JP3183957U - スライドレールを引出し定位させる時の減速構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】スライドレールを引出し定位させる時の減速構造を提供する。
【解決手段】第一レール10と第二レール12と制止部材14と摩擦部材16とを含む。第一レール10は一対のエッジ壁24と一対のエッジ壁間に延伸する側壁26とを含む。第二レール12は第一レールの一対のエッジ壁間にスライド可能状態で連結する。制止部材14は第一レールの側壁に固定し、制止部材14は制御片28を含み、制御片28は第一レール10の側壁26にほぼ垂直となる。摩擦部材16は第二レール12に固定し、摩擦部材16は延伸翼部30を含み、延伸翼部30は制止部材14の制御片28に対応し、且つ延伸翼部30の端部には制御片方向に湾曲延伸するガイド面32を形成する。第二レール12が第一レール10に相対して引き伸ばされる時、摩擦部材16はガイド面32の働きによって先ず制御片28に接触し、さらに制止部材14とすれ違う時、摩擦部材16の延伸翼部30は制止部材14の制御片28を可撓性によって摩擦する。
【選択図】図2

Description

本考案は、減速構造に係り、特にスライドレールを引出し定位させる時の減速構造に関する。
Liang等による特許文献1及びChen等による特許文献2に開示されたスライドレールの引出しに用いる定位構造を参考として本文に組み入れる。
しかし、前記スライドレールは引き出して定位させる過程に減速構造を設置していないためにスライドレールが一旦強大な外力で定位箇所まで引っ張られる時、スライドレールの定位機構は容易にぶつかり音を生じさせ、スライドレール定位機構の安定性に影響を及ぼす可能性さえもある。これに鑑み、本考案者は、前記欠点を解決するための一種の改善方案を完成した。
米国特許第6,412,891 B1号明細書 米国特許第6,945,619 B1号明細書
本考案は、スライドレールを引出し定位させる時の減速構造に関し、特に、スライドレールを定位するまで引き出す後半過程でのスライド速度を緩め、スライドレール定位時の衝撃力と音を減少させる。また、操作者は、引き出す時に生じる一時的な阻止作用によって、減速したい位置を感知できる。これにより、操作者が定位位置まで引き出す時、スライドレールの引き出しがまもなく極限となることを予め感知できる。
本考案の観点に基づき、前記スライドレールを引出し定位させる時の減速構造は、第一レールと第二レールと制止部材と摩擦部材を含む。そのうち、前記第一レールは、一対のエッジ壁と一対のエッジ壁間に延伸する側壁を含む。前記第二レールは、第一レールの一対のエッジ壁間にスライド可能状態で連結する。前記制止部材は、第一レールの側壁に固定し、該制止部材は制御片を含み、該制御片は第一レールの側壁にほぼ垂直とする。前記摩擦部材は第二レールに固定し、該摩擦部材は延伸翼部を含み、該延伸翼部は制止部材の制御片に対応し、尚且つ延伸翼部の端部には制御片方向に湾曲延伸するガイド面を形成する。そのうち、第二レールが第一レールに相対して引き伸ばされる時、摩擦部材はガイド面の働きによって先ず制御片に接触し、さらに制止部材とすれ違う時、摩擦部材の延伸翼部は制止部材の制御片を可撓性をもって摩擦する。
最も好ましくは、摩擦部材の延伸翼部には複数の延伸部を含み、各延伸部の端部には湾曲延伸するガイド面を形成する。
最も好ましくは、第二レールに枢着する嵌着部材と、嵌着部材に対応する連動部材をさらに含み、尚且つ連動部材の直線移動によって嵌着部材を圧してそれを動かす。
最も好ましくは、嵌着部材を圧して接触する弾性部材をさらに含み、嵌着部材の一部が制止部材の制御片に対応する状態を保持する働きをする。
本考案のスライドレールを引出し定位させる時の減速構造は、スライドレールを定位させるまで引き出す後半過程でのスライド速度を緩め、スライドレール定位時の衝撃力と音を減少させ、並びに、スライドレール定位機構の動作の安定性を向上させる。また、操作者が定位位置まで引き出す時は、一時的な阻止作用が生じるため、操作者はスライドレールの引き出しがまもなく極限となることを予め感知できる。
本考案の実施例のスライドレールキットの構造図である。 本考案の実施例のスライドレールキットが引き出され定位した状態の一部拡大図である。 本考案の実施例の減速構造が第一位置にある際の減速図である。 本考案の実施例の減速構造が第二位置にある際の減速図である。 本考案の実施例の減速構造の摩擦部材を屈曲させて制御片を圧することを示す図である。
図1に示した本考案の実施例のスライドレールキットは、第一レール10、第二レール12、制止部材14、摩擦部材16、第三レール18、嵌着部材20、及び連動部材22を含む。また、図2には図1中の一部拡大図を示した。
そのうち、前記第一レール10は、一対のエッジ壁24と側壁26を含み、前記側壁 26は一対のエッジ壁24間に延伸連接する。
前記第二レール12は、第一レール10の一対のエッジ壁24間にスライド可能状態で連結する。
前記制止部材14は、第一レール10の側壁26に固定し、該制止部材14は制御片28を含み、該制御片28は第一レール10の側壁26にほぼ垂直となる。
前記摩擦部材16は第二レール12に固定し、該摩擦部材16は延伸翼部30を含み、該延伸翼部30は制止部材14の制御片28に対応し、尚且つ延伸翼部30の端部には制御片28方向に湾曲延伸するガイド面32を形成する。最も好ましくは、該摩擦部材16の延伸翼部30は複数の延伸部34を含み、各延伸部34の端部にも湾曲延伸するガイド面32を形成する。
該第三レール18は第一レール10をスライド状態で連結し、三つに分かれたスライドレールキットを構成する。
該嵌着部材20は第二レール12に枢着する。最も好ましくは、嵌着部材20を圧して接触する弾性部材36を含み、嵌着部材20の一部が制止部材14の制御片28に対応する状態を保持する。
該連動部材22は第二レール12に連結し直線運動をし、しかも嵌着部材20に対応する。連動部材22が直線移動し嵌着部材20を圧してそれを動かして、嵌着部材20の制止部材14に対する制止関係を解除する。これにより、第二レール12は第一レール10に相対して、引き出され開かれた定位位置からさらに引っ張られて第一レール10を離脱することが可能である。
図1及び図3に示すとおり、第二レール12が第一レール10に相対して延伸し開かれる時、第二レール12は、先ず自由に障害なく第一レール10に相対してスライドし、第二レール12上に設置した摩擦部材16のガイド面32が先に第一レール10上の制止部材14に設置した制御片28に接触するまで移動する。さらに、ガイド面32の働きによって摩擦部材16はさらに制止部材14とすれ違う。この状態の下、図4及び図5に示すとおり、摩擦部材16の延伸翼部30は撓性を備えて制止部材14の制御片28を摩擦するため、第二レール12が第一レール10に相対して引き出されて移動する際には摩擦抵抗力を備える減速效果を生じさせる。
第二レール12が第一レール10に相対してさらに引き出される時、嵌着部材20が制止部材14の制御片28に相対して制止する働きにより、第二レール12は第一レール10に相対して完全に引き出されて開かれ、しかも離脱することはない。それと同時に、第二レール12上の摩擦部材16の末端のガイド面32が最後に制止部材14の制御片28に相対し、接触して圧し合うため(図2参照)、第二レール12は第一レール10に相対して非ロック状態での一時的定位効果を備え、第二レール12が第一レール10内に軽易に逆戻りするのを防ぐ役割をする。
前述した通り、本考案のスライドレールを引出し定位させる時の減速構造は、スライドレールを定位させるまで引き出す後半過程でのスライド速度を緩め、スライドレール定位時の衝撃力と音を減少させ、並びに、スライドレール定位機構の動作の安定性を向上させる。また、操作者が定位位置まで引き出す時は、一時的な阻止作用が生じるため、操作者はスライドレールの引き出しがまもなく極限となることを予め感知できる。
本考案は前述の好ましい実施例に開示したとおりであるが、それは本考案に制約を加えるものではない。よって、本考案が保護される範囲は、後述の実用新案登録請求の範囲を基準とする。
10:第一レール
12:第二レール
14:制止部材
16:摩擦部材
18:第三レール
20:嵌着部材
22:連動部材
24:エッジ壁
26:側壁
28:制御片
30:延伸翼部
32:ガイド面
34:延伸部
36:弾性部材

Claims (4)

  1. 第一レールと第二レールと制止部材と摩擦部材とを含むスライドレールを引出し定位させる時の減速構造において、
    前記第一レールは、一対のエッジ壁と一対のエッジ壁間に延伸する側壁とを含み、
    前記第二レールは、第一レールの一対のエッジ壁間にスライド可能状態で連結し、
    前記制止部材は、第一レールの側壁に固定し、前記制止部材は制御片を含み、前記制御片は第一レールの側壁にほぼ垂直であり、
    前記摩擦部材は、第二レールに固定し、前記摩擦部材は延伸翼部を含み、前記延伸翼部は制止部材の制御片に対応し、且つ延伸翼部の端部には制御片方向に湾曲延伸するガイド面を形成し、
    そのうち、第二レールが第一レールに相対して引き伸ばされる時、摩擦部材はガイド面の働きによって先ず制御片に接触し、さらに制止部材とすれ違う時、摩擦部材の延伸翼部は制止部材の制御片を可撓性をもって摩擦することを特徴とするスライドレールを引出し定位させる時の減速構造。
  2. 前記摩擦部材の延伸翼部は、複数の延伸部を含み、各延伸部の端部には湾曲延伸するガイド面を形成することを特徴とする請求項1に記載のスライドレールを引出し定位させる時の減速構造。
  3. 前記スライドレールを引出し定位させる時の減速構造は、第二レールに枢着する嵌着部材と、嵌着部材に対応する連動部材とをさらに含み、且つ連動部材の直線移動によって嵌着部材を圧してそれを動かすことを特徴とする請求項1に記載のスライドレールを引出し定位させる時の減速構造。
  4. 前記スライドレールを引出し定位させる時の減速構造は、嵌着部材を圧して接触する弾性部材をさらに含み、嵌着部材の一部が制止部材の制御片に対応する状態を保持する働きをすることを特徴とする請求項3に記載のスライドレールを引出し定位させる時の減速構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017131622A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 川湖科技股▲分▼有限公司 スライドレール装置
JP2019092912A (ja) * 2017-11-24 2019-06-20 株式会社オカムラ 棚装置
JP7470129B2 (ja) 2019-02-21 2024-04-17 ポール ヘティッヒ ゲーエムベーハー ウント ツェーオー. カーゲー 引出しガイド

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