JP3177274U - 温度調整調理システムおよび温度調整調理容器 - Google Patents

温度調整調理システムおよび温度調整調理容器 Download PDF

Info

Publication number
JP3177274U
JP3177274U JP2012002864U JP2012002864U JP3177274U JP 3177274 U JP3177274 U JP 3177274U JP 2012002864 U JP2012002864 U JP 2012002864U JP 2012002864 U JP2012002864 U JP 2012002864U JP 3177274 U JP3177274 U JP 3177274U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
cooking
heating
container
detection sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012002864U
Other languages
English (en)
Inventor
篤 高部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Leben Hanbai KK
Original Assignee
Leben Hanbai KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Leben Hanbai KK filed Critical Leben Hanbai KK
Priority to JP2012002864U priority Critical patent/JP3177274U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3177274U publication Critical patent/JP3177274U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Abstract

【課題】容器内の温度を検知するセンサにより、加熱強さを制御する加熱調理器を有した温度調整調理システムを提供する。
【解決手段】温度検知センサ12は、容器本体11内に取り付けられ、容器本体11内の温度を検知する。加熱調理器20は、温度調整調理容器10に取り付けられた温度検知センサ12から出力される温度に応じて熱源の強さを調整する機能を有している。具体的には、加熱調理器20は、温度ごと(例えば、60℃、70℃、80℃…など10℃間隔の温度ごと)に所定の火加減の強さが対応付けられた火加減制御情報を有している。
【選択図】図1

Description

本考案は、温度調整調理システムおよび温度調整調理容器に関する。
従来から、加熱調理容器として鍋、釜、フライパンなどがあり、加熱調理器(加熱の熱源)としてガス器具、電熱器具、電磁調理器具などがある。近年、温度センサを備え、加熱時に熱源の強さを自動調整できるガス器具や電磁調理器具などが開発されている。例えば、バネの伸縮により鍋底に直接接触する温度センサが搭載されたガス器具がある。また、トッププレートの温度を測ることで、間接的に加熱調理容器の目安温度としたり、赤外線で鍋底の温度を測る電磁調理器具がある。
また、特許文献1や特許文献2に記載されるように、加熱調理容器を構成する成分を調整することにより、過度の加熱を防止する技術が開発されている。また、特許文献3に記載されるように、鍋内の温度を測定することにより警告を発する技術がある。
特開平04−220988号公報 特開平04−242093号公報 特開2006−87890号公報
しかしながら、上記技術では、加熱調理容器の温度を正確に測定することが難しいため、料理の焦げ付きや、鍋の空炊きを防止することができないという問題がある。
また、上記技術は、適切なタイミングで熱源の強さを調整できないため、調理を上手に仕上げることができない。すなわち、上記の従来技術では、お米を炊いたり、ピザ、パエリア、魚を焼くなどの繰り返し監視が必要な調理には不向きである。例えば、陶器や磁器の鍋でご飯を炊けば、電気炊飯器よりも短時間で美味しいご飯を炊くことができるが、火を止めるタイミングが手動となる。また、現在のガス器具(ガスコンロ)では、煮物をしている場合など、水が無くなって焦げてしまってからガスが止まる機能はあるが、このような機能では、安全性は確保できても焦げて食べられなくなってしまうといった問題がある。
そこで、本考案は、加熱調理器の機能と組み合わせることにより、適切に調理を仕上げることができる温度調整調理システムの提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本考案に係る温度調整調理システムは、受熱底面を有する容器本体と、前記容器本体内の温度を検知する温度検知センサと、前記温度検知センサから取得した前記容器本体内の温度に対応する加熱の強さに調整する加熱調理器と、を備える。
本考案に係る温度調整調理システムによれば、加熱調理器の機能と組み合わせることにより、適切に調理を仕上げることができる。また、不注意による器具の加熱損傷や、不要な加熱時のエネルギーの無駄を防止することができ、環境に優しいというメリットがある。
本考案の第一実施形態に係る温度調整調理システムを示した図である。 本考案の第一実施形態に係る温度調整調理システムの第一変形例を示した図である。 本考案の第二実施形態に係る温度調整調理容器および温度調整機構を示した図である。 本考案の第二変形例実施形態に係る温度調整調理システムを示した図である。
以下、本考案の各実施形態について図面を用いて説明する。
<第一実施形態>
図1は、本考案の第一実施形態に係る温度調整調理システム100で用いられる温度調整調理容器10および加熱調理器20を示した図である。なお、本システム100は、温度調整調理容器10と、容器10から温度情報を取得し、火加減を自動的に調整する加熱調理器20から構成される。
温度調整調理容器10は、容器本体11と、温度検知センサ12と、から構成される。容器本体11は、加熱調理器20からの作用により加熱される受熱底面13を有する。食材は、受熱底面13が加熱され調理される。
なお、加熱調理器20として誘導加熱であるIH(Induction Heater)技術を用いた電磁調理器具やガス器具(例えば、ガスコンロ)が用いられる。
温度検知センサ12は、容器本体11内の温度を検知するためのセンサである。温度検知センサ12は、容器本体11内に取り付けられ、容器本体11内の温度を検知する。なお、温度検知センサ12は、温度以外の情報として、容器本体11内の圧力を検知できる機能を有していても良い。なお、温度検知センサ12は、高温に曝されるため、耐熱ガラスやセラミックなどで覆うとともに、電子回路を伴う部位には、放熱を考慮して、放熱板を用いたり、断熱材を用いたり、遮熱空間を設けるなどの断熱対策が講じられている。このような温度検知センサ12には、例えば、熱電対や測温抵抗体が用いられる。
また、温度検知センサ12には通信コード14が接続されている。通信コード14は、温度検知センサ12で検知された容器本体11内の温度情報を加熱調理器20へ出力するためのものである。通信コード14は、容器本体11に形成された貫通孔を通って加熱調理器20に接続され、検知された温度情報を定期的に出力する。
加熱調理器20は、温度調整調理容器10を加熱するための調理器である。また、本実施形態に係る加熱調理器20は、温度調整調理容器10に取り付けられた温度検知センサ12から出力される温度に応じて熱源の強さを調整する機能を有している。具体的には、加熱調理器20は、温度ごと(例えば、60℃、70℃、80℃…など10℃間隔の温度ごと)に所定の火加減の強さが対応付けられた火加減制御情報を有している。
なお、前述の実施形態に係る加熱調理器20は、火加減制御情報を用いて、温度検知センサ12から取得した容器本体11内の温度に対応する火加減に加熱の強さを調整したが、本考案は、本実施形態に限られるものではない。例えば、加熱調理器20の内部に組み込まれたマイコンの制御により、容器本体11内の温度に対応した所望の火加減に調整するなどしても良い。
また、温度検知センサ12に代えて、熱電対を用いて容器本体11内の温度を検知してもよい。また、熱電対にマイコンなどの小型コントローラを接続し、熱電対で発生した電力を用いて、加熱調理器20に加熱の強さを指示する指示信号を生成するようにしても良い。なお、加熱の強さを制御する方法はこれらに限られるものではない。
なお、火加減制御情報は、調理の種類(例えば、ご飯炊き用、煮物用など)によって異なる火加減制御を行えるように、複数のパターンが用意されていてもよい。
そして、加熱調理器20は、定期的に取得する温度検知センサ12からの温度に対応付けられている火加減すなわち熱源の強さに調整する。
このように、本考案の第一実施形態に係る温度調整調理システム100によれば、加熱調理器20との協働により、容器本体11内の温度を自動的に調整することができる。その結果、過度の加熱による料理の焦げ付きや、空炊きを防止するだけでなく、適切に火加減を調整して調理を仕上げることができる。また、不注意による器具の加熱損傷や、不要な加熱時のエネルギーの無駄を防止することができ、環境に優しいというメリットがある。
なお、前述の実施形態では、加熱調理器20が火加減制御情報を有し、取得した温度に応じて火加減の強さを調整した。しかしながら、本考案は本実施形態に限られず、例えば、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)上のソフトウェアにより、加熱調理器の火加減を制御するようにしても良い。
<第一変形例>
図2は、前述の実施形態の第一変形例に係る温度調整調理システム200を示した図である。図示するように、本システム200は、温度調整調理容器30と、かかる容器30から温度情報を取得し、火加減を調整する指示信号を生成するパソコン40と、パソコン40からの信号に応じて熱源の強さ(火加減)を調整する加熱調理器50から構成される。なお、パソコン40と加熱調理器50間とは、通信コード60により接続されている。
温度調整調理容器30の温度検知センサ32は、パソコン40と接続される通信コード34を有している。温度検知センサ32で検知された容器本体31内の温度情報(または圧力情報)は、通信コード34を介して、接続されているパソコン40へ出力される。
パソコン40の温度調整用のソフトウェアにより温度調整がなされる。具体的には、パソコン40は、調理の種類に応じた複数の火加減制御情報を有し、温度検知センサ34から取得した温度に応じて火加減の強さを調整する指示信号を加熱調理器50に出力する。加熱調理器50は、パソコン40からの指示に応じて火加減の強さを調整する。
このような温度調整調理システム200によっても、加熱調理器50との協働により、容器本体31内の温度を自動的に調整することができる。その結果、過度の加熱による料理の焦げ付きや、空炊きを防止するだけでなく、適切に火加減を調整して調理を仕上げることができる。また、不注意による器具の加熱損傷や、不要な加熱時のエネルギーの無駄を防止することができ、環境に優しいというメリットがある。また、火加減制御情報がパソコン40で管理されるため、加熱調理器50で管理する場合よりも多くのパターンの火加減制御情報を管理することができる。
なお、加熱調理器50の火加減は、パソコン40以外の情報処理端末(例えば、携帯電話、スマートフォン)で制御できるようにしても良い。
次に、本考案の第二実施形態について説明する。
<第二実施形態>
図3は、本考案の第二実施形態に係る温度調整調理容器70および温度調整機構80を示した図である。温度調整調理容器70は、容器本体71と、温度検知センサ72と、を有している。また、温度調整機構80は、コントローラ81と、保持リング82と、駆動足83と、を有している。なお、温度検知センサ72とコントローラ81とは、通信コード90で通信可能に相互接続されている。また、コントローラ81と、各駆動足83とは、通信コード91で通信可能に相互接続されている。
容器本体71および温度検知センサ72は、前述の実施形態と基本的に同様の構成を有することから説明を省略する。
保持リング82は、駆動足83に支持されて、加熱調理器上で容器本体71を保持する部材である。なお、保持リング82の径は、容器本体71の受熱底面73が加熱調理器のトッププレートに接する位置で固定される大きさに形成されている。
駆動足83は、加熱調理器上の所定位置で保持リング82および容器本体71を支持する部材であって、複数(例えば、4本)の足を有している。駆動足83は、コントローラ81からの指示に応じて足の長さを変化させ、保持リング82および容器本体71を上下方向に駆動させる。例えば、駆動足83は、内蔵された小型のモータ83mの回転軸83nで足84の軸84gを上下させ、足84の延ばし量を調整する。
コントローラ81は、温度検知センサ72から出力される容器本体71内の温度情報を取得し、駆動足83に指示信号を出力するための装置である。具体的には、コントローラ81は、温度ごと(例えば、60℃、70℃、80℃…など10℃間隔の温度ごと)に異なる駆動足83の長さが対応付けられた火加減制御情報を有している。
なお、火加減制御情報は、調理の種類(例えば、ご飯炊き用、煮物用など)によって異なる火加減制御を行えるように、複数のパターンが用意されていてもよい。
コントローラ81は、温度検知センサ72から容器本体71内の温度情報を取得すると、火加減制御情報から取得した温度に対応付けられている駆動足83の長さを特定する。そして、コントローラ81は、かかる足の長さを指示する信号を生成し、これを駆動足83に出力する。駆動足83は、取得した指示に応じて足の長さを調整する。
このような温度調整調理容器によっても、加熱調理器との協働により、容器本体内の温度を自動的に調整することができる。その結果、過度の加熱による料理の焦げ付きや、空炊きを防止するだけでなく、適切に火加減を調整して調理を仕上げることができる。また、不注意による器具の加熱損傷や、不要な加熱時のエネルギーの無駄を防止することができ、環境に優しいというメリットがある。
なお、前述の実施形態に係る温度調整調理容器70は、検知された容器本体71内の温度に応じて火加減を調整されたが、本考案は本実施形態に限られず、温度検知センサ72で併せて検知された容器本体71内の圧力に応じて温度調整調理容器70の火加減が調整されるようにしてもよい。
また、前述のパソコン40および加熱調理器50は、容器本体31内の圧力に対応付けられている火加減制御情報を有していればよい。この場合、パソコン40は、容器本体31内の圧力に対応付けられている加熱の強さを指示する信号を生成する。また、第二実施形態に係る温度調整機構80は、前記温度検知センサ72から取得した前記容器本体71内の圧力に応じて、前記容器本体71を上下方向に駆動させてもよい。
なお、前述の実施形態および変形例では、温度検知センサ12と加熱調理器20との間、温度検知センサ32とパソコン40の間、パソコン40と加熱調理器50との間は、有線の通信コードで接続されていたが、本考案は有線による接続に限らず、無線により相互に接続されても良い。また、温度検知センサ72と温度調整機構との間(温度検知センサ72とコントローラ81との間、コントローラ81と駆動足83との間)についても、無線により相互に接続されても良い。
無線による通信としては、例えば、RFID(Radio Frequency Identification)といった無線タグを利用した技術により、小型化することができる。この場合、パッシブタグを用いることにより、電池を不要とする事ができる。また、熱電対から発生する電力を利用して、電池を用いずにアクティブタグやセミアクティブタグを使用することもできる。このような無線タグの技術を用いれば、コンテキストアウェアネス(Context Awareness)としての活用を望むことができる。
また、前述の実施形態では、容器本体内の温度や圧力に応じて、加熱調理器による加熱の強さを制御したが、本考案は、このような制御方法に限られるものではない。例えば、容器本体内が所定温度や所定圧力となってからの経過時間や、温度、圧力の上昇速度といった様々な情報を取得して、これらの情報を用いて加熱制御を行うことで、より正確に火加減をコントロールすることが可能となる。
また、温度検知センサは、容器本体の上部付近に一つ設置されていたが、容器本体の底面付近に設置したり、複数個設置すれば、容器本体内の温度や圧力をより細かく取得できるため、より正確な火加減のコントロールすることが可能になる。
また、このような温度検知センサは、容器本体に予め埋め込まれたものであっても良い。
ここで、このような特徴を有する本考案の第二変形例について説明する。
<第二変形例>
図4は、第二変形例に係る温度調整調理システム300の概略構成を示した図である。図示するように、本システム300は、温度調整調理容器310内の温度情報を無線によって加熱調理器330に送信する温度検知センサ313、317と、温度検知センサ313、317から受信した温度情報を用いて自動的に適切な火加減に調整する加熱調理器330から構成される。
温度調整調理容器310は、容器本体311と、蓋体312と、蓋体312に内蔵される埋め込み型温度検知センサ313と、容器本体311に取り付けられる後取り付け型温度検知センサ317と、から構成される。
埋め込み型温度検知センサ313は、アンテナ部314と、タグ部315と、センサ部316とを有し、容器本体311内の温度を検知する。同様に、後取り付け型温度検知センサ317は、アンテナ部318と、タグ部319と、センサ部320とを有し、容器本体311内の温度を検知する。なお、これらのセンサは、温度に加えて、容器本体311内の圧力を検知するようにしても良い。
埋め込み型温度検知センサ313および後取り付け型温度検知センサ317は、センサ部316、320で検知された容器本体311内の温度(または圧力)を、一時的にタグ部315、319に記憶させる。なお、これらの温度検知センサ313、317は、容器本体311内の温度などを定期的に検知し、その都度タグ部315、319に記憶されている情報を更新する。また、これらの温度検知センサ313、317は、アンテナ部314、318を介して、タグ部315、319に記憶されている温度情報を加熱調理器330に送信する。
加熱調理器330は、温度タグリーダ331と、制御部332と、加熱部333と、から構成されている。温度タグリーダ331は、埋め込み型温度検知センサ313および後取り付け型温度検知センサ317から温度情報を受信し、これを制御部332に出力する。
制御部332は、例えば、マイコンなどの小型コントローラから構成される。制御部は、温度タグリーダ331が受信した容器本体311内の温度に応じて、適切な火加減となるように加熱部333に指示信号を出力する。なお、このような制御部332は、電力線334で接続される電源から電力の供給を受ける。加熱部333は、制御部332からの指示に応じた加熱の強さに火加減を調整する。
このように、本考案の第二変形例に係る温度調整調理システム300によれば、加熱調理器330との協働により、容器本体311内の温度を自動的に調整することができる。その結果、過度の加熱による料理の焦げ付きや、空炊きを防止するだけでなく、適切に火加減を調整して調理を仕上げることができる。また、不注意による器具の加熱損傷や、不要な加熱時のエネルギーの無駄を防止することができ、環境に優しいというメリットがある。
特に、このような無線タグの技術を用いれば、コンテキストアウェアネスとしての活用を望むことができる。また、相互に異なる箇所の温度を検知する温度検知センサを複数用いていることで、容器本体311内の温度や圧力を細かく取得でき、より正確な火加減のコントロールが可能になる。また、容器本体311に減圧弁を設け、圧力センサーからの情報に応じて減圧弁を開くことにより容器本体311内の減圧を行うようにしても良い。
なお、第二変形例に係る埋め込み型温度検知センサ313および後取り付け型温度検知センサ317に代えて、各々、熱電対により容器本体311内の温度を検出するようにしても良い。
また、前述の実施形態および変形例では、温度検知センサから取得した情報(温度や圧力)を用いて加熱の強さを調整したが、本考案は、これらの実施形態および変形例に限られるものではない。例えば、所定のキューリー温度(例えば、120℃)を有する磁性金属材料から形成された温度調整調理容器を用いて調理温度をより適切に調整するようにしても良い。磁性金属材料の成分およびその配合比率は、所望のキューリー温度になるように適宜設計されればよい。
このような温度調整調理容器によれば、加熱調理器の機能と組み合わせる事により、より適切に調理を仕上げることができる。特に、このようなキューリー温度を有する温度調整調理容器が用いられると、より繊細な温度調整を可能とすることができ、かつ、誤作動や設計ミスなどから引き起こされる不慮の事故を防止し、高温域での安全性を確保することができる。
100・・・温度調整調理システム、10・・・温度調整調理容器、
11・・・容器本体、12・・・温度検知センサ、13・・・受熱底面、
14・・・通信コード、20・・・加熱調理器

Claims (9)

  1. 受熱底面を有する容器本体と、
    前記容器本体内の温度を検知する温度検知センサと、
    前記温度検知センサから取得した前記容器本体内の温度に対応する加熱の強さに調整する加熱調理器と、
    を備えることを特徴とする温度調整調理システム。
  2. 請求項1に記載の温度調整調理システムであって、
    前記温度検知センサから前記容器本体内の温度を取得するコンピュータ装置を備え、
    前記コンピュータ装置は、前記容器本体内の温度に対応する加熱の強さを指示する信号を生成し、
    前記加熱調理器は、前記コンピュータ装置から取得した前記信号に従って、加熱の強さを調整する
    ことを特徴とする温度調整調理システム。
  3. 受熱底面を有する容器本体と、
    前記容器本体内の温度を検知する温度検知センサと、
    前記温度検知センサから取得した前記容器本体内の温度に応じて、前記容器本体を上下方向に駆動させる温度調整機構と、を備える
    ことを特徴とする温度調整調理容器。
  4. 請求項1または2に記載の温度調整調理システムであって、
    前記温度検知センサと前記加熱調理器との間、前記温度検知センサと前記コンピュータ装置との間、前記コンピュータ装置と前記加熱調理器との間は、無線タグを用いた無線通信により接続されている
    ことを特徴とする温度調理調整システム。
  5. 請求項3に記載の温度調整調理容器であって、
    前記温度検知センサと前記温度調整機構との間は、無線タグを用いた無線通信により接続されている
    ことを特徴とする温度調整調理容器。
  6. 請求項1、2および4のいずれか一項に記載の温度調整調理システムであって、
    前記加熱調理器は、前記温度検知センサから取得した前記容器本体内の圧力に対応する加熱の強さに調整する
    ことを特徴とする温度調整調理システム。
  7. 請求項3または5に記載の温度調整調理容器であって、
    前記温度調整機構は、
    前記温度検知センサから取得した前記容器本体内の圧力に応じて、前記容器本体を上下方向に駆動させる
    ことを特徴とする温度調整調理容器。
  8. 請求項1、2および4のいずれか一項に記載の温度調整調理システムであって、
    少なくとも前記容器本体または前記受熱底面のいずれか一方は、所定のキューリー温度を有する磁性金属材料から形成されている
    ことを特徴とする温度調整調理システム。
  9. 請求項3または5に記載の温度調整調理容器であって、
    少なくとも前記容器本体または受熱底面のいずれか一方は、所定のキューリー温度を有する磁性金属材料から形成されている
    ことを特徴とする温度調整調理容器。
JP2012002864U 2012-05-15 2012-05-15 温度調整調理システムおよび温度調整調理容器 Expired - Fee Related JP3177274U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012002864U JP3177274U (ja) 2012-05-15 2012-05-15 温度調整調理システムおよび温度調整調理容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012002864U JP3177274U (ja) 2012-05-15 2012-05-15 温度調整調理システムおよび温度調整調理容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3177274U true JP3177274U (ja) 2012-07-26

Family

ID=48004121

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012002864U Expired - Fee Related JP3177274U (ja) 2012-05-15 2012-05-15 温度調整調理システムおよび温度調整調理容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3177274U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017020947A (ja) * 2015-07-13 2017-01-26 三菱電機株式会社 成分検知装置、調理器具、及び加熱調理器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017020947A (ja) * 2015-07-13 2017-01-26 三菱電機株式会社 成分検知装置、調理器具、及び加熱調理器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2832553T3 (es) Método para el control de un aparato de cocción con un aparato de control externo, aparato de cocción y sistema
ES2745400T3 (es) Método para regular una proceso de cocinado
EP3211322A1 (en) Intelligent electric range
EP2822428B1 (en) Cooking appliance
EP2112861B1 (en) System and method for food preparation
US20160014849A1 (en) Multi Cooker
WO2017033406A1 (ja) 加熱調理器
US20120288595A1 (en) Closed Loop Adaptive Control System for Cooking Appliance
CN103108576A (zh) 多功能烹调器
CN106642235B (zh) 电烹饪器以及电烹饪器的烹饪控制方法和烹饪控制装置
KR101632742B1 (ko) 인덕션 조리기
KR101604429B1 (ko) 용기 가열 장치
US11255548B2 (en) Cooktop appliance control system
KR20100010248A (ko) 조리기기 및 온도 제어 방법
CN105342363B (zh) 一种烹饪器具及其控温方法
JP3177274U (ja) 温度調整調理システムおよび温度調整調理容器
EP3272185A1 (en) Induction cooking device with integrated temperature control
JP6223481B2 (ja) 加熱調理器および温度検知装置
CN110037563A (zh) 加热控制方法、控制装置、加热组件和烹饪器具
CN207096730U (zh) 分体式烹饪器具
JP6861489B2 (ja) 加熱調理器
JP6768464B2 (ja) 温度検知装置および加熱調理器
KR20160047685A (ko) 전기렌지용 조리용기
JP2016201211A (ja) 温度検知装置および加熱調理器
JP2004186164A (ja) 外部温度センサー付き加熱調理器

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150704

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees