JP3207971B2 - 最適骨組及び板組構造の設計方法 - Google Patents

最適骨組及び板組構造の設計方法

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JP3207971B2 JP15400793A JP15400793A JP3207971B2 JP 3207971 B2 JP3207971 B2 JP 3207971B2 JP 15400793 A JP15400793 A JP 15400793A JP 15400793 A JP15400793 A JP 15400793A JP 3207971 B2 JP3207971 B2 JP 3207971B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、従来の形状最適化設計
により機械的構造物の最適形状として得られた密度分布
から、より現実的な骨組構造や板組構造を計算機により
求める最適骨組及び板組構造の設計方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の形状最適化設計では、次のように
して機械的構造物の最適形状を、計算機により求てい
た。 (1)例えば、2次元の場合には矩形、3次元の場合は
直方体の設計領域を与える。
【0003】(2)設計領域を有限要素Ei(i=1〜
N)に分割し、有限要素Eiに密度Diを与え、密度D
i又はそのパラメータを設計変数とする。(2)設計領
域に対し、荷重条件、支持条件及び総体積VTを制約条
件として与える。ここに、荷重条件とは、荷重を加える
点又は領域、荷重の大きさ及び方向であり、支持条件と
は、支持する点又は領域、及び、可動、回転可能、拘束
などの支持方法であり、総体積VTとは、設計領域内で
の密度の体積積分値である。荷重点及び支持点にはいず
れも外力が加えられる。
【0004】(3)設計変数の関数である目的関数f
が、最小値又は最大値をとるときの、設計領域内の密度
分布を求める。 (4)密度が0又は一定値以下の有限要素を除去して得
られる形状を、ベジェ曲線で滑らかにし、これを最適形
状とする。形状最適化設計の具体的な手法の1つとし
て、均質化法を用いたものがある(Suzuki, K. and Kik
uchi, N., "A Homogenization Method for Shape andTo
pology Optimization", Computer Methods in Applied
Mechanics andEngineerring (1991), Suzuki, K. and K
ikuchi, N., "Layout OptimizationUsing Homogenizati
on Method: Generalized Layout Design ofThree-Demen
tional Shell for Carbodied", NATO ASI, Vol.3 (199
1), p110-126)。
【0005】この方法は、2次元の場合、設計領域に図
30(A)に示すように、小さな矩形孔が多数形成さ
れ、規則正しく並んでいるとする。有限要素Eiは、図
30(B)に示すようなユニットセルUCiが1つ又は
複数個からなり、ユニットセルUCiは、矩形孔ai×
biが形成された一辺の長さ1の正方形である。有限要
素Eiの密度Diは、ユニットセルUCiの密度に等し
く、次式、Di=1−ai ・biで表される。設計変数
は、一般には、上記矩形孔の辺の長さai 、bi 及び傾
きθi (i=1〜N)である。目的関数は、平均コンプ
ライアンスf=∫FudVである。ここに、Fは外力、
uは仮想仕事の原理を満たす変位、積分変数Vは体積、
積分範囲は設計領域である。変位uは、有限要素Eiの
弾性テンソルに依存する。有限要素Eiの弾性テンソル
は、有限要素Eiを密度が均質な板で置き換えたときの
弾性テンソルに等しいとする。
【0006】平均コンプライアンスが、与えられた総体
積VTの下で最小値となるとき、最大剛性を有する密度
分布が得られる。3次元の場合も2次元の場合と同様で
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の形状最
適化設計によっては、2次元又は3次元設計での骨組構
造や、3次元設計での板組構造を得ることができなかっ
たので、形状のヒントを設計者に与えるにすぎず、最終
的な形状設計までに要する時間が長くなる原因となって
いた。
【0008】本発明の目的は、このような問題点に鑑
み、最適形状設計で得られた密度分布から2次元又は3
次元設計での骨組構造や3次元設計での板組構造を容易
に得ることにより、最終的な形状設計までに要する時間
を短縮することができる最適骨組及び板組構造の設計方
法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及びその作用】図1は、本
第1発明に係る最適骨組構造設計方法の原理構成を示す
フローチャートである。以下、括弧内は図中のステップ
識別符号を表す。第1発明は、記憶装置に格納された、
機械的構造物の最適形状として得られた2次元又は3次
元の設計領域内密度分布から、骨組構造を計算機により
て出力する最適骨組構造設計方法であって、設計領域
は有限要素に分割され、各有限要素に密度Dが付与され
ており、以下のステップ1A〜5Aを有し、未選択の始
点候補が無くなるまで、ステップ2A〜5Aを繰り返す
処理を該計算機で実行する
【0010】(1A)密度Dの第1基準値DS を入力す
る。 (2A)外力が加えられる設計領域内の点を始点候補と
する。 (3A)始点候補の中から未選択の始点を選択する。 (4A)この始点から、D≧DS なる有限要素を通り、
かつ、できるだけ直線になるように線を延長していく。
【0011】(5A)D≧DS なる有限要素が隣に存在
しないとき又は未選択の始点候補に到達したとき、該線
の延長を停止して該線を骨組部材とする。本第1発明に
よれば、最適形状設計で得られた密度分布から2次元又
は3次元設計での骨組構造を容易に得ることができ、最
終的な形状設計までに要する時間を短縮することができ
る。
【0012】第1発明の第1態様では、ステップ4A
おいて、有限要素の中点を骨組形成点として選択し、今
回選択した骨組形成点を前回選択した骨組形成点と接続
して上記線を作成する。この構成の場合、骨組部材の作
成が容易となる。第1発明の第2態様では、上記第1態
のステップ4Aにおいて、前回選択した骨組形成点か
ら今回選択した骨組形成点へ直線を延ばしたとき、該直
線の延長上に隣接の上記有限要素があり、かつ、隣接有
限要素の密度がD≧DSであるという条件を満たせば、
隣接有限要素の中点を次の骨組形成点とする。
【0013】この構成の場合、骨組部材がより直線的に
なり、より現実的な骨組構造が得られる。第1発明の第
3態様では、上記第2態様のステップ4Aにおいて、上
記条件を満たさない場合には、今回選択した骨組形成点
を含む有限要素と節点の一部を共有する有限要素であ
り、骨組形成点が未だ存在しない有限要素であり、か
つ、D≧DSなる有限要素であるものの中から、上記延
長線とのなす角が最小の有限要素を選択し、選択した有
限要素の中心を次の該骨組形成点とする。
【0014】この構成の場合、骨組部材がより直線的に
なり、より現実的な骨組構造が得られる。第1発明の第
4態様では、ステップ1Aにおいて、密度の第2基準値
Hも入力し、ステップ2Aは、D≧DHなる有限要素内
の点も、始点候補とする。この構成の場合、骨組構造が
より最適化され、骨組構造の剛性をより大きくすること
が可能となる。
【0015】第1発明の第5態様では、上記各態様のス
テップ4Aとステップ5Aとの間においてさらに、骨組
み形成点を、骨組形成点付近の有限要素であり、骨組形
成点が属する骨組部材の線の両側の有限要素であり、か
つ、他の骨組部材が通らない有限要素の密度に応じて、
骨組形成点の位置をシフトさせるステップを有し、この
ステップも上記計算機で実行する。この構成の場合、骨
組構造がより最適化され、骨組構造の剛性をより大きく
することが可能となる。
【0016】図2は、第2発明に係る最適板組構造設計
方法の原理構成を示すフローチャートである。第2発明
は、記憶装置に格納された、機械的構造物の最適形状と
して得られた3次元設計領域内密度分布から、板組構造
を計算機により求めて出力する最適板組構造設計方法で
あって、設計領域は有限要素に分割され、各有限要素に
密度Dが付与されており、以下のようなステップ1B〜
5Bを有し、該第2乃至第5ステップの処理を該計算機
で実行する
【0017】(1B)該計算機に対し、密度Dの基準値
Sを入力し、かつ、設計領域内のリブ設計面を指定す
る。 (2B)リブ設計面内で、D≧DSなるリブ概略領域を
求める。 (3B)リブ概略領域中、リブ設計面の境界上の、有限
要素の断面頂点をリブ境界点とする。
【0018】(4B)リブ概略領域中、D<DS なる有
限要素の断面と共通の辺上の点をリブ境界点とする。 (5B)同一又は隣合う該有限要素断面内の互いに最も
近接したリブ境界点間を接続することにより閉じたリブ
境界線を作成する。本第2発明によれば、最適形状設計
で得られた密度分布から3次元設計での板組構造を容易
に得ることができ、最終的な形状設計までに要する時間
を短縮することができる。
【0019】第2発明の第1態様では、ステップ1Bに
おいてさらに、設計領域中の、機能上又は強度上必要な
残す有限要素を指定し、ステップ2Bにおいて、リブ概
略領域から、指定した有限要素の断面を除き、ステップ
3Bにおいて、リブ概略領域中、残す有限要素の断面と
の境界上の点もリブ境界点とする。この構成の場合、板
組構造がより最適化される。
【0020】第2発明の第2態様では、ステップ4Bと
ステップ5Bとの間にさらに、ステップ3B及び4Bで
のリブ境界点の位置を、リブ設計面上のD<DSなる隣
接要素断面の密度Dに応じてシフトさせるステップを有
し、このステップも上記計算機で実行する。この構成の
場合、板組構造がより最適化され、板組構造の剛性をよ
り大きくすることが可能となる。第2発明の第3態様で
は、上記第2態様のステップ3Bにおいて、ステップ3
Bでのリブ境界点を第1種リブ境界点とし、リブ概略領
域中の複数の有限要素断面に共通の第1種リブ境界点を
除き、ステップ4Bでのリブ境界点を第2種リブ境界点
とし、ステップ5Bは、第1種リブ境界点を始点とし、
始点から、同一又は隣合う有限要素断面内の互いに最も
近接した第2種リブ境界点を順に接続していき、第2種
リブ境界点が属する有限要素断面内又はこれと隣合う有
限要素断面内の他の第1種リブ境界点を終点とする第2
種リブ境界線を作成するステップと、リブ概略領域上の
設計境界線に沿って、異なる第2種リブ境界線の端点間
を接続することにより、第1種リブ境界線を作成するス
テップと、未接続の第2種リブ境界点があれば、同一又
は隣合う有限要素断面内の互いに最も近接した未接続の
第2種リブ境界点間を接続して中抜境界線を作成するス
テップとを有する。
【0021】この構成の場合、計算機により適した処理
が行われ、より確実な処理結果が得られる。
【0022】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。 [第1実施例]最初に、最適骨組構造設計方法について
説明する。説明の簡単化のために、図8(A)に示すよ
うな条件の下での二次元設計について考える。
【0023】この設計は、矩形の設計領域10の左右両
端の拘束支持点PF1、PF2をそれぞれ支持物11及び1
2で拘束支持し、かつ、設計領域10の中央の荷重点P
W に紙面垂直方向へ荷重Wを印加するという条件の下で
行う。拘束支持点PF1、PF2及び荷重点PW を通る軸
X、並びに、荷重点PW を通り軸Xに直交する設計領域
10上の軸Yを考えると、荷重及び拘束の条件は、軸X
及びYの各々について対称となるので、求める最適形状
も軸X及びYの各々について対称となる。
【0024】図8(B)は、上述の均質化法を用いた最
適形状設計方法を設計領域10に適用して得られた密度
分布を、濃度で表したものである。図中の小さな正方形
は有限要素であり、密度は有限要素単位で得られる。密
度の合計値が総体積VTである。平均コンプライアンス
が、与えられた総体積VTの下で最小値となるとき、最
大剛性を有する密度分布が得られる。
【0025】従来では、例えば白色の有限要素を除去
し、境界をベジェ曲線で滑らかにすることにより、最適
形状を得ていた。しかし、これを骨組構造で設計する必
要がある場合には、単なる設計上のヒントで終わるた
め、最終的な骨組構造の設計までに要する時間が長くな
る。そこで、本実施例では、図29に示す装置を用いて
最適骨組構造を自動設計する。
【0026】コンピュータ20は、一般的な周知の構成
であり、CPU21、ROM22、RAM23、FDD
コントローラ24、HDDコントローラ25、CRTコ
ントローラ26、及び手操作入力インタフェース27を
備え、これらの間がバス28で接続されている。FDD
コントローラ24、HDDコントローラ25、CRTコ
ントローラ26及び手操作入力インタフェース27には
それぞれ、コンピュータ20の外部のフロッピーディス
クドライバ34、ハードディスクドライバ35、CRT
ディスプレイユニット36及び手操作入力装置37が接
続されている。
【0027】ROM22には、ブートストラップ・ロー
ダが格納されており、フロッピーディスクドライバ34
に装着されるフロッピーディスク33には、図8(B)
に示す密度分布のデータが格納されており、ハードディ
スクドライバ35には、OS及び最適骨組構造設計プロ
グラムが格納されている。これらプログラム及びデータ
は、RAM23上にロードされ、CPU21により処理
される。手操作入力装置37は、例えばキーボードとマ
ウスであり、CRTディスプレイユニット36の画面を
見ながら手操作入力装置37を操作することにより、フ
ロッピーディスク33から上記データを入力させ、ま
た、後述の必要なデータを入力する。自動設計の結果
は、CRTディスプレイユニット36にグラフィック表
示される。設計者はこれを見て、材料等を選択し、更に
詳細設計を行う。
【0028】図8(A)の上記対称性により、軸X及び
Yで4分割された領域10A〜10Dの内、例えば領域
10Aについて最適骨組構造を設計すれば充分である。
図9〜11は、この設計手順の理解を容易にするための
ものである。図9〜10中の領域10A上には、簡単化
のために、各有限要素の密度を10倍し小数点以下を4
捨5入して得られた整数値を記入している。但し、0の
記入は省略している。
【0029】図9〜10において、枠外に付した符号A
〜G及び1〜5により、有限要素を識別する。例えば、
有限要素D3の密度は0.4であり、有限要素B5の密
度は0.1である。また、図9(A)中に示すように、
各有限要素の4隅の節点をa〜dで表し、例えば、有限
要素C3の節点aを節点C3aと表記する。節点C3a
は、節点B3d、節点B4c又は節点C4bでもある。
【0030】最適骨組構造設計手順を、図3〜5に示
す。図3〜5では一般に、有限要素をE、有限要素Eの
密度をD、密度の第1基準値及び第2基準値をそれぞれ
S 及びDH 、骨組形成点をS、見つけた順に骨組形成
点を直線で接続して得られる第j骨組部材をFEj、骨
組部材FEjの第i骨組形成点をSji、骨組形成点Sji
を含む有限要素の密度をDji、荷重節点をPW 、拘束節
点をPF と表記する。
【0031】図3〜5に示すフローチャートを、図9〜
11に基づいて以下に説明する。以下の括弧内の数値
は、図中のステップ識別番号を表す。 (40)手操作入力装置37の操作に基づいて、フロッ
ピーディスク33に格納された密度データをフロッピー
ディスクドライバ34及びFDDコントローラ24を介
しRAM23上にロードする。この密度データは、図8
(A)の対称性から、軸X及びYで4分割された領域1
0A〜10Dの内、10Aに関するもののみを入力す
る。
【0032】また、手操作入力装置37を操作して、第
1基準値DS 及び第2基準値DH を入力する。本実施例
では、DS =0.4、DH =0.9である。 (41)jに1を代入する。 (42)骨組部材の始点候補を見つけ出す。始点候補と
は荷重点PW 、拘束支持点PF 及び第2基準値DH 以上
の密度を持つ有限要素の中心点である。荷重点及び支持
点にはいずれも外力が加えられるので、骨組部材の端点
とする必要があり、そのような点の密度は一般に、第2
基準値DH 以上となっている。第2基準値DH 以上の密
度を持つ有限要素の中心点を始点候補に加えることによ
り、骨組構造がより最適化され、骨組構造の剛性をより
大きくすることが可能となる。
【0033】未使用の始点候補が、有ればステップ43
へ進み、無ければステップ63へ進む。図9(A)で
は、j=1のとき、荷重点PW である節点G5d及び拘
束支持点PF1である節点A5aが始点候補である。 (43)未使用の始点候補の中から任意の1つを選ん
で、これを骨組形成点S j0とする。図9(B)では、j
=1のとき、拘束支持点PF1である節点A5aを骨組形
成点S10とする。
【0034】(44)iに0を代入する。 (45、46)骨組形成点Sj0が有限要素Eの中心でな
い場合には、有限要素Eの中心を骨組形成点Sj1とし、
かつ、iに1を代入する。図9(C)では、j=1のと
き、有限要素A5の中心を骨組形成点S11とする。 (47)骨組形成点Sji-1とSjiとを結ぶ直線を骨組形
成点Sjiから延長した線上に、有限要素Eが有るかどう
かを判断する。有限要素Eが、有ればステップ48へ進
み、無ければステップ50へ進む。これは、骨組部材が
直線であることが現実的であるからである。図10
(A)では、j=1、i=1のとき、有限要素B4が有
ると判断し、図11(B)では、j=1、i=3のと
き、有限要素D2が有ると判断する。
【0035】(48)有限要素Eの密度Dが、D≧DS
であればステップ49へ進み、そうでなければステップ
50へ進む。図10(A)では、j=1、i=1のと
き、D≧DS であり、図11(B)では、j=1、i=
3のとき、D<DS である。 (49)iをインクリメントし、かつ、ステップ47で
見つけた有限要素Eの中心を骨組形成点Sjiとする。こ
の点Sjiは、補正無しの位置である。次に、ステップ5
3へ進む。図10(B)では、j=1、i=2のとき、
有限要素B4の中心を骨組形成点S12とする。
【0036】(50)骨組形成点Sjiを含む有限要素E
の周囲から骨組形成点Sji+1の候補を探す。この候補
は、有限要素Eの節点の一部を共有する有限要素であ
り、第j骨組部材の骨組形成点が未だ存在しない有限要
素であり、かつ、密度が第1基準値DS 以上の有限要素
である。図11(C)では、j=1、i=3のとき、有
限要素D3が骨組形成点S14の候補である。
【0037】(51)候補が、有ればステップ52へ進
み、無ければステップ61へ進む。 (52)iをインクリメントし、かつ、骨組形成点Sji
の候補の中から最大密度の有限要素中心を骨組形成点S
jiとする。最大密度が複数ある場合には、ステップ47
での延長線とのなす角が最小の有限要素中心を骨組形成
点Sjiとする。これにより、骨組部材がより直線的にな
り、より現実的な骨組構造が得られる。点Sjiは、補正
無しの位置である。図12(A)では、j=1、i=4
のとき、有限要素D3の中心を骨組形成点S14とする。
【0038】(53〜55)ステップ49又は52での
骨組形成点Sjiを含む有限要素Eに、対称軸X又はYが
存在せず、荷重点PW が存在せず、かつ、PF が存在し
ない場合には、ステップ56へ進む。 (56)有限要素Eの周辺密度に応じて、1つ前に決定
した骨組形成点Sji-1をシフトする。このシフトは、点
ji-1に対する位置補正である。点Sji-1からのシフト
ベクトルは、例えば次のようにして求める。
【0039】点Sji-1が含まれる有限要素Eと節点を
共有し、かつ、骨組形成点でない1つの周辺有限要素E
pの密度Dpを求める。 有限要素Eの中心から周辺有限要素Epの中心へ向か
う方向へのシフトベクトル成分を求める。シフト量は、
(Dp/D)・d/2とする。ここに、Dは有限要素E
の密度であり、dは有限要素の一辺の長さである。
【0040】上記及びの処理を、骨組形成点でない
全ての周辺有限要素について行い、全シフトベクトル成
分を合成したものを、点Sjiからのシフトベクトルとす
る。d=1とすると、例えば、j=1、i=2のとき、
図10(C)中の有限要素A5の中心の骨組形成点S11
のシフトベクトルは、点S11から、有限要素B5の中心
方向へ、(1/10)・(1/2)=0.05の大きさ
となる。また、j=1、i=3のとき、図11(B)中
の有限要素B4の中心の骨組形成点S12のシフトベクト
ル成分は、d=1とすると、点S12から、 有限要素C4の中心方向へ、(2/6)・(1/2)=
0.17 有限要素C5の中心方向へ、(1/6)・(21/2
2)=0.12 有限要素B5の中心方向へ、(1/6)・(1/2)=
0.08 有限要素B3、A3及びA4の中心方向へ0 の大きさとなる。
【0041】このシフトにより、骨組構造がより最適化
され、骨組構造の剛性をより大きくすることが可能とな
る。 (57)骨組形成点Sji-1とSjiとの間を直線で接続す
る。これは実際には、RAM23内の図13(A)に示
すような骨組テーブルにおいて、骨組形成点S ji-1の座
標データの隣に骨組形成点Sjiの座標データを書き込む
ことを意味し、又は、ステップ46又は49で骨組テー
ブルに書き込んだ骨組形成点Sjiの座標データを更新す
ること(この場合、ステップ57は不要)を意味する。
図13中に示す骨組形成点Sjiは、その座標である。
【0042】(58)骨組形成点Sji-1とSjiとの間を
結ぶ直線が、他の骨組部材と交差するかどうか確かめ、
交差していればステップ59へ進み、交差していなけれ
ば上記ステップ47へ戻る。 (59)骨組形成点Sjiを交差点に変更し、ステップ6
3へ進む。図12(B)では、骨組形成点S24が交差点
となっている。
【0043】(60〜62)ステップ53で肯定判定さ
れた場合には、iをインクリメントし、対称軸の有限要
素E内の部分の中点を骨組形成点Sjiとし、ステップ5
4で肯定判定された場合には、iをインクリメントし、
荷重点PW を骨組形成点Sjiとし、ステップ55で肯定
判定された場合には、iをインクリメントし、拘束支持
点PF を骨組形成点Sjiとする。次に、ステップ63へ
進む。
【0044】(63)骨組形成点Sjiを一本の骨組部材
の終点とする。 (64)jをインクリメントし、上記ステップ42へ戻
る。 (65)各骨組形成点Sjiが含まれる有限要素の密度D
jiを、骨組形成点Sjiの密度の初期値として、図13
(A)に示すように骨組テーブルに格納する。骨組形成
点S24の密度は、その周囲の密度から補間法により求
め、この場合、周囲の密度の平均値(0.6+0.3+
0.4+0.5)/4=0.45にほぼ等しくなる。
【0045】(66)骨組形成点を含まない有限要素の
密度を、骨組形成点を含む有限要素に分配する。この処
理の詳細な例を、図6及び図7に示す。 (661)領域10A内から、骨組形成点を含む有限要
素と節点を共有せず、かつ、密度Dが0でない有限要素
x を取り出し、これを密度の小さい順にEx1、Ex2
・・・、Expと並べる。
【0046】(662)kに初期値1を代入する。 (663)有限要素Exkと節点を共有し、かつ、密度D
が0でない有限要素E xk1 、Exk2 、・・・、Exkq
取り出す。 (664)有限要素Exkの密度Dxkを有限要素Exk1
xk2 、・・・、Exk q に分配する。すなわち、有限要
素Exkl の密度Dxkl にDxk/qを加える。
【0047】(665)有限要素Exkの密度Dxkを0と
する。 (666)kをインクリメントする。 (667)k≦pであれば、上記ステップ663へ戻
る。 (668)領域10A内から、骨組形成点を含まず、骨
組形成点を含む有限要素と節点を共有し、かつ、密度D
が0でない有限要素Ey を取り出し、これを密度の小さ
い順にEy1、Ey2、・・・、Eyrと並べる。
【0048】(669)uに初期値1を代入する。 (66A)有限要素Eyuと節点を共有し、骨組形成点を
含み、かつ、密度Dが0でない有限要素Eyu1
yu2 、・・・、Eyus を取り出す。 (66B)Kをゼロクリアし、vに初期値1を代入す
る。 (66C)有限要素Eyuと有限要素Eyuv との共有節点
数を求め、これをKvとし、KにKv を加える。
【0049】(66D)vをインクリメントする。 (66E)v≦sであれば上記ステップ66Cへ戻る。 (66F)vに初期値1を代入する。 以下のステップ66G〜66Iにより、有限要素Eyu
密度Dyuを、共有節点数に応じて有限要素Eyu1 、E
yu2 、・・・、Eyus に分配する。
【0050】(66G)有限要素Eyuv の密度D
yuv に、Dyu・Kv /Kを加える。 (66H)vをインクリメントする。 (66I)v≦sであれば上記ステップ66Gへ戻る。 (66J)有限要素Eyuの密度Dyuを0とする。 (66K)uをインクリメントする。
【0051】(66L)u≦rであれば、上記ステップ
66Aへ戻る。このようなステップ66の処理により、
骨組形成点を含まない有限要素の密度が合理的に、骨組
形成点を含む有限要素の密度に集約される。例えば図1
2(B)において、有限要素C5については、K=1で
あり、有限要素C5の密度0.1を有限要素B4の密度
0.6加えて、有限要素B4の密度を0.7、有限要
素C5の密度を0とする。また、有限要素F3について
は、K=1+2+1+2+2=8であり、有限要素F3
の密度0.2を、有限要素G2、F2、E2、E3及び
F4へそれぞれ0.2×1/8=0.025、0.2×
2/8=0.05、0.025、0.05及び0.05
ずつ分配して、有限要素G2、F2、E2、E3及びF
4の密度0.7、0.7、0.6、0.5及び0.4を
それぞれ0.725、0.75、0.625、0.55
及び0.45とし、かつ、有限要素F3の密度を0とす
る。
【0052】図13(A)に示す骨組テーブル内の密度
は、ステップ66の処理により、図13(B)に示す如
くなる。 (67)各骨組部材について、その密度から断面2次モ
ーメント等を求め、骨組テーブルに格納する。断面2次
モーメントは、例えば次のようにして求める。骨組部材
上で最大密度をもつ有限要素に含まれる骨組形成点の断
面積及び断面形状を入力する。この最大密度断面形状
の入力は、画面上に表示された矩形、円形、中空矩形、
中空円形、等辺山形、不等辺山形等の形状名称を選択す
ることにより行う。例えば、円形断面で断面積が1の場
合、断面2次モーメントは、 π×(1/π)4/4=0.07957 となる。
【0053】(68)骨組テーブルをハードディスクド
ライバ35に格納し、かつ、このテーブルに基づいて、
骨組構造をCRTディスプレイユニット36にグラフィ
ック表示する。本第1実施例によれば、最適形状設計で
得られた密度分布から容易に骨組構造を得ることがで
き、最終的な形状設計までに要する時間を短縮すること
ができるという効果を奏する。
【0054】なお、本第1実施例では、最適骨組構造設
計方法を2次元設計に適用した場合を説明したが、3次
元設計に適用することもできる。 [第2実施例]次に、最適板組構造設計方法について説
明する。説明の簡単化のために、図16に示すような条
件の下での三次元設計について考える。
【0055】この設計は、直方体の設計領域70を水平
に配置し、その下面の四隅の点PF1〜PF4をそれぞれ支
持物71〜74で拘束支持し、設計領域70の上面中央
点P W に、この面に垂直下方へ荷重Wを印加するという
条件の下で行う。この場合も、上記図8(A)と同様の
対称性により、設計領域70を4分割したときの1つの
領域70Aについて形状設計すれば充分である。
【0056】図17は、上述の均質化法を用いた最適形
状設計方法を設計領域70に適用して得られた密度分布
を、濃度で表したものである。図中の小さな正方形は有
限要素であり、密度は有限要素単位で得られる。従来で
は、例えば白色の有限要素を除去することにより、最適
立体形状を得ていた。しかし、これを板組構造で設計す
る必要がある場合には、単なる設計上のヒントで終わる
ため、最終的な板組構造の設計までに要する時間が長く
なる。そこで、本第2実施例では、上述の図29に示す
ハードウエア構成を用いて、ベース及びこのベースを補
強するリブ板からなる最適板組構造を自動設計する。た
だし、フロッピーディスク33には、図17に示す密度
分布のデータが格納されており、ハードディスクドライ
バ35には、OS及び最適板組構造設計プログラムが格
納されているとする。
【0057】最適板組構造設計手順を、図14及び図1
5に示す。このフローチャートを、図16〜21に示す
第1例及び図25〜25に示す第2例に基づいて以下に
説明する。第2例は、第1例にないものを補うものであ
り、かつ、設計領域からリブ設計面を取り出した後の処
理を示す。また、図14及び図15では一般に、有限要
素をE、有限要素Eの断面をES、有限要素断面ESの
頂点をEP、有限要素Eの密度をD、第1種リブ境界点
をCM 、第2種リブ境界点をCS 、第1種リブ境界線を
LM、第2種リブ境界線をLS、中抜境界線をLHと表
記する。
【0058】(80)手操作入力装置37の操作に基づ
いて、フロッピーディスク33に格納された密度データ
をフロッピーディスクドライバ34及びFDDコントロ
ーラ24を介しRAM23上にロードする。この密度デ
ータは、上記対称性から、領域70Aに関するもののみ
でも充分であるが、非対称の場合も考慮して、全部とす
る。
【0059】また、手操作入力装置37を操作して、密
度の基準値DS を入力する。第1例の場合、DS =9で
あり、第2例の場合、DS =5である。 (81)手操作入力装置37を操作して、設計領域70
中の必ず残す有限要素Eを指定する。必ず残す有限要素
Eとは、機能上必要な例えば物置台の部分の有限要素
E、又は、強度上必要な例えば密度が0.95以上の有
限要素Eを意味し、リブ板に対するベースとなる部分で
ある。
【0060】必ず残す有限要素Eは、第1例では構造及
び説明の簡単化のために指定しないが、第2例では指定
する。また、手操作入力装置37を操作して、リブ設計
面A1を指定する。例えば、設計領域70をCRTディ
スプレイユニット36に立体表示させ、マウスで設計領
域70内の点PF1、P1 、P2 及びPF3を指定すること
により、リブ設計面A1を指定する。
【0061】図18(A)は、リブ設計面A1内での密
度を濃度で表し、かつ、有限要素断面の境界を明瞭にす
るためにこの断面を縮小表示したものである。図18
(B)から明らかなように、有限要素Eの断面SEは、
その位置により異なる。図19は、設計領域70からリ
ブ設計面A1を取り出して、その密度を濃度で表示した
ものである。図20〜19中には、簡単化のために、リ
ブ設計面A1上の各有限要素の密度を10倍し小数点以
下を4捨5入して得られた整数値を記入している。但
し、0の記入は省略している。この密度記入について
は、図25〜24についても同じである。
【0062】また、手操作入力装置37を操作して、ピ
ッチp及び繰返し回数mを入力する。ここに、ピッチp
は、リブ設計面の間隔又は角度であり、図16に示す例
では、荷重点PW と点P3 とを結ぶ直線を中心とする角
度である。繰返し回数mは、ピッチpでm個のリブ設計
面A1、A2、・・・、Amを自動生成することを意味
する。p及びmを指定せずに、リブ設計面A2、・・
・、Amを、リブ設計面A1と同様にマウスで1つずつ
指定してもよいことは勿論である。
【0063】(82)kに0を代入する。 (83)k≧2、かつ、m及びpが指定されている場合
には、面Akを生成する。面Ak内で、D≧DS となる
リブ概略領域Bkj(j=1〜nk )を検出する。領域B
kjは、補正無しのリブ形状である。図20(A)では、
1 =1であり、図25では、n1 =2である。
【0064】図25において、斜線部の有限要素は、上
記ステップ81で指定された必ず残す有限要素であり、
領域Bkjの対象外とする。 (84)jに1を代入する。 (85)j≦nk であれば、ステップ86へ進み、そう
でなければ、ステップ96へ進む。
【0065】(86)領域Bkj中、必ず残す有限要素E
の断面ESとの境界上の有限要素断面頂点EPを第1種
リブ境界点CM とする。第1例ではこのような点CM
存在しない。第2例では、図26(A)に示す上側の3
つの黒点が点CM である。 (87)領域Bkj中、設計境界上の有限要素断面頂点E
Pをさらに第1種リブ境界点CM とする。図20(A)
中の全黒点及び図26(A)中の下側の3つの黒点が点
M である。
【0066】(88)上記ステップ86及び87で見つ
け出した第1種リブ境界点CM から、余分な第1種リブ
境界点CM 、すなわち、領域Bkj中の複数有限要素に共
通の点CM を除く。これにより残った第1種リブ境界点
M は、図20B及び図26(B)中の黒点となる。 (89)第1種リブ境界点CM を、リブ設計面Ak上の
D<DS なる隣接有限要素断面ESの密度Dに応じ、境
界線に沿って該隣接有限要素断面ES側へシフトする。
図21(A)及び図26(C)中の矢印は、シフトの方
向を示す。このシフトは、リブ境界点CM に対する位置
補正である。点CM からのシフト量は、例えば、(D2
/D1)・d2とする。ここに、D1及びD2(D1>
D2)は点CM を共有する有限要素E1及びE2の密度
であり、d2は有限要素E2の断面の該シフトベクトル
方向の長さ(辺の長さ)である。例えば、図21(A)
中の節点E1bに在る点CM からのシフト量は、(7/
9)・d2であり、d2は有限要素D1の断面の図示矢
印方向の長さである。
【0067】このシフトにより、板組構造がより最適化
され、板組構造の剛性をより大きくすることが可能とな
る。 (90)領域Bkj中、D<DS なる有限要素断面ESと
共通の辺の中央点を、第2種リブ境界点CS とする。図
21(B)及び図26(D)中の小黒点が点C S であ
る。
【0068】(91)第2種リブ境界点CS を、リブ設
計面Ak上のD<DS なる周辺有限要素断面ESの密度
Dに応じ、点CS から該周辺有限要素断面ESの中点の
方向へシフトする。図22及び図27(A)中の矢印
は、シフトの方向を示す。このシフトは、リブ境界点C
S に対する位置補正である。点CS からのシフト量は、
例えば(D2/D1)・d2とする。ここに、D1及び
D2(D1>D2)は点CS を共有する有限要素E1及
びE2の密度であり、d2は有限要素E2の断面の該シ
フトベクトル方向の長さ(辺の長さ)である。
【0069】このシフトにより、板組構造がより最適化
され、板組構造の剛性をより大きくすることが可能とな
る。 (92)シフトした第1種リブ境界点CMを始点とし、
そこから、同一又は隣合う有限要素断面ES内の互いに
最も近接した第2種リブ境界点CSを順に接続してい
き、他の第1種リブ境界点CMを終点とする第2種リブ
境界線LSを作成する。接続は、例えばベジェ曲線によ
り行う。図23(A)には第2種リブ境界線LS1〜L
S4を示し、図27(B)には第2種リブ境界線LS1
及びLS2を示す。
【0070】(93)設計境界線に沿って、異なる第2
種リブ境界線LSの端点CM を互いに近接した順に接続
することにより、第1種リブ境界線LMを作成する。こ
れにより、第2種リブ境界線LSと第1種リブ境界線M
Sとが接続されて閉曲線が作成され、リブ板の外形が決
定される。図23(B)には第1種リブ境界線LM1〜
LM4を示し、図28には第1種リブ境界線LM1及び
LM2を示す。
【0071】(94)未接続の第2種リブ境界点CS
あれば、同一又は隣合う有限要素断面ES内の互いに最
も近接した第2種リブ境界点CS を接続して中抜境界線
LHを作成する。第1例では、図24に示すような中抜
境界線LH1〜LH3が作成される。第2例では、残り
の第2種リブ境界点CS が存在しない。 (95)jをインクリメントし、上記ステップ85へ戻
る。
【0072】(96)kをインクリメントする。 (97)k≦mであれば、上記ステップ83へ進み、そ
うでなければステップ98へ進む。 (98)全ての板部材の密度合計値が総体積VTとなる
ように、各板部材上の密度を定数倍する。
【0073】以上のようにして得られた、べースとリブ
板からなる板組構造を、CRTディスプレイユニット3
6にグラフィック表示する。本第2実施例によれば、最
適形状設計で得られた密度分布から容易に板組構造を得
ることができ、最終的な形状設計までに要する時間を短
縮することができる。
【0074】
【発明の効果】以上説明した如く、本第1発明に係る最
適骨組構造設計方法によれば、最適形状設計で得られた
密度分布から2次元又は3次元設計での骨組構造を容易
に得ることができ、最終的な形状設計までに要する時間
を短縮することができるという効果を奏し、納期短縮及
び設計コスト低減に寄与するところが大きい。
【0075】第1発明の第1態様によれば、骨組部材の
作成が容易となるという効果を奏する。第1発明の第2
又は第3の態様によれば、骨組部材がより直線的にな
り、より現実的な骨組構造が得られるという効果を奏す
る。第1発明の第4又は第5の態様によれば、骨組構造
がより最適化され、骨組構造の剛性をより大きくするこ
とが可能となるという効果を奏する。
【0076】本第2発明に係る最適板組構造設計方法に
よれば、最適形状設計で得られた密度分布から3次元設
計での板組構造を容易に得ることができ、最終的な形状
設計までに要する時間を短縮することができるという効
果を奏し、納期短縮及び設計コスト低減に寄与するとこ
ろが大きい。第2発明の第1態様によれば、板組構造が
より最適化されるという効果を奏する。
【0077】第2発明の第2態様によれば、板組構造が
より最適化され、板組構造の剛性をより大きくすること
が可能となるという効果を奏する。第2発明の第3態様
によれば、計算機により適した処理が行われ、より確実
な処理結果が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本第1発明に係る最適骨組構造設計方法の原理
構成を示すブロック図である。
【図2】本第2発明に係る最適板組構造設計方法の原理
構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1実施例に係り、最適骨組構造設計
手順の一部を示すフローチャートである。
【図4】図3の続きの一部を示すフローチャートであ
る。
【図5】図3の続きの残部を示すフローチャートであ
る。
【図6】図5中のステップ66の詳細を示すフローチャ
ートである。
【図7】図6の続きを示すフローチャートである。
【図8】(A)は第1実施例の最適形状設計条件を示す
図であり、(B)は均質化法を用いて最適形状を求めた
ときの各有限要素の密度を濃度で表した図である。
【図9】(A)〜(C)はそれぞれ図3中のステップ4
2、43及び46での処理説明図である。
【図10】(A)〜(C)はそれぞれ図3中のステップ
47、49及び図4中のステップ56での処理説明図で
ある。
【図11】(A)〜(C)はそれぞれ図3中のステップ
56、47及び50での処理説明図である。
【図12】(A)及び(B)はそれぞれ図3中のステッ
プ52及び図4中のステップ56での処理説明図であ
る。
【図13】(A)及び(B)は骨組テーブルを示す図で
ある。
【図14】本発明の第2実施例に係り、最適板組構造設
計手順を示すフローチャートである。
【図15】図14の続きを示すフローチャートである。
【図16】第2実施例の最適形状設計条件及びリブ設計
面を示す斜視図である。
【図17】均質化法を用いて最適形状を求めたときの各
有限要素の密度を濃度で表し、密度0.104以下の有
限要素を除去した斜視図である。
【図18】(A)は、設計領域内でのリブ設計面A1上
の各有限要素断面での密度を濃度で表し、かつ、有限要
素断面を縮小表示した斜視図であり、(B)は、有限要
素断面を示す拡大斜視図である。
【図19】リブ設計面A1上の各有限要素断面での密度
を濃度で表した図である。
【図20】(A)及び(B)はそれぞれ図14中のステ
ップ87及び図15中のステップ88での処理説明図で
ある。
【図21】(A)及び(B)はそれぞれ図14中のステ
ップ89及び90での処理説明図である。
【図22】図15中のステップ91での処理説明図であ
る。
【図23】(A)及び(B)はそれぞれ図15中のステ
ップ92及び93での処理説明図である。
【図24】図15中のステップ94での処理説明図であ
る。
【図25】(A)〜(D)は図14中のステップ83で
の処理説明図である。
【図26】(A)は図14中のステップ86及び87、
(B)〜(D)はそれぞれ図15中のステップ88〜9
0での処理説明図である。
【図27】(A)及び(B)はそれぞれ図15中のステ
ップ91及び92での処理説明図である。
【図28】図15中のステップ93での処理説明図であ
る。
【図29】最適骨組及び板組構造の設計装置を示すブロ
ック図である。
【図30】(A)及び(B)は従来の、均質化法を用い
た最適形状設計方法の説明図である。
【符号の説明】
10、70 設計領域 11、12、71〜74 点拘束支持物 20 コンピュータ Sji 骨組形成点 FE1、FE2 骨組部材 E 有限要素 ES 有限要素断面 D 密度 DS 第1基準値 DH 第2基準値 A1、Ak リブ設計面 Bkj リブ概略領域 CM 第1種リブ境界点 CS 第2種リブ境界点 LM1〜LM4 第1種リブ境界線 LS1〜LS4 第2種リブ境界線 LH1〜LH3 中抜境界線

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶装置に格納された、機械的構造物の
    最適形状として得られた2次元又は3次元の設計領域内
    密度分布から、骨組構造を計算機により求めて出力する
    最適骨組構造の設計方法であって、該設計領域は有限要
    素に分割され、各有限要素に密度Dが付与されており、該計算機に対し、 該密度Dの第1基準値DSを入力する
    第1ステップと、 外力が加えられる該設計領域内の点を始点候補とする第
    2ステップと、 該始点候補の中から未選択の始点を選択する第3ステッ
    プと、 該始点から、D≧DSなる該有限要素を通り、かつ、で
    きるだけ直線になるように線を延長していく第4ステッ
    プと、 D≧DSなる該有限要素が隣に存在しないとき又は未選
    択の該始点候補に到達したとき、該線の延長を停止して
    該線を骨組部材とする第5ステップと、 を有し、未選択の該始点候補が無くなるまで、該第3〜
    5ステップを繰り返す処理を該計算機で実行することを
    特徴とする最適骨組構造の設計方法。
  2. 【請求項2】 前記第4ステップでは、前記有限要素の
    中点を骨組形成点として選択し、今回選択した該骨組形
    成点を前回選択した該骨組形成点と接続して前記線を作
    成することを特徴とする請求項1記載の最適骨組構造
    設計方法。
  3. 【請求項3】 前記第4ステップでは、前回選択した前
    記骨組形成点から今回選択した該骨組形成点へ直線を延
    ばしたとき、該直線の延長上に隣接の前記有限要素があ
    り、かつ、該隣接有限要素の前記密度がD≧DSである
    という条件を満たせば、該隣接有限要素の中点を次の該
    骨組形成点とすることを特徴とする請求項2記載の最適
    骨組構造の設計方法。
  4. 【請求項4】 前記第4ステップでは、前記条件を満た
    さない場合には、今回選択した前記骨組形成点を含む前
    記有限要素と節点の一部を共有する該有限要素であり、
    該骨組形成点が未だ存在しない該有限要素であり、か
    つ、D≧DSなる該有限要素であるものの中から、前記
    延長線とのなす角が最小の該有限要素を選択し、選択し
    た該有限要素の中心を次の該骨組形成点とすることを特
    徴とする請求項3記載の最適骨組構造の設計方法。
  5. 【請求項5】 前記第1ステップでは、前記密度の第2
    基準値DHも入力し、 前記第2ステップは、D≧DHなる前記有限要素内の点
    も、前記始点候補とすることを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれか1つに記載の最適骨組構造の設計方法。
  6. 【請求項6】 前記第4ステップと前記第5ステップと
    の間にさらに、前記骨組み形成点を、該骨組形成点付近
    の前記有限要素であり、該骨組形成点が属する前記骨組
    部材の線の両側の該有限要素であり、かつ、他の該骨組
    部材が通らない該有限要素の前記密度に応じて、該骨組
    形成点の位置をシフトさせるステップを有し、このステ
    ップも前記計算機で実行することを特徴とする請求項2
    乃至5のいずれか1つに記載の最適骨組構造の設計方
    法。
  7. 【請求項7】 記憶装置に格納された、機械的構造物の
    最適形状として得られた3次元設計領域内密度分布か
    ら、板組構造を計算機により求めて出力する最適板組構
    の設計方法であって、該設計領域は有限要素に分割さ
    れ、各有限要素に密度Dが付与されており、該計算機に対し、 該密度Dの基準値DSを入力し、か
    つ、該設計領域内のリブ設計面を指定する第1ステップ
    と、 該リブ設計面内で、D≧DSなるリブ概略領域を求める
    第2ステップと、 該リブ概略領域中、該リブ設計面の境界上の、該有限要
    素の断面頂点をリブ境界点とする第3ステップと、 該リブ概略領域中、D<DSなる該有限要素の断面と共
    通の辺上の点をリブ境界点とする第4ステップと、 同一又は隣合う該有限要素断面内の互いに最も近接した
    該リブ境界点間を接続することにより閉じたリブ境界線
    を作成する第5ステップと、 を有し、該第2乃至第5ステップの処理を該計算機で実
    することを特徴とする最適板組構造の設計方法。
  8. 【請求項8】 前記第1ステップにおいてさらに、前記
    設計領域中の、機能上又は強度上必要な残す前記有限要
    素を指定し、 前記第2ステップにおいて、前記リブ概略領域から、指
    定した該有限要素の断面を除き、 前記第3ステップにおいて、該リブ概略領域中、残す該
    有限要素の断面との境界上の点もリブ境界点とする、こ
    とを特徴とする請求項7記載の最適板組構造の設計方
    法。
  9. 【請求項9】 前記第4ステップと前記第5ステップと
    の間にさらに、前記第3及び第4のステップでの前記リ
    ブ境界点の位置を、前記リブ設計面上のD<DSなる隣
    接要素断面の密度Dに応じてシフトさせるステップを有
    し、このステップも前記計算機で実行することを特徴と
    する請求項7又は8記載の最適板組構造の設計方法。
  10. 【請求項10】 前記第3ステップでは、該第3ステッ
    プでの前記リブ境界点を第1種リブ境界点とし、前記リ
    ブ概略領域中の複数の前記有限要素断面に共通の該第1
    種リブ境界点を除き、 前記第4ステップでの前記リブ境界点を第2種リブ境界
    点とし、 前記第5ステップは、 該第1種リブ境界点を始点とし、該始点から、同一又は
    隣合う該有限要素断面内の互いに最も近接した該第2種
    リブ境界点を順に接続していき、該第2種リブ境界点が
    属する該有限要素断面内又はこれと隣合う該有限要素断
    面内の他の該第1種リブ境界点を終点とする第2種リブ
    境界線を作成するステップと、 該リブ概略領域上の設計境界線に沿って、異なる該第2
    種リブ境界線の端点間を接続することにより、第1種リ
    ブ境界線を作成するステップと、 未接続の該第2種リブ境界点があれば、同一又は隣合う
    該有限要素断面内の互いに最も近接した未接続の該第2
    種リブ境界点間を接続して中抜境界線を作成するステッ
    プとを有する、 ことを特徴とする請求項9記載の最適板組構造の設計方
    法。
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