JP3183990U - 温度表示装置 - Google Patents

Abstract

【課題】設置と使用が簡単し、水温の表示及び自己発電ができ水栓の温度表示装置を提供する。
【解決手段】温度表示装置は、水道管と、制御ユニットと、検出ユニット６と、表示ユニットと及び発電ユニット１０とを含む。水道管は水道を備える。検出ユニット６は水道管の水流の温度を検知して、制御ユニットへ転送される検知信号を生成する。表示ユニットは発光源を備えて、水道管に設けられ、制御ユニットと電気的に接続されて、水流の温度の数値及び水流の温度に対する色光を表示する。発電ユニット１０は水流の運動エネルギーを利用して、必要な電力を生成して、簡単で水栓に設置され、水温の数値及びバックライトを表示して、別の電力不要の功能を達成する。
【選択図】図１

Description

本考案は、温度表示装置に関し、特に水栓の流出口または水栓本体の水道管内に設けられて、水温を表示する温度表示装置に関する。

一般的な水栓は、水流を開閉して水流量を制御する装置である。生活によく使用されるものである。従来の水栓は水温表示の功能がないので、熱湯が出ると、熱傷が発生し易い。そのために、水温表示ができる水栓が提案されてきた。水温表示装置は水栓の適当な位置に設けられる。熱湯が出ると、水温表示装置は水温を表示する。ただし、従来の水温表示装置の設計は、バッテリの電力或いは外部電源が必要となって、漏電のリスクがある。従って、新しい構造の水栓を設計、製造することが要される。消費者は使用したいとき、水栓全体を交換しなければならず、従来の水栓は、普及困難である。

なお、従来の水温表示の水栓は、水温のみを表示する。水温は安全温度を超えた場合に、他の警告功能はない。消費者は水温変化を気にしないと被害事案が発生する。なお、従来の水温表示の水栓は、バッテリの電力或いは外部電源しか使用しない。漏れ電流が人体に及ぶ可能性がある。

したがって、本考案の目的は、水栓に接続され、且つ別の電力を要さずに水温表示の功能を備える温度表示装置を提供することである。

本考案は前記従来技術の欠点に鑑みて開発されたもので、設置と使用が簡単であり、水温の表示及び自己発電ができ水栓の温度表示装置の提供を目的とする。

このような点に鑑みて、本考案の目的は、水道管、制御ユニット、検出ユニット、表示ユニット及び発電ユニットの構造及び組合によって、水栓の温度表示装置が水栓の流出口あるいは水栓の水道管本体に接続されて、簡単設置、水温表示、色光表示及び別の電力不要等の目的を実現する。

上記目的を達成するために、本考案の温度表示装置は、一端に設けられる入口と、他の端に設けられる出口と、前記入口と前記出口を接続する水道とを備える水道管と、前記水道管に設けられる制御ユニットと、前記水道に設けられ、前記制御ユニットと電気的に接続されて、前記水道管の水流の温度を検知して、前記制御ユニットへの検知信号を生成する検出ユニットと、発光源を備えて、前記水道管に設けられ、前記制御ユニットと電気的に接続されて、前記水流の温度の数値及び前記水流の温度に対する色光を表示する表示ユニットと、前記水道内に設けられ、前記制御ユニットと電気的に接続されて、前記水流によって、前記制御ユニット、前記検出ユニット及び前記表示ユニットが要る電力を生成する発電ユニットとを含む。

本考案の実施例において、前記発光源は、高低温に対する少なくても二つの色光を有する。この実施例において、前記制御ユニットは、前記水流の温度を判断して、前記発光源の色光を決定する判断モジュールを備える。たとえば、前記判断モジュールは、前記水流の温度が一つの所定温度に高くなったと判断する場合に、前記発光源を駆動して警告色を示し、前記水流の温度が一つの所定温度に低くなったと判断する場合に、前記発光源を駆動して正常色を示す。具体的に、前記警告色は赤色であり、前記正常色は青色または緑色である。

前記本考案の実施例によって、前記水道管の前記入口を水栓の出口に接続して、水流が前記水道管の前記水道、前記水道管の前記出口から流れる。これにより、前記検出ユニットは前記水道管の水流の温度を検知して、前記制御ユニットへ転送される検知信号を生成する。前記制御ユニットは前記表示ユニットと前記発光源を駆動して、前記水流の温度の数値及び前記水流の温度に対する色光を表示する。そのために、本考案の温度表示装置は、水温と温度警告の目的を達成し、夜または暗い場所にでも水温の数値が認められている。

以下、本考案における温度表示装置の具体的な実施方式に対して、図面を参照して詳しく説明する。

本考案の一実施例における温度表示装置の断面図である。 本考案の一実施例における温度表示装置の回路図である。 本実施例における表示ユニットを示す図である。

図１と図２を参照する。図１は本考案の一実施例における温度表示装置の断面図である。図２は本考案の一実施例における温度表示装置の回路図である。本実施例において、温度表示装置は水栓（未表示）の出口に接続されるが、本考案が本実施例に限定されるものではなく、水栓の水道管に接続されても本考案の保護の範囲内となる。なお、本考案の温度表示装置の応用分野は、水栓の水道管のみではなく、シャワーヘッド等の他種類の水道管に接続されても本考案の保護の範囲内となる。

本実施例における温度表示装置１００は、水道管２、制御ユニット４、検出ユニット６、表示ユニット８及び発電ユニット１０を含む。水道管２は一体型または組合せで形成される中空直管または中空曲管である。水道管２は、一端に設けられる入口２１と、他の端に設けられる出口２２と、入口２１と出口２２を接続する水道２３とを備える。水道管２は、入口２１に水栓の流出口を固定するねじ山が設けられる。本考案の温度表示装置は、従来の水栓に接続することができる。設置と使用が簡単になるという目的を達成する。

制御ユニット４は、水道管２の内部または外部に設けられる。制御ユニット４は、判断モジュール４２及び必要な回路を備える。判断モジュール４２としては温度表示装置の制御中心であり、後程に詳しく説明する。検出ユニット６は水道管２の内部に設けられる。検出ユニット６は水道管２の水道の中に伸ばされることが好ましく、水道管２の水流の温度を検知することに用いられる。検出ユニット６は、ワイヤまたは他の方によって、制御ユニット４と電気的に接続されて、制御ユニット４へ検知信号６２を転送する。

表示ユニット８は発光源８２を備える。表示ユニット８は水道管２に設けられる。表示ユニット８は水道管２の外壁に付けることが好ましい。本実施例において、表示ユニット８は液晶表示器であり、発光源８２はバックライトの光源である。前記バックライトの光源は液晶表示器のバックライトモジュールに統合される。バックライトモジュールはさらに従来の拡散板、プリズム等の部材を有する。以下では説明を省略する。バックライトの光源８２は発光ダイオードまたは冷陰極蛍光管である。他の実施例において、表示ユニット８はアクティブマトリクス式有機ELディスプレイであり、発光源８２は有機発光ダイオードである。表示ユニット８は、ワイヤまたは他の方によって、制御ユニット４と電気的に接続されて、制御ユニット４の駆動によって水流の温度の数値及び水流の温度に対する色光を表示する。

発電ユニット１０は、水流の運動エネルギーを利用して、制御ユニット４、検出ユニット６及び表示ユニット８が要る電力を生成する。本実施例において、発電ユニット１０は水力発電機であり、回転させる複数のファン羽根１０２を備える。これらのファン羽根１０２は水流によって回転させて、電力を生成する。具体的に、発電ユニット１０はさらに、整流回路１０１を備えて、ファン羽根１０２を回転させることによって生成される交流の電力を直流に変換する。

図２及び図３を参照する。図３は本実施例における表示ユニット８を示す図である。図３は液晶表示器３０である表示ユニット８を示す。発光源８２は高低温に対する少なくとも二つの色光を有する。色光は液晶表示器３０の数値以外の領域Iに表示する。数値は図を示すように黒色で表示する。水流の温度は摂氏または華氏で表示する。

本実施例において、制御ユニット４は、水流の温度を判断して、発光源の色光を決定する判断モジュール４２を備える。具体的に、判断モジュール４２は、受信された検知信号６２によって、目下の水流の温度を判断して、一つの所定温度と比較する。たとえば、判断モジュール４２は、水流の温度が一つの所定温度に高くなったと判断する場合に、発光源８２を駆動して警告色を示す；水流の温度が一つの所定温度に低くなったと判断する場合に、発光源８２を駆動して正常色を示す。本実施例において、水流の温度は３６度であって（所定温度より低くなる）、領域Ｉには青色または緑色を示す。なお、本考案二つの色光のみを区分することではない。発光源８２は温度によって多種類の色光を表示し、もっと詳しい色変化で水温を表示することができる。

前述のように、本考案によって、元の水栓を交換する必要がなく、元の水栓に設置することができ、簡単設置の目的を実現する。なお、本考案は水栓を設計開発する時、新製品に統合され、外観全体の美しさの要求を実現できる。水流は水道管２の水道２３を通過する時に、検出ユニット６が水流の温度を検知して、制御ユニット４へ検知信号６２を転送する。制御ユニット４は表示ユニット８と発光源８２を駆動して、水温の数値及び水流の温度に対する色光を表示する。従って、本考案の温度表示装置は、水温表示及び温度警告の目的を実現する。

上記のように、本考案は、好ましい実施例で上記のように説明したが、これは本考案を制限することではなくて、本考案が属する技術分野で通常の知識を持っている技術者が本考案の構想と範囲を離脱しない範囲で、様々な変更と変化の可能性があるため、本考案の保護の範囲は以下の特許請求の範囲に確定された範囲を基準とする。

２ 水道管
４ 制御ユニット
６ 検出ユニット
８ 表示ユニット
１０ 発電ユニット
２１ 入口
２２ 出口
２３ 水道
３０ 液晶表示器
４２ 判断モジュール
６２ 検知信号
８２ 発光源
１００ 整流回路
１０１ ファン羽根
１０２ 温度表示装置
Ｉ 区域

Claims (9)

1. 温度表示装置であって、
   一端に設けられる入口と、他の端に設けられる出口と、前記入口と前記出口を接続する水道とを備える水道管と、
   前記水道管に設けられる制御ユニットと、
   前記水道に設けられ、前記制御ユニットと電気的に接続されて、前記水道管の水流の温度を検知して、前記制御ユニットへの検知信号を生成する検出ユニットと、
   発光源を備えて、前記水道管に設けられ、前記制御ユニットと電気的に接続されて、前記水流の温度の数値及び前記水流の温度に対する色光を表示する表示ユニットと、
   前記水道内に設けられ、前記制御ユニットと電気的に接続されて、前記水流によって、前記制御ユニット、前記検出ユニット及び前記表示ユニットが要る電力を生成する発電ユニットとを含むことを特徴とする温度表示装置。
2. 前記表示ユニットは液晶表示器であることを特徴とする請求項１に記載の温度表示装置。
3. 前記発光源はバックライトの光源であることを特徴とする請求項２に記載の温度表示装置。
4. 前記バックライトの光源は発光ダイオードまたは冷陰極蛍光管であることを特徴とする請求項３に記載の温度表示装置。
5. 前記表示ユニットはアクティブマトリクス式有機ELディスプレイであり、前記発光源は有機発光ダイオードであることを特徴とする請求項１に記載の温度表示装置。
6. 前記発光源は、高低温に対する少なくても二つの色光を有することを特徴とする請求項１に記載の温度表示装置。
7. 前記制御ユニットは、前記水流の温度を判断して、前記発光源の色光を決定する判断モジュールを備えることを特徴とする請求項１に記載の温度表示装置。
8. 前記判断モジュールは、前記水流の温度が一つの所定温度に高くなったと判断する場合に、前記発光源を駆動して警告色を示し、前記水流の温度が一つの所定温度に低くなったと判断する場合に、前記発光源を駆動して正常色を示すことを特徴とする請求項７に記載の温度表示装置。
9. 前記警告色は赤色であり、前記正常色は青色または緑色であることを特徴とする請求項８に記載の温度表示装置。

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