JP3176058U - 蓄光サイン壁紙 - Google Patents
蓄光サイン壁紙 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3176058U JP3176058U JP2012001634U JP2012001634U JP3176058U JP 3176058 U JP3176058 U JP 3176058U JP 2012001634 U JP2012001634 U JP 2012001634U JP 2012001634 U JP2012001634 U JP 2012001634U JP 3176058 U JP3176058 U JP 3176058U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sign
- wallpaper
- sign display
- decoration
- decorative
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
【解決手段】基材と、前記基材の表面に形成された装飾層から構成される壁紙であって、前記装飾層の表面は、装飾部3a及びサイン表示部3bを有し、前記装飾部3aの周囲の少なくとも一辺に、前記サイン表示部3bが設けられ、前記サイン表示部3bには、蓄光顔料を含むサイン模様4が形成されることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
また、特許文献2においては、蓄光顔料による発光によって明るさを確保して避難経路を視認させるものであるが、避難経路などの方向を示すことまではできず、また明るさを確保するためには、広い範囲に蓄光顔料を含んだ塗料を塗布する必要があり、昼間や照明下における意匠効果を損なうものであった。
蓄光顔料の含有量がこの範囲であれば、暗闇や夜間の消灯時、或いは停電時に、サイン模様を視認するのに充分な発光時間が得られ、的確に各種方向などを示すことができる。
このように、基材の裏面に粘着層を有し、さらに剥離紙を積層しておけば、本考案の壁紙を施工する際に、剥離紙を剥がすだけで、壁紙を容易に壁面に貼ることができる。
なお、ボーダー壁紙とは、アクセントとして、壁面の一部に貼るために使用する帯状の壁紙のことである。このようなボーダー壁紙(トリム壁紙とも称される)は、主に巻き物で販売されており、使用者が任意の長さに切断して、壁面に貼るものである。
そのため、前記サイン表示部が前記装飾部の上部又は下部、或いは上下部両方の辺に設けられていれば、使用時に任意の長さに裁断しても、サイン表示部が常に得られるため、サイン表示部を必要な箇所に配置しやすいものとなる。
例えば、針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)、広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)、砕木パルプ(GP)、サーモメカニカルパルプ(TMP)等の製紙用パルプ、及び古紙パルプ等から選ばれる少なくとも一種以上を適宜混合したものを使用する。勿論、寸法安定性を向上させるために、上記のパルプに、アクリル繊維、ポリエステル繊維等の合成繊維やガラス繊維等の無機繊維を混合することもできる。
装飾層3は、例えば、ポリ塩化ビニルや塩化ビニルを主体とする他のモノマーとの共重合樹脂等の塩化ビニル系樹脂や、アクリル系樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂等のオレフィン系樹脂などに、可塑剤、安定剤、着色剤、充填剤、難燃剤、防カビ剤、発泡剤、熱膨張性マイクロカプセル等を必要に応じて添加した樹脂組成物を、基材2の表面に積層した後、必要に応じて加熱、乾燥、発泡させて形成される。また、装飾層3は、単層でもよく、或いは樹脂組成物を変えて繰り返し塗工することで、装飾層3の表面に絵柄を形成してもよい。
このように、装飾部3aとサイン表示部3bとが明確に区分されることで、昼間や照明下における装飾部3aによる装飾効果を損なうこともなく、暗闇や夜間の消灯時、或いは停電時には、サイン表示部3bのサイン模様4の発光によって、各種方向などを示すことができる蓄光サイン壁紙が得られる。
そのため、10〜100mmであれば、装飾部3aの装飾効果を損ねることなく、暗闇や夜間の消灯時、或いは停電時において、サイン表示部3bに形成されたサイン模様4が目立ち、的確に各種方向などを示すことができる。
なお、蓄光顔料とは、燐光体の1種であり、可視光、紫外光などの刺激を受け(励起光)、その刺激を停止させた後、蓄光顔料の内部に蓄えられたエネルギーにより発光するもので、暗闇や夜間の消灯時、或いは停電時などでのみ視認することのできるものである。発光色は、蓄光顔料の種類により異なるが黄緑色、紫青色、青色、緑色、黄色、橙色などがある。発光は、励起光の種類と明るさ、蓄光顔料の種類、暗所の状態などにより左右される。
坪量100g/m2の壁紙用原紙を基材とし、基材の表面に、表1で示す発泡層用の樹脂組成物を塗工して乾燥させた後、同じく表1で示す装飾層用の樹脂組成物を塗工及び乾燥させた。乾燥後、装飾層の表面に、表2で示す蓄光顔料(SrAl2O4系、根本特殊化学株式会社製、製品名「N夜光」)の添加量を変えたサイン模様用樹脂組成物を各々用いて、サイン模様(矢印)を印刷して乾燥させた後、オーブンで発泡させて、試験体1〜5を得た。なお、表1及び表2において、樹脂組成物の配合量は、重量部で示す。
試験体1〜5を暗所に24時間以上光を遮断した状態で保持した後、40W蛍光灯下、440ルクスの照度で60分間照射し、照射を止めた後に暗所で、3mの距離からの視認性を目視で確認し、下記基準で評価を行った。結果を表2に示す。
◎:充分に発光し、蓄光部分が明瞭に見える。
○:発光がわずかに弱くなるが、蓄光部分は明瞭に見える。
△:発光が弱いが、蓄光部分は見える。
×:発光が無くなり、蓄光部分が見えない。
視認性評価結果に基づき、下記の基準で総合評価を行った。結果を表2に示す。
○:20分後で、蓄光部分が明瞭に見える。
△:20分後で、蓄光部分が見える。
×:20分後で、蓄光部分が見えない。
2 基材
3 装飾層
3a 装飾部
3b サイン表示部
4 サイン模様
5 発泡層
6 粘着層
7 剥離紙
Claims (5)
- 基材と、前記基材の表面に形成された装飾層から構成される壁紙であって、
前記装飾層の表面は、装飾部及びサイン表示部を有し、
前記装飾部の周囲の少なくとも一辺に、前記サイン表示部が設けられ、
前記サイン表示部には、蓄光顔料を含むサイン模様が形成されることを特徴とする蓄光サイン壁紙。 - 前記サイン表示部の幅が、10〜100mmであることを特徴とする請求項1記載の蓄光サイン壁紙。
- 前記サイン模様は、樹脂成分100重量部に対して、蓄光顔料を10〜50重量部含有した樹脂組成物で形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の蓄光サイン壁紙。
- 前記基材の裏面に粘着層を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の蓄光サイン壁紙。
- 前記壁紙がボーダー壁紙であり、前記サイン表示部が前記装飾部の上部又は下部、或いは上下部両方の辺に設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の蓄光サイン壁紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012001634U JP3176058U (ja) | 2012-03-26 | 2012-03-26 | 蓄光サイン壁紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012001634U JP3176058U (ja) | 2012-03-26 | 2012-03-26 | 蓄光サイン壁紙 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3176058U true JP3176058U (ja) | 2012-06-14 |
Family
ID=48003040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012001634U Expired - Fee Related JP3176058U (ja) | 2012-03-26 | 2012-03-26 | 蓄光サイン壁紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3176058U (ja) |
-
2012
- 2012-03-26 JP JP2012001634U patent/JP3176058U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100757016B1 (ko) | 패브릭 장식시트 및 이의 제조방법 | |
KR102059764B1 (ko) | 인광 및 형광 조성물을 포함하는 보안 구조물 | |
CN101248477B (zh) | 电致发光单向视觉面板 | |
JP2004163561A (ja) | 表示フィルム | |
JP5899560B2 (ja) | 白色蓄光発光膜材 | |
JP4870512B2 (ja) | 偽造防止用粘着シートおよびその製造方法 | |
KR20200070396A (ko) | 피혁풍 시트 및 피혁풍 표시 부재 | |
KR101750553B1 (ko) | 미끄럼-방지 코팅을 구비한 카펫 이면 조명 시스템 | |
JP2005111971A (ja) | 蓄光性シートおよびその製造方法 | |
JP5960526B2 (ja) | 異種視覚表示構造体 | |
EP1943633B1 (en) | Pathway marker, especially fire escape marker in a floor or wall | |
WO2006109742A1 (ja) | 蓄光発光シート | |
JP2009263606A (ja) | 光天井用膜材 | |
JP3176058U (ja) | 蓄光サイン壁紙 | |
JP2008246961A (ja) | 可変色性シート及び可変色性壁面装飾材 | |
JP2014016394A (ja) | 多種視覚表示構造体 | |
JP2010122243A (ja) | 複数画像を切り替え表示させる方法と装置 | |
US20070059476A1 (en) | Contact clear decorative wall elements | |
JP2009223270A (ja) | 複数画像表示シート | |
JP2006205809A (ja) | 内装体および内装装置 | |
EP3805006B1 (en) | Printed article with anti-counterfeiting function | |
JP2009037080A (ja) | 屋外用内照式膜材及びそれを用いた施工物 | |
JP6171153B2 (ja) | 透視性蓄光表示体 | |
JPH01207497A (ja) | 蓄光壁紙 | |
JP2006293168A (ja) | 蓄光式表示体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3176058 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150516 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |