JP3202154B2 - 車載ナビゲーション装置 - Google Patents
車載ナビゲーション装置Info
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Description
在位置を表示して乗員を誘導する車載ナビゲーション装
置に関する。
示して乗員を誘導する装置として、車載ナビゲーション
装置がある。これは、GPS(Global Positioning Syst
em) 受信機などの測位手段によって得られる車両の位置
情報を用いて、CD−ROM等の記憶手段に記憶された
地図情報を読み出し、車両位置付近の地図を液晶モニタ
等の表示手段によって表示するものである。
その動作を制御するためにマイクロプロセッサを用いて
おり、このマイクロプロセッサのプログラムは装置内部
のROM等の記憶手段に記憶されている。このようなR
OMにプログラムを記憶させた車載ナビゲーション装置
については、例えば、エレクトロニクスライフ1994
年6月号第20頁から第21頁に記載されている。
させた車載ナビゲーション装置である第1の従来例の構
成を示している。図6において、600はナビゲーショ
ン装置本体である。601はGPSアンテナユニット、
602はGPS受信処理部、603はCD−ROM制御
部、604はCD−ROMドライブ、605はDSP、
606はCPU、607は表示制御・周辺I/F部、6
08はモニタ、609はROM、610はDRAM、6
11はVRAMである。
する。図6において、GPSアンテナユニット601に
よって受信されたGPS信号は、GPS受信処理部60
2に送ら、GPS受信処理部602では、GPS信号か
ら車両の現在位置、移動方位、移動速度などの現在位置
情報を算出し、これらの情報を表示制御・周辺I/F部
607に送る。表示制御・周辺I/F部607では、送
られた現在位置情報をBUSを介してCPU606に送
る。
周辺I/F部607を通して送られるCPU606から
の制御信号にしたがって、CD−ROMドライブ604
を制御する。CD−ROMドライブには、地図情報を記
憶したCD−ROMが格納されている。この従来例で
は、地図情報を記憶したCD−ROMとしてナビゲーシ
ョンシステム研究会統一規格のCD−ROMを使用して
いる。このナビゲーションシステム研究会統一規格のC
D−ROMには、ディジタル化された地図情報が記憶し
てあり、CPU606のプログラムは記憶していない。
る。CPU606は、ROM609に記憶されたプログ
ラムにしたがって動作する。CPU606では、表示制
御・周辺I/F部607から送られた現在位置情報に基
づき、現在位置付近の地図情報を得るための制御信号
を、表示制御・周辺I/F部607を通してCD−RO
M制御部603に送る。CD−ROM制御部603で
は、現在位置付近の地図情報をCD−ROMドライブ6
04に格納されたCD−ROMから読み出し、表示制御
・周辺I/F部607を通してBUSに供給する。BU
Sに供給された現在位置付近の地図情報は、CPU60
6の制御によりDRAM610に記憶される。次にCP
U606は、DSP605を制御し、DPS605は、
DRAM610に記憶された現在位置付近の地図情報を
表示用の信号に変換し、BUSを介してVRAM611
に記憶する。
は、表示制御・周辺I/F部607に直接送られ、アナ
ログ信号に変換されて、モニタ608に送られ、表示さ
れる。
0は、CPU606のプログラムのワークエリアとし
て、地図データやプログラム変数の保存に使用される。
ッサのプログラムを装置内部のROMに記憶しているの
に対し、マイクロプロセッサのプログラムを取り外し可
能なメモリに記憶している車載ナビゲーション装置が実
用化されている。
グラムを取り外し可能なメモリに記憶している車載ナビ
ゲーション装置である第2の従来例の構成を示してい
る。図7において、700はナビゲーション装置本体で
あり、図6の構成にメモリカードI/F701とメモリ
カード702が追加されており、その他の構成は第1の
従来例と同様である。
する。図7において、CPU606は、メモリカード7
02に記憶されたプログラムにしたがって動作する。メ
モリカード702は、ROM等の記憶内容が車載ナビゲ
ーション装置が動作していない状態でも保存されるメモ
リで構成されている。また、ナビゲーション装置本体7
00とのインターフェースは、メモリカードI/F70
1によって実現しており、ユーザー が取り外し、交換す
ることが可能な構成になっている。メモリカードI/F
701は、PCMPPIA規格のインターフェース回路
で、メモリカード702に記憶されたプログラムが、B
USを介してCPU606と通信できる構成になってい
る。この第2の従来例では、上記第1の従来例のROM
609がメモリカードI/F701およびメモリカード
702に置き換わっており、その他の動作は第1の従来
例と同様である。
クロプロセッサのプログラムが、取り外し可能なメモリ
に記憶されているので、メモリカードの交換によりプロ
グラムの更新が可能である。
従来例が、マイクロプロセッサのプログラムをナビゲー
ション装置内部のメモリ、もしくは取り外し可能なメモ
リに記憶しているのに対し、マイクロプロセッサのプロ
グラムを地図情報が記憶してあるCD−ROM内に記憶
している車載ナビゲーション装置が実用化されている。
このような地図情報が記憶してあるCD−ROMにプロ
グラムを記憶させた車載ナビゲーション装置について
は、例えば、エレクトロニクスライフ1994年6月号
第18頁から第20頁に記載されている。
グラムを地図情報が記憶してあるCD−ROM内に記憶
している車載ナビゲーション装置である第3の従来例の
構成を示している。図8において、800はナビゲーシ
ョン装置本体であり、図6の609、610の代わり
に、起動用ROM801およびプログラムロード/プロ
グラムワークDRAM802が加えられて、その他の部
分は第1の従来例と同様である。
する。図8において、CPU606は、まず起動用RO
M801に記憶された起動用プログラムにしたがって動
作する。この第3の従来例では、ディジタル化された地
図情報とCPU606のプログラムの両方が記憶された
CD−ROMが、CD−ROMドライブ604に格納さ
れている。起動用プログラムは、CD−ROMドライブ
604に格納されたCD−ROM内に記憶されたプログ
ラムを、CD−ROM制御部603および表示制御周辺
I/F部607を通して、プログラムロード/プログラ
ムワークDRAM802に転送する。そして起動用プロ
グラムは、プログラムロード/プログラムワークDRA
M802に転送されたプログラムを実行する。以降、C
PU606は、プログラムロード/プログラムワークD
RAM802に転送されたプログラムにしたがって動作
する。この第3の従来例において、プログラムロード/
プログラムワークDRAM802に転送されたプログラ
ムは、第1の実施例のROM609に記憶されたプログ
ラムと同様のプログラムである。したがって、プログラ
ムロード/プログラムワークDRAM802に転送され
たプログラムが実行後の動作は、第1の従来例と同様で
ある。
ジタル化された地図情報とCPUプログラムの両方が記
憶されたCD−ROMを用い、ナビゲーション装置内部
のROMに記憶された起動プログラムにより、CD−R
OMに記憶されたプログラムをナビゲーション装置内部
のDRAMに転送し、さらに転送したプログラムを実行
しているので、CD−ROMを新しいプログラムを記憶
したCD−ROMに入れ替えることにより、ナビゲーシ
ョン装置のプログラムの更新が可能である。
1の従来例に示す車載ナビゲーション装置では、CPU
のプログラムがナビゲーション装置内部のROMに記憶
されているため、プログラムの更新を行うためには、R
OMの交換が必要となり、装置内部の交換であるためユ
ーザが作業することが困難である。
ーション装置では、メモリカードにCPUのプログラム
が記憶されているので、新しいプログラムを格納したメ
モリカードを装置に挿入することで、プログラムの更新
が可能である。しかし、メモリカードおよびメモリカー
ドI/Fが高価である。
ーション装置では、CD−ROMにCPUのプログラム
が記憶されているので、新しいプログラムを格納したC
D−ROMを装置に挿入することで、プログラムの更新
が可能である。しかし、ナビゲーションシステム研究会
統一規格のCD−ROMのように、ディジタル化された
地図情報のみが記憶されたCD−ROMは使用できない
ため、ディジタル化された地図情報とCPUのプログラ
ムの両方が記憶されているROMを新たに購入する必要
がある。
るものであり、安価なシステムでユーザがCPUプログ
ラムの更新をすることができ、かつディジタル化された
地図情報のみが記憶されたCD−ROMが使用可能な優
れた車載ナビゲーション装置を提供することを目的とす
るものである。
成するために、例えば、地図情報のみを記憶した第1の
CD−ROMと、ナビゲーション装置を動作させるため
のCPUプログラムおよびこのCPUプログラムを装置
内部のフラッシュメモリに転送するためのプログラムを
記憶した第2のCD−ROMを使用し、ナビゲーション
装置に第2のCD−ROMを挿入して、第2のCD−R
OMに記憶されたCPUプログラムを装置内のフラッシ
ュメモリに転送することで、ユーザがナビゲーション装
置のCPUプログラムを更新することができるようにし
たものである。
に、例えば、第2のCD−ROMに記憶されたCPUプ
ログラムをフラッシュメモリに転送するためのプログラ
ムを装置内部のROMに記憶し、ナビゲーション装置に
第2のCD−ROMを挿入したとき、装置内部のROM
に記憶された転送プログラムが起動し、第2のCD−R
OMに記憶されたCPUプログラムをフラッシュメモリ
に転送することで、ユーザがナビゲーション装置のCP
Uプログラムを更新することができるようにしたもので
ある。
置に、ナビゲーション装置を動作させるためのCPUプ
ログラムを記憶した第2のCD−ROMを挿入すること
で、ナビゲーション装置内部のフラッシュメモリに記憶
されたCPUプログラムを更新することができるので、
安価にCPUプログラムの更新ができるとともに、更新
作業終了後はナビゲーション装置内部のフラッシュメモ
リにCPUプログラムが保存されるため、地図用の第1
のCD−ROMに差し替えることで、ナビゲーションシ
ステム研究会統一規格のCD−ROMのように、ディジ
タル化された地図情報のみが記憶されたCD−ROMを
使用してナビゲーション装置を動作することをができ
る。
しながら説明する。図1は本発明に係る車載ナビゲーシ
ョン装置の第1の実施例の構成を示す図である。図1に
おいて、100はナビゲーション装置本体である。10
1はGPSアンテナユニット、102はGPS受信処理
部、103はCD−ROM制御部、104はCD−RO
Mドライブ、105はDSP、106はCPU、107
は表示制御・周辺I/F部、108はモニタ、109は
ROM、110はDRAM、111はフラッシュメモ
リ、112はVRAMである。
ゲーション機能が動作しているときと、CPUプログラ
ムを更新するときに分けて、図2および図3を参照しな
がら説明する。まず、第1の実施例に示す車載ナビゲー
ション装置で、ナビゲーション機能が動作しているとき
の動作について説明する。
01によって受信されたGPS信号は、GPS受信処理
部102に送られ、GPS受信処理部102では、GP
S信号から車両の現在位置、移動方位、移動速度などの
現在位置情報を算出し、これらの情報を表示制御・周辺
I/F部107に送る。表示制御・周辺I/F部107
では、送られた現在位置情報をBUSを介してCPU1
06に送る。
周辺I/F部107を通して送られるCPU106から
の制御信号にしたがって、CD−ROMドライブ104
を制御する。CD−ROMドライブ104には地図情報
を記憶した第1のCD−ROMが格納されている。本実
施例では、地図情報を記憶した第1のCD−ROMとし
てナビゲーションシステム研究会統一規格のCD−RO
Mを使用している。
る。CPU106は、電源投入後、最初にROM109
に記憶されたプログラムにしたがって動作する。図2は
ROM109に記憶されたプログラムの動作を示すフロ
ー図である。第1の実施例では、図2に示すように、電
源投入後、装置はCD−ROMドライブ104に挿入さ
れているCD−ROMのIDを調べる(S1)。ここで
はCD−ROMドライブ104には地図情報を記憶した
第1のCD−ROMが格納されているので(S2)、フ
ラッシュメモリ111に記憶されているCPUプログラ
ムが実行される(S3)。フラッシュメモリ111に
は、第1の従来例に示すROMに記憶しているプログラ
ムと同様のCPUプログラムが記憶されている。したが
って、CPU106では、表示制御・周辺I/F部10
7から送られた現在位置情報に基づき、現在位置付近の
地図情報を得るための制御信号を、表示制御・周辺I/
F部107を通してCD−ROM制御部103に送る。
CD−ROM制御部103では、現在位置付近の地図情
報をCD−ROMドライブ104に格納された第1のC
D−ROMから読み出し、表示制御・周辺I/F部10
7を通してBUSに供給する。BUSに供給された現在
位置付近の地図情報は、CPU106の制御によりDR
AM110に記憶される。次にCPU106は、DSP
105を制御し、DPS105は、DRAM110に記
憶された現在位置付近の地図情報を表示用の信号に変換
し、BUSを介してVRAM112に記憶する。
は、表示制御・周辺I/F部107に直接送られ、アナ
ログ信号に変換されてモニタ108に送られ、表示され
る。
動作している時は、DRAM110はCPU106のプ
ログラムのワークエリアとして、地図データやプログラ
ム変数の保存に使用される。
ョン装置で、CPUプログラムを更新するときの動作に
ついて説明する。CPUプログラムを更新するときは、
CD−ROMドライブ104に新しいナビゲーション用
CPUプログラムとフラッシュメモリ書き換え用プログ
ラムを記憶した第2のCD−ROMを挿入する。そし
て、装置の電源を投入すると、CPU106はROM1
09に記憶されたプログラムにしたがって動作する。図
2に示すように、電源投入後、装置はCD−ROMドラ
イブ104に挿入されているCD−ROMのIDを調べ
る(S1)。ここではCD−ROMドライブ104には
CPUプログラムを記憶した第2のCD−ROMが挿入
されているので(S4)、CD−ROMに記憶されたフ
ラッシュメモリ書き換え用プログラムをDRAM110
に転送する(S5)。そしてDRAM110に転送した
フラッシュメモリ書き換え用プログラムを実行する(S
6)。
ラムの動作を示すフロー図である。フラッシュメモリ書
き換え用プログラムでは、まず、フラッシュメモリ11
1上に既に存在するナビゲーション用プログラムのバー
ジョンを調べる(S11)。次に新たに挿入された第2
のCD−ROMに記憶されたナビゲーション用プログラ
ムのバージョンを調べる(S12)。そして、これら2
つのプログラムのバージョンを比較し(S13)、新た
に挿入された第2のCD−ROMのプログラムのバージ
ョンが新しい場合は、そのCD−ROM上のプログラム
をフラッシュメモリ111に上書きする(S14)。し
たがってナビゲーション用プログラムが更新される。
ゲーション装置にナビゲーション用プログラムをロード
するためのフラッシュメモリを備え、ナビゲーション用
プログラムとCPUプログラムを第2のCD−ROMか
らフラッシュメモリに転送するためのプログラムを記憶
した第2のCD−ROMを用いてナビゲーション用プロ
グラムの更新を行うことにより、ユーザによりナビゲー
ション装置のCPUプログラムを更新することができ
る。
について図面を参照しながら説明する。図4は本発明に
係る車載ナビゲーション装置の第2の実施例の構成を示
す図である。図4において、200はナビゲーション装
置本体である。101はGPSアンテナユニット、10
2はGPS受信処理部、103はCD−ROM制御部、
104はCD−ROMドライブ、105はDSP、10
6はCPU、107は表示制御・周辺I/F 部、10
8はモニタ、110はDRAM、111はフラッシュメ
モリ、112はVRAMであり、これらは第1の実施例
と同じである。第1の実施例と異なるのは起動用ROM
201とフラッシュメモリ書き換え用ROM202であ
る。また、本実施例における第2のCD−ROMにはC
PUプログラムだけが記憶され、CPUプログラムをフ
ラッシュメモリ111に転送するためのプログラムは、
フラッシュメモリ書き換え用ROM202に記憶されて
いる。
ゲーション機能が動作しているときと、CPUプログラ
ムを更新するときに分けて、図5を参照しながら説明す
る。まず、第2の実施例に示す車載ナビゲーション装置
で、ナビゲーション機能が動作しているときの動作につ
いて説明する。
01によって受信されたGPS信号は、GPS受信処理
部102に送られ、GPS受信処理部102では、GP
S信号から車両の現在位置、移動方位、移動速度などの
現在位置情報を算出し、これらの情報を表示制御・周辺
I/F部107に送る。表示制御・周辺I/F部107
では、送られた現在位置情報をBUSを介してCPU1
06に送る。
周辺I/F部107を通して送られるCPU106から
の制御信号にしたがって、CD−ROMドライブ104
を制御する。CD−ROMドライブ104には、地図情
報を記憶した第1のCD−ROMが格納されている。本
実施例では、地図情報を記憶した第1のCD−ROMと
してナビゲーションシステム研究会統一規格のCD−R
OMを使用している。
る。CPU106は、電源投入後、最初に起動用ROM
202に記憶されたプログラムにしたがって動作する。
図5は起動用ROM202に記憶されたプログラムの動
作を示すフロー図である。第2の実施例では、図5に示
すように、電源投入後、装置はCD−ROMドライブ1
04に挿入されているCD−ROMのIDを調べる(S
1)。ここではCD−ROMドライブ104には地図情
報を記憶した第1のCD−ROMが格納されているので
(S22)、フラッシュメモリ111に記憶されている
CPUプログラムが実行される(S23)。以下の動作
は第1の実施例と同様である。
動作している時は、第1の実施例同様、DRAM110
はCPU106のプログラムのワークエリアとして、地
図データやプログラム変数の保存に使用される。
ョン装置で、CPUプログラムを更新するときの動作に
ついて説明する。CPUプログラムを更新するときは、
CD−ROMドライブ104に新しいナビゲーション用
CPUプログラムを記憶した第2のCD−ROMを挿入
する。そして、装置の電源を投入すると、CPU106
は起動ROM201に記憶されたプログラムにしたがっ
て動作する。図5に示すように、電源投入後、装置はC
D−ROMドライブ104に挿入されているCD−RO
MのIDを調べる(S21)。ここではCD−ROMド
ライブ104には、CPUプログラムを記憶した第2の
CD−ROMが挿入されているので(S24)、フラッ
シュメモリ書き換え用ROM202に記憶されたフラッ
シュメモリ書き換え用プログラムを実行する(S2
5)。地図情報を記憶した第1のCD−ROMの場合は
(S22)、フラッシュメモリ111に記憶されたプロ
グラムを実行する(S23)。
き換え用プログラムは、第1の従来例におけるフラッシ
ュメモリ書き換え用プログラムと同様である。したがっ
て、図3に示すように、フラッシュメモリ書き換え用プ
ログラムでは、まず、フラッシュメモリ上に既に存在す
るナビゲーション用プログラムのバージョンを調べる
(S11)。次に新しく挿入された第2のCD−ROM
に記憶されたナビゲーション用プログラムのバージョン
を調べる(S12)。そして、これら2つのプログラム
のバージョンを比較し、新しく挿入された第2のCD−
ROMのプログラムのバージョンが新しい場合は(S1
3)、そのCD−ROM上のプログラムをフラッシュメ
モリに上書きする(S14)。したがってナビゲーショ
ン用プログラムが更新される。
ゲーション装置にナビゲーション用プログラムをロード
するためのフラッシュメモリと、第2のCD−ROM上
のCPUプログラムをフラッシュメモリに転送するため
のプログラム記憶したROMを備え、ナビゲーション用
プログラムを記憶したCD−ROMを用いてナビゲーシ
ョン用プログラムの更新を行うことにより、ユーザがナ
ビゲーション装置のCPUプログラムを更新することが
できる。
例では、GPS信号により車両の現在位置情報を算出し
ているが、車速パルス、ジャイロセンサーにより車両の
現在位置情報を算出してもよい。
例では、ナビゲーション用プログラムの記憶装置とし
て、フラッシュメモリを用いているが、電池などにより
記憶が消えないようにバックアップ処理されたSRAM
を用いても良い。
例では、ナビゲーション用プログラムの記憶装置とし
て、フラッシュメモリを用いているが、ハードディスク
装置を用いても良い。
例では、地図情報を記憶した第1のCD−ROMとして
ナビゲーションシステム研究会統一規格のCD−ROM
を使用しているが、他の規格による地図情報を記憶した
CD−ROMを使用しても良い。
例では、地図情報の記憶および新しいナビゲーション用
プログラムとしてCD−ROMを使用しているが、CD
−ROMドライブおよびCD−ROM制御部の代わり
に、メモリカードI/Fおよびメモリカード制御部を用
いることで、メモリカードを用いても良い。
Mとフラッシュメモリ書き換え用ROMを別々に備えて
いるが、それぞれに記憶されているプログラムを同一の
ROMに記憶することで、単一のROMを使用しても良
い。
に、車載ナビゲーション装置の制御を行うコンピュータ
プログラムを格納する書き換え可能な記憶手段を装置内
部に備え、道路地図情報が記憶された第1の記憶手段と
は異なる取り外し可能な第2の記憶手段に記憶されたコ
ンピュータプログラムを、読み出し手段から読み出して
書き換え可能な記憶手段に書き込むことで、コンピュー
タプログラムの更新を行うようにしたので、安価にCP
Uプログラムの更新ができるとともに、更新作業終了後
はナビゲーション装置内部の書き換え可能な記憶手段に
CPUプログラムが保存されるため、ナビゲーションシ
ステム研究会統一規格のCD−ROMのように、ディジ
タル化された地図情報のみが記憶された取り外し可能な
第1の記憶手段を使用してナビゲーション装置を動作さ
せることができる。
置を示す概略ブロック図
れたプログラムの動作を示すフロー図
リ書き換えプログラムの動作を示すフロー図
置を示す概略ブロック図
記憶されたプログラムの動作を示すフロー図
を示す概略ブロック図
を示す概略ブロック図
を示す概略ブロック図
Claims (7)
- 【請求項1】 第1の記憶手段に記憶された道路地図情
報を読み出し手段によって読み出し、表示手段に表示す
る車載ナビゲーション装置において、 前記車載ナビゲーション装置の制御を行うコンピュータ
プログラムを格納する書き換え可能な記憶手段を装置内
部に備え、前記道路地図情報が記憶された第1の記憶手
段とは異なる取り外し可能な第2の記憶手段に記憶され
たコンピュータプログラムを、前記読み出し手段から読
み出して前記書き換え可能な記憶手段に書き込むこと
で、コンピュータプログラムの更新を行うことを特徴と
する車載ナビゲーション装置であって、前記記憶手段に
記憶されたコンピュータプログラムのバージョンと、前
記第2の記憶手段に記憶されたコンピュータプログラム
のバージョンとを比較して、前記第2の記憶手段に記憶
されたコンピュータプログラムのバージョンの方が新し
い場合に、前記コンピュータプログラムの更新を行う車
載ナビゲーション装置。 - 【請求項2】 第2の記憶手段に記憶されたコンピュー
タプログラムを書き換え可能な記憶手段に書き込むため
の第2のコンピュータプログラムを、前記第2記憶手段
に記憶したことを特徴とする請求項1に記載の車載ナビ
ゲーション装置。 - 【請求項3】 第2の記憶手段に記憶されたコンピュー
タプログラムを書き換え可能な記憶手段に書き込むため
の第2のコンピュータプログラムを、車載ナビゲーショ
ン装置内部の記憶手段に記憶したことを特徴とする請求
項1に記載の車載ナビゲーション装置。 - 【請求項4】 第2の記憶手段にコンピュータプログラ
ムを格納していることを示す認識情報を記憶し、第2の
記憶手段を車載ナビゲーション装置で読み出したとき
に、車載ナビゲーション装置に記憶された第2のコンピ
ュータプログラムが実行されることを特徴とする請求項
3に記載の車載ナビゲーション装置。 - 【請求項5】 車載ナビゲーション装置の制御を行うコ
ンピュータプログラムを格納する書き換え可能な記憶手
段としてフラッシュメモリを使用することを特徴とする
請求項1、請求項2、請求項3または請求項4に記載の
車載ナビゲーション装置。 - 【請求項6】 取り外し可能な記憶手段として光ディス
クを使用することを特徴とする請求項1、請求項2、請
求項3または請求項4に記載の車載ナビゲーション装
置。 - 【請求項7】 取り外し可能な記憶手段として半導体メ
モリカードを使用することを特徴とする請求項1、請求
項2、請求項3または請求項4に記載の車載ナビゲーシ
ョン装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25234495A JP3202154B2 (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 車載ナビゲーション装置 |
Publications (2)
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JPH0996530A JPH0996530A (ja) | 1997-04-08 |
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ID=17235978
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1995
- 1995-09-29 JP JP25234495A patent/JP3202154B2/ja not_active Expired - Lifetime
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