JP3178222U - 土のう作成具 - Google Patents

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Abstract

【課題】土のう袋の着脱が容易であって、土のう袋を確実に装着することのできる土のう作成具を提供する。
【解決手段】土のう袋80の開口部を保持する保持枠10と、台座部20と、保持枠10を台座部20上に立設支持する支持部材30とを備える。保持枠10は、支持部材30に固着した固定保持枠15と、固定保持枠15の上部両端に回動可能に軸支された回動保持枠11とからなり、回動保持枠11の一端から下方に延出した作動片11bの端部に、台座部20上に揺動可能に軸支された操作ペダル60に連結した作動棒40が上下動可能に軸支される。作動棒40を下方に引っ張る付勢手段50により、操作ペダル踏込時には、回動保持枠11が固定保持枠15に対して後方に回動して折れ曲がり、操作ペダル復帰時には、回動保持枠11が固定保持枠15に対して前方に回動して直立し、略矩形状の保持枠を形成する。
【選択図】図1

Description

本考案は、土のう作成具に関する。更に詳しくは、土のう袋の着脱が容易であって、土のう袋を確実に装着することのできる土のう作成具に関する。
従来、災害現場などで行う土のう作りは、通常、二人一組で行う。すなわち、一人が土のう袋の開口部を広げて持ち、もう一人が土砂をスコップなどで掬って、土のう袋に投入することにより行う。
そのため、災害現場においては、人手不足に加え、二人一組での作業は更に人手を要することになる。
ここで、一人で土のう作りを行うことができる土のう製造機が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この土のう製造機は、ローラーコンベアを取り付けた基台に、前面側を除いて上端を湾曲させた4本の金属製支柱が環状に立設され、この支柱の上部側に、前面が開放した平面略C字形に形成された上部枠が接合されている。
この土のう作成具は、各支柱の内側の袋保持枠に土のう袋を挿入して、その開口部を、平面略C字形に形成された上部枠に折返して係止させる。この状態で、スコップで土砂を土のう袋の開口部から投入していく。
この土のう作成具は、土のう袋の開口部を広げた状態で固定できるため、一人で土砂を投入して土のう作りを行うことができる。
実登3138929号公報
しかし、土のう袋の装着に際しては、袋挿入部に土のう袋を挿入して、土のう袋をその開口部を上部枠に沿って折り返して係止させる必要がある。
このため、装着にやや手間取ることになる。また、折り返して係止しているため、確実に装着されているとはいえない。
本考案は、前記の課題を解決するものであって、土のう袋の着脱が容易であって、土のう袋を確実に装着することのできる土のう作成具を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための本考案は、以下の通りである。
(1)土のう袋の開口部を保持する保持枠と、台座部と、該保持枠を該台座部上に立設支持する支持部材とを備えた土のう作成具であって、
前記保持枠は、前記支持部材に固着した固定保持枠と、該固定保持枠の上部両端に回動可能に軸支された回動保持枠とからなり、
前記回動保持枠の一端から下方に延出した作動片の端部に、前記台座部上に揺動可能に軸支された操作ペダルに連結した作動棒が上下動可能に軸支され、
前記作動棒を下方に引っ張る付勢手段により、操作ペダル踏込時には、前記回動保持枠が前記固定保持枠に対して後方に回動して折れ曲がり、操作ペダル復帰時には、該回動保持枠が該固定保持枠に対して前方に回動して直立し、略矩形状の保持枠を形成することを特徴とする土のう作成具。
(2)前記保持枠周囲前面には複数の突起部が形成されている(1)に記載の土のう作成具。
(3)前記操作ペダル復帰時における前記保持枠の接地面に対する角度は側面視で70〜80度である(1)又は(2)に記載の土のう作成具。
(4)前記台座部は、前側台座部と、該前側台座部の後端部に回動軸支された後側台座部とからなり、該後側台座部下部に固着した鉤部に、前記支持部材間に架設した横棒に回動自在に連結した可動支持部材の先端を着脱自在に係止した(1)乃至(3)のうちのいずれか1項に記載の土のう作成具。
(1)請求項1に記載の土のう作成具に係る考案は、操作ペダル踏込時には、回動保持枠が固定保持枠に対して後方に回動して折れ曲がる。こうすることで、回動保持枠の上端部と、固定保持枠の下端部との間隔が狭まり、容易に土のう袋の開口部を保持枠に着脱することができる。更に、操作ペダル復帰時には、付勢手段により回動保持枠が固定保持枠に対して前方に回動して直立して略矩形状の保持枠を形成するため、土のう袋の開口部が保持枠に対して張架されるため、確実に土のう袋の開口部を保持枠に装着することができる。
(2)請求項2に記載の土のう作成具に係る考案は、更に保持枠周囲には複数の突起部が形成されているため、請求項1に記載の考案の効果に加え、より確実に開口部を保持枠に装着することができる。
(3)請求項3に記載の土のう作成具は、操作ペダル復帰時におけるにおける保持枠の接地面に対する角度は側面視で70〜80度であるため、土のう袋に土砂を横方向から投入可能となり、請求項1又は2に記載の考案の効果に加え、投入の際の労力を軽減することができる。
(4)請求項4に記載の土のう作成具は、請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載の効果に加え、折りたたみ可能であるため、不使用時においては、コンパクトに収納をすることができる。
本考案の実施形態1に係る土のう作成具の斜視図である。 本考案の実施形態に係る土のう作成具の動作を示す説明図である。 本考案の実施形態に係る保持枠の動作を示す説明図である。 本考案の実施形態に係る土のう作成具に土のう袋を取り付ける動作を示す説明図である。 本考案の実施形態2に係る土のう作成具の斜視図である。 本考案の実施形態2に係る土のう作成具の折りたたんだ状態を示す斜視図である。
以下、本考案の実施形態を示す図1〜6を参照しながら本考案を詳しく説明する。
尚、本考案は、かかる図に記載された具体例に示すものに限られず、目的、用途に応じて種々変更したものとすることができる。
[実施形態1]
実施形態1に係る土のう作成具1は、本考案を具体化している。
土のう作成具1は、図1に示すように、土のう袋80の開口部を保持する保持枠10と、台座部20と、保持枠10を台座部20上に立設支持する支持部材30とを備えている。
台座部20は、前側台座部21と後側台座部22とからなり、それぞれが一対の接続棒25により接続されている。
支持部材30は保持枠10を台座部20上に立設支持する部材である。そして、副支持部材31が後側台座部22に架設されて、保持枠10を安定支持している。台座部20の下部には、砂地等の不安定な場所にも安定して設置できるように、脚部材を備えることが好ましい。前側台座部21の下部には一対の脚部材27、後側台座部22の下部には、一本の脚部材(不図示)を備えている。
保持枠10は、支持部材30に固着した固定保持枠15と、固定保持枠15の上部両端に回動可能に軸支された回動保持枠11とからなる。
保持枠周囲には土のう袋の開口部を係止しやすくするため、複数の突起部が形成されていることが好ましい。保持枠10のように、突起部11a、15aを備えることができる。
図2に示すように、回動保持枠11の一端から下方に延出した作動片11bの端部が、作動棒40の上端部に固着された支持片40aに回動軸支されている。
作動棒40は、下方へ延設されて、下端部には連結片42が固着されている。
更に作動棒40には付勢ばね掛板41が固着され、支持部材30に固着された付勢ばね掛板31との間に付勢ばね(付勢手段)50が掛止取着されている。
操作ペダル60は、支持板61に揺動軸支され、支持片42を上下動可能に軸支している。
図2に示すように、踏掛部60aを踏み込むと、付勢ばね50に抗して、作動棒40が上方へ移動する。そうすると、回動保持枠11に接続した作動片11bが、回動保持枠11と固定保持枠15との連結軸10aを中心として上方へ回動し、回動保持枠11は後方へ回動して折れ曲がる。
踏掛部60aから足を離して操作ペダル60を復帰すると、付勢ばね50の引張力により、作動棒40が下方へ移動する。そうすると、回動保持枠11に接続した作動片11bが、回動保持枠11と固定保持枠15との連結軸10aを中心として回動し、回動保持枠11は前方へ回動して固定保持枠11に対して直立して、略矩形状の保持枠10を形成維持することができる。
すなわち、図3に示すように、操作ペダル解除時(復帰時)においては、回動保持枠11は、固定保持枠15に対して直立する。そして、回動保持枠上端の突起部11aから、固定保持枠15の突起部15aまでの距離Aを保持する。
一方、操作ペダル踏込時においては、回動保持枠11が連結軸10aを中心に回動して、固定保持枠15に対して折れ曲がる。
そして、回動保持枠上端の突起部11aから、固定保持枠15の突起部15aまでの距離Bを保持する。すなわち、距離Aより短い距離Bを確保することで、図4に示すように、保持枠10へ土のう袋80の開口部が着脱しやすくなる。更に、土のう袋への土のう投入時においては、図1に示すように、操作ペダル60を復帰することにより、略矩形状の保持枠10を形成維持するため、土のう袋80の開口部が保持枠10に張架されて確実に固定されると共に、開口部を大きく維持でき、土砂の投入が容易となる。
なお、図3に示すように、操作ペダル踏込時における、回動保持枠11と固定保持枠15とのなす角度αは、図3に示すように略90度であってもよいが、保持枠10へ土のう袋80の開口部が着脱しやすければ特に限定はない。
更に、操作ペダル復帰時における保持枠10の接地面に対する角度も特に限定はないが、側面視で70〜80度であることが好ましい。こうすることで、土砂を横方向から投入することができるため、上部からの投入に比べて、スコップ等で土砂を持ち上げる高さが低くなり、土のう作成の労力が更に軽減される。この角度は、支持部材30の固定保持枠15への取付け際の折り曲げの角度βを変更することによって行うことができる。
[実施形態2]
実施形態2に係る土のう作成具2も、本考案を具体化している。
実施形態2に係る土のう作成具2は、図5に示すように、台座部20が、前側台座部21と前側台座部21の後端部に回動軸支された接続棒26に連結固着した後側台座部22とからなる。
前側台座部21の後端には一対の軸受け部21aが固着され、軸受け部21aに、その近傍において屈曲した接続棒26が、回動自在に挿着され、後端が後側台座部22の下部に固着されている。
後側台座部22下部には、脚部材28及び後側台座部22に係止部材29が固着されており、係止部材29には鉤部29aが凹設されている。
可動支持部材70は、支持部材30間に架設した横棒32に、可動支持部材70に接続固定した連結部71が回動自在に連結され、可動支持部材70先端に形成された係止端70aが鉤部29aに係止固定されている。なお、連結部材71の横棒32方向への移動を禁止するための一対の鍔部材32aが横棒32に固着されている。
そして、不使用時においては、係止端70aを鉤部29aから取り外し、図6に示すように、後側台座部22を前方に回動して折りたたむ。更にその脚部材28に回動軸支されている湾曲した係止片28で連結部71に係止する。こうすることで、コンパクトに折りたたみ固定して収納できる。なお、可動支持部材70が、支持棒としての役割を果たして、前側台座部22の脚部材28と共に、土のう作成具2を立設した状態にして収納することができる。
土のう作成具2のその他の構成及び作用効果は、実施形態1に係る土のう作成具1と同様であるため、その説明を省略する。
1、2・・・・・・土のう作成具
10・・・・・・・保持枠
11・・・・・・・回動保持枠
11a、15a・・突起部
11b・・・・・・作動片
15・・・・・・・固定保持枠
20・・・・・・・台座部
21・・・・・・・前側台座部
22・・・・・・・後側台座部
29a・・・・・・鉤部
30・・・・・・・支持部材
32・・・・・・・横棒
40・・・・・・・作動棒
50・・・・・・・付勢手段
60・・・・・・・操作ペダル
70・・・・・・・可動支持部材
80・・・・・・・土のう袋

Claims (4)

  1. 土のう袋の開口部を保持する保持枠と、台座部と、該保持枠を該台座部上に立設支持する支持部材とを備えた土のう作成具であって、
    前記保持枠は、前記支持部材に固着した固定保持枠と、該固定保持枠の上部両端に回動可能に軸支された回動保持枠とからなり、
    前記回動保持枠の一端から下方に延出した作動片の端部に、前記台座部上に揺動可能に軸支された操作ペダルに連結した作動棒が上下動可能に軸支され、
    前記作動棒を下方に引っ張る付勢手段により、操作ペダル踏込時には、前記回動保持枠が前記固定保持枠に対して後方に回動して折れ曲がり、操作ペダル復帰時には、該回動保持枠が該固定保持枠に対して前方に回動して直立し、略矩形状の前記保持枠を形成することを特徴とする土のう作成具。
  2. 前記保持枠周囲前面には複数の突起部が形成されている請求項1に記載の土のう作成具。
  3. 前記操作ペダル復帰時における前記保持枠の接地面に対する角度は側面視で70〜80度である請求項1又は2に記載の土のう作成具。
  4. 前記台座部が、前側台座部と、該前側台座部の後端部に回動軸支された接続棒に連結固着した後側台座部とからなり、該後側台座部下部に固着した鉤部に、前記支持部材間に架設した横棒に回動自在に連結した可動支持部材の先端を着脱自在に係止した請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載の土のう作成具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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