JP3181548U - 壁掛け用プランター - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者側では壁掛け用プランターを掛け吊りした壁や柵などの前側の有効利用スペースの縮小が抑えら、かつ、不使用時の収納スペースを縮小でき、販売者側では陳列スペースおよび在庫管理スペースなどの縮小が可能な壁掛け用プランターを提供する。
【解決手段】壁掛け用プランター1は、縦長の樹脂製シートからなるプランター本体部2の前面に、植栽および観賞用植物を保持する方形の樹脂製シートからなる3つのポケット3を熱融着により設けてある。プランター本体部2は前後の樹脂シート単体20を重ね合わせた二重構造のもので、各シート単体20の間に4つのポケット3の周囲を取り囲むエンドレスな額縁状の密閉空間4が形成され、該密閉空間4に呼気を送り込んで額縁状のリブに変形させるための給排気口5を設けてある。
【選択図】図1

Description

本考案は壁掛け用プランターに係り、より詳しくは、使用者側では壁掛け用プランターを掛け吊りした壁や柵などの前側の有効利用スペースの縮小が抑えられるとともに、不使用時の収納スペースを縮小でき、販売者側では陳列スペースおよび在庫管理スペースなどの縮小が可能な壁掛け用プランターに関する。
従来の壁掛け用プランターとして、たとえば、特許文献1に記載の壁掛け用プランターが提供されている。この壁掛け用プランターを図9,図10に示す。
図9,図10において、壁掛け用プランター50は、一体成形された樹脂製のもので、底面板部51、前面板部52、両側面板部53,53および背面板部54を備えた深底の長方形容器からなり、背面板部54には2つの壁掛け用穴55,55が設けられている。
壁掛け用プランター50は、図示していない壁や柵などに突設した2つのハンガー(図示省略)を壁掛け用穴55,55に挿通することにより、壁や柵の前面に鉛直姿勢で掛け吊りされ、底部にスノコ(図示省略)が装着された状態で、土が入れられ、花が植えられる。
実用新案登録第3059187号公報
前記特許文献1に記載されている壁掛け用プランター50は、型崩れしない硬質樹脂により一体成形された前後方向の寸法L(図10参照)および幅方向の寸法W(図9参照)が大きい嵩の高いものであるから、たとえば、マンションのベランダのようなスペースが比較的小さい場所の壁や柵などに掛け吊りされると、ベランダにおける壁や柵などの前側の有効利用スペースが縮小され、ベランダでのスムーズな人の移動が妨げられるばかりか、不使用時には大きい収納スペースが必要となる一方、壁掛け用プランター50販売時の陳列や在庫管理にも大きいスペースが必要になるなどの問題点がある。
本考案は、このような実情に鑑みて提案されたものであって、使用者側では壁掛け用プランターを掛け吊りした壁や柵などの前側の有効利用スペースの縮小が抑えられるとともに、不使用時の収納スペースを縮小でき、販売者側では陳列スペースおよび在庫管理スペースなどの縮小が可能な壁掛け用プランターの提供を目的とするものである。
前記目的を達成するために、本考案に係る壁掛け用プランターは、シート製のプランター本体部の前面に、植栽および観賞用植物を植栽および観賞可能に保持するシート製の1または複数のポケットを設けてなることを特徴としている。
このように構成されている壁掛け用プランターによれば、季節毎の花や草木などの植栽および観賞用植物の根元を、樹脂製ネットからなる巾着袋や樹脂製のポットなどに収容されている用土やスポンジなどの発泡樹脂で包んだ状態で、1または複数のシート製のポケットに挿入して、プランター本体部を壁や柵の前面に適宜掛け吊りすれば、前記植物を植栽および観賞可能に保持した状態を得ることができる。
一方、壁掛け用プランター使用時における前後方向の寸法は、前記樹脂ネット製の巾着袋や樹脂製のポットなどの直径程度の小さい値に収まる。このため、壁掛け用プランターを掛け吊りした壁や柵などの前側の有効利用スペースの縮小が抑えられて、壁や柵などの前側でのスムーズな人の移動が許容される。
他方、壁掛け用プランターは、シート製のプランター本体部の前面にシート製の1または複数のポケットを設けて、前後方向の寸法を小さく抑えた肉薄のものであるから、使用者側では不使用時の収納スペースを縮小でき、販売者側では陳列スペースおよび在庫管理スペースなどの縮小が可能となる。つまり、1〜3つつのポケットを設けた壁掛け用プランターであれば、これを積み重ねることで、収納スペース、陳列スペースおよび在庫管理スペースなどを縮小でき、4つ以上のポケットを設けた壁掛け用プランターであれば、適宜折り畳んで積み重ねることで、収納スペース、陳列スペースおよび在庫管理スペースなどを縮小できる。
また、本考案に係る壁掛け用プランターのプランター本体部は、熱融着可能な樹脂製シートからなる前後のシート単体を重ね合わせた二重構造からなり、各シート単体の間に前記1または複数のポケットの周囲を取り囲むエンドレスな額縁状の密閉空間が形成されているとともに、この密閉空間に通じる弁開操作可能な常閉逆止弁を備えた給排気口を設けたものである。
これによれば、給排気口から呼気を額縁状の密閉空間に送り込むと、該密閉空間は膨らんで1または複数のポケットの周囲を取り囲む額縁状のリブに変形する。このリブにより、プランター本体部の曲げ剛性や捩じれ剛性が高められる。これにより、プランター本体部が壁や柵の前面に掛け吊りされた場合の姿勢が安定する。このため、植栽および観賞用植物を長時間安定して1または複数のポケットにより植栽および観賞可能に保持することが可能となる。なお、1または複数のポケットに保持されている植栽および観賞用植物を取り出した後に、給排気口に備わっている逆止弁を開弁操作して、額縁状の密閉空間内の空気を排出することで、壁掛け用プランターを原状に復元できる。
さらに、本考案に係る壁掛け用プランターの前記1または複数のポケットは、方形前面部と、該前面部の左右両側から前後にのび、かつ、前面部の左右両端部の後ろ側に重なる部分を有して襞状に折曲した前後方向の拡縮が可能な一対の側壁部とを備えた熱融着可能な樹脂製シートからなり、前面部の下端縁部と各側壁部の下端縁部とを一体にプランター本体部の前面に熱融着して各側壁部下端縁部の前後方向の拡縮を不能にした底部が形成され、各側壁部の後端縁部をプランター本体部の前面に熱融着して前面部の上縁と各側壁部の上縁とで上端開口部を形成しているとともに、前面部の左右両端部の上端縁部と各側壁部の上端縁部とを一体結合して、各側壁部の上端部の前後方向の拡縮を抑制するように構成したものである。
これによると、壁掛け用プランターの不使用時では、プランター本体部の前面に1または複数のポケットにおける方形前面部が略密着した最小の前後方向の寸法を有する薄い状態になる。このため、前記収納スペース、陳列スペースおよび在庫管理スペースの縮小が可能となる。
一方、1または複数のポケットそれぞれの底部は前後方向の拡縮を不能に形成され、各ポケットそれぞれの上端開口部は、方形前面部の左右両端部の上端縁部と襞状に折曲した各側壁部の上端縁部とを一体結合することで、各側壁部の上端部の前後方向の拡縮が抑制されているので、各ポケットとプランター本体部との協働によって、各ポケットの内部は上端開口部から底部にかけて徐々に大きく膨らみ、底部の近傍で最大に膨らむ変形が可能となる。このため、根元が用土やスポンジなどの発泡樹脂で包まれて樹脂ネット製の巾着袋に収容されている植栽および観賞用植物を各ポケットに挿入すれば、巾着袋に対する各ポケットの方形前面部とプランター本体部のフィット性が向上して、各ポケット内における植栽および観賞用植物の傾倒を防止して、安定保持を図ることができる。
本考案の壁掛け用プランターは、使用者側では壁掛け用プランターを掛け吊りした壁や柵などの前側の有効利用スペースの縮小が抑えられるとともに、不使用時の収納スペースを縮小でき、販売者側では陳列スペースおよび在庫管理スペースなどの縮小が可能である。
本考案に係る壁掛け用プランターの一実施形態を示す正面図である。 図1の右側面図である。 図1の平面図である。 プランター本体部およびポケットを一部切欠して拡大して示す横断平面図である。 壁掛け用プランター使用時の状態を示す図4に相当する横断平面図である。 植栽および観賞用植物をポケットに挿入した状態の一部を例示した拡大正面図である。 図6のVIIーVII線に沿って示す縦断側面である。 植栽および観賞用植物をポケットに挿入した状態の一部の他の例を示す図7に相当する縦断側面である。 従来例の正面図である。 図9の右側面図である。
図1は本考案に係る壁掛け用プランターの一実施形態を示す正面図、図2は図1の右側面図、図3は図1の平面図、図4はプランター本体部およびポケットを一部切欠して拡大して示す横断平面図である。
図1〜図4において、壁掛け用プランター1は、シート製で縦長長方形のプランター本体部2の前面に、後述する植栽および観賞用植物を植栽および観賞可能に保持するためのシート製の3つのポケット3を、上下方向(図1の矢印H)に所定の間隔を隔てて縦列して設けたものであり、プランター本体部2および各ポケット3を構成しているシートとしては、熱融着可能なポリ塩化ビニル(PVC),ポリエチレン(PE),ポリプロピレン(PP),ポリアミドなどの樹脂製シートが適用される。
プランター本体部2は、前側の樹脂シート単体20と、後側の樹脂シート単体21とを重ね合わせて、4つの辺2aをエンドレス状に熱融着2bして前側の樹脂シート単体20と後側の樹脂シート単体21とを一体に結合した二重構造からなる。そして、熱融着2bされた4つの辺2aに囲まれた該4つの辺2aに相似する長方形の4つの辺2cをエンドレス状に熱融着2dすることによって、3つのポケット3の周囲を取り囲む長方形でエンドレスな額縁状の密閉空間4が形成されており、この密閉空間4の下辺4aに、該密閉空間4に通じる弁開操作可能な常閉逆止弁(図示省略)を備えた給排気口5を設けてある。
各ポケット3は、長方形前面部30と、該前面部30の左右両側に連設された左右一対の側壁部31,31とを備えている。各側壁部31,31は、投影平面形状が襞状に折曲されているとともに、上下方向(図1の矢印H)の寸法が前面部30と等しい前片31aと後片31bとを有しており、前片31aは前面部30の左右両端部の後ろ側に重なり、後片31bは前片31aの後ろ側に重なるとともに、前面部30の左右両側よりも少し幅方向外側にのびている。したがって、各側壁部31,31は、前後方向(図4の矢印T)の拡縮が可能である。
各ポケット3は、前面部30の下端縁部と、各側壁部31,31下端縁部とを前後で重ね合わせた状態、つまり、前面部30の下端縁部の後側で各側壁部31,31それぞれの前片31aおよび後片31bの下端縁部を重ね合わせた状態で、これらを一体にプランター本体部2の前面、詳しくは、前側の樹脂シート単体20の前面に熱融着6して各側壁部31,31下端縁部の前後方向の拡縮を不能にした底部7が形成されている。
各側壁部31,31の後端縁部、詳しくは、後片31bの後端縁部をプランター本体部2の前面、詳しくは、前側の樹脂シート単体20の前面に熱融着8して、前面部30の上縁と各側壁部31,31の上縁とで上端開口部9を形成している。本実施形態において、熱融着8は、前記4つの辺2cをエンドレス状に熱融着2dする工程時に同時になされる。また、前面部30の左右両端部の上端縁部と各側壁部31,31の前片31aおよび後片31bの上端縁部とを、たとえば、スポット熱融着10などで一体結合して、各側壁部31,31の上端部の前後方向の拡縮を抑制するように構成してある。つまり、各側壁部31,31の上端部の前後方向の拡縮は、熱融着8を揺動中心とする後片31bの前後方向の揺動によるプランター本体部2の前側の樹脂シート単体20の前面に対する接離動作のみに委ねるように構成してある。なお、図1に示すように、プランター本体部2の上下両端部のそれぞれに、一対の掛止孔11を設けてある。
前記構成の壁掛け用プランター1によれば、図6,図7に示す季節毎の花や草木などの植栽および観賞用植物F(ただし、図6,図7では、植物Fの茎のみを示している)の根元を、用土(図示省略)やスポンジ(図示省略)あるいは発泡樹脂(図示省略)などで包んだ状態で、樹脂製ネットからなる巾着袋12に収容し、その袋口を絞り紐12aで適宜結んで各ポケット3に挿入し、図1に示すプランター本体部2の上端部に設けられている一対の掛止孔11を、図示していない壁や柵に突設した一対の掛止フック(図示省略)に掛止すれば、壁掛け用プランター1が前記壁や柵の前面に掛け吊りされて、植物Fを植栽および観賞可能に保持した状態を得ることができる。なお、前記壁掛け用プランター1の下端部に設けた一対の掛止孔11のそれぞれに連結フックを掛止し、各連結フックを別途用意した壁掛け用プランター1の上端部に設けた一対の掛止孔11に掛止すれば、2連の壁掛け用プランター1を掛け吊りして植物Fを植栽および観賞可能に保持した状態が得られる。
壁掛け用プランター1の使用時における前後方向(図4の矢印T)の寸法は、図7に示す巾着袋12の直径程度の小さい値tに収まる。このため、壁掛け用プランター1を掛け吊りした壁や柵などの前側の有効利用スペースの縮小が抑えられて、壁や柵などの前側でのスムーズな人の移動が許容されることになる。
壁掛け用プランター1は、樹脂製シートからなるプランター本体部2の前面に樹脂製シートからなる3つのポケット3を設けて、前後方向の寸法を小さく抑えた肉薄のものであるから、使用者側では不使用時の収納スペースを縮小でき、販売者側では陳列スペースおよび在庫管理スペースなどの縮小が可能となる。
一方、給排気口5から呼気を額縁状の密閉空間4に送り込むと、該密閉空間4は図5のように膨らんで、3つのポケット3(図1参照)の周囲を取り囲む額縁状のリブ4Aに変形する。額縁状の密閉空間4に送り込まれた呼気の漏洩は、給排気口5(図1〜図3参照)に備わっている常閉逆止弁(図示省略)の逆流防止作用により阻止され、密閉空間4が変形した額縁状のリブ4Aは保持される。このリブ4Aにより、プランター本体部2の曲げ剛性や捩じれ剛性が高められる。これにより、プランター本体部2が壁や柵の前面に掛け吊りされた場合の姿勢が安定する。このため、植栽および観賞用植物Fを長時間安定して3つのポケット3により植栽および観賞可能に保持することが可能となる。なお、3つのポケット3に保持されている植栽および観賞用植物Fを取り出した後に、給排気口5にピンを押し込んで常閉逆止弁を開弁操作するとともに、額縁状のリブ4Aを適宜押圧して額縁状の密閉空間4内の空気を排出することで、壁掛け用プランター1を肉薄の原形に復元することができる。
前述のように、3つのポケット3それぞれの底部7は前後方向の拡縮を不能に形成され、各側壁部31,31の上端部の前後方向の拡縮が抑制されているので、3つのポケット3とプランター本体部2との協働変形により、各ポケット3の内部は上端開口部9から底部7にかけて徐々に大きく膨らみ、底部7の近傍で最大に膨らむ形態が得られる。このため、根元が用土やスポンジなどの発泡樹脂で包まれて樹脂ネット製の巾着袋12に収容されている植栽および観賞用植物Fを各ポケット3に挿入すれば、図7に示すように、巾着袋12に対する各ポケット3の方形前面部30とプランター本体部2における前側の樹脂シート単体20のフィット性が向上して、各ポケット3内における植栽および観賞用植物Fの傾倒を防止して、安定保持を図ることができる。
前記実施形態では、3つのポケット3を設けた構造で説明しているが、ポケット3の数は任意であり、複数のポケット3の配設パターンも任意に設定できる。また、図6,図7に示す実施形態では、植物Fの根元を、用土やスポンジあるいは発泡樹脂などで包んだ状態で、樹脂製ネットからなる巾着袋12に収容し、その袋口を絞り紐12aで適宜結んでポケット3に挿入しているが、図8に示すように、植物F(ただし、図8では、植物Fの茎のみを示している)の根元を、用土やスポンジあるいは発泡樹脂などで包んだ状態で、樹脂製ポット13に収容してポケット3に挿入してもよい。さらに、巾着袋12や樹脂製ポット13の使用を省略し、各ポケット3内に投入した用土やスポンジあるいは発泡樹脂などに直接植物Fの根元を差し込んで植え立ててもよい。
前記実施形態のように、3つのポケット3を設けた壁掛け用プランター1や、1または2つのポケット3を設けた壁掛け用プランター1であれば、使用者側での不使用時や販売者側での陳列や在庫管理などに際して、プランター本体部2を折り畳むことなく積み重ねることで、使用者側での収納スペース、販売者側での陳列スペースおよび在庫管理スペースなどを縮小することができ、4つ以上のポケット3を設けた壁掛け用プランター1であれば、使用者側での不使用時や販売者側での陳列や在庫管理などに際して、プランター本体部2を適宜折り畳んで積み重ねることで、使用者側での収納スペース、販売者側での陳列スペースおよび在庫管理スペースなどを縮小することができる。
本考案の壁掛け用プランターは、季節毎の花や草木などの植栽および観賞用植物を、建物の壁や柵などに掛け吊りした状態で植栽および観賞可能に保持するプランターとして有用である。
1 壁掛け用プランター
2 プランター本体部
3 ポケット
4 額縁状の密閉空間
5 吸排気口
6 熱融着(底部7を形成するための熱融着)
7 底部
8 熱融着(上端開口部9を形成するための熱融着)
9 上端開口部
10 スポット熱融着(一体結合)
20 前側のシート単体
21 後側のシート単体
30 長方形前面部(方形前面部)
31 一対の側壁部
F 植栽および観賞用植物

Claims (3)

  1. シート製のプランター本体部の前面に、植栽および観賞用植物を植栽および観賞可能に保持するシート製の1または複数のポケットを設けてなることを特徴とする壁掛け用プランター。
  2. 請求項1に記載の壁掛け用プランターにおいて
    前記プランター本体部は、熱融着可能な樹脂製シートからなる前後のシート単体を重ね合わせた二重構造からなり、各シート単体の間に前記1または複数のポケットの周囲を取り囲むエンドレスな額縁状の密閉空間が形成されているとともに、この密閉空間に通じる弁開操作が可能な逆止弁を備えた給排気口が設けられている壁掛け用プランター。
  3. 請求項2に記載の壁掛け用プランターにおいて
    前記1または複数のポケットは、方形前面部と、該前面部の左右両側から前後にのび、かつ、前面部の左右両端部の後ろ側に重なる部分を有して襞状に折曲した前後方向の拡縮が可能な一対の側壁部とを備えた熱融着可能な樹脂製シートからなり、前面部の下端縁部と各側壁部の下端縁部とを一体にプランター本体部の前面に熱融着して各側壁部下端縁部の前後方向の拡縮を不能にした底部が形成され、各側壁部の後端縁部をプランター本体部の前面に熱融着して前面部の上縁と各側壁部の上縁とで上端開口部を形成しているとともに、前面部の左右両端部の上端縁部と各側壁部の上端縁部とを一体結合して、各側壁部の上端部の前後方向の拡縮を抑制するように構成してなる壁掛け用プランター。
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JP2016518120A (ja) * 2013-04-11 2016-06-23 クマールパル シャーKumarpal SHAH 垂直ガーデンシステム

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