JP3170209U - 土間床コーティング - Google Patents

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Abstract

【課題】床面がある時間経過した後でも、水分が溜まってエポキシ樹脂が破損することで床面の亀裂を生じるということのない土間床コーティングを提供する。【解決手段】下地塗布層22と、接着層23と、モルタル層24と、シーリング層25と、低粘性モルタル層26と、仕上げ面層27とからなる土間床コーティングに関し、モルタル層の材料がエポキシ樹脂と珪砂とを混合したものであり、シーリング層の材質がエポキシ樹脂と石膏粉とを混合したものであって、上記のモルタル層及びシーリング層により、水分を効果的に遮断して、床面がある時間経過した後でも、水分が溜まってエポキシ樹脂が破損することで床面の亀裂を生じるということはなく、寿命を延ばし、市場でのニーズに応えることができる。【選択図】図2

Description

本考案は土間床コーティングであって、特にエポキシ樹脂を使用した土間床コーティングである。
現在、例えば住宅、オフィスビル、公共施設などの各種形態の建築物内においては、一般的には、コンクリート床面にタイル又は石材を敷設して、床面に美観を持たせるとともに、タイル又は石材は表面が光沢を持つという特性を利用することで、床面はより清掃作業しやすくなるうえに、また粗い床面に人が直接触れて肌を傷つけるのを防止して、怪我する確率を引き下げることができる。しかしながら、タイル又は石材は美観、そして清掃しやすいという特性を効果的に高めることができるももの、コストは嵩み、しかも施工に時間がかかり不便をもたらす。
そこで当業者は、従来のタイル又は石材敷設法に取って代わるべく、床面塗料法を開発した。この方法は主に、コンクリート基礎の上に下地塗布層を塗布しておき、その後、珪砂が混合された中間塗布層を素地塗布層上に塗布するとともに平坦に均し、そして中間塗膜が乾燥した後、最後に光沢のある仕上げ塗布層をその上に塗布するものであって、これによりコストの廉価な床面塗料施工法が実現しており、更には粗いコンクリート床面を覆う作業により、最上層が光沢のある仕上げ面となることで、更に美観を備えつつ、粗い床面に人が直接触れて怪我をするのを防止できるものである。主な用途としては、無塵又は埃が立ちにくく、亀裂しにくく、掃除・清掃しやすいという効果を達成することができるというものであり、このような床面塗料施工法で施工された土間床コーティングは、現在、例えば精密な半導体、精密電子機器のクリーンルーム、手術室、コンピュータルームのクリーン空間、電子産業の工場、化学産業の工場、機械産業の工場など各種の建築物内に広く応用されることで、床面は更に美観に優れ、清掃しやすいうえ、更には例えばエポキシ樹脂の材料を使用することにより、エポキシ樹脂に珪砂を合わせて塗布された塗膜層は床面に防水、耐荷重及び耐衝撃性などの長所を持たせることができる。
しかし現在、このような土間床コーティングには、ある時間経過すると、水分が溜まることで膨らみが発生してエポキシ樹脂構造が破損するうえ、床面に亀裂が発生してしまうと、例えば精密な半導体、精密電子機器のクリーンルームなど床面に対しての高い要求を満たせなくなるという問題点があった。よって、この土間床コーティングを如何に改善するかということは現在の重要な課題になっている。
上記問題に鑑み、本考案では、床基礎に充分に浸透しやすく、前記床基礎上に塗布される下地塗布層と、前記床基礎上に塗布されている接着層と、エポキシ樹脂と珪砂とが混合されて、前記接着層上に打設されているモルタル層と、エポキシ樹脂と石膏粉とが混合されて、前記モルタル層上に塗布されているシーリング層と、前記シーリング層上に打設されている低粘性モルタル層と、前記低粘性モルタル層上に塗布されている仕上げ面層と、からなる土間床コーティングを提供する。
本考案の一つの目的は、モルタル層の材料がエポキシ樹脂と珪砂とを混合したものであり、そして前記エポキシ樹脂と珪砂との混合比が1:10〜1:20であるとともに、珪砂における細砂量と粗砂量との比率が1:4〜1:5であるところにある。
本考案の他の目的は、シーリング層の材料がエポキシ樹脂と石膏粉とを混合したものであり、そして前記エポキシ樹脂と石膏粉との混合比が1:4であるところにある。
上記エポキシ樹脂と珪砂、エポキシ樹脂と石膏粉とを混合した後に塗布したモルタル層及びシーリング層により、床面がある時間経過した後でも、水分が溜まってエポキシ樹脂が破損することで床面の亀裂を生じるということはなく、しかも効果的に整地でき、その寿命、耐久性及び耐荷重性を改善するできるため、市場でのニーズに応えることができる。
本考案の土間床コーティング施工法の作業手順図である。 本考案の土間床コーティングの立体図である。
本考案の技術的手段、考案の目的及び達成する効果をより完全にしかも明確に開示するために、以下にて添付の図面を合わせて、詳細な説明を行う。
図1及び図2を参照する。図1は本考案の土間床コーティング施工法の作業手順図であって、図2は本考案の土間床コーティング施工法を用いて施工された土間床コーティングの立体図である。工程101にて、床基礎21に充分に浸透しやすくするともに、床基礎21の全面に確実に染み込むことを目的としており、材料がエポキシ樹脂である下地塗布層22を床基礎21上に塗布する。下地塗布層22の塗布作業が完了した後、しばらくの時間、好ましくは30分間静置しておき、続いて接着層23を床基礎21上に塗布する、つまり工程102であって、接着層23の材料はエポキシ樹脂であり、エポキシ樹脂を撹拌した後、砂などを一切加えることなく床基礎21上に直接塗布する。工程103にて、エポキシ樹脂と珪砂とを混合したモルタル層24を接着層23上に打設するが、そしてエポキシ樹脂と珪砂との混合比は1:10〜1:20であるものの、これは施工床面に応じて混合比を決定することができるうえ、珪砂の細砂量と粗砂量との比率が1:4〜1:5、好ましくは1:5となっている。ここで細砂を使用する意味は粗砂の間の隙間を埋めて、モルタル層24をより隙間なく締め固めるためのものである。材料を充分に混合した後、床面をトロウェル(機械コテ)などで均す、つまり材料をコテで均すことで、エポキシ樹脂と珪砂とを更に締め固めると同時に、床面をより平坦に均す。モルタル層24が硬化時間として好ましくは1日養生されて硬化した後、モルタル層24上に、材料が好ましくは1:4の比率でエポキシ樹脂と石膏粉とを混合したシーリング層25を施工するものであり(工程104)、そしてシーリング層25はモルタル層24上にコテで平坦に均される。工程105にて、材料がエポキシ樹脂である低粘性モルタル層26をシーリング層25上に打設するが、低粘性モルタル層26を打設するに当たっては、シーリング層25が硬化するのに1日静置して後に施工しなければならず、そして低粘性モルタル層26は主にエポキシ樹脂を用いてシーリング層25の粗面を平坦に均すためのものであって、これにより仕上げ面層27を塗布した後に気泡が発生しにくく、完成した面も平坦にすることができる。工程106にて、低粘性モルタル層26が硬化した後、材料がエポキシ樹脂である仕上げ面層27を低粘性モルタル層26上に施工するが、仕上げ面層27を施工する前に軽量の研磨機を用いて、そして研磨ブレードを組み合わせて床面を研磨した後、更に二液混合接着剤で床面における平坦度に影響を及ぼすと見られる凹凸を均して、低粘性モルタル層26の平坦性を確保する。そして仕上げ面層27の施工はコテで全面的に塗布して、完成した面が極力平坦になるように心がける。
要約すると、本考案の実施例では上記エポキシ樹脂と珪砂、エポキシ樹脂と石膏粉とを混合した後に打設・塗布されたモルタル層及びシーリング層により、水分を効果的に遮断して、床面がある時間経過した後でも、水分が溜まってエポキシ樹脂が破損することで床面の亀裂を生じるということはなく、寿命を延ばし、市場でのニーズに応えることができる。
上記実施例は、本考案の原理及びその効果を例示的に説明するのみであって、決して本考案を制限するためのものではない。当業者であれば本考案の技術的思想及び範囲に違えることなく、上記実施例に付加及び変化を施すことはできる。よって、本考案の権利保護範囲は、別紙の実用新案登録請求の範囲に記載されているものによるべきである。
101〜106工程
21床基礎
22下地塗布層
23接着層
24モルタル層
25シーリング層
26低粘性モルタル層
27仕上げ面層

Claims (8)

  1. 床基礎に充分に浸透しやすく、前記床基礎上に塗布される下地塗布層と、
    前記床基礎上に塗布されている接着層と、
    エポキシ樹脂と珪砂とが混合されて、前記接着層上に打設されているモルタル層と、
    エポキシ樹脂と石膏粉とが混合されて、前記モルタル層上に塗布されているシーリング層と、
    前記シーリング層上に打設されている低粘性モルタル層と、
    前記低粘性モルタル層上に塗布されている仕上げ面層と、からなる土間床コーティング。
  2. 前記下地塗布層の材料がエポキシ樹脂である、請求項1記載の土間床コーティング。
  3. 前記接着層の材料がエポキシ樹脂である、請求項1記載の土間床コーティング。
  4. 前記エポキシ樹脂と珪砂との混合比が1:10〜1:20である、請求項1記載の土間床コーティング。
  5. 前記珪砂における細砂量と粗砂量との比率が1:4〜1:5である、請求項1記載の土間床コーティング。
  6. 前記エポキシ樹脂と石膏粉との混合比が1:4である、請求項1記載の土間床コーティング。
  7. 前記低粘性モルタル層の材料がエポキシ樹脂である、請求項1記載の土間床コーティング。
  8. 前記仕上げ面層の材料がエポキシ樹脂である、請求項1記載の土間床コーティング。
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