JP3173165B2 - 播種施設 - Google Patents

播種施設

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JP3173165B2
JP3173165B2 JP23950092A JP23950092A JP3173165B2 JP 3173165 B2 JP3173165 B2 JP 3173165B2 JP 23950092 A JP23950092 A JP 23950092A JP 23950092 A JP23950092 A JP 23950092A JP 3173165 B2 JP3173165 B2 JP 3173165B2
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博一 牟田
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、播種施設に関するも
のである。
【0002】
【従来技術とその課題】従来、特公平2−12534号
公報に開示された播種施設があった。この従来の播種施
設は、2階に大きく突出した供給タンクの上半分を2階
で支持する構成になっており、その為に2階の育苗箱収
納面積が狭くなり十分な育苗箱を収納することができな
い問題があると共に、該2階の供給タンクの存在により
育苗箱の待機空間が制限を受け効率的な待機体制を配備
できない欠点もあった。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、従来の課題
を解決するために、2階の育苗箱供給室2から育苗箱4
…を1階の播種作業室1の播種装置3に供給する育苗箱
供給機10を設けた播種作業施設において、該播種装置
3に土を供給する供給タンク12・16を1階の播種作
業室1に配置するに、供給タンク12・16の上部を
階の床18よりも下方位置に設け、1階と2階とに跨っ
て設けられた土搬入用エレベ−タ23の2階に位置する
上部から供給タンク12・16内に土を搬入する播種施
設としたものである。
【0004】
【発明の作用効果】この発明によると、供給タンク12
・16の上部を2階の床18よりも下方位置に設け、1
階と2階とに跨って設けられた土搬入用エレベ−タ23
の2階に位置する上部から供給タンク12・16内に土
を搬入する播種施設としたものであるから、大容量の供
給タンク12・16を効率よく1階に配置でき、2階で
の育苗箱の待機空間があまり制限を受けないので効率的
な待機体制を配備できて、高能率で作業性の良い播種施
設を得ることができる。
【0005】
【実施例】この発明の一実施例である播種育苗施設を図
面に基づき詳細に説明する。図1は施設の播種作業部を
示す図であり、建屋の1階に設けられた播種作業室1と
建屋の2階に設けられた育苗箱供給室2とから構成され
ている。3は、育苗箱4を移送する播種コンベア5と該
播種コンベア5に沿って配設された床土入れ機6・播種
機7・覆土入れ機8・灌水機9とにより構成された一般
的な播種装置である。
【0006】10は播種作業室1と育苗箱供給室2とに
跨って配設された育苗箱供給装置であって、2階の育苗
箱供給室2には多数個の育苗箱4…を積み重ねて1つの
塊とした育苗箱郡を多数移送コンベア上に待機させてお
り、その育苗箱郡を順次2階から1階に降ろして、その
1階に降ろされた育苗箱郡から1箱づつ前記播種コンベ
ア5に供給できる一般的な育苗箱供給装置である。
【0007】11は一般的な段積み装置であって、播種
装置3にて播種された育苗箱4…を積み重ねて出芽台車
37に積む込むものである。12は床土供給タンクであ
って、建屋の2階の床を支える支持構造部材としての梁
13…にその上部が支持されて、その下部が床土入れ機
6のホッパー上方に臨む位置に配設されている。該床土
供給タンク12の上部には鍔部12aが固着されてお
り、梁13…に固定されたタンク支持部材14に設けら
れた貫通孔15に床土供給タンク12を上方から貫通さ
せて、上記鍔部12aがタンク支持部材14に接当し
て、床土供給タンク12がタンク支持部材14に支持さ
れるように設けられている。
【0008】16は覆土供給タンクであって、建屋の2
階の床を支える梁13…にその上部が支持されて、その
下部が覆土入れ機8のホッパー上方に臨む位置に配設さ
れている。該覆土供給タンク16の上部には鍔部16a
が固着されており、梁13…に固定されたタンク支持部
材14に設けられた貫通孔17に覆土供給タンク16を
上方から貫通させて、上記鍔部16aがタンク支持部材
14に接当して、覆土供給タンク16がタンク支持部材
14に支持されるように設けられている。
【0009】そして、床土供給タンク12と覆土供給タ
ンク16との上面は、2階の床18よりも下方位置にな
るように設けられており、上記育苗箱郡を2階に多数待
機させておくことができ、2階が有効に利用できるよう
になっている。19は土搬入装置であって、地下室20
に設けられた搬入ホッパー21と、該搬入ホッパー21
に搬入された土を移送するコンベア22と、該コンベア
22にて移送された土を受けて2階に移送する土搬入用
エレベータとしてのバケットエレベータ23と、バケッ
トエレベータ23の上部に設けられた土取り出しシュー
ト24と、床土供給タンク12と覆土供給タンク16と
の間に掛け渡された正逆転コンベア25とにより構成さ
れている。そして、搬入ホッパー21に搬入された土
は、コンベア22にてバケットエレベータ23の下部に
搬送され、バケットエレベータ23はその土を2階まで
搬送し、土取り出しシュート24にて正逆転コンベア2
5の中央部に供給する。正逆転コンベア25は、正逆転
して床土供給タンク12と覆土供給タンク16との両方
に土を供給する。尚、床土入れ機6にて育苗箱4に床土
を供給するときにこぼれた土をホッパー6aで集めてシ
ュート26にてバケットエレベータ23の下部に戻す経
路も設けられている。
【0010】図3は播種育苗施設1階全体の平面図で、
播種作業室1と出芽室27と緑化室28とにより構成さ
れており、各室のレイアウトを示したものである。播種
作業室1には、前記の設備以外に、水槽29と催芽機3
0と苗箱消毒洗浄機31と脱水機32とが設けられてい
る。33…は間仕切カーテンであって、矢印方向に開閉
自在になっており、出芽室27を閉鎖できるようになっ
ている。出芽室27には保温カバー34が設けられ、そ
の内部床には暖房機35により送られてくる温風を吹き
出す温風ピット36が這い巡らされており、その温風ピ
ット36上に出芽台車37…を配置できるようになって
いる。
【0011】緑化室28には保温カバー38が設けら
れ、その内部床には排水路39が設けられている。40
は育苗箱4…を隙間を開けて積めるように構成された緑
化台車であって、図中で左右方向に整列して配置されて
いる。41は散水装置であって、図4の拡大図に示すよ
うに主パイプ42に上部が螺合されて固定され各緑化台
車40…の列間を移動できる散水縦パイプ43…により
構成されている。この散水装置41は図3で左右方向
(矢印方向)に往復動して、各緑化台車40…に載置さ
れた各育苗箱4…にその散水縦パイプ43…の散水ノズ
ル44…にて灌水できるように構成されている。
【0012】45は育苗箱梱包装置であって、洗浄機4
6と乾燥機47と積重ね機48と梱包機49とにより構
成されている。50はベルトコンベアであって、作業者
がその左端に育苗箱4…を載置すると、該育苗箱4…は
各機46・47・48を通過して洗浄・乾燥・積重ねが
終えるように構成されており、積重ね機48部に設けら
れた上昇装置51と左右動装置52にて梱包機49に送
られる。そして、梱包機49で育苗箱4…は積重ねた状
態で紐掛けされて固定される。このように積重ねて固定
しておくと、育苗箱4…が変形してしまうことを防止で
きる。
【0013】53は切替弁であって、暖房機35の熱風
を出芽室27に送る方向と乾燥機47に送る方向に切替
れるように構成されている。尚、育苗箱梱包装置45
は、育苗作業が終了した時点で使用するので、暖房機3
5を両者に共用しても弊害はない。図6は散水装置41
の他の使用例を示し、散水縦パイプ43…を1つおきに
外して、代わりに逆T字状の散水パイプ43’を螺合固
定し、残した散水縦パイプ43…の基部散水バルブ43
a…を締めて水を散水しないようにしたものである。こ
の形態では、散水パイプ43’…の散水ノズル44’…
が床近くに位置するようになり、床に育苗箱4…を載置
して苗を育苗する場合(野菜苗等)に適している。
【0014】図7は、育苗箱供給装置10の育苗箱4の
把持部を示す拡大断面図であって、育苗箱4…が木箱の
場合における把持部54を示し、矢印方向に往復動して
木箱4を把持したり離したりする作用をなすが、その構
成は、円形平板状の接当板55と該接当板55の中央部
に設けた針状係止突起56とを設けたボルト57を往復
作動部材に貫通してナット58にて固定して構成されて
いる。このように接当板55と針状係止突起56と木箱
4…を把持すると、多少木箱が変形していても確実に育
苗箱4…が把持できて作業ミスが少なくなる。
【0015】次ぎに、上例の播種育苗施設の作業状態を
説明すると、搬入ホッパー21に土を搬入して床土供給
タンク12と覆土供給タンク16とに土を供給する。そ
して、播種機7に種籾を入れて、各装置の駆動電源を入
れると、2階に待機している育苗箱郡が育苗箱供給装置
10にて1階に降ろされて1箱づつ播種装置3に供給さ
れる。播種装置3は、育苗箱4に床土を入れ播種し覆土
し灌水して、次行程の段積み装置11に移送する。段積
み装置11は、播種された育苗箱4…を積重ねて出芽台
車37に移し載せる。作業者は、この出芽台車37…を
出芽室27に移動させて暖房機35を始動して切替弁5
3を出芽室27側に切替て間仕切カーテン33を閉めて
出芽作業を開始する。
【0016】そして、出芽作業が終えると苗箱4…を別
途移載装置で出芽台車37…から緑化台車40…に載せ
替えて緑化室28に移動し、散水装置41にて灌水しな
がら育苗する。以上のようにして育苗作業を繰り返して
行って育苗作業シーズンが終わると、使用後の育苗箱4
…を育苗箱梱包装置45にて積重ねた状態で紐掛けして
固定し、次シーズンに備えて2階に収納しておく。
【0017】上記作業において、床土供給タンク12・
覆土供給タンク16の上部を2階の床を支える梁13に
支持させて設け、1階と2階とに跨って設けられたバケ
ットエレベータ23の2階に位置する上部から床土供給
タンク12・覆土供給タンク16内に土を搬入する播種
施設としたものであるから、大容量の床土供給タンク1
2・覆土供給タンク16を効率良く2階の床を支える梁
13で支持できて、1階及び2階の何れの床にもその支
持構成が不要となるので、1階での播種作業スペースが
広く取れて作業効率が良く、また、2階での育苗箱の待
機空間があまり制限を受けないので、多くの育苗箱4…
を効率的に待機させ得て、高能率で作業性の良い播種施
設となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】施設の播種作業部を示す正面図
【図2】施設の播種作業部を示す側面図
【図3】施設1階全体のレイアウトを示す平面図
【図4】緑化室28内の拡大側面図
【図5】育苗箱梱包装置45の作用状態を示す側面図
【図6】散水装置41の他の使用例を示す側面図
【図7】育苗箱供給装置10の把持部を示す拡大断面図
【符号の説明】
1 播種作業室 2 育苗箱供給室 3 播種装置 10 育苗箱供給機 12 床土供給タンク 13 梁(2階の支持構造部材) 16 覆土供給タンク 23 バケットエレベータ(土搬入用エレベータ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01G 9/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2階の育苗箱供給室2から育苗箱4…を
    1階の播種作業室1の播種装置3に供給する育苗箱供給
    機10を設けた播種作業施設において、該播種装置3に
    土を供給する供給タンク12・16を1階の播種作業室
    1に配置するに、供給タンク12・16の上部を2階の
    床18よりも下方位置に設け、1階と2階とに跨って設
    けられた土搬入用エレベ−タ23の2階に位置する上部
    から供給タンク12・16内に土を搬入することを特徴
    とする播種施設。
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JP5440638B2 (ja) * 2012-03-21 2014-03-12 井関農機株式会社 施設
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