JP3171689B2 - 光線路切替装置および光線路切替装置における位置管理方法 - Google Patents

光線路切替装置および光線路切替装置における位置管理方法

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JP3171689B2
JP3171689B2 JP24876692A JP24876692A JP3171689B2 JP 3171689 B2 JP3171689 B2 JP 3171689B2 JP 24876692 A JP24876692 A JP 24876692A JP 24876692 A JP24876692 A JP 24876692A JP 3171689 B2 JP3171689 B2 JP 3171689B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定側コネクタから結
合すべきコネクタを選択して移動側コネクタを結合し、
光線路の切替を行なう光線路切替装置およびその光線路
切替装置における位置決め方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】21世紀に向けた高速、広帯域サービス
の時代に対応するために、公衆通信網の光ファイバ化が
急速な勢いで進められている。広範な光ファイバネット
ワークを構築するためには、光ファイバケーブルの建
設、保守、運用を効率的に進めることのできるオペレー
ションシステムが必要不可欠である。そのため、従来よ
り、この要求に対応した光線路試験管理システムや、光
線路切替試験システム等の開発、導入が進められてい
る。このようなシステムでは、光ファイバケーブル内の
多数の光ファイバ心線の中から、任意の光ファイバ心線
を選択する光線路切替装置が、近年重要な要素となりつ
つある。
【0003】図15は、光線路切替装置の基本的構成を
示す斜視図である。図中、111は試験側の光ファイ
バ、112は移動側コネクタ、113は被試験側の光フ
ァイバ、114は固定側のコネクタ、115はスリーブ
である。被試験側の光ファイバ113を収納した固定側
コネクタ114は、スリーブ115に挿入されている。
スリーブ115は、割りスリーブとして構成されてい
る。図では、水平方向に並んだ5個の固定側コネクタ1
14が挿入されたスリーブ115を示しているが、一例
では、水平方向に50個並べられ、これが垂直方向に2
0列配置され、合計1000心の被試験側の光ファイバ
113が配置されている。これに対して、試験側の光フ
ァイバ111は、移動側コネクタ112に収納され、図
示しない保持手段によって、マトリクス的に配置された
スリーブ115に対向して、水平方向および垂直方向に
移動されて、所望のスリーブ115に挿入され、光ファ
イバ113と結合するようにされている。一般的には、
固定側はN個であり、1:Nの光スイッチが構成される
が、固定側をN側コネクタ、移動側をマスタコネクタと
呼ぶこともある。
【0004】図16は、一般的な光線路切替装置を含む
システムの概略構成図である。図中、121は光ケーブ
ル、122は光ファイバカプラ、123は伝送装置、1
24は光線路切替装置、125は固定側コネクタ、12
6は割スリーブ、127は移動側コネクタ、128は可
動ヘッドである。
【0005】光ケーブル121は、複数の光ファイバ心
線から構成され、例えば、中継系光ファイバケーブル等
によって構成される。光ケーブル121は、伝送装置1
23に接続されるが、その途中に、光ファイバカプラ1
22を挿入し、光信号を分岐して、光ケーブル121内
のそれぞれの光ファイバ心線を光線路切替装置124に
導入する。光線路切替装置124に導入された光ファイ
バ心線は、固定側コネクタ125に固定され、その先端
に割スリーブ126が設けられている。割スリーブ12
6の設けられた固定側コネクタ125は、マトリクス状
に配置されている。一方、1本あるいは複数本の移動側
コネクタ127は、可動ヘッド128に固定されてお
り、XおよびY方向に移動して、結合すべき固定側コネ
クタ125を特定する。また、可動ヘッド128は、Z
方向にも移動し、移動側コネクタ127を結合すべき固
定側コネクタ125に設けられた割スリーブ126に挿
入し、双方の光ファイバを結合する。移動側コネクタ1
27から導出された光ファイバは、光学測定器など、光
機器に接続される。
【0006】このようなシステムに用いられている光線
路切替装置において、移動側コネクタを、結合すべき固
定側コネクタに正確に位置決めする必要がある。しか
し、固定側コネクタの取り付け誤差や、可動ヘッドを移
動させるための駆動系の誤差のため、正確な位置決めは
困難である。
【0007】正確な位置決めのために、従来より種々の
方法が開発されている。例えば、特開平3−21151
3号公報には、ブロックごとに基準点を設け、基準点か
らの短距離の可動ヘッドの移動によって、誤差を少なく
している。しかし、この技術でも、基準点から結合すべ
き固定側コネクタへの移動の際には多少の誤差が含まれ
てしまう。また、特に、ブロックが変わる移動のたびに
基準点を参照し、検索する必要があり、高速なアクセス
ができなかった。
【0008】また、特開平5−196832号公報で
は、固定側コネクタのマトリクスの周囲または内部に、
目盛りを設け、目盛りをセンサによって検出して位置決
めを行なう技術について提案している。この技術によれ
ば、各固定側コネクタに正確に位置決めを行なうことが
できる。しかし、現在用いられている固定側コネクタの
構成では、固定側コネクタ間の間隔がすべて等しい訳で
はないので、可動ヘッドの移動に際しては、移動量の計
算のために、各固定側コネクタの位置を調整し記憶して
おく必要があった。この固定側コネクタの位置情報は、
固定側コネクタの本数の増加とともに増加の一途をたど
っており、記憶容量の増加とともに、設定する労力も増
加している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、固定側コネ
クタの位置を記憶せずに、高速に、しかも正確に、結合
すべき固定側コネクタと、移動側コネクタとを位置合わ
せし、結合を行なう光線路切替装置およびその装置にお
ける位置決め方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1乃至
3に記載の発明においては、一方向に複数列に配列され
た固定側コネクタから結合すべきコネクタを選択して移
動側コネクタを結合し、光線路の切替を行なう光線路切
替装置であって、移動側コネクタ側を前記一方向に移動
させて前記一方向の位置決めをし、前記移動側コネクタ
側で前記移動側コネクタを前記一方向と直交する直交方
向に移動させて前記直交方向の位置決めをして、前記移
動側コネクタを前記固定側コネクタに結合して、光線路
の切替を行なう光線路切替装置において、請求項1に記
載の発明では、前記固定側コネクタ側には、各列の固定
側コネクタが前記直交方向に並んでいるとともに、前記
直交方向に並んだ固定側コネクタの前記一方向の配列位
置に合わせて並べられた複数の発光部が設けられてお
り、前記移動側コネクタ側には、その移動により前記複
数の発光部のそれぞれに対向するように受光部が設けら
れており、前記受光部が前記発光部の発光を受光するこ
とにより、前記移動側コネクタ側の前記一方向の位置決
めがされることを特徴とするものであり、請求項2に記
載の発明では、前記固定側コネクタ側には、各列の固定
側コネクタが前記直交方向に並んでいるとともに、前記
直交方向に並んだ固定側コネクタの前記一方向の配列位
置に合わせて並べられた複数の受光部が設けられてお
り、前記移動側コネクタ側には、その移動により前記複
数の受光部のそれぞれに対向するように発光部が設けら
れており、前記受光部が前記発光部の発光を受光するこ
とにより、前記移動側コネクタ側の前記一方向の位置決
めがされることを特徴とするものであり、請求項3に記
載の発明では、前記固定側コネクタ側には、各列の固定
側コネクタが前記直交方向に並んでいるとともに、前記
直交方向に並んだ固定側コネクタの前記一方向の配列位
置に合わせて並べられた複数の遮光透光切替手段が設け
られており、前記移動側コネクタ側には、その移動によ
り前記複数の遮光透光切替手段のそれぞれに対向するよ
うにフォトインタラプタが設けられており、前記フォト
インタラプタが前記遮光透光切替手段の透光部を検出す
ることにより、前記移動側コネクタ側の前記一方向の位
置決めがされることを特徴とするものである。
【0011】また、請求項4乃至6に記載の発明におい
ては、一方向に複数列に配列された固定側コネクタから
結合すべきコネクタを選択して移動側コネクタを結合
し、光線路の切替を行なう光線路切替装置における位置
決め方法であって、移動側コネクタ側を前記一方向に移
動させて前記一方向の位置決めをし、前記移動側コネク
タ側で前記移動側コネクタを前記一方向と直交する直交
方向に移動させて前記直交方向の位置決めをして、前記
移動側コネクタを前記固定側コネクタに結合して、光線
路の切替を行なう光線路切替装置の位置決め方法におい
て、請求項4に記載の発明では、前記固定側コネクタ側
には、各列の固定側コネクタが前記直交方向に並んでい
るとともに、前記直交方向に並んだ固定側コネクタの前
記一方向の配列位置に合わせて並べられた複数の発光部
が設けられており、前記移動側コネクタ側には、その移
動により前記複数の発光部のそれぞれに対向するように
受光部が設けられており、前記固定側コネクタ側の結合
すべきコネクタの前記一方向の配列位置に対応した発光
部を点灯させ、前記移動側コネクタ側を移動させて、前
記受光部が前記点灯された発光部から発せられた光を受
光することにより、前記移動側コネクタ側の前記一方向
の位置決めを行なうことを特徴とするものであり、請求
項5に記載の発明では、前記固定側コネクタ側には、各
列の固定側コネクタが前記直交方向に並んでいるととも
に、前記直交方向に並んだ固定側コネクタの前記一方向
の配列位置に合わせて並べられた複数の受光部が設けら
れており、前記移動側コネクタ側には、その移動により
前記複数の受光部のそれぞれに対向するように発光部が
設けられており、前記固定側コネクタ側の結合すべきコ
ネクタの前記一方向の配列位置に対応した受光部を選択
させ、前記移動側コネクタ側を移動させて、前記選択さ
れた受光部が前記発光部から発せられた光を受光するこ
とにより、前記移動側コネクタ側の前記一方向の位置決
めを行なうことを特徴とするものであり、請求項6に記
載の発明では、前記固定側コネクタ側には、各列の固定
側コネクタが前記直交方向に並んでいるとともに、前記
直交方向に並んだ固定側コネクタの前記一方向の配列位
置に合わせて並べられた複数の遮光透光切替手段が設け
られており、前記移動側コネクタ側には、その移動によ
り前記複数の遮光透光切替手段のそれぞれに対向するよ
うにフォトインタラプタが設けられており、前記固定側
コネクタ側の結合すべきコネクタの前記一方向の配列位
置に対応した遮光透光切替手段が透光部となるように前
記複数の遮光透光切替手段を制御し、前記移動側コネク
タ側を移動させて、前記フォトインタラプタが透光部を
検出することにより、前記移動側コネクタ側の前記一方
向の位置決めを行なうことを特徴とするものである。
【0012】請求項7乃至9に記載の発明においては、
一方向に複数列に配列された固定側コネクタから結合す
べきコネクタを選択して移動側コネクタを結合し、光線
路の切替を行なう光線路切替装置における位置決め方法
であって、移動側コネクタ側を前記一方向に移動させて
前記一方向の位置決めをし、前記移動側コネクタ側で前
記移動側コネクタを前記一方向と直交する直交方向に移
動させて前記直交方向の位置決めをして、前記移動側コ
ネクタを前記固定側コネクタに結合して、光線路の切替
を行なう光線路切替装置の位置決め方法において、請求
項7に記載の発明では、前記固定側コネクタ側には、各
列の固定側コネクタが前記直交方向に並んでいるととも
に、前記直交方向に並んだ固定側コネクタの前記一方向
の配列位置に合わせて並べられた複数の発光部が設けら
れており、前記移動側コネクタ側には、その移動により
前記複数の発光部のそれぞれに対向するように受光部が
設けられており、前記固定側コネクタ側の結合すべきコ
ネクタの前記一方向の配列位置に対応した発光部と所定
の位置関係を有する発光部を点灯させ、該発光部から発
せられた光が前記受光部により受光される位置まで前記
移動側コネクタ側を高速に移動させ、その後、前記移動
側コネクタ側を減速して、前記固定側コネクタ側の結合
すべきコネクタの前記一方向の配列位置に対応した発光
部から発せられた光を前記受光部が受光することによ
り、前記移動側コネクタ側の前記一方向の位置決めを行
なうことを特徴とするものであり、請求項8に記載の発
明では、前記固定側コネクタ側には、各列の固定側コネ
クタが前記直交方向に並んでいるとともに、前記直交方
向に並んだ固定側コネクタの前記一方向の配列位置に合
わせて並べられた複数の受光部が設けられており、前記
移動側コネクタ側には、その移動により前記複数の受光
部のそれぞれに対向するように発光部が設けられてお
り、前記固定側コネクタ側の結合すべきコネクタの前記
一方向の配列位置に対応した受光部と所定の位置関係を
有する受光部を選択し、選択された受光部で前記発光部
から発せられた光が受光される位置まで前記移動側コネ
クタ側を高速に移動させ、その後、前記移動側コネクタ
側を減速して、前記固定側コネクタ側の結合すべきコネ
クタの前記一方向の配列位置に対応した選択された受光
部で前記発光部から発せられた光を受光することによ
り、前記移動側コネクタ側の前記一方向の位置決めを行
なうことを特徴とするものであり、請求項9に記載の発
明では、前記固定側コネクタ側には、各列の固定側コネ
クタが前記直交方向に並んでいるとともに、前記直交方
向に並んだ固定側コネクタの前記一方向の配列位置に合
わせて並べられた複数の遮光透光切替手段が設けられて
おり、前記移動側コネクタ側には、その移動により前記
複数の遮光透光切替手段のそれぞれに対向するようにフ
ォトインタラプタが設けられており、前記固定側コネク
タ側の結合すべきコネクタの前記一方向の配列位置に対
応した位置と所定の位置関係を有する遮光透光切替手段
が透光部となるように前記遮光透光切替手段を制御し、
透光部となった前記遮光透光切替手段を前記フォトイン
タラプタが検出する位置まで前記移動側コネクタ側を高
速に移動させ、その後、前記移動側コネクタ側を減速し
て、前記固定側コネクタ側の結合すべきコネクタの前記
一方向の配列位置に対応して透光部とされた前記遮光透
光切替手段を前記フォトインタラプタが検出することに
より、前記移動側コネクタ側の前記一方向の位置決めを
行なうことを特徴とするものである。
【0013】
【作用】本発明によれば、移動側コネクタ側に設けられ
た受光部が固定側コネクタ側に配列された発光部の発光
を受光することにより、または、移動側コネクタ側に設
けられた発光部の発光を固定側コネクタ側に設けられた
受光部が受光することにより、または、固定側コネクタ
側に設けられた遮光透光切替手段の透光部を移動側コネ
クタ側に設けられたフォトインタラプタが検出すること
により、移動側コネクタ側の一方向の位置決めを行なう
ことができる。さらに、固定側コネクタ側に配列されて
いる発光部、または、受光部、または、遮光透光切替手
段の位置を正確に決めておけば、正確な位置決めを行な
うことができる。
【0014】また、固定側コネクタ側の結合すべきコネ
クタに対応した位置と所定の位置関係を有する位置の発
光部の選択発光、または、受光部の選択、または、遮光
透光切替手段による透光部の形成により、減速開始点を
示し、移動側コネクタ側の高速移動に従い、この減速開
始点の検出により、移動速度を減速するとともに、固定
側コネクタ側の結合すべきコネクタに対応した発光部、
または、受光部、または、遮光透光切替手段による透光
部の検出により、同様に位置決めを行なうことにより、
さらに高速でしかも正確な移動側コネクタ側の位置決め
を行なうことができる。
【0015】
【実施例】図1は、本発明の光線路切替装置の第1の実
施例の概略構成図である。図中、1はX軸用基板、2は
Y軸用基板、3はX軸用LEDアレイ、4はX軸用受光
部、5はX軸ガイド、6はラックギア、7はX軸モー
タ、8はY軸用LEDアレイ、9はY軸用受光部、10
はY軸モータ、11はY軸用駆動手段、12はベースプ
レート、13は固定側コネクタ(N側コネクタ)であ
る。
【0016】X軸用LEDアレイ3、X軸ガイド5、ラ
ックギア6、および複数の固定側コネクタ13は、ベー
スプレート12に固定されている。固定側コネクタ13
は、後述するように、ブロックごとに、マトリクス状に
配置されている。X軸用LEDアレイ3は、Y方向に並
んだ固定側コネクタ列のX方向の位置に合わせてLED
を配置してある。X軸用基板1は、X軸ガイド5上をX
軸方向に移動可能に構成され、ラックギア6とX軸用基
板1上のX軸モータ7により、X軸方向の移動が行なわ
れる。また、X軸用基板1には、X軸用受光部4がX軸
用LEDアレイ3と対向して設けられており、X軸用L
EDアレイ3中の発光したLEDの光を受光する。さら
に、X軸用基板1には、Y軸用基板2、Y軸用基板2を
駆動するためのY軸用駆動手段11およびY軸モータ1
0、Y軸用LEDアレイ8が載置されている。Y軸用基
板2は、Y軸方向に移動可能に構成されており、Y軸モ
ータ10の駆動力により、Y軸用駆動手段11によって
Y方向の移動が行なわれる。また、Y軸用基板2には、
Y軸用受光部9がY軸用LEDアレイ8と対向して設け
られており、Y軸用LEDアレイ8中の発光したLED
の光を受光する。さらに、Y軸用基板2には、図示しな
い可動ヘッドがZ軸方向に移動可能に設けられ、また、
可動ヘッドをZ軸方向に移動させるためのZ軸用駆動機
構が搭載されている。可動ヘッドには、移動側コネクタ
が固定されており、X,Y方向の位置決めによって選択
された固定側コネクタに、Z軸方向の移動によって移動
側コネクタ(マスタ側コネクタ)が結合される。Z軸方
向の位置決めは、エンコーダ等を用いて行なう。
【0017】図2は、本発明で用いる固定側コネクタの
概略構成図である。図中、12はベースプレート、14
はアダプタである。固定側コネクタは、複数本ずつアダ
プタ14に固定され、各固定側コネクタに割スリーブを
付設して、アダプタ単位でベースプレート12に固定さ
れる。具体例としては、アダプタ14の幅が24.8m
m、アダプタ14内には、X方向に4個、Y方向に2段
の固定側コネクタが配置されており、固定側コネクタの
X方向の間隔は6mm、Y方向の間隔は12mmであ
る。また、複数のアダプタ14をベースプレートに固定
したときの隣接するアダプタ間のX方向の固定側コネク
タの間隔は6.8mmである。このように、固定側コネ
クタの配列間隔は、すべて一定というわけではない。移
動側コネクタは、図面裏側から割スリーブ内に挿入さ
れ、両コネクタが結合される。
【0018】図3は、本発明の第1の実施例における位
置検出部の概略構成図である。図中、図1と同様の部分
には同じ符号を付して説明を省略する。15はスリッ
ト、16は受光素子である。図3では、X軸用の位置検
出部を例として示しているが、Y軸用の位置検出部につ
いても同様の構成とすることができる。X軸用基板1に
設けられたX軸用受光部4内には、受光素子16が設け
られており、ベースプレート12に設けられたX軸用L
EDアレイ3内のLEDから発せられた光を受光する。
X軸用LEDアレイ3の表面部分には、スリット15が
設けられており、LEDの光を絞り、光の幅を狭くする
とともに、LEDの配置誤差を吸収し、正確な位置合わ
せを可能としている。LEDの光により充分な位置決め
が行なえる場合には、スリット15はなくてもよい。ま
た、LEDは、電球などの他の光源で構成することもで
きる。
【0019】図4は、本発明の第1の実施例における固
定側コネクタと位置検出部の関係の説明図である。図中
の符号は、図1乃至図3と同様であり、説明を省略す
る。また、簡単のために、X軸方向のみ示し、以下の説
明でもX方向のみについて述べるが、Y方向についても
同様である。N側コネクタ13は、図2にも示したよう
に、アダプタ14に4個ずつ2行に並べられ、複数のア
ダプタが縦横に整列されて、図示しないベースプレート
に固定されている。アダプタ14には、必ずしも固定側
コネクタが装着されている必要はない。また、図中、黒
丸で示した部分は、移動側コネクタの位置をリセットす
るために用いられるリセットポートを示している。X軸
用LEDアレイ3は、Y方向に並んだ固定側コネクタ列
のX方向の位置に合わせて、固定側コネクタ列の最左端
から最右端まで配置されている。このLEDの配置され
る位置は、X軸用基板上の移動側コネクタと、受光部が
取り付けられているX軸方向の位置のズレなどを考慮
し、固定側コネクタ列のX方向の位置とはずらして取り
付けることも可能である。具体例としては、8個のアダ
プタがX軸方向に並ぶ場合には、32個のLEDが配置
されることになる。受光素子16は、X軸用LEDアレ
イ3の右端から左端までを移動する。図では、3つの受
光素子を示している。位置合わせの際には、これらの受
光素子の内から選択して用いればよい。もちろん、受光
素子が1個であってもよい。
【0020】図5は、本発明のモータの制御ブロックの
一例の概略回路図である。図中、21,22は差動増幅
器、23はA/D変換器、24はD/A変換器、25は
サーボロック切替器、26はモータ駆動回路、27はモ
ータである。受光部において検出された光量に基づく電
気信号は、差動増幅器22に入力されるとともに、受光
レベルチェックのため、A/D変換器23を介して図示
しない制御手段、例えばCPUに入力される。一方、制
御手段から設定されるロック電圧は、D/A変換器24
を介して差動増幅器21および22に入力される。差動
増幅器21では、受光部からの信号と、D/A変換器2
4からのロック電圧との比較電圧を出力する。サーボロ
ック切替器25は、制御手段の切替信号により、差動増
幅器21または22のどちらかを選択する。差動増幅器
21が選択されている場合には、受光信号とロック電圧
との比較電圧が、サーボロック切替器25を介してモー
タ駆動回路26に入力し、モータ27の制御を行なうこ
とができる。特に、第1の実施例においては、受光部か
らの受光信号が大きくなった位置で、モータの減速また
は停止を行なうように制御することができる。また、サ
ーボロック切替器25が差動増幅器22を選択している
場合には、制御手段から出力されるロック電圧に対応し
た信号が差動増幅器22から得られ、その信号によりモ
ータ駆動回路26を動作させてモータ27を制御するこ
とができる。
【0021】図6は、本発明で用いる可動ヘッドの一例
を示す概略構成図である。図中、28はフェルール、2
9はコネクタ、30はフローティング用板バネである。
フェルール28は、移動側コネクタの先端部であり、割
スリーブを介して固定側コネクタと結合される。コネク
タ29は、フェルール28を保持し、固定している。フ
ローティング用板バネは、弾性力を有しており、上下お
よび左右に平行に配置されている。固定側コネクタとの
結合の際に、例えば、微少な位置ズレに対して、フロー
ティング用板バネが位置ズレを吸収し、正確な位置合わ
せを行なって、コネクタを結合することができる。
【0022】次に本発明の第1の実施例の動作を説明す
る。図7は、本発明の光線路切替装置の第1の実施例の
1つの動作例を示すフローチャートである。以下の説明
では、簡単のためにX軸方向の移動について説明する
が、Y軸方向の移動についても同様に行なうことができ
る。また、移動前の移動側コネクタの位置は、制御手段
が記憶しているものとする。または、図4に示したリセ
ットポートから位置合わせを行ってもよい。
【0023】まず、S31において、結合すべき固定側
コネクタのX位置に対応するLEDを点灯する。それと
ともに、S32において、移動前の移動側コネクタのX
位置と、移動目標のX位置とから、左右のどちらにX軸
用基板1を移動させたらよいかを判断する。そして、S
33において、X軸用基板1の移動を行なう。移動の
間、S34において、点灯しているLEDの有無を監視
し、点灯しているLEDが検出されない間はS33に戻
り、さらに移動を行なう。点灯したLEDを検出する
と、S35においてX軸用基板1の移動を停止する。こ
のようにして、結合すべき固定側コネクタのX位置への
位置決めが行なわれる。
【0024】このように、本発明の方法によれば、図2
や図4に示したようなアダプタ間の固定側コネクタの間
隔がアダプタ内の固定側コネクタの間隔と違っているよ
うな場合でも、各固定側コネクタの位置を記憶しておく
ことなく、位置決めを行なうことができる。しかし、こ
のような動作による位置決め方法では、移動速度が遅い
場合にはさしたる問題はないが、長距離の移動では、結
合までに時間がかかってしまう。速い移動速度によって
X軸用基板1の移動を行なうと、モータの慣性のため
に、所定の停止位置を過ぎて停止してしまうことがあ
る。その問題を回避するために、LEDを配置する位置
をずらすことも考えられる。しかし、例えば隣のファイ
バへの移動では、移動速度はそれほど速くならないこと
もあり、一律にLEDの位置をずらすのみでは解決でき
ない。
【0025】そのため、移動目標と所定の位置関係を有
する位置に減速開始点を定め、まず減速開始点を検出し
て移動速度を減速し、低速移動の状態で移動目標を検出
するように構成することができる。このようにすれば、
移動距離が長くても、高速に移動でき、また、移動目標
を過ぎてしまうこともなくなる。以下、減速開始点を用
いた位置決め方法について説明する。
【0026】図8は、本発明の光線路切替装置の第1の
実施例の別の動作例を示すフローチャートである。図7
と同様に、X軸方向の移動について説明するが、Y軸方
向の移動についても同様に行なうことができる。まず、
S41において、減速開始点のLEDを点灯するととも
に、S42において、移動前の移動側コネクタのX位置
と、移動目標のX位置とから、X軸用基板1の移動方向
を判断する。そして、S43において、移動方向へ高速
移動を行なう。高速移動中、S44において、点灯して
いるLEDの有無を監視し、点灯しているLEDが検出
されない間はS43の高速移動を行なう。点灯している
LEDが検出されると、S45において、移動速度を減
速するとともに、減速開始点のLEDを消灯し、移動目
標位置のLEDを点灯させる。S46において、X軸用
基板1を低速移動させ、低速移動中は、S47におい
て、点灯しているLEDの有無を監視し、点灯している
LEDが検出されない間はS46の低速移動を行なう。
点灯しているLEDが検出されると、S48において、
移動を停止する。このようにして、結合すべき固定側コ
ネクタのX位置への位置決めが行なわれる。
【0027】減速開始点は、例えば移動目標のLEDに
隣接するLEDを使用することができる。または、ある
間隔をおいた位置のLEDを使用してもよい。減速開始
点として点灯させるLEDは、X軸用基板1の移動方向
からみて、移動目標よりも手前のLEDを点灯させるの
みでよい。例えば、減速開始点として隣接したLEDを
点灯させる場合、X軸用基板1が左から右への移動を行
なうときには、移動目標の左側のLEDのみを点灯させ
ればよい。この場合には、図6におけるS42の移動方
向の判断は、S41の減速開始点のLEDの点灯より前
の段階で行なうことになる。しかし、点灯制御を簡単化
する場合には、移動目標の両側のLEDを点灯させても
よい。さらに、移動目標のLEDは、減速開始点のLE
Dの点灯時から必ずしも点灯させておく必要はなく、減
速開始点の検出時に点灯させるように構成することがで
きる。
【0028】図9は、本発明の光線路切替装置の第2の
実施例の要部の説明図である。図中、図3と同様の部分
には、同じ符号を付して説明を省略する。51は受光素
子群、52は発光部、53はLEDである。第2の実施
例では、ベースプレート12側に受光素子群51を配置
し、X軸用基板1側に発光部52を配置している。発光
部52内には、LED53が内蔵されており、ベースプ
レート12上の受光素子群51に向けて発光するように
構成されている。受光素子群51の各受光素子は、Y方
向に並んだ固定側コネクタ列のX方向の位置に合わせて
配置されている。この構成は、X軸方向に限らず、Y軸
方向にも適用することができる。この場合には、Y軸用
LEDアレイの代わりにY軸用の受光素子群を用い、Y
軸用の受光部の代わりにY軸用発光部を用いればよい。
それ以外の構成は、図1乃至図3に示した第1の実施例
と同様であり、説明を省略する。受光素子側にもスリッ
トを設けてもよい。
【0029】また、第2の実施例の動作は、ほぼ第1の
実施例の動作と同様である。相違する点は、LEDの点
灯に代えて受光部を選択すること、および、選択した受
光部で、移動する発光部から照射される光の受光検出を
行なうことである。
【0030】図10は本発明の第2の実施例の動作の一
例を示すフローチャートである。まず、減速開始点を用
いない場合の動作を説明する。まず、S61において、
結合すべき固定側コネクタのX位置に対応する受光素子
を選択するとともに、X軸用基板1上の発光部を点灯す
る。それとともに、S62において、X軸用基板1の移
動方向を判断する。そして、S63において、X軸用基
板1の移動を行なう。移動の間、S64において、選択
した受光素子により発光部から照射された光の有無を監
視し、発光部から照射された光が検出されない間はS6
3に戻り、さらに移動を行なう。発光部から照射された
光が検出されると、S65においてX軸用基板1の移動
を停止する。このようにして、結合すべき固定側コネク
タのX位置への位置決めが行なわれる。
【0031】図11は本発明の第2の実施例の動作の別
の例を示すフローチャートである。この例では、減速開
始点を用いる場合の動作を説明する。まず、S71にお
いて、減速開始点の受光素子を選択するとともに、発光
部を点灯し、S72において、X軸用基板1の移動方向
を判断する。そして、S73において、移動方向へ高速
移動を行なう。高速移動中、S74において、選択した
受光素子からの出力を監視し、発光部から照射される光
が検出されない間はS73の高速移動を行なう。発光部
から照射される光が検出されると、S75において、移
動速度を減速するとともに、移動目標位置の受光素子を
選択する。S76において、X軸用基板1を低速移動さ
せ、低速移動中は、S77において、選択した移動目標
位置の受光素子の出力を監視し、発光部から照射される
光が検出されない間はS76の低速移動を行なう。発光
部から照射される光が検出されると、S78において、
移動を停止する。このようにして、結合すべき固定側コ
ネクタのX位置への位置決めが行なわれる。減速開始点
の受光素子の選択は、第1の実施例において発光させる
LEDの選択と同様に決定することができる。
【0032】図12は、本発明の光線路切替装置の第3
の実施例の要部の説明図である。図中、図3と同様の部
分には、同じ符号を付して説明を省略する。81は受光
素子、82は発光素子、83は遮光透光切替手段、84
は透光部である。受光素子81および発光素子82は、
X軸用基板1に設けられ、遮光透光切替手段83を挟ん
で対峙して設けられ、フォトインタラプタを構成してい
る。遮光透光切替手段83は、ベースプレート12に固
定され、Y方向に並んだ固定側コネクタ列のX方向の位
置に合わせて透光部84が配置可能に構成されている。
具体的には、板に透光部84となり得る位置に孔を開け
ておき、該孔を開放または閉塞するシャッタを各孔ごと
に設け、機械的に該シャッタを開閉させて、所定の位置
に透光部84を形成するように構成することができる。
また、液晶シャッタを用い、透光部84を形成する位置
のみ透光性を有するように電気的に制御することもでき
る。この構成においても、X軸方向に限らず、Y軸方向
にも適用することができる。それ以外の構成は、図1乃
至図3に示した第1の実施例と同様であり、説明を省略
する。
【0033】また、第3の実施例の動作も、ほぼ第1の
実施例の動作と同様である。相違する点は、LEDの点
灯に代えて遮光透光切替手段の透光部を選択すること、
および、フォトインタラプタにより、透光部を検出する
ことである。
【0034】図13は本発明の第3の実施例の動作の一
例を示すフローチャートである。まず、減速開始点を用
いない場合の動作を説明する。まず、S91において、
結合すべき固定側コネクタのX位置に対応する位置に透
光部を設けるとともに、フォトインタラプタの発光部を
点灯する。それとともに、S92において、X軸用基板
1の移動方向を判断する。そして、S93において、X
軸用基板1の移動を行なう。移動の間、S94におい
て、フォトインタラプタの出力を監視し、透光部を通過
した光が検出されない間はS93に戻り、さらに移動を
行なう。透光部を通過した光が検出されると、S95に
おいてX軸用基板1の移動を停止する。このようにし
て、結合すべき固定側コネクタのX位置への位置決めが
行なわれる。
【0035】図14は本発明の第3の実施例の動作の別
の例を示すフローチャートである。この例では、減速開
始点を用いる場合の動作を説明する。まず、S101に
おいて、減速開始点となる位置に透光部を設けるととも
に、フォトインタラプタの発光部を点灯し、S102に
おいて、X軸用基板1の移動方向を判断する。そして、
S103において、移動方向へ高速移動を行なう。高速
移動中、S104において、フォトインタラプタからの
出力を監視し、透光部を通過した光が検出されない間は
S103の高速移動を行なう。透光部を通過した光が検
出されると、S105において、移動速度を減速すると
ともに、減速開始点の透光部を遮光し、移動目標位置に
透光部を設ける。S106において、X軸用基板1を低
速移動させ、低速移動中は、S107において、フォト
インタラプタの出力を監視し、透光部を通過した光が検
出されない間はS106の低速移動を行なう。透光部を
通過した光が検出されると、S108において、移動を
停止する。このようにして、結合すべき固定側コネクタ
のX位置への位置決めが行なわれる。減速開始点として
の透光部の形成位置は、第1の実施例において発光させ
るLEDの選択と同様に決定することができる。
【0036】以上、説明した第1乃至第3の実施例は、
X軸方向のみ、またはY軸方向のみに適用することも可
能であるし、また、X軸、Y軸の両方向に適用すること
も可能である。さらに、X軸方向と、Y軸方向に別の実
施例の構成を適用し、構成することも、もちろん可能で
ある。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、移動側コネクタ側に設けられた受光部が固定
側コネクタ側に設けられた発光部の発光を受光すること
により、また、移動側コネクタ側に設けられた発光部の
発光を固定側コネクタ側に設けられた受光部が受光する
ことにより、また、固定側コネクタ側に設けられた遮光
透光切替手段の透光部を移動側コネクタ側に設けられた
フォトインタラプタが検出することにより、移動側コネ
クタ側の一方向の位置決めを行なうことができる。ま
た、固定側コネクタ側の結合すべきコネクタに対応した
発光部の選択発光、または、受光部の選択、または、遮
光透光切替手段による透光部の形成によって、移動側コ
ネクタを位置決めすべき位置を示し、移動側コネクタ側
に設けられた受光部、または、発光部、または、フォト
インタラプタによって停止すべき位置に位置決めするこ
とができるから、固定側コネクタの位置を記憶しておく
ことなく、位置決めを行なうことができる。
【0038】また、移動目標位置の前に減速開始点を設
けることにより、減速開始点までの移動側コネクタの高
速移動を可能とするとともに、減速開始点通過後は低速
で位置決めを行なうことにより、正確な位置決めをも実
現することができる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光線路切替装置の第1の実施例の概略
構成図である。
【図2】本発明で用いる固定側コネクタの概略構成図で
ある。
【図3】本発明の第1の実施例における位置検出部の概
略構成図である。
【図4】本発明の第1の実施例における固定側コネクタ
と位置検出部の関係の説明図である。
【図5】本発明のモータの制御ブロックの一例の概略回
路図である。
【図6】本発明で用いる可動ヘッドの一例を示す概略構
成図である。
【図7】本発明の光線路切替装置の第1の実施例の1つ
の動作例を示すフローチャートである。
【図8】本発明の光線路切替装置の第1の実施例の別の
動作例を示すフローチャートである。
【図9】本発明の光線路切替装置の第2の実施例の要部
の説明図である。
【図10】本発明の第2の実施例の動作の一例を示すフ
ローチャートである。
【図11】本発明の第2の実施例の動作の別の例を示す
フローチャートである。
【図12】本発明の光線路切替装置の第3の実施例の要
部の説明図である。
【図13】本発明の第3の実施例の動作の一例を示すフ
ローチャートである。
【図14】本発明の第3の実施例の動作の別の例を示す
フローチャートである。
【図15】光コネクタ結合装置の基本的構成を示す斜視
図である。
【図16】一般的な光線路切替装置を含むシステムの概
略構成図である。
【符号の説明】
1 X軸用基板 2 Y軸用基板 3 X軸用LEDアレイ 4 X軸用受光部 5 X軸ガイド 6 ラックギア 7 X軸モータ 8 Y軸用LEDアレイ 9 Y軸用受光部 10 Y軸モータ 11 Y軸用駆動手段 12 ベースプレート 13 固定側コネクタ 12 ベースプレート 14 アダプタ 15 スリット 16 受光素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水野 俊一 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友 電気工業株式会社 横浜製作所内 (72)発明者 袴田 直志 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友 電気工業株式会社 横浜製作所内 (72)発明者 佐藤 公紀 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 松本 裕敦 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 有本 和彦 東京都大田区大森西七丁目6番31号 住 電オプコム株式会社内 審査官 瀬川 勝久 (56)参考文献 特開 平2−226210(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 26/00 - 26/08

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方向に複数列に配列された固定側コネ
    クタから結合すべきコネクタを選択して移動側コネクタ
    を結合し、光線路の切替を行なう光線路切替装置であっ
    て、移動側コネクタ側を前記一方向に移動させて前記一
    方向の位置決めをし、前記移動側コネクタ側で前記移動
    側コネクタを前記一方向と直交する直交方向に移動させ
    て前記直交方向の位置決めをして、前記移動側コネクタ
    を前記固定側コネクタに結合して、光線路の切替を行な
    う光線路切替装置において、 前記固定側コネクタ側には、各列の固定側コネクタが前
    記直交方向に並んでいるとともに、前記直交方向に並ん
    だ固定側コネクタの前記一方向の配列位置に合わせて並
    べられた複数の発光部が設けられており、 前記移動側コネクタ側には、その移動により前記複数の
    発光部のそれぞれに対向するように受光部が設けられて
    おり、 前記受光部が前記発光部の発光を受光することにより、
    前記移動側コネクタ側の前記一方向の位置決めがされる
    ことを特徴とする光線路切替装置。
  2. 【請求項2】 一方向に複数列に配列された固定側コネ
    クタから結合すべきコネクタを選択して移動側コネクタ
    を結合し、光線路の切替を行なう光線路切替装置であっ
    て、移動側コネクタ側を前記一方向に移動させて前記一
    方向の位置決めをし、前記移動側コネクタ側で前記移動
    側コネクタを前記一方向と直交する直交方向に移動させ
    て前記直交方向の位置決めをして、前記移動側コネクタ
    を前記固定側コネクタに結合して、光線路の切替を行な
    う光線路切替装置において、 前記固定側コネクタ側には、各列の固定側コネクタが前
    記直交方向に並んでいるとともに、前記直交方向に並ん
    だ固定側コネクタの前記一方向の配列位置に合わせて並
    べられた複数の受光部が設けられており、 前記移動側コネクタ側には、その移動により前記複数の
    受光部のそれぞれに対向するように発光部が設けられて
    おり、 前記受光部が前記発光部の発光を受光することにより、
    前記移動側コネクタ側の前記一方向の位置決めがされる
    ことを特徴とする光線路切替装置。
  3. 【請求項3】 一方向に複数列に配列された固定側コネ
    クタから結合すべきコネクタを選択して移動側コネクタ
    を結合し、光線路の切替を行なう光線路切替装置であっ
    て、移動側コネクタ側を前記一方向に移動させて前記一
    方向の位置決めをし、前記移動側コネクタ側で前記移動
    側コネクタを前記一方向と直交する直交方向に移動させ
    て前記直交方向の位置決めをして、前記移動側コネクタ
    を前記固定側コネクタに結合して、光線路の切替を行な
    う光線路切替装置において、 前記固定側コネクタ側には、各列の固定側コネクタが前
    記直交方向に並んでいるとともに、前記直交方向に並ん
    だ固定側コネクタの前記一方向の配列位置に合わせて並
    べられた複数の遮光透光切替手段が設けられており、 前記移動側コネクタ側には、その移動により前記複数の
    遮光透光切替手段のそれぞれに対向するようにフォトイ
    ンタラプタが設けられており、 前記フォトインタラプタが前記遮光透光切替手段の透光
    部を検出することにより、前記移動側コネクタ側の前記
    一方向の位置決めがされることを特徴とする光線路切替
    装置。
  4. 【請求項4】 一方向に複数列に配列された固定側コネ
    クタから結合すべきコネクタを選択して移動側コネクタ
    を結合し、光線路の切替を行なう光線路切替装置におけ
    る位置決め方法であって、移動側コネクタ側を前記一方
    向に移動させて前記一方向の位置決めをし、前記移動側
    コネクタ側で前記移動側コネクタを前記一方向と直交す
    る直交方向に移動させて前記直交方向の位置決めをし
    て、前記移動側コネクタを前記固定側コネクタに結合し
    て、光線路の切替を行なう光線路切替装置の位置決め方
    法において、 前記固定側コネクタ側には、各列の固定側コネクタが前
    記直交方向に並んでいるとともに、前記直交方向に並ん
    だ固定側コネクタの前記一方向の配列位置に合わせて並
    べられた複数の発光部が設けられており、 前記移動側コネクタ側には、その移動により前記複数の
    発光部のそれぞれに対向するように受光部が設けられて
    おり、 前記固定側コネクタ側の結合すべきコネクタの前記一方
    向の配列位置に対応した発光部を点灯させ、前記移動側
    コネクタ側を移動させて、前記受光部が前記点灯された
    発光部から発せられた光を受光することにより、前記移
    動側コネクタ側の前記一方向の位置決めを行なうことを
    特徴とする光線路切替装置における位置決め方法。
  5. 【請求項5】 一方向に複数列に配列された固定側コネ
    クタから結合すべきコネクタを選択して移動側コネクタ
    を結合し、光線路の切替を行なう光線路切替装置におけ
    る位置決め方法であって、移動側コネクタ側を前記一方
    向に移動させて前記一方向の位置決めをし、前記移動側
    コネクタ側で前記移動側コネクタを前記一方向と直交す
    る直交方向に移動させて前記直交方向の位置決めをし
    て、前記移動側コネクタを前記固定側コネクタに結合し
    て、光線路の切替を行なう光線路切替装置の位置決め方
    法において、 前記固定側コネクタ側には、各列の固定側コネクタが前
    記直交方向に並んでいるとともに、前記直交方向に並ん
    だ固定側コネクタの前記一方向の配列位置に合わせて並
    べられた複数の受光部が設けられており、 前記移動側コネクタ側には、その移動により前記複数の
    受光部のそれぞれに対向するように発光部が設けられて
    おり、 前記固定側コネクタ側の結合すべきコネクタの前記一方
    向の配列位置に対応した受光部を選択させ、前記移動側
    コネクタ側を移動させて、前記選択された受光部が前記
    発光部から発せられた光を受光することにより、前記移
    動側コネクタ側の前記一方向の位置決めを行なうことを
    特徴とする光線路切替装置における位置決め方法。
  6. 【請求項6】 一方向に複数列に配列された固定側コネ
    クタから結合すべきコネクタを選択して移動側コネクタ
    を結合し、光線路の切替を行なう光線路切替装置におけ
    る位置決め方法であって、移動側コネクタ側を前記一方
    向に移動させて前記一方向の位置決めをし、前記移動側
    コネクタ側で前記移動側コネクタを前記一方向と直交す
    る直交方向に移動させて前記直交方向の位置決めをし
    て、前記移動側コネクタを前記固定側コネクタに結合し
    て、光線路の切替を行なう光線路切替装置の位置決め方
    法において、 前記固定側コネクタ側には、各列の固定側コネクタが前
    記直交方向に並んでいるとともに、前記直交方向に並ん
    だ固定側コネクタの前記一方向の配列位置に合わせて並
    べられた複数の遮光透光切替手段が設けられており、 前記移動側コネクタ側には、その移動により前記複数の
    遮光透光切替手段のそれぞれに対向するようにフォトイ
    ンタラプタが設けられており、 前記固定側コネクタ側の結合すべきコネクタの前記一方
    向の配列位置に対応した遮光透光切替手段が透光部とな
    るように前記複数の遮光透光切替手段を制御し、前記移
    動側コネクタ側を移動させて、前記フォトインタラプタ
    が透光部を検出することにより、前記移動側コネクタ側
    の前記一方向の位置決めを行なうことを特徴とする光線
    路切替装置における位置決め方法。
  7. 【請求項7】 一方向に複数列に配列された固定側コネ
    クタから結合すべきコネクタを選択して移動側コネクタ
    を結合し、光線路の切替を行なう光線路切替装置におけ
    る位置決め方法であって、移動側コネクタ側を前記一方
    向に移動させて前記一方向の位置決めをし、前記移動側
    コネクタ側で前記移動側コネクタを前記一方向と直交す
    る直交方向に移動させて前記直交方向の位置決めをし
    て、前記移動側コネクタを前記固定側コネクタに結合し
    て、光線路の切替を行なう光線路切替装置の位置決め方
    法において、 前記固定側コネクタ側には、各列の固定側コネクタが前
    記直交方向に並んでいるとともに、前記直交方向に並ん
    だ固定側コネクタの前記一方向の配列位置に合わせて並
    べられた複数の発光部が設けられており、 前記移動側コネクタ側には、その移動により前記複数の
    発光部のそれぞれに対向するように受光部が設けられて
    おり、 前記固定側コネクタ側の結合すべきコネクタの前記一方
    向の配列位置に対応した発光部と所定の位置関係を有す
    る発光部を点灯させ、該発光部から発せられた光が前記
    受光部により受光される位置まで前記移動側コネクタ側
    を高速に移動させ、その後、前記移動側コネクタ側を減
    速して、前記固定側コネクタ側の結合すべきコネクタの
    前記一方向の配列位置に対応した発光部から発せられた
    光を前記受光部が受光することにより、前記移動側コネ
    クタ側の前記一方向の位置決めを行なうことを特徴とす
    る光線路切替装置における位置決め方法。
  8. 【請求項8】 一方向に複数列に配列された固定側コネ
    クタから結合すべきコネクタを選択して移動側コネクタ
    を結合し、光線路の切替を行なう光線路切替装置におけ
    る位置決め方法であって、移動側コネクタ側を前記一方
    向に移動させて前記一方向の位置決めをし、前記移動側
    コネクタ側で前記移動側コネクタを前記一方向と直交す
    る直交方向に移動させて前記直交方向の位置決めをし
    て、前記移動側コネクタを前記固定側コネクタに結合し
    て、光線路の切替を行なう光線路切替装置の位置決め方
    法において、 前記固定側コネクタ側には、各列の固定側コネクタが前
    記直交方向に並んでいるとともに、前記直交方向に並ん
    だ固定側コネクタの前記一方向の配列位置に合わせて並
    べられた複数の受光部が設けられており、 前記移動側コネクタ側には、その移動により前記複数の
    受光部のそれぞれに対向するように発光部が設けられて
    おり、 前記固定側コネクタ側の結合すべきコネクタの前記一方
    向の配列位置に対応した受光部と所定の位置関係を有す
    る受光部を選択し、選択された受光部で前記発光部から
    発せられた光が受光される位置まで前記移動側コネクタ
    側を高速に移動させ、その後、前記移動側コネクタ側を
    減速して、前記固定側コネクタ側の結合すべきコネクタ
    の前記一方向の配列位置に対応した選択された受光部で
    前記発光部から発せられた光を受光することにより、前
    記移動側コネクタ側の前記一方向の位置決めを行なうこ
    とを特徴とする光線路切替装置における位置決め方法。
  9. 【請求項9】 一方向に複数列に配列された固定側コネ
    クタから結合すべきコネクタを選択して移動側コネクタ
    を結合し、光線路の切替を行なう光線路切替装置におけ
    る位置決め方法であって、移動側コネクタ側を前記一方
    向に移動させて前記一方向の位置決めをし、前記移動側
    コネクタ側で前記移動側コネクタを前記一方向と直交す
    る直交方向に移動させて前記直交方向の位置決めをし
    て、前記移動側コネクタを前記固定側コネクタに結合し
    て、光線路の切替を行なう光線路切替装置の位置決め方
    法において、 前記固定側コネクタ側には、各列の固定側コネクタが前
    記直交方向に並んでいるとともに、前記直交方向に並ん
    だ固定側コネクタの前記一方向の配列位置に合わせて並
    べられた複数の遮光透光切替手段が設けられており、 前記移動側コネクタ側には、その移動により前記複数の
    遮光透光切替手段のそれぞれに対向するようにフォトイ
    ンタラプタが設けられており、 前記固定側コネクタ側の結合すべきコネクタの前記一方
    向の配列位置に対応した位置と所定の位置関係を有する
    遮光透光切替手段が透光部となるように前記遮光透光切
    替手段を制御し、透光部となった前記遮光透光切替手段
    を前記フォトインタラプタが検出する位置まで前記移動
    側コネクタ側を高速に移動させ、その後、前記移動側コ
    ネクタ側を減速して、前記固定側コネクタ側の結合すべ
    きコネクタの前記一方向の配列位置に対応して透光部と
    された前記遮光透光切替手段を前記フォトインタラプタ
    が検出することにより、前記移動側コネクタ側の前記一
    方向の位置決めを行なうことを特徴とする光線路切替装
    置における位置決め方法。
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