハウジングカバー部分から延伸する円筒318を有し、円筒318は灯柱とフィットするように取り付けられ、円筒上に設置される固定具を介して円筒を灯柱と固定的に接続し、更に照明器具の取り付けを実現する。
その他の実施例において、取り付け部316の構造は上記に限定されるものではなく、具体的な状況に応じて選択することができ、例えば、取り付け板上に短冊状の取り付け孔の傾斜方向と一致する取り付け孔を更に設置し、該取り付け孔を介してLED照明器具を壁に固定することもできる。
例えば、分解概要図9に示される通り、本実施例に基づく発光ダイオード照明器具の発光ダイオード素子をPCB板321上に設置することができる。台座取り付け面に垂直な方向上に、固定部品と、レンズ部品と、座金と、PCB板と、台座を順に積層する。各部品の取り付け順序及び相対位置関係は前述の各実施例に準ずることができるため、ここでは説明しない。
また、本実施例の以上で説明した照明器具は第一から第三の実施例(上述の突起部261又は第一凹溝262が前記座金240の内側又は前記座金の真上に設置される)をベースにしたものであるが、本実施例の構造は第一から第三の実施例に記載の基本構造に限定されるものではなく、更に上述の突起部又は第一凹溝が前記座金の外側に設置される状況を応用することもできることを、ここでは詳細に説明していないことを特記しておく。一部の例において、上述の突起部又は第一凹溝が前記座金の外側に設置され、固定部品の第一部分の突起部以外の部分とレンズ部品の間に間隙を有することにより、これらの例においては、固定部品のレンズ部品に対する合力点が座金の外側に存在する。これらの例において、レンズ部品の中央が膨らむ問題はその他の方式を以って解決することができる。本開示において、各実施例における同一又は類似の部品については同一又は類似の図面表記を用い、これら部品の説明については各実施例に準ずるものとし、かつ異なる実施例の構造と手段は相互に組み合わせ、又は一部を組み合わせることができる。
以上は本開示の例示的な実施形態に過ぎず、本開示の保護の範囲を限定するためのものではなく、本開示の保護の範囲は付属の請求の範囲によって確定される。

Claims (10)

  1. 発光ダイオード照明器具であって、
    取り付け面を有する台座と、
    前記台座の取り付け面に設置される発光ダイオード素子と、
    前記台座の前記取り付け面の一側に設置されるレンズ部品と、
    前記台座と前記レンズ部品の間に設置される座金であって、前記発光ダイオード素子を前記座金によって包囲される領域内に位置するようにし、前記レンズ部品と前記台座の間の前記座金によって囲まれる領域が収容スペースを構成し、前記発光ダイオード素子が前記収容スペース内に位置する座金と、
    前記台座上に設置され、前記LED発光素子と電気的に接続される電源アセンブリと、
    を有し、
    更に固定部品を有し、前記固定部品は前記レンズ部品の前記台座と反対の一側に設置され、かつ前記レンズ部品の一部分と面する第一部分と、前記第一部分から延伸し、かつ前記台座と接続される第二部分とを有し、前記固定部品の第一部分が前記レンズ部品に対して前記台座方向に向かう圧力を加える、
    ことを特徴とする発光ダイオード照明器具。
  2. 前記固定部品の第一部分と前記レンズ部品の相互に面する領域において、前記固定部品の第一部分が前記レンズ部品に面する表面と、前記レンズ部品が前記固定部品に面する第一部分の表面の内、一つの表面上に突起部が設置され、もう一つの表面上に第一の凹溝が設置され、前記突起部が前記第一凹溝中に嵌入し、前記突起部又は前記第一凹溝と前記固定部品の第二部分の間において、前記固定部品の第一部分と前記レンズ部品の間に間隙を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光ダイオード照明器具。
  3. 前記突起部又は前記第一凹溝は前記座金の内側、又は前記座金の真上、又は前記座金の外側に設置される、
    ことを特徴とする請求項2に記載の発光ダイオード照明器具。
  4. 前記第二部分が前記レンズ部品の側面から前記台座の側面に延伸し、前記固定部品の第二部分と前記台座がねじで固定的に接続され、前記第二部分を前記台座に接続させる、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の発光ダイオード照明器具。
  5. 前記収容スペースが密閉スペースである、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の発光ダイオード照明器具。
  6. 前記台座上の発光ダイオード素子が設置される取り付け面上にボスが設置され、前記レンズ部品上に前記ボスを収容する凹溝が設置され、前記凹溝が前記座金の内側に位置する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の発光ダイオード照明器具。
  7. 前記台座は、
    前記発光ダイオード素子を支持する光源取り付け部と、
    前記台座の前記取り付け面と反対の一側に設置され、前記電源アセンブリを支持するための電源取り付け部とを有し、
    かつ前記電源取り付け部と前記光源取り付け部が前記台座の取り付け面の両端にそれぞれ設置される、
    ことを特徴とする請求項4に記載の発光ダイオード照明器具。
  8. 前記電源取り付け部と前記光源取り付け部の間に少なくとも一つのスルーホールが設置される、
    ことを特徴とする請求項7に記載の発光ダイオード照明器具。
  9. 前記電源取り付け部に設置され、前記電源アセンブリを収容するためのランプハウジングカバーを更に有する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の発光ダイオード照明器具。
  10. 前記ランプハウジングカバーと前記台座の間に密封と絶縁のための第一充填コロイドが充填され、前記電源アセンブリが全て前記第一充填コロイド内に没入する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の発光ダイオード照明器具。
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