JP3190568U - キャスター装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】地震発生時に動き出し、商品棚等からの商品の転落を最小限に食い止めることのできるキャスター装置を提供する。
【解決手段】床面上を転動可能な転動体12を備え、机等の脚部7の下端に設けられるキャスター装置8において、普段は、転動体12を床面から浮き上がらせるように、脚部7の下端から垂設されて下端が床面に当接するとともに、震度6以上の地震発生時には、転動体12を床面に当接させるように変形し得るストッパー片14,14,14を備えて構成する。
【選択図】図3
【解決手段】床面上を転動可能な転動体12を備え、机等の脚部7の下端に設けられるキャスター装置8において、普段は、転動体12を床面から浮き上がらせるように、脚部7の下端から垂設されて下端が床面に当接するとともに、震度6以上の地震発生時には、転動体12を床面に当接させるように変形し得るストッパー片14,14,14を備えて構成する。
【選択図】図3
Description
本考案は、机等の脚部の下端に設けられるキャスター装置に関するものである。
従来、特許文献1に開示されているような商品棚の商品の転落防止装置が存在する。
この装置では、2本の転落防止バーが棚の前面に上下移動可能に設けられた構造となっている。
この装置では、2本の転落防止バーが棚の前面に上下移動可能に設けられた構造となっている。
上記特許文献1に開示されている構造では、棚に支持部材を取り付け、この支持部材に転落防止バーを移動可能に設けるものであるため、商品棚全体として部材が多くなってしまうという問題点があった。
本考案は、簡単な構造で商品等の転落を最小限に食い止めることのできるキャスター装置の提供を目的とし、この目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本考案のキャスター装置は、床面上を転動可能な転動体を備え、机等の脚部の下端に設けられるキャスター装置において、普段は前記転動体を前記床面から浮き上がらせるように前記脚部の下端から垂設されて下端が前記床面に当接するとともに、所定震度以上の地震発生時には前記転動体を前記床面に当接させるように変形し得るストッパー片を備えていることを要旨とする。
本考案のキャスター装置は、床面上を転動可能な転動体を備え、机等の脚部の下端に設けられるキャスター装置において、普段は前記転動体を前記床面から浮き上がらせるように前記脚部の下端から垂設されて下端が前記床面に当接するとともに、所定震度以上の地震発生時には前記転動体を前記床面に当接させるように変形し得るストッパー片を備えていることを要旨とする。
本考案のキャスター装置は、机や商品棚の脚部の下端に設けられるものであり、普段は脚部の下端に垂設されているストッパー片が床面に当接しており、机や商品棚等は動くことがなく良好に固定状態に維持されるものであり、地震が発生した時には、このストッパー片が変形して転動体が床面に当接されるため、転動体の転動により商品棚や机が動き出し、商品棚や机の上に載せてある商品や本等の転落を最小限に食い止めることができる。
なお、ストッパー片の変形とは、ストッパー片に破壊や折れが生じて上下寸法が短くなる場合、或いは、垂直状態からストッパー片に水平方向への曲げや傾動が生じて上下寸法が短くなる場合を含むものである。
なお、ストッパー片の変形とは、ストッパー片に破壊や折れが生じて上下寸法が短くなる場合、或いは、垂直状態からストッパー片に水平方向への曲げや傾動が生じて上下寸法が短くなる場合を含むものである。
また、本考案のキャスター装置において、震度6以上で前記ストッパー片が変形するように構成することもできる。
こうすれば、震度6以上の地震が発生した時に、初めて転動体が床面に当接して動き出すため、震度6以上の地震発生時に良好に商品や本等の転落を最小限に食い止めることができる。
こうすれば、震度6以上の地震が発生した時に、初めて転動体が床面に当接して動き出すため、震度6以上の地震発生時に良好に商品や本等の転落を最小限に食い止めることができる。
また、本考案のキャスター装置において、前記ストッパー片が前記転動体の外周側に複数間隔をおいて垂設されている構成とすることもできる。
こうすれば、複数のストッパー片の下端が床面に当接して、普段は良好に商品棚や机を動かない状態に固定しておくことができ、また、転動体の外周側にストッパー片が垂設されているため、内側の転動体を良好にストッパー片で隠して見栄えを良好なものとすることができる。
こうすれば、複数のストッパー片の下端が床面に当接して、普段は良好に商品棚や机を動かない状態に固定しておくことができ、また、転動体の外周側にストッパー片が垂設されているため、内側の転動体を良好にストッパー片で隠して見栄えを良好なものとすることができる。
また、本考案のキャスター装置において、前記ストッパー片が前記脚部の下端に固定される脚部とは別体の部材に形成されているものとすることもできる。
こうすれば、ストッパー片が垂設された別体の部材を、商品棚や机の脚部の下端に取り付けて、既存の商品棚や机等に後付けできるものとなる。
こうすれば、ストッパー片が垂設された別体の部材を、商品棚や机の脚部の下端に取り付けて、既存の商品棚や机等に後付けできるものとなる。
次に、本考案を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、商品を載せた商品棚の斜視図であり、商品棚1は、ベース部2の上方に間隔をおいて、それぞれ水平に下棚板3と中棚板4と上棚板5が配置されており、各棚板3,4,5上には、それぞれ商品6,6,6を置いて使用できるものであり、ベース部2の四隅には、下方側へ向かって4本の脚部7,7,7,7が設けられており、この各脚部7の下端に、それぞれキャスター装置8が設けられている。
図1は、商品を載せた商品棚の斜視図であり、商品棚1は、ベース部2の上方に間隔をおいて、それぞれ水平に下棚板3と中棚板4と上棚板5が配置されており、各棚板3,4,5上には、それぞれ商品6,6,6を置いて使用できるものであり、ベース部2の四隅には、下方側へ向かって4本の脚部7,7,7,7が設けられており、この各脚部7の下端に、それぞれキャスター装置8が設けられている。
また、図2には、机9の斜視図を示し、机9の天板10上には複数の本11,11が置かれており、この机9の4本の脚部7,7,7,7のそれぞれの下端には、キャスター装置8,8,8,8が設けられている。
この商品棚1や机9の脚部7の下端に設けられるキャスター装置8は、例えば図3に要部斜視構成図で示すような構造となっている。
脚部7の下端中央部には、ベアリングで構成された球状の転動体12が転動可能に配置されており、この転動体12は、床面に当接することで床面上を転動することができ、転動体12の転動により商品棚1或いは机9が移動可能なものとなっている。
脚部7の下端中央部には、ベアリングで構成された球状の転動体12が転動可能に配置されており、この転動体12は、床面に当接することで床面上を転動することができ、転動体12の転動により商品棚1或いは机9が移動可能なものとなっている。
本例では、この転動体12の外側に、間隔をおいて4本のストッパー片14,14,14,14が転動体12を囲むようにして垂設されている。
この4本のストッパー片14,14,14,14は、板状の固定部13を脚部7の下端に取り付け固定することにより、脚部7の下端から垂設されるものであり、固定部13が脚部7の水平断面形状に対応した四角形状に形成されている場合は、固定部13の四隅から4本のストッパー片14,14,14,14が垂設されており、各ストッパー片14は、本例では水平断面がL字状の断面となっている。
L字状の断面であるため強度が大であるが、各ストッパー片14,14間は間隔が空いているため、震度6以上の地震発生時の揺れが生じたような場合には、この各ストッパー片14,14,14,14が変形するような強度に設定されている。即ち、ストッパー片14,14,14,14に破壊や折れが生じて上下寸法が短くなるように設定されているか、或いは、垂直状態からストッパー片14,14,14,14に水平方向への曲げや傾動が生じて上下寸法が短くなるように設定されている。
この4本のストッパー片14,14,14,14は、板状の固定部13を脚部7の下端に取り付け固定することにより、脚部7の下端から垂設されるものであり、固定部13が脚部7の水平断面形状に対応した四角形状に形成されている場合は、固定部13の四隅から4本のストッパー片14,14,14,14が垂設されており、各ストッパー片14は、本例では水平断面がL字状の断面となっている。
L字状の断面であるため強度が大であるが、各ストッパー片14,14間は間隔が空いているため、震度6以上の地震発生時の揺れが生じたような場合には、この各ストッパー片14,14,14,14が変形するような強度に設定されている。即ち、ストッパー片14,14,14,14に破壊や折れが生じて上下寸法が短くなるように設定されているか、或いは、垂直状態からストッパー片14,14,14,14に水平方向への曲げや傾動が生じて上下寸法が短くなるように設定されている。
各ストッパー片14の下端は、前記転動体12の下端よりも僅かに下方側へ延びた高さ寸法となっており、固定部13を脚部7に取り付けてストッパー片14,14,14,14が垂設されている状態では、各ストッパー片14,14,14,14の下端が床面に当接して、転動体12を床面から浮き上がらせるように構成されている。
従って、普段は各ストッパー片14,14,14,14の下端が床面に当接するため、商品棚1或いは机9は横方向へ移動することなく定位置に固定された状態となる。
従って、普段は各ストッパー片14,14,14,14の下端が床面に当接するため、商品棚1或いは机9は横方向へ移動することなく定位置に固定された状態となる。
各ストッパー片14,14,14,14は、震度6以上の地震発生時に変形する強度或いは構造に設定されているため、震度6以上の地震発生時にはストッパー片14,14,14,14が外側等へ変形したり、曲げが生じたりして、高さ寸法が普段の状態よりも減少するため、震度6以上の地震発生時には転動体12が床面に当接することとなり、この状態では、転動体12を介して商品棚1或いは机9は横方向へ動き出すものである。
従って、震度6以上の地震発生時に商品棚1或いは机9が横方向へ動き出すことで、載せられている商品6或いは本11は転落が最小限に食い止められることとなる。
なお、各ストッパー片14,14,14,14は固定部13に一体形成されているため、固定部13を介し後付けで脚部7の下端に取り付けできるものである。
従って、震度6以上の地震発生時に商品棚1或いは机9が横方向へ動き出すことで、載せられている商品6或いは本11は転落が最小限に食い止められることとなる。
なお、各ストッパー片14,14,14,14は固定部13に一体形成されているため、固定部13を介し後付けで脚部7の下端に取り付けできるものである。
次に、図4は、キャスター装置8の別例を示すものである。
この図4では、脚部7の下端中央部に一対の支持アーム15が垂設されており、一対の支持アーム15の下端に横方向に軸16が通され、この軸16に転動可能に円板ローラー状の転動体12が設けられたものであり、この転動体12の外側を囲むように、間隔をおいて4本のストッパー片14,14,14,14が垂設されている。
この図4では、脚部7の下端中央部に一対の支持アーム15が垂設されており、一対の支持アーム15の下端に横方向に軸16が通され、この軸16に転動可能に円板ローラー状の転動体12が設けられたものであり、この転動体12の外側を囲むように、間隔をおいて4本のストッパー片14,14,14,14が垂設されている。
この各ストッパー片14,14,14,14は、上端の固定部13から略垂直に一体形成されたものであり、固定部13を脚部7へ取り付けた状態では、各ストッパー片14,14,14,14の下端が床面F上に当接し、転動体12を床面から浮かび上がらせることができるものである。
図4の状態では、各ストッパー片14,14,14,14の下端が床面Fに当接して、商品棚1或いは机9は動くことのない固定された状態に維持される。
図4の状態では、各ストッパー片14,14,14,14の下端が床面Fに当接して、商品棚1或いは机9は動くことのない固定された状態に維持される。
震度6以上の地震発生時に各ストッパー片14,14,14,14が変形するように構成されているため、震度6以上の地震発生時には転動体12が床面Fに当接状態となり、その状態では転動体12が床面F上を転動可能であり、地震発生時に商品棚1或いは机9が動き出し、これにより載せられている商品6或いは本11の転落を最小限に食い止めることができるものである。
1 商品棚
2 ベース部
3,4,5 棚板
6 商品
7 脚部
8 キャスター装置
9 机
11 本
12 転動体
13 固定部
14 ストッパー片
2 ベース部
3,4,5 棚板
6 商品
7 脚部
8 キャスター装置
9 机
11 本
12 転動体
13 固定部
14 ストッパー片
Claims (4)
- 床面上を転動可能な転動体を備え、机等の脚部の下端に設けられるキャスター装置において、
普段は前記転動体を前記床面から浮き上がらせるように前記脚部の下端から垂設されて下端が前記床面に当接するとともに、所定震度以上の地震発生時には前記転動体を前記床面に当接させるように変形し得るストッパー片を備えていることを特徴とするキャスター装置。 - 震度6以上で前記ストッパー片が変形するように構成した請求項1に記載のキャスター装置。
- 前記ストッパー片が前記転動体の外周側に複数間隔をおいて垂設されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載キャスター装置。
- 前記ストッパー片が前記脚部の下端に固定される脚部とは別体の部材に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3に記載のキャスター装置。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3190568U true JP3190568U (ja) | 2014-05-15 |
Family
ID=
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108244895A (zh) * | 2018-01-24 | 2018-07-06 | 南京机器人研究院有限公司 | 一种便于移动的仓储货架 |
Cited By (1)
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CN108244895A (zh) * | 2018-01-24 | 2018-07-06 | 南京机器人研究院有限公司 | 一种便于移动的仓储货架 |
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