JP3174781U - 車輪用締め具 - Google Patents
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Abstract
【課題】車輪のホイールの色に合わせて、自由にボルトのヘッド部を交換できる車輪用締め具を提供する。
【解決手段】所定方向の両端部の周面にそれぞれ第1の雄ねじ部41と第2の雄ねじ部42とを有するように、所定方向に沿って延伸する棒状体に形成されると共に、第1の雄ねじ部41に係止孔411を径方向に貫設してボルト4を形成する。さらに、第1の雄ねじ部41を受け入れることができる環状体であり、該環状体の内周面に第1の雄ねじ部41と螺合する雌ねじ部51が形成され、また、該環状体を径方向に貫通し、ボルト4の第1の雄ねじ部41が完全に雌ねじ部51に挿入すると、係止孔411と連通することができるように形成されたピンホール54を有し、ボルトのヘッド部として形成されるナット5を設ける事により、ボルトのヘッド部のみの交換を可とする。
【選択図】図3
【解決手段】所定方向の両端部の周面にそれぞれ第1の雄ねじ部41と第2の雄ねじ部42とを有するように、所定方向に沿って延伸する棒状体に形成されると共に、第1の雄ねじ部41に係止孔411を径方向に貫設してボルト4を形成する。さらに、第1の雄ねじ部41を受け入れることができる環状体であり、該環状体の内周面に第1の雄ねじ部41と螺合する雌ねじ部51が形成され、また、該環状体を径方向に貫通し、ボルト4の第1の雄ねじ部41が完全に雌ねじ部51に挿入すると、係止孔411と連通することができるように形成されたピンホール54を有し、ボルトのヘッド部として形成されるナット5を設ける事により、ボルトのヘッド部のみの交換を可とする。
【選択図】図3
Description
本考案は、締め具に関し、特に車輪用締め具に関する。
自動車は広く使われている交通手段であり、使用者の好みに合わせて、各部パーツの取り替えなど、ある程度の改造を行うことはよく行われている。例えば、車輪のホイールの取り替えは、よく行われる簡単な改造の一つである。
図1では、従来のボルト95と自動車の車軸のハブ94とホイール92との分解図が示されている。ハブ94側にはねじ孔941が形成されており、ボルト95はホイール92のボルト通過孔921を経由してねじ孔941と螺合して、ホイール92を保持する役割を果たしている。
しかし、ホイール92を保持するボルト95の色がホイールや車体全体の色と合わないと、視覚的美感を損なうことになる。
ホイール92を保持するボルト95は、十分な保持力を保つため、従来では合金鋼を使用している。しかし、合金鋼材料にめっき層を形成することが難しいため、ボルトの色に関して、車体全体の色に合わせて使用者に十分な選択肢を提供することができなかった。
そこで、本考案は、めっき層を形成しやすい材料でボルトのヘッド部に相当する部材を製造し、多様な色のめっき層を形成することによって、ホイールの色に合わせることができる車輪用締め具の提供を目的とする。
本考案は、ホイールに開けられたボルト通過孔及び車軸の先端にあるハブに形成されたねじ孔を挿通することによって、前記ホイールを車軸に固定することができる車輪用締め具であって、所定方向の両端部の周面にそれぞれ第1の雄ねじ部と第2の雄ねじ部とを有するように、前記所定方向に沿って延伸する棒状体に形成されると共に、前記第1の雄ねじ部に係止孔が径方向に貫設されているボルトと、前記第1の雄ねじ部を受け入れることができる環状体であり、該環状体の内周面に前記第1の雄ねじ部と螺合する雌ねじ部が形成され、また、該環状体を径方向に貫通し、前記ボルトの前記第1の雄ねじ部が完全に前記雌ねじ部に挿入されると、前記係止孔と連通することができるように形成されたピンホールを有するナットと、前記ボルトの前記第1の雄ねじ部が完全に前記ナットに挿入された時、前記ナットの前記ピンホールを貫通してから、前記第1の雄ねじ部の係止孔に挿入して前記ナットの前記ボルトに対する回転を制限できるように打ち込まれた固定ピンと、を備えており、前記ナットの前記第1の雄ねじ部を受け入れる開口端部は、その断面の外周縁が先端側に向かって漸次窄まると共に、前記ホイールに当接できる先端面が形成されており、前記ボルトは、前記第2の雄ねじ部で前記ホイールを貫通して更に、前記先端面が前記ホイールに当接するまで前記ハブに形成されたねじ孔に螺合すると、前記ホイールを前記車軸に固定することができるように構成されていることを特徴とする車輪用締め具を提供する。
前記車輪用締め具の一つの実施形態として、前記第1の雄ねじ部と前記第2の雄ねじ部との間に、更に制限部を有しており、該制限部の直径は、前記第1の雄ねじ部のねじ山の直径とねじ溝の直径との間の範囲内にあり且つ、前記第1の雄ねじ部のねじ溝の直径より大きいので、前記ボルトの前記第1の雄ねじ部が完全に前記ナットに挿入された時、前記制限部は前記ナットの前記雌ねじ部に進入することを阻止できることが好ましい。
また、前記車輪用締め具のもう一つの実施形態として、前記第2の雄ねじ部のねじ山の直径は、前記第1の雄ねじ部のねじ山の直径より大きく形成されており、前記第1の雄ねじ部と前記第2の雄ねじ部との間には、更に前記ホイールにおけるボルト通過孔の深さと同一の長さを有する制限部が形成されており、該制限部は、直径が前記第2の雄ねじ部のねじ山の直径と同じもしくはそれ以上であり且つ、前記第1の雄ねじ部のねじ溝の直径より大きいので、前記ボルトの前記第1の雄ねじ部が完全に前記ナットに挿入された時、前記ナットの前記雌ねじ部に進入することができないことが好ましい。
また、前記固定ピンは、前記ナット及び前記ボルトそれぞれの構成材料より柔らかい材料から構成されている上、直径が前記係止孔の開口径及び前記ピンホールの開口径より大きく形成され、該固定ピンの延伸方向に沿って並んでいる少なくとも1つの大径部と、それぞれ前記係止孔の開口径及び前記ピンホールの開口径より小さく形成されていると共に、隣り合う2つの前記大径部の間にあって、且つ該2つの前記大径部と隣接するように配置されている少なくとも1つの小径部と、を有することが好ましい。
また、前記ナットの前記雌ねじ部と前記ボルトの前記第1の雄ねじ部との間には、嫌気性接着剤が介在していることが好ましい。
また、前記ナットの形成材料として、アルミニウム合金を使用することが好ましい。
上記構成による本考案の車輪用締め具は、一体成形品ではなく、ボルトとナットと固定ピンとからなるので、例えばアルミニウム合金などめっき層を形成しやすい材料で製造された、ホイールの色に合ったナットを有する車輪用締め具を提供することができ、使用者に十分な選択肢を提供することができる。
以下に、本考案の詳細について説明する。図2〜図4に示す車輪用締め具は第一実施形態として、図6、図7に示す車輪用締め具は第二実施形態として挙げられるものであるが、本考案はこれらの実施例に限定されるものではない。
(第一実施形態)
図2〜図4は、本考案の第一実施形態を示す図である。この第一実施形態の車輪用締め具300は、特に図3に示されているように、所定方向の両端部の周面にそれぞれ第1の雄ねじ部41と第2の雄ねじ部42とを有するように、前記所定方向に沿って延伸する棒状体に形成されていると共に、第1の雄ねじ部41に係止孔411(特に図4参照)が径方向に貫設されているボルト4と、第1の雄ねじ部41を受け入れることができる環状体であり、該環状体の内周面に第1の雄ねじ部41と螺合する雌ねじ部51が形成され、また、該環状体を径方向に貫通し、ボルト4の第1の雄ねじ部41が完全に雌ねじ部51に挿入されると、係止孔411と連通することができるように形成されたピンホール54を有するナット5と、ボルト4の第1の雄ねじ部41が完全に該環状体に挿入された時、ナット5のピンホール54を貫通してから、第1の雄ねじ部41の係止孔411に挿入してナット5のボルト4に対する回転を制限できるように打ち込まれた固定ピン6と、を備えている。
図2〜図4は、本考案の第一実施形態を示す図である。この第一実施形態の車輪用締め具300は、特に図3に示されているように、所定方向の両端部の周面にそれぞれ第1の雄ねじ部41と第2の雄ねじ部42とを有するように、前記所定方向に沿って延伸する棒状体に形成されていると共に、第1の雄ねじ部41に係止孔411(特に図4参照)が径方向に貫設されているボルト4と、第1の雄ねじ部41を受け入れることができる環状体であり、該環状体の内周面に第1の雄ねじ部41と螺合する雌ねじ部51が形成され、また、該環状体を径方向に貫通し、ボルト4の第1の雄ねじ部41が完全に雌ねじ部51に挿入されると、係止孔411と連通することができるように形成されたピンホール54を有するナット5と、ボルト4の第1の雄ねじ部41が完全に該環状体に挿入された時、ナット5のピンホール54を貫通してから、第1の雄ねじ部41の係止孔411に挿入してナット5のボルト4に対する回転を制限できるように打ち込まれた固定ピン6と、を備えている。
また、ナット5は、第1の雄ねじ部41を受け入れる開口端部53を有し、開口端部53の周面52は、その断面である外周縁531が先端側に向かって漸次窄まるように形成されており、その先端には、車輪のホイール2に当接できる先端面532が形成されている。
ボルト4は、例えば強度の高い合金鋼で製造されており、第2の雄ねじ部42が車輪のホイール2を貫通してから、車輪のホイール2に先端面532が当接するところまでハブ31に形成されたねじ孔311に螺合すると、車輪のホイール2を車軸3に固定することができるように構成されている。
本考案における開口端部53は図示のように、切頭円錐形状としているが、上記のように、その断面の外周縁531が先端側に向かって漸次窄まると共に、車輪のホイール2に当接できる先端面532が形成されたものであれば、特に形状の制限はなく使用されることができる。また、本第一実施形態では、雌ねじ部51は、開口端部53における先端面532より少し奥の方に形成されている(図3参照)。
また、第1の雄ねじ部41と第2の雄ねじ部42との間には、更に制限部43が設けられており、該制限部43は、環状溝であるが、直径が第1の雄ねじ部41のねじ山412の直径とねじ溝413の直径との間の範囲内にあり、つまり第1の雄ねじ部41のねじ溝413の直径より大きいので、ボルト4の第1の雄ねじ部41が完全にナット5に挿入された時、制限部43はナット5の開口端部53内に入り込むが、雌ねじ部51にまでは進入できない。
本考案における固定ピン6は、図5に示すように、ナット5及びボルト4の構成材料より柔らかい材料により柱状体に形成されている上、直径が係止孔411の開口径及びピンホール54の開口径より大きく形成され、固定ピン6の延伸方向に沿って並んでいる3つの大径部61、62、63と、それぞれ係止孔411の開口径及びピンホール54の開口径より小さく形成されていると共に、隣り合う2つの大径部の間にあって、且つ該2つの大径部と隣接するように配置されている2つの小径部611、621と、を有している。また、大径部や小径部の形状や数については、特に制限されておらず、必要に応じて変えることが可能である。
固定ピン6が挿入された時、図示のように、大径部61は係止孔411に位置し、大径部63はピンホール54の開口に位置している。また、固定ピン6を高速で打ち込むと、金属くずが生じる可能性があるが、それらは大径部に隣接している小径部611、621に収められることで、金属くずの発生による影響が最小限に抑えられるので、ナット5のボルト4に対する回転を制限するという固定ピン6の役割に支障が出る虞がなくなる。
更に、ナット5の雌ねじ部51とボルト4の第1の雄ねじ部41との間には、嫌気性接着剤7を介在させている。これにより、ナット5とボルト4との確実な螺合を保証できる。
ボルト4の形成材料としては、特に制限されていないが、例えば本考案においては合金鋼を使用している。また、ナット5の形成材料としては、例えばアルミニウム合金を使用し、陽極酸化処理を行うことにより、ナット5に多様な色彩を与えることができる。
このように、本考案の第一実施形態によれば、ボルト4をナット5に挿入する時、制限部43全体が開口端部53内に入り込むので(図4を参照)、車輪用締め具300は、取り付け状態において制限部43が見えないようになる。従って、ホイール2を保持していながらも、自由にナット5を交換することができる他、外見が従来の一体成形ボルトと同様であり、制限部43の存在による視覚的な違和感がない。
(第二実施形態)
続いて、本考案の第二実施形態を説明する。第一実施形態の車輪用締め具の構成とは、ほとんど同一なので、同一の部材についての説明を省略し、ここでは相違点のみ説明する。
続いて、本考案の第二実施形態を説明する。第一実施形態の車輪用締め具の構成とは、ほとんど同一なので、同一の部材についての説明を省略し、ここでは相違点のみ説明する。
図6、図7は、本考案の第二実施形態を示す図である。本考案における車輪用締め具300は、特に図6に示されているように、第2の雄ねじ部42のねじ山422の直径が、第1の雄ねじ部41のねじ山412の直径より大きく形成されており、第1の雄ねじ部41と第2の雄ねじ部42との間には、更に車輪のホイール2におけるボルト通過孔21の深さと同一の長さを有する制限部43が形成され、該制限部43は、直径が第2の雄ねじ部42のねじ山422の直径と同じもしくはそれ以上であり、且つ前記第1の雄ねじ部41のねじ溝413の直径より大きいので、ボルト4の第1の雄ねじ部41が完全にナット5に挿入された時、ナット5の雌ねじ部51に進入することができない。
このように、本考案の第二実施形態によれば、制限部43の長さがボルト通過孔21の深さと同一であるので、ボルト4がねじ孔311に螺合された時、制限部43全体もボルト通過孔21に入り込むことができ(図7を参照)、取り付け状態の車輪用締め具300では、制限部43が見えないようになる。従って、第一実施形態と同様に、ホイール2を保持していながらも、自由にナット5を交換することができるだけでなく、従来の一体成形ボルトと同様の外観を呈すことができ、制限部43の存在による視覚的な違和感がない。
以上のように、本考案による車輪用締め具は、一体成形品ではなく、ボルトとナットと固定ピンとからなるので、ホイールの色に合ったナットを有する車輪用締め具を提供可能で、使用者に十分な選択肢を提供することができる。
また、ナットのボルトに対する回転を制限する固定ピン、及びナットの雌ねじ部とボルトの第1の雄ねじ部との間に介在している嫌気性接着剤の存在により、ボルトとナットとの連結性を向上させ、車輪が回転しても分離せずに、車輪用締め具の信頼性を向上させることができる。
300 車輪用締め具
2 ホイール
21 ボルト通過孔
3 車軸
31 ハブ
311 ねじ孔
4 ボルト
41 第1の雄ねじ部
411 係止孔
412 ねじ山
413 ねじ溝
42 第2の雄ねじ部
422 ねじ山
43 制限部
5 ナット
51 雌ねじ部
53 開口端部
531 外周縁
532 先端面
54 ピンホール
6 固定ピン
61 大径部
611 小径部
62 大径部
621 小径部
63 大径部
7 嫌気性接着剤
92 ホイール
921 ボルト通過孔
94 ハブ
941 ねじ孔
95 ボルト
2 ホイール
21 ボルト通過孔
3 車軸
31 ハブ
311 ねじ孔
4 ボルト
41 第1の雄ねじ部
411 係止孔
412 ねじ山
413 ねじ溝
42 第2の雄ねじ部
422 ねじ山
43 制限部
5 ナット
51 雌ねじ部
53 開口端部
531 外周縁
532 先端面
54 ピンホール
6 固定ピン
61 大径部
611 小径部
62 大径部
621 小径部
63 大径部
7 嫌気性接着剤
92 ホイール
921 ボルト通過孔
94 ハブ
941 ねじ孔
95 ボルト
Claims (8)
- ホイールに形成されたボルト通過孔及び車軸の先端にあるハブに形成されたねじ孔を挿通することによって、前記ホイールを車軸に固定することができる車輪用締め具であって、
所定方向の両端部の周面にそれぞれ第1の雄ねじ部と第2の雄ねじ部とを有するように、前記所定方向に沿って延伸する棒状体に形成されると共に、前記第1の雄ねじ部に係止孔が径方向に貫設されているボルトと、
前記第1の雄ねじ部を受け入れることができる環状体であり、該環状体の内周面に前記第1の雄ねじ部と螺合する雌ねじ部が形成され、また、該環状体を径方向に貫通し、前記ボルトの前記第1の雄ねじ部が完全に前記雌ねじ部に挿入されると、前記係止孔と連通することができるように形成されたピンホールを有するナットと、
前記ボルトの前記第1の雄ねじ部が完全に前記ナットに挿入された時、前記ナットの前記ピンホールを貫通してから、前記第1の雄ねじ部の係止孔に挿入して前記ナットの前記ボルトに対する回転を制限できるように打ち込まれた固定ピンと、を備えており、
前記ナットの前記第1の雄ねじ部を受け入れる開口端部は、その断面の外周縁が先端側に向かって漸次窄まると共に、前記ホイールに当接できる先端面が形成されており、
前記ボルトは、前記第2の雄ねじ部で前記ホイールを貫通して更に、前記先端面が前記ホイールに当接するまで前記ハブに形成されたねじ孔に螺合すると、前記ホイールを前記車軸に固定することができるように構成されていることを特徴とする車輪用締め具。 - 前記第1の雄ねじ部と前記第2の雄ねじ部との間には、更に制限部を有しており、
該制限部の直径は前記第1の雄ねじ部のねじ山の直径とねじ溝の直径との間の範囲内にあり、且つ前記第1の雄ねじ部のねじ溝の直径より大きいので、前記ボルトの前記第1の雄ねじ部が完全に前記ナットに挿入された時、前記制限部は前記ナットの前記雌ねじ部に進入することができないことを特徴とする請求項1に記載の車輪用締め具。 - 前記第2の雄ねじ部のねじ山の直径は、前記第1の雄ねじ部のねじ山の直径より大きく形成されており、
前記第1の雄ねじ部と前記第2の雄ねじ部との間には、更に前記ホイールにおけるボルト通過孔の深さと同一の長さを有する制限部が形成されており、
該制限部は、直径が前記第2の雄ねじ部のねじ山の直径と同じもしくはそれ以上であり、且つ前記第1の雄ねじ部のねじ溝の直径より大きいので、前記ボルトの前記第1の雄ねじ部が完全に前記ナットに挿入された時、前記ナットの前記雌ねじ部に進入することができないことを特徴とする請求項1に記載の車輪用締め具。 - 前記固定ピンは、前記ナット及び前記ボルトそれぞれの構成材料より柔らかい材料から構成されている上、直径が前記係止孔の開口径及び前記ピンホールの開口径より大きく形成されている大径部を有することを特徴とする請求項1に記載の車輪用締め具。
- 前記固定ピンは、更に、前記大径部に隣接し、且つ前記係止孔の開口径及び前記ピンホールの開口径より小さく形成されている小径部を有することを特徴とする請求項4に記載の車輪用締め具。
- 前記固定ピンは、前記ナット及び前記ボルトそれぞれの構成材料より柔らかい材料から構成されている上、直径が前記係止孔の開口径及び前記ピンホールの開口径より大きく形成され、該固定ピンの延伸方向に沿って並んでいる3つの大径部と、それぞれ前記係止孔の開口径及び前記ピンホールの開口径より小さく形成されていると共に、隣り合う2つの前記大径部の間にあって、且つ該2つの前記大径部と隣接するように配置されている2つの小径部を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の車輪用締め具。
- 前記ナットの前記雌ねじ部と前記ボルトの前記第1の雄ねじ部との間には、嫌気性接着剤が介在していることを特徴とする請求項1〜6いずれか一項に記載の車輪用締め具。
- 前記ナットの形成材料として、アルミニウム合金を使用することを特徴とする請求項1〜7いずれか一項に記載の車輪用締め具。
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