JP3197720U - 座席用肘掛 - Google Patents

Abstract

【課題】こうもり傘でも折りたたみ傘でも肘掛けに掛けることができ、傘を持って座席に座る必要がなく、濡れた傘を手に持って座席に座ることを解消した傘を保持する機能が付いた座席用肘掛を提供する。【解決手段】傘を差し込む穴２と傘の紐を掛ける突起３とを座席用肘掛け１に設けた。【選択図】図１

Description

本考案は座席用肘掛に関するものであり、肘掛の形状に工夫を加え、傘を保持する機能を持つものである。

雨傘は、こうもり傘や折りたたみ傘が通常使われている。従来は、多数の人が利用する劇場や競技場、電車などは、これらの傘を置くところがなく、各人が傘を持って座席に座る必要がある。

しかし、これでは雨が降ったとき、濡れた傘を手に持って座席に座ることになる。また傘が濡れてない場合や濡れた傘をポリ袋に入れた場合でも、傘を持ったまま座席に座る。

そこで、座席用肘掛の一部に、こうもり傘を差し込んで保持する穴と、折りたたみ傘の紐を掛けて保持する突起とを設けた肘掛を考案した。

傘を保持する機能が付いた本考案の座席用肘掛により、こうもり傘でも折りたたみ傘でも肘掛けに掛けることができ、傘を持って座席に座る必要がない。濡れた傘を手に持って座席に座ることを解消する。

図１は、座席用肘掛に、傘を差し込んで保持する筒状の穴と、肘掛けの先端部に溝をつくり傘の紐を掛ける突起とを設けた形状を上から見た平面図である。図２は図１のＡ−Ａ’断面図である。筒状の穴の断面はこうもり傘を床面に届くように差し込み倒れない大きさにする。突起は折りたたみ傘の紐を掛けて外れない形状にする。図３はこうもり傘と折りたたみ傘を本考案の座席用肘掛けに保持した状態の断面図である。

本考案の座席用肘掛けは、図４のように差し込み穴の一部を欠いた形と欠いた部分の突起に紐を掛ける形状にしてもよいし、図５のように肘掛に差し込み穴と前正面に紐を掛ける突起を設けた形状としてもよい。

傘の差し込み穴と紐を掛ける突起を設けた座席用肘掛けの平面図である。 図１をＡ−Ａ’から見た断面図である。 本考案による座席用肘掛にこうもり傘および折りたたみ傘を掛けた状態の断面図である。 肘掛の前部に、穴の一部を欠いた傘の差し込み穴と、傘の紐を掛ける突起部に滑り止めの溝を設けた肘掛けの部分平面図である。 傘の差し込み穴と傘の紐を掛ける突起を肘掛の前正面部に設けた肘掛けの部分立面図である。

１ 座席用肘掛
２ 差し込み穴
３ 紐掛け突起
４ 紐掛け溝
５ こうもり傘
６ 折りたたみ傘
７ 折りたたみ傘の紐
８ 床

Claims (1)

1. 傘を差込んで保持する穴と傘の紐を掛ける突起とを設けたことを特徴とする座席用肘掛

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