JP3202154B2 - 車載ナビゲーション装置 - Google Patents

車載ナビゲーション装置

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JP3202154B2 JP25234495A JP25234495A JP3202154B2 JP 3202154 B2 JP3202154 B2 JP 3202154B2 JP 25234495 A JP25234495 A JP 25234495A JP 25234495 A JP25234495 A JP 25234495A JP 3202154 B2 JP3202154 B2 JP 3202154B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路地図上に車両の現
在位置を表示して乗員を誘導する車載ナビゲーション装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、道路地図上に車両の現在位置を表
示して乗員を誘導する装置として、車載ナビゲーション
装置がある。これは、GPS(Global Positioning Syst
em) 受信機などの測位手段によって得られる車両の位置
情報を用いて、CD−ROM等の記憶手段に記憶された
地図情報を読み出し、車両位置付近の地図を液晶モニタ
等の表示手段によって表示するものである。
【0003】このような車載ナビゲーション装置では、
その動作を制御するためにマイクロプロセッサを用いて
おり、このマイクロプロセッサのプログラムは装置内部
のROM等の記憶手段に記憶されている。このようなR
OMにプログラムを記憶させた車載ナビゲーション装置
については、例えば、エレクトロニクスライフ1994
年6月号第20頁から第21頁に記載されている。
【0004】図6はこの種のROMにプログラムを記憶
させた車載ナビゲーション装置である第1の従来例の構
成を示している。図6において、600はナビゲーショ
ン装置本体である。601はGPSアンテナユニット、
602はGPS受信処理部、603はCD−ROM制御
部、604はCD−ROMドライブ、605はDSP、
606はCPU、607は表示制御・周辺I/F部、6
08はモニタ、609はROM、610はDRAM、6
11はVRAMである。
【0005】次に上記第1の従来例の動作について説明
する。図6において、GPSアンテナユニット601に
よって受信されたGPS信号は、GPS受信処理部60
2に送ら、GPS受信処理部602では、GPS信号か
ら車両の現在位置、移動方位、移動速度などの現在位置
情報を算出し、これらの情報を表示制御・周辺I/F部
607に送る。表示制御・周辺I/F部607では、送
られた現在位置情報をBUSを介してCPU606に送
る。
【0006】CD−ROM制御部603は、表示制御・
周辺I/F部607を通して送られるCPU606から
の制御信号にしたがって、CD−ROMドライブ604
を制御する。CD−ROMドライブには、地図情報を記
憶したCD−ROMが格納されている。この従来例で
は、地図情報を記憶したCD−ROMとしてナビゲーシ
ョンシステム研究会統一規格のCD−ROMを使用して
いる。このナビゲーションシステム研究会統一規格のC
D−ROMには、ディジタル化された地図情報が記憶し
てあり、CPU606のプログラムは記憶していない。
【0007】次にCPU606の動作について説明す
る。CPU606は、ROM609に記憶されたプログ
ラムにしたがって動作する。CPU606では、表示制
御・周辺I/F部607から送られた現在位置情報に基
づき、現在位置付近の地図情報を得るための制御信号
を、表示制御・周辺I/F部607を通してCD−RO
M制御部603に送る。CD−ROM制御部603で
は、現在位置付近の地図情報をCD−ROMドライブ6
04に格納されたCD−ROMから読み出し、表示制御
・周辺I/F部607を通してBUSに供給する。BU
Sに供給された現在位置付近の地図情報は、CPU60
6の制御によりDRAM610に記憶される。次にCP
U606は、DSP605を制御し、DPS605は、
DRAM610に記憶された現在位置付近の地図情報を
表示用の信号に変換し、BUSを介してVRAM611
に記憶する。
【0008】VRAM611に記憶された表示用信号
は、表示制御・周辺I/F部607に直接送られ、アナ
ログ信号に変換されて、モニタ608に送られ、表示さ
れる。
【0009】上記第1の従来例において、DRAM61
0は、CPU606のプログラムのワークエリアとし
て、地図データやプログラム変数の保存に使用される。
【0010】一方、上記第1の従来例がマイクロプロセ
ッサのプログラムを装置内部のROMに記憶しているの
に対し、マイクロプロセッサのプログラムを取り外し可
能なメモリに記憶している車載ナビゲーション装置が実
用化されている。
【0011】図7はこの種のマイクロプロセッサのプロ
グラムを取り外し可能なメモリに記憶している車載ナビ
ゲーション装置である第2の従来例の構成を示してい
る。図7において、700はナビゲーション装置本体で
あり、図6の構成にメモリカードI/F701とメモリ
カード702が追加されており、その他の構成は第1の
従来例と同様である。
【0012】次に上記第2の従来例の動作について説明
する。図7において、CPU606は、メモリカード7
02に記憶されたプログラムにしたがって動作する。メ
モリカード702は、ROM等の記憶内容が車載ナビゲ
ーション装置が動作していない状態でも保存されるメモ
リで構成されている。また、ナビゲーション装置本体7
00とのインターフェースは、メモリカードI/F70
1によって実現しており、ユーザー が取り外し、交換す
ることが可能な構成になっている。メモリカードI/F
701は、PCMPPIA規格のインターフェース回路
で、メモリカード702に記憶されたプログラムが、B
USを介してCPU606と通信できる構成になってい
る。この第2の従来例では、上記第1の従来例のROM
609がメモリカードI/F701およびメモリカード
702に置き換わっており、その他の動作は第1の従来
例と同様である。
【0013】このように、上記第2の従来例では、マイ
クロプロセッサのプログラムが、取り外し可能なメモリ
に記憶されているので、メモリカードの交換によりプロ
グラムの更新が可能である。
【0014】また、上記第1の従来例および上記第2の
従来例が、マイクロプロセッサのプログラムをナビゲー
ション装置内部のメモリ、もしくは取り外し可能なメモ
リに記憶しているのに対し、マイクロプロセッサのプロ
グラムを地図情報が記憶してあるCD−ROM内に記憶
している車載ナビゲーション装置が実用化されている。
このような地図情報が記憶してあるCD−ROMにプロ
グラムを記憶させた車載ナビゲーション装置について
は、例えば、エレクトロニクスライフ1994年6月号
第18頁から第20頁に記載されている。
【0015】図8はこの種のマイクロプロセッサのプロ
グラムを地図情報が記憶してあるCD−ROM内に記憶
している車載ナビゲーション装置である第3の従来例の
構成を示している。図8において、800はナビゲーシ
ョン装置本体であり、図6の609、610の代わり
に、起動用ROM801およびプログラムロード/プロ
グラムワークDRAM802が加えられて、その他の部
分は第1の従来例と同様である。
【0016】次に上記第3の従来例の動作について説明
する。図8において、CPU606は、まず起動用RO
M801に記憶された起動用プログラムにしたがって動
作する。この第3の従来例では、ディジタル化された地
図情報とCPU606のプログラムの両方が記憶された
CD−ROMが、CD−ROMドライブ604に格納さ
れている。起動用プログラムは、CD−ROMドライブ
604に格納されたCD−ROM内に記憶されたプログ
ラムを、CD−ROM制御部603および表示制御周辺
I/F部607を通して、プログラムロード/プログラ
ムワークDRAM802に転送する。そして起動用プロ
グラムは、プログラムロード/プログラムワークDRA
M802に転送されたプログラムを実行する。以降、C
PU606は、プログラムロード/プログラムワークD
RAM802に転送されたプログラムにしたがって動作
する。この第3の従来例において、プログラムロード/
プログラムワークDRAM802に転送されたプログラ
ムは、第1の実施例のROM609に記憶されたプログ
ラムと同様のプログラムである。したがって、プログラ
ムロード/プログラムワークDRAM802に転送され
たプログラムが実行後の動作は、第1の従来例と同様で
ある。
【0017】このように、上記第3の従来例では、ディ
ジタル化された地図情報とCPUプログラムの両方が記
憶されたCD−ROMを用い、ナビゲーション装置内部
のROMに記憶された起動プログラムにより、CD−R
OMに記憶されたプログラムをナビゲーション装置内部
のDRAMに転送し、さらに転送したプログラムを実行
しているので、CD−ROMを新しいプログラムを記憶
したCD−ROMに入れ替えることにより、ナビゲーシ
ョン装置のプログラムの更新が可能である。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の従来例に示す車載ナビゲーション装置では、CPU
のプログラムがナビゲーション装置内部のROMに記憶
されているため、プログラムの更新を行うためには、R
OMの交換が必要となり、装置内部の交換であるためユ
ーザが作業することが困難である。
【0019】また、上記第2の従来例に示す車載ナビゲ
ーション装置では、メモリカードにCPUのプログラム
が記憶されているので、新しいプログラムを格納したメ
モリカードを装置に挿入することで、プログラムの更新
が可能である。しかし、メモリカードおよびメモリカー
ドI/Fが高価である。
【0020】また、上記第3の従来例に示す車載ナビゲ
ーション装置では、CD−ROMにCPUのプログラム
が記憶されているので、新しいプログラムを格納したC
D−ROMを装置に挿入することで、プログラムの更新
が可能である。しかし、ナビゲーションシステム研究会
統一規格のCD−ROMのように、ディジタル化された
地図情報のみが記憶されたCD−ROMは使用できない
ため、ディジタル化された地図情報とCPUのプログラ
ムの両方が記憶されているROMを新たに購入する必要
がある。
【0021】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、安価なシステムでユーザがCPUプログ
ラムの更新をすることができ、かつディジタル化された
地図情報のみが記憶されたCD−ROMが使用可能な優
れた車載ナビゲーション装置を提供することを目的とす
るものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、例えば、地図情報のみを記憶した第1の
CD−ROMと、ナビゲーション装置を動作させるため
のCPUプログラムおよびこのCPUプログラムを装置
内部のフラッシュメモリに転送するためのプログラムを
記憶した第2のCD−ROMを使用し、ナビゲーション
装置に第2のCD−ROMを挿入して、第2のCD−R
OMに記憶されたCPUプログラムを装置内のフラッシ
ュメモリに転送することで、ユーザがナビゲーション装
置のCPUプログラムを更新することができるようにし
たものである。
【0023】本発明はまた、上記目的を達成するため
に、例えば、第2のCD−ROMに記憶されたCPUプ
ログラムをフラッシュメモリに転送するためのプログラ
ムを装置内部のROMに記憶し、ナビゲーション装置に
第2のCD−ROMを挿入したとき、装置内部のROM
に記憶された転送プログラムが起動し、第2のCD−R
OMに記憶されたCPUプログラムをフラッシュメモリ
に転送することで、ユーザがナビゲーション装置のCP
Uプログラムを更新することができるようにしたもので
ある。
【0024】
【作用】本発明は、上記構成により、ナビゲーション装
置に、ナビゲーション装置を動作させるためのCPUプ
ログラムを記憶した第2のCD−ROMを挿入すること
で、ナビゲーション装置内部のフラッシュメモリに記憶
されたCPUプログラムを更新することができるので、
安価にCPUプログラムの更新ができるとともに、更新
作業終了後はナビゲーション装置内部のフラッシュメモ
リにCPUプログラムが保存されるため、地図用の第1
のCD−ROMに差し替えることで、ナビゲーションシ
ステム研究会統一規格のCD−ROMのように、ディジ
タル化された地図情報のみが記憶されたCD−ROMを
使用してナビゲーション装置を動作することをができ
る。
【0025】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。図1は本発明に係る車載ナビゲーシ
ョン装置の第1の実施例の構成を示す図である。図1に
おいて、100はナビゲーション装置本体である。10
1はGPSアンテナユニット、102はGPS受信処理
部、103はCD−ROM制御部、104はCD−RO
Mドライブ、105はDSP、106はCPU、107
は表示制御・周辺I/F部、108はモニタ、109は
ROM、110はDRAM、111はフラッシュメモ
リ、112はVRAMである。
【0026】次に、第1の実施例の動作について、ナビ
ゲーション機能が動作しているときと、CPUプログラ
ムを更新するときに分けて、図2および図3を参照しな
がら説明する。まず、第1の実施例に示す車載ナビゲー
ション装置で、ナビゲーション機能が動作しているとき
の動作について説明する。
【0027】図1において、GPSアンテナユニット1
01によって受信されたGPS信号は、GPS受信処理
部102に送られ、GPS受信処理部102では、GP
S信号から車両の現在位置、移動方位、移動速度などの
現在位置情報を算出し、これらの情報を表示制御・周辺
I/F部107に送る。表示制御・周辺I/F部107
では、送られた現在位置情報をBUSを介してCPU1
06に送る。
【0028】CD−ROM制御部103は、表示制御・
周辺I/F部107を通して送られるCPU106から
の制御信号にしたがって、CD−ROMドライブ104
を制御する。CD−ROMドライブ104には地図情報
を記憶した第1のCD−ROMが格納されている。本実
施例では、地図情報を記憶した第1のCD−ROMとし
てナビゲーションシステム研究会統一規格のCD−RO
Mを使用している。
【0029】次にCPU106の動作について説明す
る。CPU106は、電源投入後、最初にROM109
に記憶されたプログラムにしたがって動作する。図2は
ROM109に記憶されたプログラムの動作を示すフロ
ー図である。第1の実施例では、図2に示すように、電
源投入後、装置はCD−ROMドライブ104に挿入さ
れているCD−ROMのIDを調べる(S1)。ここで
はCD−ROMドライブ104には地図情報を記憶した
第1のCD−ROMが格納されているので(S2)、フ
ラッシュメモリ111に記憶されているCPUプログラ
ムが実行される(S3)。フラッシュメモリ111に
は、第1の従来例に示すROMに記憶しているプログラ
ムと同様のCPUプログラムが記憶されている。したが
って、CPU106では、表示制御・周辺I/F部10
7から送られた現在位置情報に基づき、現在位置付近の
地図情報を得るための制御信号を、表示制御・周辺I/
F部107を通してCD−ROM制御部103に送る。
CD−ROM制御部103では、現在位置付近の地図情
報をCD−ROMドライブ104に格納された第1のC
D−ROMから読み出し、表示制御・周辺I/F部10
7を通してBUSに供給する。BUSに供給された現在
位置付近の地図情報は、CPU106の制御によりDR
AM110に記憶される。次にCPU106は、DSP
105を制御し、DPS105は、DRAM110に記
憶された現在位置付近の地図情報を表示用の信号に変換
し、BUSを介してVRAM112に記憶する。
【0030】VRAM112に記憶された表示用信号
は、表示制御・周辺I/F部107に直接送られ、アナ
ログ信号に変換されてモニタ108に送られ、表示され
る。
【0031】上記第1の実施例でナビゲーション機能が
動作している時は、DRAM110はCPU106のプ
ログラムのワークエリアとして、地図データやプログラ
ム変数の保存に使用される。
【0032】次に、第1の実施例に示す車載ナビゲーシ
ョン装置で、CPUプログラムを更新するときの動作に
ついて説明する。CPUプログラムを更新するときは、
CD−ROMドライブ104に新しいナビゲーション用
CPUプログラムとフラッシュメモリ書き換え用プログ
ラムを記憶した第2のCD−ROMを挿入する。そし
て、装置の電源を投入すると、CPU106はROM1
09に記憶されたプログラムにしたがって動作する。図
2に示すように、電源投入後、装置はCD−ROMドラ
イブ104に挿入されているCD−ROMのIDを調べ
る(S1)。ここではCD−ROMドライブ104には
CPUプログラムを記憶した第2のCD−ROMが挿入
されているので(S4)、CD−ROMに記憶されたフ
ラッシュメモリ書き換え用プログラムをDRAM110
に転送する(S5)。そしてDRAM110に転送した
フラッシュメモリ書き換え用プログラムを実行する(S
6)。
【0033】図3はフラッシュメモリ書き換え用プログ
ラムの動作を示すフロー図である。フラッシュメモリ書
き換え用プログラムでは、まず、フラッシュメモリ11
1上に既に存在するナビゲーション用プログラムのバー
ジョンを調べる(S11)。次に新たに挿入された第2
のCD−ROMに記憶されたナビゲーション用プログラ
ムのバージョンを調べる(S12)。そして、これら2
つのプログラムのバージョンを比較し(S13)、新た
に挿入された第2のCD−ROMのプログラムのバージ
ョンが新しい場合は、そのCD−ROM上のプログラム
をフラッシュメモリ111に上書きする(S14)。し
たがってナビゲーション用プログラムが更新される。
【0034】このように、第1の実施例では、車載ナビ
ゲーション装置にナビゲーション用プログラムをロード
するためのフラッシュメモリを備え、ナビゲーション用
プログラムとCPUプログラムを第2のCD−ROMか
らフラッシュメモリに転送するためのプログラムを記憶
した第2のCD−ROMを用いてナビゲーション用プロ
グラムの更新を行うことにより、ユーザによりナビゲー
ション装置のCPUプログラムを更新することができ
る。
【0035】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
について図面を参照しながら説明する。図4は本発明に
係る車載ナビゲーション装置の第2の実施例の構成を示
す図である。図4において、200はナビゲーション装
置本体である。101はGPSアンテナユニット、10
2はGPS受信処理部、103はCD−ROM制御部、
104はCD−ROMドライブ、105はDSP、10
6はCPU、107は表示制御・周辺I/F 部、10
8はモニタ、110はDRAM、111はフラッシュメ
モリ、112はVRAMであり、これらは第1の実施例
と同じである。第1の実施例と異なるのは起動用ROM
201とフラッシュメモリ書き換え用ROM202であ
る。また、本実施例における第2のCD−ROMにはC
PUプログラムだけが記憶され、CPUプログラムをフ
ラッシュメモリ111に転送するためのプログラムは、
フラッシュメモリ書き換え用ROM202に記憶されて
いる。
【0036】次に、第2の実施例の動作について、ナビ
ゲーション機能が動作しているときと、CPUプログラ
ムを更新するときに分けて、図5を参照しながら説明す
る。まず、第2の実施例に示す車載ナビゲーション装置
で、ナビゲーション機能が動作しているときの動作につ
いて説明する。
【0037】図4において、GPSアンテナユニット1
01によって受信されたGPS信号は、GPS受信処理
部102に送られ、GPS受信処理部102では、GP
S信号から車両の現在位置、移動方位、移動速度などの
現在位置情報を算出し、これらの情報を表示制御・周辺
I/F部107に送る。表示制御・周辺I/F部107
では、送られた現在位置情報をBUSを介してCPU1
06に送る。
【0038】CD−ROM制御部103は、表示制御・
周辺I/F部107を通して送られるCPU106から
の制御信号にしたがって、CD−ROMドライブ104
を制御する。CD−ROMドライブ104には、地図情
報を記憶した第1のCD−ROMが格納されている。本
実施例では、地図情報を記憶した第1のCD−ROMと
してナビゲーションシステム研究会統一規格のCD−R
OMを使用している。
【0039】次にCPU106の動作について説明す
る。CPU106は、電源投入後、最初に起動用ROM
202に記憶されたプログラムにしたがって動作する。
図5は起動用ROM202に記憶されたプログラムの動
作を示すフロー図である。第2の実施例では、図5に示
すように、電源投入後、装置はCD−ROMドライブ1
04に挿入されているCD−ROMのIDを調べる(S
1)。ここではCD−ROMドライブ104には地図情
報を記憶した第1のCD−ROMが格納されているので
(S22)、フラッシュメモリ111に記憶されている
CPUプログラムが実行される(S23)。以下の動作
は第1の実施例と同様である。
【0040】上記第2の実施例でナビゲーション機能が
動作している時は、第1の実施例同様、DRAM110
はCPU106のプログラムのワークエリアとして、地
図データやプログラム変数の保存に使用される。
【0041】次に、第2の実施例に示す車載ナビゲーシ
ョン装置で、CPUプログラムを更新するときの動作に
ついて説明する。CPUプログラムを更新するときは、
CD−ROMドライブ104に新しいナビゲーション用
CPUプログラムを記憶した第2のCD−ROMを挿入
する。そして、装置の電源を投入すると、CPU106
は起動ROM201に記憶されたプログラムにしたがっ
て動作する。図5に示すように、電源投入後、装置はC
D−ROMドライブ104に挿入されているCD−RO
MのIDを調べる(S21)。ここではCD−ROMド
ライブ104には、CPUプログラムを記憶した第2の
CD−ROMが挿入されているので(S24)、フラッ
シュメモリ書き換え用ROM202に記憶されたフラッ
シュメモリ書き換え用プログラムを実行する(S2
5)。地図情報を記憶した第1のCD−ROMの場合は
(S22)、フラッシュメモリ111に記憶されたプロ
グラムを実行する(S23)。
【0042】第2の従来例におけるフラッシュメモリ書
き換え用プログラムは、第1の従来例におけるフラッシ
ュメモリ書き換え用プログラムと同様である。したがっ
て、図3に示すように、フラッシュメモリ書き換え用プ
ログラムでは、まず、フラッシュメモリ上に既に存在す
るナビゲーション用プログラムのバージョンを調べる
(S11)。次に新しく挿入された第2のCD−ROM
に記憶されたナビゲーション用プログラムのバージョン
を調べる(S12)。そして、これら2つのプログラム
のバージョンを比較し、新しく挿入された第2のCD−
ROMのプログラムのバージョンが新しい場合は(S1
3)、そのCD−ROM上のプログラムをフラッシュメ
モリに上書きする(S14)。したがってナビゲーショ
ン用プログラムが更新される。
【0043】このように、第2の実施例では、車載ナビ
ゲーション装置にナビゲーション用プログラムをロード
するためのフラッシュメモリと、第2のCD−ROM上
のCPUプログラムをフラッシュメモリに転送するため
のプログラム記憶したROMを備え、ナビゲーション用
プログラムを記憶したCD−ROMを用いてナビゲーシ
ョン用プログラムの更新を行うことにより、ユーザがナ
ビゲーション装置のCPUプログラムを更新することが
できる。
【0044】なお、上記第1の実施例および第2の実施
例では、GPS信号により車両の現在位置情報を算出し
ているが、車速パルス、ジャイロセンサーにより車両の
現在位置情報を算出してもよい。
【0045】また、上記第1の実施例および第2の実施
例では、ナビゲーション用プログラムの記憶装置とし
て、フラッシュメモリを用いているが、電池などにより
記憶が消えないようにバックアップ処理されたSRAM
を用いても良い。
【0046】また、上記第1の実施例および第2の実施
例では、ナビゲーション用プログラムの記憶装置とし
て、フラッシュメモリを用いているが、ハードディスク
装置を用いても良い。
【0047】また、上記第1の実施例および第2の実施
例では、地図情報を記憶した第1のCD−ROMとして
ナビゲーションシステム研究会統一規格のCD−ROM
を使用しているが、他の規格による地図情報を記憶した
CD−ROMを使用しても良い。
【0048】また、上記第1の実施例および第2の実施
例では、地図情報の記憶および新しいナビゲーション用
プログラムとしてCD−ROMを使用しているが、CD
−ROMドライブおよびCD−ROM制御部の代わり
に、メモリカードI/Fおよびメモリカード制御部を用
いることで、メモリカードを用いても良い。
【0049】また、上記第2の実施例では、起動用RO
Mとフラッシュメモリ書き換え用ROMを別々に備えて
いるが、それぞれに記憶されているプログラムを同一の
ROMに記憶することで、単一のROMを使用しても良
い。
【0050】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、車載ナビゲーション装置の制御を行うコンピュータ
プログラムを格納する書き換え可能な記憶手段を装置内
部に備え、道路地図情報が記憶された第1の記憶手段と
は異なる取り外し可能な第2の記憶手段に記憶されたコ
ンピュータプログラムを、読み出し手段から読み出して
書き換え可能な記憶手段に書き込むことで、コンピュー
タプログラムの更新を行うようにしたので、安価にCP
Uプログラムの更新ができるとともに、更新作業終了後
はナビゲーション装置内部の書き換え可能な記憶手段に
CPUプログラムが保存されるため、ナビゲーションシ
ステム研究会統一規格のCD−ROMのように、ディジ
タル化された地図情報のみが記憶された取り外し可能な
第1の記憶手段を使用してナビゲーション装置を動作さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の車載ナビゲーション装
置を示す概略ブロック図
【図2】本発明の第1の実施例におけるROMに記憶さ
れたプログラムの動作を示すフロー図
【図3】本発明の第1の実施例におけるフラッシュメモ
リ書き換えプログラムの動作を示すフロー図
【図4】本発明の第2の実施例の車載ナビゲーション装
置を示す概略ブロック図
【図5】本発明の第2の実施例における起動用ROMに
記憶されたプログラムの動作を示すフロー図
【図6】第1の従来例の車載ナビゲーション装置の構成
を示す概略ブロック図
【図7】第2の従来例の車載ナビゲーション装置の構成
を示す概略ブロック図
【図8】第3の従来例の車載ナビゲーション装置の構成
を示す概略ブロック図
【符号の説明】
100 ナビゲーション装置本体 101 GPSアンテナユニット 102 GPS受信処理部 103 CD−ROM制御部 104 CD−ROMドライブ 105 DSP 106 CPU 107 表示制御・周辺I/F部 108 モニタ 109 ROM 110 DRAM 111 フラッシュメモリ 112 VRAM 200 ナビゲーション装置本体 201 起動用ROM 202 フラッシュメモリ書き換え用ROM 600 ナビゲーション装置本体 601 GPSアンテナユニット 602 GPS受信処理部 603 CD−ROM制御部 604 CD−ROMドライブ 605 DSP 606 CPU 607 表示制御・周辺I/F部 608 モニタ 609 ROM 610 DRAM 611 VRAM 700 ナビゲーション装置本体 701 メモリカードI/F 702 メモリカード 800 ナビゲーション装置本体 801 起動用ROM 802 プログラムロード/プログラムワークDRAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−71967(JP,A) 特開 平5−241847(JP,A) 特開 平5−265739(JP,A) 特開 平4−195184(JP,A) 特開 平7−210580(JP,A) 特開 平7−114695(JP,A) 特開 平7−246553(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 21/00 G06F 9/06 540 G08G 1/0969 G09B 29/10

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の記憶手段に記憶された道路地図情
    報を読み出し手段によって読み出し、表示手段に表示す
    る車載ナビゲーション装置において、 前記車載ナビゲーション装置の制御を行うコンピュータ
    プログラムを格納する書き換え可能な記憶手段を装置内
    部に備え、前記道路地図情報が記憶された第1の記憶手
    段とは異なる取り外し可能な第2の記憶手段に記憶され
    たコンピュータプログラムを、前記読み出し手段から読
    み出して前記書き換え可能な記憶手段に書き込むこと
    で、コンピュータプログラムの更新を行うことを特徴と
    する車載ナビゲーション装置であって、前記記憶手段に
    記憶されたコンピュータプログラムのバージョンと、前
    記第2の記憶手段に記憶されたコンピュータプログラム
    のバージョンとを比較して、前記第2の記憶手段に記憶
    されたコンピュータプログラムのバージョンの方が新し
    い場合に、前記コンピュータプログラムの更新を行う車
    載ナビゲーション装置
  2. 【請求項2】 第2の記憶手段に記憶されたコンピュー
    タプログラムを書き換え可能な記憶手段に書き込むため
    の第2のコンピュータプログラムを、前記第2記憶手段
    に記憶したことを特徴とする請求項1に記載の車載ナビ
    ゲーション装置。
  3. 【請求項3】 第2の記憶手段に記憶されたコンピュー
    タプログラムを書き換え可能な記憶手段に書き込むため
    の第2のコンピュータプログラムを、車載ナビゲーショ
    ン装置内部の記憶手段に記憶したことを特徴とする請求
    項1に記載の車載ナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 第2の記憶手段にコンピュータプログラ
    ムを格納していることを示す認識情報を記憶し、第2の
    記憶手段を車載ナビゲーション装置で読み出したとき
    に、車載ナビゲーション装置に記憶された第2のコンピ
    ュータプログラムが実行されることを特徴とする請求項
    3に記載の車載ナビゲーション装置。
  5. 【請求項5】 車載ナビゲーション装置の制御を行うコ
    ンピュータプログラムを格納する書き換え可能な記憶手
    段としてフラッシュメモリを使用することを特徴とする
    請求項1、請求項2、請求項3または請求項4に記載の
    車載ナビゲーション装置。
  6. 【請求項6】 取り外し可能な記憶手段として光ディス
    クを使用することを特徴とする請求項1、請求項2、請
    求項3または請求項4に記載の車載ナビゲーション装
    置。
  7. 【請求項7】 取り外し可能な記憶手段として半導体メ
    モリカードを使用することを特徴とする請求項1、請求
    項2、請求項3または請求項4に記載の車載ナビゲーシ
    ョン装置。
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