JP3170621U - 包装容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】衛生状態を保ったまま小サイズに変更することができる包装容器を提供する。【解決手段】包装容器は、筒状のケース10と、該ケース10に収納されるトレー20とを備えている。このケース10には、余剰分を切り取って小サイズとしたときに一端側の扉となる突出片11を残して切断するための第1の切取線が周方向に沿って全周に設けられている。そして、トレー20には、前記第1の切取線に対応した位置にフラップ23を残して余剰分を切り取るための第2の切取線が設けられている。ケース10の突出片11は、トレー20の底面に設けられているので、突出片11が汚れることを防止ことができるので衛生的である。【選択図】図2

Description

本考案は、筒状のケースと、ケースに収納されるトレーとを備えた包装容器に関するものである。
包装容器は、内容物の量が減ってくると無駄な空間が内部にできてしまう。このようなときに容器自体のサイズを小さくすることで、嵩張りを少なくしたり、運搬を容易にしたりすることができる従来の包装容器が知られている。
例えば、特許文献1には、周面輪切り状のカットラインが設けられた筒体(ケース)と、該筒体内に内挿された筒体のカットラインに対応する位置にカットラインが設けられている内箱(トレー)とを備えた縮小可能な箱が記載されている。
また、特許文献2には、周方向に一周する切断可能である第一切取線を有するケースと、底面およびその側面につながる切断可能である第二切取線を有すると共に、引き出される方向に略垂直で折り曲げ可能である第一折線を底面および側面に有するトレーとを備え、第二切取線を切断して第一折線を折ることにより小型のトレーに変形可能である包装容器が記載されている。
実開昭61−77322号公報 特開2006−315751号公報
しかし、特許文献1,2に記載の従来の包装容器は、小型の包装容器に変形させたときに、切り取られたトレーの端部が扉となるため、例えば、収納物が水分の多いものであるときには、切り取ったときに扉となるトレーの底面の端部が湿ってしまったり、収納物がクリームを豊富に使ったショートケーキであるときはトレーの端部にクリームが付着してしまったりすることがあり、汚れたままの扉で包装容器を使い続けなければならない。
そこで本考案は、衛生状態を保ったまま小サイズに変更することができる包装容器を提供することを目的とする。
本考案の包装容器は、筒状のケースと、前記ケースに収納されるトレーとを備えた包装容器において、前記ケースには、余剰分を切り取って小サイズとしたときに一端側の扉となる突出片を残して切断するための第1の切取線が周方向に沿って全周に設けられ、前記トレーには、前記第1の切取線に対応した位置に余剰分を切り取るための第2の切取線が設けられていることを特徴とする。
本考案の包装容器は、第1の切取線によりケース側に突出片が設けられるので、トレーが収納物により汚れても扉となる突出片を衛生的に保つことができる。
前記ケースの突出片は、前記トレーの底面側に設けられているのが望ましい。突出片がトレーの底面側に設けられていると、収納物を収納した場合では突出片はトレーの下になり隠れた状態であるため、確実に突出片の衛生状態を保つことができる。
前記トレーの第2の切取線は、前記突出片を扉としたときの前記突出片のそれぞれの側部に対応する位置に一対のフラップを残して形成されているのが望ましい。
小サイズとしたトレーに一対のフラップが設けられることで、突出片を扉としたときのそれぞれの側部に隙間ができることを防止することができる。
前記一対のフラップは、前記突出片の先端に対応する側から前記突出片の基端に対応する側へ向かって徐々に幅が狭くなる略三角形状に形成されているのが望ましい。
前記一対のフラップが略三角形状に形成されていることで、突出片の先端部を差込としたときにフラップに係止させることができると共に、三角形の斜辺に沿って余剰分を切り取ることになるため容易に切断することができる。
本考案によれば、第1の切取線によりケース側に突出片が設けられるので、トレーが収納物により汚れても扉となる突出片の衛生状態を保ったまま小サイズに変更することができる。
本考案の実施の形態に係る包装容器を示す斜視図である。 図1に示す包装容器を小サイズとした状態を示す斜視図である。 図1に示す包装容器のケースを外側から見た展開図である。 図1に示す包装容器のトレーを内側から見た展開図である。 トレーを小サイズとする手順を説明するための図であり、(A)は切り取り位置を示す斜視図、(B)は切り取り方向を説明するための斜視図である。 ケースを小サイズとする手順を説明するための図であり、(A)は切り取り開始を示す斜視図、(B)は(A)に続く切り取り手順を示す斜視図である。
本考案の実施の形態に係る包装容器を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る包装容器1は、略三角柱状に形成されたケーキを収納するもので、ショートケーキの細い方同士を向かい合わせて、かつ互い違いに配置することで、12個のショートケーキが収納できるものである。そして、この包装容器1は、12個のショートケーキが6個以下となったときに、包装容器10を縮小させて図2に示すような小サイズの包装容器2とすることができるものである。
このような包装容器1は、筒状のケース10と、ケース10に収納されるトレー20とを備えている。
このケース10とトレー20について、図3および図4に基づいて詳細に説明する。図3および図4においては、切取線を点線、折り曲げ線を一点鎖線で示している。また、切り取られて捨てられる方を余剰側、残る方を使用側と称する。
ケース10は、軸線に直交する方向の断面が長方形状をした角筒状に形成されている。このケース10は、ケース10を外側から見た展開図である図3に示すように、上面S11と一方の側面S12と他方の側面S13とを2等分する位置に、ミシン目である切取線C11,C12,C13が設けられている。
底面S14を2等分する位置に一端側の扉となる突出片11の基端を折り曲げやすくするための折り曲げ線L11が設けられている。
上面S11と一方の側面S12との間に折り曲げ線L12が設けられている。一方の側面S12と底面S14との間には、使用側に、折り曲げ線L13、余剰側に切取線C14が設けられている。他方の側面S13と底面S14との間には、使用側に折り曲げ線L14、余剰側に切取線C15が設けられている。
そして、余剰側が切り取られることで扉として残る底面S14の突出片11の先端の位置に切取線C16が設けられている。この突出片11には、先端部を差込12とするための折り曲げ線L15が設けられている。
このようにケース10に切取線と折り曲げ線とが設けられていることで、切取線C11と切取線C12と、切取線C14の一部(切取線C12から切取線C16までの間の切取線、以下、これを切取線C17と称す。)と、切取線C16と、切取線C15の一部(切取線C15から切取線C13までの間の切取線、以下、これを切取線C18と称す。)と切取線C13とにより、ケース10の余剰側を切り離すための第1の切取線が構成される。
トレー20は、軸線に直交する方向の断面が長方形状をした上方が開口した箱型に形成されたものである。このトレー20には、トレー20を内側から見た展開図である図4に示すように、一方の側面S21の両端にフラップ21,22が設けられている。他方の側面S22の両端にはフラップ23,24が設けられている。底面S23の両端にはケース10に収納したときの扉となる折り曲げ片25,26が設けられている。フラップ21,23と折り曲げ片25のそれぞれの基端には折り曲げ線L21〜L23が設けられている。また、フラップ22,24と折り曲げ片26のそれぞれの基端には折り曲げ線L24〜L26が設けられている。
トレー20の一方の側面S21には、2等分する位置に、折り曲げ線L27が設けられている。また、一方の側面S21には、2等分する位置であって、底面S23と接する位置から側面S21の上端に向かって、折り曲げ線L27から徐々に離れるような切取線C21が設けられている。
この折り曲げ線L27と切取線C21とにより、余剰分を切り取ったときのフラップ23が、突出片21の先端に対応する側から突出片21の基端に対応する側へ向かって徐々に幅が狭くなる略三角形状に形成される。
トレー20の他方の側面S22には、2等分する位置に、折り曲げ線L28が設けられている。また、他方の側面S22には、2等分する位置であって、底面S23と接する位置から側面S22の上端に向かって、折り曲げ線L28から徐々に離れるような切取線C22が設けられている。
この折り曲げ線L28と切取線C22とにより、余剰分を切り取ったときのフラップ24が、フラップ23と同様に、突出片21の先端に対応する側から突出片21の基端に対応する側へ向かって徐々に幅が狭くなる略三角形状に形成される。
底面S23には、2等分する位置に切取線C23が設けられている。
このようにトレー20に切取線と折り曲げ線とが設けられていることで、切取線C21〜C23により、トレー20から余剰側を切り離すための第2の切取線が構成される。
以上のように構成された本考案の実施の形態に係る包装容器1の使用状態について、図面に基づいて説明する。
図5(A)に示すようにトレー20に収納されるショートケーキの数が半分以下(6個以下)になったら、トレー20を半分に切り取り、小サイズとする。
このトレー20の切り取りは、図5(B)に示すようにトレー20の使用側と余剰側とをそれぞれ手でつまみ、切取線C21〜C23を引き裂くようにして切断して分割する。フラップ23,24は、切取線C21,C22が側面S21,S22の上端辺から斜めに設けられた略三角形状に形成されているため、切取線C21,C22を容易に切断することができる。
次に、ケース10を半分に切り取り、小サイズとする手順を説明する。
まず、図6(A)に示すように、ケース10の切取線C18を含む切取線C15を引き裂き切断する。次に、他方の側面S13の切取線C13を切断し、そのまま引き続いて上面S11の切取線C11、一方の側面S12の切取線C12を切断する。切取線C13と切取線C11と切取線C12は連続した切取線であるため容易に切断することができる。
次に、図6(B)に示すように、一方の側面S12と底面S14との境目である切取線C17を含む切取線C14を切断する。そして、最後に、底面14の切取線C16を切断する。
このように、切断線C11〜C13,C16〜C18を切断することで、突出片11が設けられた小サイズの角筒状のケース2(図2参照)とすることができる。
突出片11を残してケース10を小サイズとするために、ケース10の周方向に沿って全周に設けられた第1の切取線(切取線C11,C12,C17,C16、C18,C13)を切断することで、余剰分を切り取ることができる。しかし、本実施の形態では、突出片11を切り出すための切取線C17をケース10の一端まで延長した切取線C14とし、切取線C18をケース10の一端まで延長した切取線C15とすることで、ケース10の一端から切取り始めることができるので、容易に切り取りを行うことができる。
小サイズとしたケース10にトレー20を挿入してスライドさせると、図2に示すように、突出片11が扉となってトレー20を覆い隠すことができる。
トレー20の第2の切取線(切取線C21〜C23)が、突出片11を扉としたときの突出片11のそれぞれの側部に対応するトレー20の位置に一対のフラップ23,24を残すように形成されているため、突出片11を扉として閉鎖したときに、フラップ23,24が突出片11のそれぞれの側部に隙間ができることを防止する。また、突出片11の先端部である差込12がフラップ23,24に係止するので、扉(差込12)を外れ難くすることができる。
突出片11はケース10の一部であるため直接ショートケーキが接触してないので湿ったりクリームが付着したりして汚れることが少ない。特に、本実施の形態では、突出片11がトレー20の底面S23側に設けられているため、クリームが付着することを防止することができるため衛生的である。従って、包装容器1は衛生状態を保ったまま小サイズに変更することができる。
なお、本考案の実施の形態に係る包装容器について、包装容器1を半分のサイズとするために、ケース10およびトレー20の2等分の位置に切取線を設けていたが、半分のサイズとする以外に、切取線の位置を変更することで切取線の位置に応じた小サイズとすることができる。
また、突出片11をケース10の底面S14側に設けたが、上面S11側に設けてもよい。この場合、フラップ23,24の三角形状は、上下を反対方向へ向けるのが望ましい。更に、フラップ23,24は、三角形状とする以外に、正方形状や長方形状、台形状などとすることができる。
また、収納物として、ショートケーキを例に説明したが、他の種類のケーキを収納物としてもよい。また、本考案の包装容器は、ケーキ以外に、個別包装された菓子類やその他のものを収納する場合でも使用することができる。
本考案の包装容器は、収納物として柔らかいものや硬い物など限定されないが、特に、冷凍菓子を収納する際にはトレーが湿ったり収納物の一部が付着したりしやすいので最適である。
1,2 包装容器
10 ケース
11 突出片
12 差込
S11 上面
S12,S13 側面
S14 底面
20 トレー
S21,S22 側面
S23 底面

Claims (4)

  1. 筒状のケースと、前記ケースに収納されるトレーとを備えた包装容器において、
    前記ケースには、余剰分を切り取って小サイズとしたときに一端側の扉となる突出片を残して切断するための第1の切取線が周方向に沿って全周に設けられ、
    前記トレーには、前記第1の切取線に対応した位置に余剰分を切り取るための第2の切取線が設けられていることを特徴とする包装容器。
  2. 前記ケースの突出片は、前記トレーの底面側に設けられている請求項1記載の包装容器。
  3. 前記トレーの第2の切取線は、前記突出片を扉としたときの前記突出片のそれぞれの側部に対応する位置に一対のフラップを残して形成されている請求項1または2記載の包装容器。
  4. 前記一対のフラップは、前記突出片の先端に対応する側から前記突出片の基端に対応する側へ向かって徐々に幅が狭くなる略三角形状に形成されている請求項1から3のいずれかの項に記載の包装容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020172269A (ja) * 2019-04-08 2020-10-22 智己 河原 扇状加工食品用容器

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