JP3205197B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1345—Conductors connecting electrodes to cell terminals
- G02F1/13452—Conductors connecting driver circuitry and terminals of panels
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F2201/00—Constructional arrangements not provided for in groups G02F1/00 - G02F7/00
- G02F2201/50—Protective arrangements
- G02F2201/503—Arrangements improving the resistance to shock
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/14—Structural association of two or more printed circuits
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/36—Assembling printed circuits with other printed circuits
- H05K3/361—Assembling flexible printed circuits with other printed circuits
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- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
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- Optics & Photonics (AREA)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的には、液晶を利
用して情報を表示する液晶表示装置に係り、詳しくはプ
リント配線基板の支持構造に関する。
用して情報を表示する液晶表示装置に係り、詳しくはプ
リント配線基板の支持構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、液晶を利用して種々の情報を表示
する液晶表示装置は、薄型、低電力等の特徴を生かして
数多くの場所で利用されるようになった。したがって、
この種の液晶表示装置は、多少過酷な使用条件の下にお
いても外部からの振動や衝撃を吸収して表示性能を維持
したり、急激な温度変化にも対応できるものである必要
がある。
する液晶表示装置は、薄型、低電力等の特徴を生かして
数多くの場所で利用されるようになった。したがって、
この種の液晶表示装置は、多少過酷な使用条件の下にお
いても外部からの振動や衝撃を吸収して表示性能を維持
したり、急激な温度変化にも対応できるものである必要
がある。
【０００３】図１及び図２はそのような液晶表示装置の
一例を示したものであり、液晶駆動用ＴＡＢ５，…に伸
縮部（以下、“フォーミング部”とする）を設けて振動
等を吸収するように構成されている。以下、液晶表示装
置１の構成について説明する。
一例を示したものであり、液晶駆動用ＴＡＢ５，…に伸
縮部（以下、“フォーミング部”とする）を設けて振動
等を吸収するように構成されている。以下、液晶表示装
置１の構成について説明する。
【０００４】かかる液晶表示装置１は液晶パネルＰを備
えている。この液晶パネルＰは、相対向するように配置
されて液晶を挟持する一対のガラス基板２，３を有して
おり、これらのガラス基板２，３上には透明電極（不図
示）がマトリクス状に配置されている。なお、上述した
ガラス基板２，３は一般的にソーダライムガラス（熱膨
張係数；８５×１０-7）にて形成されている。また、ガ
ラス基板２，３の形状は同一ではなく、図１に示すよう
に３端縁においてはいずれか一方のガラス基板２又は３
が他方のガラス基板３又は２よりも突出するように構成
されており、突出する方のガラス基板２，３上に形成さ
れた透明電極が露出するように構成されている。
えている。この液晶パネルＰは、相対向するように配置
されて液晶を挟持する一対のガラス基板２，３を有して
おり、これらのガラス基板２，３上には透明電極（不図
示）がマトリクス状に配置されている。なお、上述した
ガラス基板２，３は一般的にソーダライムガラス（熱膨
張係数；８５×１０-7）にて形成されている。また、ガ
ラス基板２，３の形状は同一ではなく、図１に示すよう
に３端縁においてはいずれか一方のガラス基板２又は３
が他方のガラス基板３又は２よりも突出するように構成
されており、突出する方のガラス基板２，３上に形成さ
れた透明電極が露出するように構成されている。
【０００５】そして、この透明電極の露出部分には液晶
駆動用ＴＡＢ５，…の出力端子５ａ，…が接続されてお
り、該接続部分には封止樹脂１１が塗布されて該透明電
極の露出部分の腐食を防止するように構成されている。
また、液晶駆動用ＴＡＢ５，…の裏面と液晶パネルＰの
側面とは接着剤（接着手段）１２によって接着されてお
り、液晶駆動用ＴＡＢ５，…を液晶パネルＰに確実に保
持させることにより出力端子５ａ，…と透明電極との接
続部に外力が作用しないように構成されている。さら
に、液晶駆動用ＴＡＢ５，…の入力端子５ｂ，…の部分
にはフォーミングが施されて多少は伸縮するように構成
されており、該入力端子５ｂ，…はプリント配線基板
９，…に接続されている。なお、本従来例においては、
図１に示すように、液晶駆動用ＴＡＢ５，…やプリント
配線基板９，…は、液晶パネルＰを囲むようにして該パ
ネルＰの３端縁に沿って配置されている。
駆動用ＴＡＢ５，…の出力端子５ａ，…が接続されてお
り、該接続部分には封止樹脂１１が塗布されて該透明電
極の露出部分の腐食を防止するように構成されている。
また、液晶駆動用ＴＡＢ５，…の裏面と液晶パネルＰの
側面とは接着剤（接着手段）１２によって接着されてお
り、液晶駆動用ＴＡＢ５，…を液晶パネルＰに確実に保
持させることにより出力端子５ａ，…と透明電極との接
続部に外力が作用しないように構成されている。さら
に、液晶駆動用ＴＡＢ５，…の入力端子５ｂ，…の部分
にはフォーミングが施されて多少は伸縮するように構成
されており、該入力端子５ｂ，…はプリント配線基板
９，…に接続されている。なお、本従来例においては、
図１に示すように、液晶駆動用ＴＡＢ５，…やプリント
配線基板９，…は、液晶パネルＰを囲むようにして該パ
ネルＰの３端縁に沿って配置されている。
【０００６】一方、液晶表示装置１は液晶パネル固定板
６を備えているが、この液晶パネル固定板６は、ポリカ
ーボネイト樹脂（熱膨張係数；６５×１０-6）等の非可
撓性（硬質性）の材料にて形成されており、図１に示す
ように開口部６ａを有して額縁のような形状をしてい
る。そして、液晶パネル固定板６の開口部６ａの周辺に
は接着剤７が塗布されており（図２参照）、この接着剤
７によって液晶パネルＰが液晶パネル固定板６に固定さ
れている。なお、開口部６ａからはバックライト装置
（不図示）からの光が液晶パネルＰに対して照射される
ように構成されており、液晶パネルＰに表示される情報
が容易に認識できるように構成されている。また、上述
したプリント配線基板９，…は液晶パネル固定板６にね
じ１０，…によって固定されている。
６を備えているが、この液晶パネル固定板６は、ポリカ
ーボネイト樹脂（熱膨張係数；６５×１０-6）等の非可
撓性（硬質性）の材料にて形成されており、図１に示す
ように開口部６ａを有して額縁のような形状をしてい
る。そして、液晶パネル固定板６の開口部６ａの周辺に
は接着剤７が塗布されており（図２参照）、この接着剤
７によって液晶パネルＰが液晶パネル固定板６に固定さ
れている。なお、開口部６ａからはバックライト装置
（不図示）からの光が液晶パネルＰに対して照射される
ように構成されており、液晶パネルＰに表示される情報
が容易に認識できるように構成されている。また、上述
したプリント配線基板９，…は液晶パネル固定板６にね
じ１０，…によって固定されている。
【０００７】従来の液晶表示装置はこのような構成であ
るため、環境温度等の変化により液晶パネル固定板６が
液晶パネルＰに比べて大きく熱膨張した場合でも（図３
参照）、液晶パネル固定板６と液晶パネルＰとの間の相
対位置ズレは液晶駆動用ＴＡＢ５，…の入力端子５ｂ，
…の部分におけるフォーミング部の伸縮によって吸収さ
れ、その結果、液晶駆動用ＴＡＢ５，…の破断やプリン
ト配線基板９，…と液晶駆動用ＴＡＢ５，…との間の接
続の外れは防止される。また、液晶パネルＰやプリント
配線基板９，…は、堅固な液晶パネル固定板６に固定さ
れているため、外部から振動や衝撃が加わったとしても
両者の相対的な位置変化はなく、液晶駆動用ＴＡＢ５，
…に機械的なストレスが加わることもない。その結果、
該振動や衝撃によって液晶駆動用ＴＡＢ５，…が破断す
ることもなく、液晶表示装置の信頼性が向上される。
るため、環境温度等の変化により液晶パネル固定板６が
液晶パネルＰに比べて大きく熱膨張した場合でも（図３
参照）、液晶パネル固定板６と液晶パネルＰとの間の相
対位置ズレは液晶駆動用ＴＡＢ５，…の入力端子５ｂ，
…の部分におけるフォーミング部の伸縮によって吸収さ
れ、その結果、液晶駆動用ＴＡＢ５，…の破断やプリン
ト配線基板９，…と液晶駆動用ＴＡＢ５，…との間の接
続の外れは防止される。また、液晶パネルＰやプリント
配線基板９，…は、堅固な液晶パネル固定板６に固定さ
れているため、外部から振動や衝撃が加わったとしても
両者の相対的な位置変化はなく、液晶駆動用ＴＡＢ５，
…に機械的なストレスが加わることもない。その結果、
該振動や衝撃によって液晶駆動用ＴＡＢ５，…が破断す
ることもなく、液晶表示装置の信頼性が向上される。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した方
法は比較的小型の液晶パネルに対しては有効であるもの
の、大型の液晶パネルを備えた液晶表示装置においては
限界があった。以下、具体的に説明する。
法は比較的小型の液晶パネルに対しては有効であるもの
の、大型の液晶パネルを備えた液晶表示装置においては
限界があった。以下、具体的に説明する。
【０００９】大型の液晶表示装置においては、液晶パネ
ルＰが大型化し、それに伴って液晶パネル固定板６も大
型化する。例えば、液晶パネルＰが１５インチ（３００
ｍｍ×２５０ｍｍ）の場合、液晶パネル固定板６の寸法
は約４００ｍｍ×３５０ｍｍ程度に大きくなる。
ルＰが大型化し、それに伴って液晶パネル固定板６も大
型化する。例えば、液晶パネルＰが１５インチ（３００
ｍｍ×２５０ｍｍ）の場合、液晶パネル固定板６の寸法
は約４００ｍｍ×３５０ｍｍ程度に大きくなる。
【００１０】そして、この液晶表示装置の温度が２０℃
から６０℃に変化したとすると、ガラス基板２，３の熱
膨張係数が８５×１０-7であり、液晶パネル固定板６の
熱膨張係数が６５×１０-6であることから、両者の寸法
差は約１ｍｍ程度となる。なお、液晶パネルＰは両端部
（２か所）が液晶パネル固定板６にて固定されているた
め、液晶パネルＰと液晶パネル固定板６との位置ずれは
その半分の０．５ｍｍ程度となる。そして、この程度の
位置ずれを液晶駆動用ＴＡＢ５，…のフォーミング部に
て吸収することは困難であり、ＴＡＢ５，…や接合部の
破断を引き起こすという問題があった。
から６０℃に変化したとすると、ガラス基板２，３の熱
膨張係数が８５×１０-7であり、液晶パネル固定板６の
熱膨張係数が６５×１０-6であることから、両者の寸法
差は約１ｍｍ程度となる。なお、液晶パネルＰは両端部
（２か所）が液晶パネル固定板６にて固定されているた
め、液晶パネルＰと液晶パネル固定板６との位置ずれは
その半分の０．５ｍｍ程度となる。そして、この程度の
位置ずれを液晶駆動用ＴＡＢ５，…のフォーミング部に
て吸収することは困難であり、ＴＡＢ５，…や接合部の
破断を引き起こすという問題があった。
【００１１】そこで、本発明は、液晶駆動用ＴＡＢやプ
リント配線基板に機械的ストレスが加わらないようにし
て、液晶駆動用ＴＡＢの破断や電気的接続部の外れを防
止する液晶表示装置を提供することを目的とするもので
ある。
リント配線基板に機械的ストレスが加わらないようにし
て、液晶駆動用ＴＡＢの破断や電気的接続部の外れを防
止する液晶表示装置を提供することを目的とするもので
ある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、一対の基板間に液晶を挟持さ
せて構成される液晶表示素子と、該液晶表示素子に接続
される液晶駆動用ＴＡＢと、該液晶駆動用ＴＡＢに接続
されるプリント配線基板と、を備え、これらプリント配
線基板及び液晶駆動用ＴＡＢを介して信号が送られた液
晶表示素子によって種々の情報を表示する液晶表示装置
において、前記液晶表示素子に沿うようにパネル固定板
が配置され、該パネル固定板は、前記液晶表示素子に対
応する部分に形成された薄肉部と、外周部に形成された
厚肉部と、を有し、前記液晶駆動用ＴＡＢ及び前記プリ
ント配線基板を前記液晶表示素子に接着手段によって接
着固定することにより、前記液晶表示素子の面方向に前
記液晶駆動用ＴＡＢ及び前記プリント配線基板を延設さ
せ、かつ、前記液晶表示素子は前記薄肉部から離間した
状態に配置されると共に、前記プリント配線基板は前記
厚肉部に載置されるだけであって前記液晶駆動用ＴＡＢ
以外の剛体物には固定しないようにした、ことを特徴と
する。
みなされたものであって、一対の基板間に液晶を挟持さ
せて構成される液晶表示素子と、該液晶表示素子に接続
される液晶駆動用ＴＡＢと、該液晶駆動用ＴＡＢに接続
されるプリント配線基板と、を備え、これらプリント配
線基板及び液晶駆動用ＴＡＢを介して信号が送られた液
晶表示素子によって種々の情報を表示する液晶表示装置
において、前記液晶表示素子に沿うようにパネル固定板
が配置され、該パネル固定板は、前記液晶表示素子に対
応する部分に形成された薄肉部と、外周部に形成された
厚肉部と、を有し、前記液晶駆動用ＴＡＢ及び前記プリ
ント配線基板を前記液晶表示素子に接着手段によって接
着固定することにより、前記液晶表示素子の面方向に前
記液晶駆動用ＴＡＢ及び前記プリント配線基板を延設さ
せ、かつ、前記液晶表示素子は前記薄肉部から離間した
状態に配置されると共に、前記プリント配線基板は前記
厚肉部に載置されるだけであって前記液晶駆動用ＴＡＢ
以外の剛体物には固定しないようにした、ことを特徴と
する。
【００１３】
【作用】以上構成に基づき、環境温度が変化しても、液
晶駆動用ＴＡＢやプリント配線基板は、液晶パネルにの
み固定されておりその他の剛体物には固定されていない
ため、温度変化に伴う熱膨張の影響をあまり受けず、機
械的ストレスも受けない。また、外部から振動や衝撃が
加わった場合でも、液晶駆動用ＴＡＢやプリント配線基
板は、接着手段によって液晶パネルに確実に固定されて
いるため、該振動等による自由移動は抑制される。
晶駆動用ＴＡＢやプリント配線基板は、液晶パネルにの
み固定されておりその他の剛体物には固定されていない
ため、温度変化に伴う熱膨張の影響をあまり受けず、機
械的ストレスも受けない。また、外部から振動や衝撃が
加わった場合でも、液晶駆動用ＴＡＢやプリント配線基
板は、接着手段によって液晶パネルに確実に固定されて
いるため、該振動等による自由移動は抑制される。
【００１４】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。なお、図１及び図２に示すものと同一部分
は同一符号を付して説明を省略する。
て説明する。なお、図１及び図２に示すものと同一部分
は同一符号を付して説明を省略する。
【００１５】本実施例に係る液晶表示装置２０において
は、図４に示すように、液晶パネルＰの端面Ｐａと液晶
駆動用ＴＡＢ５，…の裏面との間に接着剤（接着手段）
１２を塗布し、プリント配線基板９の端面９ａと液晶駆
動用ＴＡＢ５，…の裏面との間に接着剤（接着手段）２
１を塗布している。また、液晶駆動用ＴＡＢ５，…の出
力端子５ａ，…と液晶パネルＰの透明電極とは異方性導
電膜等の接合部材によって電気的に接続されており、液
晶駆動用ＴＡＢ５，…の入力端子５ｂ，…とプリント配
線基板９，…とは半田付け等によって接続されている。
さらに、本実施例に用いる液晶パネル固定板１６は、従
来のものと同様に開口部１６ａを有して額縁状に形成さ
れており、その外周部にはプリント配線基板９，…を載
置するための厚肉部１６ｂが形成されている。そして、
プリント配線基板９，…は、図に示すように、液晶パネ
ルＰとほぼ等しい高さに保持されるように構成されてい
る。なお、このプリント配線基板９，…は、液晶駆動用
ＴＡＢ５，…に接続されていると共に、フレキシブルな
配線部材（不図示）を介して他の制御機器に接続されて
はいるが、液晶パネル固定板１６へはもちろんのこと、
他のどのような剛体物にも固定されていない。
は、図４に示すように、液晶パネルＰの端面Ｐａと液晶
駆動用ＴＡＢ５，…の裏面との間に接着剤（接着手段）
１２を塗布し、プリント配線基板９の端面９ａと液晶駆
動用ＴＡＢ５，…の裏面との間に接着剤（接着手段）２
１を塗布している。また、液晶駆動用ＴＡＢ５，…の出
力端子５ａ，…と液晶パネルＰの透明電極とは異方性導
電膜等の接合部材によって電気的に接続されており、液
晶駆動用ＴＡＢ５，…の入力端子５ｂ，…とプリント配
線基板９，…とは半田付け等によって接続されている。
さらに、本実施例に用いる液晶パネル固定板１６は、従
来のものと同様に開口部１６ａを有して額縁状に形成さ
れており、その外周部にはプリント配線基板９，…を載
置するための厚肉部１６ｂが形成されている。そして、
プリント配線基板９，…は、図に示すように、液晶パネ
ルＰとほぼ等しい高さに保持されるように構成されてい
る。なお、このプリント配線基板９，…は、液晶駆動用
ＴＡＢ５，…に接続されていると共に、フレキシブルな
配線部材（不図示）を介して他の制御機器に接続されて
はいるが、液晶パネル固定板１６へはもちろんのこと、
他のどのような剛体物にも固定されていない。
【００１６】次に、本実施例の作用及び効果について説
明する。
明する。
【００１７】いま、環境温度が変化すると、熱膨張率が
一般的に大きい液晶パネル固定板１６の方が熱膨張率の
小さい液晶パネルＰよりも大きく膨張し、液晶パネル固
定板１６と液晶パネルＰとの相対位置は温度と共に変化
する。しかし、プリント配線基板９，…は、この液晶パ
ネル固定板１６等の剛体物には固定されていないため、
熱膨張に伴う機械的なストレスを受けることはない。し
たがって、液晶駆動用ＴＡＢ５，…の破断や電気的接続
部の外れは防止される。
一般的に大きい液晶パネル固定板１６の方が熱膨張率の
小さい液晶パネルＰよりも大きく膨張し、液晶パネル固
定板１６と液晶パネルＰとの相対位置は温度と共に変化
する。しかし、プリント配線基板９，…は、この液晶パ
ネル固定板１６等の剛体物には固定されていないため、
熱膨張に伴う機械的なストレスを受けることはない。し
たがって、液晶駆動用ＴＡＢ５，…の破断や電気的接続
部の外れは防止される。
【００１８】また、本実施例によれば液晶パネルＰと液
晶駆動用ＴＡＢ５，…とプリント配線基板９，…とは接
着剤１２，２１によって確実に固定されているため、外
部から振動や衝撃が加わった場合でも液晶駆動用ＴＡＢ
５，…やプリント配線基板９，…の自由な移動は抑制さ
れる。したがって、両者はやはり機械的なストレスを受
けることはなく、液晶駆動用ＴＡＢ５，…の破断や電気
的接続部の外れは防止される。
晶駆動用ＴＡＢ５，…とプリント配線基板９，…とは接
着剤１２，２１によって確実に固定されているため、外
部から振動や衝撃が加わった場合でも液晶駆動用ＴＡＢ
５，…やプリント配線基板９，…の自由な移動は抑制さ
れる。したがって、両者はやはり機械的なストレスを受
けることはなく、液晶駆動用ＴＡＢ５，…の破断や電気
的接続部の外れは防止される。
【００１９】なお、上述実施例においては、液晶パネル
Ｐの端面Ｐａと液晶駆動用ＴＡＢ５，…との間に接着剤
１２を塗布し、プリント配線基板９の端面と液晶駆動用
ＴＡＢ５，…との間に接着剤２１を塗布するものとした
が、もちろんこれに限る必要はなく、図５に示すよう
に、液晶パネルＰの端面Ｐａと液晶駆動用ＴＡＢ５，…
とプリント配線基板９の端面とによって形成される溝部
３１の全体に接着剤３２を充填するようにしてもよい。
そして、このようにした場合には、その接着にプリント
配線基板９と液晶駆動用ＴＡＢ５，…の接続補強の効果
と、液晶パネルＰと液晶駆動用ＴＡＢ５，…の接続補強
の効果をも持たせることができ、特に工程を増やす必要
がない。さらに、液晶パネルＰとＴＡＢ５，…を接着す
る接着剤１２の材質を、プリント配線基板９とＴＡＢ
５，…を接着する接着剤２１の材質と同じにしても良
く、また異ならせても良いが、両接着剤１２，２１の材
質を同じにした場合には、例えば、接着剤塗布口を二股
にした接着剤塗布装置によって同一工程で両方の塗布を
行うことができ、また、接着剤の区別に煩わされず接着
剤の補給作業等の製造作業が容易になる。
Ｐの端面Ｐａと液晶駆動用ＴＡＢ５，…との間に接着剤
１２を塗布し、プリント配線基板９の端面と液晶駆動用
ＴＡＢ５，…との間に接着剤２１を塗布するものとした
が、もちろんこれに限る必要はなく、図５に示すよう
に、液晶パネルＰの端面Ｐａと液晶駆動用ＴＡＢ５，…
とプリント配線基板９の端面とによって形成される溝部
３１の全体に接着剤３２を充填するようにしてもよい。
そして、このようにした場合には、その接着にプリント
配線基板９と液晶駆動用ＴＡＢ５，…の接続補強の効果
と、液晶パネルＰと液晶駆動用ＴＡＢ５，…の接続補強
の効果をも持たせることができ、特に工程を増やす必要
がない。さらに、液晶パネルＰとＴＡＢ５，…を接着す
る接着剤１２の材質を、プリント配線基板９とＴＡＢ
５，…を接着する接着剤２１の材質と同じにしても良
く、また異ならせても良いが、両接着剤１２，２１の材
質を同じにした場合には、例えば、接着剤塗布口を二股
にした接着剤塗布装置によって同一工程で両方の塗布を
行うことができ、また、接着剤の区別に煩わされず接着
剤の補給作業等の製造作業が容易になる。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
環境温度が変化したり外部から振動や衝撃が加わったり
した場合でも、液晶駆動用ＴＡＢやプリント配線基板は
機械的ストレスをあまり受けない。したがって、液晶駆
動用ＴＡＢの破断や電気的な接続部の外れを防止するこ
とができる。
環境温度が変化したり外部から振動や衝撃が加わったり
した場合でも、液晶駆動用ＴＡＢやプリント配線基板は
機械的ストレスをあまり受けない。したがって、液晶駆
動用ＴＡＢの破断や電気的な接続部の外れを防止するこ
とができる。
【００２１】また、前記液晶駆動用ＴＡＢ、前記プリン
ト配線基板及び前記液晶パネルによって形成される溝部
に接着剤を充填するようにした場合には、該接着部が補
強されて機械的ストレスのさらなる低減が達成される。
ト配線基板及び前記液晶パネルによって形成される溝部
に接着剤を充填するようにした場合には、該接着部が補
強されて機械的ストレスのさらなる低減が達成される。
【図１】従来の液晶表示装置の構造の一例を示す平面
図。
図。
【図２】従来の液晶表示装置の構造の一例を示すところ
の図１のＡ−Ａ断面図。
の図１のＡ−Ａ断面図。
【図３】図２に示す液晶表示装置が温度変化を受けた場
合の状態を説明するための断面図。
合の状態を説明するための断面図。
【図４】本発明に係る液晶表示装置の構造を示す断面
図。
図。
【図５】本発明に係る液晶表示装置の構造の他の例を示
す断面図。
す断面図。
２，３ ガラス基板 ５，… 液晶駆動用ＴＡＢ ９，… プリント配線基板 １２ 接着剤（接着手段） １６ 液晶パネル固定板 ２０ 液晶表示装置 ２１ 接着剤（接着手段） ３０ 液晶表示装置 ３１ 溝部 Ｐ 液晶表示素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩谷 泰史 東京都大田区下丸子３丁目30番２号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 高橋 雅則 東京都大田区下丸子３丁目30番２号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 大内 俊通 東京都大田区下丸子３丁目30番２号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 高林 広 東京都大田区下丸子３丁目30番２号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平４−269723（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G02F 1/1345
Claims (4)
- 【請求項１】 一対の基板間に液晶を挟持させて構成さ
れる液晶表示素子と、該液晶表示素子に接続される液晶
駆動用ＴＡＢと、該液晶駆動用ＴＡＢに接続されるプリ
ント配線基板と、を備え、これらプリント配線基板及び
液晶駆動用ＴＡＢを介して信号が送られた液晶表示素子
によって種々の情報を表示する液晶表示装置において、前記液晶表示素子に沿うようにパネル固定板が配置さ
れ、 該パネル固定板は、前記液晶表示素子に対応する部分に
形成された薄肉部と、外周部に形成された厚肉部と、を
有し、 前記液晶駆動用ＴＡＢ及び前記プリント配線基板を前記
液晶表示素子に接着手段によって接着固定することによ
り、前記液晶表示素子の面方向に前記液晶駆動用ＴＡＢ
及び前記プリント配線基板を延設させ、かつ、 前記液晶表示素子は前記薄肉部から離間した状態に配置
されると共に、前記プリント配線基板は前記厚肉部に載
置されるだけであって前記液晶駆動用ＴＡＢ以外の剛体
物には固定しないようにした、 ことを特徴とする液晶表
示装置。 - 【請求項２】 前記液晶駆動用ＴＡＢ、前記プリント配
線基板及び前記液晶表示素子によって形成される溝部に
接着剤を充填し、前記液晶駆動用ＴＡＢ及び前記プリン
ト配線基板を前記液晶表示素子に接着固定する、 ことを特徴とする請求項１記載の液晶表示装置。 - 【請求項３】 前記接着手段は、接着剤であって、二股
にした接着剤塗布装置によって同一工程で前記液晶表示
素子と前記液晶駆動用ＴＡＢとの間及び前記プリント配
線基板と前記液晶駆動用ＴＡＢとの間に塗布されるもの
である、 ことを特徴とする請求項１又は２に記載の液晶表示装
置。 - 【請求項４】 前記プリント配線基板は、前記厚肉部に
載置され前記液晶表示素子とほぼ同じ高さに保持され
る、 ことを特徴とする請求項１に記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31083294A JP3205197B2 (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31083294A JP3205197B2 (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08166592A JPH08166592A (ja) | 1996-06-25 |
| JP3205197B2 true JP3205197B2 (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=18009941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31083294A Expired - Fee Related JP3205197B2 (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3205197B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7247086B2 (ja) | 2016-07-27 | 2023-03-28 | コンポセキュア，リミティド ライアビリティ カンパニー | 取引カードのためのオーバーモールド加工電子部品及びその製造方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100468205B1 (ko) * | 1997-08-01 | 2005-08-31 | 삼성전자주식회사 | 액정표시장치 |
-
1994
- 1994-12-14 JP JP31083294A patent/JP3205197B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7247086B2 (ja) | 2016-07-27 | 2023-03-28 | コンポセキュア，リミティド ライアビリティ カンパニー | 取引カードのためのオーバーモールド加工電子部品及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08166592A (ja) | 1996-06-25 |
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