JP3194037U - 建設現場における社会保険管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】建設現場において、作業員に社会保険の加入を促すことができる管理システムを提供する。【解決手段】各作業員990について保険の加入状況を登録する登録部と、管理区域の入退場口801に設置され、作業員990が着用する物または当該作業員が携帯する物の表面に形成された識別画像を撮像するカメラ291と、撮像された識別画像から作業員990を特定し、登録部を参照して特定された作業員990についての保険の加入状況を特定する特定部と、決定された加入状況が所定の基準を満たしていない場合、作業員990に対し報知を行うモニタ280と、を備える。【選択図】図1

Description

本考案は、作業員の状態を管理するシステム、特に建設現場において社会保険の加入状況を管理するシステムに関する。
近年、建設現場等において作業に従事する者について、労働時間が適切か否か、法令等に基づく各種の保険制度に適切に加入しているかなど、労務の管理を厳格に行うことが求められている。例えば特許文献1には、作業区域の入退場口にカメラを設置して入場および退場した作業員を特定し、その入場時刻および退場時刻を記録して、記録した情報に基づいて労災保険の申告書類の作成を自動的に行うという技術がある。
特開2013−117825号公報
特許文献1に記載の技術においては、各作業員の入退場時間を特定し、労災保険の申請を行う場合に必要な書類の作成を補助することができる。しかし、所定の保険に加入しているかを確認することや、未加入の者に対して加入を促すといったことはできない。
本考案は、作業員に保険の加入を促すことを目的とする。
本考案は、一の態様において、各作業者について保険の加入状況を登録する登録部と、管理区域の入場口に設置され、作業者が着用する物または当該作業者が携帯する物の表面に形成された識別画像を撮像する撮像部と、該撮像された識別画像から前記作業者を特定し、前記登録部を参照して該特定された作業者についての前記保険の加入状況を特定する特定部と、該特定された加入状況が所定の基準を満たしていない場合、前記作業者に対し報知を行う報知部とを備える管理システムを提供する。
好ましい態様において、前記識別画像は前記作業者が着用するヘルメットに貼り付けられる。
好ましい態様において、前記保険は複数種類の社会保険を含み、前記加入状況は複数種類の社会保険のそれぞれについての加入の有無を示し、前記報知部は前記加入状況に応じた内容の音声メッセージを放音する。
好ましい態様において、前記登録部は各作業者の所属先を更に登録し、前記報知部は、作業者の所属先に応じた内容の音声メッセージを放音する。
好ましい態様において、前記報知部は表示部を備え、前記管理区域内に居る作業者を示す情報を表示する。
好ましい態様において、前記管理区域への入場を規制するゲートと、該決定された加入状況が所定の基準を満たしていない場合、該特定された作業員が前記管理区域への入場ができないように、前記ゲートを制御する制御部とを更に有する。
本考案によれば、必要な作業員に対して保険への加入が促される。
入退場管理システム100の概要を示す図。 (a)はシール110をヘルメット900に貼付した例を示す図、(b)はシール110の外観を示す図。 入退場管理システム100の機能図。 保険管理データベースT4に記憶される情報の例を示す図。 作業員管理テーブルT1に記憶される情報の例を示す図。 入退場管理テーブルT2に記憶される情報の例を示す図。 報知制御テーブルT3に記憶される情報の例を示す図。 画面S1に表示される情報の例を示す図。 画面S1に表示される情報の例を示す図。 画面S1に表示される情報の例を示す図。
図1は入退場管理システム100の概要を示す。入退場管理システム100は、端末200および管理サーバ300を含む。
端末200は、入退場口801、通路802を有する現場に設置される。作業員990は、通路802を通って入退場口801から作業現場(作業員のみが立ち入りを許された管理区域)への入場および当該現場からの退場を行う。端末200は、モニタ280およびタブレット端末290を含む。モニタ280は、液晶ディスプレイ等の表示装置であり、タブレット端末290と接続されている。入場時に作業員990に目視しやすい位置に設定される。タブレット端末290は、カメラ291を含み、少なくとも、撮像機能と放音機能と通信機能とを含むコンピュータ端末(例えばタブレット端末)である。端末200はインターネット500を介して管理サーバ300と接続される。
管理サーバ300は、建設会社や商社等によって運用され、加入状況の登録、更新、編集、外部端末からの要求に応じた情報の提供を行うサーバである。
図2は、各作業員990が自分専用のものとして着用するヘルメット900を示す。ヘルメット900は、管理区域に入る際に着用が義務づけられているものである。(領域A)に示すように、ヘルメット900には、シール110が貼り付けられている。シール110はシート状で、印刷等によって、表面にカラーコード120が形成されている。カラーコード120は、複数のブロック121によって構成される。各ブロック121は、予め定められた複数の色のうちのいずれか一色で形成される。予め定められた複数の色とは、例えば、ブラック、シアン、マゼンダ、イエローの4色である。あるいは、これらの色に加えて、例えばグリーン、レッド、ブルー、オレンジを用いてもよい。用いる色、色の数、ブロック121の数は、管理対象の作業員990の数や画像読み取り精度等に応じて設定することができる。
この配色の組み合わせは、シール110毎に異なる。すなわち、各作業員990が着用するヘルメット900にはそれぞれシール110が貼り付けられるが、配色パターンは作業員ごとに異なり、これによって、各作業員が一意に特定できるようになっている。
図3は入退場管理システム100の機能を示す。まず、管理サーバ300について説明する。管理サーバ300は、通信IF301、入力部302、記憶部303、制御部309を含む。通信IF301は、Ethernet(登録商標)アダプタやWi-Fi通信モジュールなどによって実現され、端末200と情報の授受を行う。入力部302は、キーボードやマウス等の情報を入力する手段である。入力された情報は、保険管理データベースT4に記憶される。制御部309は、CPU等のプロセッサやRAM等のメモリによって実現され、個人を一意に識別するID(以下単にIDという)を含む照会要求を端末200から受けると、保険管理データベースT4を参照して、そのIDに対応する属性情報および加入状況情報を読み出して端末200に送信する。記憶部303は、ハードディスクや半導体メモリであって、保険管理データベースT4を格納する。
図4は保険管理データベースT4に記憶される情報の例を示す。保険管理データベースT4には、IDに対応付けて、氏名、属性情報として所属先の企業(所属先がない場合も含む)、保険の加入状況を示す情報、およびその他の情報が登録される。保険の加入状況とは、健康保険、年金雇用保険といった各種保険のそれぞれに加入しているか否かを示す情報である。その他の情報としては、作業員990の労務管理に関係する情報であって、例えば最後に受けた健康診断の日などを含む。同図では、IDが01234の人は、雇用主がXYZ建設で、健康保険および年金保険には加入しているが、雇用保険に加入していないということを表す。各作業員990についての属性情報および加入状況情報は、入力部302を介して予め保険管理データベースT4に登録される。
図3に戻り、端末200について説明する。端末200は、報知部201、撮像部202、通信IF205、記憶部206、および制御部209を含む。撮像部202は、レンズ等の光学系や撮像素子を有するカメラであって、所定の範囲(入退場口801の周辺の空間)を常時撮像し、得られた画像データを制御部209に出力する。
報知部201は放音部203および表示部204を含む。放音部203は、スピーカ、アンプ、音声信号処理回路などによって実現され、制御部209から受信した制御信号および音響信号に基づいて放音を行う。表示部204は、液晶パネルや駆動回路によって実現され、制御部209から映像信号を受信すると画像を表示する。表示部204は、この例では、モニタ280の表示画面とタブレット端末290の表示画面として実装される。一の態様において、両画面には同一の内容が表示される。ただし、いずれか一方の表示画面を機能させないようにしてもよい。あるいは、一つのコンテンツをモニタ280とタブレット端末290の2つの画面を協働させて表示させてもよい。
通信IF205はEthernetアダプタやWi-Fi通信モジュールによって実現され、管理サーバ300と情報の授受を行う。記憶部206は、ハードディスクや半導体メモリであって、作業員管理テーブルT1、入退場管理テーブルT2、および報知制御テーブルT3が格納される。
図5は、作業員管理テーブルT1に記憶される情報の例を示す。作業員管理テーブルT1には、コードバターンとIDとが対応付けて記憶されている。コードバターンとは、所定のアルゴリズムを用いて、画像認識処理によって特定されたカラーコード120の配色パターンを符号化した値である。
図6は、入退場管理テーブルT2に記憶される情報の例を示す。入退場管理テーブルT2には、各作業員について、入場の有無および退場の有無を示す情報が記憶される。同図の例では、ID「01359」の作業員について、入場を確認したが退場を確認していない状態(すなわち、管理区域内に滞在中と推定)にあることを示す。ID「09570」の作業員については、入場したが既に退場していること、ID「02580」の作業員については、現在までのところ入場も退場もしていないことを示す。
図7は、報知制御テーブルT3に記憶される情報の例を示す。報知制御テーブルT3は、所属先の分類に対応付けて、適用される条件の内容と、加入状況が当該条件を満たす場合と満たさない場合のそれぞれについて、実行すべき報知動作の内容(何も報知しない場合も含む)を記述したものである。
例えば、作業員990が一次会社の社員であって所定の条件(条件1)を満たさない場合は、「入場できません」という合成音声が放音される。一方、二次会社の社員が条件を満たさない場合は、「社会保険に加入してください」という音声メッセージが、法人に所属していない作業員が条件を満たさない場合は、「社会保険に加入してください」との音声メッセージがそれぞれ放音される。いずれの所属先の場合でも、加入条件を満たしている場合は何も報知されない。すなわち、加入が必要な作業員のみに報知がなされる。なお、報知される音響波は音声メッセージに限らず、音声メッセージとともにまたは音声メッセージに変えて、警告音を用いてもよい。
なお、同図の例において、「一次会社」とは、例えば上記管理区域を設定・管理する法人との間で交された直接的な契約に基づいて作業を行う企業を、「二次会社」とは上記一次会社との間の契約に基づいて作業を行う一次会社の系列会社や一次会社の下請け(孫請け)企業を、「個人」とは所属法人が存在しない者(自営業者)をそれぞれ意味する。上述した所属の区分の定義については、一例であって、担当する作業の内容や有する責任等に基づいて区分を設定してもよい。
また、「条件」とは、保険の加入に関して予め策定された基準であり、例えば健康保険、年金保険、雇用保険の全てについて加入しているか否か、あるいは上記健康保険のうち少なくとも一つに加入しているか否かなどである。また、この条件は、所定の保険への加入/非加入の別以外の情報のほか、加入が義務なのか、義務ではないが奨励されているのか、全くの任意なのか、などの強制性(任意性)によって定義されてもよい。この場合、例えば、加入が強制ではなく奨励されているにすぎない場合は、実態が未加入でも条件が充足されていると判定する。
このように、所属先等の作業者の属性に応じた加入条件を設定可能にすることで、報知を行うか否かの判断を、法令や労務管理ポリシーの変更などに応じて柔軟に対応することができる。また、属性に応じて報知内容を変更可能にすることで、作業員990に与える影響力(強制力)の程度を細かく制御することができる。
なお、所属先の分類を決定するには、例えば、記憶部206において、一次会社の企業名を予め登録しておき、管理サーバ300から取得した所属先が登録されている場合は「二次会社」に分類し、登録されていない場合または「個人」として登録されている場合は、「個人」に分類すればよい。
制御部209は、CPU、画像処理プロセッサ、音響処理プロセッサなどの各種プロセッサやRAM等のメモリによって実現される。制御部209は、撮像部202から画像データを受けとると、画像解析を行ってカラーコード120を表す画像が含まれていないかを随時監視し、カラーコード120を表す画像を検出すると、作業員管理テーブルT1を参照してコードバターンを特定し、対応付けられたIDを特定する。なお、一つの画像に複数のコードバターンを抽出した場合(典型的には、2人以上の作業員990が接近して入退場口801付近を通過した場合)、検知した複数のコードバターンの各々についてIDを特定する。
加えて、制御部209は、特定したIDの作業員990が入場したか退場したか否かを判定する。作業員990がこれから入場するのか退場したのかを判別する方法については、例えば、検知時刻に基づいて行う。具体的には、同一IDについて、一日のうちでより早い時刻(初回)に検知したときを入場、二回目に検知したときを退場であると判定する。あるいは、連続的に撮像された画像(動画)を解析することによって、作業員990の移動方向を判定する。あるいは、モニタ280がタブレット端末である場合は、タッチパネル等の入力手段を用いて作業員990に入場なのか退場なのかを入力させてもよい。全ての作業員990についての入場/退場の判定結果情報は、入退場管理テーブルT2に記憶される。
また、制御部209は、報知制御テーブルT3を参照して、特定したIDを含む要求を管理サーバ300に送信する。この要求に対する応答として、管理サーバ300から属性情報と加入状況情報とを受信すると、制御部209はその作業員990の所属先に対応する加入条件が満たされているか否かを判定し、判定結果に応じて報知部201の報知動作を決定し、必要に応じて当該動作が実現するように報知部201に制御信号(表示部204に対する画像信号や放音部203に対する制御信号)を出力する。
このように、端末200において、作業員990が通過するたびに個人が特定され、管理サーバ300から属性情報や加入状況が取得され、取得した属性情報や加入状況に基づいて、表示処理および報知処理が行われる。
図8〜図10を用いて、報知内容の例を説明する。
図8は、モニタ280に表示される画面S1の例を示す。画面S1は、領域A1、領域A2、領域A3、および領域A4で構成される。領域A1には撮像した画像が表示される。領域A2には、登録した作業員990全ての入退場の状況に関する情報が表示される。具体的には、登録した作業員の各人に対応して、氏名が表示された長方形オブジェクト(C)が表示される。各オブジェクトは、入場中、退場済み、未入場という3つの状態のいずれかに応じた色で表示される。領域A3には、加入の状況に応じたメッセージが表示される。領域A4には、上段に検知した作業員990の加入状況その他の情報が表示され、その下段には所属先が要請する加入条件が表示される。
図8〜10は、異なる3人の作業員990を検知した場合に実行される報知の例である。
図8の例では、この作業員990の所属先(二次会社に分類されている)は、健康保険、年金保険および雇用保険のそれぞれについて加入が推奨されている。一方、この作業員990の各保険への加入の実態は、それぞれ、「加入」、「未加入」、「加入」となっている。よって、二次会社についての加入条件は満たされていると判定される。この結果、この作業員990に対して加入を促すための報知動作は実行されない。領域A3には、入場が端末200にて確認されたことを伝えるメッセージが表示される。
一方、図9の作業員990(一次会社に所属)の場合、年金保険および雇用保険に未加入であるため、一次会社に分類される所属先の加入条件を満たしていないと判定される。この結果、管理区域内に入場できないことを示すメッセージが領域A3に表示されるとともに、放音部203から、一次会社の作業員が条件を満たしていない場合として予め定められた音声メッセージが放音される。
図10の作業員990の場合は、所属先である「個人」について設定されている加入条件が満たされていると判定される。ただし、この例では、他の保険にも加入したほうが好ましいという労務管理ポリシーの下、入退場管理システム100においてこの人についても他の保険の加入を促すように設定されている。この結果、端末200において、入場は認めるが保険加入を促すようなメッセージが領域A3に表示されるとともに、加入を柔らかく促すような音声メッセージが放音される。
なお、領域A3に表示されるメッセージと音声メッセージとは必ずしも同内容である必要はない。
上記の実施例においては、監視対象の作業員990個々の加入状況に応じて、必要な者に対してのみ加入を促すことができる。従って、報知が不要な者の気分を害すことがない。また、加入状況のチェックは作業員が必ず通る入退場口で自動的に行われるので、入退場の管理と合わせて、報知を確実に行うことができる。また、監視対象の数だけ画像を容易してヘルメットに貼り付ければよいので、例えば無線通信タグを対象者に携帯させることよって個人の特定を行う場合に比べて、監視対象の数によらず、安価でシステムを構築することができる。また、所属先や加入状況に応じて的確な報知が行われる。
入退場管理システム100の機能をハードウェアに実装させる方法において、上記実施例の構成は一例にすぎない。例えば、管理サーバ300の機能を端末200に統合し、入退場口のみにハードウェアを設置する。こうすれば、通信回線を介して加入情報を照会する時間を短縮することができる。あるいは、作業員管理テーブルT1、入退場管理テーブルT2、報知制御テーブルT3、および保険管理データベースT4の少なくともいずれか一つを記憶する記憶装置を、それぞれネットワークを介して接続された異なるコンピュータに設置してもよい。また、撮像機能や放音機能はそれぞれ端末200と別途独立に設置したカメラおよびスピーカユニットによって提供されてもよい。また、個人を識別する情報に加えて、所属先や加入状況などの情報をカラーコード120に内包させてもよい。
要は、本技術の管理システムは、各作業者について保険の加入状況を登録する登録手段と、管理区域の入場口または退場口に設置され、作業者が着用する物または当該作業者が携帯する物の表面に形成された識別画像を撮像する撮像手段と、該撮像された識別画像から前記作業者を特定する第1特定手段と、前記登録手段を参照し、該特定された作業者についての前記保険の加入状況を特定する第2特定手段と、該決定された加入状況が所定の基準を満たしていない場合、前記作業者に対し報知を行う報知手段とを備えていればよい。
管理区域内への入場および管理区域内からの退場の少なくともいずれか一方を規制するゲート装置を入退場管理システム100に設け、制御部209における加入状況の照合結果に基づいて当該ゲート装置を制御してもよい。この場合、図9に示すような場合は、入場できないというメッセージとともに、ゲートを閉じて強制的に入場ができないような制御が行われる。照合結果から、少なくとも入場を許容できる場合は、当該ゲートを開ける。
上述した保険の加入状況は例示である。本技術は、保険の内容、性質、種類数、社会保険の定義などには関係なく、適用することができる。同様に、加入条件の設定方法や、加入情報を満たしているか否かの基準、表示メッセージまたは音声メッセージその他の報知の内容については、上述した例に限らない。例えば、加入強制力(「必須」、「推奨」、「任意」)を保険の種類ごとに異ならせてもよい。要は、加入状況や管理ポリシー等に応じて、必要な作業員に対して加入促進効果が最大限発揮されるように、上記の条件、基準、報知内容等を設定すればよい。
図8〜10に示した画面構成は一例にすぎない。例えば、領域A1〜領域A4のうち、領域A1、領域A2については省略してもよい。この場合、さらに入退場管理テーブルT2を省略し、入退場の管理を端末200で行わなくてもよい。つまり、本技術は入退場管理とセットで行う必要はない。
各作業者を識別するための画像や形態、当該画像の貼付位置、およびカメラの位置について、上記の実施例は一例である。ヘルメットではなく作業着や肌(身体)の一部に画像を形成してもよい。例えば、自分専用のヘルメットを所有していない作業者の場合は、個人を特定できるシール110を発行する。そして、この作業者については管理区域内に入場する際にこのコードが印刷されたカードを携帯させ、端末200を用いてカメラ291の方向にカードをかざすように促してもよい。
要するに、本技術においては、作業員とともに移動し各作業員を特定できる画像が、撮像手段に検知可能な空間を通過するようになっていればよい。例えば、識別コードの貼付位置や作業員の姿勢等によって正常な読み取りができなかった場合は、作業員に立ち止まって、撮像手段(の撮像範囲)とカラーコードとが所定の位置関係となるように、立ち止まるまたはカメラ正面にコードをかざすなどの行動をとるよう作業員に促してもよい。
100・・・入退場管理システム、200・・・端末、300・・・管理サーバ、201・・・報知部、202・・・撮像部、203・・・放音部、204・・・表示部、205・・・通信IF、206・・・記憶部、209・・・制御部、301・・・通信IF、309・・・制御部、303・・・記憶部、302・・・入力部、121・・・ブロック、120・・・カラーコード、900・・・ヘルメット、990・・・作業員、110・・・シール、500・・・インターネット、801・・・入退場口、802・・・通路、280・・・モニタ、290・・・タブレット端末、291・・・カメラ

Claims (6)

  1. 各作業者について保険の加入状況を登録する登録部と、
    管理区域の入場口に設置され、作業者が着用する物または当該作業者が携帯する物の表面に形成された識別画像を撮像する撮像部と、
    該撮像された識別画像から前記作業者を特定し、前記登録部を参照して該特定された作業者についての前記保険の加入状況を特定する特定部と、
    該特定された加入状況が所定の基準を満たしていない場合、前記作業者に対し報知を行う報知部と
    を備える管理システム。
  2. 前記識別画像は、前記作業者が着用するヘルメットに貼り付けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の管理システム。
  3. 前記保険は複数種類の社会保険を含み、
    前記加入状況は、複数種類の社会保険のそれぞれについての加入の有無を示し、
    前記報知部は、前記加入状況に応じた内容の音声メッセージを放音する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の管理システム。
  4. 前記登録部は、各作業者の所属先を更に登録し、
    前記報知部は、該特定された作業者の所属先に応じた内容の音声メッセージを放音する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つに記載の管理システム。
  5. 前記報知部は表示部を備え、
    前記管理区域内に居る作業者を示す情報を表示する
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一つに記載の管理システム。
  6. 前記管理区域への入場を規制するゲートと、
    該特定された加入状況が所定の基準を満たしていない場合、該特定された作業員が前記管理区域への入場ができないように、前記ゲートを制御する制御部と
    を更に有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一つに記載の管理システム。
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JP2016167248A (ja) * 2014-09-09 2016-09-15 五洋建設株式会社 入退場管理システム

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