JP3202566U - 伸縮脚 - Google Patents

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Abstract

【課題】伸縮用脚の最小長50mmを実現でき、且つ所望のピッチの3段階の高さ調整が可能な短尺の伸縮用脚を提供すること。【解決手段】外管1と、外管1内に出没自在に嵌め込まれる内管2を有する伸縮脚10であって、内管2の外周面には係合用突起22が形成され、外管1の内周面には内管2が挿入される側の先端から所定長さで、径方向と直交する方向に延びる係止用突起22の移動をガイドするガイド溝が形成され、ガイド溝の挿入側の端部からガイド溝と直交する周方向に位置する外管1の内周面には、係止用突起22が係止する凹部が端部に近接して形成されている。【選択図】図5

Description

本考案は、例えば板状の商品陳列台(支持板)の床面からの高さ50mm〜75mmを数段階で調整できる短尺の伸縮用脚に関するものである。
スーパー、コンビニには、冷蔵食材等を陳列するため、冷ケースが使用されている。従来、冷ケース内における商品の陳列は、冷ケースの内部構造にもよるが、陳列の演出を高めるため、陳列台の陳列面を嵩上げしたい場合がある。このような場合、従来では、陳列面嵩上げ用の部材を使用していた。しかし、陳列面嵩上げ用の部材の場合、それ単独で微妙な数段階の高さ調整ができない。近年、デザート等の冷蔵食品は、包装容器も斬新で顧客の目を惹くものが多いものの、冷ケース内にワンパターンで陳列する程度では、陳列の演出効果が期待できない。そこで、陳列面の高さを2段階、好ましくは3段階で微調整できる嵩上げ用部材の開発が望まれていた。
実用新案登録3196867号公報には、外管と、外管内に出没自在に嵌め込まれる内管を有する伸縮脚であって、該内管の外周面には係合用突起が形成され、該外管の内周面には該内管が挿入される側の先端から所定長さで、径方向と直交する方向に延びる該係止用突起の移動をガイドするガイド溝が形成され、該ガイド溝の途中または該ガイド溝の挿入側とは反対側の端部から該ガイド溝と直交する周方向に位置する該外管の内周面には、該係止用突起が係止する凹部が該端部に近接して形成されている伸縮用脚が開示されている。この伸縮用脚によれば、陳列面の高さ95mm〜145mmの範囲内において3段階の高さ調整ができる。
しかしながら、実用新案登録3196867号公報の伸縮用脚と同様の高さ調整機構を採用すると、陳列面の最小陳列高さ(伸縮用脚の最小長)50mm、且つ所定ピッチの3段階高さ調整はできない。すなわち、実用新案登録3196867号公報の伸縮用脚においては、同公報の図3に示すように、係止用突起が内管の上端に位置しており、3段階の所望の高さピッチ(等ピッチ)を得ようとすると、雌ネジ部の厚みを薄くせざるを得ない。これでは、陳列板を支持する強度が得られないという問題がある。逆に、雌ネジ部の厚みを維持して3段階の所望の高さピッチ(等ピッチ)を得ようとすると、最小脚長さが50mmを超えてしまうという問題があった。
従って、本考案の目的は、伸縮用脚の最小長50mmを実現でき、且つ所望のピッチの3段階の高さ調整が可能な短尺の伸縮用脚を提供することにある。
かかる実情において、本考案者は上記課題を解決するため、鋭意検討を行った結果、外管と内管を固定する際の外管の内周面に形成される凹部を、外管の内周面の下端部に形成し、内管の係止用突起を内管の上端位置のものは廃して下端位置に形成すれば、商品陳列板の最小陳列高さ50mmを実現でき、且つ所望の3段階の高さ調整ができることを見出し、本考案を完成するに至った。
すなわち、本考案は、前記従来の課題を解決したものであって、外管と、外管内に出没自在に嵌め込まれる内管を有する伸縮脚であって、該内管の外周面には係合用突起が形成され、該外管の内周面には該内管が挿入される側の先端から所定長さで、径方向と直交する方向に延びる該係止用突起の移動をガイドするガイド溝が形成され、該ガイド溝の挿入側の端部から該ガイド溝と直交する周方向に位置する該外管の内周面には、該係止用突起が係止する凹部が該端部に近接して形成されていることを特徴とする伸縮用脚を提供するものである。
また、本考案は、ガイド溝の挿入側とは反対側の端には、該内管の挿入を僅かに抑制する小突起が形成されていることを特徴とする前記伸縮用脚を提供するものである。
また、本考案は、該係止用突起は、長手方向に所定のピッチで2又は3個形成されることを特徴とする前記伸縮用脚を提供するものである。
また、本考案は、該端部は、該外管に該内管を固定する際、該内管が軸中心に回動を始動する始動位置であることを特徴とする前記伸縮用脚を提供するものである。
また、本考案は、該端部から該凹部へは、該端部である第1谷、該端部と該凹部間の該外管の内周面である第1山、該凹部である第2谷、該凹部の反端部側で隣接する該外管の内周面である第2山の連続凹凸であることを特徴とする前記伸縮用脚を提供するものである。
また、本考案は、該内管の挿入側の先端部には、長手方向に切り欠かれた一対の切り込みによる弾性部が先端側に突出して形成され、該弾性部には外側に突出する内管係止部を形成したことを特徴とする前記伸縮用脚を提供するものである。
また、本考案は、該ガイド溝と対峙する側の該外管の管壁の下端から所定高さの位置で、該位置から上方の管壁を一部切り欠くことで、該内管係止部が係止する係止端部を形成したことを特徴とする前記伸縮用脚を提供するものである。
また、本考案は、該外管の上端部には雌ネジを形成したことを特徴とする前記伸縮用脚を提供するものである。
また、本考案は、該雌ネジに対応する雄ネジを更に有し、該外管の上端部と該雄ネジのネジ頭で支持板を挟持することを特徴とする請求項8記載の伸縮用脚該端部は、該外管に該内管を固定する際、該内管が軸中心に回動を始動する始動位置であることを特徴とする前記伸縮用脚を提供するものである。
本考案によれば、商品陳列板の最小陳列高さ50mmを実現でき、且つ所望のピッチで3段階の高さ調整ができる。
本考案の実施の形態における伸縮用脚の使用例である。 本考案の実施の形態における伸縮用脚の他の使用例である。 図1の伸縮用脚の縮小状態における断面図である。 図3のX-X線断面図である。 図1の伸縮用脚の伸長状態における断面図である。 図1の伸縮用脚で使用する外管の一部を切り欠いた正面図である。 図6のY−Y線に沿って見た断面図である。 図1の伸縮用脚で使用する内管の一部の拡大斜視図である。 図7のZ-Z線に沿って見た断面図である。 図1の伸縮用脚で使用する内管の断面図である。 (A)は図1の伸縮用脚で使用する内管の斜視図であり、(B)は図1の伸縮用脚で使用する内管の他の斜視図である。 図1の伸縮用脚の外管と内管を固定する方法を説明する図である。 図12に続く工程を説明する他の図である。 図13の続く工程を説明する他の図である。 図1の伸縮用脚の中間長さ状態における断面図である。
次に、本考案の実施の形態における伸縮用脚を図1〜図15を参照して説明する。伸縮用脚10は、外管1と、外管1内に出没自在に嵌め込まれる内管2を有する。外管1は、図6〜図9に示すように、所定長さを有する中空管であり、下方端115から小突起12までが同内径の内周面112を有し、小突起12より上方は上方に向けて漸次わずかに拡径の内周面11を有している。小突起12より上方は漸次わずかに拡径の内周面を形成することで、ガイド溝を形成せずとも、内管2の係止用突起22が容易に上下移動できるようにしている(図7参照)。下方端115から小突起12までの外管1の内径は、内管2の外径と略同じまたはそれより若干大である。これにより、外管1と内管2は隙間なく、上下移動自在に嵌合できる。
外管1の内周面112には内管2が挿入される側の先端115から所定長さで、係止用突起22の移動を案内する径方向と直交する方向に延びるガイド溝18が形成されている(図7〜図9)。ガイド溝18は内周面112に深さ方向に切り込み状に形成されたものであり、深さは0.4〜0.8mm、特に0.6mm程度でよい。また、ガイド溝18の溝幅は、係止用突起22の外径と同じまたはそれより若干大である。これにより、ガイド溝18は係止用突起22の移動をガイドすることができる。
外管1において、ガイド溝18の挿入側(先端側)115の端部111は、外管1に内管2を固定する際、内管2が軸中心に回動を始動する始動位置であり、また、固定状態にある内管2を外管1から固定を解除する際、内管2の回動移動から転じて上下方向の伸縮移動を開始する位置である。すなわち、端部(ターミナル部)111は、内管2の回動軌跡と伸縮(上下移動)軌跡の交点である。端部111は、ガイド溝18の一部であり、本例ではガイド溝18と区別できるものではない。端部111を外管1の下端部の内壁に形成することで、ピッチ12.5mmの3段階調整ができ、且つ50mmの最小短尺を得ることができる。
端部111は、ガイド溝18の溝深さよりやや深い深さを有する小凹部であってもよい。この場合、小凹部の深さは、ガイド溝18から更に0.2mm程度の深さ、すなわち、外筒1の内周面から0.6〜1.9mm、好ましくは0.8mm程度である。端部111を小凹部とすることで、係止用突起22が小凹部が嵌まり、内管2の動きの起点または終点となることが体感できる。
ガイド溝18の挿入側(先端側)115とは反対側の端(ガイド溝の上端)に、内管2の挿入を僅かに抑制する小突起12が形成されている。これにより、内管2が外管1に挿入(縮小)される際、あるいは内管2が外管1に対して伸長する際、ガイド溝18にガイドされて移動してきた係合用突起22が小突起12に当るため、手で感じ取ることができ、端部(ターミナル部)111に係合用突起22が位置していることを体感できる。小突起12としては、内周面からの高さは0.4〜0.8mm、特に0.6mm程度でよい。
また、ガイド溝18が角溝である場合、小突起12を形成しなくともよい。この場合、角溝の反挿入側の起立状の溝壁が、小突起と同様の作用を奏する。すなわち、ガイド溝18にガイドされて移動してきた係合用突起22がガイド溝18の上壁に当たり、この起立状の溝壁がストッパーとなり、その嵌合位置を手で感じ取ることができる。この場合、角溝の反挿入側の起立状の溝壁は、内周面に対して直角になっている形状であることが好ましい。
また、本考案において、ガイド溝18の挿入側の端部111からガイド溝18と直交する周方向に位置する外管1の内周面112には、係止用突起22が係止する凹部14が端部111に近接して形成されている。凹部14は本例では端部111であるガイド溝18から0.8〜3mm離れた位置の内周面112に形成されたものであり、係合用突起22が嵌る大きさであり、且つ上部壁141を有している。なお、本例では下部壁はない。下部壁はなくとも、使用中の伸縮用脚には影響しない。これにより、端部111と凹部14間には内周面112に相当する面15が位置し、凹部14の反端部111側には内周面112に相当する面16が位置することになる(図8)。すなわち、端部111から凹部14へは、端部111である第1谷、端部111と凹部14間の外管の内周面15である第1山、凹部14である第2谷、凹部14の反端部側で隣接する外管の内周面16である第2山の連続凹凸である。これにより、内管2の係合用突起22が外管1の端部111に位置する状態から、内管2を軸中心で下方から上方を見て時計方向に回動させれば、係合用突起22は第1山を乗り越えて係合用突起22に係止または嵌合する。この状態において、係合用突起22は、凹部14の上壁141で上方への移動が規制される。このため、縮小方向の作用力に対して、伸縮管10はその長さを保ったままとなる。なお、面15は内周面より極わずか凹んでいてもよい。
外管1には、ガイド溝18と対峙する側の管壁の下端から所定高さの位置で、該位置から上方の管壁を一部切り欠くことで、内管2の内管係止部23が係止する係止端部19が形成されている。すなわち、端部111と径方向に対峙する側は、管壁上端に相当するもので、伸縮用脚が最大長さの場合、内管係止部23が係止端部19に係止して内管2が外管1から抜けることを防止する。
外管1の上端部31の径方向の中央には雌ネジ25が形成されている。雌ネジ25には、貫通孔が形成された商品陳列板Bを固定するビス3がねじ込まれる。これにより、伸縮用脚10は、商品陳列板Bの脚となる。ビス3は雄ネジが切られている。本例では、ビス3の外径は内管2の内径よりも小である。これにより、図3に示すように、伸縮用脚10の長さが最小となってもビス3の先端部は内管2内に入り込むため支障はない。なお、外管1の上端部31は、ビス3を支持するため、15〜20mmの厚みが必要であるが、切り欠かれた管壁側には、伸縮用脚の最縮小の際、内管2の内管係止部23が入り込む切り込みが形成されている(図3及び図5)。これにより、内管2の内管係止部23以外の上端が、外管1の上端部31に近接するように縮小できる。
次に、内管2について図10および図11を参照して説明する。内管2は中空本体部21と、中空本体部21の先端(図10中、下端)に位置する、内管2の外径よりやや大径の設置部26を有する。内管2には、係止用突起22が、長手方向に所定のピッチで3個形成されている。本例では、係止用突起22は、中空本体部21の上下長さを3等分した中央よりやや上の第1係止用突起22a、中間の第2係止用突起22b、設置部26の上端に接する下端の第3係止用突起22cの3つである。係止用突起22a、22bおよび22cは軸方向に沿った一直線上に位置している。第1係止用突起22aと第2係止用突起22b間の距離寸法、および第2係止用突起22bと第3係止用突起22c間の距離寸法は、同じであり、本例では12.5mmである。伸縮用脚が最小の場合、すなわち、係止用突起22cが外管1の端部111に位置する状態において、外管1の先端と内管2の設置部26は当接しており、内管2の上端は外管1の上端部31に当接するか、あるいは近接している。係止用突起22の高さは概ね0.4〜0.8mm、好適には0.6mm程度である。また、係止用突起22は略矩形断面形状が好ましい。
図11に示すように、内管2の挿入側の先端部211には、長手方向に切り欠かれた一対の切り込みによる弾性部24が先端側に突出して形成され、弾性部24の先端には外側に突出する内管係止部23が形成されている。切り込みは挿入側の先端から所定長さ切り込まれており、弾性部24の厚みは1mm前後の薄肉であり、径方向に力が作用すると少し撓むことになる。また、内管係止部23は内管2が外管1に挿入されると、内側に撓みつつ外管1内を移動する。
次に、伸縮用脚10の使用方法について説明する。先ず、図3に示すように、最小長さで使用する場合である。先ず、外管1の挿入側の端部から内管2を入れ込む。この際、外管1のガイド溝18に係止用突起22を入れ込みつつ挿入する。内管2の外径は外管1の内径に対して極僅か小であり、内管係止部23は、内側に撓みつつ外管1内に挿入される。内管2を更に挿入すると、内管係止部23は、外管1の開放口に出、遂には外管1の下端と内管2の設置部26が当接する。この場合、内管2の第3係止用突起22cは外管1のガイド溝18の端部111と一致する。次いで、外管1はそのままとし、内管2を軸中心を中心として下方から上方を見て時計方向に回動させる。係止用突起22cは、内管2の内周面112である第1山15を乗り越え、次いで、凹部14に入り込む。第1山15は端部111に比して小さな突起であるため、人の手で回し込めば容易に回動させることができる。係止用突起22cは、凹部14に位置した状態において、凹部14の上壁141と設置部26に挟まれた状態であり、縮小も伸長もできず、一定の長さを維持することができる。この状態において、伸縮用脚10は、最小長さとなる(図3参照)。図1のような商品陳列台を形成する場合、このような伸縮用脚中間体を4本準備し、陳列台Bの貫通孔の下方に位置させ、次いで、ビス3を陳列台Bの貫通孔を通して、伸縮用脚中間体のネジ孔にネジ込む。これにより最小長さの伸縮用脚10を使用した商品陳列台が完成する(図1)。
次に、外管1と内管2が分離されている状態において、伸縮用脚10の長さを最大にする場合について説明する。先ず、外管1の挿入側の端部から内管2を入れ込む。この際、外管1のガイド溝18に係止用突起22を入れ込みつつ挿入する(図12)。内管2の外径は外管1の内径に対して極僅か小であり、内管係止部23は、内側に撓みつつ外管1内に挿入される。内管2を更に挿入すると、内管係止部23は、外管1の開放口に出ると直ぐに、内管2の第3係止用突起22aは外管1のガイド溝18の端部111と一致する。この状態において、内管係止部23が、外管1の係止端部19に係止するため、内管2が外管1から抜け出ることを防止する(図13)。次いで、外管1はそのままとし、内管2を軸中心を中心として下方から上方を見て時計方向に回動させる。係止用突起22aは、内管2の内周面112である第1山15を乗り越え、次いで、凹部14に入り込む(図14)。第1山15は端部111に比して小さな突起であるため、人の手で回し込めば容易に回動させることができる。係止用突起22aは、凹部14に位置した状態において、凹部14の上壁141があるため、それ以上縮小はしない。そして、この状態において、伸縮用脚中間体は、最大長さとなる(図5参照)。また、この状態において、内管係止部23が、外管1の係止端部19に係止するため、内管2が外管1から抜け出ることを防止する。図2のような商品陳列台を形成する場合、このような伸縮用脚中間体を4本準備し、陳列台Bの貫通孔の下方に位置させ、次いで、ビス3を陳列台Bの貫通孔を通して、伸縮用脚中間体のネジ孔にネジ込む。これにより最大長さの伸縮用脚10を使用した商品陳列台が完成する(図2)。
外管1と内管2が分離されている状態において、伸縮用脚10の長さを最小と最大間に中間長さとする場合、伸縮用脚10の長さを最小長さとする場合と同様の操作を行い、内管2の第1係止用突起22aが外管1の小突起12に当たるところで、内管2の挿入操作を一旦止める。この際、第2係止用突起22bが外管1のガイド溝18の端部111と一致する。次いで、外管1はそのままとし、内管2を軸中心を中心として時計方向に回動させる。係止用突起22bは、内管2の内周面112である第1山15を乗り越え、次いで、凹部14に入り込む。これにより、伸縮用脚10を中間長さとすることができる。
次に、外管1と内管2が組み込まれ一定長さに固定された伸縮用脚10から長さを変える場合、例えば図3の最小長さの伸縮用脚10から図5の最大長さの伸縮用脚10にする場合について説明する。先ず、外管1と内管2の係止状態を解除する。すなわち、外管1はそのままとし、内管2を軸中心を中心として反時計方向に回動させる。係止用突起22cは、内管2の内周面112である第1山15を乗り越え、次いで、端部111に入り込む。第1山15は凹部14に比して小さな突起であるため、人の手で回し込めば容易に回動させることができる。係止用突起22cは、端部111に位置した状態において、伸縮用脚10が伸長する方向に移動させる。この場合、内管2を外管1に対してそのまま引き出せばよい。これにより、係止用突起22cは、ガイド溝18に入り、移動方向をガイドされる。そして、係止用突起22aが端部111に到達した後、前記同様に、内管2を軸中心を中心として回動させて、係止用突起22aを凹部14にはめ込む。これにより、伸縮用脚10の中間体は、最大長さとなる。そして、前記同様の方法により、図2のような商品陳列台を完成させればよい。本考案の伸縮用脚は、例えば、冷ケース内で使用する比較的小型の商品陳列台の脚として好適である。
本考案の伸縮用脚は、上記実施の形態例に限定されず、種々の変形を採ることができる。外管1の内径は全長に亘り同一径としてもよい。この場合、ガイド溝は外管の内周面に全長もしくは内管の移動範囲内に亘り形成すればよい。係止用突起は本例のような3つに限定されず、2つでもよい。係止用突起が2つの場合、2段階調整ができる。
係止用突起22が係止する凹部14は、内管2の時計周りに限定されず、反時計周りの方向に形成されていてもよい。また、係止用突起22が係止する凹部14は、内管2の時計周り方向および反時計周りの方向の双方に形成されていてもよい。
本考案によれば、例えば、冷ケース内の商品陳列台の高さを数段階で調整できるため、種々の演出ができる。また、本考案の伸縮用脚は短尺であり、長さ調整は50mmから12.5mm間隔であれば、3段階の調整ができる。また、本考案の伸縮用脚は、内管の外管に対する軸中心を中心とした回動操作と軸方向の縮小と伸長操作のみであり、簡単な作業で済む。
1 外管
2 内管
3 ビス
10 伸縮用脚
11、112 内周面
12 小突起
14 凹部
18 ガイド溝
22、22a〜22c 係止用突起
23 内管係止部
111 ガイド溝の反挿入側の端部

Claims (9)

  1. 外管と、
    外管内に出没自在に嵌め込まれる内管を有する伸縮脚であって、
    該内管の外周面には係合用突起が形成され、
    該外管の内周面には該内管が挿入される側の先端から所定長さで、径方向と直交する方向に延びる該係止用突起の移動をガイドするガイド溝が形成され、
    該ガイド溝の挿入側の端部から該ガイド溝と直交する周方向に位置する該外管の内周面には、該係止用突起が係止する凹部が該端部に近接して形成されていることを特徴とする伸縮用脚。
  2. 該ガイド溝の挿入側とは反対側の端には、該内管の挿入を僅かに抑制する小突起が形成されていることを特徴とする請求項1記載の伸縮用脚。
  3. 該係止用突起は、長手方向に所定のピッチで3個形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の伸縮用脚。
  4. 該端部は、該外管に該内管を固定する際、該内管が軸中心に回動を始動する始動位置であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の伸縮用脚。
  5. 該端部から該凹部へは、該端部である第1谷、該端部と該凹部間の該外管の内周面である第1山、該凹部である第2谷、該凹部の反端部側で隣接する該外管の内周面である第2山の連続凹凸であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の伸縮用脚。
  6. 該内管の挿入側の先端部には、長手方向に切り欠かれた一対の切り込みによる弾性部が先端側に突出して形成され、該弾性部には外側に突出する内管係止部を形成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の伸縮用脚。
  7. 該ガイド溝と対峙する側の該外管の管壁の下端から所定高さの位置で、該位置から上方の管壁を一部切り欠くことで、該内管係止部が係止する係止端部を形成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の伸縮用脚。
  8. 該外管の上端部には雌ネジを形成したことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の伸縮用脚。
  9. 該雌ネジに対応する雄ネジを更に有し、該外管の上端部と該雄ネジのネジ頭で支持板を挟持することを特徴とする請求項8記載の伸縮用脚。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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