JP3210617B2 - 蓋付き容器のフック装置 - Google Patents

蓋付き容器のフック装置

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JP3210617B2 JP33724097A JP33724097A JP3210617B2 JP 3210617 B2 JP3210617 B2 JP 3210617B2 JP 33724097 A JP33724097 A JP 33724097A JP 33724097 A JP33724097 A JP 33724097A JP 3210617 B2 JP3210617 B2 JP 3210617B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、炊飯器等の蓋付
き容器のフック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来から知られている炊飯器のフ
ック装置を示すものである。このフック装置は、蓋1の
前端部の内部にフック部材2をヒンジ3により蓋1の前
後方向に揺動自在に取付け、そのフック部材2の先端を
下向きに屈曲し、下端部に設けた係合穴4を容器本体5
の突起6に対し係脱するようにしている。また、フック
部材2の後端部上面にフック解除ボタン7を設けてい
る。上記のフック部材2はヒンジ3の回りに装着したバ
ネ8により係合穴4が突起6に対し係合される方向に付
勢される。その他、図中9は外釜、10は内釜である。
【0003】上記のフック装置は、使用者がフック解除
ボタン7を矢印で示すように押下げると、フック部材2
が二点鎖線で示すように揺動して係合穴4が突起6から
外れるため、蓋1がヒンジ部のバネにより自動開放され
る。逆に蓋1を押さえてこれを閉めるとフック部材2の
係合穴4が突起6に係合し、フックが掛かった状態とな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなフック装
置を備えた炊飯器において、問題となる点は、使用者が
蓋1を開放する際の操作上の便利さを考えてフック解除
ボタン7を蓋1の前端部中央部分に設けている点であ
る。即ち、フック解除ボタン7が蓋1の前端部中央部分
に設けられていると、蓋1を開放するに際し、そのフッ
ク解除ボタン7を指先で押込む操作をするには確かに便
利な位置にある。しかし、蓋1を閉める際、使用者は蓋
1の前端部中央付近に指を掛けて下向きに押下げること
になるので、その際にフック解除ボタン7に指を掛けて
蓋1を押下げることがたびたびある。
【0005】前述のことから明らかなように、フック解
除ボタン7を押したまま蓋1を閉めると、フック部材2
が二点鎖線の状態に揺動して突起6に係合されないた
め、蓋1の閉止後指を離すとフック部材2が突起6に係
合するより早く蓋1が自動開放され、フックが掛からな
い結果となる。
【0006】そこで、この発明は、フック解除ボタンを
蓋の前端部中央部に設けた蓋付き容器において、蓋を閉
める際に、そのフック解除ボタンに指先を掛けて押下げ
たとしてもフックが確実に掛かるようにしたフック装置
を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は容器本体に蓋をヒンジによって取付
け、上記蓋に設けたフック部材を上記の容器本体に係合
せしめ、上記蓋に設けたフック解除ボタンの押下げによ
り上記フック部材の係合を解除するようにした蓋付き容
器のフック装置において、上記フック解除ボタンとその
下方のボタン取付け部との間に、上記蓋の開放角度に応
じて該フック解除ボタンに対して蓋の前後方向に変位す
る邪魔部材を設け、上記邪魔部材は、上記蓋の閉時にお
いては上記フック解除ボタンと干渉しない位置にあり、
上記蓋の開時においては該フック解除ボタンと干渉する
位置にあるように変位するようにしたものである。
【0008】なお、上記ボタン取付け部に前後方向の案
内溝を設けると共に、その案内溝の溝底を前端に向けて
下降傾斜せしめ、上記邪魔部材が案内溝の前端にあると
きは上記フック解除ボタンはこれに干渉することがな
く、案内溝の上端にあるときは上記フック解除ボタンが
これに干渉するようにした構成、或いは上記フック解除
ボタンの下面に上記案内溝上に対向した押さえ板を設
け、上記押さえ板の下端面と上記案内溝の溝底との間隙
が、該案内溝の後端側が前端側より狭く、該後端側の間
隙は上記邪魔部材が噛み込む大きさである構成としても
よい。
【0009】また、前記の課題を解決するために、容器
本体に蓋をヒンジによって取付け、上記蓋に設けたフッ
ク部材を上記の容器本体に係合せしめ、上記蓋に設けた
フック解除ボタンの押下げにより上記フック部材の係合
を解除するようにした蓋付き容器のフック装置におい
て、上記フック解除ボタンの下面に上記蓋の開放角度に
応じて前後方向に揺動する邪魔部材を設け、上記邪魔部
材は上記蓋の閉時においては上記ボタン取付け部との間
に上記フック解除ボタンの押下げストロークより大きい
間隙があり、上記蓋の開時においては上記ボタン取付け
部との間に上記押下げストロークより小さい間隙を有す
る構成をとることができる。
【0010】なお、上記の邪魔部材は、蓋の閉時の状態
において、該邪魔部材の支点ピンとその下端までの長さ
に比べ、該支点ピンと左右方向の端部までの長さが大き
く形成された構成としてもよい。
【0011】更に、容器本体に蓋をヒンジによって取付
け、上記蓋に設けたフック部材を上記の容器本体に係合
せしめ、上記蓋に設けたフック解除ボタンの押下げによ
り上記フック部材の係合を解除するようにした蓋付き容
器のフック装置において、上記フック解除ボタンの下方
に邪魔部材を水平方向にスライド自在に設け、上記邪魔
部材を付勢して蓋の開時にその先端を蓋外周面から突出
せしめると共に、蓋の閉時に上記の容器本体との係合に
より後退せしめ、上記フック解除ボタンに下向きの突起
を設け、上記邪魔部材に上記突起が貫通する貫通穴と、
該突起の貫通を阻止する阻止部とをスライド方向に併設
し、蓋の開時に上記突起を阻止部に当て、蓋の閉時に上
記突起を貫通穴上に臨ませた構成をとることもできる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を添付
図面に基づいて説明する。図1から図4に示した第1実
施形態は、炊飯器のフック装置に関する。炊飯器は、容
器本体11にヒンジ13により蓋12が取付けられる。
蓋12はヒンジ13の部分に装着したバネ(図示省略)
により、開方向に付勢される。
【0013】上記蓋12の前端部中央部分のカバーパネ
ル14の中央部分にフック解除ボタン15が設けられ
(図1(b)参照)、そのフック解除ボタン15の下方
にフック装置16が設けられる。フック装置16は、図
2に及び図3に示すように、蓋12の前端部中央部を浅
く凹入させると共に、前端側に向け下降傾斜させたボタ
ン取付け部17が形成され、そのボタン取付け部17の
上面に前記のカバーパネル14が装着される。
【0014】上記カバーパネル14に設けた取付け穴1
8に前記のフック解除ボタン15が上下動自在に挿入さ
れる。フック解除ボタン15は図2(b)に示すように
長円形をなしており、その長径側の両端に前記の取付け
穴18の下面に係合する抜止め用の係止爪19が設けら
れる。また、短径側の一方の側面に2本の取付け腕21
が突設され、各取付け腕21の先端にヒンジピン22が
設けられる。ヒンジピン22は、ボタン取付け部17の
後端の凹所23に回動自在に挿入される。
【0015】上記のフック解除ボタン15の下面中央部
には左右方向に並んだ一対の突起24が下向きに形成さ
れ、その突起24の後方に上ばね座25が形成される。
また、上記の突起24及び上ばね座25の両側に一対の
押さえ板26、26が設けられる。各押さえ板26の後
端部下面に、ボール状の邪魔部材27が嵌合する円弧状
の嵌合部28が形成される。
【0016】上記のフック解除ボタン15の下面に対向
した前記のボタン取付け部17に図3(a)に示すよう
に、前記突起24の下端部が自由に出入りし得る貫通穴
29が設けられ、その貫通穴29の下方において蓋12
の蓋中部材31にフック部材32がヒンジピン33によ
り揺動自在に取付けられる。
【0017】フック部材32は、図2(b)に示すよう
に、両端部に下向きに突き出したL形の係合片34が設
けられ、また中央部分に後方に突き出した操作片35が
設けられ、その操作片35が前記の貫通穴29の下方に
臨む。また、上記の係合片34は蓋中部材31を貫通
し、その下端が容器本体11の係合凹所36に臨む。
【0018】上記のフック部材32はヒンジピン33に
装着したねじりばね30により、係合片34が係合凹所
36に係合した状態、即ちフックが掛かった状態となる
ように付勢される。
【0019】また、ボタン取付け部17の前記の貫通穴
29の後方に下ばね座37が前記の上ばね座25と対向
して設けられ、上下のばね座25、37の間にコイルば
ね38介在され、これによりフック解除ボタン15が上
向きに付勢される。
【0020】上記の貫通穴29及び下ばね座37の両側
に、後方に開放されたU字形の一対の案内溝39(図3
(b)参照)が形成される。各案内溝39は前記のフッ
ク解除ボタン15の各押さえ板26の下方に位置する。
各案内溝39の溝底は、ボタン取付け部17の前後方向
の傾斜に従って、前端に向けて下降傾斜し、蓋12の開
閉に応じて前記の邪魔部材27が前後方向に転動するよ
う案内する。
【0021】上記の押さえ板26の上下方向の幅は、前
半部に比べ後半部が大きく形成され、その後半部の後端
に前記の嵌合部28が形成される。邪魔部材27は、蓋
12の閉時においては、図2(a)に示すよう、ボタン
取付け部17の傾斜に従って案内溝39の前端に静止
し、押さえ板26から離れ、フック解除ボタン15と干
渉しない状態にある。しかし、蓋12の開時において
は、ボタン取付け部17が後方に傾斜されるため、後方
に転動し(図4参照)、押さえ板26の嵌合部28と案
内溝39の底面との間に噛み込み、フック解除ボタン1
5と干渉する状態となる。なお、図中41は内釜、42
は内蓋である。
【0022】第1実施形態のフック装置は、以上のごと
きものであり、蓋12の閉時においては、図3(a)に
示すように、フック部材32はフックが掛かった状態と
なっている。このとき、邪魔部材27は案内溝39の前
端にあり(図2(a)参照)、押さえ板26に対し干渉
しない位置にある。
【0023】蓋12を開放すべく、使用者が指先でフッ
ク解除ボタン15を押下げると、その押下げストローク
の途中で突起24が貫通穴29から下方に突き出してフ
ック部材32の操作片35を押下げ、係合片34を係合
凹所36から外す。これによりフックが外れるので、蓋
12はばね力により自動的に開放される。
【0024】蓋12の開放に伴い案内溝39の溝底が後
方に傾くと、邪魔部材27は、後方に移動し、図4に示
すように押さえ板26の嵌合部28に噛み込む。
【0025】使用者が蓋12を閉めるに際してフック解
除ボタン15に指先を掛けて押下げると、邪魔部材27
はその押下げ力によって嵌合部28によって噛み込まれ
たまま蓋12が閉まる。蓋12が閉まる直前にフック部
材32の係合片34の先端が係合凹所36の上部のテー
パ案内部43で若干外方へ押され(図4の二点鎖線参
照)、ねじりばね30の力によって係合凹所36に嵌
り、フックが掛かった状態となる。その後に指先をフッ
ク解除ボタン15から離しても蓋12が勝手に開くこと
はない。
【0026】一方、使用者がフック解除ボタン15以外
の部分、例えばカバーパネル14の部分を押して蓋12
を閉めたとすると、邪魔部材27は嵌合部28における
嵌合が外れて案内溝39の前端に移動するが、フック解
除ボタン15は押されないので、フック部材32のフッ
クは確実に行われる。
【0027】なお、上記の邪魔部材27としてはボー
ル、ローラなどの駆動体のほか、円板、角材など傾斜面
を滑る部材など、ボタン取付け部17の傾斜に応じて自
由に変位するものを用いることができる。
【0028】次に、図5(a)〜(c)に示した第2実
施形態は、フック解除ボタン15の下面に支点ピン44
により三角形の邪魔部材45の頂部部分を前後方向に揺
動自在に取付けている。この邪魔部材45の揺動範囲
は、蓋12の閉時における水平状態から、蓋12の開時
における直立状態になる程度(図5(a)の実線から二
点鎖線の状態)の揺動が可能となるように設定される。
【0029】上記の邪魔部材45は、蓋12の閉時の状
態の姿勢において、支点ピン44から下端までの長さに
比べ、支点ピン44から左右両端までの長さの方が大き
くなるように形成される。また、蓋12の開時の状態に
おいて、その下方のボタン取付け部17との間にフック
解除ボタン15の押下げストロークより大きい間隙があ
るように設定され、また蓋12の開時の状態では、いず
れか一方の端とボタン取付け部17との間隙が零又は零
に近い間隙(図5(a)の二点鎖線参照)となるように
設定される。
【0030】フック装置の上記以外の構成は、前述の第
1実施形態の場合(図3(a)(b)参照)と同様であ
る。
【0031】第2実施形態は以上のごときものであり、
蓋12の閉時においては、邪魔部材45は図5(a)に
示すように水平状態にバランスした状態にある。蓋1を
開放すべくフック解除ボタン15を押下げると(図5
(b)矢印参照)、フック解除ボタン15は邪魔部材4
5と共に押下げられ、前記の突起24(図3(a)参
照)がフック部材32を作動させ、そのフックを外す。
これにより蓋12が開放されると、邪魔部材45はフッ
ク解除ボタン15に対して相対的に揺動し、蓋12に対
して直立状態となる(図5(a)の二点鎖線、図5
(c)参照)。
【0032】使用者が蓋12を閉めるべくフック解除ボ
タン15を押下げると(図5(c)矢印参照)、フック
解除ボタン15の一端がボタン取付け部17に押し当て
られ干渉状態となる。フック解除ボタン15のこれ以上
の押込みが出来ないため、フックが掛り、外れることが
ない。
【0033】次に、図6(a)(b)に示した第3実施
形態の場合は、邪魔部材46が板状のものであり、後端
部に棒状の案内部47が設けられている。ボタン取付け
部17の下方の蓋中部材31上面に支持突部48が設け
られており、その支持突部48に上記邪魔部材46の案
内部47をスライド自在に挿通すると共に、先端部49
を周壁部54の案内穴51に挿通する。上記邪魔部材4
6の中程につば52を設け、そのつば52と支持突部4
8との間にコイルばね53を介在し、先端部49が周壁
部54の外方に突出する方向に付勢する。上記の先端部
49は容器本体11の開口部周縁に設けたテーパ面55
とそのテーパ面55下端の垂直面56に当接することに
より後退させられる。
【0034】上記邪魔部材46のつば52と先端部との
間に上下方向の貫通穴57が設けられ、その貫通穴57
とつば52との間が阻止部59となっている。また、フ
ック解除ボタン15の下面に形成した突起58が、ボタ
ン取付け部17の穴60を貫通して邪魔部材46上に臨
む。
【0035】第3実施形態の上述した構成以外の構成
は、第1実施形態の場合(図3参照)と同様である。
【0036】いま、図6(a)に示すように、蓋12の
閉時においては、邪魔部材46の先端部49が容器本体
11の垂直面56に押戻され、貫通穴57上にフック解
除ボタン15の突起58が臨んだ状態にある。フック解
除ボタン15を押下げると、突起58は邪魔部材46と
干渉することなく貫通穴57に挿入され、これと同時に
フック部材32が作動されてフックが外れる。これによ
り、蓋12が開放される。
【0037】蓋12の開放時には、図6(b)に示すよ
うに、邪魔部材46がコイルばね53の力により前進状
態にあるので、突起58は邪魔部材46の阻止部59と
干渉する。従って、フック解除ボタン15に指先を掛け
て蓋12を閉めたとしてもフック解除ボタン15が押込
まれることがないためフックが掛り、外れることがな
い。
【0038】なお、蓋12が閉まる直前において、邪魔
部材46の先端部49がテーパ面55の下端に達するよ
り前にフック部材32の係合片34が係合凹所36に係
合するようなタイミング関係に設定する必要がある。
【0039】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、蓋の
前端部中央部分に設けたフック解除ボタンに指先を押し
当てて蓋を閉めたとしても、フック解除ボタンが邪魔部
材と干渉するためフック解除ボタンが押下げられること
がなく、蓋が確実に閉まる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)第1実施形態の炊飯器の側面図 (b)同上の炊飯器の平面図
【図2】(a)同上の一部断面図 (b)同上の一部分解斜視図
【図3】(a)同上の一部断面図 (b)同上の一部平面図
【図4】同上の蓋の開時の一部断面図
【図5】(a)第2実施形態の一部断面図 (b)同上の一部断面図 (c)同上の蓋の開時の一部断面図
【図6】(a)第3実施形態の一部断面図 (b)同上の蓋の開時の一部断面図
【図7】従来例の一部断面図
【符号の説明】
11 容器本体 12 蓋 13 ヒンジ 14 カバーパネル 15 フック解除ボタン 16 フック装置 17 ボタン取付け部 18 取付け穴 19 係止爪 21 取付け腕 22 ヒンジピン 23 凹所 24 突起 25 上ばね座 26 押さえ板 27 邪魔部材 28 嵌合部 29 貫通穴 30 ねじりばね 31 蓋中部材 32 フック部材 33 ヒンジピン 34 係合片 35 操作片 36 係合凹所 37 下ばね座 38 コイルばね 39 案内溝 41 内釜 42 内蓋 43 テーパ案内部 44 支点ピン 45 邪魔部材 46 邪魔部材 47 案内部 48 支持突部 49 先端部 51 案内穴 52 つば 53 コイルばね 54 周壁部 55 テーパ面 56 垂直面 57 貫通穴 58 突起 59 阻止部 60 穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/00,36/10,27/21

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体に蓋をヒンジによって取付け、
    上記蓋に設けたフック部材を上記の容器本体に係合せし
    め、上記蓋に設けたフック解除ボタンの押下げにより上
    記フック部材の係合を解除するようにした蓋付き容器の
    フック装置において、上記フック解除ボタンとその下方
    のボタン取付け部との間に、上記蓋の開放角度に応じて
    該フック解除ボタンに対して蓋の前後方向に変位する邪
    魔部材を設け、上記邪魔部材は、上記蓋の閉時において
    は上記フック解除ボタンと干渉しない位置にあり、上記
    蓋の開時においては該フック解除ボタンと干渉する位置
    にあるように変位することを特徴とする蓋付き容器のフ
    ック装置。
  2. 【請求項2】 上記ボタン取付け部に前後方向の案内溝
    を設けると共に、その案内溝の溝底を前端に向けて下降
    傾斜せしめ、上記邪魔部材が案内溝の前端にあるときは
    上記フック解除ボタンはこれに干渉することがなく、案
    内溝の後端にあるときは上記フック解除ボタンがこれに
    干渉するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の
    蓋付き容器フック装置。
  3. 【請求項3】 上記フック解除ボタンの下面に上記案内
    溝上に対向した押さえ板を設け、上記押さえ板の下端面
    と上記案内溝の溝底との間隙が、該案内溝の後端側が前
    端側より狭く、該後端側の間隙は上記邪魔部材が噛み込
    む大きさであることを特徴とする請求項2に記載の蓋付
    き容器のフック装置。
  4. 【請求項4】 容器本体に蓋をヒンジによって取付け、
    上記蓋に設けたフック部材を上記の容器本体に係合せし
    め、上記蓋に設けたフック解除ボタンの押下げにより上
    記フック部材の係合を解除するようにした蓋付き容器の
    フック装置において、上記フック解除ボタンの下面に上
    記蓋の開放角度に応じて前後方向に揺動する邪魔部材を
    設け、上記邪魔部材は上記蓋の閉時においては上記ボタ
    ン取付け部との間に上記フック解除ボタンの押下げスト
    ロークより大きい間隙があり、上記蓋の開時においては
    上記ボタン取付け部との間に上記押下げストロークより
    小さい間隙を有することを特徴とする蓋付き容器のフッ
    ク装置。
  5. 【請求項5】 上記の邪魔部材は、蓋の閉時の状態にお
    いて、該邪魔部材の支点ピンとその下端までの長さに比
    べ、該支点ピンと左右方向の端部までの長さの方が大き
    く形成されていることを特徴とする請求項4に記載の蓋
    付き容器のフック装置。
  6. 【請求項6】 容器本体に蓋をヒンジによって取付け、
    上記蓋に設けたフック部材を上記の容器本体に係合せし
    め、上記蓋に設けたフック解除ボタンの押下げにより上
    記フック部材の係合を解除するようにした蓋付き容器の
    フック装置において、上記フック解除ボタンの下方に邪
    魔部材を水平方向にスライド自在に設け、上記邪魔部材
    を付勢して蓋の開時にその先端を蓋外周面から突出せし
    めると共に、蓋の閉時に上記の容器本体との係合により
    後退せしめ、上記フック解除ボタンに下向きの突起を設
    け、上記邪魔部材に上記突起が貫通する貫通穴と、該突
    起の貫通を阻止する阻止部とをスライド方向に併設し、
    蓋の開時に上記突起を阻止部に当て、蓋の閉時に上記突
    起を貫通穴上に臨ませることを特徴とする蓋付き容器の
    フック装置。
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