JP3203363U - ペット用レインコート - Google Patents

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満資 齊藤
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Abstract

【課題】ペットの負担が少なく、簡易かつ迅速に着衣と脱衣ができ、持ち運びが容易で安くて使い捨ても可能なペット用レインコートを提供する。【解決手段】ペット用レインコート1は、隣接する二辺11,12が封緘され、残りの辺13,14が開口する袋体10からなり、隣接する二辺11,12の一部に頭部を挿通させる首通し穴20が設けられ、残りの辺13,14から四肢を露出させる。胴部に撒きつける紐体30が残りの辺13に設けられる。袋体10が熱可塑性樹脂からなり、首通し穴20をペットの頭部で拡大させて着衣する。【選択図】図1

Description

本考案は、ペット用レインコートに関する。
雨の日に犬等のペットを散歩に連れ出すと、ペットの毛並が乱れたり、室内に戻ったときに部屋が汚れてしまったりする。このため、雨の日に犬を散歩に連れて行けるように、様々なペット用レインコートが開発されている。
特許文献1には、レジ袋を利用した犬用レインコートが提案されている。この犬用レインコートは、頭部を通す開口、前脚を通す一対の開口、後脚を通すための一対の開口等が設けられる。
実用新案登録第3120760号公報
ペット用レインコートは、にわか雨等に遭遇したときに、簡単かつ迅速に着衣できることが求められている。また、持ち運びが容易、安くて使い捨て可能であることも求められている。
しかしながら、従来のペット用レインコートは、レインコート生地に設けた穴にペットの四肢又は前肢を通して穿く形態になっている。このため、着衣や脱衣に時間を要したり、ペットが着衣や脱衣を嫌ってしまったりすることが少なくない。また、レインコートにフードが設けられていると、ペットの耳を覆うためペットが嫌うことも多い。さらに、四肢又は前肢を通して穿くレインコートは、ペットの体格に合わせることが難しい場合が多い。
そもそも激しい雨のときは散歩に出ないにもかかわらず、頑丈で高価なペット用レインコートも提供されている。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ペットの負担が少なく、簡易かつ迅速に着衣と脱衣ができ、さらに持ち運びが容易で、安くて使い捨ても可能なペット用レインコートを提供することを目的としている。
このような課題を解決して、前記目的を達成するために、本考案は以下の手段を提案している。
本考案のペット用レインコートの第一実施態様は、隣接する二辺が封緘され、残りの辺が開口する袋体からなり、前記隣接する二辺の一部に頭部を挿通させる首通し穴が設けられ、前記残りの辺から四肢を露出させることを特徴とする。
本考案のペット用レインコートの第二実施態様は、第一実施態様において、胴部に撒きつける紐体が前記残りの辺に設けられることを特徴とする。
本考案のペット用レインコートの第三実施態様は、第二実施態様において、前記紐体を挿通させる紐通し穴が前記残りの辺の近傍に設けられることを特徴とする。
本考案のペット用レインコートの第四実施態様は、第一から第三実施態様のいずれかにおいて、前記袋体が熱可塑性樹脂からなり、前記首通し穴をペットの頭部で拡大させて着衣することを特徴とする。
本考案のペット用レインコートの第五実施態様は、第一から第四実施態様のいずれかにおいて、前記袋体が熱可塑性樹脂からなり、前記隣接する二辺の少なくとも一方が溶着されており、この溶着された辺を引き裂いて脱衣することを特徴とする。
本考案のペット用レインコートは、首通し穴にペットの頭部を挿通させるだけなので、ペットの負担が少なく、簡易かつ迅速に着衣と脱衣ができる。また、持ち運びが容易で、安くて使い捨ても可能である。
ペット用レインコート1を示す図である。 ペット用レインコート1をペットに装着した図である。 ペット用レインコート1の着衣手順を示す図である。 ペット用レインコート1の脱衣手順を示す図である。
本発明の実施形態につき図面を参照して説明する。
図1は、ペット用レインコート1を示す図である。図2は、ペット用レインコート1をペットに装着した図である。
ペット用レインコート1は、図1,図2に示すように、ポリエチレンフィルムからなる袋体10を備える。
ペット用レインコート1の袋体10は、一枚のポリエチレンフィルムを折り畳んで一部を溶着したものであり、略長方形に形成される。袋体10は、隣接する二辺(上辺11、前辺12)が封緘され、残りの辺(下辺13、後辺14)が開口する。
長辺である上辺11と短辺である前辺12が直交するように隣接して、ともに封緘される。上辺11は、ポリエチレンフィルムを折り曲げて形成される。前辺12は、ポリエチレンフィルムの周縁同士を溶着して形成される。
一方、長辺である下辺13と短辺である後辺14は、略直交するように隣接して、ともに開放される。下辺13と後辺14は、ポリエチレンフィルムの周縁同士を重ねて形成される。
レインコート生地のポリエチレンは、具体的には低密度ポリエチレン(Low Density Polyethylene:LDPE)であり、他のポリエチレンと比較し軟らかいため、軟質ポリエチレンとも呼ばれる。
袋体10は、例えば半透明の黄色に着色される。雨天時に目立たせるためである。
また、袋体10には、多数の凸凹模様が形成される。つまり、エンボス加工が施されたポリエチレンフィルムが用いられる。これにより、袋体10の擦れ音を低減することができる。
前辺12の上方側には、ペットの頭部を挿通させる首通し穴20が設けられる。首通し穴20は、前辺12の一部を半円形に切り取ることにより形成される。つまり、重ねられたポリエチレンフィルムの周縁に半円形の穴を形成することにより、略円形の首通し穴20が設けられる。
首通し穴20の内径は、ペットの頭部の外径よりも小さく形成される。後述するように着衣の際に、首通し穴20を引き伸ばして拡径するためである。
ペット用レインコート1は、袋体10の上辺11がペットの背中(背骨)に沿い、前辺12がペットの首部の前側中央に沿うように着衣される。そして、下辺13と後辺14から四肢や尻尾を露出させる。
上辺11には、切り込み25が設けられる。この切り込み25は、ペットに装着したボディハーネスのリードを挿通させるための穴である。
下辺13の中央には、ペットの胴部に撒きつける一対の紐体30が設けられる。
一対の紐体30は、重ねられたポリエチレンフィルムの周縁からそれぞれ長く延びるように形成される。紐体30がU字形またはJ字形に形成されるのは、ペット用レインコート1を形成するために必要とされるポリエチレンフィルムの量(面積)をできるだけ少なくするためである。
一対の紐体30は、ペットの胴部にそれぞれ撒き付けられて、背中部分で結ばれる。すなわち、紐体30は、前脚と後脚の間を通り、胴部に撒き付いて、背中部分で結びつけられる。これにより、ペット用レインコート1(袋体10)がペットの胴部に固定される。なお、紐体30の基端側は、ペットの腹部を覆うので、腹部の汚れを防止することもできる。
また、下辺13の中央近傍には、一対の紐通し穴35が設けられる。紐体30をペットの胴部に撒き付けるときに、紐体30を紐通し穴35に挿通させる。これにより、ペットの胴部に固定したペット用レインコート1(袋体10)の位置ズレを防止することができる。
ペット用レインコート1の着衣手順について説明する。図3は、ペット用レインコート1の着衣手順を示す図である。
まず、図3(a)に示すように、ペット用レインコート1の袋体10をペットの頭部と背中を覆うように被せる。そして、ペットの頭部を首通し穴20に挿入する。
首通し穴20の内径は、ペットの頭部の外径よりも小さく形成されている。しかし、袋体10が低密度ポリエチレン(軟質ポリエチレン)からなるため、ペットの頭部を首通し穴20に挿入し続けると、首通し穴20が引き伸ばされて拡径する。
これにより、首通し穴20にペットの頭部が挿通される。そして、首通し穴20は、ペットの頭部により拡径されたので、必要最小限の開口径になり、ペットの首部に密着するように嵌る。したがって、雨水が首通し穴20から袋体10の内部に浸入しづらくなる。
次いで、一対の紐体30をペットの胴部に撒き付けて、背中部分で結ぶ。このとき、図3(b)に示すように、一対の紐通し穴35の少なくとも一方を紐通し穴35に挿通させることが好ましい。
これにより、図3(c)に示すように、ペット用レインコート1(袋体10)がペットの胴部に固定される。
ペット用レインコート1の脱衣手順について説明する。図4は、ペット用レインコート1の脱衣手順を示す図である。
まず、図4(a)に示すように、首通し穴20に指を入れて前辺12を引き裂く。つまり、ポリエチレンフィルム同士が溶着された部位を引き剥がして、前辺12を開放させる。
次いで、図4(b)に示すように、紐体30同士の結び目を解く。あるいは、一対の紐体30を両手で引っ張って引き千切る。これにより、袋体10がペットの胴部から取り除かれる。
以上、説明したように、ペット用レインコート1は、隣接する二辺(上辺11、前辺12)が封緘され、残りの辺(下辺13、後辺14)が開口する袋体10からなり、前辺12の一部に頭部を挿通させる首通し穴20が設けられ、下辺13と後辺14から四肢を露出させる。
このように、四肢又は前肢を通して穿く必要がないので、着衣や脱衣の際にペットの負担が少なく、また、簡易かつ迅速に着衣と脱衣ができる。さらに、四肢又は前肢を通して穿く必要がないので、ペットの体格に簡単に合わせられる。
また、胴部に撒きつける紐体30が下辺13に設けられるので、ペット用レインコート1(袋体10)を確実にペットの胴部に固定できる。紐体30の基端側がペットの腹部を覆うので、腹部の汚れを防止できる。
また、紐体30を挿通させる紐通し穴35が下辺13の近傍に設けられるので、ペット用レインコート1(袋体10)の位置ずれを防止できる。
また、袋体10が熱可塑性樹脂からなり、首通し穴20をペットの頭部で拡大させて着衣するので、首通し穴20が必要最小限の開口径になるので、ペットの首部に密着して雨水の浸入を防止できる。
また、袋体10が熱可塑性樹脂からなり、溶着された前辺12を引き裂いて脱衣するので、容易かつ迅速に脱衣ができる。
このように、ペット用レインコート1は、首通し穴20にペットの頭部を挿通させるだけなので、ペットの負担が少なく、簡易かつ迅速に着衣と脱衣ができる。また、持ち運びが容易で、安くて使い捨ても可能である。
本考案の技術範囲は、上述した実施形態に限定されるものではない。本考案の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。実施形態で挙げた具体的な材料や層構成などはほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
例えば、ペット用レインコート1(袋体10)は、ポリエチレンフィルムからなる場合に限らない。例えば布地にビニルコートしたものであってもよい。
首通し穴20は、前辺12のみならず、例えば上辺11と前辺12の角部に設けてもよい。
紐体30は、袋体10と一体形成される場合に限らない。袋体10に紐体30を溶着・接着したりしてもよい。袋体10と紐体30が異なる材質からなる場合であってもよい。
紐体30は、一対の場合に限らず、一本の紐体30をペットの胴部に撒き付ける場合であってもよい。
袋体10は、略長方形の場合に限らず、例えば四半円形状であってよい。つまり、残りの辺は、下辺13や後辺14のような直線状に限らず、円弧形等であってもよい。
袋体10の着色や表面処理は、半透明の黄色やエンボス加工に限らない。任意の色や模様、表面処理を選択することができる。
前辺12のみがポリエチレンフィルムの周縁同士を溶着して形成される場合に限らない。上辺11もポリエチレンフィルムの周縁同士を溶着して形成されてもよい。
前辺12がポリエチレンフィルムの周縁同士を溶着して形成される場合に限らない。接着剤や両面テープ等を用いて、ポリエチレンフィルムの周縁同士を接続してもよい。面ファスナーやスナップボタン、かぎホック等を用いて、ポリエチレンフィルムの周縁同士を着脱可能にしてもよい。
ペット用レインコート1をペットの背中を覆うように被せた後に、前辺12のポリエチレンフィルムの周縁同士を接続してもよい。
1 ペット用レインコート
10 袋体
11 上辺(隣接する二辺)
12 前辺(隣接する二辺)
13 下辺(残りの辺)
14 後辺(残りの辺)
20 首通し穴
25 切り込み
30 紐体
35 紐通し穴

Claims (5)

  1. 隣接する二辺が封緘され、残りの辺が開口する袋体からなり、
    前記隣接する二辺の一部に頭部を挿通させる首通し穴が設けられ、
    前記残りの辺から四肢を露出させることを特徴とするペット用レインコート。
  2. 胴部に撒きつける紐体が前記残りの辺に設けられることを特徴とする請求項1に記載のペット用レインコート。
  3. 前記紐体を挿通させる紐通し穴が前記残りの辺の近傍に設けられることを特徴とする請求項2に記載のペット用レインコート。
  4. 前記袋体が熱可塑性樹脂からなり、
    前記首通し穴をペットの頭部で拡大させて着衣することを特徴とする請求項1から3のうちいずれか一項に記載のペット用レインコート。
  5. 前記袋体が熱可塑性樹脂からなり、
    前記隣接する二辺の少なくとも一方が溶着されており、この溶着された辺を引き裂いて脱衣することを特徴とする請求項1から4のうちいずれか一項に記載のペット用レインコート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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