JP3171033B2 - スイッチ - Google Patents

スイッチ

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JP3171033B2
JP3171033B2 JP27511394A JP27511394A JP3171033B2 JP 3171033 B2 JP3171033 B2 JP 3171033B2 JP 27511394 A JP27511394 A JP 27511394A JP 27511394 A JP27511394 A JP 27511394A JP 3171033 B2 JP3171033 B2 JP 3171033B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上部にスイッチング機
構を搭載装備するとともに下面に端子を突出させたベー
スに、スイッチング機構に対する操作部を備えた箱状の
カバーケースを連結してなるスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】上記構成のスイッチにおいては、ベース
全体をカバーケース内に格納するようにカバーケースで
外嵌して、カバーケース底の開口部に樹脂材を充填して
カバーケースとベースとの一体化を図るようにしたもの
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成によると、充
填した樹脂材がベースに形成したスイッチ取付け孔にま
で流入してしまうおそれがあり、また、ベースの外周面
とカバーケース内面との嵌合箇所への樹脂材の侵入状態
が把握できないために、嵌合箇所の局所に樹脂材が侵入
していない状態が発生して封止性能が損なわれるおそれ
もあった。
【0004】本発明は、このような点に着目してなされ
たものであって、樹脂材の充填状態を容易に把握できる
ようにすることで、封止性および絶縁性に優れたケース
連結を行うことができるようにすることを主たる目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下のような構成をとる。すなわち、請求
項1に係る発明では、上部にスイッチング機構を搭載装
備するとともに下面に接続端子を突出させたベースに、
スイッチング機構に対する操作部を備えた箱状のカバー
ケースを連結してなるスイッチにおいて、前記カバーケ
ースの周壁を、上下に貫通する環状の間隙を備えた2重
壁構造に構成し、前記カバーケースを前記ベース上に前
記間隙の下端が前記ベース上面に臨むように設け、この
間隙に樹脂材を充填して前記カバーケースと前記ベース
とを一体に固定した。
【0006】請求項2に係る発明では、請求項1記載の
スイッチにおいて、前記カバーケースの2重壁構造の周
壁の外周壁が前記ベースの外側面に外嵌されて重ね合わ
され、この重ね合わせ部位において前記カバーケースと
前記ベースとを係止手段で連結した。
【0007】請求項3に係る発明では、請求項1記載の
スイッチにおいて、前記ベースの接続端子とリード線と
の接続部を覆う下カバーをベースに着脱自在に取付け、
この下カバー内に樹脂材を充填可能に構成した。
【0008】
【作用】請求項1の発明の構成によると、カバーケース
をベースに連結した状態では、カバーケース側壁の内部
に形成された間隙の下端がベース上面に臨み、間隙の上
端から樹脂材を注入することで樹脂材をベース上面に至
るまで充填することができる。
【0009】この際、間隙を監視しながら樹脂材を注入
できるので、環状の間隙に十分樹脂材を充填すること
で、樹脂材をベースに至るまで送り込むことができる。
【0010】請求項2の発明の構成によると、上記のよ
うに樹脂材を注入するに先だって、ケースをベースに簡
単確実に外嵌して係止連結することができる。
【0011】請求項3の発明の構成によると、必要に応
じてベースに下ケースを取付け、その内部に樹脂材を充
填してベース下面の端子とリード線との接続部位を封止
絶縁することができる。
【0012】
【実施例】図1に本発明に係るスイッチAの全体外観
が、図2にその分解状態が、図3に正面が、また、図4
にその内部構造がそれぞれ示されている。図に示される
ように、本発明に係るスイッチAは、スイッチ本体1と
その下部に着脱可能に取り付けられた下カバー2とから
構成されている。
【0013】スイッチ本体Aのケースは、一対のスイッ
チ取付け孔3aを備えた樹脂成形品のベース3とこれに
上方から連結された箱状の樹脂製カバーケース4とから
なり、ベース3の上部に以下に説明するスナップアクシ
ョン型のスイッチング機構5が搭載装備されている。
【0014】前記スイッチング機構5は、一対の係合片
6a,6bを備えたコモン端子としての固定端子6と、
一方の係合片6aに形成したV形の係合溝7に基端部を
係合支持されるとともに遊端部の上下面に可動接点8a
を備えたスイッチング用の可動片8と、前記可動接点8
aに上方から対向する固定接点9aを備えた常閉端子と
しての固定端子9と、前記可動接点8aに下方から対向
する固定接点10aを備えた常開端子としての固定端子
10と、他方の係合片6bに形成した係合溝11に基端
を係合支持されるとともに前記可動片8の遊端側部位に
遊端を係合支持されたスナップアクション用の可動バネ
12とからなり、ベース3にインサート装備された前記
固定端子6,9,10から延出した接続端子6A,9
A,10Aがベース3下面から突設されている。
【0015】また、前記カバーケース4には、前記可動
片8の中間部に上方から当接作用するプランジャ13が
上下スライド自在に貫通装着されるとともに、このプラ
ンジャ13を上方から密封状に覆うゴムキャップ14が
嵌入装着され、かつ、プランジャ13を押圧操作する操
作レバー15が支点Pを中心に上下揺動可能に枢支連結
されて。
【0016】上記構成のスイッチング機構5は、プラン
ジャ13に外力をかけない常態においては、図3に示す
ように、可動バネ12の弾性復元力で可動片8の遊端側
を上方に付勢変位させて一方の固定端子9の固定接点
(常閉接点)9aに上面の可動接点8aを接触維持させ
ている。そして、操作レバー15の下方揺動によってプ
ランジャ13が押し込み操作されると、プランジャ13
からの押圧作用で可動片8が下方に湾曲変位し、可動片
8と可動バネ12の遊端との係合点が、両係合溝7,1
1を結ぶ直線の延長線(デットポイント)を越えると、
図3中の仮想線で示すように、瞬時に可動バネ12の弾
性復元力が可動片8を下方に付勢変位させるよう反転
し、他方の固定端子10の固定接点(常開接点)10a
に下面の可動接点8aが接触されるようになっている。
【0017】上記スイッチ本体Aのベース3とカバーケ
ース4は以下のようにして連結固定される。
【0018】すなわち、ベース3の上面周部には段部3
bが全周に亘って形成されるとともに、ベース3の前側
面と後側面には前記段部に連なる凹部3cが形成されて
いる。他方、カバーケース4の四方の周壁は、内周壁部
4aiと外周壁部4aoとの間に上下に貫通する環状の
間隙sを形成した二重壁構造となっており、外周壁部4
aoとの下端がベース3の段部3bに外嵌するよう形成
されるとともに、前後の周壁部の外周壁部4aoからベ
ース3の前記凹部3cに外嵌重複する突出片4bが連設
されている。なお、内周壁部4aiと外周壁部4aoと
は、前後の周壁部においてブリッジ部4cを介して連結
されている。
【0019】そして、カバーケース4の周壁4aをベー
ス3の段部3bに外嵌させるとともに突出片4bを凹部
3cに外嵌重複させ、凹部3cに備えた突起3dを突出
片4bに形成した係止孔4dに係止することでカバーケ
ース4のベース3への位置決め連結がなされる。
【0020】このようにカバーケース4をベース3に連
結した状態では、前記間隙sの下端がベース3の上面に
臨む状態となり、この間隙sの上端から溶融したエポキ
シ等の樹脂材16を注入充填すると、樹脂材16はベー
ス3とカバーケース4との嵌合連結部の全周に隅々まで
行きわたり、この樹脂材16が硬化することで接着機能
が果たされ、カバーケース4とベース3とが高いシール
性をもって一体連結されるのである。また、樹脂材16
は内周壁部4aiの下端面とベース3の上面間にも入り
込むことでさらに高いシール性が得られる。
【0021】前記下カバー2は接続端子6A,9A,1
0Aとこれに接続したリード線17との接続部位を確実
に絶縁する必要がある場合に以下のようにして取付けら
れ使用される。つまり、下カバー2は上下に貫通した筒
状に成形されるとともに、その左右端にはベース3の左
右端面に形成した係合溝3eに係合連結される係止爪片
2aを備えている。また、下カバー2の横側下端にはリ
ード線17を導出する案内凹部2bが形成され、この案
内凹部2bとこれに嵌合連結される支持片18でリード
線17を位置決め保持した状態で、下カバー2内に樹脂
材19を充填して接続端子6A,9A,10Aとリード
線17との接続部位を確実に絶縁封止することができる
ようになっている。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると次のような効果が得られる。
【0023】請求項1に係る発明によると、カバーケー
スをベースに連結した状態では、カバーケース周壁の間
隙の下端がベースの上面に臨む状態となり、この間隙に
注入充填された樹脂材はベースとカバーケースとの連結
部の全周に隅々まで行きわたり、カバーケースとベース
とを高いシール性をもって一体連結でき、絶縁性を向上
させることができる。
【0024】請求項2に係る発明によると、上記効果を
もたらすスイッチの組付けにおいて、カバーケースをベ
ースに簡単確実に位置決め連結でき、作業性を高める上
で有効となる。
【0025】請求項3に係る発明によると、上記のよう
に樹脂材充填によってスイッチ本体での絶縁性を高めた
状態で、必要に応じて下カバーを装着してその内部を樹
脂充填することで、接続端子とリード線との接続部位に
おいての封止絶縁性を高いものとして使用することがで
き、スイッチの使用範囲を一層広いものにすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスイッチの外観斜視図
【図2】分解斜視図
【図3】一部切り欠き正面図
【図4】縦断正面図
【図5】要部の横断平面図
【図6】要部の一部切り欠き側面図
【符号の説明】
2 下カバー 3 ベース 4 カバーケース 5 スイッチング機構 6A 接続端子 9A 接続端子 10A 接続端子 16 樹脂材 17 リード線 19 樹脂材 s 間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−109346(JP,A) 特開 平5−20969(JP,A) 特開 平4−357631(JP,A) 実開 平4−8401(JP,U) 実開 昭59−154743(JP,U) 実開 昭59−149345(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 21/08 H01H 21/04 H01H 21/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部にスイッチング機構を搭載装備する
    とともに下面に接続端子を突出させたベースに、スイッ
    チング機構に対する操作部を備えた箱状のカバーケース
    を連結してなるスイッチにおいて、 前記カバーケースの周壁を、上下に貫通する環状の間隙
    を備えた2重壁構造に構成し、前記カバーケースを前記
    ベース上に前記間隙の下端が前記ベース上面に臨むよう
    に設け、この間隙に樹脂材を充填して前記カバーケース
    と前記ベースとを一体に固定してなることを特徴とする
    スイッチ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスイッチにおいて、前記
    カバーケースの2重壁構造の周壁の外周壁が前記ベース
    の外側面に外嵌されて重ね合わされ、この重ね合わせ部
    位において前記カバーケースと前記ベースとを係止手段
    で連結してあることを特徴とするスイッチ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のスイッチにおいて、前記
    ベースの接続端子とリード線との接続部を覆う下カバー
    をベースに着脱自在に取付け、この下カバー内に樹脂材
    を充填可能に構成してあることを特徴とするスイッチ。
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