JP3185036U - 靴紐製造キット及び靴紐 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱収縮する筒状部材を紐体の先端に取り付けてセル加工された靴紐を製造するための靴紐製造キットや熱収縮する筒状部材を紐体の先端に取り付けてセル加工した靴紐であって、紐体がゴム製の場合に、紐体を筒状部材に対して引っ張っても紐体が筒状部材から脱落するのを防止できるものを提供する。
【解決手段】靴紐製造キット5は、ゴム紐からなる紐体10と、ポリアミドにより形成され一方の面に粘着層が形成された溶着用シート32と剥離紙34からなる溶着用部材30と、ポリオレフィンにより形成された筒状部20とを有し、紐体10の端部領域に粘着層を介して紐体10の端部領域に溶着用シート32を巻き付け、紐体10の端部領域を筒状部20に挿入した状態で筒状部20を加熱することにより、筒状部20が収縮するとともに、溶着用シート32が溶解した後に固化してなる溶着層を介して紐体10と筒状部20とが接着されて、靴紐が製造される。
【選択図】図2

Description

本考案は、靴紐製造キットに関するものであり、特に、先端にセルが設けられた靴紐を製造するための製造キットに関するものである。
従来より、靴の靴紐挿通用穴部に靴紐を挿通しやすくするために、靴紐の先端にセル加工を施すことが行われている。
ここで、手作業によるセル加工の方法としては、紐体の先端に取り付けるための円筒状の筒状部材で熱収縮する部材を用いるものがある。すなわち、熱収縮する筒状部材に紐体の先端を挿入し、該筒状部材を加熱することにより円筒状部材の径を小さくして、紐体の先端に固定するものである。
熱収縮する筒状部材を用いる方法について具体的に説明すると、図10に示すように、まず、紐体210(図10(a)参照)を準備し(図10の例では、丸型の靴紐用の紐体である)、該紐体210の先端を筒状部材220内に挿入する(図10(b))。この筒状部材は、熱収縮する素材で円筒状に形成されている。
そして、紐体210の先端を挿入した状態の筒状部材220を加熱することにより、筒状部材220が収縮して筒状部材220が紐体210に固定される(図10(c)参照)。加熱の方法としては、例えば、筒状部材220に当て布(つまり、布を被せる)をして、アイロンで加熱する。以上のようにして、熱収縮した筒状部材220’からなるセルを紐体210の先端に固定してセル加工することができる。なお、図10において、(A)列に示す図は端面図であり、(B)列に示す図は平面図である。
なお、出願人は、先行技術文献として、特許文献1に記載のソフトセルチップ付紐およびその製造方法を知得している。
特開2009−374号公報
しかし、上記のように紐体の先端に取り付けるための筒状部材で熱収縮する部材を用いる場合には、筒状部材を熱収縮させて紐体に固定するものであるので、紐体がゴム紐により構成されている場合には、紐体を筒状部材に対して引っ張ることにより、紐体の筒状部材と固定された部分(つまり、紐体の先端)の径が小さくなってしまい、筒状部材から紐体が脱落してしまうという問題があった。
そこで、本考案は、熱収縮する筒状部材を紐体の先端に取り付けてセル加工された靴紐を製造するための靴紐製造キットや熱収縮する筒状部材を紐体の先端に取り付けてセル加工した靴紐であって、紐体がゴム製の場合に、紐体を筒状部材に対して引っ張っても紐体が筒状部材から脱落するのを防止できるものを提供することを目的とする。
本考案は上記問題点を解決するために創作されたものであって、第1には、セル加工された靴紐を製造するための靴紐製造キットであって、ゴム紐により形成された紐体(10、110)と、一方の面に粘着層が形成されるとともに、熱溶着可能な素材により形成された略方形状のシート状の溶着用シートで、紐体の端部領域に巻き付けることにより巻付け方向の一方の端部と他方の端部とが重なり合う長さに形成された溶着用シート(32、132)と、紐体における溶着用シートを巻き付けた端部領域を挿入可能な内径を有する筒状部で、熱収縮する素材により形成された筒状部(20、120)とを有し、紐体の端部領域に溶着用シートの粘着層形成面を接着させることにより紐体の該端部領域に溶着用シートを巻き付け、紐体における溶着用シートを巻き付けた端部領域を筒状部に挿入した状態で筒状部を加熱することにより、筒状部が収縮するとともに、溶着用シートが溶解した後に固化してなる溶着層を介して紐体と筒状部とが接着されることを特徴とする。
第1の構成の靴紐製造キットによれば、靴紐製造キットにより製造された靴紐を筒状部が溶着層を介して紐体と接着された構成とすることができるので、紐体がゴム紐である場合でも、紐体を筒状部に対して引っ張っても、紐体が筒状部材から脱落するのを防止できる。
また、第2には、上記第1の構成において、溶着用シートが、ポリアミドにより形成されていることを特徴とする。
また、第3には、上記第1又は第2の構成において、筒状部が、ポリオレフィンにより形成されていることを特徴とする。
また、第4には、上記第1から第3までのいずれかの構成において、筒状部の軸線方向の長さと、溶着用シートの巻付け方向と直角方向の長さとが略同一であることを特徴とする。よって、筒状部を溶着用シートを介して紐体と接着させた際に、筒状部の内周面を軸線方向の全体にわたって溶着用シートと接着させることができる。
また、第5には、上記第1から第4までのいずれかの構成において、筒状部は、円筒状であることを特徴とする。
また、第6には、上記第1から第5までのいずれかの構成において、紐体が横断面略長方形状の平紐状であり、筒状部の内径は、折り畳んだ状態の紐体の端部領域で溶着用シートを巻き付けた状態の紐体の端部領域を挿入可能な長さに形成されていることを特徴とする。
また、第7には、上記第1から第5までのいずれかの構成において、紐体が横断面略円形状の丸紐状であり、筒状部の内径は、溶着用シートを巻き付けた状態の紐体の端部領域を挿入可能な長さに形成されていることを特徴とする。
また、第8には、セル加工された靴紐を製造するための靴紐製造キットであって、横断面略長方形状の平紐状のゴム紐により形成された紐体(10)と、一方の面に粘着層が形成されるとともに、ポリアミドにより形成された略方形状のシート状の溶着用シートで、紐体の端部領域に巻き付けることにより巻付け方向の一方の端部と他方の端部とが重なり合う長さに形成された溶着用シート(32)と、紐体における溶着用シートを巻き付けた端部領域を挿入可能な内径を有する円筒状の筒状部で、ポリオレフィンにより形成された筒状部(20)とを有し、筒状部の軸線方向の長さと、溶着用シートの巻付け方向と直角方向の長さとが略同一であり、筒状部の内径は、折り畳んだ状態の紐体の端部領域で溶着用シートを巻き付けた状態の紐体の端部領域を挿入可能な長さに形成され、折り畳んだ状態の紐体の端部領域に溶着用シートの粘着層形成面を接着させることにより紐体の該端部領域に溶着用シートを巻き付け、紐体における溶着用シートを巻き付けた端部領域を筒状部に挿入した状態で筒状部を加熱することにより、筒状部が収縮するとともに、溶着用シートが溶解した後に固化してなる溶着層を介して紐体と筒状部とが接着されることを特徴とする。
第8の構成の靴紐製造キットによれば、靴紐製造キットにより製造された靴紐を筒状部が溶着層を介して紐体と接着された構成とすることができるので、紐体がゴム紐である場合でも、紐体を筒状部に対して引っ張っても、紐体が筒状部材から脱落するのを防止できる。
また、筒状部の軸線方向の長さと、溶着用シートの巻付け方向と直角方向の長さとが略同一であるので、筒状部を溶着用シートを介して紐体と接着させた際に、筒状部の内周面を軸線方向の全体にわたって溶着用シートと接着させることができる。
また、第9には、上記第6又は第8の構成において、筒状部の内径は、紐体の端部領域の両側を内側に折り曲げて三つ折り状態とした紐体の端部領域で溶着用シートを巻き付けた状態の紐体の端部領域を挿入可能な長さに形成されていることを特徴とする。
また、第10には、セル加工された靴紐を製造するための靴紐製造キットであって、横断面略円形状の丸紐状のゴム紐により形成された紐体(110)と、一方の面に粘着層が形成されるとともに、ポリアミドにより形成された略方形状のシート状の溶着用シートで、紐体の端部領域に巻き付けることにより巻付け方向の一方の端部と他方の端部とが重なり合う長さに形成された溶着用シート(132)と、紐体における溶着用シートを巻き付けた端部領域を挿入可能な内径を有する円筒状の筒状部で、ポリオレフィンにより形成された筒状部(120)とを有し、筒状部の軸線方向の長さと、溶着用シートの巻付け方向と直角方向の長さとが略同一であり、筒状部の内径は、溶着用シートを巻き付けた状態の紐体の端部領域を挿入可能な長さに形成され、紐体の端部領域に溶着用シートの粘着層形成面を接着させることにより紐体の該端部領域に溶着用シートを巻き付け、紐体における溶着用シートを巻き付けた端部領域を筒状部に挿入した状態で筒状部を加熱することにより、筒状部が収縮するとともに、溶着用シートが溶解した後に固化してなる溶着層を介して紐体と筒状部とが接着されることを特徴とする。
第10の構成の靴紐製造キットによれば、靴紐製造キットにより製造された靴紐を筒状部が溶着層を介して紐体と接着された構成とすることができるので、紐体がゴム紐である場合でも、紐体を筒状部に対して引っ張っても、紐体が筒状部材から脱落するのを防止できる。
また、筒状部の軸線方向の長さと、溶着用シートの巻付け方向と直角方向の長さとが略同一であるので、筒状部を溶着用シートを介して紐体と接着させた際に、筒状部の内周面を軸線方向の全体にわたって溶着用シートと接着させることができる。
また、第11には、上記第1から第10までのいずれかの構成において、溶着用シートの粘着層形成面には、剥離シート(34、134)が設けられていることを特徴とする。
また、第12には、セル加工された靴紐であって、ゴム紐により形成された紐体(10、110)と、紐体の端部領域に固定された筒状部で、熱収縮する素材により形成された筒状部(20、120)と、紐体の端部領域と筒状部間に設けられ、紐体の端部領域の外周面と筒状部の内周面に固着された溶着層で、熱溶着可能な素材により形成された溶着層(32’、132’)と、を有し、紐体の端部領域を筒状部に挿入するとともに、紐体の端部領域と筒状部間に熱溶着可能な素材を設けた状態で、筒状部を加熱することにより、筒状部が収縮するとともに、熱溶着可能な素材が溶解した後に固化してなる溶着層を介して紐体と筒状部とが接着することにより形成されている特徴とする。
第12の構成の靴紐によれば、筒状部は溶着層を介して紐体と接着されているので、紐体がゴム紐である場合でも、紐体を筒状部に対して引っ張っても、紐体が筒状部材から脱落するのを防止できる。
また、第13の構成として以下の構成としてもよい。すなわち、「セル加工された靴紐の製造方法であって、ゴム紐により形成された紐体(10、110)の端部領域に、一方の面に粘着層が形成されるとともに、熱溶着可能な素材により形成された略方形状のシート状の溶着用シートで、少なくとも紐体の端部領域に巻き付けることにより巻付け方向の一方の端部と他方の端部とが重なり合う長さに形成された溶着用シート(32、132)の粘着層形成面を接着させることにより紐体の該端部領域に溶着用シートを巻き付ける溶着用シート巻付け工程と、紐体における溶着用シートを巻き付けた端部領域を熱収縮する素材により形成された筒状部に挿入した状態とする挿入工程と、紐体における溶着用シートを巻き付けた端部領域が挿入された筒状部を加熱することにより、筒状部が収縮するとともに、溶着用シートが溶解した後に固化してなる溶着層を介して紐体と筒状部とを接着させる加熱工程と、を有することを特徴とする靴紐の製造方法。」としてもよい。
本考案に基づく靴紐製造キットによれば、靴紐製造キットにより製造された靴紐を筒状部が溶着層を介して紐体と接着された構成とすることができるので、紐体がゴム紐である場合でも、紐体を筒状部に対して引っ張っても、紐体が筒状部材から脱落するのを防止できる。
また、本考案に基づく靴紐によれば、筒状部は溶着層を介して紐体と接着されているので、紐体がゴム紐である場合でも、紐体を筒状部に対して引っ張っても、紐体が筒状部材から脱落するのを防止できる。
実施例1の靴紐を示す図であり、(A)は端面図であり、(B)は平面図である。 実施例1の靴紐製造キットを示す斜視図である。 実施例1の靴紐製造キットによる靴紐の製造工程を示す説明図である。 実施例1の靴紐製造キットによる靴紐の製造工程を示す説明図である。 実施例1の靴紐製造キットによる靴紐の製造工程を示す説明図である。 実施例2の靴紐を示す図であり、(A)は端面図であり、(B)は平面図である。 実施例2の靴紐製造キットを示す斜視図である。 実施例2の靴紐製造キットによる靴紐の製造工程を示す説明図である。 実施例2の靴紐製造キットによる靴紐の製造工程を示す説明図である。 従来における靴紐の製造工程の一例を示す説明図である。
本考案においては、熱収縮する筒状部材を紐体の先端に取り付けてセル加工された靴紐を製造するための靴紐製造キットや熱収縮する筒状部材を紐体の先端に取り付けてセル加工した靴紐であって、紐体がゴム製であっても、紐体を筒状部材に対して引っ張っても紐体が筒状部材から脱落するのを防止できるものを提供するという目的を以下のようにして実現した。
実施例1のセル加工された靴紐(以下単に「靴紐」とする)と靴紐製造キットについて説明する。なお、図3〜図5において、(A)列に示す図は端面図であり、(B)列に示す図は平面図である。
靴紐5’は、図1に示すように、紐体10と、紐体10の端部に設けられた筒状部20’と、紐体10と筒状部20’間に設けられた溶着層32’とを有している。
ここで、紐体10は、横断面略長方形状を呈する平紐状のゴム紐である。すなわち、紐体10は、ゴム糸(又は伸縮性のある糸)により構成され、ゴム糸を編む又は織る又は組むことにより平紐状に形成されたものである。紐体10は、ゴム紐であるので、伸縮性を有する。本実施例では、紐体10の端部領域における短手方向の両側を内側に折り曲げて三つ折りの状態として紐体10の端部領域が筒状部20’内に挿入されている。ここで、紐体10の端部領域とは、紐体10の端部を含むある長さ分の領域(紐体10の端部から所定の長さ分の領域としてもよい)をいう。
また、筒状部20’は、円筒状の部材であり、熱収縮可能な素材(例えば、合成樹脂)により形成され、例えば、ポリオレフィンにより形成されている。筒状部20’は、熱収縮することにより縮まったものであり、収縮前の筒状部20も円筒状を呈している。
また、溶着層32’は、三つ折り状態の紐体10の端部の外周面と筒状部20’の内周面の間に設けられ、三つ折り状態の紐体10の端部の外周面に接着されるとともに、筒状部20’の内周面に接着されている。この溶着層32’は、図2に示す溶着用シート材32を加熱して溶解した後に固化したものである。
つまり、靴紐5’においては、紐体10の端部領域を筒状部20’に挿入するとともに、紐体10の端部領域と筒状部20’間に熱溶着可能な素材(すなわち、溶着用シート32(後述))を設けた状態で、筒状部20を加熱することにより、筒状部20が収縮するとともに、熱溶着可能な素材が溶解した後に固化してなる溶着層32’を介して紐体10と筒状部20とが接着している。
次に、靴紐5’を製造するための靴紐製造キット5について説明する。靴紐製造キット5は、図2に示すように、紐体10と、筒状部20と、溶着用部材30とを有している。
ここで、紐体10は、靴紐5’における紐体10と同様に、横断面略長方形状を呈する平紐状のゴム紐である。すなわち、紐体10は、ゴム糸(又は伸縮性のある糸)により構成され、ゴム糸を編む又は織る又は組むことにより平紐状に形成されたものである。紐体10は、ゴム紐であるので、伸縮性を有する。
また、筒状部20は、円筒状の部材であり、熱収縮可能な素材により形成され、例えば、ポリオレフィンにより形成されている。また、筒状部20の内径k1(図5参照)は、紐体10の端部を三つ折りの状態として挿入できるように、三つ折りの状態の紐体10の端部の径(最大径)k2(図4参照)よりも大きい径に形成され、さらには、三つ折りの状態の紐体10の端部に溶着用シート32を巻き付けたものの径(最大径)k3(図5参照)よりも大きい径に形成されている。
また、溶着用部材30は、溶着用シート材32と、溶着用シート材32の一方の面に剥離可能に接着された剥離紙(剥離シート)34とを有している。ここで、溶着用シート32は、熱溶着可能な素材により形成された方形状(略方形状としてもよい)(帯状又は略帯状としてもよい)のシート状部材であり、例えば、ポリアミドにより形成されている。また、溶着用シート32の剥離紙側の面には、粘着材がコーティングされることにより粘着層(図示せず)が設けられている。つまり、溶着用シート32においては、一方の面が粘着層形成面32aであり、他方の面が粘着層非形成面32bとなる。剥離紙34は、溶着用シート32の粘着層が設けられている側の面、すなわち、粘着層形成面32aに接着されている。溶着用シート32と剥離紙34とは、ともに平面視において、同大同形状に形成されている。
なお、溶着用シート32の幅(幅方向の長さ)h2は、筒状部20の長さと同一(略同一としてもよい)に形成されている。これにより、筒状部20を溶着用シート32を介して紐体10と接着させた際に、筒状部20の内周面は、軸線方向の全体にわたって溶着用シート32と接着されることになる。また、溶着用シート32の長さ(幅方向と直角の方向の長さ)は、少なくとも紐体10の端部領域に巻き付けることにより巻付け方向の一方の端部と他方の端部とが重なり合う長さに形成されている。
上記構成の靴紐製造キット5を用いて靴紐5’を製造する工程について、図3〜図6を使用して説明する。
まず、紐体10を準備し(図3(a)参照)、紐体10の端部領域における短手方向の両側を内側に折り曲げて三つ折りの状態とする(図3(b)参照)。
その後、紐体10における三つ折り状態の領域に溶着用シート32を巻き付ける(図4参照、溶着用シート巻付け工程)。すなわち、溶着用部材30における剥離紙34を剥離して溶着用シート32における粘着層形成面32aを紐体10における三つ折り状態の領域に接着させて巻き付ける。つまり、図4(c)のように、溶着用シート32の巻付け方向の一方の端部を紐体10に当接させた後に、溶着用シート32を巻き付けていき、図4(d)に示す状態とする。その際、溶着用シート32における巻付け方向の一方の端部と他方の端部とを重ねて溶着用シート32を筒状にして該筒状の状態を固定させる。このようにすることにより、溶着用シート32が筒状に固定されるとともに、筒状の溶着用シート32の内側の三つ折り状態の紐体10の領域も三つ折り状態に固定される。
次に、紐体10における溶着用シート32を巻き付けた領域を筒状部20に挿入する(図5(e)参照、挿入工程)。つまり、筒状部20の内側の空間内に紐体10における溶着用シート32を巻き付けた領域を配置させる。
次に、筒状部20を外側から加熱して筒状部20を収縮させるとともに、溶着用シート32を溶融させ、その後、加熱を終了することにより、溶融した溶着用シート32が固化してなる溶着層32’を介して紐体10と筒状部20を接着させる(図5(f)参照、加熱工程)。なお、筒状部20を外側から加熱する方法としては、例えば、筒状部20に当て布(つまり、布を被せる)をして、アイロンで加熱する。以上のようにして、靴紐5’が製造される。
本実施例の靴紐5’は、靴の靴紐挿通用穴部に挿通して使用する。靴紐5’は、筒状部20’が紐体10の端部に固定されていることにより、セル加工された構成となり(つまり、筒状部20’がセルとして機能する)、靴の靴紐挿通用穴部に挿通しやすくすることができる。また、筒状部20’は溶着層32’を介して紐体10と接着されているので、紐体10がゴム紐により構成されているが、紐体10を筒状部20’に対して引っ張っても、紐体が筒状部材から脱落するのを防止できる。また、靴紐5’においては、紐体10の端部を三つ折りとして筒状部20’に挿入されているので、筒状部20’の径j1を紐体の幅j2よりも小さくできるので、靴の靴紐挿通用穴部に挿通しやすくすることができる。
また、本実施例の靴紐製造キット5によれば、靴紐5’を製造することができ、。靴紐5’は、筒状部20’が紐体10の端部に固定されていることにより、セル加工された構成となり、靴の靴紐挿通用穴部に挿通しやすくすることができる。靴紐製造キット5により製造された靴紐5’によれば、筒状部20’は溶着層32’を介して紐体10と接着されているので、紐体10がゴム紐により構成されているが、紐体10を筒状部20’に対して引っ張っても、紐体が筒状部材から脱落するのを防止でき、これにより、靴紐製造キット5によれば、紐体10を筒状部20’に対して引っ張っても、紐体が筒状部材から脱落するのを防止できる靴紐を製造することができる。また、靴紐5’においては、筒状部20’の径j1を紐体の幅j2よりも小さくして靴の靴紐挿通用穴部に挿通しやすくすることができ、これにより、靴紐製造キット5によれば、筒状部20’の径j1を紐体の幅j2よりも小さくして靴の靴紐挿通用穴部に挿通しやすくする靴紐を製造することができる。
なお、上記の説明においては、靴紐5’の製造に際して、紐体10を三つ折りにするとしたが、二つ折りとしてもよい。その場合には、筒状部20の内径k1は、紐体10の端部を二つ折りの状態として挿入できるように、二つ折りの状態の紐体10の端部の径(最大径)よりも大きい径に形成され、さらには、二つ折りの状態の紐体10の端部に溶着用シート32を巻き付けたものの径(最大径)よりも大きい径に形成しておく必要がある。
また、靴紐5’の製造に際して、紐体10の端部領域は、三つ折り又は二つ折りに限らず折り畳んだ状態としてもよく、その場合には、筒状部20の内径k1は、紐体10の端部を折り畳んだ状態として挿入できるように、折り畳んだ状態の紐体10の端部の径(最大径)よりも大きい径に形成され、さらには、折り畳んだ状態の紐体10の端部に溶着用シート32を巻き付けたものの径(最大径)よりも大きい径に形成しておく。
なお、上記の説明において、筒状部20は円筒状であるとしたが、筒状であればよく、例えば、四角筒状であってもよい。この場合にも、筒状部20の内径は、折り畳んだ状態の紐体10の端部の径(最大径)よりも大きい径に形成され、さらには、折り畳んだ状態の紐体10の端部に溶着用シート32を巻き付けたものの径(最大径)よりも大きい径に形成しておく。
実施例2のセル加工された靴紐(以下単に「靴紐」とする)と靴紐製造キットについて説明する。なお、図8、図9において、(A)列に示す図は端面図であり、(B)列に示す図は平面図である。
靴紐105’は、図1に示すように、紐体110と、紐体110の端部に設けられた筒状部120’と、紐体110と筒状部120’間に設けられた溶着層132’とを有している。
ここで、紐体110は、横断面略円形状を呈する丸紐状のゴム紐である。すなわち、紐体110は、ゴム糸(又は伸縮性のある糸)により構成され、ゴム糸を編む又は織る又は組むことにより丸紐状に形成されたものである。紐体110は、ゴム紐であるので、伸縮性を有する。本実施例では、紐体110の端部領域が筒状部120’内に挿入されている。ここで、紐体110の端部領域とは、紐体110の端部を含むある長さ分の領域(紐体110の端部から所定の長さ分の領域としてもよい)をいう。
また、筒状部120’は、実施例1の筒状部20’と同様の構成であり、円筒状の部材であり、熱収縮可能な素材(例えば、合成樹脂)により形成され、例えば、ポリオレフィンにより形成されている。筒状部120’は、熱収縮することにより縮まったものであり、収縮前の筒状部120も円筒状を呈している。
また、溶着層132’は、紐体110の端部の外周面と筒状部120’の内周面の間に設けられ、紐体110の端部の外周面に接着されるとともに、筒状部120’の内周面に接着されている。この溶着層132’は、図7に示す溶着用シート材132を加熱して溶解した後に固化したものである。
つまり、靴紐105’においては、紐体110の端部領域を筒状部120’に挿入するとともに、紐体110の端部領域と筒状部120’間に熱溶着可能な素材(すなわち、溶着用シート132(後述))を設けた状態で、筒状部120を加熱することにより、筒状部120が収縮するとともに、熱溶着可能な素材が溶解した後に固化してなる溶着層132’を介して紐体110と筒状部120とが接着している。
次に、靴紐105’を製造するための靴紐製造キット105について説明する。靴紐製造キット105は、図7に示すように、紐体110と、筒状部120と、溶着用部材130とを有している。
ここで、紐体110は、靴紐105’における紐体110と同様に、横断面略円形状を呈する丸紐状のゴム紐である。すなわち、紐体110は、ゴム糸(又は伸縮性のある糸)により構成され、ゴム糸を編む又は織る又は組むことにより平紐状に形成されたものである。紐体110は、ゴム紐であるので、伸縮性を有する。
また、筒状部120は、筒状部20と同様の構成であり、筒状部120は、円筒状の部材であり、熱収縮可能な素材により形成され、例えば、ポリオレフィンにより形成されている。また、筒状部120の内径k11(図9参照)は、紐体110の端部を挿入できるように、紐体110の径k12(図8参照)よりも大きい径に形成され、さらには、紐体110の端部に溶着用シート132を巻き付けたものの径(最大径(つまり、溶着用シート132の端部同士が重なった箇所とその反対側の箇所の間の径))k13(図8参照)よりも大きい径に形成されている。
また、溶着用部材130は、溶着用部材30と同様の構成であり、溶着用部材130は、溶着用シート材132と、溶着用シート材132の一方の面に剥離可能に接着された剥離紙(剥離シート)134とを有している。溶着用シート132は、溶着用シート32と同様の構成であり、剥離紙134は、剥離紙34と同様の構成である。
すなわち、溶着用シート132は、熱溶着可能な素材により形成された方形状(略方形状としてもよい)(帯状又は略帯状としてもよい)のシート状部材であり、例えば、ポリアミドにより形成されている。また、溶着用シート132の剥離紙側の面には、粘着材がコーティングされることにより粘着層(図示せず)が設けられている。つまり、溶着用シート132においては、一方の面が粘着層形成面132aであり、他方の面が粘着層非形成面132bとなる。剥離紙134は、溶着用シート132の粘着層が設けられている側の面、すなわち、粘着層形成面132aに接着されている。溶着用シート132と剥離紙134とは、ともに平面視において、同大同形状に形成されている。
なお、溶着用シート132の幅(幅方向の長さ)h12は、筒状部120の長さh11と同一(略同一としてもよい)に形成されている。これにより、筒状部120を溶着用シート132を介して紐体110と接着させた際に、筒状部120の内周面は、軸線方向の全体にわたって溶着用シート132と接着されることになる。また、溶着用シート132の長さ(幅方向と直角の方向の長さ)は、少なくとも紐体110の端部領域に巻き付けることにより巻付け方向の一方の端部と他方の端部とが重なり合う長さに形成されている。
上記構成の靴紐製造キット105を用いて靴紐105’を製造する工程について、図8〜図9を使用して説明する。
まず、紐体110を準備し(図8(a)参照)、紐体110における端部領域に溶着用シート132を巻き付ける(図8(b)参照、溶着用シート巻付け工程)。すなわち、溶着用部材130における剥離紙134を剥離して溶着用シート132における粘着層形成面132aを紐体10における端部領域に接着させて巻き付ける。つまり、図8(b)のように、溶着用シート132の巻付け方向の一方の端部を紐体110に当接させた後に、溶着用シート132を巻き付けていき、図8(c)に示す状態とする。その際、溶着用シート132における巻付け方向の一方の端部と他方の端部とを重ねて溶着用シート132を筒状にして該筒状の状態を固定させる。このようにすることにより、溶着用シート132が筒状に固定される。
次に、紐体110における溶着用シート132を巻き付けた領域を筒状部120に挿入する(図9(a)参照、挿入工程)。つまり、筒状部120の内側の空間内に紐体110における溶着用シート132を巻き付けた領域を配置させる。
次に、筒状部120を外側から加熱して筒状部120を収縮させるとともに、溶着用シート132を溶融させ、その後、加熱を終了することにより、溶融した溶着用シート132が固化してなる溶着層132’を介して紐体110と筒状部120を接着させる(図9(b)参照、加熱工程)。なお、筒状部120を外側から加熱する方法としては、例えば、筒状部120に当て布(つまり、布を被せる)をして、アイロンで加熱する。以上のようにして、靴紐105’が製造される。
本実施例の靴紐105’は、靴の靴紐挿通用穴部に挿通して使用する。靴紐105’は、筒状部120’が紐体110の端部に固定されていることにより、セル加工された構成となり(つまり、筒状部120’がセルとして機能する)、靴の靴紐挿通用穴部に挿通しやすくすることができる。また、筒状部120’は溶着層132’を介して紐体110と接着されているので、紐体110がゴム紐により構成されているが、紐体110を筒状部120’に対して引っ張っても、紐体が筒状部材から脱落するのを防止できる。
また、本実施例の靴紐製造キット105によれば、靴紐105’を製造することができ、。靴紐105’は、筒状部120’が紐体110の端部に固定されていることにより、セル加工された構成となり、靴の靴紐挿通用穴部に挿通しやすくすることができる。靴紐製造キット105により製造された靴紐105’によれば、筒状部120’は溶着層132’を介して紐体110と接着されているので、紐体110がゴム紐により構成されているが、紐体110を筒状部120’に対して引っ張っても、紐体が筒状部材から脱落するのを防止でき、これにより、靴紐製造キット105によれば、紐体110を筒状部120’に対して引っ張っても、紐体が筒状部材から脱落するのを防止できる靴紐を製造することができる。
なお、上記の説明において、筒状部120は円筒状であるとしたが、筒状であればよく、例えば、四角筒状であってもよい。この場合にも、筒状部120の内径は、紐体110の端部の径(最大径)よりも大きい径に形成され、さらには、紐体110の端部に溶着用シート132を巻き付けたものの径(最大径)よりも大きい径に形成しておく。
5、105 靴紐製造キット
5’、105’ 靴紐
10、110 紐体
20、20’、120、120’ 筒状部
30、130 溶着用部材
32、132 溶着用シート
32’、132’ 溶着層
34、134 剥離紙

Claims (12)

  1. セル加工された靴紐を製造するための靴紐製造キットであって、
    ゴム紐により形成された紐体(10、110)と、
    一方の面に粘着層が形成されるとともに、熱溶着可能な素材により形成された略方形状のシート状の溶着用シートで、紐体の端部領域に巻き付けることにより巻付け方向の一方の端部と他方の端部とが重なり合う長さに形成された溶着用シート(32、132)と、
    紐体における溶着用シートを巻き付けた端部領域を挿入可能な内径を有する筒状部で、熱収縮する素材により形成された筒状部(20、120)とを有し、
    紐体の端部領域に溶着用シートの粘着層形成面を接着させることにより紐体の該端部領域に溶着用シートを巻き付け、紐体における溶着用シートを巻き付けた端部領域を筒状部に挿入した状態で筒状部を加熱することにより、筒状部が収縮するとともに、溶着用シートが溶解した後に固化してなる溶着層を介して紐体と筒状部とが接着されることを特徴とする靴紐製造キット。
  2. 溶着用シートが、ポリアミドにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載の靴紐製造キット。
  3. 筒状部が、ポリオレフィンにより形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の靴紐製造キット。
  4. 筒状部の軸線方向の長さと、溶着用シートの巻付け方向と直角方向の長さとが略同一であることを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の靴紐製造キット。
  5. 筒状部は、円筒状であることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4に記載の靴紐製造キット。
  6. 紐体が横断面略長方形状の平紐状であり、筒状部の内径は、折り畳んだ状態の紐体の端部領域で溶着用シートを巻き付けた状態の紐体の端部領域を挿入可能な長さに形成されていることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5に記載の靴紐製造キット。
  7. 紐体が横断面略円形状の丸紐状であり、筒状部の内径は、溶着用シートを巻き付けた状態の紐体の端部領域を挿入可能な長さに形成されていることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5に記載の靴紐製造キット。
  8. セル加工された靴紐を製造するための靴紐製造キットであって、
    横断面略長方形状の平紐状のゴム紐により形成された紐体(10)と、
    一方の面に粘着層が形成されるとともに、ポリアミドにより形成された略方形状のシート状の溶着用シートで、紐体の端部領域に巻き付けることにより巻付け方向の一方の端部と他方の端部とが重なり合う長さに形成された溶着用シート(32)と、
    紐体における溶着用シートを巻き付けた端部領域を挿入可能な内径を有する円筒状の筒状部で、ポリオレフィンにより形成された筒状部(20)とを有し、
    筒状部の軸線方向の長さと、溶着用シートの巻付け方向と直角方向の長さとが略同一であり、筒状部の内径は、折り畳んだ状態の紐体の端部領域で溶着用シートを巻き付けた状態の紐体の端部領域を挿入可能な長さに形成され、
    折り畳んだ状態の紐体の端部領域に溶着用シートの粘着層形成面を接着させることにより紐体の該端部領域に溶着用シートを巻き付け、紐体における溶着用シートを巻き付けた端部領域を筒状部に挿入した状態で筒状部を加熱することにより、筒状部が収縮するとともに、溶着用シートが溶解した後に固化してなる溶着層を介して紐体と筒状部とが接着されることを特徴とする靴紐製造キット。
  9. 筒状部の内径は、紐体の端部領域の両側を内側に折り曲げて三つ折り状態とした紐体の端部領域で溶着用シートを巻き付けた状態の紐体の端部領域を挿入可能な長さに形成されていることを特徴とする請求項6又は8に記載の靴紐製造キット。
  10. セル加工された靴紐を製造するための靴紐製造キットであって、
    横断面略円形状の丸紐状のゴム紐により形成された紐体(110)と、
    一方の面に粘着層が形成されるとともに、ポリアミドにより形成された略方形状のシート状の溶着用シートで、紐体の端部領域に巻き付けることにより巻付け方向の一方の端部と他方の端部とが重なり合う長さに形成された溶着用シート(132)と、
    紐体における溶着用シートを巻き付けた端部領域を挿入可能な内径を有する円筒状の筒状部で、ポリオレフィンにより形成された筒状部(120)とを有し、
    筒状部の軸線方向の長さと、溶着用シートの巻付け方向と直角方向の長さとが略同一であり、筒状部の内径は、溶着用シートを巻き付けた状態の紐体の端部領域を挿入可能な長さに形成され、
    紐体の端部領域に溶着用シートの粘着層形成面を接着させることにより紐体の該端部領域に溶着用シートを巻き付け、紐体における溶着用シートを巻き付けた端部領域を筒状部に挿入した状態で筒状部を加熱することにより、筒状部が収縮するとともに、溶着用シートが溶解した後に固化してなる溶着層を介して紐体と筒状部とが接着されることを特徴とする靴紐製造キット。
  11. 溶着用シートの粘着層形成面には、剥離シート(34、134)が設けられていることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8又は9又は10に記載の靴紐製造キット。
  12. セル加工された靴紐であって、
    ゴム紐により形成された紐体(10、110)と、
    紐体の端部領域に固定された筒状部で、熱収縮する素材により形成された筒状部(20、120)と、
    紐体の端部領域と筒状部間に設けられ、紐体の端部領域の外周面と筒状部の内周面に固着された溶着層で、熱溶着可能な素材により形成された溶着層(32’、132’)と、
    を有し、
    紐体の端部領域を筒状部に挿入するとともに、紐体の端部領域と筒状部間に熱溶着可能な素材を設けた状態で、筒状部を加熱することにより、筒状部が収縮するとともに、熱溶着可能な素材が溶解した後に固化してなる溶着層を介して紐体と筒状部とが接着することにより形成されていることを特徴とする靴紐。
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