JP3184389U - 日本文化紹介かるた - Google Patents

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Abstract

【課題】絵札と読み札を最大限に使って、日本文化を容易に外国人観光客に紹介することができるかるたを提供する。
【解決手段】絵札は、表10に、一つのテーマに関する絵柄と、該テーマを表す短い日本語であるテーマ日本語を記載し、裏11に、該テーマ日本語に対応する外国語であるテーマ外国語を記載する。読み札は、表12に、前記テーマに関する絵柄を想起させるような日本文である読み文を記載し、裏13に、前記読み文に対応する外国語である読み外国語を記載する。絵札の裏11には、前記テーマ外国語に加え、前記テーマ日本語を記載することができる。また、前記読み札の表12に、前記読み文に加え、前記テーマ外国語を記載し、読み札の裏13には、前記読み外国語に加え、前記テーマに関する日本語の解説文を記載することができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、日本文化を世界に紹介するためのかるたに関する。
日本文化を世界に紹介する様々な試みの一つに、日本を訪問した外国人観光客に日本文化を実際に体験してもらうことがある。これは、単に見てもらうだけのツアーと比べると、その外国人観光客に強い印象が残り、帰国後の周囲への日本文化発信の程度が大きいという特長をもつ。
外国人観光客に体験してもらう日本文化には、茶道、華道、書道、和装(きもの)、日本舞踊等、様々なものがあり得るが、日本人と一緒に日本文化を体験してもらい、学んでもらうという体験は、特に強い印象を与えるものとなる。そのようなものの一つに、かるたがある。かるたは、多数の人が一緒に遊べること、そして、言語と絵という2つの要素が有機的に結合していることから、特に、文化の深い理解に有効なものとなる。
かるたは、多数の絵札を畳の上等に置いておき、一つ一つの絵札に対応する読み札を読み上げることにより、対応する絵札を取ってもらう遊び(又は競技)である。読み上げられた読み札の言語からそれに対応する絵札のイメージを連想するという、それらの背景となる言語知識及び文化知識、そして、両者を結びつける連想力・想像力を要する作業が必要であることから、文化の理解に大きな役割を果たすものと考えられる。
実開平06-077782号公報 特開平10-319835号公報 特開2010-107541号公報 特開2002-091293号公報 実登3116079号公報
古くから知られているかるたには、いろはかるたや百人一首があるが、これらは専ら記憶に頼る部分が多く、外国人観光客には難しすぎる。また、遊技者に様々な勉強をさせるためのかるたも数多く考案されているが(例えば、特許文献1〜特許文献5)、従来のかるたはいずれも、絵札と読み札がそれぞれ片面しか記載がなく、十分な教育効果が発揮できないものであった。
本考案が解決しようとする課題は、絵札と読み札を最大限に使って、日本文化を容易に外国人観光客に紹介することができるかるたを提供することである。
上記課題を解決するために成された本考案に係る日本文化紹介かるたは、
a) 表に、一つのテーマに関する絵柄と、該テーマを表す短い日本語であるテーマ日本語を記載し、裏に、該テーマ日本語に対応する外国語であるテーマ外国語を記載した絵札と、
b) 表に、前記テーマに関する絵柄を想起させるような日本文である読み文を記載し、裏に、前記読み文に対応する外国語である読み外国語を記載した読み札と、
から成る絵札と読み札の組を複数揃えたことを特徴とする。
前記絵札の裏には、前記テーマ外国語に加え、前記テーマ日本語を記載することができる。また、前記読み札の表に、前記読み文に加え、前記テーマ外国語を記載し、読み札の裏には、前記読み外国語に加え、前記テーマに関する日本語の解説文を記載することができる。
前記外国語としては、最も広く使われている言語である英語の他、フランス語やドイツ語、スペイン語、ロシア語、アラビア語、中国語、韓国語等とすることができる。
本考案に係る日本文化紹介かるたでは、絵札と読み札の双方に裏面があり、そこに各札のテーマに関連する日本語や対応する外国語が記載されているので、外国人の遊技者であっても容易に遊ぶことができ、その中で自然に、各テーマから集積される日本文化の勉強をすることができる。
本考案に係る日本文化紹介かるたの一実施例の「抹茶」札の、絵札の表面(a)、絵札の裏面(b)、読み札の表面(c)、読み札の裏面(d)の図。 同実施例の「お辞儀」札の、絵札の表面(a)、絵札の裏面(b)、読み札の表面(c)、読み札の裏面(d)の図。
本考案に係る日本文化紹介かるたの一実施例を図1及び図2を用いて説明する。図1は、実施例である日本文化紹介かるたの「抹茶」札の、絵札及び読み札を示すものである。また、図2は、その日本文化紹介かるたの「お辞儀」札の、絵札及び読み札を示すものである。図1の「抹茶」札は、いろはの「あ」に対応する札であり、図2の「お辞儀」札は「む」に対応する札である。
まず、これらを含む絵札44枚を、表(おもて。図1、図2における(a))を上にして畳の上に広げる。44枚の読み札は読み手が持ち、シャッフルしておく。そして、読み手が読み札の表側の読み文(日本文)を読み上げる。読み文は、その先頭のかな文字がいろは五十音の内の1音となっており、44枚でそれぞれ重ならないようになっている。図1、図2(a)に示すように、畳の上に広げられている絵札の表の右上にも、このかな文字が円内に大きく書かれている。また、読み文は、この絵札の絵柄(図1(a)、図2(a))に関連した、それを連想させる文章となっており、両者(読み文と絵柄)を合わせることにより、日本文化の一つのテーマを言語とイメージの双方で理解してもらえるようなものとなっている。
図1の例では、読み文は「あたらしい 抹茶の色は 若葉色」と七五調の文となっており、絵柄は、茶の若葉を背景に、抹茶を描いている。外国人観光客等にとって、抹茶は、お椀から飲むことはあっても、その原料である粉状の抹茶を見ることは少ない。また、その原料である茶葉を見ることは更に少ない。この絵札は、それらを見てもらうことにより、日本文化の一旦をかいま見てもらうことを意図している。
図2の例では、読み文は「無言でも こころ伝える お辞儀かな」となっており、絵札には、お辞儀のし方を示す、動きのある3つの絵が描かれている。
なお、読み文は大き目の文字で書くとともに、漢字には振り仮名を付け、小学生や高齢者等にも読みやすい札となるように配慮する。
遊技者の1人が、読み上げられた読み札に対応する絵札(図1(a)、(b))を取ると、その札はその遊技者のものとなる。遊技(競技)としては、こうして読み上げと札取りを進めて行き、最後に最も多くの絵札を取った者が勝ちとなるのであるが、教育的観点から、絵札を取った時点で(競技が終わった後でも良いが、各絵札を取った直後の方が良い)、取った遊技者に、その絵札の裏を見てもらう。すると、裏には図1及び図2の(b)に示すように、テーマ(図1の場合は抹茶、図2の場合はお辞儀)に対応する英語の言葉が記載されている。これにより、日本語を解せない外国人遊技者であっても、絵札の表の右下に書かれた日本語(絵札の裏にも再掲されている)の意味を解することができる。また、読み手が読み札の裏を返すと、そこに、そのテーマに関する英語の説明文とそれに対応する日本文が記載されている。読み手は、この英語の説明文を読み(外国人遊技者が日本語を解する場合には、日本語の方を読んでも良い)、その札のテーマについて、説明を行う。
こうして44枚の札を取り終わった時には、外国人遊技者において、様々な日本文化についての理解が深まることになる。
このかるたは、別の使い方(遊び方)もできる。一つは、読み手が最初から、読み札の表ではなく、裏の英語の説明文(図1(d)の例では"The color of powdered green tea is not artificial. It is the natural color of fresh tea leaves.")を読み上げるという方法をとることができる。この英語の説明文はもちろん各札のテーマに関連しているため、外国人初心者の場合にはこの方が絵札を取りやすく、遊技に入り込みやすくなる。
また、前記実施例のように読み札の表の日本語の読み文を読み上げる場合にも、日本文だけではなく、続けて、その下の英語の言葉(図1(c)の例では"Powdered green tea")も読み上げるようにすれば、日本人遊技者にとって、英語の勉強になる。また、外国人遊技者にとっては、絵札を取りやすくなる。
さらに、逆に、英語の言葉を先に、そしてその後に日本語の読み文を読み上げるようにしてもよい。例えば、図1(c)の例では「Powdered green tea あたらしい 抹茶の色は 若葉色」と読み上げる。こうすると、日本人遊技者の中で英語初学者がいる場合には、最初の英語の読み上げで絵札を取ることができると、その遊技者が、丁度、百人一首の上の句で札が取れたときのように、英語が分かったということで誇らしく思うようになり、英語教育にも役立つようになる。
本考案に係る日本文化紹介かるたは、日本を訪れる外国人観光客とホスト役である日本人が一緒に遊ぶことにより、容易に日本文化を該外国人観光客に紹介し、頭に入れてもらうことができる。また、このような日本文化紹介かるたを購入して母国に持ち帰ってもらい、母国でも遊んでもらうことにより、日本文化を更に海外に広めることができる。これらの過程を通じて、本考案に係る日本文化紹介かるたは、現在、各国が次の産業として着目し、わが国も力を注いでいる観光産業に大きく貢献する。
10、20…絵札の表
11、21…絵札の裏
12、22…読み札の表
13、23…読み札の裏

Claims (4)

  1. a) 表に、一つのテーマに関する絵柄と、該テーマを表す短い日本語であるテーマ日本語を記載し、裏に、該テーマ日本語に対応する外国語であるテーマ外国語を記載した絵札と、
    b) 表に、前記テーマに関する絵柄を想起させるような日本文である読み文を記載し、裏に、前記読み文に対応する外国語である読み外国語を記載した読み札と、
    から成る絵札と読み札の組を複数揃えたことを特徴とする日本文化紹介かるた。
  2. 前記絵札の裏に、前記テーマ外国語に加え、前記テーマ日本語が記載されており、前記読み札の表に、前記読み文に加え、前記テーマ外国語が記載され、前記読み札の裏に、前記読み外国語に加え、前記テーマに関する日本語の解説文が記載されていることを特徴とする請求項1に記載の日本文化紹介かるた。
  3. 前記絵札と読み札の組が、日本語のひらがなの各文字に対応して設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の日本文化紹介かるた。
  4. 前記外国語が英語であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の日本文化紹介かるた。
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