JP3203557B2 - 建築部材用継手装置 - Google Patents
建築部材用継手装置Info
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- JP3203557B2 JP3203557B2 JP35770297A JP35770297A JP3203557B2 JP 3203557 B2 JP3203557 B2 JP 3203557B2 JP 35770297 A JP35770297 A JP 35770297A JP 35770297 A JP35770297 A JP 35770297A JP 3203557 B2 JP3203557 B2 JP 3203557B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木造家屋等を建築
するのに好適な骨組を構築するための建築部材用継手装
置に関する。
するのに好適な骨組を構築するための建築部材用継手装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の建築物の建築方法として、在来軸
組工法と枠工法なるものが良く知られている。前者は、
スケルトンスキン工法やポスト&ビーム工法とも称され
るもので、柱、梁を主体として構成する架構方法であ
る。
組工法と枠工法なるものが良く知られている。前者は、
スケルトンスキン工法やポスト&ビーム工法とも称され
るもので、柱、梁を主体として構成する架構方法であ
る。
【0003】後者は、ツーバイフォー工法やプラットフ
ォームフレーム工法とも称されるもので、根太で組まれ
た床の枠組に対して構造物用合板又はそれと同等以上の
性能を有する面材を打ち付けて形成した床に、枠材で組
まれた壁の枠組に対して構造用合板その他これに類する
ものを打ち付けて形成した壁体をくぎ及び金物で取りつ
けて建築物を建築するものである。
ォームフレーム工法とも称されるもので、根太で組まれ
た床の枠組に対して構造物用合板又はそれと同等以上の
性能を有する面材を打ち付けて形成した床に、枠材で組
まれた壁の枠組に対して構造用合板その他これに類する
ものを打ち付けて形成した壁体をくぎ及び金物で取りつ
けて建築物を建築するものである。
【0004】これら工法の主たる違いを比較して述べる
と、まず、空間の構成は、前者は「軸(線)」、後者は
「版(面)」である。床面、壁面等の剛性付与構造は、
前者は「火打ちばり、筋かい」、後者は「構造用合板張
り」である。使用する木材は、前者は「正方形を主とし
た大断面・長尺材(通し柱)を含む」、後者は「小断面
・短尺材を主とする」である。施工時の工程は、前者は
「一階・二階軸,小屋連続建上げ,床」、後者は「一階
床→一階壁→二階床→二階壁→小屋(ステップ作業)」
である。
と、まず、空間の構成は、前者は「軸(線)」、後者は
「版(面)」である。床面、壁面等の剛性付与構造は、
前者は「火打ちばり、筋かい」、後者は「構造用合板張
り」である。使用する木材は、前者は「正方形を主とし
た大断面・長尺材(通し柱)を含む」、後者は「小断面
・短尺材を主とする」である。施工時の工程は、前者は
「一階・二階軸,小屋連続建上げ,床」、後者は「一階
床→一階壁→二階床→二階壁→小屋(ステップ作業)」
である。
【0005】ところで、従来、木造家屋等の建築物の施
工においては、基礎を構成した後、木材等の建築部材を
巧みに切断し切欠加工してこれらを構造力学に沿って巧
みに組み立て結合し、特に建築部材の重要接続部分をボ
ルト等で固定している。しかし、このような古来の方法
では、建築部材の結合等高度の技量と熟練を要し、作業
能率,建築部材の経済性,結合部分の強度等に劣り、工
期が長く、結局高価となる。
工においては、基礎を構成した後、木材等の建築部材を
巧みに切断し切欠加工してこれらを構造力学に沿って巧
みに組み立て結合し、特に建築部材の重要接続部分をボ
ルト等で固定している。しかし、このような古来の方法
では、建築部材の結合等高度の技量と熟練を要し、作業
能率,建築部材の経済性,結合部分の強度等に劣り、工
期が長く、結局高価となる。
【0006】一方、近年のプレハブ建築は大量生産によ
り上記の経済性の問題を幾分は解決するが、耐久性,強
度(特に結合部)に劣り、多様性に欠け、建築後使用す
る期間の経過に従ってみすぼらしくなり、長期の使用に
なると、建築の落ち着き感,重量感等の良さを醸し出す
ことができない。このような実情に鑑み、次のような在
来軸組工法に適した建築部材用継手が提案されている。
り上記の経済性の問題を幾分は解決するが、耐久性,強
度(特に結合部)に劣り、多様性に欠け、建築後使用す
る期間の経過に従ってみすぼらしくなり、長期の使用に
なると、建築の落ち着き感,重量感等の良さを醸し出す
ことができない。このような実情に鑑み、次のような在
来軸組工法に適した建築部材用継手が提案されている。
【0007】この建築部材用継手は、図26に示すよう
に、相対向する一対の側板部60,61と両側板部6
0,61の一側縁同士を連結する端板部62とからなる
略コ字形状の金具63から構成される。この金具63の
一対の側板部60,61夫々の側縁部には下部と上部に
上方に凹の係合溝64が形成され、一対の側板部60,
61夫々と端板部62にはボルトやドリフトピンの挿通
孔65が開設されている。
に、相対向する一対の側板部60,61と両側板部6
0,61の一側縁同士を連結する端板部62とからなる
略コ字形状の金具63から構成される。この金具63の
一対の側板部60,61夫々の側縁部には下部と上部に
上方に凹の係合溝64が形成され、一対の側板部60,
61夫々と端板部62にはボルトやドリフトピンの挿通
孔65が開設されている。
【0008】このような金具63は、前記端板部62を
ボルト等によって柱66等の側面に締結することによっ
て、柱66に固定される。そして、柱66への梁等の横
架部材の組み付けは、横架部材の仕口に先にボルト又は
ピンを通し、この横架部材を金具63に対して上から落
とし込んで、前記ボルト又はピンを前記係合溝64に係
合し、次に、ドリフトピン等を横架部材と金具63と一
対の側板部60,61とに打ち込んで緊結する。
ボルト等によって柱66等の側面に締結することによっ
て、柱66に固定される。そして、柱66への梁等の横
架部材の組み付けは、横架部材の仕口に先にボルト又は
ピンを通し、この横架部材を金具63に対して上から落
とし込んで、前記ボルト又はピンを前記係合溝64に係
合し、次に、ドリフトピン等を横架部材と金具63と一
対の側板部60,61とに打ち込んで緊結する。
【0009】例えば、建築物のコーナ部の柱66に対し
ては、柱66の隣り合う2つの側面に夫々金具63を締
結して固定し、建築物のコーナ部間の柱66に対して
は、柱66の相反する2つの側面に夫々金具63を締結
して固定して使用する。
ては、柱66の隣り合う2つの側面に夫々金具63を締
結して固定し、建築物のコーナ部間の柱66に対して
は、柱66の相反する2つの側面に夫々金具63を締結
して固定して使用する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の金具からなる継手にあっては、次のような問題点
があった。即ち、上記のような略コ字形状の金具63を
適用した結果、継手として重量がかなり嵩み、材料費も
多く必要となって、コスト的に不利である。又、重量が
重い結果、取扱に苦慮し、建築部材の結合作業が難し
い。
従来の金具からなる継手にあっては、次のような問題点
があった。即ち、上記のような略コ字形状の金具63を
適用した結果、継手として重量がかなり嵩み、材料費も
多く必要となって、コスト的に不利である。又、重量が
重い結果、取扱に苦慮し、建築部材の結合作業が難し
い。
【0011】又、金具63を製作するに当たって、折り
曲げ箇所があるため、工数が掛り、製作性に劣るもので
ある。更に、例えば、上述したように、建築物のコーナ
部間の柱66に対しては、柱66の相反する2つの側面
に夫々金具63を締結して固定して使用するが、金具6
3に開設されたボルト挿通孔65や柱に予め形成してあ
るボルト挿通孔の位置精度、ボルト締結精度等の関係
で、柱66の相反する2つの側面に締結される金具63
の位置にずれが生じる虞がある。
曲げ箇所があるため、工数が掛り、製作性に劣るもので
ある。更に、例えば、上述したように、建築物のコーナ
部間の柱66に対しては、柱66の相反する2つの側面
に夫々金具63を締結して固定して使用するが、金具6
3に開設されたボルト挿通孔65や柱に予め形成してあ
るボルト挿通孔の位置精度、ボルト締結精度等の関係
で、柱66の相反する2つの側面に締結される金具63
の位置にずれが生じる虞がある。
【0012】このように柱66の相反する2つの側面に
締結される金具63の位置にずれが生じると、各金具6
3に固定する横架部材が左右で位置がずれた状態となる
虞があり、その後の建築物施工に重大な支障を来し、骨
組強度にも多大な悪影響を及ぼす。このため、金具63
の製作精度をかなり高くする必要があると共に、金具6
3の柱66への固定に際してもかなりの慎重さが必要で
あり、金具63の加工工数が掛かり、施工性にも劣る結
果となる。
締結される金具63の位置にずれが生じると、各金具6
3に固定する横架部材が左右で位置がずれた状態となる
虞があり、その後の建築物施工に重大な支障を来し、骨
組強度にも多大な悪影響を及ぼす。このため、金具63
の製作精度をかなり高くする必要があると共に、金具6
3の柱66への固定に際してもかなりの慎重さが必要で
あり、金具63の加工工数が掛かり、施工性にも劣る結
果となる。
【0013】尚、建築物のコーナ部間の柱66に対し、
柱66の相反する2つの側面に夫々金具63を締結して
固定して使用する場合にも上記と同じ問題がある。本発
明は以上のような従来の問題点に鑑み、建築部材とし
て、規格化されたプレカット部材を使用可能とし、これ
を結合して在来軸組工法による建築物の骨組を形成する
に好適な規格化された継手部材からなる建築部材用継手
装置であって、継手部材の軽量化、製作工数の低減、継
手部材の建築部材への固定位置精度の向上、施工性の向
上等を図ることのできる建築部材用継手装置を提供する
ことを目的とする。
柱66の相反する2つの側面に夫々金具63を締結して
固定して使用する場合にも上記と同じ問題がある。本発
明は以上のような従来の問題点に鑑み、建築部材とし
て、規格化されたプレカット部材を使用可能とし、これ
を結合して在来軸組工法による建築物の骨組を形成する
に好適な規格化された継手部材からなる建築部材用継手
装置であって、継手部材の軽量化、製作工数の低減、継
手部材の建築部材への固定位置精度の向上、施工性の向
上等を図ることのできる建築部材用継手装置を提供する
ことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明は、以下のAに示される固定手段と共に用いら
れ、Bに示される基本継手部材にCに示される応用継手
部材の少なくとも1つを組み合わせて構成された建築部
材用継手装置。
る発明は、以下のAに示される固定手段と共に用いら
れ、Bに示される基本継手部材にCに示される応用継手
部材の少なくとも1つを組み合わせて構成された建築部
材用継手装置。
【0015】A 固定手段 B 材軸が水平方向に延びる第1の水平建築部材にその
相対向する上・下面間を貫通して形成された鉛直面に沿
って延びるスリットに貫通支持される支持板部と、該支
持板部と連接し前記第1の水平建築部材の上・下面のう
ち少なくとも一方の面から縦方向に突出される第1の側
板部と、を含んで構成され、板面が鉛直面内に延びた板
部材からなる基本継手部材であって、前記支持板部に、
第1の前記固定手段が挿通される略円形状の円形孔と該
円形孔の上部又は下部に連結した略方形状の方形孔とか
らなる挿通孔が開設され、前記第1の側板部に、該第1
の側板部に材軸が鉛直方向に延びる第1の鉛直建築部材
を固定するための第2の前記固定手段が挿通される挿通
孔が開設された基本継手部材。
相対向する上・下面間を貫通して形成された鉛直面に沿
って延びるスリットに貫通支持される支持板部と、該支
持板部と連接し前記第1の水平建築部材の上・下面のう
ち少なくとも一方の面から縦方向に突出される第1の側
板部と、を含んで構成され、板面が鉛直面内に延びた板
部材からなる基本継手部材であって、前記支持板部に、
第1の前記固定手段が挿通される略円形状の円形孔と該
円形孔の上部又は下部に連結した略方形状の方形孔とか
らなる挿通孔が開設され、前記第1の側板部に、該第1
の側板部に材軸が鉛直方向に延びる第1の鉛直建築部材
を固定するための第2の前記固定手段が挿通される挿通
孔が開設された基本継手部材。
【0016】C 前記基本継手部材が固定される前記第
1の水平建築部材の側面のうち前記第1の側板部が突出
する側面に直角な側面から側方に突出される第2の側板
部を含んで構成され、板面が鉛直面内に延びた板部材か
らなる応用継手部材であって、前記基本継手部材の支持
板部及び前記第2の側板部を前記第1の水平建築部材に
固定するための前記第1の固定手段を、略円形断面形状
に形成し、かつ、長手方向略中間部に前記支持板部の方
形孔と係合する方形断面形状部を形成して、上・下反転
すると異なる位置になるように、前記第2の側板部の前
記第1の水平建築部材への固定側側縁部に固定して備え
ると共に、前記第2の側板部に、該第2の側板部に材軸
が水平方向に延びる第2の水平建築部材を固定するため
の第3の前記固定手段が挿通される挿通孔が開設された
応用継手部材。
1の水平建築部材の側面のうち前記第1の側板部が突出
する側面に直角な側面から側方に突出される第2の側板
部を含んで構成され、板面が鉛直面内に延びた板部材か
らなる応用継手部材であって、前記基本継手部材の支持
板部及び前記第2の側板部を前記第1の水平建築部材に
固定するための前記第1の固定手段を、略円形断面形状
に形成し、かつ、長手方向略中間部に前記支持板部の方
形孔と係合する方形断面形状部を形成して、上・下反転
すると異なる位置になるように、前記第2の側板部の前
記第1の水平建築部材への固定側側縁部に固定して備え
ると共に、前記第2の側板部に、該第2の側板部に材軸
が水平方向に延びる第2の水平建築部材を固定するため
の第3の前記固定手段が挿通される挿通孔が開設された
応用継手部材。
【0017】請求項2に係る発明は、前記第1の固定手
段はドリフトピンからなることを特徴とする。請求項3
に係る発明は、前記第2の側板部の上縁部及び下縁部に
は、前記第2の水平建築部材に予め固定して備えたドリ
フトピンが係合される係合溝が夫々形成されたことを特
徴とする。
段はドリフトピンからなることを特徴とする。請求項3
に係る発明は、前記第2の側板部の上縁部及び下縁部に
は、前記第2の水平建築部材に予め固定して備えたドリ
フトピンが係合される係合溝が夫々形成されたことを特
徴とする。
【0018】かかる本発明の作用について説明する。請
求項1に係る発明において、基本継手部材に応用継手部
材を組み合わせて使用する場合、水平建築部材のスリッ
トに基本継手部材を挿入する。
求項1に係る発明において、基本継手部材に応用継手部
材を組み合わせて使用する場合、水平建築部材のスリッ
トに基本継手部材を挿入する。
【0019】次に、応用継手部材に予め設けられている
固定手段を、基本継手部材の支持板部の挿通孔に挿入し
た後、基本継手部材を下方に押し下げるか又は上方に押
し上げて、基本継手部材及び応用継手部材を水平建築部
材に固定する。このとき、固定手段に形成された方形断
面形状部が、基本継手部材の支持板部の挿通孔を構成す
る方形孔に嵌め込まれるため、固定手段の抜け出しが阻
止され、応用継手部材が基本継手部材に強固に結合され
る。また、上・下反転すると異なる位置になるように、
第2の側板部の水平建築部材への固定側側縁部に固定手
段が固定されることにより、2つの応用継手部材を基本
継手部材と組み合わせる場合、応用継手部材の上・下反
転使用により、固定手段の打ち込み位置をずらすことが
できる。
固定手段を、基本継手部材の支持板部の挿通孔に挿入し
た後、基本継手部材を下方に押し下げるか又は上方に押
し上げて、基本継手部材及び応用継手部材を水平建築部
材に固定する。このとき、固定手段に形成された方形断
面形状部が、基本継手部材の支持板部の挿通孔を構成す
る方形孔に嵌め込まれるため、固定手段の抜け出しが阻
止され、応用継手部材が基本継手部材に強固に結合され
る。また、上・下反転すると異なる位置になるように、
第2の側板部の水平建築部材への固定側側縁部に固定手
段が固定されることにより、2つの応用継手部材を基本
継手部材と組み合わせる場合、応用継手部材の上・下反
転使用により、固定手段の打ち込み位置をずらすことが
できる。
【0020】そして、水平建築部材側面から突出する基
本継手部材の側板部に鉛直建築部材を固定手段により固
定すると共に、応用継手部材の側板部に水平建築部材を
固定手段により固定する。請求項2に係る発明におい
て、ドリフトピンの打ち込みによって、基本継手部材及
び応用継手部材と水平建築部材とが固定される。
本継手部材の側板部に鉛直建築部材を固定手段により固
定すると共に、応用継手部材の側板部に水平建築部材を
固定手段により固定する。請求項2に係る発明におい
て、ドリフトピンの打ち込みによって、基本継手部材及
び応用継手部材と水平建築部材とが固定される。
【0021】請求項3に係る発明において、水平建築部
材を応用継手部材の側板部に固定する際、該水平建築部
材を若干持ち上げて、ドリフトピンを側板部の上縁部の
係合溝に掛けた後、水平建築部材を鉛直建築部材の側面
に当てる。この段階では、水平建築部材が応用継手部材
の側板部に乗せられただけであり、その後、側板部に水
平建築部材を固定手段により固定する。
材を応用継手部材の側板部に固定する際、該水平建築部
材を若干持ち上げて、ドリフトピンを側板部の上縁部の
係合溝に掛けた後、水平建築部材を鉛直建築部材の側面
に当てる。この段階では、水平建築部材が応用継手部材
の側板部に乗せられただけであり、その後、側板部に水
平建築部材を固定手段により固定する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。本発明に係る継手装置(以下、コネ
クタと言う)は、固定手段と共に用いられ、基本継手部
材(以下、基本金物)に応用継手部材(以下、応用金
物)の少なくとも1つを組み合わせて構成される。
基づいて説明する。本発明に係る継手装置(以下、コネ
クタと言う)は、固定手段と共に用いられ、基本継手部
材(以下、基本金物)に応用継手部材(以下、応用金
物)の少なくとも1つを組み合わせて構成される。
【0023】前記基本金物としては、次の2種類(a
種、b種[a1/2種])のものがあり、これらの構成
を順に説明する。図1において、a種の基本金物(以
下、梁貫通柱受金物a)は、板面が鉛直面内に延びた短
冊状の板部材から構成されている。
種、b種[a1/2種])のものがあり、これらの構成
を順に説明する。図1において、a種の基本金物(以
下、梁貫通柱受金物a)は、板面が鉛直面内に延びた短
冊状の板部材から構成されている。
【0024】そして、かかる梁貫通柱受金物aは、材軸
が水平方向に延びる第1の水平建築部材としての梁或い
は胴差12にその相対向する上・下面間を貫通して形成
された鉛直面に沿って延びるスリット13に貫通され、
該スリット13に貫通支持される支持板部14と、該支
持板部14と連接し前記梁の相対向する上・下面から縦
方向に突出される第1の側板部15,16とを含んで構
成される。
が水平方向に延びる第1の水平建築部材としての梁或い
は胴差12にその相対向する上・下面間を貫通して形成
された鉛直面に沿って延びるスリット13に貫通され、
該スリット13に貫通支持される支持板部14と、該支
持板部14と連接し前記梁の相対向する上・下面から縦
方向に突出される第1の側板部15,16とを含んで構
成される。
【0025】前記支持板部14には、第1の前記固定手
段としての後述するドリフトピン22(図7参照)が挿
通される挿通孔としてのピン孔17が開設されている。
このピン孔17は、縦方向に所定間隔で複数(本実施形
態では4つ)設けられている。
段としての後述するドリフトピン22(図7参照)が挿
通される挿通孔としてのピン孔17が開設されている。
このピン孔17は、縦方向に所定間隔で複数(本実施形
態では4つ)設けられている。
【0026】この場合、ピン孔17は、略円形に形成さ
れ、かつ上部に連結した略方形状の嵌合溝17aが形成
されている。前記第1の側板部15,16には、該第1
の側板部15,16に材軸が鉛直方向に延びる第1の鉛
直建築部材としての柱18,19を固定するための第2
の前記固定手段としての後述するドリフトピンが挿通さ
れる挿通孔としてのピン孔20が開設されている。
れ、かつ上部に連結した略方形状の嵌合溝17aが形成
されている。前記第1の側板部15,16には、該第1
の側板部15,16に材軸が鉛直方向に延びる第1の鉛
直建築部材としての柱18,19を固定するための第2
の前記固定手段としての後述するドリフトピンが挿通さ
れる挿通孔としてのピン孔20が開設されている。
【0027】このピン孔20は、各第1の側板部15,
16において、例えば2つ設けられており、上・下方向
に離間する2位置に開設されている。図2に示したb
(a1/2)種の基本金物(以下、梁貫通柱受金物a1
/2)は、上述した梁貫通柱受金物aと基本的には同じ
構成であり、第1の側板部15が支持板部14の上縁の
みに設けられている構成である。
16において、例えば2つ設けられており、上・下方向
に離間する2位置に開設されている。図2に示したb
(a1/2)種の基本金物(以下、梁貫通柱受金物a1
/2)は、上述した梁貫通柱受金物aと基本的には同じ
構成であり、第1の側板部15が支持板部14の上縁の
みに設けられている構成である。
【0028】以上の梁貫通柱受金物a、梁貫通柱受金物
a1/2は、その適用箇所に応じて、各部寸法、ピン孔
の数等が異なるものが使用される。例えば、図3は、梁
貫通柱受金物aの変形例(d)、図4及び図5は、梁貫
通柱受金物a1/2の変形例(e、g)を、夫々示して
いる。
a1/2は、その適用箇所に応じて、各部寸法、ピン孔
の数等が異なるものが使用される。例えば、図3は、梁
貫通柱受金物aの変形例(d)、図4及び図5は、梁貫
通柱受金物a1/2の変形例(e、g)を、夫々示して
いる。
【0029】次に、前記応用金物としては、次の1種類
(B種)があり、この構成を説明する。図6において、
B種の応用金物(以下、梁受金物B)は、板面が鉛直面
内に延びた板部材から構成される。
(B種)があり、この構成を説明する。図6において、
B種の応用金物(以下、梁受金物B)は、板面が鉛直面
内に延びた板部材から構成される。
【0030】かかる梁受金物Bは、上述した基本金物が
固定される柱の側面のうち該基本金物の第1の側板部が
突出する側面に直角な側面から側方に突出される第2の
側板部21を含んで構成される。第2の側板部21に
は、これと梁貫通柱受金物aの支持板部14とを梁に固
定 するための前記第1の固定手段としてのドリフトピン
22が固定して備えられている。
固定される柱の側面のうち該基本金物の第1の側板部が
突出する側面に直角な側面から側方に突出される第2の
側板部21を含んで構成される。第2の側板部21に
は、これと梁貫通柱受金物aの支持板部14とを梁に固
定 するための前記第1の固定手段としてのドリフトピン
22が固定して備えられている。
【0031】この場合、ドリフトピン22は、2つ設け
られ、上・下反転すると異なる位置になるように、第2
の側板部21の一側縁寄りの離間した2位置に固着され
る。このドリフトピン22は、図7に示すように、略円
形断面形状に形成され、かつ長手方向略中間部の両側面
に夫々溝22aが形成されて該溝22a間に略方形断面
形状部22bが形成される。
られ、上・下反転すると異なる位置になるように、第2
の側板部21の一側縁寄りの離間した2位置に固着され
る。このドリフトピン22は、図7に示すように、略円
形断面形状に形成され、かつ長手方向略中間部の両側面
に夫々溝22aが形成されて該溝22a間に略方形断面
形状部22bが形成される。
【0032】又、第2の側板部21の上縁部及び下縁部
には、前記梁に予め固定して備えたドリフトピンが係合
される係合溝としての引き寄せ掛け溝23,24が夫々
形成されている。更に、第2の側板部21には、梁を固
定するための第3の前記固定手段としてのドリフトピン
が挿通される挿通孔としてのピン孔32が形成されてい
る。
には、前記梁に予め固定して備えたドリフトピンが係合
される係合溝としての引き寄せ掛け溝23,24が夫々
形成されている。更に、第2の側板部21には、梁を固
定するための第3の前記固定手段としてのドリフトピン
が挿通される挿通孔としてのピン孔32が形成されてい
る。
【0033】以上の梁受金物Bは、その適用箇所に応じ
て、各部寸法、ドリフトピンの数等が異なるものが使用
される。例えば、図8は、その変形例(C1)、図9
は、変形例(D)を、夫々示している。
て、各部寸法、ドリフトピンの数等が異なるものが使用
される。例えば、図8は、その変形例(C1)、図9
は、変形例(D)を、夫々示している。
【0034】次に、かかる構成のコネクタを使用した、
建築部材の結合形態と結合方法について説明する。先
ず、梁貫通柱受金物a(以下、単にa)と1つの梁受金
物B(以下、単にB)を用いたコネクタにて、胴差に2
つの柱と1つの梁を結合する方法について説明する。
建築部材の結合形態と結合方法について説明する。先
ず、梁貫通柱受金物a(以下、単にa)と1つの梁受金
物B(以下、単にB)を用いたコネクタにて、胴差に2
つの柱と1つの梁を結合する方法について説明する。
【0035】図10に示すように、胴差12にはスリッ
ト13とドリルにて加工された3つのピン孔(丸孔)3
6とが形成されており、この胴差12のスリット13に
aを挿入する。図11は、aを挿入した状態を示してい
る。
ト13とドリルにて加工された3つのピン孔(丸孔)3
6とが形成されており、この胴差12のスリット13に
aを挿入する。図11は、aを挿入した状態を示してい
る。
【0036】次に、aが挿入された胴差12のピン孔3
6とaのピン孔17にBのドリフトピン22を挿入し
て、Bを胴差12に結合する。図12は、Bを結合した
状態を示している。
6とaのピン孔17にBのドリフトピン22を挿入し
て、Bを胴差12に結合する。図12は、Bを結合した
状態を示している。
【0037】この場合、Bを、その2本のドリフトピン
22がBの上部寄りの位置となる方向にセットして、2
本のドリフトピン22を胴差12のピン孔36及びaの
4つのピン孔17のうち上から一番目のピン孔と三番目
のピン孔とに挿入する。このようにBを結合した後、a
を図12の矢印の方向に押し下げると、aのピン孔17
に形成された嵌合溝17aが、Bのドリフトピン22の
方形断面形状部22bに嵌め込まれ、ドリフトピン22
の抜け出しが阻止され、Bが強固にaに結合される。
22がBの上部寄りの位置となる方向にセットして、2
本のドリフトピン22を胴差12のピン孔36及びaの
4つのピン孔17のうち上から一番目のピン孔と三番目
のピン孔とに挿入する。このようにBを結合した後、a
を図12の矢印の方向に押し下げると、aのピン孔17
に形成された嵌合溝17aが、Bのドリフトピン22の
方形断面形状部22bに嵌め込まれ、ドリフトピン22
の抜け出しが阻止され、Bが強固にaに結合される。
【0038】次に、胴差12にaを使用して柱を結合す
る。即ち、図13に示すように、下部の柱37には、夫
々鉛直面内に延びるスリット38とピン孔39とが形成
されている。
る。即ち、図13に示すように、下部の柱37には、夫
々鉛直面内に延びるスリット38とピン孔39とが形成
されている。
【0039】そして、柱37をそのスリット38にaの
側板部16が挿入されるように胴差12に組み付ける。
次に、図14に示すように、柱37のピン孔39とaの
ピン孔20にドリフトピン40を打ち込んで、柱37を
完全にaに固定する。
側板部16が挿入されるように胴差12に組み付ける。
次に、図14に示すように、柱37のピン孔39とaの
ピン孔20にドリフトピン40を打ち込んで、柱37を
完全にaに固定する。
【0040】次に、図15に示すように、梁41をその
スリット42にBの側板部21が挿入されるように胴差
12に組み付けるが、この際、梁41を若干持ち上げ
て、ドリフトピンをBの溝24に掛けた後、梁41の木
口を胴差12の側面に当てる。 この段階では、梁41が
Bに乗せられただけである。
スリット42にBの側板部21が挿入されるように胴差
12に組み付けるが、この際、梁41を若干持ち上げ
て、ドリフトピンをBの溝24に掛けた後、梁41の木
口を胴差12の側面に当てる。 この段階では、梁41が
Bに乗せられただけである。
【0041】次に、梁41のピン孔とBのピン孔とにド
リフトピンを打ち込んで、梁41を 完全にBに固定す
る。次に、図16に示すように、上部の柱43をaの側
板部16に差込み、更にドリフトピン44を使用して、
下部の柱37と同じようにして、柱43をaに固定す
る。
リフトピンを打ち込んで、梁41を 完全にBに固定す
る。次に、図16に示すように、上部の柱43をaの側
板部16に差込み、更にドリフトピン44を使用して、
下部の柱37と同じようにして、柱43をaに固定す
る。
【0042】図17は、胴差12への1つの梁41と2
つの柱37,43の結合完了状態を示す姿図である。次
に、梁貫通柱受金物g(以下、単にg)と1つの梁受金
物D(以下、単にD)を用いたコネクタにて、2つの土
台と柱とを結合する方法について説明する。
つの柱37,43の結合完了状態を示す姿図である。次
に、梁貫通柱受金物g(以下、単にg)と1つの梁受金
物D(以下、単にD)を用いたコネクタにて、2つの土
台と柱とを結合する方法について説明する。
【0043】尚、この結合方法は、上述した他の結合方
法と基本的には同じであるから、簡略化して説明する。
先ず、図18に示すように、gを基礎51上の一方の土
台52のスリット53に挿入する。
法と基本的には同じであるから、簡略化して説明する。
先ず、図18に示すように、gを基礎51上の一方の土
台52のスリット53に挿入する。
【0044】次に、図19に示すように、gにDを挿入
する。Dの挿入後、図20に示すように、gを若干持ち
上げて、gとDとを確実に結合する。
する。Dの挿入後、図20に示すように、gを若干持ち
上げて、gとDとを確実に結合する。
【0045】次に、図21に示すように、他方の土台5
4に打ち込まれたドリフトピン55がDの溝23に掛か
るように乗せ、土台54が乗せられたならば、図22に
示すように、ドリフトピン56を土台54とDに打ち込
む。これにより、同図22に示すように、2つの土台5
2,54が据えつけられる。
4に打ち込まれたドリフトピン55がDの溝23に掛か
るように乗せ、土台54が乗せられたならば、図22に
示すように、ドリフトピン56を土台54とDに打ち込
む。これにより、同図22に示すように、2つの土台5
2,54が据えつけられる。
【0046】次に、図23に示すように、柱57をgに
差込み、図24に示すように、柱57のピン孔58とg
のピン孔17にドリフトピン59を打ち込んで、柱57
を土台52に固定する。図25は、2つの土台52,5
4と柱57との結合完了状態を示す姿図である。
差込み、図24に示すように、柱57のピン孔58とg
のピン孔17にドリフトピン59を打ち込んで、柱57
を土台52に固定する。図25は、2つの土台52,5
4と柱57との結合完了状態を示す姿図である。
【0047】以上説明したコネクタによれば、単なるド
リフトピンの打ち込み等の固定手段を用いるという単純
な作業によるのみで、建築部材の結合が完了できる。そ
して、あたかも色々な形状のブロック玩具を組み合わせ
る如く、少数規格品を用いて需要者の要求に応じて各種
各様の家屋を次々に構成することができる。又、継手装
置及びこれによって接続される建築部材を規格化できる
ので、継手装置を工場で全て用意し、使用する建築部材
のみを工場でプレカットして用意すれば良い。更に、継
手装置を用いて行う建築部材の結合は極めて強固であ
り、従来公知の単なる鉄板やボルト・ナットを用いる方
法に比して圧倒的に強度が大である。
リフトピンの打ち込み等の固定手段を用いるという単純
な作業によるのみで、建築部材の結合が完了できる。そ
して、あたかも色々な形状のブロック玩具を組み合わせ
る如く、少数規格品を用いて需要者の要求に応じて各種
各様の家屋を次々に構成することができる。又、継手装
置及びこれによって接続される建築部材を規格化できる
ので、継手装置を工場で全て用意し、使用する建築部材
のみを工場でプレカットして用意すれば良い。更に、継
手装置を用いて行う建築部材の結合は極めて強固であ
り、従来公知の単なる鉄板やボルト・ナットを用いる方
法に比して圧倒的に強度が大である。
【0048】そして、本構成のコネクタの特記すべき特
徴は、次の通りである。即ち、従来の略コ字形状の金具
を柱等の両面に締結する構造に代えて、単なる板状の金
具を基本並びに応用のものとして使用するので、コネク
タとして重量並びに材料の低減を図れ、コストダウンを
図れると共に、重量が軽い結果、取扱も簡単で、建築部
材の結合作業が容易である。
徴は、次の通りである。即ち、従来の略コ字形状の金具
を柱等の両面に締結する構造に代えて、単なる板状の金
具を基本並びに応用のものとして使用するので、コネク
タとして重量並びに材料の低減を図れ、コストダウンを
図れると共に、重量が軽い結果、取扱も簡単で、建築部
材の結合作業が容易である。
【0049】又、金具を製作するに当たって、折り曲げ
部分がない等工数が少なくて済み、製作性に優れるもの
である。更に、例えば、上記の実施形態で述べたよう
に、梁、胴差等の建築部材に対して、基本金物を貫通し
て固定し、更に、この貫通して固定した基本金物に対し
て応用金物を結合する構成であるから、柱の相反する2
つの側面に別々の金物を締結する従来の構成のように建
築部材が締結される金具位置にずれが生じる虞がない。
部分がない等工数が少なくて済み、製作性に優れるもの
である。更に、例えば、上記の実施形態で述べたよう
に、梁、胴差等の建築部材に対して、基本金物を貫通し
て固定し、更に、この貫通して固定した基本金物に対し
て応用金物を結合する構成であるから、柱の相反する2
つの側面に別々の金物を締結する従来の構成のように建
築部材が締結される金具位置にずれが生じる虞がない。
【0050】この結果、金具に固定する横架部材が左右
で位置がずれた状態となる虞がなく、その後の建築物施
工に有利であると共に、骨組強度も増大することができ
る。このため、金具の製作精度を取り立てて高くする必
要がないと共に、金具の梁等への固定に際してもさほど
の慎重さも必要なく、金具の加工工数が低減でき、施工
性にも優れる結果となる。
で位置がずれた状態となる虞がなく、その後の建築物施
工に有利であると共に、骨組強度も増大することができ
る。このため、金具の製作精度を取り立てて高くする必
要がないと共に、金具の梁等への固定に際してもさほど
の慎重さも必要なく、金具の加工工数が低減でき、施工
性にも優れる結果となる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、継手装置として重量並びに材料の低減を図
れ、コストダウンを図れると共に、建築部材の結合作業
の簡略化を図れ、作業能率をより向上できる。又、製作
性に優れ、建築部材間の寸法に誤差が生じ難い。
明によれば、継手装置として重量並びに材料の低減を図
れ、コストダウンを図れると共に、建築部材の結合作業
の簡略化を図れ、作業能率をより向上できる。又、製作
性に優れ、建築部材間の寸法に誤差が生じ難い。
【0052】更に、建築部材の縦横に捕らわれずに、建
築部材の締結が行え、アイテムを少なくすることがで
き、製作性の向上やコスト低減に貢献する。特に、本発
明の基本継手部材及び応用継手部材は、単純な形状の板
形状を有するものであるから、継手部材の軽量化、製作
工数の低減、継手部材の建築部材への固定位置精度の向
上、施工性の向上等を図ることができる。
築部材の締結が行え、アイテムを少なくすることがで
き、製作性の向上やコスト低減に貢献する。特に、本発
明の基本継手部材及び応用継手部材は、単純な形状の板
形状を有するものであるから、継手部材の軽量化、製作
工数の低減、継手部材の建築部材への固定位置精度の向
上、施工性の向上等を図ることができる。
【0053】尚、本発明の継手装置を使用した建築方法
は、複雑な仕口、継手が不要であり、構造上の強度のば
らつきもなく、建築部材の結合は極めて強固である。
又、建築作業が非常に行い易く、工期が著しく短縮で
き、極めて経済的であり、少数規格品を用いて需要者の
要求に応じて各種各様の建築物を次々に建設することが
できる。
は、複雑な仕口、継手が不要であり、構造上の強度のば
らつきもなく、建築部材の結合は極めて強固である。
又、建築作業が非常に行い易く、工期が著しく短縮で
き、極めて経済的であり、少数規格品を用いて需要者の
要求に応じて各種各様の建築物を次々に建設することが
できる。
【0054】請求項2に係る発明によれば、ドリフトピ
ンの打ち込みによって、基本継手部材及び応用継手部材
と水平建築部材とを堅固にかつ簡単な作業により固定で
きる。 請求項3に係る発明によれば、水平建築部材を応
用継手部材の側板部に固定する際、該水平建築部材を若
干持ち上げて、ドリフトピンを側板部の上縁部の係合溝
に掛けることによって、水平建築部材の応用継手部材に
対する位置決めが容易となり、その後の水平建築部材を
応用継手部材の側板部に対する固定作業が容易になると
共に、水平建築部材を側板部に固定する固定手段との併
用によって、固定強度も増し、外圧(荷重、風、地震
等)に対する強度の向上も図ることができる。
ンの打ち込みによって、基本継手部材及び応用継手部材
と水平建築部材とを堅固にかつ簡単な作業により固定で
きる。 請求項3に係る発明によれば、水平建築部材を応
用継手部材の側板部に固定する際、該水平建築部材を若
干持ち上げて、ドリフトピンを側板部の上縁部の係合溝
に掛けることによって、水平建築部材の応用継手部材に
対する位置決めが容易となり、その後の水平建築部材を
応用継手部材の側板部に対する固定作業が容易になると
共に、水平建築部材を側板部に固定する固定手段との併
用によって、固定強度も増し、外圧(荷重、風、地震
等)に対する強度の向上も図ることができる。
【図1】 本発明に係る建築部材用継手装置を構成する
基本継手部材の一実施形態を示す正面図
基本継手部材の一実施形態を示す正面図
【図2】 基本継手部材の他の実施形態を示す正面図
【図3】 基本継手部材の更に他の実施形態を示す正面
図
図
【図4】 基本継手部材の更に他の実施形態を示す正面
図
図
【図5】 基本継手部材の更に他の実施形態を示す正面
図
図
【図6】 本発明に係る建築部材用継手装置を構成する
応用継手部材の一実施形態を示す正面図
応用継手部材の一実施形態を示す正面図
【図7】 同上の実施形態に適用されるドリフトピンの
構成を示す斜視図
構成を示す斜視図
【図8】 応用継手部材の他の実施形態を示す正面図
【図9】 応用継手部材の他の実施形態を示す正面図
【図10】 梁貫通柱受金物と1つの梁受金物を用いた
コネクタにて、胴差に2つの柱と1つの梁を結合する方
法について説明する斜視図
コネクタにて、胴差に2つの柱と1つの梁を結合する方
法について説明する斜視図
【図11】 同斜視図
【図12】 同斜視図
【図13】 同斜視図
【図14】 同斜視図
【図15】 同斜視図
【図16】 同斜視図
【図17】 同斜視図
【図18】 梁貫通柱受金物と1つの梁受金物を用いた
コネクタにて、2つの土台と柱とを結合する方法につい
て説明する斜視図
コネクタにて、2つの土台と柱とを結合する方法につい
て説明する斜視図
【図19】 同斜視図
【図20】 同斜視図
【図21】 同斜視図
【図22】 同斜視図
【図23】 同斜視図
【図24】 同斜視図
【図25】 同斜視図
【図26】 従来の建築部材用継手装置の一例の構成を
示す斜視図
示す斜視図
【符号の説明】a 梁貫通柱受金物 a1/2 梁貫通柱受金物B 梁受金物 6 ドリフトピン12 胴差 13 スリット 14 支持板部 15,16 第1の側板部 17 ピン孔 20 ピン孔 21 第2の側板部 22 ドリフトピン 22b 方形断面形状部 32 ピン孔 37,43 柱
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/26 E04B 1/58 505 E04B 1/58 506 E04B 1/58 507
Claims (3)
- 【請求項1】以下のAに示される固定手段と共に用いら
れ、Bに示される基本継手部材にCに示される応用継手
部材の少なくとも1つを組み合わせて構成された建築部
材用継手装置。 A 固定手段 B 材軸が水平方向に延びる第1の水平建築部材にその
相対向する上・下面間を貫通して形成された鉛直面に沿
って延びるスリットに貫通支持される支持板部と、該支
持板部と連接し前記第1の水平建築部材の上・下面のう
ち少なくとも一方の面から縦方向に突出される第1の側
板部と、を含んで構成され、板面が鉛直面内に延びた板
部材からなる基本継手部材であって、前記支持板部に、
第1の前記固定手段が挿通される略円形状の円形孔と該
円形孔の上部又は下部に連結した略方形状の方形孔とか
らなる挿通孔が開設され、前記第1の側板部に、該第1
の側板部に材軸が鉛直方向に延びる第1の鉛直建築部材
を固定するための第2の前記固定手段が挿通される挿通
孔が開設された基本継手部材。 C 前記基本継手部材が固定される前記第1の水平建築
部材の側面のうち前記第1の側板部が突出する側面に直
角な側面から側方に突出される第2の側板部を含んで構
成され、板面が鉛直面内に延びた板部材からなる応用継
手部材であって、前記基本継手部材の支持板部及び前記
第2の側板部を前記第1の水平建築部材に固定するため
の前記第1の固定手段を、略円形断面形状に形成し、か
つ、長手方向略中間部に前記支持板部の方形孔と係合す
る方形断面形状部を形成して、上・下反転すると異なる
位置になるように、前記第2の側板部の前記第1の水平
建築部材への固定側側縁部に固定して備えると共に、前
記第2の側板部に、該第2の側板部に材軸が水平方向に
延びる第2の水平建築部材を固定するための第3の前記
固定手段が挿通される挿通孔が開設された応用継手部
材。 - 【請求項2】前記第1の固定手段はドリフトピンからな
ることを特徴とする請求項1記載の建築部材用継手装
置。 - 【請求項3】前記第2の側板部の上縁部及び下縁部に
は、前記第2の水平建築部材に予め固定して備えたドリ
フトピンが係合される係合溝が夫々形成されたことを特
徴とする請求項1又は請求項2に記載の建築部材用継手
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35770297A JP3203557B2 (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 建築部材用継手装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35770297A JP3203557B2 (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 建築部材用継手装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11181884A JPH11181884A (ja) | 1999-07-06 |
| JP3203557B2 true JP3203557B2 (ja) | 2001-08-27 |
Family
ID=18455482
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35770297A Expired - Lifetime JP3203557B2 (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 建築部材用継手装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3203557B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5854223B2 (ja) | 2012-03-09 | 2016-02-09 | カシオ計算機株式会社 | 入力ペン |
-
1997
- 1997-12-25 JP JP35770297A patent/JP3203557B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5854223B2 (ja) | 2012-03-09 | 2016-02-09 | カシオ計算機株式会社 | 入力ペン |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11181884A (ja) | 1999-07-06 |
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