JP3181948B2 - 分岐型光ファイババンドル - Google Patents
分岐型光ファイババンドルInfo
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- JP3181948B2 JP3181948B2 JP27632291A JP27632291A JP3181948B2 JP 3181948 B2 JP3181948 B2 JP 3181948B2 JP 27632291 A JP27632291 A JP 27632291A JP 27632291 A JP27632291 A JP 27632291A JP 3181948 B2 JP3181948 B2 JP 3181948B2
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- JP
- Japan
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- optical fiber
- light
- fiber bundle
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- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、照明光伝送用分岐型
光ファイババンドルに関するもので、各分岐側の端部か
らの出射光量が安定して得られる構造のものを提供す
る。
光ファイババンドルに関するもので、各分岐側の端部か
らの出射光量が安定して得られる構造のものを提供す
る。
【０００２】
【従来の技術】典型的な分岐型光ファイババンドルの構
造は、図３に示すように光ファイバを多数集め、その一
端を束ねるとともに、他端は分岐数に応じて分けてそれ
ぞれを束ねるというものである。図は分岐型光ファイバ
バンドル全体を示したもので、１は多数の光ファイバ
で、途中で２つに分岐されている。２は多数の束ねられ
た光ファイバの端部を固定するために各端部上に設けら
れた金属パイプである。
造は、図３に示すように光ファイバを多数集め、その一
端を束ねるとともに、他端は分岐数に応じて分けてそれ
ぞれを束ねるというものである。図は分岐型光ファイバ
バンドル全体を示したもので、１は多数の光ファイバ
で、途中で２つに分岐されている。２は多数の束ねられ
た光ファイバの端部を固定するために各端部上に設けら
れた金属パイプである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この構造の分
岐型光ファイババンドルは、通常多数の光ファイバをラ
ンダムに束ね、途中から分岐したものであるため、光フ
ァイババンドルに一端から光を入射させたときに各光フ
ァイバに均等に光が導入されたときには、分岐端におい
ても光ファイバの分岐数に応じた出射光量が得られると
いうことで支障はないが、全ての光ファイバに均等に光
を導入するということは困難なため偏って入射されるこ
とが多く、各分岐端において所定の光量が得られないと
いうことがあった。
岐型光ファイババンドルは、通常多数の光ファイバをラ
ンダムに束ね、途中から分岐したものであるため、光フ
ァイババンドルに一端から光を入射させたときに各光フ
ァイバに均等に光が導入されたときには、分岐端におい
ても光ファイバの分岐数に応じた出射光量が得られると
いうことで支障はないが、全ての光ファイバに均等に光
を導入するということは困難なため偏って入射されるこ
とが多く、各分岐端において所定の光量が得られないと
いうことがあった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明は、以上の観点
から各分岐部において所定の光量が得られる光ファイバ
バンドルを提供しようとするもので、その特徴とする請
求項１記載の発明は、光結合部を介して一端に１個の端
部を有し、他端に少なくとも２個の端部を有する分岐型
光ファイバを多数集め、これら多数の分岐型光ファイバ
のそれぞれの端部同志を束ね金属パイプで被覆固定して
なることにある。また、その特徴とする請求項２の発明
は、光結合部が光ファイバカプラからなることにある。
から各分岐部において所定の光量が得られる光ファイバ
バンドルを提供しようとするもので、その特徴とする請
求項１記載の発明は、光結合部を介して一端に１個の端
部を有し、他端に少なくとも２個の端部を有する分岐型
光ファイバを多数集め、これら多数の分岐型光ファイバ
のそれぞれの端部同志を束ね金属パイプで被覆固定して
なることにある。また、その特徴とする請求項２の発明
は、光結合部が光ファイバカプラからなることにある。
【０００５】
【作用】所定の分岐比を有する分岐型光ファイバが多数
本集められて、これら光ファイバの各々の端部同志が束
ねられてバンドルを構成しているので、バンドルの一端
に光を入れたときに全ての光ファイバに光が均等に導入
されなくとも、光が導入された個々の光ファイバについ
て見ると、他端においては所定の分岐比に基づいて分岐
された光量が得られることとなるので、光量の著しい不
足といったことがなく安定した光量の供給が可能であ
る。特に、光ファイバカプラは所定の分岐比どうりに安
定して光を分岐するため効果的である。
本集められて、これら光ファイバの各々の端部同志が束
ねられてバンドルを構成しているので、バンドルの一端
に光を入れたときに全ての光ファイバに光が均等に導入
されなくとも、光が導入された個々の光ファイバについ
て見ると、他端においては所定の分岐比に基づいて分岐
された光量が得られることとなるので、光量の著しい不
足といったことがなく安定した光量の供給が可能であ
る。特に、光ファイバカプラは所定の分岐比どうりに安
定して光を分岐するため効果的である。
【０００６】
【実施例１】図１は、この発明に用いられる分岐型光フ
ァイバで、カプラＣを介して２本に分岐されている。カ
プラは２本の光ファイバをその被覆を除去してガラス部
分を露出させ、この露出部を添わせて溶融延伸して所定
の分岐比に形成し、得られる４個の端子部のうちの１個
を切断、除去して一方から導かれた光が２方向に所定の
分岐比で分岐され出力されるようにしたもので、全体は
ガラスチューブで覆われて補強されている。図２は、こ
の発明の光ファイババンドルを示す。図において、１０
は光ファイババンドルを構成する分岐型光ファイバで、
図１の構造のもので、便宜上３個示してあるが実際は２
０〜１００本ぐらいである。１２は光入射端部で、全フ
ァイバを束ねて金属パイプで被覆固定してなるもの、１
４、１４は各光出射端部で分岐型光ファイバの各分岐端
をそれぞれに束ねて金属パイプで被覆固定してなるもの
である。こうして構成された光ファイババンドルは、個
々のファイバの全てがそれぞれの分岐部に光を送込む構
造であるので、光入射端部１２から光を入射させると、
各光出射端部１４、１４においては予め設定された分岐
比の光量が得られる。
ァイバで、カプラＣを介して２本に分岐されている。カ
プラは２本の光ファイバをその被覆を除去してガラス部
分を露出させ、この露出部を添わせて溶融延伸して所定
の分岐比に形成し、得られる４個の端子部のうちの１個
を切断、除去して一方から導かれた光が２方向に所定の
分岐比で分岐され出力されるようにしたもので、全体は
ガラスチューブで覆われて補強されている。図２は、こ
の発明の光ファイババンドルを示す。図において、１０
は光ファイババンドルを構成する分岐型光ファイバで、
図１の構造のもので、便宜上３個示してあるが実際は２
０〜１００本ぐらいである。１２は光入射端部で、全フ
ァイバを束ねて金属パイプで被覆固定してなるもの、１
４、１４は各光出射端部で分岐型光ファイバの各分岐端
をそれぞれに束ねて金属パイプで被覆固定してなるもの
である。こうして構成された光ファイババンドルは、個
々のファイバの全てがそれぞれの分岐部に光を送込む構
造であるので、光入射端部１２から光を入射させると、
各光出射端部１４、１４においては予め設定された分岐
比の光量が得られる。
【０００７】
【発明の効果】この発明による分岐型光ファイバは、以
上の構成になるので、一端に入射された光は分岐比に応
じて各分岐ファイバに導かれることとなり、一方に偏る
ことがないので極端に光量が少なくなって支障をきたす
ということが防止できる。
上の構成になるので、一端に入射された光は分岐比に応
じて各分岐ファイバに導かれることとなり、一方に偏る
ことがないので極端に光量が少なくなって支障をきたす
ということが防止できる。
【図１】この発明に用いられる分岐型光ファイバの概略
図。
図。
【図２】この発明の分岐型光ファイババンドルの概略
図。
図。
【図３】従来の分岐型光ファイババンドルの概略図。
１０ 分岐型光ファイバ １２ 光入射端部 １４ 光出射端部 Ｃ 光ファイバカプラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 妻沼 孝司 千葉県佐倉市六崎1440番地 藤倉電線株 式会社佐倉工場内内 (72)発明者 真田 和夫 千葉県佐倉市六崎1440番地 藤倉電線株 式会社佐倉工場内内 (56)参考文献 実開 平３−96603（ＪＰ，Ｕ) 米国特許4469941（ＵＳ，Ａ) 米国特許4482805（ＵＳ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G02B 6/04 - 6/08 G02B 6/28 - 6/293
Claims (2)
- 【請求項１】 光結合部を介して、一端に１個の端部を
有し、他端に少なくとも２個の端部を有する分岐型光フ
ァイバを多数集め、これら多数の分岐型光ファイバのそ
れぞれの端部同志を束ね金属パイプで被覆固定してなる
分岐型光ファイババンドル。 - 【請求項２】 光結合部が光ファイバカプラであること
を特徴とする請求項１記載の分岐型光ファイババンド
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27632291A JP3181948B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 分岐型光ファイババンドル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27632291A JP3181948B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 分岐型光ファイババンドル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0588042A JPH0588042A (ja) | 1993-04-09 |
| JP3181948B2 true JP3181948B2 (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=17567839
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27632291A Expired - Fee Related JP3181948B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 分岐型光ファイババンドル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3181948B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100867898B1 (ko) * | 2008-05-21 | 2008-11-10 | 태흥주방산업(주) | 영업용 가스밥솥의 열감지부 작동장치 |
| WO2024105875A1 (ja) * | 2022-11-18 | 2024-05-23 | 日本電信電話株式会社 | 光伝送システム及び光伝送方法 |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP27632291A patent/JP3181948B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0588042A (ja) | 1993-04-09 |
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Legal Events
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