JP3189877B2 - 低転位窒化ガリウムの結晶成長方法 - Google Patents

低転位窒化ガリウムの結晶成長方法

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    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S2304/00Special growth methods for semiconductor lasers
    • H01S2304/12Pendeo epitaxial lateral overgrowth [ELOG], e.g. for growing GaN based blue laser diodes
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    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/02Structural details or components not essential to laser action
    • H01S5/0206Substrates, e.g. growth, shape, material, removal or bonding

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窒化ガリウムの結
晶成長方法に関し、特に、転位密度の低い窒化ガリウム
の結晶成長方法に関する。
【0002】
【従来の技術】窒化ガリウムは、燐化インジウムや砒化
ガリウムといった従来の一般的な化合物半導体に比べ、
禁制帯幅エネルギーが大きい。そのため、窒化ガリウム
系化合物半導体は緑から紫外にかけての発光素子、特に
半導体レーザ(以下単にレーザと略記する)への応用が
期待されている。
【0003】従来、代表的な窒化ガリウム系化合物半導
体である窒化ガリウムは、有機金属化学気相成長(以下
MOVPEと略記する)法により、(11−20)面ま
たは(0001)面を表面とするサファイア基板上に形
成されることが一般的であった。
【0004】図18は、このような従来の技術の窒化ガ
リウムの結晶成長方法によりサファイア(0001)面
基板上に形成された代表的な窒化ガリウム系レーザの概
略断面図である(S. Nakamura et al., Jpn. J. Appl.
Phys. 35 (1996) L74)。図18において、この窒化ガリ
ウム系レーザは、(0001)面を表面とするサファイ
ア基板101上に、成長温度550℃の厚さ300Åの
アンドープの窒化ガリウム低温成長バッファ層180
2、珪素が添加された厚さ3μmのn型窒化ガリウムコ
ンタクト層1803、珪素が添加された厚さ0.1 μ
mのn型In0.1Ga0.9 N層1804、珪素が添加さ
れた厚さ0.4 μmのn型Al0.15Ga 0.85Nクラッ
ド層1805、珪素が添加された厚さ0.1μmのn型
窒化ガリウム光ガイド層1806、厚さ25Åのアンド
ープのIn0.2 Ga0.8N量子井戸層と厚さ50Åのア
ンドープのIn0.05 Ga0.95N障壁層からなる26周
期の多重量子井戸構造活性層1807、マグネシウムが
添加された厚さ200Åのp型Al0.2 Ga0.8 N層1
808、マグネシウムが添加された厚さ0.1μmのp
型窒化ガリウム光ガイド層1809、マグネジウムが添
加された厚さ0.4μmのp型Al0.15Ga0.85Nクラ
ッド層1810、マグネシウムが添加された厚さ0.5
μmのp型窒化ガリウムコンタクト層1811、ニッケ
ル(第1層)および金(第2層)からなるp電極181
2、チタン(第1層)およびアルミニウム(第2層)か
らなるn電極1813が形成されている。半導体結晶層
1802,1803,1804,1805,1806,
1807,1808,1809,1810,1811の
形成はMOVPE法により行われた。
【0005】図19は、やはり上述の従来技術の結晶成
長法によりサファイア(11−20)面基板上に形成さ
れた代表的な窒化ガリウム系レーザの概略断面図である
(S.Nakamura et al., Jpn. J. Appl. Phys. 35 (1996)
L217) 。図19において、この窒化ガリウム系レーザ
は、(11−20)面を表面とするサファイア基板19
01上に、成長温度550℃の厚さ500Åのアンドー
プの窒化ガリウム低温成長バッファ層1902、珪素が
添加された厚さ3μmのn型窒化ガリウムコンタクト層
1803、珪素が添加された厚さ0.1μmのn型In
0.1 Ga0.9 N層1804、珪素が添加された厚さ0.
4μmのn型Al0.12Ga0.88Nクラッド層1905、
珪素が添加された厚さ0.1μmのn型窒化ガリウム光
ガイド層1806、厚さ25ÅのアンドープのIn0.2
Ga0.8 N量子井戸層と厚さ50ÅのアンドープのIn
0.05Ga0.95N障壁層からなる20周期の多重量子井戸
構造活性層1907、マグネシウムが添加された厚さ2
00Åのp型Al0.2 Ga 0.8 N層1808、マグネシ
ウムが添加された厚さ0.1μmのp型窒化ガリウム光
ガイド層1809、マグネシウムが添加された厚さ0.
4μmのp型Al0. 15Ga0.85Nグラッド層1810、
マグネシウムが添加された厚さ0.5μmのp型窒化ガ
リウムコンタクト層1811、ニッケル(第1層)およ
び金(第2層)からなるp電極1812、チタン(第1
層)およびアルミニウム(第2層)からなるn電極18
13が形成されている。半導体結晶層1802,180
3,1804,1905,1806,1907,180
8,1809,1810,1811の形成はMOVPE
法により行われた。
【0006】このような従来技術の結晶成長法により形
成された窒化ガリウムは、貫通転位密度が高いという問
題点がある。よって、その貫通転位密度を低減するため
に、改善された窒化ガリウムの結晶成長法もいくつか考
案されている。
【0007】例えば、ある改善された従来技術の窒化ガ
リウムの結晶成長方法は以下の通りである(特願平9−
59076)。まず、MOVPE法により、サファイア
(0001)面基板101上に、厚さ1μmの窒化ガリ
ウム層102を形成した。次に、前記窒化ガリウム層1
02の表面に、熱CVD法およびリソグラフィーおよび
弗酸によるウエットエッチングにより、窒化ガリウムの
[11−20]方向に平行なストライプ状の開口部を有
する酸化珪素マスク103を形成した。しかる後に、ハ
イドライド気相成長(以下ハイドライドVPEと略記す
る)法により、前記マスク103の開口部に窒化ガリウ
ム層104を形成した。ハイドライドVPE法による前
記窒化ガリウム層104の形成は、相隣接する開口部に
形成された窒化ガリウム層104が相互に接合し、か
つ、接合部表面の平坦化が終了するまで行われた。
【0008】また、例えば、別の改善された従来技術の
窒化ガリウムの結晶成長方法は以下の通りである(特開
平8−255932)。まず、MOVPE法により、サ
ファイア(0001)面基板上に、熱CVD法およびリ
ソグラフィーおよび弗酸によるウエットエッチングによ
り、窒化ガリウムの[1−102]方向に平行なストラ
イプ状の開口部を有する酸化珪素マスク103を形成し
た。次に、MOVPE法により、前記マスク103の開
口部にのみ窒化ガリウム層104を形成している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】窒化ガリウム、窒化ア
ルミニウム、窒化インジウム、サファイアの常温付近で
の[1000]軸(α軸)格子定数はそれぞれaGaN
=3.1892Å、αAN=3.11Å、αInN=
3.54Å、αsap=4.758Åであり、常温付近
での[0001]軸(c軸)格子定数はそれぞれcGa
N=5.185Å、cAlN=4.98Å、cInN=
5.7Å、csap=12.991Åである。よって、
従来技術の結晶成長法より形成された図18に示された
窒化ガリウム系レーザにおいては、n型窒化ガリウムコ
ンタクト層1803より表面側の半導体層とサファイア
(0001)面基板101の間には大きな格子定数差が
存在する。また、従来技術の結晶成長法より形成された
図19に示された窒化ガリウム系レーザにおいても、n
型窒化ガリウムコンタクト層1803より表面側の半導
体層とサファイア(11−20)面基板1901の間に
は大きな格子定数差が存在する。このように基板と大き
く格子定数が異なる層を形成するヘテロ成長において
は、その格子定数差を吸収するために、比較的低温で形
成されたバッファ層に続いて比較的高温で結晶成長を行
うという二段階成長法が有効である。実際、従来技術の
結晶成長法より形成された図18および図19に示され
た窒化ガリウム系レーザにおいては、窒化ガリウム低温
成長バッファ層1802および1902が、n型窒化ガ
リウムコンタクト層1803とサファイア基板101お
よび1901の間に存在する大きな格子定数差を吸収す
るために形成されている。
【0010】しかるに、このような窒化ガリウム低温成
長バッファ層1802および1902を用いたとして
も、格子定数差を完全に吸収することはできず、従来技
術の結晶成長法より形成された図18および図19に示
された窒化ガリウム系レーザにおいては、n型窒化ガリ
ウムコンタクト層1803より表面側の半導体層には1
9 cm-2程度の密度の貫通転位が生じている。この転
位密度の大きさが、窒化ガリウム系レーザのしきい値の
高さや室温連続発振の際の寿命の短さの原因となってい
る。
【0011】一方、図22に示された、改善された従来
技術の窒化ガリウムの結晶成長方法によれば、貫通転位
密度を107 cm-2程度まで低減することが可能である
が、そのためには、窒化ガリウム層104を厚さ数十μ
m程度以上形成する必要がある。ところが、窒化ガリウ
ムの常温付近でのα軸方向の熱膨張係数はΔαGaN/
αGaN=5.59×10-6-1であり、サファイアの
それはΔαsap/αsap=7.5×10-6-1であ
り、両者の間には大きな差がある。よって、図22に示
された、改善された従来技術の窒化ガリウムの結晶成長
方法において、貫通転位密度を107 cm-2程度まで低
減するために、窒化ガリウム層104を厚さ数十μm程
度以上形成した場合、窒化ガリウム層103とサファイ
ア基板101の熱膨張係数差から、試料が大きく反って
しまうという問題があった。
【0012】また、図23に示された、改善された従来
技術の窒化ガリウムの結晶成長方法によれば、貫通転位
密度を105 cm-2程度まで低減することが可能である
が、幅数μm程度以下のストライプ状の領域に関しての
みであり、窒化ガリウム系レーザ等の素子に応用する際
には、素子の構造に関し、大変大きな制約があるという
問題があった。
【0013】本発明の窒化ガリウムの結晶成長方法によ
れば、直径数cm程度以上の大面積の領域において、貫
通転位密度が107 cm-2程度の窒化ガリウム層を形成
することが可能であり、かつ、その厚さは数μm程度以
下であるため、窒化ガリウム層と基板の熱膨張係数差か
ら試料が大きく反るという問題もない。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の窒化ガリウムの
結晶成長方法は、(0001)面または(0001)面
とのなす角が5°以内である面を表面とする窒化ガリウ
ム層、または単結晶基板の表面に、開口部を有するマス
クを形成する工程と、前記マスクの開口部にのみ選択的
に結晶成長により窒化ガリウム層を形成する工程と、前
記マスクを除去する工程と、基板を温度900℃以上に
熱することによりマストランスポートを生じせしめる
程とを、前記順序で少なくとも含むことを特徴とする。
前記単結晶基板としては、(0001)面または(00
01)面とのなす角が5°以内である面を表面とするサ
ファイア基板、または(11−20)面または(11−
20)面とのなす角が5°以内である面を表面とするサ
ファイア基板を用いることが好ましい。前記マスクの開
口部の形状は、窒化ガリウムの[11−20]方向また
は[11−20]方向とのなす角が5°以内である方向
に平行なストライプ状であることが好ましい。
【0015】また、本発明の窒化ガリウムの結晶成長方
法は、(0001)面または(0001)面とのなす角
が5°以内である面を表面とする窒化ガリウム層の表面
に、開口部を有するマスクを形成する工程と、前記マス
クの開口部のみをドライエッチングによりエッチングす
る工程と、前記マスクを除去する工程と、基板を温度9
00℃以上に熱することによりマストランスポートを生
じせしめる工程とを、前記順序で少なくとも含むことを
特徴とする。また、本発明の窒化ガリウムの結晶成長方
法は、(0001)面または(0001)面とのなす角
が5°以内である面を表面とする窒化ガリウム層、また
は単結晶基板の表面に、開口部を有するマスクを形成す
る工程と、前記マスクの開口部にのみ選択的に結晶成長
により窒化ガリウム層を形成し、相隣接する開口部に形
成された窒化ガリウム層を相互に接合せしめる工程と、
結晶成長を行わずに基板を温度900℃以上保持する
ことによりマストランスポートを生じせしめる工程と
を、前記順序で少なくとも含むことを特徴とする。前記
単結晶基板としては、(0001)面または(000
1)面とのなす角が5°以内である面を表面とするサフ
ァイア基板、または(11−20)面または(11−2
0)面とのなす角が5°以内である面を表面とするサフ
ァイア基板を用いることが好ましい。前記マスクの開口
部の形状は、窒化ガリウムの[1−100]方向または
[1−100]方向とのなす角が5°以内である方向に
平行なストライプ状であることが好ましい。
【0016】上記本発明の窒化ガリウムの結晶成長方法
においては、マスク材として、例えば、酸化珪素または
窒化珪素を用いることができる。
【0017】上記本発明の窒化ガリウムの結晶成長方法
においては、窒化ガリウム層を形成する結晶成長法とし
て、例えば、MOVPE法を用いることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、実
施例に基づき図面を参照して詳しく説明する。
【0019】実施例1 窒化ガリウム層上の窒化ガリウムの選択成長とマストラ
ンスポートを用いて、窒化ガリウム層の貫通転位密度を
低減した。
【0020】サファイア(0001)面基板101上
に、成長温度550℃で厚さ300Åのアンドープの窒
化ガリウム低温成長バッファ層1802を形成した後
に、MOVPE法により(0001)面を表面とする厚
さ1.5μmのアンドープの窒化ガリウム層102を形
成した。その後、窒化ガリウム層102の表面に、熱化
学気相堆積(以下熱CVDと略記する)法およびリソグ
ラフィーおよび弗酸によるエッチングにより、窒化ガリ
ウム[11−20]方向に平行なストライプ状の開口部
を持つ厚さ3000Åの酸化珪素マスク103を形成し
た。開口部の幅は5μm、マスク103の幅は5μmで
あった。しかる後に、MOVPE法により前記マスク1
03の開口部にのみ選択的に厚さ1.5μmのアンドー
プの窒化ガリウム層104を形成した。ここまでの工程
を終えた基板の概略断面図を図1に示す。その後、前記
マスク103を弗酸によるエッチングにより除去した。
ここまでの工程を終えた基板の概略断面図を図2に示
す。さらに、基板温度1000℃にて10分間保持する
と、マストランスポートにより窒化ガリウム層104の
表面が平坦化した。ここまでの工程を終えた基板の概略
断面図を図3に示す。
【0021】実施例2 窒化ガリウム層のドライエッチングとマストランスポー
トを用いて、窒化ガリウム層の貫通転位密度を低減し
た。
【0022】サファイア(0001)面基板101上
に、成長温度550℃で厚さ300Åのアンドープの窒
化ガリウム低温成長バッファ層1802を形成した後
に、MOVPE法により(0001)面を表面とする厚
さ3.0μmのアンドープの窒化ガリウム層102を形
成した。その後、窒化ガリウム層102の表面に、熱C
VD法およびリソグラフィーおよび弗酸によるエッチン
グにより、窒化ガリウムの[11−20]方向に平行な
ストライプ状の開口部を持つ厚さ3000Åの酸化珪素
マスク103を形成した。開口部の幅は5μm、マスク
103の幅は5μmであった。しかる後に、前記マスク
103の開口部のみを反応性イオンビームエッチング
(以下RIBEと略記する)法により、深さ1.5μm
エッチングした。ここまでの工程を終えた基板の概略断
面図を図4に示す。その後、前記マスク103を弗酸に
よるエッチングにより除去した。ここまでの工程を終え
た基板の概略断面図を図5に示す。さらに、基板温度1
000℃にて10分間保持すると、マストランスポート
により窒化ガリウム層102の表面が平坦化した。ここ
までの工程を終えた基板の概略断面図を図6に示す。
【0023】実施例3 窒化ガリウム層上の窒化ガリウムの選択成長とマストラ
ンスポートを用いて、窒化ガリウム層の貫通転位密度を
低減した。
【0024】サファイア(0001)面基板101上
に、成長温度550℃で厚さ300Åのアンドープの窒
化ガリウム低温成長バッファ層1802を形成した後
に、MOVPE法により(0001)面を表面とする厚
さ1.5μmのアンドープの窒化ガリウム層102を形
成した。その後、窒化ガリウム層102の表面に、熱C
VD法およびリソグラフィーおよび弗酸によるエッチン
グにより、窒化ガリウムの[1−100]方向に平行な
ストライプ状の開口部を持つ厚さ3000Åの酸化珪素
マスク103を形成した。開口部の幅は5μm、マスク
103の幅は5μmであった。しかる後に、MOCVD
法により前記マスクの開口部のみに(0001)面を表
面とするアンドープの窒化ガリウム層104の形成を開
始した。(0001)面を表面とする窒化ガリウムの
[11−20]方向へのラテラル成長速度は速いため、
相隣接する開口部に形成された窒化ガリウム層は次第に
相互に接合し、マストランスポートにより接合部表面の
平坦化が始まったが、その平坦化が完了する前に窒化ガ
リウム層104の形成を終了した。窒化ガリウム層10
4の厚さは1.5μmであった。窒化ガリウム層104
の形成時初期の基板の様子を示す概略断面図を図7に、
相隣接する開口部に形成された窒化ガリウム層が相互に
接合したときの基板の様子を示す概略断面図を図8に、
窒化ガリウム層104の形成終了時の基板の様子を示す
概略断面図を図9に示す。さらに結晶成長を行わずに基
板温度1000℃にて10分間保持すると、マストラン
スポートにより窒化ガリウム層104の表面が平坦化し
た。ここまでの工程を終えた基板の概略断面図を図10
に示す。
【0025】実施例4 サファイア基板上の窒化ガリウムの選択成長法とマスト
ランスポートを用いて、窒化ガリウム層の貫通転位密度
を低減した。
【0026】サファイア(0001)面基板101上
に、熱CVD法およびリソグラフィーおよび弗酸による
エッチングにより、窒化ガリウムの[11−20]方向
に平行なストライプ状の開口部を持つ厚さ3000Åの
酸化珪素マスク103を形成した。開口部の幅は5μ
m、マスク103の幅は5μmであった。続いてMOV
PE法により前記マスク103の開口部にのみ選択的に
成長温度550℃で厚さ300Åのアンドープの窒化ガ
リウム低温成長バッファ層1802を形成した後に、M
OVPE法により前記マスク103の開口部のみに(0
001)面を表面とする厚さ1.5μmのアンドープの
窒化ガリウム層104を形成した。ここまでの工程を終
えた基板の概略断面図を図11に示す。その後、前記マ
スク103を弗酸によるエッチングにより除去した。こ
こまでの工程を終えた基板の概略断面図を図12に示
す。さらに、基板温度1000℃にて10分間保持する
と、マストランスポートにより窒化ガリウム層104の
表面が平坦化した。ここまでの工程を終えた基板の概略
断面図を図13に示す。
【0027】実施例5 サファイア基板上の窒化ガリウムの選択成長とマストラ
ンスポートを用いて、窒化ガリウム層の貫通転位密度を
低減した。
【0028】サファイア(0001)面基板101上
に、熱CVD法およびリソグラフィーおよび弗酸による
エッチングにより、窒化ガリウムの[1−100]方向
に平行なストライプ状の開口部を持つ厚さ3000Åの
酸化珪素マスク103を形成した。開口部の幅は5μ
m、マスク103の幅は5μmであった。続いて、MO
CVD法により前記マスクの開口部のみ成長温度550
℃で厚さ300Åのアンドープの窒化ガリウム低温成長
バッファ層1802を形成した後に、MOVPE法によ
り前記マスクの開口部にのみ(0001)面を表面とす
るアンドープの窒化ガリウム層104の形成を開始し
た。(0001)面を表面とする窒化ガリウムの[11
−20]方向へのラテラル成長速度は速いため、相隣接
する開口部に形成された窒化ガリウム層は次第に相互に
接合し、マストランスポートにより接合部表面の平坦化
が始まったが、その平坦化が完了する前に窒化ガリウム
層104の形成を終了した。窒化ガリウム層104の厚
さ1.5μmであった。窒化ガリウム層104形成時初
期の基板の様子を示す概略断面図を図14に、相隣接す
る開口部に形成された窒化ガリウム層が相互に接合した
ときの基板の様子を示す概略断面図を図15に、窒化ガ
リウム層104の形成終了時の基板の様子を示す概略断
面図を図16に示す。さらに、結晶成長を行わずに基板
温度1000℃にて10分間保持すると、マストランス
ポートにより窒化ガリウム層104の表面が平坦化し
た。ここまでの工程を終えた基板の概略断面図を図17
に示す。
【0029】
【発明の効果】窒化ガリウムは高温で非常に顕著なマス
トランスポートを示す性質がある。例えば、(000
1)面を表面とする、表面に数μm程度の段差のある窒
化ガリウム層を、基板温度900℃程度以上で数分程度
以上保持すると、マストランスポートのため表面が平坦
化する。この急激に進行するマストランスポートに伴っ
て、マストランスポート前に窒化ガリウム層に存在し
た、窒化ガリウムのc軸に沿って表面に達する貫通転位
の多くは、窒化ガリウムの(0001)面に平行な方向
に向きを変える。このため、実施例1ないし5に示され
た本発明の窒化ガリウムの結晶成長方法において、マス
トランスポート前に窒化ガリウム層の表面付近に109
cm-2程度の密度で存在した貫通転位は、マストランス
ポート後には107 cm-2程度の密度まで減少する。実
施例1に示された本発明の窒化ガリウムの結晶成長方法
において、マストランスポート前の窒化ガリウム層10
2および104中の転位の様子を示す基板の概略断面図
を図20、マストランスポート後の窒化ガリウム層10
2および104中の転位の様子を示す基板の概略断面図
図21に示す。
【0030】本発明の窒化ガリウムの結晶成長法によれ
ば、厚さ数μm程度以下で107 cm-2程度の貫通転位
密度が実現できるため、図22に示されたような従来技
術の窒化ガリウムの結晶成長方法のように、窒化ガリウ
ムと基板の熱膨張係数差から、試料が大きく反ってしま
うという問題もない。
【0031】また、本発明の窒化ガリウムの結晶成長法
によれば、直径数cm程度以上の大面積の領域に、窒化
ガリウム層を形成することが可能であるため、図23に
示された従来技術の窒化ガリウムの結晶成長法のよう
に、素子に応用する際に素子構造に大きな制約があると
いう問題もない。
【0032】(0001)面を表面とする窒化ガリウム
の選択成長においては、窒化ガリウムの[11−20]
方向へのラテラル成長速度は[0001]方向への成長
速度と同程度であり、窒化ガリウムの[1−100]方
向のラテラル成長速度は[0001]方向の成長速度に
比べ非常に遅いという性質がある。実施例1および実施
例4に示された窒化ガリウムの結晶成長方法は、選択成
長法を用いて窒化ガリウム層104を形成しているが、
この場合、窒化ガリウム層104のラテラル成長を抑え
る必要があるため、窒化ガリウムの[11−20]方向
に平行なストライプ状の開口部を持つマスクパタンを採
用している。一方、実施例3および実施例5に示された
窒化ガリウムの結晶成長方法も、選択成長法を用いて窒
化ガリウム層104を形成しているが、この場合は、窒
化ガリウム層104のラテラル成長を利用する必要があ
るため、窒化ガリウムの[1−100]方向に平行なス
トライプ状の開口部を持つマスクパタンを使用してい
る。
【0033】本発明の窒化ガリウムの結晶成長方法は、
上述した実施例1ないし実施例5に示されるマスクパタ
ンや層構造においてのみ有効であるという訳ではなく、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、あらゆるパタンおよ
びあらゆる層構造において有効である。なお、本発明に
おけるサファイア基板の表面方位に関しては、実施例1
ないし実施例5に示されたような(0001)面である
必要はなく、(11−20)面でもよい。さらにサファ
イア基板の表面面方位に関しては、必ずしも厳密に(0
001)面または(11−20)面である必要はなく、
(0001)面または(11−20)面となす角が5°
程度以内の面ならば本発明の効果に支障はない。さら
に、マスクの開口部のストラライプ方向は必ずしも厳密
に窒化ガリウムの[11−20]方向や[1−100]
方向である必要はなく、窒化ガリウムの[11−20]
方向または[1−100]方向とのなす角が5°程度以
内の方向ならば本発明の効果に支障はない。また、マス
ク材として、酸化珪素ではなく、窒化珪素を用いた場合
においても、本発明の実施に支障はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に示された本発明の窒化ガリウムの結
晶成長方法の工程の中途を示す概略断面図である。
【図2】実施例1に示された本発明の窒化ガリウムの結
晶成長方法の工程の中途を示す概略断面図である。
【図3】実施例1に示された本発明の窒化ガリウムの結
晶成長方法により形成された、窒化ガリウム層を示す概
略断面図である。
【図4】実施例2に示された本発明の窒化ガリウムの結
晶成長方法の工程の中途を示す概略断面図である。
【図5】実施例2に示された本発明の窒化ガリウムの結
晶成長方法の工程の中途を示す概略断面図である。
【図6】実施例2に示された本発明の窒化ガリウムの結
晶成長方法により形成された、窒化ガリウム層を示す概
略断面図である。
【図7】実施例3に示された本発明の窒化ガリウムの結
晶成長方法の工程の中途を示す概略断面図である。
【図8】実施例3に示された本発明の窒化ガリウムの結
晶成長方法の工程の中途を示す概略断面図である。
【図9】実施例3に示された本発明の窒化ガリウムの結
晶成長方法の工程の中途を示す概略断面図である。
【図10】実施例3に示された本発明の窒化ガリウムの
結晶成長方法により形成された、窒化ガリウム層を示す
概略断面図である。
【図11】実施例4に示された本発明の窒化ガリウムの
結晶成長方法の工程の中途を示す概略断面図である。
【図12】実施例4に示された本発明の窒化ガリウムの
結晶成長方法の工程の中途を示す概略断面図である。
【図13】実施例4に示された本発明の窒化ガリウムの
結晶成長方法により形成された、窒化ガリウム層を示す
概略断面図である。
【図14】実施例5に示された本発明の窒化ガリウムの
結晶成長方法の工程の中途を示す概略断面図である。
【図15】実施例5に示された本発明の窒化ガリウムの
結晶成長方法の工程の中途を示す概略断面図である。
【図16】実施例5に示された本発明の窒化ガリウムの
結晶成長方法の工程の中途を示す概略断面図である。
【図17】実施例5に示された本発明の窒化ガリウムの
結晶成長方法により形成された、窒化ガリウム層を示す
概略断面図である。
【図18】従来技術の結晶成長方法により、(000
1)面サファイア基板上に形成された代表的な窒化ガリ
ウム系レーザの概略断面図である。
【図19】従来技術の結晶成長方法により、(11−2
0)面サファイア基板上に形成された代表的な窒化ガリ
ウム系レーザの概略断面図である。
【図20】実施例1に示された本発明の窒化ガリウムの
結晶成長方法において、マストランスポート前の窒化ガ
リウム層102および104中の転位の様子を示す基板
の概略断面図である。
【図21】実施例1に示された本発明の窒化ガリウムの
結晶成長方法において、マストランスポートの窒化ガ
リウム層102および104中の転位の様子を示す基板
の概略断面図である。
【図22】従来技術の窒化ガリウムの結晶成長方法にお
ける基板の断面図の1例である。
【図23】従来技術の窒化ガリウムの結晶成長方法にお
ける素子構造の1例である。
【符号の説明】
101 サファイア(0001)面基板 102 窒化ガリウム層 103 酸化珪素マスク 104 選択成長法により形成された窒化ガリウム層 105 窒化ガリウムのc軸に沿って表面に達する貫
通転位 106 窒化ガリウムの(0001)面と平行な方向
に向きを変えた転位 1802 窒化ガリウム低温成長バッファ層 1803 n型窒化ガリウムコンタクト層 1804 n型In0.1 Ga0.9 N層 1805 n型Al0.15Ga0.85Nクラッド層 1806 n型窒化ガリウム光ダイド層 1807 In0.2 Ga0.8 N/In0.05Ga0.95
多重量子井戸活性層 1808 p型Al0.2 Ga0.8 N層 1809 p型窒化ガリウム光ガイド層 1810 p型Al0.15Ga0.85Nクラッド層 1811 p型In0.2 Ga0.8 Nコンタクト層 1812 ニッケルおよび金からなるp電極 1813 チタンおよびアルミニウムからなるn電極 1901 サファイア(11−20)面基板 1902 窒化ガリウム低温成長バッファ層 1905 n型Al0.12Ga0.88N層 1907 In0.2 Ga0.8 N/In0.05Ga0.95
多重量子井戸活性層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−64791(JP,A) 特開 平8−274411(JP,A) 特開 平8−153931(JP,A) 国際公開97/11518(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01S 5/00 - 5/50 H01L 33/00 C30B 28/00 - 35/00 H01L 21/205 JICSTファイル(JOIS)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (0001)面または(0001)面と
    のなす角が5°以内である面を表面とする窒化ガリウム
    層、または単結晶基板の表面に、開口部を有するマスク
    を形成する工程と、前記マスクの開口部にのみ選択的に
    結晶成長により窒化ガリウム層を形成する工程と、前記
    マスクを除去する工程と、基板を温度900℃以上に熱
    することによりマストランスポートを生じせしめる工程
    とを、前記順序で少なくとも含む、窒化ガリウムムの結
    晶成長方法。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の窒化ガリウムの結
    晶成長法であって、前記単結晶基板として、(000
    1)面または(0001)面とのなす角が5°以内であ
    る面を表面とするサファイア基板、または(11−2
    0)面または(11−20)面とのなす角が5°以内で
    ある面を表面とするサファイア基板を用いる結晶成長方
    法。
  3. 【請求項3】 前記請求項1ないし請求項2に記載の窒
    化ガリウムの結晶成長方法であって、前記マスクの開口
    部の形状が、窒化ガリウムの[11−20]方向または
    [11−20]方向とのなす角が5°以内である方向に
    平行なストライプ状である結晶成長方法。
  4. 【請求項4】 (0001)面または(0001)面と
    のなす角が5°以内である面を表面とする窒化ガリウム
    層の表面に、開口部を有するマスクを形成する工程と、
    前記マスクの開口部のみをドライエッチングによりエッ
    チングする工程と、前記マスクを除去する工程と、基板
    を温度900℃以上に熱することによりマストランスポ
    ートを生じせしめる工程とを、前記順序で少なくとも含
    む、窒化ガリウムの結晶成長方法。
  5. 【請求項5】 (0001)面または(0001)面と
    のなす角が5°以内である面を表面とする窒化ガリウム
    層、または単結晶基板の表面に、開口部を有するマスク
    を形成する工程と、前記マスクの開口部のみ選択的に結
    晶成長により窒化ガリウム層を形成し、相隣接する開口
    部に形成された窒化ガリウム層を相互に接合せしめる工
    程と、結晶成長を行わずに基板を温度900℃以上に保
    持することによりマストランスポートを生じせしめる
    程とを、前記順序で少なくとも含む、窒化ガリウムの結
    晶成長方法。
  6. 【請求項6】 前記請求項5に記載の窒化ガリウムの結
    晶成長方法であって、前記単結晶基板として、(000
    1)面または(0001)面とのなす角が5°以内であ
    る面を表面とするサファイア基板、または(11−2
    0)面または(11−20)面とのなす角が5°以内で
    ある面を表面とするサファイア基板を用いる結晶成長方
    法。
  7. 【請求項7】 前記請求項5ないし請求項6に記載の窒
    化ガリウムの結晶成長方法であって、前記マスクの開口
    部の形状が、窒化ガリウムの[1−100]方向または
    [1−100]方向とのなす角が5°以内である方向に
    平行なストライプ状である結晶成長方法。
  8. 【請求項8】 酸化珪素または窒化珪素をマスク材とす
    る、前記請求項1ないし請求項7に記載の窒化ガリウム
    の結晶成長方法。
  9. 【請求項9】 有機金属化学気相成長法により窒化ガリ
    ウム層を形成する、前記請求項1ないし請求項8に記載
    の窒化ガリウムの結晶成長方法。
  10. 【請求項10】 前記マストランスポートを生じせしめ
    る工程により、窒化ガリウム層の表面が平坦化すること
    を特徴とする請求項1ないし9にいずれか記載の窒化ガ
    リウムの結晶成長方法。
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